JP4340587B2 - 遊技メダルの一括投入機構 - Google Patents

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この発明は、スロットマシンなどのメダル遊技機に、遊技メダルを一括投入するために用いられる遊技メダルの一括投入機構に関するものである。
従来より、スロットマシンなどのメダルを遊技媒体とする遊技機において、効率の良い遊技を行いたいという要請、あるいは、なるべく遊技メダルに手を触れないで遊技を行いたいという要請に基づき、遊技メダルを直接、遊技機に供給可能な遊技機用台間機(メダル貸し出し機)が考案されている(特許文献1参照)。また、遊技メダルを一括投入可能な投入口、及び一括投入された遊技メダルを一枚ずつ分離してメダルセレクターに搬送可能なメダル送り装置を有する遊技機(スロットマシン)も考案されている(特許文献2参照)。このメダル送り装置は、一対のローラに掛け渡したベルトに遊技メダルを一括投入口から落下させ、ベルト上面に乗っている遊技メダルを逆転ローラで一枚ずつに分離して送り出すものである。
特開2003−299868号公報(図1) 特開2003−339951号公報(図3、図4)
しかし、上記したベルト式のメダル送り装置では、逆転ローラの付近にメダルが大量に溜まっていると、逆転ローラが送出方向と逆方向に遊技メダルをはじくことができず、メダル詰まりが発生しやすい。このため、投入開口からベルト上にメダルが落下する位置と、逆転ローラとをなるべく離して配置することが考えられるが、ベルトの長さが長くなって装置のサイズが大きくなってしまうという問題点がある。また、遊技機に一括投入用の装置を設けると、いわゆる「面替え」で新しい機種と交換される頻度の高いスロットマシンなどにおいては、このような内部装置の増設や筐体の設計変更は、交換コストの増加につながり好ましくない。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1)
すなわち、請求項1記載の発明は、メダル詰まりがしにくく、一括投入された遊技メダルを確実に送り出すことができる遊技メダルの一括投入機構を提供しようとするものである。
(請求項2)
請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。すなわち、請求項2記載の発明は、メダル貸出機から直接遊技機にメダルを移送するのに適した遊技メダルの一括投入機構を提供しようとするものである。
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、括弧内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
(特徴点)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1記載の発明は、一括投入される複数枚の遊技メダルを受け入れ可能な投入部(受入開口(48))と、遊技メダルを排出する排出部(メダル排出部(47))と、遊技メダルを上面に積み重ねた状態で移動可能な移送手段(搬送ベルト(53))と、前記移送手段(53)の排出部側上方に設けられ、移送手段の上部に積み重なっている遊技メダルを移送方向と逆方向に戻す戻し手段(逆転ローラ(52))とを少なくとも有し、前記移送手段(53)の上面にある遊技メダルを、一枚ずつ前記排出部(47)に移送可能に形成したメダル送り装置(40)を少なくとも備える遊技メダルの一括投入機構(3)である。
ここで、遊技メダルの「一括投入」とは、メダルの向きを揃えて投入したり一枚ずつ投入するのではなくて、適宜手に掴んだ遊技メダルをランダムに投入開口に投げ入れるような場合のことを言うものである。なお、投入部(48)に、装置内部に落下移動するメダルの向きが極力一定方向に揃うような手段(例えば仕切棒(B))を設けると好ましい。
前記移送手段(53)は、例えば駆動モータ(55)により回転する一対のローラ(51)に掛け渡された平ベルトとすることができるが、遊技メダルを積載して移送可能なものであれば、ベルトに限られない。
また、前記戻し手段(52)は、例えば前記移送手段(53)の上面に、メダル一枚分の厚みよりも大きくメダル二枚分の厚みよりも小さい送出間隙(54)をあけて平行に設置され、下面の移動方向が移送手段(53)の上面の移動方向と逆方向となるよう回転するローラとするとができる。そして、移送手段(53)の上方にある遊技メダル、すなわち移送手段(53)の上面に乗っている遊技メダルの上に積み重なっている遊技メダルを、回転により後方にはじき飛ばすことにより、前記送出間隙(54)から遊技メダルが一枚ずつ送り出されるようにしたものとすることができる。
