JP2004263899A - グリル - Google Patents

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Abstract

【課題】グリル皿の出し入れを高級感を抱かせて円滑におこなえるようにしながら、ガイド部分への熱の影響を抑制し、長期安定使用を可能にして商品価値を高める。更に、グリル皿をガイドしながら庫外に大きく引き出すことができて操作性を高める。
【解決手段】グリルケース側のガイド部2に対してグリル皿側の被ガイド部4がガイドされてグリル皿3が引き出し自在に構成されたグリルである。前記ガイド部2はベアリングのようなころがり軸受5によるころがり支持機能を備えたころがり摺動ガイド部2Aとして前記グリルケース1の外部であるグリル庫外に設ける。前記グリル皿3が取り付けられる被ガイド部4が前記ガイド部2に対して前記ころがり摺動ガイド部2Aを介して引き出し収納自在に構成されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、グリル皿を引き出し自在に備えているグリルに関し、詳しくは、グリル皿の出し入れを高級感を抱かせて円滑におこなえるようにしながら、ガイド部分への熱の影響を抑制し、長期安定使用を可能にして商品価値を高めようとする技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、調理用コンロなどに組み込まれていてグリル皿を引き出し自在に備えているグリルにおいては、グリル皿に取り付けているグリル扉を引くことでグリル皿を庫外に引き出し、又、押し込むことで収納するものである。
このようなグリル皿の引き出し及び収納は、グリルケース側のガイド部とグリル皿、又は、グリル皿の底部となっている受け皿(水受け皿)との間の滑り摩擦によるものであったから、はめ合い公差、製作寸法精度及び熱変形等により、操作中にがたつきが生じやすく、操作感が悪く、ユーザーに高級感を抱かせることができないものとなっていた。
近年、グリルを組み込んでいる調理用コンロは、天板にガラス素材を使用するなど高級化している状況のなかで、グリル皿の引き出し及び収納の操作感が悪いということは、ユーザーは元よりメーカー側にも技術的課題となるものであった。
【0003】
そこで、図10に示すように、グリル皿3’の操作感を向上させるために、ベアリングやローラー2A’を備えてガイド部2’を構成することがおこなわれている。(例えば、特許文献1参照)
ところで、特許文献1においては、ベアリングやローラー2A’を高温となる庫内に設置することから、ベアリングやローラー2A’のころがり支持機能が早期に激しく劣化して長期にわたって安定的に使用することができないという問題がある。
【0004】
更に、特許文献1においては、庫外にはガイド部2’が存在しないことから、大きな魚などを扱う際にはグリル皿3’をガイド部2’より外して持ち出さなければならず、又、入れ直さなければならず、操作性が低いという問題がある。
【0005】
【特許文献1】
実公平7−29948号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、グリル皿の出し入れを高級感を抱かせて円滑におこなえるようにしながら、ガイド部分への熱の影響を抑制し、長期安定使用を可能にして商品価値を高めることができ、更に、グリル皿をガイドしながら庫外に大きく引き出すことができて操作性を高めることができるグリルを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明においては、グリルケース側のガイド部に対してグリル皿側の被ガイド部がガイドされてグリル皿が引き出し自在に構成されたグリルであって、前記ガイド部はベアリングのようなころがり軸受によるころがり支持機能を備えたころがり摺動ガイド部として前記グリルケースの外部であるグリル庫外に設け、前記グリル皿が取り付けられる被ガイド部が前記ガイド部に対して前記ころがり摺動ガイド部を介して引き出し収納自在に構成されていることを特徴とするものである。
このような構成によれば、ベアリングのようなころがり支持機能を備えたころがり摺動ガイド部によって被ガイド部がガイドされることで、グリル皿の引き出し及び収納をきわめて円滑におこなえてユーザーに高級感を抱かせながら、ころがり摺動ガイド部はグリル庫外に存在していて、ころがり摺動ガイド部への熱影響を大幅に抑制し、長期安定使用を可能にして商品価値を高める。
