JP2007094811A - 硬貨類繰出搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】硬貨径や硬貨厚みの差が大きい硬貨などの硬貨類でも、1枚ずつ確実に硬貨類通路機構40へ送り込める硬貨類繰出搬送装置11を提供する。
【解決手段】分離ローラ24と繰出搬送ベルト17の分離ローラ24に対向する繰出搬送面19と繰出搬送ベルト17の繰出搬送面19に対する反対面に臨む可動ローラ27とで第1ゲート部34を構成する。硬貨類通路始端側ローラ41と硬貨類通路始端側ローラ41に対向する繰出搬送ベルト17の繰出搬送面19と硬貨類通路始端側ローラ41に巻回する移送ベルト42部位とで第2ゲート部49を構成する。第1ゲート部34と第2ゲート部49とでそれぞれ硬貨類を厚み方向および径方向に1枚に規制する。硬貨径や硬貨厚みの差が大きい硬貨など硬貨類でも、第1ゲート部34と第2ゲート部49とを通じて1枚ずつ確実に硬貨類通路機構40へ送り込む。
【選択図】図1

Description

本発明は、硬貨類貯留枠に貯留される硬貨類をその底部の繰出搬送ベルトによって繰出搬送するとともに、繰出搬送ベルトに対向する分離ローラを備えたゲート部により硬貨類を厚み方向および径方向に1枚にして繰出搬送する硬貨類繰出搬送装置に関する。
従来、硬貨類繰出搬送装置では、硬貨類貯留枠の底部に配設された繰出搬送ベルトで硬貨類を繰出搬送し、この繰出搬送ベルトに対向する分離ローラを備えたゲート部により硬貨類を1層状態に規制し、硬貨類を厚み方向および径方向に1枚にして繰出搬送している。また、分離ローラの下部であって繰出搬送ベルトの繰出搬送面に対する反対面に押圧接触する板ばねで構成された可動ガイドにより、分離ローラと繰出搬送ベルトの繰出搬送面との間で形成される所定寸法のゲート間隙を保持するとともに、その間に過剰な厚みの硬貨類が進入したときに下方へ移動して硬貨類の噛み込みを防止するようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−245506号公報(第4−5頁、図1−3)
ところが、日本の硬貨のように硬貨径や硬貨厚みにあまり差がない場合は、上述した硬貨類繰出搬送装置でもゲート部に硬貨の噛み込みが発生することなく処理できるが、外国硬貨のように国によっては硬貨径や硬貨厚みが最大の硬貨と最小の硬貨とで2倍近い差がある場合があり、このような硬貨径や硬貨厚みの差が大きい場合には、上述した硬貨類繰出搬送装置ではゲート部で硬貨の噛み込みが発生しやすくなる問題がある。
また、ゲート部で硬貨の噛み込みが発生した場合に繰出搬送ベルトと一緒に可動ガイドが下降することで噛み込みは解消されるにしても、移動する繰出搬送ベルトと移動しない可動ガイドとが接触するので、繰出搬送ベルトが摩耗しやすい。
また、硬貨の噛み込みが解消されて硬貨がゲート部を通過したとしても、硬貨同士は接触状態で後段の硬貨通路へ送られることになり、後段の硬貨通路の移送ベルトヘ送り込む段階で硬貨詰まりを生じやすい。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、硬貨径や硬貨厚みの差が大きい硬貨などの硬貨類でも、ゲート部を通じて1枚ずつ確実に硬貨類通路機構へ送り込める硬貨類繰出搬送装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の硬貨類繰出搬送装置は、硬貨類を貯留する硬貨類貯留枠と、この硬貨類貯留枠の底部に位置し、硬貨類を載せて繰出搬送する繰出搬送面を有する繰出搬送ベルトと、この繰出搬送ベルトの繰出搬送面に対向配置され、繰出搬送ベルトで繰り出される硬貨類を1層状態に規制する分離ローラと、この分離ローラに対する下部位置であって繰出搬送ベルトの繰出搬送面に対する反対面に臨み、分離ローラと繰出搬送ベルトの繰出搬送面との間で形成される所定寸法のゲート間隙を保持するとともにその間に進入する過剰な厚みの硬貨類に応じて下方へ移動可能とする可動ローラと、前記分離ローラと繰出搬送ベルトの分離ローラに対向する繰出搬送面と繰出搬送ベルトの繰出搬送面に対する反対面に臨む可動ローラとで形成されるとともに前記硬貨類貯留枠の硬貨類送出域に形成され、硬