そして、本発明は、前記投入部(48)の下方でありかつ前記移送手段(53)の上方には、前記投入部(48)から投入された複数枚の遊技メダルを貯留可能な空間であるメダル貯め部(44)と、このメダル貯め部(44)よりも前記排出部(47)側にあって前記戻し手段(52)により戻された遊技メダルが複数枚滞留可能な空間であるメダル戻り部(45)を有し、前記メダル貯め部(44)前記メダル戻り部(45)との間には、その下端と前記移送手段(53)の上面との間に、重なり合った遊技メダルが通過するのに十分な隙間をあけるように配置され、その上端部に設けられた支点を中心にメダル貯め部(44)方向に回動可能であり、かつ前記移送手段(53)の上面に向けて垂下した状態で前記メダル戻り部(45)方向には回動不能に支持された移動調整弁(43)を備えている。そして、前記移動調整弁(43)は、前記戻し手段(52)によって戻され前記メダル戻り部(45)に滞留している遊技メダルに押されて前記メダル貯め部(44)方向に回動することによって、前記メダル戻り部(45)から前記メダル貯め部(44)への遊技メダルの移動を可能とし、前記メダル貯め部(44)に投入され移動調整弁(43)の下端よりも上方に積み重なった遊技メダルが、前記メダル戻り部(45)方向へ流入するのを阻止可能に形成されていることを特徴とする。
前記移動調整弁(43)は、例えば移送手段(53)を覆うカバー部材の天板下面や側壁面に軸支部(ピン(100)及び軸受け部(43a))を介して取り付けられ、移送手段(53)の上方空間をメダル貯め部(44)とメダル戻り部(45)に分ける板状部材とすることができる。すなわち、前記「支点」は、移動調整弁(43)の上端にあってもよいし、移動調整弁(43)の上端部であって移動調整弁(43)以外の場所にあってもよい。そして、垂下した状態で、メダル貯め部方向に力が加えられればその下側がメダル貯め部(44)の方に回動するが、メダル戻り部方向に力が加えられても動かないようになっている。例えば、支点よりもメダル戻り部(45)側にストッパー(110)を設け、このストッパー(110)に移動調整弁(43)のいずれかの部分(下側でなくともよい)が接触することにより、移動調整弁(43)の下側がメダル戻り部方向に回動しないように形成したものとすることができる。また、移動調整弁(43)の下方は、移送手段(53)により移送される遊技メダルが積層されたまま通過可能になっている。
(作用)
投入部(48)に投入された遊技メダルは、投入部(48)の下方に位置するメダル貯め部(44)に貯留される。所定の作動開始手段(センサやスイッチ)により移送手段(53)が作動すると、貯留されている遊技メダルがメダル戻り部方向に向かって移送される。このとき、メダル貯め部(44)に貯留されている遊技メダルが移動調整弁(43)を押圧しても、移動調整弁(43)はメダル戻り部(45)の方向へは回動しないので、メダルは移動調整弁(43)を潜って適量ずつ進行する。つまり、移動調整弁(43)が、メダル貯め部(44)の上方で遊技メダルのメダル戻り部(45)方向への移動を阻止するので、メダル貯め部(44)の上方に貯まっているメダルが一度にメダル戻り部(45)の方に移動することはない。
移送手段(53)により移送されてきた遊技メダルのうち、移送手段(53)の上面に乗っているメダルは、そのまま排出部(47)に移送される。移送手段(53)の上方にあるメダルは、戻し手段(52)によって、移送手段(53)の進行方向と逆方向のメダル戻り部(45)にはじき飛ばされる。このとき、メダル戻り部(45)に大量のメダルが滞留している場合には、当該メダルが移動調整弁(43)をメダル貯め部方向に押圧し、移動調整弁(43)はメダル貯め部方向に回動する。このため、メダル戻り部(45)のメダルはメダル貯め部(44)に移動し、戻し手段(52)のメダル戻しを阻害することなく、また戻し手段(52)付近でのメダル詰まりを防止できる。
本発明に係る遊技メダルの一括投入機構(3)を、スロットマシンなどのメダル遊技機に隣接して設置される遊技機用台間機などに取り付け、排出部(47)をメダルを遊技機のメダル投入口(10)に直接又は間接的に連通させることにより、一括投入した遊技メダルを一枚ずつメダル投入口(10)に投入させることができ、遊技中における遊技機への遊技メダルの投入を効率的に行うことができる。
また、本発明に係る遊技メダルの一括投入機構(3)を、遊技機に隣接して設置されるメダル貸出機に取り付け、メダル貸出機から払い出される貸し出しメダルが投入部(48)に直接排出されるようにすれば、遊技開始時における遊技機への遊技メダルの投入を効率的に行うことができる。
(請求項2)
(特徴点)
請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項2記載の発明は、前記メダル送り装置(40)は、遊技メダルの投入口(11)を有する遊技機(スロットマシン1)に隣接して配置され遊技メダルを払い出す貸し出しメダル払い出し装置(23)を少なくとも有するメダル貸出機(2)に取り付けられる。さらに、前記排出部(47)は、遊技メダルを起立状態で排出する排出開口(排出スリット47B)を備え、前記排出部(47)の下方には、前記排出開口(47B)と上下に連通するメダル受け口(63)を有し、前記排出開口(47B)から排出される遊技メダルを、隣接する遊技機のメダル投入口(11)に側方から起立状態で移送可能な移送部材(メダル移送ブロック60)が設けられ、前記移送部材(60)は、前記排出部(47)の下方に前後方向に移動可能に取り付けられるとともに、前記メダル受け口(63)の奥行き寸法は前記排出開口(47B)の奥行き長さよりも大きく形成され、前記移送部材(60)を最も前側に取り付けた場合には、前記メダル受け口(63)の後方上端部(w)が、前記排出開口(47B)の後方下端部(y)よりも前側に位置することなく、前記移送部材(60)を最も後ろ側に取り付けた場合には、前記メダル受け口(47B)の前方上端部(x)が、前記排出開口(47B)の前方下端部(z)よりも後ろ側に位置しないように形成されていることを特徴とする。
