JP2007097988A - 円板状体搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 搬送路を搬送されてきた起立状態の円板状体を、均し用のローラだけで搬送路上に倒す。
【解決手段】 搬送路3に設けたベルトコンベヤにより多数のメダル25を搬送する。重なって搬送されているメダル25を搬送方向とは反対方向に弾く逆転ローラ20が、ベルトコンベヤの上面の上方に、交差して設けられている。ベルトコンベヤ2の走行方向に沿ってベルトコンベヤ2に垂直に側壁24が立設されている。円錐部22が、逆転ローラ20の端部付近に、大径部を外側に位置させて形成され、かつ大径部が側壁24の内面よりも外側に位置する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、硬貨や遊技用メダルなどの円板状体の搬送装置に関し、特に、搬送路の上方に逆転ローラを設けることによって、搬送される円板状体の重合を解消する機構を備えた搬送装置に関する。
上記の重合解消機構を備えた搬送装置の一例が特許文献1に開示されている。特許文献1の搬送装置では、パチンコ島の玉貸し機に投入された硬貨を回収する硬貨搬送装置であって、搬送路を搬送されてきた重合した硬貨を一段に均して通過させるように、搬送路の下流側端部付近において、搬送路の上方に均しローラが配置されている。また、起立状態で搬送されてきた硬貨を搬送路上に倒すために、突起が設けられている。突起は、搬送路の搬送方向の両側にある起立壁のうち、均しローラよりも上流側にある部分に設けられ、搬送路上に進退可能である。突起は、均しローラとの間に硬貨の直径よりも短い距離を置いて配置されたものと、均しローラとの間に硬貨の直径よりも長い距離をおいて配置されたものとがある。
特許第2537123号公報
上記特許文献1の技術では、起立状態の硬貨を倒すために、均しローラとは別個に突起を設けなければならず、構成が複雑になる上に、組立工程も増加する。しかも、この突起が原因となり、突起と突起との間、または突起と起立壁との間に均衡した状態で滞留(いわゆるブリッジ状態)する可能性がある。上述したように、均しローラと突起との距離が、硬貨の直径よりも大きいときには、せっかく倒された硬貨が均しローラに向かって搬送されている間に再び起立する可能性がある。均しローラと突起との距離が、硬貨の直径よりも小さいときでも、均しローラと起立壁との間に硬貨や他の異物がかみこむ可能性がある。
本発明は、ローラのみで起立状態の円板状体を倒すことができる上に、搬送路上で円板状体がブリッジ状態になることを防止し、更に、ローラと起立壁との間に円板状体や異物がかみこむことを防止した搬送装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様による円板状体搬送装置は、搬送路上に載置された多数の円板状体を搬送する。搬送のための具体的手段としてはベルトコンベヤや、チェーンコンベヤや、ローラコンベヤ等を使用することができる。円板状体としては、例えば硬貨や遊技媒体を使用することができる。無端条体上を重なって搬送されている前記円板状体をそれらの搬送方向とは反対方向に弾く方向に回転する逆転ローラが、前記搬送路と交差して設けられている。逆転ローラは、筒状、例えば円筒状や、角筒状に形成することができ、円板状体の搬送方向とほぼ垂直に交差するように設けることが望ましい。前記搬送路の方向に沿って前記搬送路にほぼ垂直に側壁が立設されている。側壁は、搬送路の両側に設けることもできるし、片側のみに設けることもできる。錐台部が、前記逆転ローラの端部付近に設けられている。錐台部は、大部と小部とを間隔をあけて有し、それらの間にある周面が傾斜面とされている。錐台部としては、例えば円錐台部や角錐台部を使用することができる。錐台部は、それの大部を前記逆転ローラから離れた位置に位置させて配置され、かつ前記大部が前記側壁の内面よりも外側に位置し、前記小部が前記側壁の内面よりも内側に位置している。
このように構成すると、側壁に寄りかかって起立状態を維持して搬送されてきた円板状体は、錐台部の傾斜面に接触して、小部側に傾斜している傾斜面によって逆転ローラ側に誘導される。その結果、円板状体は今まで側壁に寄りかかって安定していた姿勢が、逆転ローラ側を向くようになり、不安定となり、搬送路上に倒れる。従って、逆転ローラのみによって起立した円板状体を倒すことができ、逆転ローラとは別個の突起のような部品を設ける必要が無い。しかも、突起のような部品が無いので、この部品と逆転ローラとの間で円板状体のブリッジ現象が生じることも無い。さらに、錐台部の大部が側壁の内面よりも外方に位置しているので、錐台部と側壁との間には隙間が形成されず、円板状体や異物がかみこむことはない。