貨類を厚み方向および径方向に1枚に規制する第1ゲート部と、この第1ゲート部後流域の分離ローラ近接位置であって繰出搬送ベルトの繰出搬送面に対して硬貨類厚みより小なる位置に周面が臨み進入する硬貨類に応じて上方へ移動可能とし繰出搬送ベルトより高速回転する硬貨類通路始端側ローラ、この硬貨類通路始端側ローラの幅方向中央域に始端域が巻回され繰出搬送ベルトより高速回転する移送ベルト、および繰出搬送ベルトに続けて設けられる硬貨類通路底板を有する硬貨類通路機構と、前記硬貨類通路始端側ローラとこの硬貨類通路始端側ローラに対向する繰出搬送ベルトの繰出搬送面と硬貨類通路始端側ローラに巻回される移送ベルト部位とで形成され、硬貨類を厚み方向および径方向に1枚に規制する第2ゲート部とを具備しているものである。
請求項2記載の硬貨類繰出搬送装置は、請求項1記載の硬貨類繰出搬送装置において、第1ゲート部への過剰な厚みの硬貨類の進入時に下降する可動ローラが第1の支軸を中心に揺動する第1のアームに設けられ、繰出搬送ベルトの第1ゲート部通過域から第2ゲート部に至る域の繰出搬送ベルトの繰出搬送面の側縁上に位置し、硬貨類の搬送幅を狭めて第2ゲート部に硬貨類を送る搬送幅規制部材が設けられ、この搬送幅規制部材が可動ローラの下降に連動して下降するように第1のアームに連動して第2の支軸を中心に揺動する第2のアームに設けられているものである。
請求項3記載の硬貨類繰出搬送装置は、請求項2記載の硬貨類繰出搬送装置において、硬貨類通路機構の硬貨類通路底板の始端域上に第1プーリおよびこの第1プーリと同軸の第2プーリが設けられ、移送ベルトには、繰出搬送ベルトの繰出搬送面に臨む硬貨類通路始端側ローラと硬貨類通路底板上の第1プーリとの間に掛け回される第1の移送ベルト体、および第2プーリに始端が掛け回される第2の移送ベルト体を有し、前記繰出搬送ベルトに続けて設けられる硬貨類通路底板上で搬送幅規制部材に対して反対側の幅方向一側に、第1の移送ベルト体および第2の移送ベルト体との協働により硬貨類周縁を沿わせて移送する通路側板が設けられ、この通路側板には、第1の移送ベルト体に対応する位置に設けられ硬貨類通路底板の始端から搬送方向に向かうに従って繰出搬送ベルトの幅方向内部側に向かう傾斜状誘導部、およびこの傾斜状誘導部に続き第2の移送ベルト体に向かう硬貨類周縁規制部を有するものである。
請求項1記載の硬貨類繰出搬送装置によれば、分離ローラと繰出搬送ベルトの分離ローラに対向する繰出搬送面と繰出搬送ベルトの繰出搬送面に対する反対面に臨む可動ローラとで形成される第1ゲート部と、硬貨類通路始端側ローラとこの硬貨類通路始端側ローラに対向する繰出搬送ベルトの繰出搬送面と硬貨類通路始端側ローラに巻回される移送ベルト部位とで形成される第2ゲート部とにより、それぞれ硬貨類を厚み方向および径方向に1枚に規制するので、硬貨径や硬貨厚みの差が大きい硬貨など硬貨類でも、第1ゲート部と第2ゲート部とを通じて1枚ずつ確実に硬貨類通路機構へ送り込むことができる。さらに、第1ゲート部において、繰出搬送ベルトの繰出搬送面に対する反対面には可動ローラが接触するので、繰出搬送ベルトの繰出搬送面の移動に応じて可動ローラが回転し、接触面積も少なく、両者の摩耗を低減できる。
請求項2記載の硬貨類繰出搬送装置によれば、請求項1記載の硬貨類繰出搬送装置の効果に加えて、繰出搬送ベルトの第1ゲート部通過域から第2ゲート部に至る域の繰出搬送ベルトの繰出搬送面の側縁上に設けた搬送幅規制部材により、硬貨類の搬送幅を狭めて第2ゲート部に硬貨類を送り込むようにしたので、硬貨類を第2ゲート部に1枚ずつ送り込みやすくできる。
請求項3記載の硬貨類繰出搬送装置によれば、請求項2記載の硬貨類繰出搬送装置の効果に加えて、硬貨類通路機構では、第1の移送ベルト体および第2の移送ベルト体によって硬貨類を1枚ずつ確実に硬貨類通路機構内へ送り込むことができるとともに、硬貨類の周縁を通路側板の傾斜状誘導部と硬貨類周縁規制部とに確実に押圧接触させながら搬送でき、その後の硬貨類の後処理を確実にできる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1および図2において、硬貨類繰出搬送装置11は、例えば、硬貨入出金機などの硬貨類処理機に適用され、この硬貨類処理機の投入口に投入される複数枚の硬貨類を受け入れ、受け入れた硬貨類を1枚ずつに分離して後段の硬貨類通路12に繰出搬送する。この硬貨類通路12を通じて、計数部において計数処理したり、硬貨類分類部において分類処理するなどの後処理をする。