ここで、メダル貸出機(2)は、前記貸し出しメダル払い出し装置(23)の他に、紙幣投入口(21)や紙幣カウンタ(22)を有していてもよく、その他の装置を備えていても構わない。
なお、本発明に係る遊技メダルの一括投入機構としては、前記貸し出しメダル払い出し装置(23)から払い出されるメダルを前記メダル貯め部(44)に誘導する払い出し通路(42)を備えていてもよい。前記払い出し通路(42)は、貸し出しメダル払い出し装置(23)のメダル排出口近傍からメダル貯め部(44)まで通ずる管状の移送路とすることができる。
(作用)
メダル貸出機(2)に紙幣を入れるなどして貸し出しメダル払い出し装置(23)を作動させると、払い出された遊技メダルは例えば払い出し通路(42)を経て、メダル送り装置(40)内部のメダル貯め部(44)に直接移送される。従って、メダル貸出機(2)からある程度まとまった枚数払い出される遊技メダルを、手で受け止めたり容器入れて遊技機(例えばスロットマシンの下皿)まで移動させる必要が無く、メダルに手を触れることなく遊技を開始することができる。また、入賞などにより遊技機から払い出された遊技メダルを、再度遊技機に投入する場合には、投入部(48)に一括投入すればよい。
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
すなわち、請求項1記載の発明によれば、メダル詰まりがしにくく、一括投入された遊技メダルを確実に送り出すことができる遊技メダルの一括投入機構を提供することができる。また、請求項2記載の発明によれば、メダル貸出機から直接遊技機にメダルを移送するのに適した遊技メダルの一括投入機構を提供することができる。
本発明の最良の実施形態を、遊技機としてスロットマシンを例に、図面に基づき説明する。
(図面の説明)
図1乃至図10は、本発明の実施の形態を示すものである。
図1は一括投入機構3の縦断面図、図2はスロットマシン1及びメダル貸出機2の外観斜視図、図3はメダル貸出機2の側面図、図4は一括投入機構3及びメダル投入口10の拡大斜視図、図5は一括投入機構3の分解斜視図、図6はメダル送り装置40の斜視図、図7は一括投入機構3の部分拡大断面図、図8及び図9はメダル送り装置40の作動説明図、図10は移動調整弁43の拡大断面図である。
本実施の形態におけるメダル貸出機2は、スロットマシン1に隣接して設置され、一台のスロットマシンに一機ずつ対応するように設けられている。
(スロットマシン1)
スロットマシン1は、図2に示すように、筐体及び筐体の正面側に取り付けられた前扉13から形成され、正面側には回転リール(図示せず)の図柄を視認可能な図柄表示窓14が形成されている。また、この図柄表示窓14の下方でありスロットマシン1の略中央部は、スタートスイッチやストップスイッチなどの操作手段が設けられる操作部16となっている。そしてこの操作部16の正面右端部には、遊技メダルを投入するためのメダル投入口10が設けられている。なお、特に図示しないが、メダル投入口10の下方には、遊技メダルの真贋を判断すると共に投入メダルをカウントするためのメダルセレクターが設けられている。また、スロットマシン1の下部には、払い出しメダルを貯留可能な払い出しメダル皿15が設けられている。
ここで、メダル投入口10は、図4に示すように、上方から遊技メダルを一枚ずつ投入可能な上方投入開口11と、上方投入開口11の側方に連通する側方移送通路12とを有している。この側方移送通路12は、上方投入開口11から正面右側(メダル貸出機2側)に延設された樋状の通路であって、後述するメダル移送ブロック60から送られてくる遊技メダルを受け入れ上方投入開口11に移送するためのものである。
そして、メダル投入口10から遊技メダルを投入し、スタートスイッチの操作により回転リールを回転させ、ストップスイッチの操作により回転リールを停止させ、このとき、複数の回転リールに表示された図柄が所定の位置態様に停止すると入賞となり、所定枚数のメダルが払い出されるように形成されているものである。
(メダル貸出機2)
メダル貸出機2は、スロットマシン1の側面側に隣接して設置される箱型の装置であって、金銭と引き替えに遊技メダルを貸し出すと共に、貸し出しメダル及び遊技者が投入するメダルをスロットマシン1のメダル投入口10に投入するためのものである。すなわち、メダル貸出機2は、図3に示すように、外箱20に、紙幣カウンター22及び貸し出しメダル払い出し装置23が内蔵されているとともに、正面側には一括投入機構3が取り付けられているものである。
紙幣カウンター22は、外箱20の正面下方に設けられた紙幣投入口21から投入された紙幣を読み取って、貸し出しメダル払い出し装置23に所定枚数の遊技メダルを払い出させるためのものである。なお、メダル貸出機としては、紙幣投入口21及び紙幣カウンター22の他に、硬貨投入口や硬貨カウンター、釣り銭払い出し口などを有していてもよい。また、プリペイドカード投入口とカードリーダーを有していてもよい。
