JP2019039621A - グリル装置 - Google Patents

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Sukemasa Kakiuchi
資正 垣内
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Abstract

【課題】グリル庫の開口部がグリル扉によって安定的に閉じられ、かつ、グリル扉が閉じる際の音や衝撃の発生が抑えられたグリル装置を提供する。【解決手段】グリル装置は、グリル庫2の開口部20を開閉するグリル扉と、スライドレール部5と、付勢機構7と、ダンパ機構8を備える。スライドレール部5は、グリル扉を前後にスライド自在に支持する。グリル扉がそのスライド範囲のうち後端の閉位置にあるときに、グリル扉によって開口部20が閉じられる。付勢機構7は、グリル扉を閉位置に向けて後方Bに付勢する機構である。ダンパ機構8は、グリル扉が開口部20を閉じる際の衝撃を緩和する機構である。【選択図】図5

Description

本発明はグリル装置に関し、詳しくは、グリル装置が備えるグリル庫の開口部を開閉する技術に関する。
グリル庫を備えたグリル装置において、グリル庫の開口部をグリル扉で閉じるときにこのグリル扉を付勢する機構を備えることが、特許文献1等で提案されている。このような機構を備えることで、グリル庫の開口部を、グリル扉で安定的に閉じやすくなる。
特許第5065830号公報
上記した従来のグリル装置においては、グリル庫の開口部をグリル扉で安定的に閉じやすいという利点がある一方で、グリル扉が付勢力を伴って勢いよく閉じる際に、音や衝撃が発生しやすいという問題があった。
本発明は、グリル庫の開口部がグリル扉によって安定的に閉じられ、かつ、グリル扉が閉じる際の音や衝撃の発生が抑えられたグリル装置を提供することを、目的とする。
本発明の一様態に係るグリル装置は、前方に向けて開口した開口部を有するグリル庫と、前記グリル庫に設けられたバーナ装置と、グリル用の受け皿が載置されるフレームと、前記フレームに連結されたグリル扉と、前記グリル扉を前後にスライド自在に支持し、前記グリル扉がそのスライド範囲のうち後端の閉位置にあるときに、前記グリル扉が前記開口部を閉じるように構成されたスライドレール部と、前記グリル扉を前記閉位置に向けて後方に付勢する付勢機構と、前記グリル扉が前記開口部を閉じる際の衝撃を緩和するダンパ機構と、を備えることを特徴とする。
本発明は、グリル庫の開口部がグリル扉によって安定的に閉じられ、かつ、グリル扉が閉じる際の音や衝撃の発生が抑えられたグリル装置を提供することができるという効果を奏する。
図1は、本実施形態のグリル装置の全体斜視図である。 図2は、同上のグリル装置が備えるグリル庫の平面図である。 図3は、同上のグリル庫を図2のa−a線で切断した斜視図である。 図4は、同上のグリル庫の正面図である。 図5は、同上のグリル庫を図4のb−b線で切断した平面図である。 図6は、同上のグリル庫の上側の部品を外した状態の斜視図である。 図7は、同上のグリル庫の部品をさらに外した状態の斜視図である。 図8は、同上のグリル庫の要部を示す平面図である。
添付図面に基づいて、一実施形態のグリル装置1について説明する。
[グリル装置の全体構造]
本実施形態のグリル装置1は、グリル付きガスコンロであるが、コンロを備えないグリル単体で構成されてもよい。また、本実施形態のグリル装置1は、キッチンカウンターに形成された開口部分に上方より挿入されて設置されるドロップイン方式のグリル装置であるが、特にドロップイン方式に限定されない。
図1に示すように、本実施形態のグリル装置1は、本体ケーシング10と、これに設置された加熱手段を操作することのできる操作部16を備える。
本実施形態の加熱手段は、コンロ用のバーナ装置11と、グリル用のバーナ装置3(図3等参照)である。コンロ用のバーナ装置11は、三つのバーナ11A〜11Cを備えている。グリル用のバーナ装置3は、下バーナ31と上バーナ32を備えている。
