JP7198673B2 - 円板状媒体繰出装置 - Google Patents

円板状媒体繰出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7198673B2
JP7198673B2 JP2019003712A JP2019003712A JP7198673B2 JP 7198673 B2 JP7198673 B2 JP 7198673B2 JP 2019003712 A JP2019003712 A JP 2019003712A JP 2019003712 A JP2019003712 A JP 2019003712A JP 7198673 B2 JP7198673 B2 JP 7198673B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side wall
groove
coin
shaped medium
coins
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019003712A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020113068A (ja
Inventor
弘次 佐竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Glory Ltd
Original Assignee
Glory Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Glory Ltd filed Critical Glory Ltd
Priority to JP2019003712A priority Critical patent/JP7198673B2/ja
Publication of JP2020113068A publication Critical patent/JP2020113068A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7198673B2 publication Critical patent/JP7198673B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Description

本発明は、円板状媒体を繰り出す円板状媒体繰出装置に関する。
従来、収納部に円板状媒体として硬貨を収納し、繰出部によって収納部内の硬貨を繰り出す繰出装置がある。繰出部では、収納部内の硬貨を収納部の外方へ搬送する搬送ベルトと、この搬送ベルトの上方に設けられるとともに搬送ベルトの搬送方向に対して逆方向に回転する逆転ローラとにより、硬貨を例えば1枚ずつ繰り出している。逆転ローラの外周面には溝部が設けられている。
特許第5512375号公報
しかしながら、逆転ローラの外周面に溝部が設けられているため、収納部の側壁と逆転ローラの溝部との間に硬貨が挟み込まれると、その硬貨が繰り出されない繰出不良が発生することがある。
本発明は、円板状媒体の繰出不良を低減できる円板状媒体繰出装置を提供することを目的とする。
本発明の円板状媒体繰出装置は、側壁を有し、円板状媒体を収納する収納部と、この収納部から前記円板状媒体を繰り出す繰出部と、を備える円板状媒体繰出装置において、前記繰出部は、前記収納部内の前記円板状媒体を前記収納部の外方へ搬送する搬送ベルトと、外周面に溝部を有するとともに、前記溝部は両側の溝側面および前記外周面に開口する両側の溝開口縁を有し、前記側壁の内側で前記搬送ベルトの上方に設けられるとともに、前記搬送ベルトの搬送方向に対して逆方向に回転する逆転ローラと、を備え、前記溝部の両側の前記溝側面のうちの前記側壁から離れた側の前記溝側面の少なくとも前記溝開口縁側に連続する一部は、前記逆転ローラの前記外周面に向けて軸方向に傾斜状に設けられ、かつ、前記側壁と前記溝部の両側の前記溝開口縁のうちの前記側壁から離れた側の前記溝開口縁との間の距離は、前記収納部に収納される前記円板状媒体の直径よりも大きいものである。
また、本発明の円板状媒体繰出装置は、側壁を有し、円板状媒体を収納する収納部と、この収納部から前記円板状媒体を繰り出す繰出部と、を備える円板状媒体繰出装置において、前記繰出部は、前記収納部内の前記円板状媒体を前記収納部の外方へ搬送する搬送ベルトと、外周面に溝部を有するとともに、前記溝部は両側の溝側面および前記外周面に開口する両側の溝開口縁を有し、前記側壁の内側で前記搬送ベルトの上方に設けられるとともに、前記搬送ベルトの搬送方向に対して逆方向に回転する逆転ローラと、を備え、前記溝部の両側の前記溝側面のうちの前記側壁から離れた側の前記溝側面の少なくとも前記溝開口縁側に連続する一部は、前記逆転ローラの前記外周面に向けて軸方向に湾曲状に設けられ、かつ、前記側壁と前記溝部の両側の前記溝開口縁のうちの前記側壁から離れた側の前記溝開口縁との間の距離は、前記収納部に収納される前記円板状媒体の直径よりも大きいものである。