貸し出しメダル払い出し装置23は、遊技メダルを払い出すためのいわゆるホッパー装置であり、特に図示しないが、遊技メダルを貯留しておくためのタンクと、タンクに貯留されている遊技メダルを一枚ずつ排出可能な送り出し円板を有している。送り出し円板は、駆動モータに回転可能に軸止されており遊技メダルが嵌入可能な孔が形成されている。そして、この孔に入った遊技メダルを、回転に伴い一枚ずつ装置の外に排出するようになっている。また、貸し出しメダル払い出し装置23には排出メダルをカウントするためのセンサが設けられていて、所定枚数の遊技メダルを払い出したら駆動モータが停止するように形成されている。
(一括投入機構3)
一括投入機構3は、前記貸し出しメダル払い出し装置23から払い出される遊技メダル、及び遊技者が投入する遊技メダルを、スロットマシン1のメダル投入口10に一括投入するための機構である。
具体的には、一括投入機構3は、図1及び図4に示すように、大きく分けて、メダル貸出機2の外箱20の正面に取り付けられた本体カバー30と、本体カバー30の内部に設けられたメダル送り装置40と、本体カバー30の正面側に着脱自在に取り付けられたメダル移送ブロック60とから構成されている。
(本体カバー30)
本体カバー30は、図2、図3に示すように、メダル貸出機2の外箱20の正面略中央部から手前側(スロットマシン1を正面から見た場合の手前側。以下同じ)に突出する箱形部材であり、上方に開口する一括投入開口31が形成され、図1に示すように、内部にはメダル送り装置40が内蔵されている。
そして、本体カバー30の正面側下端部には、図5に示すように、メダル移送ブロック60が設置される切り欠き部32が形成されており、この切り欠き部32の上方には、メダル移送ブロック60のメダル受け口63に連通するメダル落下部33が形成されている。また、前記切り欠き部32の正面側には、メダル移送ブロック60を前後方向に移動可能に取り付けるための取り付け板34が設けられている。
さらに、本体カバー30の底部奥側には、図5に示すように、メダル送り装置40から排出される異物やリセットメダルを受け止める排出貯留箱90を収納するための貯留箱収納部37が設けられており、貯留箱収納部37の上方には、排出開口36が形成されている。貯留箱収納部37は、上方及び正面に開口する箱形のケースであり、正面側開口から排出貯留箱90を嵌め込むことができるとともに、上方の排出開口36から異物やリセットメダルを排出貯留箱90に落下させるとができるようになっている。
(メダル送り装置40)
メダル送り装置40は、前記本体カバー30に内蔵されたメダルを送り出すための装置であり、図1に示すように、本体ブロック41の内部に搬送装置50を設け、搬送装置50の奥側下方に排出装置80を設けた構成となっている。
本体ブロック41は、図1及び図6(A)に示すように、長さ方向略中央部に、上方に開口する受入開口48を有し、受入開口48の奥側には、上方に向かって延びる角形管状の払い出し通路42が設けられている。また、本体ブロック41の前方下部には、搬送装置50が内蔵されており、本体ブロック41の正面底部には、搬送装置50により送り出されたメダルを排出するためのメダル排出部47が形成されているとともに、搬送装置50により送り出されるメダルを検知するためのメダル検知センサ46が設けられている。そして、図6(B)に示すように、前記払い出し通路42の下面には、排出装置80のソレノイド81が設けられており、ソレノイド81の作動で開閉板82を開くことにより、メダル送り装置40内部にあるメダルや異物などを、本体ブロック41の底面に形成されたリセット開口49から排出させることができるようになっている(図9参照)。
前記受入開口48は、一括投入開口31から投入される遊技メダルを受け入れるための開口であり、開口幅のほぼ中央部に、横方向に亘って設けられた仕切棒Bを有している。これは、投入される遊技メダルを、極力同一方向に揃えるためである。すなわち、この仕切棒Bがあることにより、受入開口48に遊技メダルが縦向き(メダルの表裏面が左右方向となる向き)で投入されることがないので、ランダムに投入される遊技メダルの向きを、横向き(メダルの表裏面が前後方向となる向き)にして落下させるようになるものである。このように落下した場合には、メダルの向きが揃っているので、受入開口48の下方に位置する空間であるメダル貯め部44に、遊技メダルが平積みとなるよう貯留させることができ、搬送装置50により搬送しやすくなる。
また、受入開口48の手前側端部48Aには、搬送装置50の上方空間を、受入開口48の下方に位置するメダル貯め部44と、メダル貯め部44よりも手前側に位置するメダル戻り部45とに分ける移動調整弁43が取り付けられている。移動調整弁43は、メダル貯め部44からメダル戻り部45へのメダル移動を阻止し、メダル戻り部45からメダル貯め部44へのメダル移動は適宜許容することにより、搬送装置50によるメダル移送をスムーズに行わせるためのものである。