コンロ用の三つのバーナ11A〜11Cと、グリル用の下バーナ31は、ガスの流れにより一次空気を吸引し、円周上に配置された多数の炎口を通じて火炎を発生させるように構成された、いわゆるブンゼンバーナである。上バーナ32は、面状に設けられた赤外線バーナである。
本体ケーシング10は、上方に開口する略箱状の外形を有し、この開口を覆う天板12を備える。天板12の各バーナ11A〜11Cが設けられる部分には、バーナ挿通口が形成されている。
ここで、グリル装置1における前後方向を定義する。図1に示すように、その設計上、グリル装置1に対して使用者が位置する方を前方Fと定義し、その反対を後方Bと定義する。左右方向については、後方Bを向いてグリル装置1を使用するときの使用者を基準として、左方Lと右方Rを定義する。
本体ケーシング10の前面パネルに、操作部16が設けられている。操作部16を用いて、バーナ装置11の点火と消火の切り替えの指令や、火力調節の指令を与えることができる。
[グリル庫]
本体ケーシング10内には、図2や図4に全体を示すグリル庫2が、収容されている。
グリル庫2は、その内部空間200に下バーナ31と上バーナ32を備えている(図3等参照)。グリル庫2は、前方Fに向けて開口する開口部20を有する。内部空間200(後述の調理空間200A)には、開口部20を通じて前方Fから加熱調理対象を出し入れすることが可能である。
図1に示すように、グリル庫2の開口部20には、グリル扉21が開閉自在に設けられる。図2〜図8においては、グリル扉21の記載を省略している。
図3等に示すように、下バーナ31は、グリル庫2の底部22の上に設置されている。下バーナ31は、その軸方向が前後方向となる姿勢で底部22に取り付けられたバーナ本体311と、バーナ本体311に載置されたバーナキャップ312と、バーナ本体311とバーナキャップ312の間に形成された炎口部313と、炎口部313から噴出する燃料ガスに点火して火炎を発生させる点火プラグ314を備える。炎口部313は、バーナキャップ312の周方向に沿って互いに間隔をあけて並んだ多数の炎口を有する。
下バーナ31は、温度センサ315をさらに備えている。温度センサ315は、下バーナキャップ312の中央部分から、さらに上方に突出している。温度センサ315は、受け皿6がグリル庫2に収納された状態において、受け皿6の底部に当たってその温度を検出するように構成されている。上バーナ32は、その下面が内部空間200に面するように、グリル庫2の天井部24に取り付けられている。
さらにグリル庫2内には、その内部空間200を上下に仕切るように遮熱壁25が設けられている。遮熱壁25は、一枚の板で構成されてもよいし、複数枚の板で構成されてもよい。
遮熱壁25には、平面視における中央部分に、円形状のバーナ挿通口250(図6参照)が形成されている。下バーナ31のうち炎口部313を含む上側部分は、バーナ挿通口250を通じて上方に突出する。
内部空間200のうち遮熱壁25より仕切られた上側の空間が、下バーナ31と上バーナ32の加熱によって、受け皿6上の加熱調理対象に対して加熱調理を行う調理空間200Aである。内部空間200のうち遮熱壁25により仕切られた下側の空間が、バーナ本体311を含む各種機器が配置される通気空間200Bである。下バーナ31の燃焼のための一次空気は、通気空間200Bにおいてバーナ本体311に送られる。
受け皿6は、グリル庫2内に設置されたフレーム4によって、着脱自在に保持される。本実施形態のフレーム4は、金属の線材を屈曲させて平面視概矩形状に設けたフレームであるが、その形状や材質は特に限定されない。
フレーム4の前部分は、図3、図4等に示す平板状の連結部45に対して、着脱自在に連結されている。
さらに連結部45には、その前面にグリル扉21が連結されるとともに、その左右両端部には一対のスライドレール51が連結される(図5参照)。左右一対のスライドレール51は、連結部45の左右両端部から後方Bに向けて伸びるように連結される。
