JP4945735B2 - 遊技媒体搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、重積している板状の遊技媒体を分離しながら搬送する遊技媒体搬送装置に関する。
上述したような遊技媒体搬送装置は、例えば遊技媒体の洗浄装置の一部として使用されることがある。この洗浄装置の一例が特許文献1に開示されている。
この洗浄装置では、ベルトコンベヤ上を上流側から下流側に重積搬送されている遊技媒体を、ベルトコンベヤの中途に設けた第1の整揃手段によって高さを均して、その後、ベルトコンベヤの下流終端付近に設けた洗浄手段によって洗浄する。
特開2002−239188号公報
特許文献1の技術によれば遊技媒体の高さを或る程度には均して洗浄手段に供給することができるが、洗浄手段に確実に1枚ずつ遊技媒体を送り込むために、洗浄手段の近くの上流側に第2の整揃手段を設けることが考えられる。
しかし、第2の整揃手段を設けると、第2の整揃手段によって遊技媒体を分離する際に、分離されて第1の整揃手段側に弾かれた遊技媒体が、第1の整揃手段の下流側に貯まる。溜まった異物や遊技媒体が再び第2の整揃手段側に搬送され、何度も第2の整揃手段に接触する。その結果、第2の整揃手段が損傷、磨耗するという問題があった。また、第1の整揃手段の下流側において、第2の整揃手段から弾かれた遊技媒体と第1の整揃手段を通過して来た遊技媒体とが積み重なり、そのまま第2の整揃手段に搬送されるので、第1の整揃手段が実質的に役目を果たさず、第2の整揃手段にかかる負担が大きくなるという問題もあった。
本発明は、簡単な構成で、2つの整揃手段の間に遊技媒体が貯まることを防止し、かつ第2の整揃手段の負担を小さくして、損傷や磨耗を少なくすると共に、遊技媒体を確実に1枚ずつ分離することが可能な遊技媒体搬送装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様の遊技媒体搬送装置は、無端ベルトを有し、この無端ベルトは、円板状の遊技媒体を搬送面に載置して、上流側から下流側へ搬送する。この無端ベルトの幅方向に沿って板状の第1の整揃手段が配置されている。第1の整揃手段は、下端が前記搬送面に対して第1の距離をあけて位置するように設けられ、重積搬送されてきた前記遊技媒体のうち、第1の距離より上部に位置する前記遊技媒体を規制して高さを揃える。この第1の整揃手段よりも前記下流側の位置に第2の整揃手段が設けられている。第2の整揃手段は、重積搬送されてきた前記遊技媒体を規制して高さを揃える。前記無端ベルトは、前記搬送面を前記上流側から前記下流側に向かって斜め上方に傾斜させて配置されている。第2の整揃手段により前記上流側に戻された前記遊技媒体の少なくとも一部を、第1の整揃手段が設けられている位置の下流側から第1の整揃手段が設けられている位置の上流側へ通過可能とする通過部を形成するように,第1の整揃手段が複数に分割されて配置されている。
このように構成すると、第2の整揃手段によって第1の整揃手段側に戻された遊技媒体は、通過部によって第1の整揃手段の上流側に導かれるので、第1及び第2の整揃手段間に遊技媒体が貯まることを防止でき、第2の整揃手段の負担を小さくすることができる上に、第2の整揃手段の損傷や磨耗を少なくすることができる。また、第1の整揃手段の上流側に戻された遊技媒体は再び第1の整揃手段によって高さが均されて、第2の整揃手段によって確実に一枚ずつ分離される。第1の整揃手段が通過部を兼ねるので、第1の整揃手段と通過部とを別個に設置する必要が無く、設置作業が容易になる。
前記通過部が設けられている位置よりも下流側位置から前記通過部が設けられている位置へと前記無端ベルトの搬送面に沿うように誘導する誘導面を有する誘導手段を備えることもできる。
