JP5625446B2 - ワーク供給装置 - Google Patents
ワーク供給装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5625446B2 JP5625446B2 JP2010080432A JP2010080432A JP5625446B2 JP 5625446 B2 JP5625446 B2 JP 5625446B2 JP 2010080432 A JP2010080432 A JP 2010080432A JP 2010080432 A JP2010080432 A JP 2010080432A JP 5625446 B2 JP5625446 B2 JP 5625446B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workpiece
- posture
- conveyance
- transport
- normal posture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
すなわち、本発明は、長手方向と短手方向とを有するワークを搬送路に沿って搬送し、前記ワークの長手方向が搬送方向に向けられた正規姿勢で搬送される前記ワークを選別して供給するワーク供給装置であって、前記搬送路は、前記正規姿勢のワークと前記短手方向が前記搬送方向に向けられた非正規姿勢のワークとを共に搬送可能な共通搬送部と、前記正規姿勢のワークを搬送可能な幅に形成されているとともに、幅方向一端側が前記非正規姿勢のワークが脱落可能に開放された選別部とを備え、前記共通搬送部は、前記幅方向の一端側に向けて上方に傾斜している搬送面と、前記搬送方向に沿って前記選別部との境界位置まで、前記幅方向の一端側で前記搬送面の上方に突出して形成され、前記ワークが前記正規姿勢である場合に前記搬送面に接した状態で搬送可能とするとともに、前記非正規姿勢である場合に前記ワークの前記長手方向一端側に下方から当接可能な位置に設けられた突出部とを有し、前記ワークが前記非正規姿勢で搬送された場合に、前記突出部が該ワークの長手方向一端側に下方から当接することによって、該ワークが、前記正規姿勢で搬送されたワークよりも斜め上方に傾いて立ち上がった排出姿勢となり、前記突出部と前記選別部との境界位置において、前記突出部に支持されなくなった該ワークが該ワークの自重によって前記選別部の幅方向一端側から落下することにより離脱して排除されることを特徴とする。
また、非正規姿勢のワークを検知するための光センサや非正規姿勢のワークを排除するための空気噴出部等が不要となり、装置構成を煩雑化、複雑化させることなく、簡素な装置構成とすることができる。
従って、簡素な構成で長手方向と短手方向との寸法差が小さいワークを選別・搬送することができるワーク供給装置を提供することができる。
なお、ワークの長手方向が搬送面の直交方向に向けられた姿勢のワークは、周知のワイパー部によって除去する構成とすることにより、ワークの姿勢を正規姿勢又は非正規姿勢に限定して供給することが可能である。
また、突出部23Cの角隅部23Dに対する鉛直方向の位置は、角隅部23Dがワーク搬送方向の上流から下流に向けて、漸次上方に位置するように構成されている。
側部搬送面24Aは、側部搬送面24Aと同様の構成となっている。一方、切欠搬送面24Bは、ワーク搬送方向に直交する横断面において角隅部24Dから搬送路20の幅方向の一端24Eまでの距離がワークWの長さ方向の寸法d2の略半分程度(D2)に構成されている。換言すれば、幅方向一端24E側が、幅方向又は厚さ方向をワーク搬送方向に向けたワークWが脱落可能に開放されている。
まず、ボウルフィーダ1の加振装置(不図示)を駆動するとボウル3が円周方向にねじり振動する(図10参照)。この振動により、ボウル3の底部に投入されていたワークWが、搬送路4に沿って移動し、搬送路4の狭幅部4Aで一列に整列した後、狭幅部4Aに接続された加速トラック2のトラフ5上に移動する。このトラフ5は、平行な一対の板ばねで連結した下部振動体及び上部振動体のうち、上部振動体に取り付けられており、加振機構(電磁石と可動鉄心とを対向させて取り付けたもの)によってトラフ5を微小に往復振動させてワークWをX1方向に搬送する(図1及び図10参照)。
このようにして、ワークW1´とワークW2´のみがワイパー部22を通過する。
この際、図7に示すように、ワークWが正規姿勢のワークW1の場合には、突出部23Cが角隅部23DからワークWの幅方向の寸法d1よりも離間した位置に形成されているため、突出部23Cに当接せずに、二つの長側面Waがそれぞれ側部搬送面23A及び底部搬送面23Bに継続して面支持されて、突出部23Cの下方を下流に向けて通過していく。その後、ワークW1は、選別部24においても側部搬送面24A及び切欠搬送面24Bに継続して面支持されて通過する。
このような規制を受けたワークW2は、搬送路20を下流に向けて移動するに従って、ワークW2の長さ方向が鉛直方向側に向けるようにして次第に立ち上がる。このようにして、ワークW2は、上方に立ち上がった排出姿勢となって、この姿勢を保持しながら選別部24に向けて移動する。
また、非正規姿勢のワークW2を検知するための光センサや非正規姿勢のワークW2を排除するための空気噴出部等が不要となり、装置構成を煩雑化、複雑化させることなく、簡素な装置構成とすることができる。
従って、簡素な構成で長さ方向の寸法d1と幅方向及び厚さ方向の寸法d2との差が小さいワークWを選別・搬送することができる。
また、突出部23Cが底部搬送面23Bの上方に形成されているので、正規姿勢のワークW1が突出部23Cの下方を通過する構成とすることができる。これにより、突出部23CがワークW1の搬送を妨げない。
従って、正規姿勢のワークW1の搬送を安定的なものとすることができる。
例えば、上述した実施の形態では、角隅部23Dをワーク搬送方向の上流から下流に向かって漸次下方に位置するように構成したが、これを漸次上方に位置するように、または、水平に構成してもよい。
23…共通搬送部
23…選別部
23B…切欠搬送面(搬送面)
23C…突出部
23D…角隅部(他端)
24…選別部
24E…一端
A…ワーク供給装置
W…ワーク
W1…正規姿勢のワーク
W2…非正規姿勢のワーク
Claims (2)
- 長手方向と短手方向とを有するワークを搬送路に沿って搬送し、前記ワークの長手方向が搬送方向に向けられた正規姿勢で搬送される前記ワークを選別して供給するワーク供給装置であって、
前記搬送路は、
前記正規姿勢のワークと前記短手方向が前記搬送方向に向けられた非正規姿勢のワークとを共に搬送可能な共通搬送部と、
前記正規姿勢のワークを搬送可能な幅に形成されているとともに、幅方向一端側が前記非正規姿勢のワークが脱落可能に開放された選別部とを備え、
前記共通搬送部は、
前記幅方向の一端側に向けて上方に傾斜している搬送面と、