前記払い出し通路42は、メダル貸出機2の貸し出しメダル払い出し装置23から貸し出される遊技メダルを受け入れて、前記メダル貯め部44に誘導するためのものである。払い出し通路42の底面は、奥側から手前側に向かって下り傾斜となっており、傾斜の前端部が開閉板82によって開閉可能に形成されている。開閉板82が閉じているときには、メダル貯め部44に遊技メダルが貯留され、開閉板82が開いた場合には、メダル貯め部44又は搬送装置50の搬送ベルト53上にあるゴミなどの異物や遊技メダルは、リセット開口49から落下する。
前記メダル排出部47は、搬送装置50より送り出されたメダルをメダル移送ブロック60に一枚ずつ排出するためのものであり、図7に示すように、下方に開口する排出スリット47Bと、搬送装置50の前端部近傍からに排出スリット47Bに向かって下降する湾曲傾斜面を形成する誘導板47Aを有している。
前記メダル検知センサ46は、遮光センサや反射センサであって、メダルの移動をセンシングしてメダル詰まりを検知するためのものである。すなわち、メダル検知センサ46は、検知が正常時のメダル検知パターンと異なる場合、例えばメダル検知センサ46が所定時間メダルを検知し続けている場合には、搬送装置50の作動を停止させるための信号を出力する。
(移動調整弁43)
ここで、前記移動調整弁43について詳述する。
移動調整弁43は、図10に示すように、回動板43bの上部に軸受け部43aを設けた板部材であり、受入開口48の手前側端部48Aに形成された支点であるピン100に、前記軸受け部43aを係合させることにより、ピン100を中心に前後方向に回動可能に取り付けられものである。そして、前記回動板43bは、取り付け状態において、その下端部が受入開口48の上端部からメダル貯め部44の底部(具体的には搬送ベルト53の上面又は開閉板82の上面)までの高さのほぼ中央付近となる長さ(図1参照)を有している。
一方、手前側端部48Aには、ピン100よりも手前側に、下方に突出し前記回動板43bを垂直状態に係止するストッパー110が形成されている。このため、移動調整弁43は、後方すなわちメダル貯め部44側へは回動するが、前方すなわちメダル戻り部45側へは回動しないようになっている。なお、移動調整弁43の作用については後述する。
(搬送装置50)
搬送装置50は、本体ブロック41の前方下部に内蔵されており、受入開口48が受け入れた遊技メダルを、水平状態(遊技メダルの表裏面が上下となる状態)で一枚ずつ、メダル移送ブロック60へと送り出すためのものである。具体的には、搬送装置50は、図1に示すように、一対のローラ51(51A,51B)と、ローラ51A,51Bに掛け渡された搬送ベルト53と、搬送ベルト53の手前側上方に送出間隙54をあけて設置された逆転ローラ52と、ローラ51,52を回転させるための駆動モータ55と、駆動モータ55のモータ軸の回転をローラ51,52に伝達するための伝達手段56を有している。
前記ローラ51は、正面側から見て前後に並列して設けられている。また、前記搬送ベルト53は、二つのローラ51A,51Bに掛け渡された平ベルトであり、表面にはゴム等を被覆して、遊技メダルとの摩擦抵抗を大きくするよう形成してある。そして、手前側のローラ51Aの方が、奥側のローラ51Bよりも若干高い位置に取り付けられているので、搬送ベルト53の上面は手前側に向かってやや上り傾斜となっており、ローラ51を図1に示す黒矢印の方向に回転させることにより、搬送ベルト53の上面が手前側に移動するようになっている。
前記ローラ51と逆転ローラ52は、伝達手段56により同時に回転するようになっている。伝達手段56は、駆動モータ55の駆動軸とローラ51Aと逆転ローラ52に設けられたギヤ、及び各ギヤを連結するベルトであって、逆転ローラ52はローラ41と同方向に回転するので、搬送ベルト53の上面の進行方向と、逆転ローラ52の下面の移動方向とが逆になる。また、前記伝達手段56の調整(直径の異なるギヤの組み合わせ)により、逆転ローラ52の回転速度の方が、ローラ51の回転速度よりも早くなるように形成されている。
そして、逆転ローラ52の下面と搬送ベルト53の上面との間には、遊技メダル一枚の厚みよりも大きく、遊技メダル二枚分の厚みよりは小さい送出間隙54が形成されている。これにより、搬送ベルト53の上面に乗っている遊技メダルを、一枚ずつ手前側に送り出すとともに、搬送ベルト53の上方であって逆転ローラ42の後方にある遊技メダルをメダル戻り部45に蹴り出すようになっている。
搬送ベルト53の前方側はメダル落下部37と近接しており、ベルト上面に乗っている遊技メダルは、搬送ベルト53の表面に乗ったままメダル排出部47へと運ばれる。
(搬送装置50の作動)
ここで、搬送装置50は、前記駆動モータ55を駆動させるための駆動制御手段(図示せず)により作動を開始及び作動停止するとともに、作動中のメダル検知センサ46の検知に基づいて、作動を停止する。本実施の形態においては、駆動制御手段として、駆動モータ55を駆動開始又は駆動停止させるためのタッチセンサと、駆動モータ55を逆回転させるためのリセットスイッチが設けてある。
タッチセンサは、特に図示しないが、一括投入開口31の周囲に伝導体を敷設してあり、人が手を触れると通電してスイッチがONとなって駆動モータ55が駆動を開始し、手を離すとスイッチがOFFとなって駆動を停止するものである。これにより、遊技者は適宜搬送装置50を作動させて、自分の好みの量のメダルをスロットマシン1に投入することができる。