このように構成すると、誘導手段によって遊技媒体を通過部に誘導して、この通過部を介して第1の整揃手段の下流側から上流側に遊技媒体を導くことができる。従って、よりスムーズに遊技媒体を通過部に誘導することができる。
更に、重積搬送されてきた前記遊技媒体のうち、所定の高さよりも上部に位置する前記遊技媒体が、前記通過部の上流側から下流側へ通過することを規制する規制手段を設けることができる。この場合、規制手段を搬送方向に平行に上流側から見たとき、規制手段の前記通過部の前記無端ベルトの幅方向の長さを、少なくとも前記遊技媒体の直径よりも小さくしてある。
このように構成すると、重積された遊技媒体が上流側から下流側に通過部を通過していくことを規制手段が規制するので、重積された遊技媒体が第2の整揃手段に向かって搬送されることを防止できる。
更に、前記規制手段は、分割された第1の整揃手段のうちいずれか一方の第1の整揃手段の前記通過部を形成する端部が、延長形成されてたものとすることができる。
このように構成すると、第1の整揃手段と別個に規制手段を設ける必要が無く、第1の整揃手段や規制手段の設置が容易になる。
上記の態様において、第1の整揃手段を、その下部に、重積搬送された前記遊技媒体群の所定高さ下部に位置する遊技媒体を下方へ導く誘導部と、この誘導部により導かれた前記遊技媒体のうち、第1の距離より上部に位置する前記遊技媒体を規制して分離して、高さを揃える高さ規制部とを、備えるものとすることができる。
このように構成すると、第1の整揃手段において遊技媒体を確実に分離して高さを揃えることができる。
更に、前記誘導部を、曲線を描くように折り曲げ形成することもできる。
このように構成すると、簡単な構成で確実に遊技媒体を分離して、メダルの高さを揃えることができる。
以上のように、本発明によれば、簡単な構成で2つの整揃手段の間に遊技媒体が貯まることを防止し、かつ第2の整揃手段の負担を小さくして、その損傷や磨耗を少なくできる。また、遊技媒体を確実に1枚ずつ分離することも可能となる。
本発明の第1の実施形態の遊技媒体搬送装置は、図示していない洗浄装置に遊技媒体、例えばメダルを搬送するものである。この搬送装置は、図1に示すように、ベルトコンベヤ2を有している。このベルトコンベヤ2は、間隔を隔てて配置した駆動プーリ4と従動プーリ6との間に、無端ベルト8を張架してある。図2に示すように、無端ベルト8は、その上面である搬送面に配置されたメダル10を、上流側である従動プーリ6側から下流側である駆動プーリ4側に搬送する。このベルトコンベヤ2は、無端ベルト8の搬送面が上流側から下流側に向かって斜め上方を向くように配置されている。下流側が上流側よりも高いので、メダル10の搬送中にメダル10が上流側に滑落することを防止するために、無端ベルト8の表面には、その幅方向及び長さ方向それぞれに所定間隔ごとに突起12が形成されている。
駆動プーリ4を駆動するために、駆動装置14が設けられている。駆動装置14は、プーリ16a、16b、ベルト18及びモータ20から構成されている。これらベルトコンベヤ2及び駆動装置14は、図2に示すように、それらの両側にそれぞれ配置した支持板22、22によって支持されている。なお、図示していないが、ベルトコンベヤ2の上方には、搬送面との間に間隔をあけて天井部が配置されている。この天井部は支持板22、22によって支持されている。
図1に示すように、ベルトコンベヤ2の搬送面の中途には、上流側から搬送されてきた重積された状態の複数のメダル10を崩して均すための第1の整揃手段、例えば薄板状の崩し板24が設けられている。崩し板24よりも下流側、例えば最も下流側である駆動プーリ4の近傍には、更にメダル10の高さを均す、例えば一枚ずつに確実に分離するための第2の整揃手段、例えば逆転プーリ26が設けられている。