【0008】
請求項2の発明においては、前記被ガイド部の前端部には前記グリル皿に取り付けられているグリル扉を着脱自在に連結しているから、被ガイド部よりグリル扉を外すことで、グリル扉と共にグリル皿を分離でき、使い易い。
【0009】
請求項3の発明においては、前記ころがり摺動ガイド部の外方を覆うと共にグリル皿の引き出し方向に長いガイド部覆い壁の内側にガイド空間をグリルケースの外側部に形成し、前記ガイド空間をグリルケース内の調理空間に連通口にて連通し、前記連通口に被ガイド部を移動可能に挿通し、前記被ガイド部はグリル皿の略全長にわたって形成していることを特徴とするものである。
このような構成によれば、グリル皿を収納した場合に連通口の一部を残して殆どがグリル皿の略全長にわたっている被ガイド部によって覆い、グリル皿の被ガイド部を有効に利用することで庫外のころがり摺動ガイド部への熱影響を防止する。それでいて、グリル皿を引き出した場合に連通口が現れてころがり摺動ガイド部側の清掃が容易におこなえ、お手入れ性を損なうことがなく、この点においても高級感を求めるニーズに応える。
【0010】
請求項4の発明においては、前記連通口の上縁部から被ガイド部の移動経路よりも庫内側に向けて前記連通口を覆う遮熱板を垂下していることを特徴とするものである。
このような構成によれば、遮熱板によってころがり摺動ガイド部への熱影響及び油等の飛散を、一層、低減する。
【0011】
請求項5の発明においては、前記ころがり摺動ガイド部の外方を覆うと共にグリル皿の引き出し方向に長いガイド部覆い壁の内側にガイド空間をグリルケースの外側部に形成し、前記ガイド空間とグリルケース内の調理空間を遮蔽壁にて遮断していることを特徴とするものである。
このような構成によれば、遮蔽壁によってころがり摺動ガイド部への熱及び油の影響を充分に遮断する。
【0012】
請求項6の発明においては、前記ころがり摺動ガイド部は、小の入れ子を大の入れ子に順に挿入して複数段に伸縮する伸縮手段を備えていることを特徴とするものである。
このような構成によれば、入れ子形態に構成している伸縮手段によってグリル皿をガイド機能を維持したまま庫外に充分に引き出し、大きな魚の扱いは勿論、お手入れ性を高めながらグリル皿の収納を容易におこなえ、この点においても高級感を求めるニーズに応える。
【0013】
請求項7の発明においては、前記グリルケースに内蔵されたバーナーより下方に前記ころがり摺動ガイド部を位置させていることを特徴とするものである。
このような構成によれば、バーナーによるころがり摺動ガイド部への熱影響を低減する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1(a)は概略斜視図、同図(b)は概略正断面図である。図2(a)は調理用コンロの斜視図、同図(b)はグリル皿の分解斜視図である。
【0015】
本発明のグリルAは図2(a)に示すように調理用コンロ16の下部中央に組み込まれている。調理用コンロ16は大小3個の調理バーナー18を備え、ガラス製の天板17が敷設されて高級感を抱かせるようにしている。グリルAは前面が開口し後部が排気口37に連通された略角筒状のグリルケース1に扉付きのグリル皿3を引き出し及び収納自在に設けている。グリルケース1内には上バーナー23、左右の側部バーナー24を設けている。
図2(b)に示すように、水受け皿となる受け皿19に内部を見通すことができる透過型のグリル扉20を着脱自在に取り付け、受け皿19にグリル焼き網21を取り外し自在に載置してグリル皿3を構成している。グリル扉20の取っ手22を持ってグリル皿3の引き出し及び収納操作をおこなうようにしている。グリル皿3の引き出し及び収納に際して、高級感を抱かせて円滑におこなえるようにしながら、庫内からガイド部分への熱の影響を抑制し、長期安定使用を可能にして商品価値を高めるようにしている。以下、詳述する。
図1、図3、図4及び図5は第1の実施例を示している。
【0016】
図1に示すように、グリルケース1の両側壁の外部に断面略コ字状となったガイド部覆い壁6を設けてグリル皿3の引き出し方向にガイド空間7を形成している。この場合、グリルケース1の側壁が遮蔽壁11となってガイド空間7とグリルケース1内の調理空間8を遮断している。
【0017】
