JP2003205085A - 弾球遊技機および弾球遊技機のファール球回収部材 - Google Patents

弾球遊技機および弾球遊技機のファール球回収部材

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JP2003205085A JP2002003421A JP2002003421A JP2003205085A JP 2003205085 A JP2003205085 A JP 2003205085A JP 2002003421 A JP2002003421 A JP 2002003421A JP 2002003421 A JP2002003421 A JP 2002003421A JP 2003205085 A JP2003205085 A JP 2003205085A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体枠の左右いずれか一方側の略上下方向に
遊技盤遊技球通路を形成することによって、遊技盤遊技
球通路が弾球遊技機を左右方向に横断することをなくし
た弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 発射装置7は、本体枠3の左右いずれか
一方側に偏在して配置され、遊技盤遊技球通路4kは、
発射装置7が配置されている本体枠3の左右いずれか一
方側の略上下方向に形成されるとともに通路幅は発射装
置側4pの通路幅W1が遊技領域側4qの通路幅W2に
対して幅広となるように形成され、発射装置7と遊技盤
4との間には、発射された遊技球を遊技盤遊技球通路4
kに導くものであって通路幅W3がW1よりも幅狭に形
成されている本体遊技球通路20aと、発射された遊技
球のうちで遊技領域4mに到達しないファール球を回収
するファール球回収口20b1、20b2とが形成され
てなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体枠と、本体枠
の内側空間に固定されている遊技盤と、遊技盤の前方に
配置され本体枠に回動自在に固定されている前面扉と、
遊技盤の下方に配置され遊技盤に向けて遊技球を一発ず
つ発射する発射装置とを備え、発射された遊技球を遊技
盤の遊技領域に導く遊技盤遊技球通路が形成されている
弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、本体枠と、本体枠の内側空間に固
定されている遊技盤と、遊技盤の前方に配置され本体枠
に回動自在に固定されている前面扉と、遊技盤の下方に
配置され遊技盤に向けて遊技球を一発ずつ発射する発射
装置とを備え、発射された遊技球を遊技盤の遊技領域に
導く遊技盤遊技球通路が形成されている弾球遊技機にお
いて、発射装置は、本体枠の左右いずれか一方側に偏在
して配置され、遊技盤遊技球通路は、発射装置から発射
装置が偏在して配置されている本体枠の左右いずれか一
方側とは反対方向に向けて円弧状に形成され、発射され
た遊技球のうちで遊技領域に到達しないファール球は、
発射装置の近傍であって遊技盤遊技球通路に形成された
ファール球回収口で回収するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術では、遊技盤遊技球通路は、発射装置から発射
装置が偏在して配置されている本体枠の左右いずれか一
方側とは反対方向に向けて円弧状に形成されているた
め、遊技盤遊技球通路が弾球遊技機を左右方向に横断す
ることとなって弾球遊技機の上下方向のスペースを奪っ
ているという問題点がある。
【0004】本発明は、このような状況を鑑みてなされ
たもので、発射装置が偏在して配置されている本体枠の
左右いずれか一方側の略上下方向に遊技盤遊技球通路を
形成することによって、遊技盤遊技球通路が弾球遊技機
を左右方向に横断することをなくし、空いたスペースを
利用してファール球、貸球および賞球を貯留する容量の
大きい球貯留タンクを設けることができる弾球遊技機を
提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明に係る弾球遊技機は、次のような手段を採用
する。
【0006】本発明の第1の要旨は、本体枠と、本体枠
の内側空間に固定されている遊技盤と、遊技盤の前方に