崩し板24は、図2に示すように、搬送面の幅方向に沿って配置された2つの部材28、30からなる。これら部材28、30は、共に横長の板状に形成され、搬送面に対してほぼ垂直に配置されている。これら部材26、28は、図3に示すようにその上端部に、弾性部材である板ばね32を有し、これらによって支持板22、22にそれぞれ取り付けられ、メダル10の搬送方向の上流側と下流側いずれにも揺動可能とされている。これら部材28、30の下端部は、下流側を向いて折り曲げられ、側面形状がほぼL字状とされている。この折り曲げられた先端部34は、ベルトコンベヤ2のベルト8の搬送面とほぼ平行に位置している。誘導部としての折り曲げ部分36は、メダル10の誘導部であって、曲線を描くように下流側に折り曲げられている。先端部34の下面には、ベルト8側に突出した高さ規制部としての規制部38が形成されている。この規制部38とベルト8の搬送面との間には、第1の距離、例えば1枚のメダル10の厚さよりも大きく、2枚のメダル10の厚さよりも小さい間隔が保たれている。
部材28は、図2に示すように、その一端部が一方の側板22側に位置し、他方の端部が、ベルト8の幅方向の中央よりも幾分他方の側板22側によった位置に位置している。この中央側の他方の端部は、一方の端部よりも上流側に位置している。部材30は、その一方の端部が他方の側板22側に位置し、他方の端部は、部材26の中央側の他方の端部の近傍に位置している。部材30の中央側の他方の端部も、部材30の一方の端部よりも上流側に位置している。即ち、部材28、30は、ベルト8の上流側から下流側に逆八の字型をなしている。
これら部材28、30の中央の他端部間には間隔がある。この間隔は、例えば1枚のメダル10の直径よりも幾分大きい。この間隔が、還元手段としての通過部、例えば通過孔40として機能する。この通過孔40が、搬送方向に沿った上流側から見えないように、部材28の中央側の他端部は、部材30の中央側の他端部と搬送方向に沿って一致する位置にある。下流側から上流側にメダル10を還元させることだけを通過孔40の目的とするなら、部材28の中央側の端部と部材30の中央側の端部との間にベルト8の幅方向に沿ってメダル10の直径よりも幾分大きい間隔が形成されるように、部材28、30の長さを選択すればよい。しかし、これでは、通過孔40を上流側から下流側に重積メダル10が通過する。これを防止するために、部材28の中央側端部が、部材30の中央側端部と搬送方向に沿って一致するまで延長形成されている。この延長部分が通過孔40を上流側から下流側に重積されたメダル10が通過することを規制する規制手段として機能している。即ち、通過孔40を搬送方向に沿って上流側から見た場合、通過孔40が視覚的に規制手段によって遮蔽されている。
なお、必ずしも部材28の中央側の他端部と部材30の中央側の他端部とが搬送方向に沿って一致する位置に設置されている必要はなく、例えば通過孔40を搬送方向に沿って上流側から見たときに、部材28の中央側の他端部と部材30の中央側の他端部との間隔がメダル10の直径よりも小さければ、重積されたメダル10が通過孔40を通過することを規制することができる。但し、メダル10の直径よりもやや小さい間隔にしただけでは、互いに支え合って立った状態となっている重積メダルが通過孔40を下流側に通過する可能性がある。そこで、通過孔40を搬送方向に沿って上流側から見たときの視覚的な搬送面幅方向の通過孔40の長さをメダル10の厚さよりも小さくすることが望ましい。
また、部材28、30が逆八の状に配置されているので、部材28、30の下流側の面は、これらの面に接触したメダル10を通過孔40に誘導する誘導手段、例えば傾斜面28a、30aとして機能する。