記側壁の少なくとも一部は、前記逆転ローラの外周面よりも摩擦係数が高いものである。
前記側壁の少なくとも一部は、複数の凹部を有するものである。
本発明によれば、円板状媒体の繰出不良を低減できる。
本発明の第1の実施の形態を示す貨幣処理システムの貨幣処理機およびPOSレジスタの斜視図である。 同上貨幣処理機の内部構造を示す平面図である。 同上貨幣処理機の硬貨繰出装置の平面図である。 同上硬貨繰出装置の断面図である。 同上逆転ローラの平面図である。 同上硬貨繰出装置の逆転ローラおよびガイド部材の斜視図である。 本発明の第2の実施の形態を示す逆転ローラの平面図である。 本発明の第3の実施の形態を示す逆転ローラの平面図である。 本発明の第4の実施の形態を示す逆転ローラの平面図である。 本発明の第5の実施の形態を示す逆転ローラの平面図である。 本発明の第6の実施の形態を示す逆転ローラの平面図である。 本発明の第7の実施の形態を示し、貨幣処理機の内部構造を示す平面図である。 本発明の第8の実施の形態を示すものであって、伝達機構の例を(a)(b)(c)に示す断面図である。
以下、本発明の第1の実施の形態を、図1ないし図6を参照して説明する。
図1に貨幣処理システム10を示す。貨幣処理システム10は、例えばPOSレジスタ等の金銭登録機11と、貨幣の処理を行う貨幣処理機12とを通信可能に接続して構成されている。貨幣処理システム10は、例えばコンビニエンスストアやスーパーマーケット等の精算場所に設置されており、顧客が購入する商品の精算時に、店員が金銭登録機11によって顧客が購入する商品の情報を入力するとともに顧客から受け取った商品の代金である貨幣を貨幣処理機12に入金したり、釣銭を貨幣処理機12から出金して顧客に返却したりする。また、金銭登録機11により、顧客が購入する商品に係る情報や貨幣処理機12に収納されている貨幣に係る情報等の管理が行われる。
貨幣処理機12は、円板状媒体である硬貨を処理する硬貨処理機(硬貨入出金機)である。貨幣処理機12は、前面を開口した筐体15、およびこの筐体15の前面から引出可能な本体ユニット16を備えている。本体ユニット16の前部上面には、硬貨を筐体15の内部へ投入する投入部17、操作用や設定用のボタン等を有する操作部18、および操作や設定に関する情報を表示する表示部19が設けられている。本体ユニット16の前面には、硬貨を受け入れる出金トレイ20、およびこの出金トレイ20に硬貨を放出する出金口21が設けられている。
なお、貨幣処理機12は、硬貨処理機の他に、紙幣を処理する図示しない紙幣処理機を備え、この紙幣処理機も金銭登録機11と通信可能に接続して構成されている。
次に、図2に貨幣処理機12の内部構造を示す。
貨幣処理機12は、投入部17に投入される硬貨を受け入れて1枚ずつ繰り出す繰出機構24と、この繰出機構24によって繰り出された硬貨を搬送する搬送部25と、この搬送部25から硬貨を受け入れて収納するとともに収納した硬貨を繰り出す円板状媒体繰出装置である硬貨繰出装置26と、この硬貨繰出装置26によって繰り出される硬貨を筐体15外である出金トレイ20に投出する投出部27等を備えている。
繰出機構24は、投入部17の下方に配置される受入枠31、この受入枠31の底面を構成する搬送ベルト32、およびこの搬送ベルト32の上方に硬貨が厚み方向に1枚のみ通過可能とする間隔をあけて配置される逆転ローラ33を備えている。そして、繰出機構24では、投入部17に投入された硬貨を受入枠31内の搬送ベルト32上に受け入れ、搬送方向(図2左方向)に向けて回転する搬送ベルト32とこの搬送ベルト32の搬送方向に対して逆方向に回転する逆転ローラ33とにより、硬貨を1枚ずつに分離して搬送部25に繰り出す。
また、搬送部25は、繰出機構24から繰り出される硬貨を受け入れる搬送路36、この搬送路36に沿って硬貨を搬送する搬送機構37を備えている。
搬送路36は、識別搬送路部38、中間搬送路部39、および分岐搬送路部40を有している。識別搬送路部38には、搬送機構37によって搬送される硬貨の金種、真偽、正損等を識別する識別部41が配設されている。また、中間搬送路部39の始端側には、識別部41で偽貨と識別されたり識別不能の硬貨をリジェクト硬貨として分岐するリジェクト部42が設けられている。リジェクト部42で分岐されたリジェクト硬貨は、投出部27によって出金トレイ20に投出される。また、分岐搬送路部40は、本体ユニット16の前後方向に沿って前部側から後部側へ向けて配設されている。分岐搬送路部40には、搬送路面に設けられた複数の分岐孔43、およびこれら各分岐孔43を開閉する複数の分岐部材44を有している。各分岐孔43の搬送方向の上流側には、搬送機構37によって搬送される硬貨を検知するセンサ45が設けられている。そして、分岐搬送路部40では、識別部41での識別結果およびセンサ45での検知に基づいて、分岐対象の硬貨が搬送されてくると、分岐部材44が開放移動し、分岐対象の硬貨を分岐孔43から分岐し、また、分岐対象外の硬貨が搬送されてくると、分岐部材44は閉鎖状態を維持し、分岐対象外の硬貨を通過させる。