配置され本体枠に回動自在に固定されている前面扉と、
遊技盤の下方に配置され遊技盤に向けて遊技球を一発ず
つ発射する発射装置と、発射された遊技球を遊技盤の遊
技領域に導く遊技盤遊技球通路が形成されている弾球遊
技機において、発射装置は、本体枠の左右いずれか一方
側に偏在して配置され、遊技盤遊技球通路は、発射装置
が配置されている本体枠の左右いずれか一方側の略上下
方向に形成されているとともに通路幅は発射装置側が遊
技領域側に対して幅広となるように形成され、発射装置
と遊技盤との間には、発射された遊技球を遊技盤遊技球
通路に導くものであって通路幅が遊技盤遊技球通路の発
射装置側よりも幅狭に形成されている本体遊技球通路
と、発射された遊技球のうちで遊技領域に到達しないフ
ァール球を回収するファール球回収口とが形成されてい
ることを特徴とする弾球遊技機である。
【0007】本発明の第1の要旨によれば、発射装置か
ら発射された遊技球は、発射装置が配置されている本体
枠の左右方向のいずれか一方側の略上下方向に形成され
た遊技盤遊技球通路に沿って遊技領域に打出され、ま
た、発射装置から発射され遊技領域に到達しないファー
ル球は、遊技盤遊技球通路の通路幅が遊技領域側に対し
て発射装置側が幅広に形成されるとともに本体遊技球通
路の通路幅が遊技盤遊技球通路の発射装置側よりも幅狭
に形成されているため、発射装置から発射された経路と
異なった経路で落下して発射装置と遊技盤との間に形成
されているファール球回収口に回収される。これによっ
て、遊技盤遊技球通路は、発射装置が配置されている本
体枠の左右いずれか一方側の略上下方向に形成されるた
め弾球遊技機を左右方向に横断することがなくなって、
弾球遊技機の上下方向の空いたスペースに容量の大きい
球貯留タンクを設けることができる。
【0008】本発明の第2の要旨は、ファール球回収口
は、遊技盤遊技球通路の隣接箇所に形成されていること
を特徴とする第1の要旨の弾球遊技機である。
【0009】本発明の第2の要旨によれば、ファール球
が発射装置から発射された遊技球の経路と異なる経路で
落下して本体遊技球通路の隣接箇所に形成されたファー
ル球回収口に回収される。これによって、ファール球が
再び遊技盤遊技球通路を通って発射装置内に入る確率を
下げることができファール球を回収する効率を向上させ
ることができる。
【0010】本発明の第3の要旨は、ファール球をファ
ール球回収口から貸球および賞球を貯留する受け皿に導
くファール球通路が設けられていることを特徴とする第
1または2の要旨の弾球遊技機である。
【0011】本発明の第3の要旨によれば、ファール球
回収口で回収されたファール球は、ファール球通路を通
って受け皿に導かれる。これによって、ファール球を再
び発射装置で発射することができる。
【0012】本発明の第4の要旨は、ファール球通路に
は、ファール球、貸球および賞球を貯留する球貯留タン
クが設けられていることを特徴とする第1〜3のいずれ
かの要旨の弾球遊技機である。
【0013】本発明の第4の要旨によれば、ファール球
回収口で回収されたファール球は、球貯留タンクに貯留
される。これによって、受け皿が遊技球で満杯であると
きにファール球を貯留することができる。
【0014】本発明の第5の要旨は、遊技盤遊技球通路
または本体遊技球通路には、ファール球が発射装置に戻
ることを防止するファール球戻り防止部材が設けられて
いることを特徴とする第1〜4のいずれかの要旨の弾球
遊技機である。
【0015】本発明の第5の要旨によれば、ファール球
がファール球戻り防止部材によって本体遊技球通路を通
って再び発射装置に入ることが防止される。これによっ
て、ファール球による発射装置の詰まりを防止すること
ができる。
【0016】本発明の第6の要旨は、ファール球回収口
のうち少なくとも一つには、ファール球を受ける面部に
複数条のリブを形成し、ファール球回収時にリブにファ
ール球が当たるようにしてファール球から受ける衝撃に
耐えるようにしたことを特徴とする第1〜5のいずれか
の要旨の弾球遊技機である。
【0017】本発明の第6の要旨によれば、ファール球
回収時にファール球から受ける衝撃に耐えるようにファ
ール球回収口が補強される。これによって、ファール球
回収口の強度を向上されファール球の落下によるファー
ル球回収口の破損を防止することができる。
【0018】本発明の第7の要旨は、本体枠に着脱可能
であって、発射装置から発射された遊技球を遊技盤遊技
球通路に導くものであって通路幅が遊技盤遊技球通路の
発射装置側よりも幅狭に形成されている本体遊技球通路
と、本体遊技球通路の隣接箇所にファール球を回収する
ファール球回収口とが形成されていることを特徴とする
弾球遊技機のファール球回収部材である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る弾球遊技機の
実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜図6は、
本発明に係る弾球遊技機の実施の形態を示すものであ
る。
【0020】図1は、本発明に係る弾球遊技機1の外観
を示す斜視図、図2は、弾球遊技機1から前面扉(後述
するガラス扉5および下扉6)を取り外した状態の正面
図である。
【0021】弾球遊技機1は、外枠2と、外枠2に回動
自在に設けられている本体枠3と、本体枠3に固定され
ている遊技盤4と、遊技盤4の前方に配置され本体枠3
に回動自在に設けられているガラス扉5と、ガラス扉の
下方に配置され本体枠3に回動自在に設けられている下
扉6と、遊技盤4の下方であって本体枠3の左右いずれ
か一方側(図示する場合においては、左側)に偏在して
配置され遊技球を一発ずつ遊技盤4に向けて発射する発
射装置7と、ガラス扉5の上部に配置されている枠ラン
プ8と、ガラス扉5の左右上部に配置されているスピー
カ9と、下扉6に配置され貸球および賞球を貯留する受
け皿10と、下扉6に配置され発射装置7を操作する操
作ハンドル11等を備えている。
【0022】遊技盤4には、発射装置7が配置されてい
る本体枠3の左右いずれか一方側(図示する場合におい
ては、左側)の略上下方向に発射装置7から発射された
遊技球を遊技盤4の遊技領域4mに導く遊技盤遊技球通
路4kが形成されている。なお、遊技盤遊技球通路4k
の通路幅は、発射装置側4pの通路幅W1が遊技領域側
4qの通路幅W2に対して幅広(W1>W2)となるよ
うに形成されている。遊技盤遊技球通路4kは、例え
ば、遊技盤4の下部一角隅部(図示する場合において
は、下部左角隅部)から上方に直線状に延びて遊技盤4
の略中央部から上部側で略円弧状に形成されている外レ
ール4rと、外レール4rの内側であって上部が欠切し
た略円弧状に形成されている内レール4sと、内レール
4sの外側に近接して設けられ遊技盤遊技球通路4kの
発射装置側4pを形成するガイド部材4tとから形成さ
れる。外レール4rおよび内レール4sの素材として
は、薄肉の金属板が好適に用いられ、遊技盤4の面に対
して板幅方向が垂直となるように設けられている。ガイ
ド部材4tの素材としては、例えば、ファール球の衝突
による衝撃に耐えることができるPC(ポリカーボネー
ト)等の耐衝撃性の高いプラスチック材料が好適に用い
られる。
【0023】なお、内レール4sの遊技盤遊技球通路4
kの先端部には、遊技領域4mに打出された遊技球が再
び遊技盤遊技球通路4kに戻らないように遊技球戻り防
止部材4uが設けられている。遊技球戻り防止部材4u
は、素材としては、例えば、バネ用金属板が用いられ、
遊技盤遊技球通路4kから遊技領域4mに遊技球が打出
される際には、遊技球戻り防止部材4uがその弾性で撓
み遊技球を遊技領域4mに打出し可能とするが、遊技球
が遊技領域4mから遊技盤遊技球通路4kに戻ろうとす
る際には、遊技球が遊技球戻り防止部材4uに当たった
としても遊技球戻り防止部材4uの先端部が外レール4
rに当接して遊技球を遊技盤遊技通路4kに戻さないよ
うに形成されている。
【0024】また、遊技盤4には、図3に示すように、
遊技球を不規則に落下させる障害の役目を持つ複数の釘
(図示しない)や特別図柄表示装置4a、始動入賞口4
bおよび保留球ランプ4c、その他、盤面ランプ4d、
電動役物4e、通常入賞口4f、大入賞口4g、風車4
h、スルーチャッカ4iおよびアウト口4j等を備えて
いる。
【0025】特別図柄表示装置4aは、遊技盤4の中央
部に配置され、特別図柄(特別な遊技状態(例えば、大
当り)に移行する性質を持つような図柄)を変動表示さ
せる装置であって、例えば、LCD(Liquid C
rystal Display)が用いられる。
【0026】始動入賞口4bは、特別図柄表示装置4a
の下方に配置され、発射装置7から発射され遊技盤遊技
球通路4kを通って遊技領域4mに打出された遊技球が
入賞することによって特別図柄表示装置4aを変動表示
させるとともに賞球払出しをさせるものである。
【0027】保留球ランプ4cは、特別図柄表示装置4
aが変動表示中に始動入賞口4bへ遊技球が入賞する度
に入賞回数を所定回数(例えば、4回)まで加算し、特
別図柄表示装置4aの変動表示が1入賞分終了する度に
入賞回数を減算した値を表示させるものである。
【0028】発射装置7と遊技盤4との間には、発射装
置7から発射された遊技球を遊技盤遊技球通路4kに導
くとともに発射装置7から発射された遊技球のうちで遊
技盤4の遊技領域4mに到達しないファール球を回収す
るファール球回収部材20が設けられている。
【0029】ファール球回収部材20には、通路幅W3
が遊技盤遊技球通路4kの発射装置側4pの通路幅W1
よりも幅狭(W1>W3)に形成されている本体遊技球
通路20aと、本体遊技球通路20aの隣接箇所(例え
ば、両脇)にファール球を回収するためのファール球回
収口20b1、20b2とが形成されている。
【0030】図4は、ファール球回収部材20を示す斜
視図である。本体遊技球通路20aは、上面視で下に欠
切した略コ字状に側壁20a1、20a2、20a3が
形成され、側壁20a1の背面は本体枠3と当接し、側
壁20a2と20a3との間隔はW3であって側壁20
a1からの長さは所定距離に形成されている。また、側
壁20a1には、本体枠3に係止するための係止穴20
a4が形成されている。ファール球回収口20b1は、
本体遊技球通路20aの側壁20a2の欠切側端部から
略直角方向に延びる側壁20b1aと、側壁20b1a
の下端から本体枠3方向に側壁20a1まで本体枠3側
が下となるように傾斜して延びるとともに本体遊技球通
路20aの側壁20a2に対して略垂直となるように連
続して底面20b1bが形成されている。また、底面2
0b1bの表面および裏面にはファール球回収時にファ
ール球から受ける衝撃に耐えることができる複数条のリ
ブ20b1c、20b1dがそれぞれ形成されている。
ファール球回収口20b2は、本体遊技球通路20aの
側壁20a2の欠切側端部から上面視で上に欠切した略
コ字状に側壁20b2a、20b2bが形成され、側壁
20b2aの下端から本体枠3方向に側壁20a1まで
本体枠3側が下となるように傾斜して延びるとともに本
体遊技球通路20aの側壁20a3と側壁20b2bと
の間に側壁20a3と側壁20b2bに対して略垂直と
なるように連続して底面20b2cが形成されている。
また、底面20b2cの下方には側壁20a3と側壁2
0b2bを連結する連結部20b2d、20b2eが形
成されている。なお、ファール球回収口20b1の側壁
20b1aの端部20b1eからファール球回収口20
b2の側壁20b2bとの水平距離W4は、遊技盤遊技
球通路4kの発射装置側4pの通路幅W2よりも幅広
(W4≧W1)となっている。なお、ファール球回収部
材20の素材としては、例えば、ファール球から受ける
衝撃に耐えることができるPC(ポリカーボネート)等
の耐衝撃性の高いプラスチック材料が好適に用いられ
る。
【0031】なお、ファール球回収部材20は、本体枠
3と一体に成形されてもよい。
【0032】また、本体枠3には、ファール回収部材2
0のファール回収口20b1、20b2で回収したファ
ール球を本体枠3および下扉6に形成されている払出口
21から受け皿10に導くファール球通路22が設けら
れている。
【0033】また、ファール球通路22には、ファール
球、貸球および賞球を貯留する球貯留タンク23が設け
られている。
【0034】また、図5に示すように、ファール球回収
部材20の本体遊技球通路20aの先端部にファール球
が再び本体遊技球通路20aを通って発射装置7に入る
ことを防止するファール球戻り防止部材24を設けても
よい。ファール球戻り防止部材24は、遊技盤4に設け
られている遊技球戻り防止部材4uと同様に、素材とし
ては、例えば、バネ用金属板が用いられ、本体遊技球通
路20aから遊技盤遊技球通路4kに遊技球が打出され
る際には、ファール球戻り防止部材24がその弾性で撓
み遊技球を遊技盤遊技球通路4kに打出し可能とする
が、遊技球が遊技盤遊技球通路4kから本体遊技球通路
4kに戻ろうとする際には、ファール球戻り防止部材2
4の先端部が本体遊技球通路20aの先端部に当接して
遊技球を本体遊技球通路20aに戻さないように形成さ
れている。なお、ファール球戻り防止部材24は、遊技
盤4側に設けてもよい。
【0035】なお、弾球遊技機1の背面には、図示しな
い制御装置が設けられている。制御装置は、特別図柄表
示装置4aの変動表示内容や入賞の検知および管理な
ど、弾球遊技機1の遊技動作を制御する。
【0036】次に、このように構成された弾球遊技機1
において、発射装置7で発射された遊技球が遊技領域4
mに到達しないファール球である場合に、ファール球回
収口20b1、20b2でファール球が回収される様子
を図6に示す。
【0037】発射装置7から発射された遊技球は、ファ
ール球回収部材20の本体遊技球通路20aを通って遊
技盤4の遊技盤遊技球通路4kに打出される。打出され
た遊技球は、遊技盤4の遊技領域4mには到達しない
で、遊技盤遊技通路4kを形成する外レール4rおよび
内レール4sで跳ね返るなどして打出された経路とは異
なる経路で落下し、例えば、図5(a)または(b)に
示すように、ファール球回収口20b1または20b2
に回収される。ファール球回収口20b1、20b2で
回収されたファール球は、ファール球通路22を通って
払出口21から受け皿10に貯留され再び発射装置7か
ら発射される。また、受け皿10が遊技球で満杯である
場合には、ファール球通路22に設けられている球貯留
タンク23に貯留される。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1の要旨によ
れば、発射装置から発射された遊技球は、発射装置が配
置されている本体枠の左右方向のいずれか一方側の略上
下方向に形成された遊技盤遊技球通路に沿って遊技領域
に打出され、また、発射装置から発射され遊技領域に到
達しないファール球は、遊技盤遊技球通路の通路幅が遊
技領域側に対して発射装置側が幅広に形成されるととも
に本体遊技球通路の通路幅が遊技盤遊技球通路の発射装
置側よりも幅狭に形成されているため、発射装置から発
射された経路と異なった経路で落下して発射装置と遊技
盤との間に形成されているファール球回収口に回収され
る。これによって、遊技盤遊技球通路は、発射装置が配
置されている本体枠の左右いずれか一方側の略上下方向
に形成されるため弾球遊技機を左右方向に横断すること
がなくなって、弾球遊技機の上下方向の空いたスペース
に容量の大きい球貯留タンクを設けることができる効果
がある。
【0039】本発明の第2の要旨によれば、ファール球
が発射装置から発射された遊技球の経路と異なる経路で
落下して本体遊技球通路の隣接箇所に形成されたファー
ル球回収口に回収される。これによって、ファール球が
再び遊技盤遊技球通路を通って発射装置内に入る確率を
下げることができファール球を回収する効率を向上させ
ることができる効果がある。
【0040】本発明の第3の要旨によれば、ファール球
回収口で回収されたファール球は、ファール球通路を通
って受け皿に導かれる。これによって、ファール球を再
び発射装置で発射することができる効果がある。
【0041】本発明の第4の要旨によれば、ファール球
回収口で回収されたファール球は、球貯留タンクに貯留
される。これによって、受け皿が遊技球で満杯であると
きにファール球を貯留することができる効果がある。
【0042】本発明の第5の要旨によれば、ファール球
がファール球戻り防止部材によって本体遊技球通路を通
って再び発射装置に入ることが防止される。これによっ
て、ファール球による発射装置の詰まりを防止すること
ができる効果がある。
【0043】本発明の第6の要旨によれば、ファール球
回収時にファール球から受ける衝撃に耐えるようにファ
ール球回収口が補強される。これによって、ファール球
回収口の強度を向上されファール球の落下によるファー
ル球回収口の破損を防止することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る弾球遊技機の外観を示す斜視図で
ある。
【図2】図1の弾球遊技機の前面扉を取り外した状態の
正面図である。
【図3】図1の弾球遊技機の遊技盤を示す正面図であ