更に、前記逆転ローラは、前記錐台部の小部よりも内側の少なくとも前記小部の近傍に押し戻し部を形成することができる。この押し戻し部は、起立状態で搬送されてきた前記円板状体を搬送方向と逆の方向に押し戻す。
このように構成すると、錐台部に接触することによって不安定な姿勢とされた円板状体が、錐台部の近傍にある押し戻し部によって搬送方向と逆の方向に押し戻され、確実に倒れる。
押し戻し部としては、前記逆転ローラの周面に形成した切欠部や、逆転ローラの周面に設けられた突起や、偏心させて設けた逆転ローラの周面部とすることもできる。
前記逆転ローラは、逆転ローラの周面から膨出する整流部を有するものとすることができる。この整流部は、円筒形状とされるが、その周面に細い溝や細かな突起を設けてもよい。このように整流部を設けることによって、整流部の外周面のうち搬送路上面に最も接近している部分と搬送路上面との間の間隔よりも大きい厚さに積み重なって搬送されてきた円板状体は、整流部によって、上記間隔以下の厚さに崩されて逆転ローラと搬送路との間を通過する。即ち、逆転ローラを通過する円板状体の量が均一化される。
前記逆転ローラの少なくとも一部は、複数枚の板状体を重ね合わせて形成することができる。このように構成することによって、様々な幅の搬送路に対しても容易に対応することができる。
前記逆転ローラは、前記搬送路上に、上下位置調整可能に固定することもできる。このように構成することによって、逆転ローラと搬送路との間を通過していく円板状体の量を、容易に調整することができる。
以上のように、本発明によれば、ローラのみで起立状態の円板状体を倒すことができるので、搬送装置の構成を簡略化することができ、しかも組み立ても容易になる。さらに、搬送路上で円板状体がブリッジ状態になることも防止できるし、ローラと起立壁との間に円板状体や異物がかみこむことも、防止できる。
本発明の第1の実施形態の円板状体搬送装置として、遊技媒体、例えばメダルを搬送するメダル搬送装置1を図1及び図2(a)、(b)に示す。パチンコ店では、スロットマシンでの遊技にコイン形状のメダルが使用される。複数台のスロットマシンが1列に並べられて、1つの島が構成されている。各スロットマシンから排出されたメダルは、島下部に設けられた回収装置で回収され、島端に搬送される。回収されたメダルは、洗浄され、島上部に揚送される。揚送されたメダルは、島上部の補給装置により、再度各スロットマシンに補給される。また、1対の島間に島間搬送装置を掛け渡し、全体のメダル保有量が多い島から少ない島へ、メダルが搬送される。
メダル搬送装置1は、これら回収装置、補給装置及び島間搬送装置でメダル搬送手段として使用される。
メダル搬送装置1は、無端条体走行装置、例えばベルトコンベヤ2を備えた搬送路3と、ベルトコンベヤ2の駆動手段、例えばモータ4と、ベルトコンベヤ2のベルトを張設するためのプーリ5乃至11と、搬送路3内を搬送されるメダルの量を均す均し手段12と、搬送路3にメダルを供給するシュート13とからなる。
搬送路3は、図2(b)に示すように縦断面形状がH型である搬送樋14を有し、この搬送樋14の水平面15上にベルトコンベヤ2が載置されている。即ち、ベルトコンベヤ2は水平に配置されている。搬送樋14に通されたベルトコンベヤ2のベルトは、図1に示すように、間隔をおいてほぼ同一水平面に配置されたプーリ5と11との間に掛け渡され、それらの間にプーリ6、7、8、9、10が配置されている。プーリ5は、モータ4によって直接に回転駆動される駆動プーリである。プーリ8は、図1の左方向に矢印で示すように付勢されるか、若しくはベルトコンベヤ2のベルトに適度なテンションを付与できる位置に調整され、固定可能な機構が付設されている。
均し手段12への回転駆動力は、プーリ9からタイミングベルト16を介して与えられる。
メダル搬送装置1は、主要機構を例示的に示したもので、実際には、回収装置に適用される場合には、搬送路3の上流側を延長し、シュート13を複数設け、さらに搬送路3の下流側を延長し、メダルの回収タンクやリフト等に接続する。補給装置に適用される場合には、搬送路3の下流側にメダルの分岐排出手段を複数設ける。
