JPWO2009095995A1 - 硬貨繰出装置 - Google Patents
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Abstract
硬貨詰まりを容易に解消できるとともに、硬貨詰まりの原因となった硬貨を容易に排除できる硬貨繰出装置を提供する。搬送ベルト57と分離ローラ65との間で硬貨詰まりが発生した場合、移動手段66により、分離ローラ65を、搬送ベルト57との間隙64が解放される方向に移動させる。分離ローラ65の移動により、硬貨詰まりを容易に解消できるとともに、硬貨詰まりの原因となった硬貨を容易に排除できる。
Description
本発明は、硬貨を1枚ずつ繰り出す硬貨繰出装置に関する。
従来、例えば硬貨入出金機などの硬貨処理機では、硬貨を収納するとともに収納した硬貨を1枚ずつ繰り出すことができる硬貨繰出装置が用いられている。
この硬貨繰出装置は、硬貨を非整列状態で収納する硬貨収納部を有し、この硬貨収納部の底面に硬貨を搬送する搬送ベルトが設けられ、この搬送ベルトの搬送方向の上方に硬貨が1層状態で通過する間隙をあけて分離ローラが対向配置されている。この分離ローラは、搬送ベルトの上面が移動する方向に対して逆転する方向に回転し、搬送ベルトで繰り出す硬貨を1層状態に規制している。
このような構造の硬貨繰出装置では、硬貨の繰出時に、搬送ベルトと分離ローラとの間で硬貨詰まりが発生することがある。この硬貨詰まりの原因としては、複数の硬貨が重なった状態で搬送ベルトと分離ローラとの間に侵入して噛み込んだり、また、処理対象の硬貨よりも大径であったり厚い硬貨であった場合や、あるいは変形硬貨などであった場合など、搬送ベルトと分離ローラとの間を通過できずに噛み込むことがある。
硬貨詰まりが発生した場合、搬送ベルトを搬送方向とは逆転方向に回転させることにより、硬貨詰まりの原因となった硬貨を硬貨収納部内に戻して硬貨詰まりを解消できる場合もあるが、強く噛み込んでいると搬送ベルトを逆転させることができない場合がある。このような場合には、専用の解除治具を搬送ベルトと分離ローラとの間に繰出方向から差し込んで、硬貨詰まりの原因となった硬貨を硬貨収納部内に押し戻し、硬貨詰まりを解消している。
また、搬送ベルトと分離ローラとの間で硬貨詰まりが発生しそうになった場合に、分離ローラに対向する搬送ベルトの部分が下方へ逃げるように構成し、硬貨詰まりを発生しにくくした構造もある(例えば、特許文献1参照。)。しかし、この構造の場合にも、硬貨詰まりの発生を完全に防止できるものではなく、硬貨詰まりが発生した場合には、例えば上述のように専用の解除治具を用いて硬貨詰まりを解消する必要がある。
特開2002−245506号公報(第4頁、図3)
従来の硬貨繰出装置では、搬送ベルトと分離ローラとの間で硬貨詰まりが発生した場合、専用の解除治具を搬送ベルトと分離ローラとの間に繰出方向から差し込んで、硬貨詰まりの原因となった硬貨を硬貨収納部内に押し戻し、硬貨詰まりを解消する必要があり、硬貨詰まりを容易に解消できなかった。
また、硬貨詰まりの原因となった硬貨が大径硬貨、厚い硬貨、変形硬貨など、搬送ベルトと分離ローラとの間を通過できない硬貨であると、硬貨収納部内に戻しただけでは再び硬貨詰まりを発生させてしまうため、硬貨収納部内に収納されている多数の硬貨の中から該当硬貨を探し出して排除する必要があり、手間がかかっていた。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、硬貨詰まりを容易に解消できるとともに、硬貨詰まりの原因となった硬貨を容易に排除できる硬貨繰出装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の硬貨繰出装置は、硬貨繰出装置において、硬貨を搬送する搬送ベルトと、この搬送ベルトに硬貨が1層状態で通過する間隙をあけて対向配置され、前記搬送ベルトで繰り出す硬貨を1層状態に規制する分離ローラと、前記搬送ベルトおよび前記分離ローラの少なくとも一方を、前記搬送ベルトと前記分離ローラとの間隙を解放する方向に移動させる移動手段とを具備しているものである。