スライドレール51は、可動レール512と固定レール514と中間レール516を備え、可動レール512の先端部が連結部45に固定される。固定レール514は、通気空間200Bの左右方向の端部に位置するように、グリル庫2の側壁部26の内面に固定される。中間レール516は、可動レール512と固定レール514の間に配置され、可動レール512と固定レール514のそれぞれに対して、所定の範囲内において前後に摺動自在に設けられている。
なお、スライドレール51は三段式に限定されず、二段式あるいは四段式以上のスライドレールを採用することも可能である。
上記した左右一対のスライドレール部51を備えるスライドレール部5と、これに連結される連結部45と、連結部45に連結されるフレーム4およびグリル扉21によって、グリル庫2の開口部20を通じて前後に出し入れ自在な移動ユニットが構成される。
グリル扉21とフレーム4は、スライドレール部5を介して、前後方向の所定範囲内でスライド自在(往復動自在)に支持される。グリル扉21は、その前後のスライド範囲のうち後端の位置(以下「閉位置」という。)にあるときに、図1に示すようにグリル庫2の開口部20を閉じるように構成されている。
グリル庫2の後壁部27のうち調理空間200Aに面する部分からは、後方Bにむけて排気路28(図3参照)が延設されている。調理空間200Aの空気は、排気路28を通じて後方Bに送られ、外部に放出される。
さらに、本実施形態のグリル装置1は、グリル扉21が閉じる際の操作性を向上させるための手段として、付勢機構7とダンパ機構8を備えている。
以下、付勢機構7とダンパ機構8について説明する。
[付勢機構]
付勢機構7は、既定の範囲内で前後に往復動自在であるグリル扉21を、閉位置に向けて(後方Bに向けて)付勢するための機構である。本実施形態の付勢機構7は、磁気的吸引力をスライドレール部5に作用させることによって、スライドレール部5を介してグリル扉21を後方Bに付勢するように構成されている。
付勢機構7は、スライドレール部5に固定された左右一対の第一磁性部71と、グリル庫2の底部22に固定された左右一対の第二磁性部72を含む。
第一磁性部71は、左右一対のスライドレール51の各々の可動レール512の、左右方向の内側の面に固定されている。
図7等に示すように、第二磁性部72は、グリル庫2の底部22上に(即ち通気空間200Bの底面に)固定された箱型の支持枠75のうち、左右方向の両外側の面に固定されている。支持枠75には、空気が前後に通り抜けることのできる通気孔750が形成されている。
左側の第一磁性部71と第二磁性部72は、互いに強力な磁気的吸引力を及ぼすように対をなす永久磁石である。同じく右側の第一磁性部71と第二磁性部72は、互いに強力な磁気的吸引力を及ぼすように対をなす永久磁石である。第一磁性部71と第二磁性部72はそれぞれ、一つの磁石で構成されてもよいし、複数の磁石で構成されてもよい。また、互いに磁気的吸引力を及ぼすのであれば、第一磁性部71と第二磁性部72の一方が永久磁石(硬磁性体)で、他方が鉄等の金属部材(軟磁性体)でもよい。
第一磁性部71と第二磁性部72は、グリル扉21が閉位置に近づくにつれて互いの磁気的吸引力が増大し、グリル扉21が閉位置のときに互いの磁気的吸引力が最大となるように、その位置が設けられている。
磁気的吸引力を及ぼし合う第一磁性部71と第二磁性部72においては、グリル扉21が閉位置にあるときに、可動側である第一磁性部71が固定側である第二磁性部72よりも僅かに左右方向の外側に位置し、第一磁性部71が第二磁性部72よりも僅かに(5mm程度)前方Fに位置するように設定されている。これにより、グリル扉21を後方Bに向けて引っ張り込む力は、グリル扉21が閉位置に近づくにつれて増大し、グリル扉21が閉位置のときに最大で保持される。