均し手段12は、ベルトコンベヤ2上を搬送されるメダルのうち、起立姿勢で搬送されるメダルや、規定の高さ以上に積み重なって搬送されているメダルを、搬送方向とは逆方向に弾くための逆転ローラ20を有している。逆転ローラ20は、図2(a)、(b)に示すように、筒状、例えば円筒形のローラ本体部21を有している。ローラ本体部21は、図2(b)に示すように、ベルトコンベヤ2のベルトの上方に、その走行方向にほぼ垂直に配置され、その中心軸の回りに回転自在である。ローラ本体部21の下端とベルトコンベヤ2のベルトとの間には、少なくとも1枚のメダル25がその主面をベルト上に接触させた状態で通過可能な隙間が設けられている。ローラ本体部21の両端部に、1対の錐台、例えば円錐台部22が形成されている。さらに、この円錐台部22の外側に1対の円板状のローラ端部23が形成されている。円錐台部22の小部、例えば小径部は、ローラ本体部21の直径と同じ寸法とされ、この小径部の面がローラ本体部21の端面に一体に接続されている。円錐台部22の大部、例えば大径部は、ローラ端部23の径と同じ寸法とされ、台形の面がローラ端部23の端面に一体に接続されている。従って、円錐台部22の周面が、大径部から小径部側に向かって傾斜している傾斜面とされている。
ローラ本体部21、円錐台部22、ローラ端部23は、それぞれ別部品として製作することも可能であるし、これらのうち2つまたは3つ全てを一体のローラとして製作することも可能である。
逆転ローラ20は、円錐台部22の傾斜面の中途が、搬送樋14の両側壁24(これは、搬送樋14の水平面15と垂直な垂直壁であり、ベルトコンベヤ2の走行方向に沿ってベルトコンベヤ2の両側に配置されている。)の内側面と交差するように、長さと位置が調整されている。
搬送樋14を搬送されるメダル25は、図2(a)に示すように、搬送樋14の側壁24に寄りかかって起立した状態で搬送されることがある。この起立状態のメダル25は、側壁24の内面に沿って転動しながら搬送されるが、側壁24の内面の搬送方向には、逆転ローラ20の円錐台部22の傾斜面が臨んでいるので、メダル25は円錐台部22の傾斜面に当接し、メダル25の搬送方向先端は、円錐台部22の傾斜面に誘導されて、図2(a)に破線で示すように、メダル25の主面がベルトコンベヤ2の搬送方向に対し傾斜した状態となり、安定を失い転倒する。転倒したメダル25は、ローラ本体部21とベルトコンベヤ2のベルトとの間の隙間を通過していく。また、円錐台部22の傾斜面が側壁24の内面と交差しているので、側壁24と逆転ローラ20との間にメダル25や異物が噛み込むことが無い。更に、ベルトコンベヤ2上を積み重なって搬送されてきたメダル25は、ローラ本体部21に当接し、ベルトコンベヤ2の走行方向と反対方向に弾かれ、均されて、ローラ本体部21とベルトコンベヤ2との間の隙間を通過していく。即ち、1台の均し手段12によって、重なり合ったメダル25の均しと起立状態のメダル25を転倒させることとが行える。
図3(a)、(b)に本発明の第2の実施形態のメダル搬送装置1aを示す。このメダル搬送装置1aでは、ローラ本体部21の周面に、ローラ本体部21の長さ方向に沿って一端部から他端部まで平面の切欠部26を形成し、その縦断面形状がD字状の押し戻し部とした以外は、第1の実施の形態と同様の構成である。同一構成部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
このように切欠部26を設けたことにより、円錐台部22の傾斜面により搬送樋14の中央方向に方向転換されたメダル25の先端は、ローラ本体部21に当接し、切欠部26によりベルトコンベヤ2の走行方向と反対方向に押し戻され、メダル25の安定性が妨害され、メダル25は確実に転倒する。
この効果は、ローラ本体部21をD字状に形成した場合だけでなく、図4(a)に示すようにローラ本体部21の周面に間隔をおいて突起27を設けて、押し戻し部としたり、図4(b)に示すように、ローラ本体部をその回転軸部30と偏心させて、偏心ローラ28とし、その周辺部を押し戻し部としたりすることもできる。即ち、ローラ本体部21の回転軸部30に対して垂直に切断した形状が回転軸30から見て非真円の形状とすればよい。なお、円錐台部22との協働により起立メダル25を転倒させることを目的するので、これら押し戻し部は、円錐台部22の小径部に連続する一部のみに形成しても良い。