搬送機構37は、無端状のベルト46、およびこのベルト46を回転可能に掛け回す複数のプーリ47を有している。ベルト46は、搬送路36の搬送路面との間に硬貨が厚み方向に1枚入る間隔をあけ、搬送路36の識別搬送路部38、中間搬送路部39および分岐搬送路部40の順に移動するように張設されているとともに、いずれかのプーリ47がモータ等によって駆動されて回転される。ベルト46の下面には、図示しない複数の突起部がベルト長手方向に等間隔毎に突設されている。そして、搬送機構37は、繰出機構24によって1枚ずつ繰り出される硬貨をベルト46の長手方向に隣接する突起部間に受け入れ、突起部で硬貨を押動しながら搬送路36に沿って搬送する。
また、硬貨繰出装置26は、硬貨を収納する収納部50、およびこの収納部50から硬貨を繰り出す繰出部51(図3および図4に示す)を備えている。収納部50は、硬貨を種類別(例えば金種別)に区画して収納するために複数の収納部50によって構成されている。複数の収納部50は、分岐搬送路部40の各分岐孔43の下方位置で本体ユニット16の前後方向に並列に配置され、各分岐孔43から分岐される硬貨を受け入れて収納する。
また、投出部27は、本体ユニット16の右側部に前後方向に沿って配設された投出ベルト54を有している。そして、投出部27は、硬貨繰出装置26から繰り出される硬貨、あるいはリジェクト部42で分岐されるリジェクト硬貨を投出ベルト54上に受け入れて前方へ搬送するとともに出金口21から出金トレイ20に投出する。
次に、図3に硬貨繰出装置26の平面図、図4に硬貨繰出装置26の断面図を示す。
硬貨繰出装置26は、複数の硬貨を非整列状態に収納する複数の収納部50、および各収納部50から硬貨を1枚ずつ繰り出す繰出部51を備えている。
収納部50は、上下方向および硬貨の繰出方向(図3および図4の右方向)に向けて開口する収納枠60、およびこの収納枠60の上面を覆う上面部61を有している。収納枠60には、繰出方向に対して直交する両側に側壁62が設けられ、繰出方向に対して反対側に後壁63が設けられている。この後壁63の内側には、硬貨を繰出部51に導くガイド部64が設けられている。
また、繰出部51は、収納部50の底面を構成する搬送ベルト67、およびこの搬送ベルト67の上方に配置される逆転ローラ68を備えている。
搬送ベルト67は、無端状の平ベルトが用いられている。搬送ベルト67は、各収納部50毎に分割して設けられた複数の搬送ベルト67によって構成されている。複数の搬送ベルト67は、それぞれ共通の複数のプーリ69に張設されており、1つのプーリ69がモータ等で駆動されることにより、搬送方向Fに向けて一体に回転される。搬送ベルト67は、搬送方向Fに向かって上昇するように傾斜されている。搬送ベルト67の繰出方向Fの下流側の端部は、投出部27の投出ベルト54上に臨んで配置されている。
逆転ローラ68は、搬送ベルト67の搬送方向Fの下流側近傍で、搬送ベルト67の硬貨を搬送するベルト面の上方に硬貨が厚み方向に1枚のみ通過可能とする間隔をあけて配置されているとともに、軸方向が搬送ベルト67の搬送方向Fに対して直交し、収納部50の側壁62
を貫通するように配置されている。
逆転ローラ68は、1本のローラ軸70、およびこのローラ軸70の周囲に設けられた円筒状のローラ部71を有している。
ローラ軸70は、両端が軸受部材等によって回転可能に支持され、モータ等によって搬送ベルト67の搬送方向Fに対して逆方向(図4の矢印方向)に回転駆動される。
ローラ部71は、ローラ軸70と一体に搬送ベルト67の搬送方向Fに対して逆方向に回転する。ローラ部71(逆転ローラ68)の外周面68aには、溝部72が設けられている。溝部72は、各収納部50毎の位置に対応して設けられている。本実施の形態では、各収納部50の位置に対応して、2つずつの溝部72a,72bが設けられている。したがって、各収納部50の位置に対応して、2つの溝部72a,72bが設けられたローラ部71は、両側のローラ部71a,71bと、中央のローラ部71cとを有している。
図5に示すように、溝部72は、周方向に沿って同一の溝幅に設けられている。溝部72は、最も径が小さい溝底面73、この溝底面73の両側の溝側面74a,74b、および両側の溝側面74a,74bとローラ部71の外周面68aとの間の角部であってローラ部71の外周面68aに開口する両側の溝開口縁75a,75bを有している。本実施の形態では、両側の溝側面74a,74bは、逆転ローラ68の軸方向に対して直交する面に形成されている。