リセットスイッチは、特に図示しないが、本体カバー30のいずれかの場所に設けたボタンスイッチとすることができ、ボタン押圧によりスイッチがONとなって駆動モータ55が逆転駆動し、ボタンから手を離すとスイッチがOFFとなって駆動を停止するようになっている。リセットスイッチは、メダル送り装置40内部に残留している遊技メダルを取り出す場合や、一括投入開口31内に入ったゴミなどの異物を取り除く場合に操作する。
また、タッチセンサにより搬送装置50が作動中に、メダル検知センサ46がメダル詰まりを検知した場合には、駆動モータ55の駆動を停止させる。タッチセンサは駆動モータ55の駆動停止によりスイッチOFF状態に戻るので、メダル詰まりの解消後、再びタッチセンサに触れれば、駆動モータ55が駆動を開始する。
なお、駆動制御手段として、メダル貯め部44及びメダル戻り部45内の遊技メダルの有無を検知可能なセンサを設けてもよい。具体的には、例えば、受入開口48やメダル戻り部45の側壁や上板に遮光センサや反射センサを設け、メダルを検知することにより、あるいは一定時間メダルを検知しないことにより、搬送ベルト53を作動させたり停止させたりするものである。このようなセンサを設けた場合には、一括投入開口31に投入された遊技メダル、あるいはメダル貸出機2から払い出された遊技メダルを、すべてスロットマシン1に投入するまで、搬送装置50が作動するので、一括投入機構3内部に遊技メダルが残留することがない。
また、送出間隙54でのメダル詰まりを検知するには、駆動モータ55や搬送ベルト53付近に回転検知センサを設け、モータ軸の回転速度や搬送ベルト53の移動速度を監視するようにすればよい。
(メダル移送ブロック60)
メダル移送ブロック60は、前記搬送装置50から送り出された遊技メダルをスロットマシン1のメダル投入口10に移送するためのものであって、図1及び図5に示すように、遊技メダルが一枚ずつ通過可能な移送路を有するブロック部材である。すなわち、メダル移送ブロック60は、上方に開口するメダル受け口63を有するメダル受け部61と、メダル受け部61から側方に向かって設けられ側端部にメダル排出口64を有するメダル移送部62とから成り、メダル受け口63から前記搬送装置50により搬送された遊技メダルを受け入れ、メダル排出口64から遊技メダルを排出するものである。
そして、メダル移送ブロック60は、図5に示すように、一括投入機構3の本体カバー31の正面下部の切り欠き部32に取り付けられ、図7に示すように、メダル受け部61がメダル落下口33の下方となりメダル受け口63がメダル排出部47の排出スリット47Bと連通するようになっている。また、メダル受け口63の上端部はラッパ状の断面を有していて、排出スリット47Bから落下する遊技メダルを確実に受け入れることができる。また、メダル受け口63の奥行き寸法は排出スリット47Bの奥行き長さよりも大きく形成され、図7(B)に示すように、メダル移送ブロック60を最も前側に取り付けた場合には、メダル受け口63の後方上端部wが、排出スリット47Bの後方下端部yよりも前側に位置することなく、図7(A)に示すように、メダル移送ブロック60を最も後ろ側に取り付けた場合には、メダル受け口63の前方上端部xが、排出スリット47Bの前方下端部zよりも後ろ側に位置しないように形成されている。
さらにメダル移送ブロック60は、図4に示すように、メダル排出口64がスロットマシン1のメダル投入口10の側方移送通路12の端部と一直線上に配置されるよう設置される。この場合、メダル排出口64と側方移送通路12の端部とは必ずしも当接、合致する必要はなく、メダル排出口64から排出されたメダルが側方移送通路12に移動可能な間隙や高さの誤差があって構わない。
(メダル移送ブロック60の着脱)
ここで、メダル移送ブロック60は、本体カバー30に、着脱自在、かつ前後方向にスライド可能に取り付けられている。具体的には、図5に示すように、メダル移送ブロック60は、本体カバー30の切り欠き部32の正面に取り付けられた取り付け板34に取り付けられる。すなわち、メダル移送ブロック60は、図7に示すように、取り付け板34の正面に設けられた係合孔34aに、メダル移送ブロック60の背面に設けられ前記係合孔34aに係合可能に形成された突起部60Aを係合させることにより、取り付け板34に固定可能であり、その突起部60Aと係合孔34aとの係合を外すことにより、取り付け板34から取り外すことができる。
一方、取り付け板34は、図7に示すように、その下端部に、奥方向に延設された舌片34bを有しており、切り欠き部32の正面に前後方向にスライド自在になっている。そして、前記舌片34bと本体カバー31の底板とを、移動調節ネジ35でネジ止めすることにより、本体カバー31に固定することができるものである。
このようにして、メダル移送ブロック60は、例えば移送路内部やメダル送り装置40のメダル排出部47付近にメダルが詰まった場合に取り外すことができるとともに、取り付け板34の固定位置を調節することによって、前後方向の位置調整を行うことができる(図7(B)参照)。そして、隣接するスロットマシン1の側方移送通路12との前後方向の位置あわせの微調整を行うことができるのである。