図5に第3の実施形態のメダル搬送装置1bに示す。このメダル搬送装置1bは、ローラ本体部21に1つ以上の整流部29を形成した以外、第2の実施形態のメダル搬送装置1aと同様に構成されている。同一部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
均し手段12は、起立状態のメダル25を排除し、メダル詰まりを防止すると共に、上述したようにメダル25の搬送量を所定量以下に調整する。しかし、第2の実施形態のメダル搬送装置1aのように、切欠部26、突起27及び偏心ローラ28を設けた場合、ローラ本体部21の下端部とベルトコンベヤ2のベルトとの距離は、逆転ローラ20の回転位置により変化し、逆転ローラ20の下部を通過するメダルの量も変動する。
これを防止するために、整流部29が設けられている。このメダル搬送装置1bでは、2つの整流部29が、ローラ本体部21の長さ方向に間隔をおいてローラ本体部21に一体に形成されている。整流部29は、端部23と同一径の円板状に形成されている。整流部29間の間隔及び整流部29と円錐台部22との間隔は、メダル25の直径よりも小さく設定されている。この実施形態では、整流部29の下端とベルトコンベヤ2のベルトの上面との距離は、メダル25の厚みの2倍より大きく、3倍より小さい距離とされ、3枚以上の積み重なって搬送されているメダル25が弾かれる。
図6及び図7に第4の実施形態のメダル搬送装置1cを示す。このメダル搬送装置1cは、ローラ本体部21に、切欠部26と3つの整流部29を設けたものである。
均し手段12は、逆転ローラ20を有し、その中心に結合された回転軸部30を回転自在に支承する側壁部31も有している。
側壁部31は、図7に示すように搬送樋14の側壁24、24の中途に設けた凹所に取り付けられたとき、側壁24と共に搬送樋14の側壁を構成し、かつ回転軸部30の軸受けとしても機能する。側壁部31は、板状の主壁部32aと、この主壁部32の上部から主壁部32と垂直に外方に伸びた水平部32bと、水平部32bの先端から下方に水平部32bに対し垂直に伸びた折返し部32cとからなる。折返し部32cには、回転軸部30の軸受け34が取り付けられている。この軸受け34に対応する主壁部32aの位置には、逆転ローラ20aのローラ端部23が通過可能な円形開口35が形成されている。また、主壁部32aの下部には、均し手段12を搬送樋14に取り付けるためのボルト孔36が形成されている。
回転軸部30は、逆転ローラ20が嵌挿される縦断面形状が六角形の軸本体38を有し、その両端には、1対の円筒型の受け軸39が嵌合されている。これら受け軸39は、軸受け34に軸支されている。一方の受け軸39にプーリ40が固着され、これと図1に示したプーリ9との間にタイミングベルト16が張架されている。
逆転ローラ20では、円錐台部22とローラ端部23とが一体に樹脂成形されている。整流部29は、円錐台部22とローラ端部23との厚みを併せた程度の厚みを有し、かつローラ端部23とほぼ同じ径を有する樹脂製のローラである。ローラ本体部21は、厚みが整流部29の半分程度の金属製円板41をDカットしたものを複数枚重ねて構成されている。なお、金属製円板41に代えて合成樹脂製の円板を使用することも可能である
円錐台部22とローラ端部23とを一体成形したローラ、整流部29であるローラと、金属製円板41の中心には、図7に示すように、軸本体38に嵌合する六角孔が形成されている。
逆転ローラ20では、その両端に、円錐台部22とローラ端部23とを一体成形した1対のローラが、円錐台部22が内側となるように配置されている。これら1対の円錐台部22の間に、3つの整流部29がほぼ等間隔に配置し、円錐台部22と整流部29との間、整流部29同士の間に、金属製円板41を複数枚、例えば4枚ずつ重ねて配置されている。
1対のローラ端部23間の距離、即ち逆転ローラ20aの長さは、搬送樋14の幅よりも若干長く形成され、しかも、円錐台部22の傾斜面の中途が主壁部32aの内面と交差するように調整されている。整流部29の数は、円錐台部22と整流部29との間隔と、整流部29同士の間隔とは、メダル25の径よりも小さくなるように決定されている。