請求項2記載の硬貨繰出装置は、請求項1記載の硬貨繰出装置において、前記移動手段は、前記分離ローラを、所定の支点を中心として前記搬送ベルトとの間隙を解放する方向に回転移動させるものである。
請求項3記載の硬貨繰出装置は、請求項1記載の硬貨繰出装置において、前記移動手段は、前記分離ローラを、前記搬送ベルトとの間隙を解放する方向にスライドさせるものである。
請求項4記載の硬貨繰出装置は、請求項1記載の硬貨繰出装置において、前記移動手段は、前記搬送ベルトの少なくとも一部を、所定の支点を中心として前記分離ローラとの間隙を解放する方向に回転移動させるものである。
請求項5記載の硬貨繰出装置は、請求項1記載の硬貨繰出装置において、前記移動手段は、前記搬送ベルトの少なくとも一部を、前記分離ローラとの間隙を解放する方向にスライドさせるものである。
請求項1記載の硬貨繰出装置によれば、移動手段により、搬送ベルトおよび分離ローラの少なくとも一方を、これら搬送ベルトと分離ローラとの間隙が広がる方向に移動させることができるため、硬貨詰まりを容易に解消できるとともに、硬貨詰まりの原因となった硬貨を容易に排除できる。
請求項2記載の硬貨繰出装置によれば、請求項1記載の硬貨繰出装置の効果に加えて、移動手段により、分離ローラを所定の支点を中心として回転移動させて退避させ、硬貨詰まりの解消、および硬貨詰まりの原因となった硬貨の排除が容易にできる。
請求項3記載の硬貨繰出装置によれば、請求項1記載の硬貨繰出装置の効果に加えて、移動手段により、分離ローラをスライドさせて退避させ、硬貨詰まりの解消、および硬貨詰まりの原因となった硬貨の排除が容易にできる。
請求項4記載の硬貨繰出装置によれば、請求項1記載の硬貨繰出装置の効果に加えて、移動手段により、搬送ベルトの少なくとも一部を所定の支点を中心として回転移動させて退避させ、硬貨詰まりの解消、および硬貨詰まりの原因となった硬貨の排除が容易にできる。
請求項5記載の硬貨繰出装置によれば、請求項1記載の硬貨繰出装置の効果に加えて、移動手段により、搬送ベルトの少なくとも一部をスライドさせて退避させ、硬貨詰まりの解消、および硬貨詰まりの原因となった硬貨の排除が容易にできる。
26 硬貨繰出装置としてのスタッカ
57 搬送ベルト
65 分離ローラ
66 移動手段
57 搬送ベルト
65 分離ローラ
66 移動手段
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1ないし図4に第1の実施の形態を示す。
図4に硬貨処理装置11の斜視図を示す。この硬貨処理装置11は、例えば、POSレジスタと電気的に接続され、自動的に硬貨の入金や出金が可能な釣銭自動支払出し機として用いることができる。
硬貨処理装置11の機体12は、前面を開口した枠体13と、この枠体13の前面から引出可能とする本体ユニット14とを備えている。
本体ユニット14の上面には硬貨を投入する硬貨投入口15が形成されている。本体ユニット14の前面右側には機体12内から硬貨が払い出される硬貨払出口16が形成され、本体ユニット14の前面左側には機体12内に受け入れ不可能な硬貨を返却するリジェクト口17が形成されている。