逆転プーリ26は、ベルト10の幅方向の両端間に位置し、その周面には弾力性素材が使用されている。この逆転プーリ26の周面とベルト10との間には、第2の距離、例えば1枚のメダル10の厚さよりも大きく、2枚のメダル10の厚さよりも小さく、かつ部材28、30の規制部38とベルト10との距離よりも短い間隔が、設定されている。この逆転プーリ26には、駆動プーリ4の回転が伝達プーリ42を介して伝達され、図1に矢印Aで示すように回転する。この回転によって、重積された状態で搬送されてきたメダル10を1枚ずつ分離して、1枚だけをさらに下流側に通過させる。
このように構成された搬送装置では、重積したメダル10は、従動プーリ6付近の上流側から崩し板24の2つの部材28、30の上流側までベルト8によって搬送される。重積された複数枚のメダル10のうち、部材28、30の折り返し部分36よりも上側の部分に位置したメダル10は、部材28、30に接触し、それ以上の進行が規制される。重積されたメダル10のうち折り返し部分36より下側にある複数枚のメダル10は、折り返し部36によって先端部34の下方に導かれる。先端部34の下方に2枚よりも多くのメダル10が導入された場合、これらメダル10のうち上側にある下から2枚目以上のメダル10が規制部38によって規制され、一番下の1枚目のメダル10のみが規制部38とベルト8の搬送面との間を通過する。
但し、規制部38によって下から2枚目以降のメダル10を良好に規制できずに、2枚のメダル10が規制部材38とベルト8との間に挟まった場合、ベルト8の走行に従って、挟まった2枚のメダル10が部材28、30を下流側に押し、部材28、30とベルト8との間隔が広がり、重なっている2枚のメダル10が規制部38とベルト8との間を通過する。従って、最低でも、1または2枚だけメダル10が重積された状態で、崩し板24をメダル10が通過していく。この際、メダル10の通過後、部材28、30は元の位置に復帰する。また、規制部38とベルト8との間にメダル10が挟まった状態で、部材28、30をメダル10が押し続けないので、部材28、30には大きな負荷がかからず、部材28、30が損傷することはない。
1枚のメダル10または2枚の重積メダル10は、逆転プーリ26に向かってベルト8によって搬送される。1枚だけのメダル10は、そのまま逆転プーリ26とベルトとの間を通過するが、2枚の重積メダル10のうち上側のメダル10は、逆転ローラ26の矢印A方向の回転によって上流側に弾かれ、下側のメダル10だけが逆転ローラ26とベルト8との間を通過する。
ベルトコンベヤ2の下流側が上流側よりも高い位置にあるので、弾かれたメダル10は、部材28、30まで滑落する。そして、これら部材28、30の傾斜面28a、30aに案内されて、通過孔40を通過して、部材28、30の上流側に移動する。そして、再びベルト10によって部材28、30の上流側に向かって搬送される。このとき、メダルが1枚だけであれば、そのまま部材28、30を通過する。また重積された状態にメダル10がなっていると、上述したのと同様に崩し板24の部材28、30によって分離される。通過孔40は、上述したように搬送方向と平行に形成されているので、重積されたメダル10が通過孔40を上流側から下流側に通過することはない。
逆転プーリ26を通過したメダル10は、駆動プーリ4の近傍に設けられた図示していない洗浄装置によって洗浄され、図示していない収容容器、例えばタンクに収容される。
このように逆転プーリ26によって弾かれたメダル10は、通過孔40を通過して崩し板24の上流側に戻されるので、弾かれたメダルが崩し板24の下流側から再び逆転プーリ26の位置まで搬送されることはない。その結果、弾かれたメダルが崩し板24を通過したメダル10の上に重積されることはなく、3枚以上重積されたメダルが逆転プーリ26まで搬送されてくることはなく、3枚以上重積されたメダル10が逆転ローラ26に噛み込むことがなく、逆転ローラ26に過大な負荷がかかったり、逆転ローラ26を大きく損傷させたり、摩耗させたりすることもない。
