JP7348820B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本明細書に開示する技術は、冷蔵庫に関する。
特許文献1には、複数の貯蔵室を備える本体と、貯蔵室内に収容されており、本体に対して前後方向に移動可能な下段容器と、貯蔵室内に収容されており、下段容器とともに移動可能に下段容器上に載置されている上段容器と、を備える冷蔵庫が開示されている。
特開2003-166781号公報
特許文献1の冷蔵庫では、ユーザが下段容器を本体から引出すと、下段容器とともに上段容器も前方側に引出される。この冷蔵庫では、下段容器が本体から引出される場合に、上段容器が引出される位置(以下では、「引出位置」と記載する)は一定である。ユーザが所望する上段容器の引出位置は様々である。このため、下段容器が本体から引出されたときの上段容器の引出位置を調整できることが望ましい。
本明細書では、下段容器が本体から引出されたときの上段容器の引出位置を調整できる技術を提供する。
本明細書に開示する冷蔵庫は、複数の貯蔵室を備える本体と、前記貯蔵室内に収容されており、前記本体に対して前後方向に移動可能な下段容器と、前記下段容器とともに前記前後方向に移動可能に前記下段容器上に載置されており、前記前後方向において対向する第1壁部と第2壁部を有する上段容器と、を備え、前記上段容器は、前記第1壁部が前記第2壁部よりも前方側に位置している第1状態、及び、前記第2壁部が前記第1壁部よりも前方側に位置している第2状態において、前記下段容器上に載置可能であり、前記上段容器が前記第1状態で前記下段容器に載置されている第1載置状態において、前記下段容器が前記本体から前方側に引き出される場合に、前記上段容器は、第1引出位置まで引き出され、前記上段容器が前記第2状態で前記下段容器に載置されている第2載置状態において、前記下段容器が前記本体から前方側に引き出される場合に、前記上段容器は、前記第1引出位置よりも前方側の第2引出位置まで引き出されるように構成されている。
実施例に係る冷蔵庫の前面図である。 第1実施例において、第1載置状態における上段容器及び下段容器が野菜室内に収容されている状態の本体内を左方上方前方から見た断面図である。 第1実施例において、第1載置状態における上段容器及び下段容器の斜視図である。 第1実施例において、第2載置状態における上段容器及び下段容器が野菜室内に収容されている状態の本体内を左方上方前方から見た断面図である。 第1実施例において、第2載置状態における上段容器及び下段容器の斜視図である。 第2実施例において、第1載置状態における第1上段容器及び第1下段容器の斜視図である。
(第1実施例)
図1~図5を参照して、第1実施例の冷蔵庫10について説明する。図1、2に示すように、冷蔵庫10は、断熱性を有する本体12と、回動扉30と、引出扉32、34、36、38を備えている。以下では、冷蔵庫10の奥行き方向を前後方向といい、冷蔵庫10の長手方向を上下方向といい、前後方向及び上下方向に直交する方向を左右方向という。また、冷蔵庫10の前後方向において、本体12の正面側を「前方」といい、本体12の裏面側を「後方」という。
本体12には、その内部に、冷蔵室20、野菜室22、製氷室24、上部冷凍室26、及び、下部冷凍室28が設けられている。冷蔵室20と野菜室22は、冷蔵温度帯の貯蔵室であり、製氷室24と上部冷凍室26と下部冷凍室28は、冷凍温度帯の貯蔵室である。
各貯蔵室20、22、26、28は、上から下に向かって、冷蔵室20、野菜室22、上部冷凍室26、下部冷凍室28の順に並んでいる。製氷室24の上下方向の位置は、上部冷凍室26の上下方向の位置と同じである。
回動扉30は、右扉30aと、左扉30bと、を備えている。右扉30a及び左扉30bは、ぞれぞれ、本体12に回動可能に支持されている。右扉30a及び左扉30bは、いわゆる観音開き式の扉である。右扉30a及び左扉30bが回動することによって、冷蔵室20の前面開口が開放される開放状態と、冷蔵室20の前面開口が閉塞される閉塞状態が切り替えられる。
引出扉32、34、36、38は、スライド式の扉である。ユーザは、引出扉32、34、36、38を前後方向にスライドさせることができる。引出扉32、34、36、38を前後方向にスライドさせることによって、各貯蔵室22、24、26、28の前面開口が開放される開放状態と、各貯蔵室22、24、26、28の前面開口が閉塞される閉塞状態が切り替えられる。
図2に示すように、野菜室22には、下段容器40と、上段容器42が収容されている。下段容器40は、引出扉32に取付けられている。上段容器42は、下段容器40上に載置されている。ユーザは、引出扉32を前後方向にスライドさせることで、下段容器40及び上段容器42を前後方向にスライドさせることができる。
図2~図5を参照して、下段容器40及び上段容器42について説明する。