例えば図5左側の一側の側壁62(側壁62a)と、この一側の側壁62(側壁62a)に近い側(図5左側)の溝部72aの両側の溝開口縁75a,75bのうちの一側の側壁62(側壁62a)から離れた側(図5右側)であって一側の側壁62(側壁62a)に対向する溝開口縁75bとの間の距離Lは、収納部50に収納される円板状媒体である硬貨Cの直径Dよりも大きい関係を有している。
なお、例えば図5左側の一側の側壁62(側壁62a)と、一側の側壁62(側壁62a)から離れた側(図5右側)の溝部72bの一側の側壁62から離れた側(図5右側)であって一側の側壁62(側壁62a)に対向する溝開口縁75bとの間の距離についても、収納部50に収納される硬貨Cの直径Dよりも大きい関係を有している。また、図5右側の他側の側壁62(側壁62b)と、この他側の側壁62(側壁62b)に近い側(図5右側)の溝部72bの両側の溝開口縁75a,75bのうちの他側の側壁62(側壁62b)から離れた側(図5左側)であって他側の側壁62(側壁62b)に対向する溝開口縁75aとの間の距離、および他側の側壁62(側壁62b)から離れた側(図5左側)の溝部72aの溝開口縁75a,75bのうちの他側の側壁62(側壁62b)から離れた側(図5左側)であって他側の側壁62(側壁62b)に対向する溝開口縁75aとの間の距離についても、収納部50に収納される硬貨Cの直径Dよりも大きい関係を有している。
また、図4および図6に示すように、硬貨繰出装置26は、逆転ローラ68の上方に配置され、逆転ローラ68の回転によって硬貨が逆転ローラ68の上方から収納部50の外に飛び出すのを規制する規制部材77を備えている。この規制部材77は、逆転ローラ68の軸方向に沿って配置され、上面部61に固定されている。規制部材77には、逆転ローラ68の外周面68aに形成された溝部72内に進入する凸部78が設けられている。本実施の形態では、凸部78は、逆転ローラ68の外周面68aに形成された複数の溝部72にそれぞれ進入するように、複数の凸部78によって構成されている。そして、収納部50内の硬貨が逆転ローラ68と規制部材77との間に挟まり、逆転ローラ68の回転が停止する可能性があるが、規制部材77の凸部78が逆転ローラ68の溝部72に進入していることにより、収納部50内の硬貨が逆転ローラ68と規制部材77との間に挟まるのを防止できる。
また、図3に示すように、硬貨繰出装置26は、逆転ローラ68よりも搬送ベルト67の搬送方向Fの下流側において、搬送ベルト67の上方でかつ幅方向の両側に配置されたガイド部材80を備えている。両側のガイド部材80の間の間隔は、硬貨の1枚分の径寸法よりも大きく、硬貨の2枚分の径寸法よりも小さい寸法とされている。なお、両側のガイド部材80の間の間隔は、収納部50に収納される金種の硬貨の直径に応じて設定されている。そして、逆転ローラ68と搬送ベルト67との間を1層状態で通過した搬送ベルト67上の硬貨は、両側のガイド部材80の間を幅方向に1枚状態とされ、1枚ずつ投出部27に繰り出される。
また、図3および図4に示すように、硬貨繰出装置26は、逆転ローラ68よりも搬送方向Fの下流側に設けられたストッパ機構82を備えている。ストッパ機構82は、ソレノイド83、およびこのソレノイド83のプランジャであるストッパ84を有しており、ソレノイド83の駆動によってストッパ84が搬送ベルト67に向かって進退される。そして、ストッパ84が搬送ベルト67に向かって伸びたときには、逆転ローラ68と搬送ベルト67との間を通過した搬送ベルト67上の硬貨をストッパ84で停止させ、一方、ストッパ84が搬送ベルト67から上方に退避したときには、ストッパ84により停止させられた硬貨が投出部27に繰り出される。
また、硬貨繰出装置26は、逆転ローラ68よりも搬送方向Fの下流側に設けられる硬貨検出部86を備えている。硬貨検出部86は、発光部86aと受光部86bとを有し、一側の側壁62と搬送ベルト67の一側縁との間に設けられた隙間部を通じて、発光部86aから発せられた検出光が受光部86bで受光するように対向配置されている。そして、逆転ローラ68と搬送ベルト67との間を通過した硬貨が搬送ベルト67により投出部27に繰り出される際に、硬貨検出部86の検出光が硬貨で遮られることにより、硬貨検出部86は硬貨が繰り出されたことを検出する。
次に、硬貨繰出装置26の動作を説明する。
図4に示すように、硬貨繰出時には、搬送ベルト67が搬送方向Fに回転し、逆転ローラ68が搬送ベルト67の搬送方向Fに対して逆方向に回転する。
搬送ベルト67上の硬貨が搬送方向Fに向けて搬送され、搬送ベルト67のベルト面上に硬貨面が接する厚み方向に1枚の硬貨が逆転ローラ68の下側を通過し、この硬貨の上に重なって搬送される硬貨が逆転ローラ68に接触して収納部50内の搬送方向Fに対して反対側に戻される。