硬貨類繰出搬送装置11は、投入される硬貨類を受け入れて貯留する貯留部15を形成する硬貨類貯留枠16を有し、この硬貨類貯留枠16の貯留部15の底部に硬貨類を載せて硬貨類通路12へ繰出搬送する繰出搬送ベルト17が配置されている。
繰出搬送ベルト17による繰出搬送方向Fに対して交差する幅方向における貯留部15の両側の内壁部の間隔は、上部開口域より繰出搬送ベルト17の上面に臨む下部域の方が狭く、その下部域に沿って硬貨類の搬送幅を規定する両側のガイド部18が形成されている。これら両側のガイド部18間の幅寸法つまり硬貨類の搬送幅は、処理対象硬貨類のうち最大径硬貨類の径より大きく、最小径硬貨類の径の2倍より小さく、繰出搬送方向Fに硬貨類が1列になるように形成されている。
繰出搬送ベルト17は、貯留部15の幅より広い幅寸法の無端状の平ベルトによって構成され、貯留部15に臨み硬貨類を載せて繰出搬送する繰出搬送面19を有し、繰出搬送方向Fの上流側のローラ20と下流側のローラ21との間に掛け回され、繰出搬送面19の下流側つまり繰出搬送方向Fへ向けて上昇傾斜するように配置されている。
貯留部15の下部位置であって、繰出搬送ベルト17の繰出搬送面19の下側には、この繰出搬送ベルト17の繰出搬送面19と反対面である下面を支持してガイドするガイド板22が配置されている。
また、貯留部15の繰出搬送方向Fの位置であって、硬貨類貯留枠16の硬貨類送出域に、繰出搬送ベルト17の繰出搬送面19に対向して分離ローラ24が配置されている。この分離ローラ24は、繰出搬送ベルト17の繰出搬送面19の移動方向に対して逆方向に回転駆動され、繰出搬送ベルト17で繰り出される硬貨類を厚み方向に1層に規制するように繰出搬送ベルト17の繰出搬送面19との間に所定寸法のゲート間隙をもって固定位置に配置されている。分離ローラ24の周面には、幅方向の中央域および両側域に硬貨類に接触するローラ部25がそれぞれ形成されている。
分離ローラ24の下部位置であって、繰出搬送ベルト17の繰出搬送面19に対する反対面に臨み、分離ローラ24と繰出搬送ベルト17の繰出搬送面19との間で形成される所定寸法のゲート間隙を保持するとともに、その間に進入する過剰な厚みの硬貨類に応じて下方へ移動可能とする可動ローラ27が配置されている。なお、過剰な厚みの硬貨類とは、特別厚みの厚い硬貨類(偽貨を含む)、2枚重なり硬貨類により過剰な厚みとなる場合を含む。
この可動ローラ27は第1の支軸28を中心に揺動する第1のアーム29の一端側に自由回転可能に軸支されており、この第1のアーム29の他端側にはガイド板22の下面との間にスプリング30が配置され、このスプリング30によって可動ローラ27を繰出搬送ベルト17に当接する方向である上方へ向けて付勢している。この可動ローラ27の上方へ向けた移動は、第1のアーム29がストッパ31に当接することによって規制される。第1のアーム29の一端側には突出部32が形成されている。
第1のアーム29がストッパ31に当接した状態において、可動ローラ27は、繰出搬送ベルト17の繰出搬送面19に対する反対面に接触状態あるいは非接触状態のいずれかの定位置にある。可動ローラ27が非接触状態を定位置とする場合には、繰出搬送ベルト17の繰出搬送面19が硬貨類により押し下げられるときに可動ローラ27が接触するとともに、過剰な厚みの硬貨類の通過時に可動ローラ27が定位置から下方へ押し下げられる。
そして、硬貨類貯留枠16の硬貨類送出域には、分離ローラ24と繰出搬送ベルト17の分離ローラ24に対向する繰出搬送面19と繰出搬送ベルト17の繰出搬送面19に対する反対面に臨む可動ローラ27とで、硬貨類を厚み方向および径方向に1枚に規制する第1ゲート部34が形成されている。
また、繰出搬送ベルト17上の第1ゲート部34の後流域には、硬貨類通路12を形成する硬貨類通路機構40の一部を構成する硬貨類通路始端側ローラ41およびこの硬貨類通路始端側ローラ41の幅方向中央域に始端域が巻回される移送ベルト42が配設されている。