ここで、磁石の性能(磁力)は高温の影響で低下する虞があるが、本実施形態においては、グリル扉21が閉位置にあるときに、第一磁性部71と第二磁性部72がともに比較的低温の通気空間200Bに位置するため、磁石の性能の低下は抑えられる。なお、通気空間200Bは、調理空間200Aから遮熱壁25で仕切られているため、加熱調理時であっても温度上昇は抑制される。
特に、第二磁性部72を支持する支持枠75は、グリル庫2の底部22のうち前側部分に固定されている。支持枠75よりも後方Bに下バーナ31が位置し、支持枠75よりも前方Fに、底部22に形成された複数の導気孔220が位置している。下バーナ31の燃焼のために導気孔220を通じて引き込まれた比較的低温の空気は、支持枠75が位置する部分(つまり第一磁性部71と第二磁性部72が位置する部分)を通過する。そのため、加熱調理時であっても、第一磁性部71と第二磁性部72が位置する領域の温度は、概ね100℃以下に保たれる。
[ダンパ機構]
ダンパ機構8は、グリル扉21が後退して開口部20を閉じる際の衝撃を緩和する機構である。本実施形態のダンパ機構8は、遮熱壁25より下の通気空間200Bにおいてスライドレール部5に当たることで、グリル扉21が閉じる際の衝撃を緩和するように構成されている。
図5、図8等に示すように、ダンパ機構8は、グリル庫2の後壁部27に装着された左右一対のダンパ81を含む。ダンパ81は、ロッド812(図5参照)と、このロッド812が突没自在に収容される筒体815を備えたオイルダンパであり、ロッド812が押されて筒体815に没入する際の抵抗で衝撃が緩衝される。
ダンパ81の筒体815は、この筒体815がグリル庫2の外側に突出し、筒体815から前方Fに伸びるロッド812がグリル庫2の内側(通気空間200B)に位置するように、グリル庫2の後壁部27に装着されている。
左右のスライドレール51が備える可動レール512の後端部からは、左右方向の内側に向けて、板状の突起52が延設されている。突起52は、ロッド812の前端部に当たってロッド812を後方Bに押し込む部分である。
突起52は、グリル扉21が後退して閉位置の直前位置(たとえば閉位置よりも20〜30mmだけ前方Fの位置)に至った段階で、ロッド812に当たるように設定されている。
オイルダンパで構成された各ダンパ81は、高温下では性能の低下や破損を生じる虞があるが、本実施形態においては、オイルが充填された筒体815はグリル庫2の外側に突出しているため、熱の影響が及ぶことは抑えられている。
既述のように通気空間200Bは加熱調理中でも比較的低温に保たれ、各ダンパ81の筒体815はこの通気空間200Bのさらに外側に突出して位置するので、筒体815の温度は一層低温(たとえば80℃以下)に保たれる。そのため、熱の影響が及ぶことは一層抑えられる。
上記したように、本実施形態のグリル装置1は、付勢機構7とダンパ機構8の両方を備えているので、前方Fに引き出された状態のグリル扉21を後方Bに押し込むと、グリル扉21が閉位置に或る程度近づいた段階で、付勢機構7が及ぼす磁気的吸引力によってグリル扉21が後方Bへと自動的に引き込まれる。そして、グリル扉21が閉位置に至る直前の段階では、ダンパ機構8が及ぼす抵抗力によってグリル扉21の後退の勢いが減じられ、グリル扉21が閉じる際の音や衝撃の発生が抑えられる。
グリル扉21が閉位置にあるときは、付勢機構7が及ぼす磁気的吸引力によって、開口部20を安定的に閉じるようにグリル扉21は後方Bに付勢される。
[作用効果]
以上、添付図面に基づいて説明したように、本実施形態のグリル装置1は、下記の第1の特徴を備える。
つまり、本実施形態のグリル装置1は、グリル庫2、バーナ装置3、フレーム4、グリル扉21、スライドレール部5、付勢機構7およびダンパ機構8を備える。
グリル庫2は、前方Fに向けて開口した開口部20を有する。バーナ装置3は、グリル庫2に設けられている。フレーム4には、グリル用の受け皿6が載置される。グリル扉21は、フレーム4に連結されている。スライドレール部5は、グリル扉21を前後にスライド自在に支持し、グリル扉21がそのスライド範囲のうち後端の閉位置にあるときに、グリル扉21が開口部20を閉じるように構成されている。