図3に示すように、逆転ローラ68の下側を通過した硬貨は、搬送ベルト67上の両側のガイド部材80間で幅方向に1枚状態とされ、搬送ベルト67の搬送方向Fの端部から投出部27に1枚ずつ繰り出される。搬送ベルト67の搬送方向Fの端部から繰り出される硬貨は硬貨検出部86によって検出される。
種類別に硬貨を収納する収納部50のうち、硬貨検出部86による検出に基づいて必要枚数の硬貨を繰り出した収納部50については、ストッパ機構82が動作し、硬貨の繰り出しが停止される。必要枚数に達していない収納部50においては、硬貨の繰り出しが継続され、必要枚数に達した時点でストッパ機構82が動作し、硬貨の繰り出しが停止される。
全ての収納部50においてそれぞれ必要枚数の硬貨の繰り出しが完了したら、搬送ベルト67および逆転ローラ68の回転が停止される。
そして、硬貨繰出時において、仮に、例えば図5左側の一側の側壁62(側壁62a)と、この一側の側壁62(側壁62a)に近い側(図5左側)の溝部72aの両側の溝開口縁75a,75bのうちの一側の側壁62(側壁62a)から離れた側(図5右側)であって一側の側壁62(側壁62a)に対向する溝開口縁75bとの間の距離Lが、収納部50に収納される硬貨Cの直径Dよりも小さい関係にあると、一側の側壁62(側壁62a)と溝開口縁75bとの間に硬貨Cが挟まる場合があり、硬貨Cが挟まった場合には、硬貨Cが挟まった状態のままその場所で逆転ローラ68とともに回転し、その硬貨Cは繰り出すことができなくなることがある。
本実施の形態では、例えば図5左側の一側の側壁62(側壁62a)と、この一側の側壁62(側壁62a)に近い側(図5左側)の溝部72aの両側の溝開口縁75a,75bのうちの一側の側壁62(側壁62a)から離れた側(図5右側)であって一側の側壁62(側壁62a)に対向する溝開口縁75bとの間の距離Lは、収納部50に収納される硬貨Cの直径Dよりも大きい関係を有するため、一側の側壁62(側壁62a)と溝開口縁75bとの間に硬貨Cが挟まることがなく、硬貨Cを確実に繰り出すことができる。
このように、本実施の形態の硬貨繰出装置26では、側壁62と、溝部72aの両側の溝開口縁75a,75bのうちの側壁62から離れた側の溝開口縁75b(または溝開口縁75a)との間の距離Lが、収納部50に収納される硬貨Cの直径Dよりも大きい関係を有するため、側壁62と溝部72aの溝開口縁75b(または溝開口縁75a)との間に硬貨Cが挟まることがなく、収納部50内の硬貨Cを確実に繰り出すことができる。
そして、この硬貨繰出装置26を備えた貨幣処理機12は、硬貨Cが繰り出されない繰出不良の発生を防止できる。さらに、この貨幣処理機12を備えた貨幣処理システムにおいても、貨幣処理機12から硬貨Cが繰り出されない繰出不良の発生を防止できる。
次に、図7に第2の実施の形態を示す。
溝部72の溝側面74a,74bの少なくとも一部は、逆転ローラ68の軸方向に傾斜状に設けられている。本実施の形態では、中央のローラ部71cの両側に位置する溝側面74a,74bが傾斜状に設けられている。さらに、溝側面74a,74bの全体が傾斜状に設けられている。なお、溝開口縁75a,75b側に連続する溝側面74a,74bの一部のみが傾斜状に設けられていてもよい。
この場合、硬貨Cの縁が溝部72に進入しても、その硬貨Cの縁が傾斜状の溝側面74a,74bに引っ掛かることなく溝部72の外に出やすくなり、硬貨Cの繰出不良の発生を防止できる。
次に、図8に第3の実施の形態を示す。
溝部72の溝側面74a,74bの少なくとも一部は、逆転ローラ68の軸方向に湾曲状に設けられている。本実施の形態では、中央のローラ部71cの両側に位置する溝側面74a,74bが湾曲状に設けられている。さらに、溝側面74a,74bの全体が湾曲状に設けられている。なお、溝開口縁75a,75b側に連続する溝側面74a,74bの一部のみが湾曲状に設けられていてもよい。
この場合、硬貨Cの縁が溝部72に進入しても、その硬貨Cの縁が湾曲状の溝側面74a,74bに引っ掛かることなく溝部72の外に出やすくなり、硬貨Cの繰出不良の発生を防止できる。
次に、図9に第4の実施の形態を示す。
側壁62の少なくとも一部は、側壁62の材質や側壁62の表面処理により、逆転ローラ68の外周面68aよりも摩擦係数が高く設けられている。さらに、側壁62の少なくとも一部は、複数の凹部88を有する。すなわち、側壁62の少なくとも一部は、複数の凹部88を含むように、凹凸状に設けられている。なお、側壁62の少なくとも一部には、硬貨Cが接触する部分が含まれる。
この場合、側壁62の少なくとも一部が逆転ローラ68の外周面68aよりも摩擦係数が高いことにより、側壁62と逆転ローラ68との間の硬貨Cが逆転ローラ68によって回転しようとしても、硬貨Cは同じ場所に留まらずに側壁62に沿って移動し、側壁62と逆転ローラ68との間から外れやすくできる。さらに、側壁62と逆転ローラ68との間の硬貨Cが側壁62の凹部88に係合することにより、硬貨Cの回転抵抗が大きくなり、硬貨Cは同じ場所に留まらずに側壁62に沿って移動し、側壁62と逆転ローラ68との間から外れやすくできる。