硬貨類通路始端側ローラ41は、支軸43を中心に揺動するアーム44の一端側に回転可能に軸支されており、硬貨類貯留枠16の硬貨類送出域の上方を覆うカバー45とアーム44の他端との間に連結されたスプリング46により繰出搬送ベルト17の繰出搬送面19に接近する方向である下方へ向けて付勢されているとともに、アーム44の一端側が当接するストッパ47により下方への移動が規制されている。そして、アーム44の一端側がストッパ47に当接した位置で、硬貨類通路始端側ローラ41は、繰出搬送ベルト17の繰出搬送面19に対して硬貨類厚みより小なる位置に硬貨類通路始端側ローラ41の周面が臨み、繰出搬送面19との間に進入する硬貨類に応じて上方へ移動可能とする。
そして、硬貨類通路始端側ローラ41とこの硬貨類通路始端側ローラ41に対向する繰出搬送ベルト17の繰出搬送面19と硬貨類通路始端側ローラ41に巻回される移送ベルト42の部位とで、硬貨類を厚み方向および径方向に1枚に規制する第2ゲート部49が形成されている。
また、繰出搬送ベルト17の第1ゲート部34の通過域から第2ゲート部49に至る域において、幅方向一側にはガイド部18に連続して硬貨類周縁を規制する側板部材51が配置され、幅方向他側には繰出搬送ベルト17の繰出搬送面19の側縁上に対向するようにガイド部18より突出して硬貨類の搬送幅を狭めて第2ゲート部49に硬貨類を送る搬送幅規制部材52が配置されている。この搬送幅規制部材52には、第1ゲート部34側から第2ゲート部49側に向かうに従って繰出搬送ベルト17の幅方向中央域に向かう傾斜状誘導部53、およびこの傾斜状誘導部53に続く硬貨類周縁規制部54が形成されている。
この搬送幅規制部材52は、ローラ21の回転軸21aと共用する第2の支軸55を中心に揺動する第2のアーム56に支持されている。この第2のアーム56は、第2の支軸55の周囲に装着されて一端が第2のアーム56に係合されるとともに他端が硬貨類繰出搬送装置11の本体側に係合されるねじりばね57によって第1ゲート部34側である搬送幅規制部材52の始端側が上方へ向かうように付勢されている。第2のアーム56には、第1のアーム29の突出部32に係合する係合部58が形成され、その係合部58が第1のアーム29の突出部32に係合した状態でねじりばね57の付勢による上方への移動が規制されている。第1のアーム29がストッパ31に当接しているときには、そのストッパ31が第2のアーム56のストッパとしても機能する。
そして、可動ローラ27が上昇していて、ストッパ31に当接している第1のアーム29に第2のアーム56の係合部58が係合した状態で、搬送幅規制部材52の下面と繰出搬送ベルト17の繰出搬送面19との間には硬貨類の入り込まない隙間が保持されている。また、分離ローラ24の下側に過剰な厚みの硬貨類が進入して繰出搬送ベルト17とともに可動ローラ27が下降したとき、第1のアーム29の揺動に連動して第2のアーム56が揺動し、搬送幅規制部材52の始端側が下降し、つまり分離ローラ24の下側での繰出搬送ベルト17の下降に追従して搬送幅規制部材52の始端側が下降し、搬送幅規制部材52の下面と繰出搬送ベルト17の繰出搬送面19との間に硬貨類が入り込まない隙間を常に保持する。
また、図2および図3に示すように、硬貨類貯留枠16の他側部側にはモータ61が設置され、このモータ61の駆動軸61aに設けられたプーリ62と、繰出搬送ベルト17のローラ21の回転軸21aに設けられたプーリ63と、分離ローラ24の回転軸24aに設けられたプーリ64と、テンションをかけるためのプーリ65との間に、無端状のベルト66が掛け回されている。そして、モータ61の正回転により、繰出搬送面19が繰出搬送方向Fに移動するように繰出搬送ベルト17が回転し、分離ローラ24が繰出搬送ベルト17の繰出搬送面19の移動方向に対して逆方向に回転する。
また、硬貨類通路機構40は、繰出搬送ベルト17に続けて配置される硬貨類通路底板70を有し、この硬貨類通路底板70の始端域上に第1プーリ71およびこの第1プーリ71と同軸の第2プーリ72が回転自在に配置されている。