次に、図2および図3に示すように、本体ユニット14は、硬貨投入口15から投入された硬貨(図中に符号Cで示す)を受け入れて1枚ずつ繰り出す繰出部21と、この繰出部21から繰り出された硬貨を本体ユニット14の左側上部で前側から後側へ向けて搬送する入金搬送部22と、この入金搬送部22で搬送する硬貨を識別する識別部23と、この識別部23の識別結果に応じて入金搬送部22で搬送する硬貨を種類別に選別する複数の選別部24と、機体12の前側から後側へ向けて順に配設されていて各選別部24で振り分けられる硬貨を収納するとともに収納した硬貨を本体ユニット14の右側方向に1枚ずつ繰出可能とする硬貨収納部25を有する複数の硬貨繰出装置としてのスタッカ26と、機体12の右側下部に配設されていて硬貨収納部25から繰り出される硬貨を前方の硬貨払出口16へ搬送する出金搬送部27とを備えている。
そして、繰出部21は、水平方向に対して所定角度で傾斜する位置で回転軸を中心に回転する回転円盤30と、この回転円盤30の表面側との間で硬貨を非整列状態に貯留するホッパ31と、回転円盤30の上部側から入金搬送部22に硬貨を1枚ずつ受け渡す受渡円盤32とを備えている。
回転円盤30は、機体12の前面から見て左側が高く、右側が低い傾斜状態とされ、硬貨を入金搬送部22に繰り出す繰出回転方向(図2および図3の反時計回り方向)にモータの駆動で回転する。回転円盤30の表面には、回転円盤30の表面から突出する複数の拾上部材33が円周方向に沿って所定ピッチで配置されている。そして、回転円盤30の繰出回転方向への回転時に、拾上部材33が硬貨を1枚ずつ保持して回転円盤30の上部域に拾い上げるように構成されている。
受渡円盤32は、拾上部材33によって回転円盤30の上部域に拾い上げられた硬貨を1枚ずつ入金搬送部22に受け渡すように構成されている。
次に、入金搬送部22は、本体ユニット14の左側上部で前側から後側へ向けて形成された入金搬送通路36を備えている。この入金搬送通路36は、回転円盤30の表面と面一にあり、回転円盤30の傾斜と同様に、機体12の前面から見て左側が高く、右側が低い傾斜状態に配設されている。
入金搬送通路36に沿って、この入金搬送通路36の始端部と終端部とに配設されたプーリ37により入金搬送ベルト38が配置されている。入金搬送ベルト38は、モータでプーリ37を駆動することにより、入金搬送通路36の始端側から終端側へ向けて硬貨を搬送する搬送方向に回転する。入金搬送通路36の通路面に対向する入金搬送ベルト38の面には、硬貨を1枚ずつ押動搬送する図示しない突起体がベルト長手方向に沿って所定ピッチで突設されている。
入金搬送ベルト38の回転と繰出部21の回転円盤30および受渡円盤32による硬貨の繰り出しとは連動されており、入金搬送ベルト38の隣り合う突起体間に繰出部21から繰り出される硬貨を1枚ずつ受け入れるように構成されている。
また、入金搬送通路36には、識別部23、複数の選別部24が前側から後側へ向けた搬送方向に沿って順に配設されている。
次に、識別部23は、入金搬送通路36を搬送する硬貨の材質、径などを検出し、機体12内に受け入れ可能な硬貨かどうか、受け入れ可能な硬貨の金種などを識別する。
次に、複数の選別部24のうち、入金搬送通路36の搬送方向最上流の選別位置に位置する選別部24は機体12内に受け入れ不可能な硬貨を選別するリジェクト硬貨用の選別部24であり、それより搬送下流側の複数の選別位置の選別部24は機体12内に受入可能な硬貨を選別する種類別の選別部24であり、いずれも同一構造に形成されている。
各選別部24には、入金搬送通路36の通路面に硬貨を選別可能とする選別孔41が形成されているとともに、この選別孔41を開閉するゲート42が配置されている。このゲート42が選別孔41を閉塞した硬貨通過位置で入金搬送通路36内の搬送する硬貨の通過を許容し、ゲート42が選別孔41を開放した硬貨選別位置で入金搬送通路36内を搬送する硬貨を選別孔41に選別する。ゲート42は、図示しないソレノイドやモータなどの電気的駆動手段により強制的に硬貨通過位置と硬貨選別位置とに切り換えられる。
また、リジェクト硬貨用の選別部24で選別された硬貨は、図示しないシュートによってリジェクト口17に導かれる。種類別の各選別部24で選別された硬貨は、各選別部24の下方に対応して配置された各硬貨収納部25に収納される。