なお、メダル排出口64と側方移送通路12との上下方向及び左右方向の微細な位置あわせについては、メダル排出口64の下端部が側方移送通路12の底面(メダルが転がる面)よりも高い位置にさえあれば、メダル排出口64の側端面と側方移送通路12の側端面とが完全に合致しなくても、メダルが隙間を飛び越していくのでそれほど問題はない。
さらに、メダル移送ブロック60を着脱自在とすることにより、縦方向の長さの異なるメダル移送ブロック60を付け替えることができ、メダル投入口10の高さが大幅に異なる機種にも対応できる。
(遊技メダルの移送)
次に、上記構成を有する一括投入機構3における遊技メダルの移送過程を、図8及び図9に基づき説明する。
まず、一括投入開口31から遊技メダルを投入すると、図8(A)に示すように、遊技メダルは搬送ベルト53の後方部上面と開閉板82の上面に積み重なるように落下し、メダル貯め部44に貯留される。また、メダル貸出機2に紙幣を投入した場合には、貸し出しメダル払い出し装置23から遊技メダルが払い出され、払い出し通路42を通ってメダル貯め部44に貯留される。次に、一括投入開口31の周囲を手で押さえると、タッチセンサが反応して、搬送装置50が作動を開始する。すなわち、駆動モータ55が駆動して、搬送ベルト53が前方に回転開始する。
搬送ベルト53が移動開始すると、搬送ベルト53の後方部上面に乗っている遊技メダルが前方に移動し、その上方に貯まっているメダルも引きずられて、移動調整弁43の下方を潜ってメダル戻り部45に移動する。ここで、移動調整弁43は、前方には回動しないので、メダル貯め部44の上部に貯留されているメダルが、一気にメダル戻り部45に雪崩れ込むのを防ぐことができる。
搬送ベルト53により前方に移送された遊技メダルのうち、搬送ベルト53の上面に乗っている遊技メダルは、図8(B)に示すように、搬送ベルト53と逆転ローラ52の下面との間の送出間隙54をすり抜けて、一枚ずつ、メダル排出部47へと移送される。一方、搬送ベルト53の上方に重なっている遊技メダルは、逆転ローラ52と接触することにより、上方後部のメダル戻り部45に蹴り戻される。逆転ローラ52は、ローラ51よりも高速回転しているので、効率よくメダルを蹴り出すことができる。
ここで、メダル戻り部45に滞留するメダルの量が多いと、逆転ローラ52によって後方に蹴り出すのに支障をきたし、送出間隙54でメダル詰まりが発生するおそれがある。しかし、移動調整弁43は、後方に回動可能に取り付けられているので、図8(C)に示すように、メダル戻り部45内のメダルはメダル貯め部44に逆流し、メダル戻り部45の上方に空間が形成される。これにより、逆転ローラ52によるメダルの蹴り出しがスムーズに行われるものである。
搬送装置50から送り出された遊技メダルは、メダル排出部47の誘導板47Aに誘導されつつ排出スリット47Bから下方に落下する。そして、メダル移送ブロック60のメダル受け口63に入り、メダル移送ブロック60の内部の通路を通ってメダル排出口64から排出される。メダル排出口64はスロットマシン1のメダル投入口10の側方移送通路12と位置あわせされているので、遊技メダルは側方移送通路12を通って、上部投入開口11に投入される。
ところで、投入された遊技メダルを全て移送し終える前に搬送装置50の作動を停止させた場合には、搬送ベルト53の上面やメダル貯め部44に遊技メダルが残留したままとなる。この場合、遊技を終了するなどにより、残留している遊技メダルをスロットマシン1に投入したくない場合には、所定のリセットスイッチを操作する。すると、図9に示すように、排出装置80のソレノイド81が作動して開閉板82を開くとともに、搬送装置50の駆動モータ55が逆転駆動する。これにより、搬送ベルト53の上面にある遊技メダルは後方に移動し、開閉板82が開くことにより、メダル貯め部44の底部に開口するリセット開口49から下方に落下する。メダル貯め部44に貯留されていた遊技メダルも、同様にリセット開口49から落下する。
このようにしてメダル送り装置40から排出された遊技メダルは、排出貯留箱90に貯留されるので、排出貯留箱90を貯留箱収納部37から手前側に引き抜いて、中に貯まったメダルを取り出せばよい。なお、メダル送り装置40内部に、ゴミなどの異物が混入した場合にも、上記したのと同様にして、取り出すことができるのは言うまでもない。
このように、本実施の形態によれば、メダル貸出機2から貸し出される遊技メダルをスロットマシン1に手に持って移動させなくても、あるいはスロットマシン1から入賞により払い出されたメダルを、一枚ずつ手でメダル投入口10に投入させなくても、一括投入機構3によりメダル投入口10に投入することができ、遊技を効率的に行うことができる。また、一括投入機構3は、移動調整弁43が設けてあるので、メダル送り装置40内部でのメダル詰まりを起こしにくく、メダル送り装置40から排出するときにメダル詰まりを起こした場合でも、メダル移送ブロック60を取り外すことにより容易に詰まりを解消できる。そして、排出装置80と排出貯留箱90を設けてあるので、メダル送り装置40内の残留メダルや異物なども容易に取り出すことができる。さらには、スロットマシン1のメダル投入口10の高さ位置に合わせてメダル移送ブロック60を取り替えることができるので、隣接するスロットマシンが面替えにより異なる機種のものに交換されても、メダル貸出機2自体は遊技場に固定しておくことができるのである。