次に、図10に第5の実施の形態を示す。
各収納部50に対応して逆転ローラ68に設けられる溝部72の数は3つ以上でもよい。この場合にも、側壁62と、溝部72aの両側の溝開口縁75a,75bのうちの側壁62から離れた側の溝開口縁75b(または溝開口縁75a)との間の距離Lが、収納部50に収納される硬貨Cの直径Dよりも大きい関係を有する。
なお、各収納部50に対応して逆転ローラ68に設けられる溝部72の数は1つでもよい。
次に、図11に第6の実施の形態を示す。
各収納部50に対応して逆転ローラ68に設けられる溝部72の数は3つ以上である場合、ローラ部71の幅は狭くてもよい。この場合にも、側壁62と、溝部72aの両側の溝開口縁75a,75bのうちの側壁62から離れた側の溝開口縁75b(または溝開口縁75a)との間の距離Lが、収納部50に収納される硬貨Cの直径Dよりも大きい関係を有する。
なお、溝部72の幅は、収納部50に収納される硬貨Cの直径Dよりも大きい関係を有する。
次に、図12に第7の実施の形態を示す。
第7の実施の形態に示す硬貨繰出装置26は、第1の実施の形態に示す硬貨繰出装置26とレイアウトが異なるが、基本的な構成は同様であり、同一符号を用いてその説明を省略する。
各搬送ベルト67上において、逆転ローラ68よりも搬送方向Fの上流側に硬貨Cを収納する金種別の収納部50が設けられ、逆転ローラ68よりも搬送方向Fの下流側につり銭として繰り出す硬貨Cを予め一時保留する金種別の出金保留部90が設けられている。金種別の収納部50(50a,50b,50c,50d,50e,50f)には、例えば、1円、10円、100円、500円、5円および50円の硬貨Cがそれぞれ収納される。このように、金種別の出金保留部90につり銭として繰り出す硬貨Cを予め一時保留しておくことにより、つり銭払出時に必要な金額分のつり銭を迅速に払い出すことが可能となる。
金種別の出金保留部90に予め一時保留する基準値は、つり銭の最大が999円であることから、1円、10円および100円の各硬貨Cが4枚ずつ、5円、50円および500円の各硬貨Cがそれぞれ1枚ずつとなる。
逆転ローラ68の直後であって出金保留部90の入口側に第1のストッパ機構および第1の硬貨検出部が配置され、出金保留部90の出口側に第2のストッパ機構および第2の硬貨検出部が配置されている。そして、一時保留時に、搬送ベルト67および逆転ローラ68が回転し、第1のストッパ機構および第1の硬貨検出部により、金種別に予め一時保留する基準値分の硬貨を出金保留部90に受け入れて保留し、また、つり銭払出時に、搬送ベルト67および逆転ローラ68が回転し、第2のストッパ機構および第2の硬貨検出部によってつり銭に必要な金種別の硬貨Cのみを出金保留部90から繰り出す。
このような硬貨繰出装置26では、一般的に、収納部50の収納された硬貨Cの枚数が基準値に達していない金種が1つでもあると、貨幣処理機12の処理が停止し、硬貨Cの補充をしなければならなくなる。
本実施の形態では、収納部50の収納された硬貨Cの枚数が基準値に達していない金種がある場合でも、貨幣処理機12の処理が停止することなく、収納部50に収納されている硬貨Cの範囲内で出金保留部90に予め一時保留する。例えば、1円硬貨の基準値は4枚であるが、収納部50(50a)に3枚しか収納されていなくても、3枚の1円硬貨を出金保留部90に予め一時保留し、また、収納部50(50f)の50円硬貨が0枚であっても、他の金種の硬貨は予め一時保留する。
そして、つり銭払出時に、例えば、1円硬貨の必要枚数が3枚以下であれば、出金保留部90から3枚の1円硬貨を繰り出し、また、4枚であった場合には、貨幣処理機12の処理を停止し、1円硬貨を補充するように、報知する。さらに、つり銭払出時に、例えば、50円硬貨の必要枚数が0枚であれば、他の金種の出金保留部90から必要枚数の硬貨を払い出し、また、50円硬貨の払い出しが必要であれば、貨幣処理機12の処理を停止し、50円硬貨を補充するように、報知する。なお、収納部50に硬貨Cが少なくなったり無くなっても、入金処理によって補充される場合がある。
このように、収納部50の収納された硬貨Cの枚数が基準値に達していない金種がある場合でも、貨幣処理機12の処理が停止することなく、収納部50に収納されている硬貨Cの範囲内で出金保留部90に予め一時保留するため、貨幣処理機12の停止の機会を低減できる。
次に、図13に第8の実施の形態を示す。
硬貨繰出装置26において、あるいは貨幣処理機12において、ベルト等の各種機構に駆動力を伝達する伝達機構93を示す。