次に、図1に示すように、各スタッカ26は、本体ユニット14の入金搬送部22の下側領域に形成されたスタッカ収納部46内に前後方向に並んで配置されている。
各スタッカ26には、上部側に2つの硬貨収納部25を形成した収納枠50が形成され、下部側に各硬貨収納部25から硬貨(図1に符号Cで示す)を1枚ずつ繰り出す繰出機構51が配設されている。
スタッカ26の収納枠50内には、収納枠50の内部を2つに仕切る仕切り部材52が形成され、この仕切り部材52によって硬貨を非整列状態で収納する2つの硬貨収納部25が形成されている。これら各硬貨収納部25の上面には、上方に位置する入金搬送部22の各選別部24で選別された硬貨を受け入れる受入口53が形成されている。
スタッカ26の繰出機構51は、収納枠50の硬貨収納部25の底部に配設された搬送ベルト57を備えている。この搬送ベルト57は、硬貨の搬送方向上流側と下流側の各位置で水平方向に軸支されて回転可能なローラ58,59によって懸架されるとともに、硬貨の搬送方向上流側から下流側すなわち左側の入金搬送部22側から右側の出金搬送部27側に向かうに従って上昇傾斜するように懸架されている。さらに、硬貨に接する搬送ベルト57の上面部位はその下側に配置される図示しないガイドによって支持されている。なお、60は搬送ベルト57の下側部位をガイドするガイドローラである。そして、この搬送ベルト57の上面に硬貨収納部25内の硬貨を支え、図示しないモータで回転駆動するローラ59とともに搬送ベルト57が回転し、硬貨収納部25内の硬貨を出金搬送部27へ向けて搬送する。
搬送ベルト57によって硬貨を搬送する搬送方向の端部には、この搬送ベルト57によって硬貨収納部25内の硬貨を出金搬送部27へ向けて1枚ずつ繰り出す硬貨繰出口62が形成されている。
硬貨繰出口62の付近で搬送ベルト57の上方には、硬貨が1層状態で通過可能とする間隙64をあけて分離ローラ(逆転ローラ)65が対向配置されている。この分離ローラ65は、図示しないモータの駆動力が伝達されて搬送ベルト57による硬貨の搬送方向に対して逆方向に回転し、搬送ベルト57によって繰り出す硬貨を1枚ずつに規制する。
分離ローラ65は、搬送ベルト57との間隙64を所定の間隔に保って搬送ベルト57によって繰り出す硬貨を1枚ずつに規制する規制位置である定位置と、搬送ベルト57との間隙64を解放する退避位置との間で回転移動させる移動手段66によって支持されている。この移動手段66は、スタッカ26の収納枠50に軸67を支点として上下方向に揺動可能に支持された移動部材68を備え、この移動部材68に分離ローラ65が回転可能に支持されている。移動部材68は、規制位置において図示しないロック機構によってロックされ、このロック機構のロックを解除することによって上方の退避位置へ回転移動可能とする。
分離ローラ65より硬貨繰出口62側で搬送ベルト57の上方には、硬貨繰出口62からの硬貨の繰り出しを規制するストッパ機構70が配設されている。このストッパ機構70は、ストッパ71およびこのストッパ71を硬貨繰出口62に上方から進退させるソレノイド72を備え、ストッパ71が硬貨繰出口62内に侵入することで硬貨の繰り出しを規制し、ストッパ71が硬貨繰出口62内から退避することで硬貨の繰り出しを許容する。ソレノイド72は移動部材68に取り付けられ、分離ローラ65と一体に移動する。
硬貨繰出口62には、硬貨の繰出枚数を計数するために、硬貨繰出口62を通過して繰り出される硬貨を検知する硬貨検知手段としてのセンサ74が配設されている。このセンサ74は、搬送ベルト57の上方に配置される上側センサ部75と搬送ベルト57の下側に配置される下側センサ部76との間で、搬送ベルト57の側部域を通じて検知光を投受光し、繰り出される硬貨の通過で検知光が遮光されることによって硬貨の繰り出しを検知する。上側センサ部75は移動部材68に取り付けられ、分離ローラ65と一体に移動する。