移送ベルト42は、繰出搬送ベルト17の繰出搬送面19に臨む硬貨類通路始端側ローラ41と硬貨類通路底板70上の第1プーリ71との間に掛け回される第1の移送ベルト体42a、および第2プーリ72に始端が掛け回される第2の移送ベルト体42bを有し、これら第1の移送ベルト体42aおよび第2の移送ベルト体42bとも無端状の丸ベルトで構成されている。
そして、硬貨類通路機構40の硬貨類通路始端側ローラ41および移送ベルト42などは、繰出搬送ベルト17より高速回転するように図示しないモータによって回転駆動する。
繰出搬送ベルト17に続けて設けられる硬貨類通路底板70上には、硬貨類通路12の両側縁部を構成する通路側板73,74が設けられている。
硬貨類通路底板70上で搬送幅規制部材52に対して反対側の幅方向一側に位置する通路側板73は、第1の移送ベルト体42aおよび第2の移送ベルト体42bとの協働により硬貨類の周縁を沿わせて移送する機能を有する。すなわち、この通路側板73には、第1の移送ベルト体42aに対応する位置に硬貨類通路底板70の始端から搬送方向に向かうに従って繰出搬送ベルト17の幅方向内部側に向かう傾斜状誘導部75が設けられ、この傾斜状誘導部75に続き第2の移送ベルト体42bに向かう硬貨類周縁規制部76が設けられている。
また、図4および図5に示すように、硬貨類通路12は、硬貨類通路底板70、通路側板73,74に続いて設けられる硬貨類通路底板70a、通路側板73a,74aを有し、硬貨類の搬送方向を略直角に方向転換する方向転換部81を備えている。繰出搬送ベルト17に続く方向転換部81より上流側は例えば識別部によって硬貨類を識別する識別通路部である第1の通路部12aとし、下流側は例えば識別結果に応じて種類別に選別する選別通路部である第2の通路部12bとして構成されている。
方向転換部81には、第2の移送ベルト体42bを第1の通路部12aから第2の通路部12bに方向転換させるターンプーリ82が硬貨類通路底板70に対向して略水平に配置されている。このターンプーリ82は支持リンク83の一端に回転可能に軸支しており、この支持リンク83は、第1の通路部12aに沿って配置され、第1の通路部12aの上流側に対応した他端近傍が略水平な支軸84によって上下方向に揺動可能に支持されるとともに、その他端がスプリング85によって上方へ付勢され、つまりターンプーリ82が下方へ向けて付勢されている。ターンプーリ82が下方へ向けた移動は、硬貨類通路底板70に対して硬貨類厚みより小なる位置に第2の移送ベルト体42bの下面部位が臨む位置で、支持リンク83がストッパ86に当接することによって規制される。
支持リンク83の一端にはレバー部87が突設され、このレバー部87にターンプーリ82を介して第2の通路部12bに向かった第2の移送ベルト体42bを上方へ方向転換させるプーリ88が回転可能に軸支されている。プーリ88によって上方へ向かった第2の移送ベルト体42bは硬貨類通路12の上方域を通じて第2プーリ72に戻る。
支持リンク83の一端近傍でターンプーリ82より搬送方向上流側位置には、下方へ向けてアーム部89が突設されているとともに、このアーム部89に第2の移送ベルト体42bの上側部位に当接して回動可能とするガイドローラ90が略水平な軸で軸支されている。
第2の通路部12bには、第2の移送ベルト体42bから硬貨類を受け取って搬送する搬送ベルト91が配設されている。
次に、硬貨類繰出搬送装置11の作用を説明する。
図1および図2において、処理する硬貨類を硬貨類貯留枠16内の貯留部15に投入する。投入した硬貨類は繰出搬送ベルト17の繰出搬送面19上に載り、これら硬貨類のうち硬貨類貯留枠16の両側のガイド部18,18間を通じて繰出搬送面19上に倒れ込んで面接触する硬貨類は繰出搬送方向Fに1列になる。
モータ61の正転により、繰出搬送面19が繰出搬送方向Fへ移動するように繰出搬送ベルト17が回転するとともに、分離ローラ24が繰出搬送ベルト17の繰出搬送面19の移動方向に対して逆方向に回転する。また、硬貨類通路機構40の図示しないモータの正転により、移送ベルト42の第1の移送ベルト体42aおよび第2の移送ベルト体42bなどが繰出搬送ベルト17の周速よりも早い周速で回転する。