ガイド空間7内には、小の入れ子12を大の入れ子13に順に挿入して複数段に伸縮する伸縮手段14を構成している。最も大きい入れ子25が上記ガイド部覆い壁6となっている。各入れ子12、13、25間にはベアリングのようなころがり軸受5によるころがり支持機能を備えたころがり摺動ガイド部2Aを構成している。
【0018】
図5(b)に示すように、前記ころがり摺動ガイド部2Aは、例えば、2個のボール26を任意の方向に回転自在にベース27に保持したころがり軸受5を使用するものであり、外となる前記入れ子13、25の前後部の内面ころがり軸受5、5を取り付け、内となる入れ子12、13をころがり摺動ガイドするものである。なお、同図(c)に示すように、ボール26に代えてローラーを採用するものでもよく、ころがり軸受5の形態は変更することができる。
【0019】
図3に示すように、グリル扉20の背方には差し込み体28、28を突出させて最も小さい入れ子12、12の先端内部に差し込み、グリル扉20をころがり摺動ガイド部2Aを備えた伸縮手段14に着脱自在に連結している。差し込み体28と入れ子12との間には、例えば、ボールがスプリングに抗して出退するボールストッパ29のような着脱手段を介装しておくとよい。
【0020】
上記伸縮手段14においては、小の入れ子12が大の入れ子13から最大に引き出された状態で、例えば、両入れ子12、13に形成された当たり及び被当たり(図示せず)が当接し、その後、大の入れ子13が最も大きい入れ子25より引き出されるように構成してあり、大の入れ子13が最大に引き出された状態で、両入れ子13、25に形成された前記と同様の当たり及び被当たりが当接することで、最大伸張状態を維持できるようにしている。
【0021】
このような第1の実施例においては、グリル扉20の取っ手22を持って引き出すことで、グリル扉20に連結されている小の入れ子12、大の入れ子13を順に引き出し、グリル扉20に連結されているグリル皿3をガイド機能を維持したまま庫外に充分に引き出すことができ、又、グリル扉20を押し込むことで、グリル皿3をグリルケース1内に収納すると共にグリル扉20にてグリルケース1の開口を閉塞するのである。
【0022】
この場合、ベアリングのようなころがり支持機能を備えたころがり摺動ガイド部2Aによってころがり摺動ガイドされることから、グリル皿3の引き出し及び収納をきわめて円滑におこなえてユーザーに高級感を抱かせることができるのである。しかも、ころがり摺動ガイド部2A及び被ガイド部4はグリル庫外に存在していて、ころがり摺動ガイド部2Aへの熱影響を大幅に抑制でき、長期安定使用を可能にして商品価値を高めることができるのである。
【0023】
更に、ころがり摺動ガイド部2Aの外方を覆うガイド空間7とグリルケース1内の調理空間8をグリルケース1の側壁を遮蔽壁11として遮断していて、ころがり摺動ガイド部2Aへの熱及び油の影響を充分に遮断できるものである。
【0024】
図6は前記伸縮手段14の他例を示し、同図(a)は最も大きい入れ子25を断面ロ字状に形成したものであり、同図(b)は各入れ子25、13、12を断面コ字状に形成したものである。
【0025】
図7及び図8は前記伸縮手段14の更に他例を示している。
【0026】
本例において伸縮手段14は、グリルケース1側に固定されるガイドレール31と、グリル皿3側に連結される被ガイドレール32と、ガイドレール31と被ガイドレール32との間で、各々のレール31、32に挿通される中間レール33とから構成している。中間レール33の内外にはボール34をリテーナー35にて回転自在に保持したボールベアリングとしてのころがり軸受5をころがり摺動ガイド部2Aとして保持している。
【0027】
しかして、中間レール33をガイドレール31と被ガイドレール32の各々に挿通し、中間レール33の内外のころがり軸受5をころがり摺動ガイド部2Aとして、中間レール33がガイドレール31及び被ガイドレール32に対してころがり摺動移動するように構成している。
【0028】
この場合、ガイドレール31及び被ガイドレール32の長さはグリルケース1の奥行き長さに略等しく、これら両レール31、32間に略同長さの中間レール33を備えていて、グリル皿3の後縁部がグリルケース1の開口前縁部よりも前方にグリル皿3を引き出すことができるようにしている。
【0029】
図9は第2の実施例を示している。但し、本実施例の基本構成は上記実施例と共通であり、共通する部分には同一の符号を付して説明は省略する。
【0030】