次に、図2および図3に示すように、出金搬送部27は、本体ユニット14の前後方向に沿って配設された図示しない出金搬送ベルトを備え、複数の硬貨収納部25の硬貨繰出口62から放出された硬貨を出金搬送ベルト上に載せて前方の硬貨払出口16へ搬送する。
次に、本実施の形態の硬貨処理装置11の作用を説明する。
まず、入金動作について説明する。
硬貨投入口15に投入された硬貨は繰出部21に受け入れる。繰出部21では、入金動作の開始により、回転円盤30および受渡円盤32が回転し、回転円盤30の表面から突出する拾上部材33で硬貨を1枚ずつ拾い上げ、受渡円盤32により入金搬送部22の入金搬送通路36に1枚ずつ繰り出す。
入金搬送部22では、入金搬送ベルト38が回転しており、繰出部21から入金搬送通路36内に1枚ずつ繰り出された硬貨を入金搬送ベルト38の突起体で押しながら搬送する。
入金搬送通路36内を搬送する硬貨を識別部23で識別する。
識別部23での識別の結果、機体12内に受け入れ不可能な硬貨つまりリジェクト硬貨であった場合、入金搬送通路36の搬送方向最上流に位置するリジェクト硬貨用の選別部24で入金搬送通路36から選別してリジェクト口17に返却する。
識別部23で識別の結果、機体12内に受け入れ可能な正常な硬貨であった場合、その硬貨を予め設定されている該当種類の選別部24の位置まで搬送して入金搬送通路36からスタッカ26の硬貨収納部25に選別する。
種類別の選別部24で選別した硬貨は、該当種類の硬貨収納部25の受入口53から硬貨収納部25内に落下し、搬送ベルト57上あるいは既に収納済みの硬貨上に収納する。
そして、識別部23での硬貨の識別が所定時間なければ、硬貨投入口15に投入された硬貨の処理が完了したものと判断し、繰出部21および入金搬送部22の駆動を停止し、入金動作を終了する。
次に、出金動作について説明する。
例えばPOSレジスタからの出金指令の信号により、出金する該当種類の硬貨を収納したスタッカ26の硬貨収納部25において、搬送ベルト57を回転させるとともに分離ローラ65を逆回転させ、搬送ベルト57上の非整列状態の硬貨を1枚ずつ硬貨繰出口62から繰り出す。センサ74の検知に基づいて、該当種類の硬貨の繰出枚数が出金枚数に達したら、ストッパ機構70により硬貨の繰り出しを強制的に停止させる。
硬貨収納部25の硬貨繰出口62から繰り出された硬貨は、出金搬送部27によって硬貨払出口16に払い出す。
そして、図1(a)に示すように、スタッカ26の硬貨収納部25からの硬貨繰出時において、搬送ベルト57と分離ローラ65との間で硬貨詰まりが発生することがある。この硬貨詰まりの原因としては、複数の硬貨が重なった状態で搬送ベルト57と分離ローラ65との間に侵入して噛み込んだり、また、処理対象の硬貨よりも大径であったり厚い硬貨であった場合や、あるいは変形硬貨などであった場合など、搬送ベルト57と分離ローラ65との間を通過できずに噛み込むことがある。
硬貨詰まりを解消するには、移動部材68を規制位置にロックしているロック機構のロックを解除し、図1(b)に示すように、軸67を支点として移動部材68を退避位置へ回転移動させる。
移動部材68を退避位置へ回転移動させる際、分離ローラ65が硬貨詰まりの発生した硬貨収納部25側に対して反対の硬貨繰出口62の方向に移動しつつ、搬送ベルト57との間隙64が次第に広がるため、搬送ベルト57と分離ローラ65との間に硬貨が強く噛み込んでいても、移動部材68とともに分離ローラ65を退避位置へ回転移動させることができ、硬貨の噛み込みを解除できる。
さらに、移動部材68を退避位置へ回転移動させることにより、分離ローラ65とともに硬貨繰出口62の上方に配置されているソレノイド72および上側センサ部75を一体に退避させ、硬貨繰出口62の上方域を大きく開くことができ、硬貨詰まりの原因となった硬貨を硬貨繰出口62側に露出させることができる。