繰出搬送ベルト17の繰出搬送面19とともにこの繰出搬送面19に載る硬貨類は繰出搬送方向Fに移動し、繰出搬送面19に面接触する硬貨類のみが分離ローラ24の下を1層状態で通過する。すなわち、繰出搬送面19に面接触する硬貨類の上に重なる硬貨類は逆回転する分離ローラ24との接触によって貯留部15に押し戻し、繰出搬送面19に面接触する硬貨類のみが分離ローラ24の下を1層状態で通過する。
また、過剰な厚みの硬貨類として例えば特別厚みの厚い硬貨類(偽貨を含む)が分離ローラ24の下へ到達した場合には、その特別厚みの厚い硬貨類が分離ローラ24の下方に進入し、繰出搬送ベルト17およびこの繰出搬送ベルト17とともに可動ローラ27をスプリング30の付勢に抗して下方へ押し下げ、特別厚みの厚い硬貨類が噛み込むのを防止して通過させる。
また、過剰な厚みの硬貨類として例えば繰出搬送方向Fの下流側の硬貨類の後端下側に上流側の硬貨類の先端が入り込むように重なり、これら2枚の硬貨類とも繰出搬送ベルト17に接した状態のまま分離ローラ24の下へ到達した場合には、これら2枚重なり硬貨類が分離ローラ24の下方に進入し、繰出搬送ベルト17およびこの繰出搬送ベルト17とともに可動ローラ27をスプリング30の付勢に抗して下方へ押し下げる。これにより、繰出搬送ベルト17に接していた下流側の硬貨類が上流側の硬貨類に載り上がって繰出搬送ベルト17から離反するとともに逆転する分離ローラ24によって貯留部15に押し戻し、繰出搬送面19に面接触する上流側の硬貨類のみが分離ローラ24の下を1層状態で通過する。
この繰出搬送ベルト17が下降するとき、繰出搬送ベルト17の繰出搬送面19に対する反対面には可動ローラ27が接触するので、繰出搬送ベルト17の繰出搬送面19の移動に応じて可動ローラ27が回転し、接触面積も少なく、両者の摩耗を低減できる。
したがって、分離ローラ24と繰出搬送ベルト17の分離ローラ24に対向する繰出搬送面19と繰出搬送ベルト17の繰出搬送面19に対する反対面に臨む可動ローラ27とで形成される第1ゲート部34により、硬貨類を厚み方向および径方向に1枚に規制できる。
また、繰出搬送ベルト17の第1ゲート部34通過域から第2ゲート部49に至る域の繰出搬送ベルト17の繰出搬送面19の側縁上に設けた搬送幅規制部材52により、硬貨類の搬送幅を狭めて第2ゲート部49に硬貨類を送り込む。これにより、硬貨類を第2ゲート部49に1枚ずつ送り込みやすくできる。
この搬送幅規制部材52は、第1ゲート部34の可動ローラ27が上昇していて、ストッパ31に当接している第1のアーム29に第2のアーム56の係合部58が係合した状態で、搬送幅規制部材52の下面と繰出搬送ベルト17の繰出搬送面19との間には硬貨類の入り込まない隙間を保持し、硬貨類を第2ゲート部49に確実に1枚ずつ送り込むことができる。また、分離ローラ24の下側に過剰な厚みの硬貨類が進入して繰出搬送ベルト17とともに可動ローラ27が下降したとき、第1のアーム29の揺動に連動して第2のアーム56が揺動し、搬送幅規制部材52の始端側が下降し、つまり分離ローラ24の下側での繰出搬送ベルト17の下降に追従して搬送幅規制部材52の始端側が下降し、搬送幅規制部材52の下面と繰出搬送ベルト17の繰出搬送面19との間に硬貨類が入り込まない隙間を保持し、硬貨類を第2ゲート部49に確実に1枚ずつ送り込むことができる。
また、搬送幅規制部材52により硬貨類の搬送幅を狭めて第2ゲート部49に送り込む硬貨類は、この硬貨類通路始端側ローラ41をスプリング46の付勢に抗して押し上げながら、硬貨類通路始端側ローラ41の下に進入するとともに移送ベルト42の第1の移送ベルト体42aによって搬送方向に搬送する。このとき、硬貨類通路始端側ローラ41および移送ベルト42の第1の移送ベルト体42aは繰出搬送ベルト17よりも高速回転しているため、硬貨類が繰出搬送方向Fに連続していても、硬貨類を1枚ずつ間隔があくように分離して硬貨類通路12へ送り込むことができる。
したがって、硬貨類通路始端側ローラ41とこの硬貨類通路始端側ローラ41に対向する繰出搬送ベルト17の繰出搬送面19と硬貨類通路始端側ローラ41に巻回される移送ベルト42の部位とで形成される第2ゲート部49により、硬貨類を厚み方向および径方向に1枚に規制できる。