付勢機構7は、グリル扉21を閉位置に向けて後方Bに付勢する機構である。ダンパ機構8は、グリル扉21が開口部20を閉じる際の衝撃を緩和する機構である。
したがって、本実施形態のグリル装置1によれば、前方Fに引き出された状態のグリル扉21を後方Bに押し込むと、グリル扉21が閉位置に向けて付勢され、グリル庫2の開口部20がグリル扉21で安定的に閉じられることに加えて、グリル扉21が閉じる際の音や衝撃の発生はダンパ機構8によって効果的に抑えられる。
また、本実施形態のグリル装置1は、下記の第2の特徴をさらに備える。
つまり、本実施形態のグリル装置1において、付勢機構7は、互いに磁気的吸引力を及ぼすように構成された第一磁性部71と第二磁性部72を含む。第一磁性部71は、スライドレール部5に設けられている。第二磁性部72は、グリル庫2に設けられている。
したがって、本実施形態のグリル装置1によれば、磁力を利用したシンプルな構造で、スライドレール部5を介してグリル扉21に安定的に付勢力を及ぼすことができる。
また、本実施形態のグリル装置1は、下記の第3の特徴をさらに備える。
つまり、本実施形態のグリル装置1において、第一磁性部71と第二磁性部72の位置は、グリル扉21が閉位置に近づくにつれて磁気的吸引力が増大するように設けられている。
したがって、本実施形態のグリル装置1によれば、グリル扉21によって開口部20が安定的に閉じられ、かつ、グリル扉21を閉位置から前方Fに引き出したときには開口部20が円滑に開かれる。
また、本実施形態のグリル装置1は、下記の第4の特徴をさらに備える。
つまり、本実施形態のグリル装置1は、グリル庫2の内部空間200を、上側の調理空間200Aと下側の通気空間200Bに仕切る遮熱壁25を、さらに備える。グリル扉21が閉位置にあるときに、第一磁性部71と第二磁性部72が通気空間200Bに位置する。
したがって、本実施形態のグリル装置1によれば、加熱調理時であっても通気空間200Bの温度上昇は抑制され、第一磁性部71と第二磁性部72の間の磁気的吸引力が熱の影響を受けることは抑えられる。
また、本実施形態のグリル装置1は、下記の第5の特徴をさらに備える。
つまり、本実施形態のグリル装置1は、通気空間200Bに設置され、第二磁性部72を保持する支持枠75を、さらに備える。支持枠75は、通気孔750を有する箱型の枠である。
したがって、本実施形態のグリル装置1によれば、第二磁性部72を支持枠75によって強固に保持することができ、かつ、支持枠75が通気空間200B内の空気の流れを阻害することは抑えられる。
また、本実施形態のグリル装置1は、下記の第6の特徴をさらに備える。
つまり、本実施形態のグリル装置1において、バーナ装置3は、調理空間200Aにおいて火炎を発生させる下バーナ31を含む。下バーナ31は、支持枠75よりも後方Bに位置するように通気空間200Bの底面に設置されている。
したがって、本実施形態のグリル装置1によれば、通気空間200Bにおいて下バーナ31に吸引される空気の流れの上流側に支持枠75、第一磁性部71、第二磁性部72が位置することになり、第一磁性部71と第二磁性部72の間の磁気的吸引力が熱の影響を受けることはさらに抑えられる。
また、本実施形態のグリル装置1は、下記の第7の特徴をさらに備える。
つまり、本実施形態のグリル装置1は、グリル庫2の内部空間200を、上側の調理空間200Aと下側の通気空間200Bに仕切る遮熱壁25を、さらに備える。ダンパ機構8は、通気空間200Bにおいてスライドレール部5に当たって緩衝するように、グリル庫2に設置されている。
したがって、本実施形態のグリル装置1によれば、加熱調理時であっても通気空間200Bの温度上昇は抑制され、熱の影響がダンパ機構8に及ぶことは抑えられる。