本実施例においては、グリルケース1の側壁の外部にガイド部覆い壁6を設けて内側にガイド空間7を構成し、ガイド空間7内でガイド部覆い壁6にころがり軸受5としの複数のベアリング30を固定している。グリルケース1の側壁の一部を切除して連通口9を形成してガイド空間7とグリルケース1内の調理空間8を連通している。
【0031】
グリル皿3の受け皿19より断面略L字状となった被ガイド部4をグリル皿3の略全長にわたって延出している。被ガイド部4を連通口9に移動可能に挿通してころがり摺動ガイド部2Aのころがり軸受5にころがり摺動可能に載置している。
本実施例によれば、取っ手22を押してグリル皿3をグリルケース1内に収納した場合に、連通口9の一部を残して殆どがグリル皿3の略全長にわたっている被ガイド部4によって覆うことができるのであり、グリル皿3の被ガイド部4を有効に利用することで庫外のころがり摺動ガイド部2Aへの熱影響を防止することができるのである。
それでいて、グリル皿3を引き出した場合にベアリング30より断面略L字状となった被ガイド部4を容易に外すことができるのであり、この場合、連通口9が大きく現れてころがり摺動ガイド部2A側の清掃が容易におこなえるのであり、お手入れ性を損なうことがなく、この点においても高級感を求めるニーズに応えることができるのである。
【0032】
更に、本実施例においては、連通口9の上縁部から被ガイド部4の移動経路よりも庫内側に向けて前記連通口9を覆う断面略L字状の遮熱板10を垂下している。
このような構成によれば、遮熱板10によってころがり摺動ガイド部2Aへの熱影響及び油等の飛散を、一層、低減することができるのである。
ところで、図1及び図9の実施例においては、グリルケース1に内蔵されたバーナー15のうち側部バーナー24より下方に前記ころがり摺動ガイド部2Aを位置させていて、側部バーナー24によるころがり摺動ガイド部2Aへの熱影響を低減しているものである。
【0033】
【発明の効果】
請求項1の発明においては、グリルケース側のガイド部に対してグリル皿側の被ガイド部がガイドされてグリル皿が引き出し自在に構成されたグリルであって、前記ガイド部はベアリングのようなころがり軸受によるころがり支持機能を備えたころがり摺動ガイド部として前記グリルケースの外部であるグリル庫外に設け、前記グリル皿が取り付けられる被ガイド部が前記ガイド部に対して前記ころがり摺動ガイド部を介して引き出し収納自在に構成されているから、ベアリングのようなころがり支持機能を備えたころがり摺動ガイド部によって被ガイド部がガイドされることで、グリル皿の引き出し及び収納をきわめて円滑におこなえてユーザーに高級感を抱かせることができながら、ころがり摺動ガイド部はグリル庫外に存在していて、ころがり摺動ガイド部への熱影響を大幅に抑制でき、長期安定使用を可能にして商品価値を高めることができるという利点がある。
【0034】
請求項2の発明においては、請求項1の効果に加えて、前記被ガイド部の前端部には前記グリル皿に取り付けられているグリル扉を着脱自在に連結しているから、被ガイド部よりグリル扉を外すことで、グリル扉と共にグリル皿を分離でき、使い易いという利点がある。
【0035】
請求項3の発明においては、請求項1の効果に加えて、前記ころがり摺動ガイド部の外方を覆うと共にグリル皿の引き出し方向に長いガイド部覆い壁の内側にガイド空間をグリルケースの外側部に形成し、前記ガイド空間をグリルケース内の調理空間に連通口にて連通し、前記連通口に被ガイド部を移動可能に挿通し、前記被ガイド部はグリル皿の略全長にわたって形成しているから、グリル皿を収納した場合に連通口の一部を残して殆どがグリル皿の略全長にわたっている被ガイド部によって覆うことができ、グリル皿の被ガイド部を有効に利用することで庫外のころがり摺動ガイド部への熱影響を防止することができ、それでいて、グリル皿を引き出した場合に連通口が現れてころがり摺動ガイド部側の清掃が容易におこなえ、お手入れ性を損なうことがなく、この点においても高級感を求めるニーズに応えることができるという利点がある。
【0036】
請求項4の発明においては、請求項3の効果に加えて、前記連通口の上縁部から被ガイド部の移動経路よりも庫内側に向けて前記連通口を覆う遮熱板を垂下しているから、遮熱板によってころがり摺動ガイド部への熱影響及び油等の飛散を、一層、低減することができるという利点がある。
【0037】
請求項5の発明においては、請求項1の効果に加えて、前記ころがり摺動ガイド部の外方を覆うと共にグリル皿の引き出し方向に長いガイド部覆い壁の内側にガイド空間をグリルケースの外側部に形成し、前記ガイド空間とグリルケース内の調理空間を遮蔽壁にて遮断しているから、遮蔽壁によってころがり摺動ガイド部への熱及び油の影響を充分に遮断できるという利点がある。
【0038】
請求項6の発明においては、請求項1の効果に加えて、前記ころがり摺動ガイド部は、小の入れ子を大の入れ子に順に挿入して複数段に伸縮する伸縮手段を備えているから、入れ子形態に構成している伸縮手段によってグリル皿をガイド機能を維持したまま庫外に充分に引き出すことができ、大きな魚の扱いは勿論、お手入れ性を高めながらグリル皿の収納を容易におこなえ、この点においても高級感を求めるニーズに応えることができるという利点がある。
【0039】
請求項7の発明においては、請求項1乃至6のいずれかの効果に加えて、前記グリルケースに内蔵されたバーナーより下方に前記ころがり摺動ガイド部を位置させているから、バーナーによるころがり摺動ガイド部への熱影響を低減することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のグリルの実施の一形態を示し、(a)は概略斜視図、(b)は概略正断面図である。
【図2】(a)は同上のグリルを調理用コンロに組み込んだ斜視図、(b)はグリル皿の分解斜視図である。
【図3】同上の概略側断面図である。
【図4】同上の概略平断面図である。
【図5】(a)は同上の入れ子形態の伸縮手段を示す概略側断面図、(b)は説明図、(c)は他例の説明図である。
【図6】(a)は同上の他例の概略断面図、(b)は更に他例の概略断面図である。
【図7】同上の伸縮手段の他例の形態を示し、(a)は収縮状態を示す平面図、(b)は伸張状態を示す平面図である。
【図8】(a)は伸張状態の側面図、(b)は断面図である。
【図9】同上の他の実施例を示し、(a)は概略正断面図、(b)はグリル皿を引き出した説明図である。
【図10】従来例を示し、(a)(b)は概略側断面図である。
【符号の説明】
1 グリルケース
2 ガイド部
2A ころがり摺動ガイド部
3 グリル皿
4 被ガイド部
5 ころがり軸受
6 ガイド部覆い壁
7 ガイド空間
8 調理空間
9 連通口
10 遮熱板
11 遮蔽壁
12 小の入れ子
13 大の入れ子
14 伸縮手段
15 バーナー

Claims (7)

  1. グリルケース側のガイド部に対してグリル皿側の被ガイド部がガイドされてグリル皿が引き出し自在に構成されたグリルであって、前記ガイド部はベアリングのようなころがり軸受によるころがり支持機能を備えたころがり摺動ガイド部として前記グリルケースの外部であるグリル庫外に設け、前記グリル皿が取り付けられる被ガイド部が前記ガイド部に対して前記ころがり摺動ガイド部を介して引き出し収納自在に構成されていることを特徴とするグリル。
  2. 前記被ガイド部の前端部には前記グリル皿に取り付けられているグリル扉を着脱自在に連結していることを特徴とする請求項1記載のグリル。
  3. 前記ころがり摺動ガイド部の外方を覆うと共にグリル皿の引き出し方向に長いガイド部覆い壁の内側にガイド空間をグリルケースの外側部に形成し、前記ガイド空間をグリルケース内の調理空間に連通口にて連通し、前記連通口に被ガイド部を移動可能に挿通し、前記被ガイド部はグリル皿の略全長にわたって形成していることを特徴とする請求項1記載のグリル。
  4. 前記連通口の上縁部から被ガイド部の移動経路よりも庫内側に向けて前記連通口を覆う遮熱板を垂下していることを特徴とする請求項3記載のグリル。
  5. 前記ころがり摺動ガイド部の外方を覆うと共にグリル皿の引き出し方向に長いガイド部覆い壁の内側にガイド空間をグリルケースの外側部に形成し、前記ガイド空間とグリルケース内の調理空間を遮蔽壁にて遮断していることを特徴とする請求項1記載のグリル。
  6. 前記ころがり摺動ガイド部は、小の入れ子を大の入れ子に順に挿入して複数段に伸縮する伸縮手段を備えていることを特徴とする請求項1記載のグリル。
  7. 前記グリルケースに内蔵されたバーナーより下方に前記ころがり摺動ガイド部を位置させていることを特徴とする請求項1乃至6記載のいずれかに記載のグリル。
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