図13(a)および図13(b)に示すように、伝達機構93は、互いに噛み合わされる一対の歯車94、これら各歯車94を固定した一対の軸95、およびこれら各軸95を回転可能に支持する一対のベアリングユニット96を備える。一対のベアリングユニット96を互いに当接させた状態で、一対の軸95の軸管寸法が規定されている。
このような歯車94を用いた伝達機構93では、歯車94のバックラッシュの影響によって歯車94が振動し、騒音が発生しやすい。
本実施の形態では、図13(a)に示すように、一方のベアリングユニット96の周囲に設けられた弾性部材97を介して他方のベアリングユニット96に当接される。あるいは、図13(b)に示すように、両方のベアリングユニット96の周囲に設けられた弾性部材97を介して他方のベアリングユニット96に当接される。なお、弾性部材97は例えばゴム等である。
このように、一対のベアリングユニット96間に弾性部材97が介在することにより、歯車94の噛み合いによって発生する振動を減衰させ、騒音の発生を低減できる。
また、図13(c)には、一方の軸95のみのベアリングユニット96の周囲に弾性部材97が設けられ、この弾性部材97が他方の軸95に当接される。この場合において、ベアリングユニット96を軸受部材として固定して使用すると、一方の軸95のみベアリングユニット96で回転可能に支持され、他方の軸95は回転せず、この他方の軸95に対して他方の歯車94が回転可能となる。一方、ベアリングユニット96で回転可能に支持された一方の軸95に図示しない他の軸受を設け、ベアリングユニット96を回転自在に配置する。このような構成とした場合においては、一方の軸95の回転を、互いに噛み合わされる一対の歯車94によって他方の軸95に伝達し回転させることができる。そして、この場合にも、弾性部材97により、歯車94の噛み合いによって発生する振動を減衰させ、騒音の発生を低減できる。
なお、各実施の形態において、円板状媒体としては、硬貨Cに限らず、遊技施設で使用される遊技媒体等でもよい。
26 円板状媒体繰出装置である硬貨繰出装置
50 収納部
51 繰出部
62 側壁
67 搬送ベルト
68 逆転ローラ
68a 外周面
72 溝部
74a,74b 溝側面
75a,75b 溝開口縁
88 凹部
C 円板状媒体としての硬貨
F 搬送方向

Claims (4)

  1. 側壁を有し、円板状媒体を収納する収納部と、この収納部から前記円板状媒体を繰り出す繰出部と、を備える円板状媒体繰出装置において、
    前記繰出部は、
    前記収納部内の前記円板状媒体を前記収納部の外方へ搬送する搬送ベルトと、
    外周面に溝部を有するとともに、前記溝部は両側の溝側面および前記外周面に開口する両側の溝開口縁を有し、前記側壁の内側で前記搬送ベルトの上方に設けられるとともに、前記搬送ベルトの搬送方向に対して逆方向に回転する逆転ローラと、
    を備え、
    前記溝部の両側の前記溝側面のうちの前記側壁から離れた側の前記溝側面の少なくとも前記溝開口縁側に連続する一部は、前記逆転ローラの前記外周面に向けて軸方向に傾斜状に設けられ、かつ、前記側壁と前記溝部の両側の前記溝開口縁のうちの前記側壁から離れた側の前記溝開口縁との間の距離は、前記収納部に収納される前記円板状媒体の直径よりも大きい
    ことを特徴とする円板状媒体繰出装置。
  2. 側壁を有し、円板状媒体を収納する収納部と、この収納部から前記円板状媒体を繰り出す繰出部と、を備える円板状媒体繰出装置において、
    前記繰出部は、
    前記収納部内の前記円板状媒体を前記収納部の外方へ搬送する搬送ベルトと、
    外周面に溝部を有するとともに、前記溝部は両側の溝側面および前記外周面に開口する両側の溝開口縁を有し、前記側壁の内側で前記搬送ベルトの上方に設けられるとともに、前記搬送ベルトの搬送方向に対して逆方向に回転する逆転ローラと、
    を備え、
    前記溝部の両側の前記溝側面のうちの前記側壁から離れた側の前記溝側面の少なくとも前記溝開口縁側に連続する一部は、前記逆転ローラの前記外周面に向けて軸方向に湾曲状に設けられ、かつ、前記側壁と前記溝部の両側の前記溝開口縁のうちの前記側壁から離れた側の前記溝開口縁との間の距離は、前記収納部に収納される前記円板状媒体の直径よりも大きい
    ことを特徴とする円板状媒体繰出装置
  3. 前記側壁の少なくとも一部は、前記逆転ローラの外周面よりも摩擦係数が高い
    ことを特徴とする請求項1または2記載の円板状媒体繰出装置。
  4. 前記側壁の少なくとも一部は、複数の凹部を有する
    ことを特徴とする請求項1ないしいずれか一記載の円板状媒体繰出装置。