前記搬送方向に沿って前記選別部との境界位置まで、前記幅方向の一端側で前記搬送面の上方に突出して形成され、前記ワークが前記正規姿勢である場合に前記搬送面に接した状態で搬送可能とするとともに、前記非正規姿勢である場合に前記ワークの前記長手方向一端側に下方から当接可能な位置に設けられた突出部とを有し、
前記ワークが前記非正規姿勢で搬送された場合に、前記突出部が該ワークの長手方向一端側に下方から当接することによって、該ワークが、前記正規姿勢で搬送されたワークよりも斜め上方に傾いて立ち上がった排出姿勢となり、前記突出部と前記選別部との境界位置において、前記突出部に支持されなくなった該ワークが該ワークの自重によって前記選別部の幅方向一端側から落下することにより離脱して排除されることを特徴とするワーク供給装置。 - 前記突出部は、前記搬送路の上流から下流に向かうに従って、前記搬送面から突出する寸法が漸次大きくなるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のワーク供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010080432A JP5625446B2 (ja) | 2010-03-31 | 2010-03-31 | ワーク供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010080432A JP5625446B2 (ja) | 2010-03-31 | 2010-03-31 | ワーク供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011213421A JP2011213421A (ja) | 2011-10-27 |
JP5625446B2 true JP5625446B2 (ja) | 2014-11-19 |
Family
ID=44943580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010080432A Active JP5625446B2 (ja) | 2010-03-31 | 2010-03-31 | ワーク供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5625446B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6160925B2 (ja) * | 2014-04-30 | 2017-07-12 | 青山 省司 | 過長部品の通過規制構造部およびパーツフィーダ |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4048285B2 (ja) * | 1998-01-28 | 2008-02-20 | 神鋼電機株式会社 | 振動パーツフィーダの部品の表裏選別機構 |
JP4441954B2 (ja) * | 1999-07-14 | 2010-03-31 | シンフォニアテクノロジー株式会社 | 部品整列装置 |
JP4611764B2 (ja) * | 2005-02-07 | 2011-01-12 | 第一実業ビスウィル株式会社 | 直線搬送機構及びこれを備えた搬送装置 |
-
2010
- 2010-03-31 JP JP2010080432A patent/JP5625446B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011213421A (ja) | 2011-10-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN106477249B (zh) | 工件输送装置 | |
JP2020196568A5 (ja) | ||
JP2016195971A (ja) | 枝豆選別装置 | |
JP5625446B2 (ja) | ワーク供給装置 | |
JP5927135B2 (ja) | シート処理装置 | |
JP5775282B2 (ja) | 搬送装置 | |
TW201607866A (zh) | 振動式零件搬送裝置 | |
JP2020196567A5 (ja) | ||
JP4960267B2 (ja) | 物品供給装置 | |
US10137719B2 (en) | Book binding apparatus | |
JPH01313210A (ja) | 振動複数列部品供給機 | |
JP2011102185A (ja) | 振動式部品供給装置 | |
JP5861914B2 (ja) | 振動フィーダ | |
JPH0524632A (ja) | 偏平円柱形状の部品用振動部品整送装置 | |
JP7299481B2 (ja) | パーツフィーダ | |
JP5346474B2 (ja) | 整列搬送装置 | |
KR101740187B1 (ko) | 3d 프린터의 프린팅 방법 | |
JP7299480B2 (ja) | ボウルフィーダ | |
JP5080994B2 (ja) | 組合せ計量装置 | |
JPH0133403B2 (ja) | ||
JP7234910B2 (ja) | 部品供給装置 | |
JP2004067256A (ja) | 部品供給装置 | |
JP7373721B2 (ja) | パーツフィーダ | |
JP7044598B2 (ja) | シート搬送装置 | |
JP7322768B2 (ja) | 搬送分離装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130219 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140220 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140304 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140423 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20140423 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140603 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140728 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140902 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140915 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5625446 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |