JP4699083B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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本発明は、加熱調理器に関する。特に、低コストに扉の位置を安定化する加熱調理器に関する。
加熱庫内に引き出し可能に収納された受皿を加熱庫の扉と共に出し入れを行う加熱調理器において、受皿の出し入れに伴うガタツキや磨耗を低減し、操作感を改善するための構成が特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示された従来例の加熱調理器は、加熱庫に固定されたガイド部と、受皿を支持する被ガイド部とを有し、被ガイド部がガイド部に対してベアリングやローラー等のころがり軸受によって摺動する。
従来例の加熱調理器は、このような構成により、受皿の出し入れに伴うガタツキや磨耗を低減し、スムーズに受皿の出し入れを行うものであった。
特開2004−263899号公報
しかしながら、上記の従来例の加熱調理器は、受皿のスムーズな出し入れを可能とする一方で、被ガイド部とガイド部との間に働く摩擦力が小さく、加熱庫の扉が閉位置又は開位置にある場合に、安定感が得られない、という問題があった。従来例の加熱調理器では、扉が完全に閉まったかどうか、あるいは、扉が完全に開いたかどうかを、使用者が明確に感じ取ることができなかった。また、従来例のグリルでは、加熱調理器の設置箇所の微小な傾きや、外部からの振動等によって、扉が勝手に開いたり閉じたりする可能性がある。
この対策として、例えば、ガイド部及び被ガイド部に設けられた凹部及び凸部が、扉の閉位置又は開位置で互いに嵌合することによって、安定感を得る方法が考えうるが、扉の開時又は閉時にガイド部及び被ガイド部が接触するため、不快な金属音や騒音が発生する。さらに、凹部及び凸部が使用期間を経るにつれて磨耗し、安定感の信頼性が低下する。
本発明は、上記問題に鑑み、加熱庫の扉が閉位置又は開位置にある場合に低コストに安定感が得られる加熱調理器を提供することを課題とする。
上記問題を解決するために、本発明は以下の構成を有する。
請求項1に記載の加熱調理器は、被加熱物を収容するための加熱庫と、前記加熱庫の開口を開閉する扉と、前記加熱庫内を加熱するヒータと、前記加熱庫の外部に固定されたガイド部と、受皿を着脱可能に支持する受皿支持部と、前記受皿支持部が固定され、かつ、前記扉が前記受皿と分離されて装着される扉支持部と、前記扉支持部に固定された被ガイド部であって、前記ガイド部に対してころがり軸受によって摺動し前記受皿を前記扉とともに前方向に引き出し可能な被ガイド部と、前記加熱庫の外部に前記被ガイド部と連動しないで固定された第1の磁石と、前記被ガイド部の所定の位置に配設され前記被ガイド部と連動する第2の磁石と、を備え、前記扉の閉状態において、前記第1の磁石と前記第2の磁石とが互いに異極で、非接触で対向することによって、前記加熱庫の外側の側面に垂直な方向に作用する磁石の吸引力で前記扉の閉位置のみを安定させる。「扉の閉位置」とは、加熱庫の開口が完全かつ安全に閉まった状態における、使用者から見た扉の前後方向の位置を言う。
この発明によれば、加熱庫の外部に固定された第1の磁石及び被ガイド部の所定の位置に配設され前記被ガイド部と連動する第2の磁石の異極同士が加熱庫の外側の側面に垂直な方向に作用する引き合う磁気力(磁石の吸引力)によって、非接触で扉の位置を安定させる。扉の閉時、扉の閉位置の若干前において、磁石の吸引力によって扉が閉位置に引き付けられる。これにより、使用者は、扉が完全に閉まったかどうかを明確に感じ取ることができる。また、加熱調理器の設置箇所の微小な傾きや、外部からの振動等によって、扉が勝手に開ことがなく安定である。また、第1の磁石と第2の磁石とは非接触であるので、扉の閉時に不快な金属音や騒音を発生することがなく、使用期間を経ても磨耗による信頼性の低下が無い。磁石は低コストである。上記の構成によれば、加熱庫の扉が閉位置にある場合に低コストに安定感が得られる加熱調理器を実現できる、という有利な効果を奏する。また、扉の閉状態において、扉の加熱庫の開口に対する密閉性を高めることができる。
請求項2に記載の加熱調理器は、請求項1に記載の加熱調理器において、前記扉の閉状態において、前記第1の磁石と前記第2の磁石とが互いに異極で、非接触で対向することによって、前記加熱庫の外側の側面に垂直な方向に作用する磁石の吸引力で前記扉の閉位置を安定させることに代え、前記加熱庫の外部に前記被ガイド部と連動しないで固定された第3の磁石をさらに有し、前記扉の閉状態において、前記第1の磁石と前記第2の磁石とが互いに異極で、非接触で対向すると共に、前記扉の開状態において、前記第3の磁石と前記第2の磁石とが異極で、非接触で対向することによって、前記加熱庫の外側の側面に垂直な方向に作用する磁石の吸引力で前記扉の閉位置及び前記扉の開位置のみを安定させる。
「扉の開位置」とは、加熱庫の開口が開き、受皿を容易に着脱できる状態における、使用者から見た扉の前後方向の位置を言う。
この発明によれば、加熱庫の外部に固定された第3の磁石をさらに有することで、扉の開状態及び閉状態の両方において、扉の位置を安定させることができるという効果を有する。
請求項3に記載の加熱調理器は、被加熱物を収容するための加熱庫と、前記加熱庫の開口を開閉する扉と、前記加熱庫内を加熱するヒータと、前記加熱庫の外部に固定されたガイド部と、受皿を着脱可能に支持する受皿支持部と、前記受皿支持部が固定され、かつ、前記扉が前記受皿と分離されて装着される扉支持部と、前記扉支持部に固定された被ガイド部であって、前記ガイド部に対してころがり軸受によって摺動し前記受皿を前記扉とともに前方向に引き出し可能な被ガイド部と、前記加熱庫の外部に前記被ガイド部と連動しないで固定された第1の磁石と、前記被ガイド部の所定の位置に配設され前記被ガイド部と連動する第2の磁石と、前記被ガイド部と連動する第3の磁石と、を備え、前記扉の閉状態において、前記第1の磁石と前記第3の磁石とが互いに異極で、非接触で対向すると共に、前記扉の開状態において、前記第1の磁石と前記第2の磁石とが異極で、非接触で対向することによって、前記加熱庫の外側の側面に垂直な方向に作用する磁石の吸引力で前記扉の閉位置及び開位置のみを安定させる。
この発明によれば、被ガイド部と連動する第3の磁石をさらに有することで、扉の開状態及び閉状態の両方において、扉の位置を安定させることができるという効果を有する。
本発明によれば、被ガイド部及びガイド部の摺動性を良くし、加熱庫の扉が閉位置にある場合に低コストに安定感が得られる加熱調理器を実現できるという有利な効果が得られる。また、扉の加熱庫の開口に対する密閉性を高めることができる。
以下本発明の実施をするための最良の形態を具体的に示した実施例及び参考例について、図面とともに記載する。
[実施例1]
図1、図2、及び図9を参照して、実施例1における本発明の加熱調理器について説明する。図9は、本実施例における加熱調理器の構成を示す図である。図1は、本実施例における加熱調理器1の要部の構成を示す図である。
図9において、加熱調理器1は、加熱庫2、扉3、扉支持部4、受皿支持部8、ヒータ9、電磁誘導コイル12、排気口13、ガラストッププレート14を有し、キッチンのキャビネットCBに一体的に組み込まれている。
扉3は、扉支持部4に支持され、加熱庫2の前面(図9において左側)の開口部の開閉を行う。扉支持部4には、受皿支持部8が固定されている。受皿支持部8は、受皿5を着脱可能に支持する。扉支持部4には、後に詳細を説明する図1における被ガイド部6が固定され、加熱庫2には、後に詳細を説明する図1におけるガイド部7が固定されている。このガイド部7が被ガイド部6に対して摺動可能にガイドされることによって、受皿支持部8に支持された受皿5は、被ガイド部6、扉支持部4、及び扉3と共に引き出し可能に、加熱庫2内に収納される。
受皿5には、被加熱物11を載置するための焼き網10が受皿5に対して着脱可能にセットされる。受皿5にセットされた焼き網10は、被加熱物11と共に加熱庫2内に収納され、被加熱物11はヒータ9によって加熱調理される。図9において、加熱調理器1は2つのヒータ9を有する。焼き網10の上面及び被加熱物11は、加熱庫2内で、2つのヒータ9の間に収納されるので、被加熱物11は両面から加熱調理される。
加熱調理器1は、加熱庫2の内部と外部を接続するための排気口13を有する。加熱調理器1は、ファン等により、排気口13を介して、被加熱物11の加熱に伴う熱や油煙等を外部に排出する。
加熱調理器1は、ヒータ9による加熱の他に、図9に示すように、電磁誘導コイル12による加熱を行っても良い。加熱庫2の上部に設けられた電磁誘導コイル12は、ガラストッププレート14上に載置された鍋15を誘導加熱する。これにより、鍋15内の被加熱物17が加熱調理される。
ヒータ9による加熱調理の開始、停止及び加熱加減の調整、及び電磁誘導コイル12による加熱調理の開始、停止及び加熱加減の調整等は、図示しない操作部を使用者が操作することによって行われる。
図1を参照して、本発明の加熱調理器1の主要部分について説明する
図1において、加熱庫2、扉3、扉支持部4、受皿5、受皿支持部8については、既に図9を用いて説明した。ガイド部7は、加熱庫2の外側の側面に固定されている。ガイド部7の所定の位置には、第1の磁石M1が配設されている。被ガイド部6は、扉支持部4に固定されている。換言すれば、扉3は、扉支持部4を介して被ガイド部6に装着されている。受皿5は、受皿支持部8及び扉支持部4を介して被ガイド部6に着脱可能に支持されている。被ガイド部6の所定の位置には、第2の磁石M2が配設されている。第1の磁石M1及び第2の磁石M2は、扉3の閉位置で互いに異極で対向するように配設される。
被ガイド部6は、ガイド部7に対してスムーズに摺動可能に嵌合されている。スムーズに摺動可能にするために、例えば、被ガイド部6及びガイド部7にベアリングやローラー等のころがり軸受を用いることが好ましい。
図2は、扉3の閉時及び開時における第1の磁石M1及び第2の磁石M2の位置関係を示す図である。図2(a)に示すように、扉3の開時において、第1の磁石M1及び第2の磁石M2は、十分離れている。図2(b)に示すように、扉3の閉時において、第1の磁石M1及び第2の磁石M2は、互いに異極で対向している。図2(b)に示した、扉3の閉時、第1の磁石M1及び第2の磁石M2の異極同士が引き合う磁気力の作用(磁石の吸引力)によって、扉3は、閉位置(加熱庫2の開口が完全かつ安全に閉まった状態における、使用者から見た扉3の前後方向の位置)に安定される。
使用者は、扉3の開状態(図2(a))から扉3を閉める動作をした場合、扉3の閉位置の若干前において、第1の磁石M1及び第2の磁石M2の吸引力によって、扉3が閉位置(図2(b))に引き付けられる。したがって、使用者は、扉が完全に閉まったかどうかを明確に感じ取ることができる。
また、第1の磁石M1及び第2の磁石M2の吸引力によって、扉3は、閉位置で安定される。したがって、被ガイド部6及びガイド部7にベアリングやローラー等を用いて摺動性を良くした場合においても、加熱調理器の設置箇所の微小な傾きや、外部からの振動等によって、扉が勝手に開くことはない。
また、磁石の位置や磁力の強さを調整することで、扉3の加熱庫2の開口に対する密閉性を高めることができる。この場合、扉3と開口との間にパッキン等のシール部材を設けると、扉3と開口の隙間から煙を漏れにくくすることができる。
また、第1の磁石M1と第2の磁石M2とは非接触であるので、扉3の閉時に不快な金属音や騒音を発生することがなく、使用期間を経ても、磨耗による信頼性の低下も無い。
上記の構成によれば、加熱庫の扉が閉位置にある場合に低コストに安定感が得られ、扉の密閉性を向上させることができる加熱調理器を実現できる、という有利な効果を奏する。
本実施例において、第1の磁石M1は使用者から見てガイド部7の奥側に設けられ、第2の磁石M2は、使用者から見て被ガイド部6の奥側に設けられた。しかし、これに限らず、扉3の閉時に、第1の磁石M1及び第2の磁石M2が互いに異極で対向する位置であれば、使用者から見て手前、あるいは中間辺りに設けられても良い。
[参考例1]
図3及び図4を参照して、参考における本発明の加熱調理器について説明する。図3は、本参考例における加熱調理器201の要部の構成を示す図である。
図3において、本参考例における加熱調理器201は、第1の磁石M1及び第2の磁石M2に代えて第1の磁石M21及び第2の磁石M22を有する点において、図1を用いて説明した実施例1の加熱調理器1とは異なる。それ以外の点においては実施例1と同様であり、図1と同一符号を付した要素についての詳細な説明は省略する。
図3を参照して、本発明の加熱調理器201の主要部分について説明する。
図3において、ガイド部7は、加熱庫2の外側の側面に固定されている。ガイド部7の所定の位置には、第1の磁石M21が配設されている。被ガイド部6は、扉支持部4に固定されている。換言すれば、扉3は、扉支持部4を介して被ガイド部6に装着されている。受皿5は、受皿支持部8及び扉支持部4を介して被ガイド部6に着脱可能に支持されている。被ガイド部6の所定の位置には、第2の磁石M22が配設されている。第1の磁石M21及び第2の磁石M22は、扉3の開位置で互いに異極で対向するように配設される。
図4は、扉3の閉時及び開時における第1の磁石M21及び第2の磁石M22の位置関係を示す図である。図4(a)に示すように、扉3の開時において、第1の磁石M21及び第2の磁石M22は、互いに異極で対向している。図4(b)に示すように、扉3の閉時において、第1の磁石M21及び第2の磁石M22は、十分離れている。図4(a)に示した、扉3の開時、第1の磁石M21及び第2の磁石M22の異極同士が引き合う磁気力の作用(磁石の吸引力)によって、扉3は、開位置(加熱庫2の開口が開き、受皿5を容易に着脱できる状態における、使用者から見た扉3の前後方向の位置)に安定される。
使用者は、扉3の閉状態(図4(b))から扉3を開ける動作をした場合、扉3の開位置の若干前において、第1の磁石M21及び第2の磁石M22の吸引力によって、扉3が開位置(図4(a))に引き付けられる。したがって、使用者は、扉が完全に開いたかどうかを明確に感じ取ることができる。
また、第1の磁石M21及び第2の磁石M22の吸引力によって、扉3は、開位置に安定される。したがって、被ガイド部6及びガイド部7にベアリングやローラー等を用いて摺動性を良くした場合においても、加熱調理器の設置箇所の微小な傾きや、外部からの振動等によって、扉が勝手に閉じることはない。
また、第1の磁石M21と第2の磁石M22とは非接触であるので、扉3の開時に不快な金属音や騒音を発生することがなく、使用期間を経ても磨耗による信頼性の低下も無い。
上記の構成によれば、加熱庫の扉が開位置にある場合に低コストに安定感が得られる加熱調理器を実現できる、という有利な効果を奏する。
[実施例2]
図5及び図6を参照して、実施例における本発明の加熱調理器について説明する。図5は、本実施例における加熱調理器301の要部の構成を示す図である。
図5において、本実施例における加熱調理器301は、第1の磁石M1及び第2の磁石M2に代えて第1の磁石M31、第2の磁石M32、及び第3の磁石M33を有する点において、図1を用いて説明した実施例1の加熱調理器1とは異なる。それ以外の点においては実施例1と同様であり、図1と同一符号を付した要素についての詳細な説明は省略する。
図5を参照して、本発明の加熱調理器301の主要部分について説明する。
図5において、ガイド部7は、加熱庫2の外側の側面に固定されている。ガイド部7の所定の位置には、第1の磁石M31及び第3の磁石M33が配設されている。被ガイド部6は、扉支持部4に固定されている。換言すれば、扉3は、扉支持部4を介して被ガイド部6に装着されている。受皿5は、受皿支持部8及び扉支持部4を介して被ガイド部6に着脱可能に支持されている。被ガイド部6の所定の位置には、第2の磁石M32が配設されている。第1の磁石M31と第2の磁石M32、及び、第2の磁石M32と第3の磁石M33は、それぞれ扉3の閉位置及び開位置で互いに異極で対向するように配設される。
図6は、扉3の閉時及び開時における第1の磁石M31、第2の磁石M32、及び第3の磁石M33の位置関係を示す図である。図6(a)に示すように、扉3の開時において、第3の磁石M33及び第2の磁石M32が、互いに異極で対向している。図6(b)に示すように、扉3の閉時において、第1の磁石M31及び第2の磁石M32が、互いに異極で対向している。図6(a)に示した扉3の開時、第3の磁石M33及び第2の磁石M32の異極同士が引き合う磁気力の作用(磁石の吸引力)によって、扉3は、開位置(加熱庫2の開口が開き、受皿5を容易に着脱できる状態における、使用者から見た扉3の前後方向の位置)に安定される。また、図6(b)に示した扉3の閉時、第1の磁石M31及び第2の磁石M32の異極同士が引き合う磁気力の作用(磁石の吸引力)によって、扉3は、閉位置(加熱庫2の開口が完全かつ安全に閉まった状態における、使用者から見た扉3の前後方向の位置)に安定される。
使用者は、扉3の閉状態(図6(b))から扉3を開ける動作をした場合、扉3の開位置の若干前において、第3の磁石M33及び第2の磁石M32の吸引力によって、扉3が開位置(図6(a))に引き付けられる。また、使用者は、扉3の開状態(図6(a))から扉3を閉める動作をした場合、扉3の閉位置の若干前において、第1の磁石M31及び第2の磁石M32の吸引力によって、扉3が閉位置(図6(b))に引き付けられる。したがって、使用者は、扉が完全に開いたかどうか、及び、扉が完全に閉じたかどうかを明確に感じ取ることができる。
また、第1の磁石M31と第2の磁石M32、及び、第3の磁石M33と第2の磁石M32の吸引力によって、扉3は、閉位置及び開位置で安定される。したがって、被ガイド部6及びガイド部7にベアリングやローラー等を用いて摺動性を良くした場合においても、加熱調理器の設置箇所の微小な傾きや、外部からの振動等によって、扉3が勝手に開いたり閉じたりすることはない。
また、第1の磁石M31と第2の磁石M32、及び、第3の磁石M33と第2の磁石M32は非接触であるので、扉3の閉時及び開時に不快な金属音や騒音を発生することがなく、使用期間を経ても磨耗による信頼性の低下も無い。
上記の構成によれば、加熱庫の扉が閉位置及び開位置にある場合に低コストに安定感が得られる加熱調理器を実現できる、という有利な効果を奏する。
[実施例3]
図7及び図8を参照して、実施例における本発明の加熱調理器について説明する。図7は、本実施例における加熱調理器401の要部の構成を示す図である。
図7において、本実施例における加熱調理器401は、第1の磁石M1及び第2の磁石M2に代えて第1の磁石M41、第2の磁石M42、及び第3の磁石M43を有する点において、図1を用いて説明した実施例1の加熱調理器1とは異なる。それ以外の点においては実施例1と同様であり、図1と同一符号を付した要素についての詳細な説明は省略する。
図7を参照して、本発明の加熱調理器401の主要部分について説明する。
図7において、ガイド部7は、加熱庫2の外側の側面に固定されている。ガイド部7の所定の位置には、第1の磁石M41が配設されている。被ガイド部6は、扉支持部4に固定されている。換言すれば、扉3は、扉支持部4を介して被ガイド部6に装着されている。受皿5は、受皿支持部8及び扉支持部4を介して被ガイド部6に着脱可能に支持されている。被ガイド部6の所定の位置には、第2の磁石M42及び第3の磁石M43が配設されている。第1の磁石M41と第3の磁石M43、及び、第1の磁石M41と第2の磁石M42は、それぞれ扉3の閉位置及び開位置で互いに異極で対向するように配設される。
図8は、扉3の閉時及び開時における第1の磁石M41、第2の磁石M42、及び第3の磁石M43の位置関係を示す図である。図8(a)に示すように、扉3の開時において、第1の磁石M41及び第2の磁石M42が、互いに異極で対向している。図8(b)に示すように、扉3の閉時において、第1の磁石M41及び第3の磁石M43が、互いに異極で対向している。図8(a)に示した扉3の開時、第1の磁石M41及び第2の磁石M42の異極同士が引き合う磁気力の作用(磁石の吸引力)によって、扉3は、開位置(加熱庫2の開口が開き、受皿5を容易に着脱できる状態における、使用者から見た扉3の前後方向の位置)に安定される。また、図8(b)に示した扉3の閉時、第1の磁石M41及び第3の磁石M43の異極同士が引き合う磁気力の作用(磁石の吸引力)によって、扉3は、閉位置(加熱庫2の開口が完全かつ安全に閉まった状態における、使用者から見た扉3の前後方向の位置)に安定される。
使用者は、扉3の閉状態(図8(b))から扉3を開ける動作をした場合、扉3の開位置の若干前において、第1の磁石M41及び第2の磁石M42の吸引力によって、扉3が開位置(図8(a))に引き付けられる。また、使用者は、扉3の開状態(図8(a))から扉3を閉める動作をした場合、扉3の閉位置の若干前において、第1の磁石M41及び第3の磁石M43の吸引力によって、扉3が閉位置(図8(b))に引き付けられる。したがって、使用者は、扉が完全に開いたかどうか、及び、扉が完全に閉じたかどうかを明確に感じ取ることができる。
また、第1の磁石M41と第2の磁石M42、及び、第1の磁石M41と第3の磁石M43の吸引力によって、扉3は、閉位置及び開位置で安定される。したがって、被ガイド部6及びガイド部7にベアリングやローラー等を用いて摺動性を良くした場合においても、加熱調理器の設置箇所の微小な傾きや、外部からの振動等によって、扉3が勝手に開いたり閉じたりすることはない。
また、第1の磁石M41と第2の磁石M42、及び、第1の磁石M41と第3の磁石M43は非接触であるので、扉3の閉時及び開時に不快な金属音や騒音を発生することがなく、使用期間を経ても磨耗による信頼性の低下も無い。
上記の構成によれば、低コストに加熱庫の扉が閉位置及び開位置にある場合に安定感が得られる加熱調理器を実現できる、という有利な効果を奏する。
なお、実施例1〜3及び参考例1において、ガイド部7の所定の位置に固定された各磁石(M1、M21、M31、M33、M41)は、加熱庫2の外部に設けられ、かつ、被ガイド部6と連動しない部材であれば、ガイド部7以外の他の部材に固定されても良く(例えば、加熱庫2の外側の側面に直接、あるいは、他の部材を介して固定される等。)、本発明の上記各実施例及び参考例と同等の効果を奏する。同様に、被ガイド部6の所定の位置に固定された各磁石(M2、M22、M32、M42、M43)は、被ガイド部6と連動可能であれば、被ガイド部6以外の他の部材(例えば、扉支持部4に固定された他の部材)に固定されても良く、本発明の上記各実施例及び参考例と同等の効果を奏する。
また、実施例1〜3及び参考例1において、ガイド部7は、加熱庫2の外側の側面に直接固定されたが、加熱庫2の外側の側面に他の部材を介して固定されても良く、あるいは、加熱庫2の外部に設けられた、加熱調理器1の他の構成要素に固定されても良い。
本発明にかかる加熱調理器は、例えば、誘導加熱調理器のグリルとして利用することができる。
本発明の実施例1における、加熱調理器の要部の構成を示す図 本発明の実施例1における、加熱調理器における扉の開時及び閉時の第1の磁石及び第2の磁石の位置関係を示す図 本発明の参考における、加熱調理器の要部の構成を示す図 本発明の参考における、加熱調理器における扉の開時及び閉時の第1の磁石及び第2の磁石の位置関係を示す図 本発明の実施例における、加熱調理器の要部の構成を示す図 本発明の実施例における、加熱調理器における扉の開時及び閉時の第1の磁石、第2の磁石、及び第3の磁石の位置関係を示す図 本発明の実施例における、加熱調理器の要部の構成を示す図 本発明の実施例における、加熱調理器における扉の開時及び閉時の第1の磁石、第2の磁石、及び第3の磁石の位置関係を示す図 本発明の実施例1における、加熱調理器の構成を示す図
1、201、301、401 加熱調理器
2 加熱庫
3 扉
4 扉支持部
5 受皿
6 被ガイド部
7 ガイド部
8 受皿支持部
9 ヒータ
10 焼き網
11、17 被加熱物
12 電磁誘導コイル
13 排気口
14 ガラストッププレート
15 鍋
CB キャビネット
M1、M2、M21、M22、M31〜M33、M41〜M43 磁石

Claims (3)

  1. 被加熱物を収容するための加熱庫と、
    前記加熱庫の開口を開閉する扉と、
    前記加熱庫内を加熱するヒータと、
    前記加熱庫の外部に固定されたガイド部と、
    受皿を着脱可能に支持する受皿支持部と、
    前記受皿支持部が固定され、かつ、前記扉が前記受皿と分離されて装着される扉支持部と、
    前記扉支持部に固定された被ガイド部であって、前記ガイド部に対してころがり軸受によって摺動し前記受皿を前記扉とともに前方向に引き出し可能な被ガイド部と、
    前記加熱庫の外部に前記被ガイド部と連動しないで固定された第1の磁石と、
    前記被ガイド部の所定の位置に配設され前記被ガイド部と連動する第2の磁石と、を備え、
    前記扉の閉状態において、前記第1の磁石と前記第2の磁石とが互いに異極で、非接触で対向することによって、前記加熱庫の外側の側面に垂直な方向に作用する磁石の吸引力で前記扉の閉位置のみを安定させる
    ことを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記扉の閉状態において、前記第1の磁石と前記第2の磁石とが互いに異極で、非接触で対向することによって、前記加熱庫の外側の側面に垂直な方向に作用する磁石の吸引力で前記扉の閉位置を安定させることに代え、前記加熱庫の外部に前記被ガイド部と連動しないで固定された第3の磁石をさらに有し、
    前記扉の閉状態において、前記第1の磁石と前記第2の磁石とが互いに異極で、非接触で対向すると共に、前記扉の開状態において、前記第3の磁石と前記第2の磁石とが異極で、非接触で対向することによって、前記加熱庫の外側の側面に垂直な方向に作用する磁石の吸引力で前記扉の閉位置及び前記扉の開位置のみを安定させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 被加熱物を収容するための加熱庫と、
    前記加熱庫の開口を開閉する扉と、
    前記加熱庫内を加熱するヒータと、
    前記加熱庫の外部に固定されたガイド部と、
    受皿を着脱可能に支持する受皿支持部と、
    前記受皿支持部が固定され、かつ、前記扉が前記受皿と分離されて装着される扉支持部と、
    前記扉支持部に固定された被ガイド部であって、前記ガイド部に対してころがり軸受によって摺動し前記受皿を前記扉とともに前方向に引き出し可能な被ガイド部と、
    前記加熱庫の外部に前記被ガイド部と連動しないで固定された第1の磁石と、
    前記被ガイド部の所定の位置に配設され前記被ガイド部と連動する第2の磁石と、
    前記被ガイド部と連動する第3の磁石と、を備え、
    前記扉の閉状態において、前記第1の磁石と前記第3の磁石とが互いに異極で、非接触で対向すると共に、前記扉の開状態において、前記第1の磁石と前記第2の磁石とが異極で、非接触で対向することによって、前記加熱庫の外側の側面に垂直な方向に作用する磁石の吸引力で前記扉の閉位置及び開位置のみを安定させる
    ことを特徴とする加熱調理器。
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