る。
【図4】図2の前面扉を取り外した状態の弾球遊技機の
ファール球回収部材を示す斜視図である。
【図5】図2の前面扉を取り外した状態の弾球遊技機の
ファール球回収部材にファール球戻り防止部材を設けた
状態を示す正面図である。
【図6】図2の前面扉を取り外した状態の弾球遊技機の
ファール球回収部材にファール球が回収される様子を示
す図である。
【符号の説明】
1 弾球遊技機 2 外枠 3 本体枠 4 遊技盤 4k 遊技盤遊技球通路 4m 遊技領域 4r 外レール 4s 内レール 4t ガイド部材 5 ガラス扉 6 下扉 7 発射装置 8 枠ランプ 9 スピーカ 10 受け皿 11 操作ハンドル 20 ファール球回収部材 20a 本体遊技球通路 20b1、20b2 ファール球回収口 21 払出口 22 ファール球通路 23 球貯留タンク 24 ファール球戻り防止部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体枠と、本体枠の内側空間に固定され
    ている遊技盤と、遊技盤の前方に配置され本体枠に回動
    自在に固定されている前面扉と、遊技盤の下方に配置さ
    れ遊技盤に向けて遊技球を一発ずつ発射する発射装置と
    を備え、発射された遊技球を遊技盤の遊技領域に導く遊
    技盤遊技球通路が形成されている弾球遊技機において、 発射装置は、本体枠の左右いずれか一方側に偏在して配
    置され、遊技盤遊技球通路は、発射装置が配置されてい
    る本体枠の左右いずれか一方側の略上下方向に形成され
    ているとともに通路幅は発射装置側が遊技領域側に対し
    て幅広となるように形成され、発射装置と遊技盤との間
    には、発射された遊技球を遊技盤遊技球通路に導くもの
    であって通路幅が遊技盤遊技球通路の発射装置側よりも
    幅狭に形成されている本体遊技球通路と、発射された遊
    技球のうちで遊技領域に到達しないファール球を回収す
    るファール球回収口とが形成されていることを特徴とす
    る弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 ファール球回収口は、本体遊技球通路の
    隣接箇所に形成されていることを特徴とする請求項1に
    記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 ファール球をファール球回収口から貸球
    および賞球を貯留する受け皿に導くファール球通路が設
    けられていることを特徴とする請求項1または2に記載
    の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 ファール球通路には、ファール球、貸球
    および賞球を貯留する球貯留タンクが設けられているこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の弾
    球遊技機。
  5. 【請求項5】 遊技盤遊技球通路または本体遊技球通路
    には、ファール球が発射装置に戻ることを防止するファ
    ール球戻り防止部材が設けられていることを特徴とする
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 ファール球回収口のうち少なくとも一つ
    には、ファール球を受ける面部に複数条のリブを形成
    し、ファール球回収時にリブにファール球が当たるよう
    にしてファール球から受ける衝撃に耐えるようにしたこ
    とを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の弾
    球遊技機。
  7. 【請求項7】 本体枠に着脱可能であって、発射装置か
    ら発射された遊技球を遊技盤遊技球通路に導くものであ
    って通路幅が遊技盤遊技球通路の発射装置側よりも幅狭
    に形成されている本体遊技球通路と、本体遊技球通路の
    隣接個所にファール球を回収するファール球回収口とが
    形成されていることを特徴とする弾球遊技機のファール
    球回収部材。
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