そのため、硬貨繰出口62を通じて硬貨詰まりの原因となった硬貨を排除するなどして、硬貨詰まりを解消できる。
硬貨詰まりを解消したら、図1(a)に示すように、移動部材68を規制位置に回転移動させて戻し、ロック機構によりロックする。
このように、搬送ベルト57と分離ローラ65との間で硬貨詰まりが発生した場合でも、専用の解除治具を用いることなく、移動手段66によって分離ローラ65を移動させることにより、硬貨詰まりを容易に解消できる。
硬貨詰まりの原因となった硬貨が大径硬貨、厚い硬貨、変形硬貨など、搬送ベルトと分離ローラとの間を通過できない詰まり原因硬貨であると、従来のように詰まり原因硬貨を専用の解除治具によって硬貨収納部25内に戻しただけでは、再び硬貨詰まりを発生させてしまうことになり、それを防止するには硬貨収納部25内に収納されている多数の硬貨の中から該当する詰まり原因硬貨を探し出して取り出す必要があり、手間がかかってしまう。それに対して、移動手段66によって分離ローラ65を移動させることにより、詰まり原因硬貨を硬貨繰出口62から容易に特定できるとともに容易に取り除くことができる。
なお、移動手段66は、分離ローラ65を、軸67を中心として搬送ベルト57との間隙64を開放する方向に回転移動させる場合に限らず、図5に示す第2の実施の形態のように、搬送ベルト57との間隙64を開放する方向にスライドさせるようにしてもよい。
この移動手段66は、スタッカ26の収納枠50側に上下方向に沿って設けられた溝部81と、この溝部81に沿って移動可能に係合するスライド軸82を介して上下方向にスライド可能に支持された移動部材83を備え、この移動部材83に分離ローラ65、ソレノイド72および上側センサ部75が一体に取り付けられている。この移動部材83についても、規制位置において図示しないロック機構によってロックされ、このロック機構のロックを解除することによって上方の退避位置へスライド可能とする。
そして、図5(a)に示すように、スタッカ26の硬貨収納部25からの硬貨繰出時において、搬送ベルト57と分離ローラ65との間で発生した硬貨詰まりを解消するには、移動部材83を規制位置にロックしているロック機構のロックを解除し、図5(b)に示すように、スライド軸82が係合する溝部81に沿って移動部材68を上方の退避位置へスライドさせる。
移動部材83を退避位置へスライドさせる際、分離ローラ65は搬送ベルト57との間隙64が広がる方向に移動するため、搬送ベルト57と分離ローラ65との間に硬貨が強く噛み込んでいても、移動部材68とともに分離ローラ65を上方の退避位置へスライドさせることができ、硬貨の噛み込みを解除できる。
さらに、移動部材68を退避位置へスライドさせることにより、分離ローラ65とともに硬貨繰出口62の上方に配置されているソレノイド72および上側センサ部75を一体に退避させ、硬貨繰出口62の上方域を大きく開くことができ、硬貨詰まりの原因となった硬貨を硬貨繰出口62側に露出させることができる。
そのため、硬貨繰出口62を通じて硬貨詰まりの原因となった硬貨を排除するなどして、硬貨詰まりを解消できる。
硬貨詰まりを解消したら、図5(a)に示すように、移動部材68を下方の規制位置にスライドさせて戻し、ロック機構によりロックする。
したがって、この場合にも、分離ローラ65を回転移動させる場合と同様に、硬貨詰まりを容易に解消できる。
また、移動手段66は、分離ローラ65を、搬送ベルト57との間隙64を開放する方向に移動させる場合に限らず、図6に示す第3の実施の形態のように、搬送ベルト57を、分離ローラ65との間隙64を開放する方向に移動させるようにしてもよい。