このように、分離ローラ24と繰出搬送ベルト17の分離ローラ24に対向する繰出搬送面19と繰出搬送ベルト17の繰出搬送面19に対する反対面に臨む可動ローラ27とで形成される第1ゲート部34と、硬貨類通路始端側ローラ41とこの硬貨類通路始端側ローラ41に対向する繰出搬送ベルト17の繰出搬送面19と硬貨類通路始端側ローラ41に巻回される移送ベルト42部位とで形成される第2ゲート部49とにより、それぞれ硬貨類を厚み方向および径方向に1枚に規制するので、硬貨径や硬貨厚みの差が大きい硬貨など硬貨類でも、第1ゲート部34と第2ゲート部49とを通じて1枚ずつ確実に硬貨類通路機構40へ送り込むことができる。
また、第2ゲート部49を通過した硬貨類は、繰出搬送ベルト17上から硬貨類通路底板70に乗り移り、移送ベルト42の第1の移送ベルト体42aおよびこの第1の移送ベルト体42aに引き続いて第2の移送ベルト体42bにより硬貨類通路12内を搬送する。
硬貨類通路底板70上で搬送幅規制部材52に対して反対側の幅方向一側に位置する通路側板73により、第1の移送ベルト体42aおよび第2の移送ベルト体42bとの協働で硬貨類の周縁を沿わせて移送する。すなわち、第1の移送ベルト体42aに対応する位置に硬貨類通路底板70の始端から搬送方向に向かうに従って繰出搬送ベルト17の幅方向内部側に向かう通路側板73の傾斜状誘導部75、およびこの傾斜状誘導部75に続き第2の移送ベルト体42bに向かう通路側板73の硬貨類周縁規制部76により、第1の移送ベルト体42aおよび第2の移送ベルト体42bとの協働で硬貨類の周縁を沿わせて移送する。これにより、硬貨類は、幅方向一側の通路側板73の傾斜状誘導部75および硬貨類周縁規制部76に確実に押圧接触させながら搬送でき、その後の硬貨類の後処理を確実にできる。
また、図4および図5に示すように、硬貨類通路12では、硬貨類を第2の移送ベルト体42bで硬貨類通路底板70aに押し付けながら搬送し、方向変換部81においてターンプーリ82で第2の移送ベルト体42bが方向変換されるのに伴って第1の通路部12aから第2の通路部12bに硬貨類の搬送方向を方向変換し、第2の通路部12bにおいて第2の移送ベルト体42bから搬送ベルト91に硬貨類を受け渡し、この硬貨類を搬送ベルト91で硬貨類通路底板70aに押し付けながら搬送する。第2の移送ベルト体42bおよび搬送ベルト91で搬送する硬貨類は、その周縁を幅方向一側の通路側板73aに沿わせながら搬送する。
硬貨類通路底板70aに対して硬貨類厚みより小なる位置に第2の移送ベルト体42bの下面部位が臨むように支持しているため、硬貨類通路底板70aとの間に硬貨類を挟み込んだ第2の移送ベルト体42bの部位は硬貨類の厚みに応じて押し上げられる。第2の移送ベルト体42bで搬送する硬貨類がターンプーリ82に到達する直前に、第2の移送ベルト体42bでガイドローラ90が押し上げられるとともに支持リンク83の一端側がスプリング85の付勢に抗して上昇し、ターンプーリ82が上昇する。これにより、硬貨類がターンプーリ82に当接することなく通過する。
特に、過剰な厚みの硬貨類Cの場合でも、第2の移送ベルト体42bで搬送する過剰な厚みの硬貨類Cがターンプーリ82に到達する直前に、過剰な厚みの硬貨類Cで押し上げられている第2の移送ベルト体42bの部位でガイドローラ90および支持リンク83を介してターンプーリ82を上昇させておくことにより、過剰な厚みの硬貨類Cがターンプーリ82に当接することなく、通過させることができる。
したがって、第2の移送ベルト体42bで搬送する硬貨類がターンプーリ82に到達する直前に、硬貨類の厚みに応じた高さにターンプーリ82を上昇させておくことができ、外国硬貨のように硬貨類の厚みに大きな差があっても対応できる。
なお、前記実施の形態において、可動ローラ27は、繰出搬送ベルト17の繰出搬送面19と同一速度で回転駆動してもよい。
また、硬貨類繰出搬送装置11は、硬貨入出金機、硬貨入金機、硬貨分類機などの硬貨処理機のほか、遊技用のメダルやトークンなどを処理するメダル処理機やトークン処理機にも適用できる。したがって、硬貨類としては、硬貨のほか、遊技用のメダルやトークンなどが含まれる。