JP2019003712A 2019-01-11 2019-01-11 円板状媒体繰出装置 Active JP7198673B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019003712A JP7198673B2 (ja) 2019-01-11 2019-01-11 円板状媒体繰出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019003712A JP7198673B2 (ja) 2019-01-11 2019-01-11 円板状媒体繰出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020113068A JP2020113068A (ja) 2020-07-27
JP7198673B2 true JP7198673B2 (ja) 2023-01-04

Family

ID=71667995

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019003712A Active JP7198673B2 (ja) 2019-01-11 2019-01-11 円板状媒体繰出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7198673B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007097988A (ja) 2005-10-07 2007-04-19 Glory Kiki Co Ltd 円板状体搬送装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2677621B2 (ja) * 1988-08-11 1997-11-17 協和電子工業株式会社 円板状体搬送装置
JP3044893B2 (ja) * 1991-12-05 2000-05-22 オムロン株式会社 硬貨処理装置
JP2606484Y2 (ja) * 1993-03-22 2000-11-06 グローリー工業株式会社 硬貨投出機
JP3325671B2 (ja) * 1993-11-10 2002-09-17 沖電気工業株式会社 硬貨分離繰出装置
JP5512375B2 (ja) * 2010-04-26 2014-06-04 グローリー株式会社 硬貨繰り出し装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007097988A (ja) 2005-10-07 2007-04-19 Glory Kiki Co Ltd 円板状体搬送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020113068A (ja) 2020-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5375425B2 (ja) 硬貨処理装置
JP5142637B2 (ja) 貨幣入出金機
JP7198673B2 (ja) 円板状媒体繰出装置
JP6660263B2 (ja) 硬貨収納繰出機構および硬貨処理装置
JP6841172B2 (ja) 硬貨処理装置
JP5436292B2 (ja) 硬貨処理機
JP2520891Y2 (ja) 硬貨収納繰出装置
JP6700895B2 (ja) 貨幣処理装置
WO2018066428A1 (ja) 硬貨選別機構および硬貨処理装置
JP6702040B2 (ja) 媒体処理装置
JP7294015B2 (ja) 硬貨振分装置
JP7252763B2 (ja) 円板状媒体繰出装置
JP2015108916A (ja) 硬貨収納庫、硬貨収納庫の制御方法、及び硬貨処理装置
JP6359277B2 (ja) 硬貨処理装置および硬貨処理方法
JP7342549B2 (ja) 硬貨搬送装置
JP7336350B2 (ja) 貨幣処理機、貨幣処理装置、貨幣処理システムおよび貨幣処理方法
JP2972513B2 (ja) 硬貨入出金機
JP6671260B2 (ja) 硬貨処理装置および硬貨処理方法
JP2018184289A (ja) 媒体処理装置及び自動取引装置
JP3549785B2 (ja) 循環式硬貨入出金機
JP2022092541A (ja) 硬貨処理装置及び貨幣取扱装置
JP2017151558A (ja) 硬貨処理装置
JP2022175306A (ja) 円盤状媒体処理機
JP3552215B2 (ja) 硬貨入出金装置
JP3647782B2 (ja) 硬貨払出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211007

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220831

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7198673

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150