逆転ローラ20に挿通した回転軸部30を、側壁部31に取り付けて完成された均し手段12は、図7に示すように、搬送樋14の側壁24の凹所に取り付けられる。このとき、逆転ローラ20の整流部29の下端とベルトコンベヤ2のベルトの上面との距離を調整可能とするために、均し手段12の固定位置を上下動させることができる。そのため、搬送樋14の側壁24の凹所の下部には、搬送樋14の長さ方向に沿って脚部42が設けられており、これには、上下方向に沿う長孔43が搬送樋14の長さ方向に間隔をおいて形成されている。この間隔は、主壁部32aのボルト孔36間の間隔に一致している。ボルト孔36と長孔43とにボルト44を挿通して、ボルト44を締め付けることによって、均し手段12が搬送樋14に対し適度な高さとなる。例えば、重なって搬送されるメダルの重なりを除去する場合には、逆転ローラ20aの下端(整流部29の下端)とベルトコンベヤ2のベルトの上面との距離が、メダル25の1枚の厚みよりも大きく、メダル2枚の厚みよりも小さに距離となるように調整される。
上記の各実施形態では、逆転ローラ20にローラ端部23を設けたが、ローラ端部23を除去し、円錐台部22を逆転ローラ20の端部とすることもできる。また、錐台部として円錐台部22を使用したが、角錐台部を使用することもできる。また、均し手段12は、ベルトコンベヤ2を駆動するモータ4によって駆動するように構成したが、均し手段専用の駆動手段を設けることもできる。また、プーリ40にワンウエイクラッチを設けることもできる。もしメダル25が逆転ローラとベルトの上面との間に詰まった場合、ベルトコンベヤ2を逆転させて詰まりを解消しようとすると、ワンウエイクラッチを設けていないと、逆転ローラが正転して詰まりの解消を阻害する。そこで、ワンウエイクラッチを設けて、逆転ローラが正転することを防止する。上記の各実施の形態では、円板状体として遊技用メダルを使用したが、これに限ったものではなく、例えば硬貨を円板状体として使用することもできる。
本発明の第1の実施形態のメダル搬送装置の側面図である。 図1のメダル搬送装置の均し手段の平面図及び縦断側面図である。 本発明の第2の実施形態のメダル搬送装置の均し手段の平面図及びこの均し手段の逆転ローラの縦断側面図である。 図3の逆転ローラの変形例の縦断側面図である。 本発明の第3の実施形態のメダル搬送装置の均し手段の縦断縦断側面図である。 本発明の第4の実施形態のメダル搬送装置の均し手段の縦断側面図である。 図6の均し手段の組立図である。
符号の説明
1 1a 1b、1c メダル搬送装置(円板状体搬送装置)
2 ベルトコンベヤ(無端条体搬送装置)
3 搬送路
20 逆転ローラ
22 円錐台部(錐台部)
24 側壁
25 メダル(円板状体)
26 27 28 押し戻し部
29 整流部
41 板状体

Claims (8)

  1. 搬送路上に載置された多数の円板状体を搬送する円板状体搬送装置であって、搬送路上を重なって搬送されている前記円板状体をそれらの搬送方向とは反対方向に弾く方向に回転する逆転ローラを前記搬送路と交差して設けたものにおいて、
    前記搬送路の方向に沿って前記搬送路にほぼ垂直に側壁が立設され、
    大部と小部とを間隔をあけて有し、それらの間にある周面が傾斜面とされた錐台部が、前記逆転ローラの端部付近に、前記大部を前記逆転ローラから離れた位置に位置させて形成され、かつ前記大部が前記側壁の内面よりも外側に位置し、前記小部が前記側壁の内面よりも内側に位置する
    円板状体搬送装置。
  2. 請求項1記載の円板状体搬送装置において、前記逆転ローラは、前記錐台部の小部よりも内側の少なくとも前記小部の近傍に形成され、起立状態で搬送される前記円板状体を搬送方向と逆の方向に押し戻す押し戻し部を、有する円板状体搬送装置。
  3. 請求項2記載の円板状体搬送装置において、前記押し戻し部は、前期逆転ローラの周面に形成された切欠部である円板状体搬送装置。
  4. 請求項2記載の円板状体搬送装置において、前記押し戻し部は、前記逆転ローラの周面に形成された突起である円板状体搬送装置。
  5. 請求項2記載の円板状体搬送装置において、前記押し戻し部が、偏心させた前記逆転ローラの周面部である円板状体搬送装置。
  6. 請求項1または5記載の円板状体搬送装置において、前記逆転ローラは、前記逆転ローラの周面から膨出する整流部を有し、この整流部は、実質円筒形状とされる円板状体搬送装置。
  7. 請求項1乃至6いずれか記載の円板状体搬送装置において、前記逆転ローラの少なくとも一部は、複数枚の板状体を重ね合わせて形成されている円板状体搬送装置。
  8. 請求項1乃至6いずれか記載の円板状体搬送装置において、前記逆転ローラは、前記搬送路上に、上下位置調整可能に固定されている円板状体搬送装置。
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