この移動手段66では、搬送ベルト57の搬送方向端部側であって硬貨繰出口62の下側に位置するローラ59を、所定の軸を支点として回転移動する図示しない移動部材に支持したり、スライドする図示しない支持部材に支持する。これにより、硬貨繰出口62の下側に位置する搬送ベルト57の搬送方向端部側を、分離ローラ65との間隙64を所定の間隔に保って搬送ベルト57によって繰り出す硬貨を1枚ずつに規制する規制位置である定位置と、分離ローラ65との間隙64を解放する下方の退避位置との間で移動させることができる。この移動部材についても、規制位置において図示しないロック機構によってロックされ、このロック機構のロックを解除することによって下方の退避位置へ移動可能とする。
そして、図6(a)に示すように、スタッカ26の硬貨収納部25からの硬貨繰出時において、搬送ベルト57と分離ローラ65との間で発生した硬貨詰まりを解消するには、移動部材を規制位置にロックしているロック機構のロックを解除し、図6(b)に示すように、移動部材を下方の退避位置へ回転またはスライドによって移動させる。
移動部材を退避位置へ移動させる際、搬送ベルト57は分離ローラ65との間隙64が広がる方向に移動するため、搬送ベルト57と分離ローラ65との間に硬貨が強く噛み込んでいても、移動部材とともに搬送ベルト57を下方の退避位置へ移動させることができ、硬貨の噛み込みを解除できる。
さらに、搬送ベルト57を退避位置へ移動させることにより、硬貨繰出口62の下方域を大きく開くことができ、硬貨詰まりの原因となった硬貨を硬貨繰出口62側に露出させることができる。
そのため、硬貨繰出口62から硬貨詰まりの原因となった硬貨を排除するなどして、硬貨詰まりを解消できる。
硬貨詰まりを解消したら、図6(a)に示すように、移動部材を上方の規制位置に移動させて戻し、ロック機構によりロックする。
したがって、この場合にも、分離ローラ65を移動させる場合と同様に、硬貨詰まりを容易に解消できる。
また、移動手段66は、分離ローラ65を移動させて搬送ベルト57との間隙64を解放する形態としては、分離ローラ65を上方に回動させる以外に、横方向などの他の方向に回転させてもよく、さらに、分離ローラ65を上方にスライドさせる以外に、軸方向にスライドさせたり、硬貨繰出側にスライドさせてもよく、さらに、分離ローラ65をスタッカ26に対して上側または硬貨繰出側に取り外せるように構成してもよい。
また、分離ローラ65と搬送ベルト57の両方を、間隙64を解放する方向に移動させるように構成してもよい。
本発明の硬貨繰出装置は、種類別に硬貨を収納して繰り出す硬貨収納部の他に、投入される硬貨を受け入れて繰り出す繰出部など、搬送ベルトと分離ローラとを用いて硬貨を1枚ずつ繰り出す全ての繰出構造に利用される。
Claims (5)
- 硬貨繰出装置において、
硬貨を搬送する搬送ベルトと、
この搬送ベルトに硬貨が1層状態で通過する間隙をあけて対向配置され、前記搬送ベルトで繰り出す硬貨を1層状態に規制する分離ローラと、
前記搬送ベルトおよび前記分離ローラの少なくとも一方を、前記搬送ベルトと前記分離ローラとの間隙を解放する方向に移動させる移動手段と
を具備していることを特徴とする硬貨繰出装置。 - 前記移動手段は、前記分離ローラを、所定の支点を中心として前記搬送ベルトとの間隙を解放する方向に回転移動させる
ことを特徴とする請求項1記載の硬貨繰出装置。 - 前記移動手段は、前記分離ローラを、前記搬送ベルトとの間隙を解放する方向にスライドさせる
ことを特徴とする請求項1記載の硬貨繰出装置。 - 前記移動手段は、前記搬送ベルトの少なくとも一部を、所定の支点を中心として前記分離ローラとの間隙を解放する方向に回転移動させる
ことを特徴とする請求項1記載の硬貨繰出装置。 - 前記移動手段は、前記搬送ベルトの少なくとも一部を、前記分離ローラとの間隙を解放する方向にスライドさせる
ことを特徴とする請求項1記載の硬貨繰出装置。
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