本発明の実施の形態であって、一括投入機構の断面図である。 本発明の実施の形態であって、スロットマシン及びメダル貸出機の斜視図である。 本発明の実施の形態であって、メダル貸出機の側面図である。 本発明の実施の形態であって、メダル投入口及び一括投入機構の拡大斜視図である。 本発明の実施の形態であって、一括投入機構の分解斜視図である。 本発明の実施の形態であって、メダル送り装置の斜視図である。 本発明の実施の形態であって、一括投入機構の部分拡大断面図である。 本発明の実施の形態であって、メダル送り装置の作動説明図である。 本発明の実施の形態であって、メダル送り装置の作動説明図である。 本発明の実施の形態であって、移動調整弁の拡大断面図である。
符号の説明
1 スロットマシン
10 メダル投入口 11 上部投入開口
12 側方移送通路 13 前扉
14 図柄表示窓 15 払い出しメダル皿
16 操作部
2 メダル貸し出し機
20 外箱 21 紙幣投入口
22 紙幣カウンター 23 貸し出しメダル払い出し装置
3 一括投入機構
30 本体カバー 31 一括投入開口
32 切り欠き部 33 メダル落下口
34 取り付け板 35 位置調節ネジ
36 排出開口 37 貯留箱収納部
40 メダル送り装置 41 本体ブロック
42 払い出し通路 43 移動調整弁
44 メダル貯め部 45 メダル戻り部
46 メダル検知センサ 47 メダル排出部(排出部)
47B 排出スリット(排出開口)
48 受入開口(投入部) 49 リセット開口
50 搬送装置 51 ローラ
52 逆転ローラ(戻し手段) 53 搬送ベルト(移送手段)
54 送出間隙 55 駆動モータ
56 伝達手段
60 メダル移送ブロック 61 メダル受け部
62 メダル移送部 63 メダル受け口
64 メダル排出口
80 排出機構 81 ソレノイド
82 開閉板 90 排出貯留箱
100 ピン(支点) 110 ストッパー
B 仕切棒

Claims (2)

  1. 一括投入される複数枚の遊技メダルを受け入れ可能な投入部と、
    遊技メダルを排出する排出部と、
    遊技メダルを上面に積み重ねた状態で移動可能な移送手段と、
    前記移送手段の排出部側上方に設けられ、移送手段の上部に積み重なっている遊技メダルを移送方向と逆方向に戻す戻し手段とを少なくとも有し、
    前記移送手段の上面にある遊技メダルを、一枚ずつ前記排出部に移送可能に形成したメダル送り装置を少なくとも備える遊技メダルの一括投入機構において、
    前記投入部の下方でありかつ前記移送手段の上方には、前記投入部から投入された複数枚の遊技メダルを貯留可能な空間であるメダル貯め部と、このメダル貯め部よりも前記排出部側にあって前記戻し手段により戻された遊技メダルが複数枚滞留可能な空間であるメダル戻り部を有し、
    前記メダル貯め部前記メダル戻り部との間には、その下端と前記移送手段の上面との間に、重なり合った遊技メダルが通過するのに十分な隙間をあけるように配置され、その上端部に設けられた支点を中心にメダル貯め部方向に回動可能であり、かつ前記移送手段の上面に向けて垂下した状態で前記メダル戻り部方向には回動不能に支持された移動調整弁を備え
    前記移動調整弁は、前記戻し手段によって戻され前記メダル戻り部に滞留している遊技メダルに押されて前記メダル貯め部方向に回動することによって、前記メダル戻り部から前記メダル貯め部への遊技メダルの移動を可能とし、前記メダル貯め部に投入され移動調整弁の下端よりも上方に積み重なった遊技メダルが、前記メダル戻り部方向へ流入するのを阻止可能に形成されていることを特徴とする遊技メダルの一括投入機構
  2. 前記メダル送り装置は、遊技メダルの投入口を有する遊技機に隣接して配置され遊技メダルを払い出す貸し出しメダル払い出し装置を少なくとも有するメダル貸出機に取り付けられ、
    前記排出部は、遊技メダルを起立状態で排出する排出開口を備え、
    前記排出部の下方には、前記排出開口と上下に連通するメダル受け口を有し、前記排出開口から排出される遊技メダルを、隣接する遊技機のメダル投入口に側方から起立状態で移送可能な移送部材が設けられ、
    前記移送部材は、前記排出部の下方に前後方向に移動可能に取り付けられるとともに、前記メダル受け口の奥行き寸法は前記排出開口の奥行き長さよりも大きく形成され、
    前記移送部材を最も前側に取り付けた場合には、前記メダル受け口の後方上端部が、前記排出開口の後方下端部よりも前側に位置することなく、
    前記移送部材を最も後ろ側に取り付けた場合には、前記メダル受け口の前方上端部が、前記排出開口の前方下端部よりも後ろ側に位置しないように形成されていることを特徴とする請求項1記載の遊技メダルの一括投入機構。
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