本発明の第2の実施形態の搬送装置は、図4及び図5に示すように、崩し板24aの構成が異なる以外、第1の実施形態の搬送装置と同様に構成されている。同等部分には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
崩し板24aは、図4に示すように、ベルト8の搬送面の幅方向全域にわたって設けられた板状体で、図5に示すように、それのベルト8と対向する面42は、ベルト8の搬送面との間に1枚のメダル10の厚さよりも大きく2枚のメダルの厚さよりも小さい間隔をあけて位置している。崩し板24aは、ベルト8と反対側に下流側の端部から上流側に向かって斜め下方に傾斜した傾斜面44を有している。この傾斜面44における上流側端部の両端、即ちベルト8の幅方向側の両端が、図示していないばねを介して側板22、22に取り付けられている。その結果、崩し板24aは搬送方向に揺動可能とされている。この崩し板24aの水平面に対する傾斜角度Φは、コンベヤ2の搬送面が水平面に対してなす角度θよりも小さな角度に形成されている。また、この崩し板24aの上流側の端部には、その幅方向に沿って通過孔46が形成されている。さらに、面42の上流側の端部から通過孔46に向かって面48が立ち上がっている。
この実施形態では、通過孔46が搬送面よりも高い位置にあるので、第1の実施形態とは異なり、重積搬送されてきたメダル10群のうち、上部に重積されているメダル10が通過孔46を上流側から下流側に通過してしまうことを防ぐ規制手段を、別に設ける必要がある。そのため、通過孔46が設けられている位置よりも上流側の天井部に、搬送面に向かって伸びた規制手段、例えば規制部材50を設けてある。これにより、重積されているメダル10群のうち、通過孔46が設けられている位置以上の高さまで重積搬送されているメダル群10の高さが揃えられ、重積されたメダル10群が通過孔46をそのまま通過することを規制できる。なお、規制部材50は、通過孔46を上流側から見て視覚的に完全に遮蔽してしまうのではなく、通過孔46の下部から上方へメダル10の厚さよりも小さい間隔が形成される程度に通過孔46を覆うものまでなら許容しても問題がない。
このように構成された搬送装置では、傾斜面44の角度Φがコンベヤ2の角度θよりも小さいので、面48がベルト8の搬送面に対して起きあがった状態にあるので、2枚以上重積されたメダル10が上流側から搬送されてきた場合、上側のメダル10は、面48に接触し、滑落させられる。下側の1枚のメダル10は、面42とベルト8との間を通過する。なんらかの原因で2枚以上のメダル10が面42とベルト8との間に入った場合には、第1の実施形態の崩し板24と同様に崩し板24aが下流側方向に移動して、面42とベルト8との間隔を広げ、2枚のメダルを下流側に搬送する。
第1の実施形態と同様に逆転プーリ26によって弾き飛ばされ、崩し板24aまで滑落してきたメダル10は、傾斜面44を滑走して、通過孔48を通って上流側に移動する。
上記の第1の実施形態では、崩し板24を2つの部材28、30によって形成し、それらの中央側端部の間に通過孔40を形成して、崩し板と還元手段とを兼用させたが、例えば、崩し板24の2つの部材28、30から折り返し36、先端部34及び規制部38を除去し、これら部材28、30よりも上流側にベルトコンベヤ2の搬送面の幅方向に沿って一方の側板22から他方の側板22まで、板状体を設け、その下端部に図3に示すような先端部34、折り返し部36及び規制部38を設けた崩し板を設けることもできる。即ち、崩し板とは別個に還元手段を設けることもできる。また、第1の実施の形態では、部材28、30の中央側の端部は、搬送方向に沿ってほぼ一致するように形成したが、部材28の中央側の端部を更に他方の側板22側まで延長して、両部材28、30の中央側の端部が重なり合うように形成することもできる。