また、本実施形態のグリル装置1は、下記の第8の特徴をさらに備える。
つまり、本実施形態のグリル装置1において、ダンパ機構8は、スライドレール部5に当たるように設けられたロッド812と、ロッド812が突没自在に収容された筒体815とを含む、筒体815は、グリル庫2の外側に突出するように、グリル庫2に装着されている。
したがって、本実施形態のグリル装置1によれば、熱の影響がダンパ機構8に及ぶことがさらに抑えられる。
以上、添付図面に示す実施形態に基づいてグリル装置を説明したが、グリル装置の構成は前記の実施形態に限定されず、適宜の設計変更を行うことが可能である。
1 グリル装置
2 グリル庫
20 開口部
200 内部空間
200A 調理空間
200B 通気空間
21 グリル扉
25 遮熱壁
3 バーナ装置
31 下バーナ
4 フレーム
5 スライドレール部
6 受け皿
7 付勢機構
71 第一磁性部
72 第二磁性部
75 支持枠
750 通気孔
8 ダンパ機構
812 ロッド
815 筒体
F 前方
B 後方

Claims (8)

  1. 前方に向けて開口した開口部を有するグリル庫と、
    前記グリル庫に設けられたバーナ装置と、
    グリル用の受け皿が載置されるフレームと、
    前記フレームに連結されたグリル扉と、
    前記グリル扉を前後にスライド自在に支持し、前記グリル扉がそのスライド範囲のうち後端の閉位置にあるときに、前記グリル扉が前記開口部を閉じるように構成されたスライドレール部と、
    前記グリル扉を前記閉位置に向けて後方に付勢する付勢機構と、
    前記グリル扉が前記開口部を閉じる際の衝撃を緩和するダンパ機構と、を備える
    ことを特徴とするグリル装置。
  2. 前記付勢機構は、互いに磁気的吸引力を及ぼすように構成された第一磁性部と第二磁性部を含み、
    前記第一磁性部は、前記スライドレール部に設けられ、
    前記第二磁性部は、前記グリル庫に設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のグリル装置。
  3. 前記第一磁性部と前記第二磁性部の位置は、前記グリル扉が前記閉位置に近づくにつれて前記磁気的吸引力が増大するように設けられている
    ことを特徴とする請求項2に記載のグリル装置。
  4. 前記グリル庫の内部空間を、上側の調理空間と下側の通気空間に仕切る遮熱壁を、さらに備え、
    前記グリル扉が前記閉位置にあるときに、前記第一磁性部と前記第二磁性部が前記通気空間に位置する
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のグリル装置。
  5. 前記通気空間に設置され、前記第二磁性部を保持する支持枠を、さらに備え、
    前記支持枠は、通気孔を有する箱型の枠である
    ことを特徴とする請求項4に記載のグリル装置。
  6. 前記バーナ装置は、前記調理空間において火炎を発生させる下バーナを含み、
    前記下バーナは、前記支持枠よりも後方に位置するように前記通気空間の底面に設置されている
    ことを特徴とする請求項5に記載のグリル装置。
  7. 前記グリル庫の内部空間を、上側の調理空間と下側の通気空間に仕切る遮熱壁を、さらに備え、
    前記ダンパ機構は、前記通気空間において前記スライドレール部に当たって緩衝するように、前記グリル庫に設置されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のグリル装置。
  8. 前記ダンパ機構は、前記スライドレール部に当たるように設けられたロッドと、前記ロッドが突没自在に収容された筒体とを含み、
    前記筒体は、前記グリル庫の外側に突出するように、前記グリル庫に装着されている
    ことを特徴とする請求項7に記載のグリル装置。
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