本発明の一実施の形態を示す硬貨類繰出搬送装置の側面から視た断面図である。 同上硬貨類繰出搬送装置の一部を切り欠いた平面図である。 同上硬貨類繰出搬送装置の駆動系を示す側面図である。 同上硬貨類繰出搬送装置の硬貨類通路機構の平面図である。 同上硬貨類繰出搬送装置の硬貨類通路機構の側面図である。
符号の説明
11 硬貨類繰出搬送装置
16 硬貨類貯留枠
17 繰出搬送ベルト
19 繰出搬送面
24 分離ローラ
27 可動ローラ
28 第1の支軸
29 第1のアーム
34 第1ゲート部
40 硬貨類通路機構
41 硬貨類通路始端側ローラ
42 移送ベルト
42a 第1の移送ベルト体
42b 第2の移送ベルト体
49 第2ゲート部
52 搬送幅規制部材
55 第2の支軸
56 第2のアーム
70 硬貨類通路底板
71 第1プーリ
72 第2プーリ
73 通路側板
75 傾斜状誘導部
76 硬貨類周縁規制部

Claims (3)

  1. 硬貨類を貯留する硬貨類貯留枠と、
    この硬貨類貯留枠の底部に位置し、硬貨類を載せて繰出搬送する繰出搬送面を有する繰出搬送ベルトと、
    この繰出搬送ベルトの繰出搬送面に対向配置され、繰出搬送ベルトで繰り出される硬貨類を1層状態に規制する分離ローラと、
    この分離ローラに対する下部位置であって繰出搬送ベルトの繰出搬送面に対する反対面に臨み、分離ローラと繰出搬送ベルトの繰出搬送面との間で形成される所定寸法のゲート間隙を保持するとともにその間に進入する過剰な厚みの硬貨類に応じて下方へ移動可能とする可動ローラと、
    前記分離ローラと繰出搬送ベルトの分離ローラに対向する繰出搬送面と繰出搬送ベルトの繰出搬送面に対する反対面に臨む可動ローラとで形成されるとともに前記硬貨類貯留枠の硬貨類送出域に形成され、硬貨類を厚み方向および径方向に1枚に規制する第1ゲート部と、
    この第1ゲート部後流域の分離ローラ近接位置であって繰出搬送ベルトの繰出搬送面に対して硬貨類厚みより小なる位置に周面が臨み進入する硬貨類に応じて上方へ移動可能とし繰出搬送ベルトより高速回転する硬貨類通路始端側ローラ、この硬貨類通路始端側ローラの幅方向中央域に始端域が巻回され繰出搬送ベルトより高速回転する移送ベルト、および繰出搬送ベルトに続けて設けられる硬貨類通路底板を有する硬貨類通路機構と、
    前記硬貨類通路始端側ローラとこの硬貨類通路始端側ローラに対向する繰出搬送ベルトの繰出搬送面と硬貨類通路始端側ローラに巻回される移送ベルト部位とで形成され、硬貨類を厚み方向および径方向に1枚に規制する第2ゲート部と
    を具備していることを特徴とする硬貨類繰出搬送装置。
  2. 第1ゲート部への過剰な厚みの硬貨類の進入時に下降する可動ローラが第1の支軸を中心に揺動する第1のアームに設けられ、
    繰出搬送ベルトの第1ゲート部通過域から第2ゲート部に至る域の繰出搬送ベルトの繰出搬送面の側縁上に位置し、硬貨類の搬送幅を狭めて第2ゲート部に硬貨類を送る搬送幅規制部材が設けられ、
    この搬送幅規制部材が可動ローラの下降に連動して下降するように第1のアームに連動して第2の支軸を中心に揺動する第2のアームに設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の硬貨類繰出搬送装置。
  3. 硬貨類通路機構の硬貨類通路底板の始端域上に第1プーリおよびこの第1プーリと同軸の第2プーリが設けられ、移送ベルトには、繰出搬送ベルトの繰出搬送面に臨む硬貨類通路始端側ローラと硬貨類通路底板上の第1プーリとの間に掛け回される第1の移送ベルト体、および第2プーリに始端が掛け回される第2の移送ベルト体を有し、
    前記繰出搬送ベルトに続けて設けられる硬貨類通路底板上で搬送幅規制部材に対して反対側の幅方向一側に、第1の移送ベルト体および第2の移送ベルト体との協働により硬貨類周縁を沿わせて移送する通路側板が設けられ、この通路側板には、第1の移送ベルト体に対応する位置に設けられ硬貨類通路底板の始端から搬送方向に向かうに従って繰出搬送ベルトの幅方向内部側に向かう傾斜状誘導部、およびこの傾斜状誘導部に続き第2の移送ベルト体に向かう硬貨類周縁規制部を有する
    ことを特徴とする請求項2記載の硬貨類繰出搬送装置。
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