第2の実施の形態では、崩し板24aは、面42、傾斜面44、面48を有するものとしたが、崩し板24aを厚さの薄い板状体とし、それの上流側の端部とコンベヤ2のベルト面との間にベルト8の搬送面との間に1枚のメダル10の厚さよりも大きく2枚のメダルの厚さよりも小さい間隔をあけ、その板状体が角度Φをなすように配置することもできる。或いは、図5に点線で示すように崩し板24aを側面形状が直角三角形状とすることもできる。
第1及び第2の実施形態では、第2の整揃手段として逆転プーリを設けたが、これに限ったものではなく、例えばベルトコンベヤ2の幅方向に沿って配置した板状体とすることもできる。この場合、この板状体とベルト8の搬送面との間には、1枚のメダル10の厚さよりも大きく、2枚のメダル10の厚さよりも小さく、かつ部材28、30の規制部38とベルト10との距離よりも短い距離を設定する。
本発明の第1の実施形態の遊技媒体搬送装置の側面図である。 図1の遊技媒体搬送装置の平面図である。 図1の遊技媒体搬送装置で使用する崩し板の部材の部分省略側面図である。 本発明の第2の実施形態の遊技媒体搬送装置の平面図である。 図4の遊技媒体搬送装置の部分省略側面図である。
符号の説明
2 ベルトコンベヤ
8 ベルト
10 メダル(遊技媒体)
24 24a 崩し板(第1の整揃手段)
26 逆転プーリ(第2の整揃手段)
40 46 通過孔(還元手段)

Claims (6)

  1. 円板状の遊技媒体を搬送面に載置して、上流側から下流側へ搬送する無端ベルトと、
    この無端ベルトの幅方向に沿って配置され、下端が前記搬送面に対して第1の距離をあけて位置するように設けられ、重積搬送されてきた前記遊技媒体のうち、第1の距離より上部に位置する前記遊技媒体を規制して高さを揃える板状の第1の整揃手段と、
    この第1の整揃手段よりも前記下流側の位置に配置され、重積搬送されてきた前記遊技媒体の高さを揃える第2の整揃手段とを、
    備え、前記搬送面が前記上流側から前記下流側に向かって斜め上方に傾斜している遊技媒体搬送装置において、
    第2の整揃手段により前記上流側に戻された前記遊技媒体の少なくとも一部を、第1の整揃手段が設けられている位置の下流側から第1の整揃手段が設けられている位置の上流側へ通過可能とする通過部を形成するように,第1の整揃手段が複数に分割されて配置されている
    遊技媒体搬送装置。
  2. 請求項1記載の遊技媒体搬送装置において、前記通過部が設けられている位置よりも下流側位置から前記通過部が設けられている位置へと前記無端ベルトの搬送面に沿うように誘導する誘導面を有する誘導手段を備えた遊技媒体搬送装置。
  3. 請求項1または2記載の遊技媒体搬送装置において、重積搬送されてきた前記遊技媒体のうち、所定の高さよりも上部に位置する前記遊技媒体が、前記通過部の上流側から下流側へ通過することを規制する規制手段を備え、この規制手段を搬送方向に平行に上流側から見たときの前記規制手段の前記通過部の前記無端ベルトの幅方向の長さを、少なくとも前記遊技媒体の直径よりも小さくした遊技媒体搬送装置。
  4. 請求項記載の遊技媒体搬送装置において、前記規制手段は、分割された第1の整揃手段のうちいずれか一方の第1の整揃手段の前記通過部を形成する端部が、延長形成されたものである遊技媒体搬送装置。
  5. 請求項1乃至4いずれか記載の遊技媒体搬送装置において、
    第1の整揃手段は、その下部に、重積搬送された前記遊技媒体群の所定高さ下部に位置する遊技媒体を下方へ導く誘導部と、この誘導部により導かれた前記遊技媒体のうち、第1の距離より上部に位置する前記遊技媒体を規制して分離して、高さを揃える高さ規制部とを、備える遊技媒体搬送装置。
  6. 請求項記載の遊技媒体搬送装置において、前記誘導部が、曲線を描くように折り曲げ形成されている遊技媒体搬送装置。
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