図2~図5に示すように、下段容器40は、左右方向の中心軸Aを挟んで左右対称な形状を有する。図3、図5に示すように、下段容器40は、底壁50と、前壁52と、左壁54と、後壁56と、右壁58と、を備えている。各壁50、52、54、56、58によって、下段容器40内の収容領域が画定される。図2に示すように、下段容器40は、分割壁60を備えている。分割壁60は、左壁54から右壁58まで延びている。分割壁60によって、下段容器40内の収容領域が、前方収容領域R1と後方収容領域R2に分割される。前方収容領域R1の前後方向の長さは、後方収容領域R2の前後方向の長さよりも短い。
図3(a)に示すように、下段容器40の左壁54の上部には、左壁54から左方に延びる延伸部62が設けられている。図3(b)に示すように、延伸部62には、上方に突出する凸部66が設けられている。また、図3(a)に示すように、下段容器40の右壁58の上部には、右壁から左方に延びる延伸部64が設けられている。延伸部64にも、凸部66と同様の構造を有する凸部(図示省略)が設けられている。延伸部62に設けられている凸部66と延伸部64に設けられている凸部の前後方向及び上下方向の位置は一致する。
図2~図5に示すように、上段容器42は、中心軸Aを挟んで左右対称な形状を有する。上段容器42は、底壁70と、第1側壁72と、第2側壁74と、第3側壁76と、第4側壁78と、を備えている。第1側壁72~第4側壁78は、底壁70から上方に延びている。第1側壁72と第2側壁74は、前後方向において対向しており、第3側壁76と第4側壁78は、左右方向において対向している。底壁70、第1側壁72、第2側壁74、第3側壁76、及び、第4側壁78によって、上段容器42内の収容領域が画定される。なお、図2、図3(a)の状態では、第1側壁72、第3側壁76、第2側壁74、第4側壁78が、それぞれ、「前壁」、「左壁」、「後壁」、「右壁」を構成している。また、図4、図5の状態では、第2側壁74、第4側壁78、第1側壁72、第3側壁76が、それぞれ、「前壁」、「左壁」、「後壁」、「右壁」を構成している。即ち、図4、図5は、図2、図3(a)の上段容器42を前後及び左右に反転させた状態を示す図である。なお、以下では、図2、図3(a)の上段容器42の状態、図4、5の上段容器42の状態を、それぞれ、「第1状態」、「第2状態」と記載する。また、第1状態の上段容器42が下段容器40に載置されている状態(即ち、図2、図3(a)の状態)、第2状態の上段容器42が下段容器40に載置されている状態(即ち、図4、図5の状態)を、それぞれ、「第1載置状態」、「第2載置状態」と記載する。
図3(a)に示すように、第1側壁72は、第1中央部72aと、第1中央部72aの左右に配置される第1外側部72bと、を備えている。上下方向において、第1中央部72aの上端は、第1外側部72bの上端よりも下方に位置する。第1中央部72a及び第1外側部72bによって、第1開口72cが画定される。第1中央部72aの上部には、第1取っ手部73が設けられている。第1取っ手部73は、凹部形状を有し、ユーザが指を引っ掛けることができる。また、図5に示すように、第2側壁74は、第2中央部74aと、第2中央部74aの左右に配置される第2外側部74bと、を備えている。上下方向において、第2中央部74aの上端は、第2外側部74bの上端よりも下方に位置する。第2中央部74a及び第2外側部74bによって、第2開口74cが画定される。第2中央部74aの上部には、第2取っ手部75が設けられている。第2取っ手部75は、凹部形状を有し、ユーザが指を引っ掛けることができる。第1側壁72の第1中央部72aの高さと、第2側壁74の第2中央部74aの高さと、は同じである。また、第1側壁72の第1外側部72bの高さと、第2側壁74の第2外側部74bの高さと、も同じである。第1中央部72aの左右方向の長さL1は、第2中央部74aの左右方向の長さL2よりも短い。即ち、第1開口72cの左右方向の長さは、第2開口74cの左右方向の長さよりも短い。
第3側壁76の高さは、第1側壁72の第1外側部72bの高さと同じである。また、第4側壁78の高さも、第1側壁72の第1外側部72bの高さと同じである。
図3(a)に示すように、上段容器42の第3側壁76には、第3側壁76の外側(図3(a)では右方)に延伸する第1延伸部80及び第2延伸部82が設けられている。第1載置状態において、第2延伸部82は、第1延伸部80よりも後方に設けられている。また、第1延伸部80の第1端80a(図3(a)では前端)の前後方向の位置は、第1側壁72と略一致し、第2延伸部82の第2端82a(図3(a)では後端)の前後方向の位置は、第2側壁74と略一致する。図3(b)に示すように、第1延伸部80には、下段容器40の凸部66に対応する形状を有する第1凹部84aが設けられている。第1凹部84a内に凸部66が配置されている状態では、上段容器42が下段容器40に対して意図せず移動することが抑制される。即ち、第1凹部84a及び凸部66は、下段容器40に対する上段容器42の位置決めのために利用されるとともに、下段容器40に対する上段容器42の相対的な移動を規制するために利用される。第2延伸部82には、第1凹部84aと同様の形状を有する第2凹部84bが設けられている。第1延伸部80の第1端80aから第1凹部84aまでの前後方向の距離D1は、第2延伸部82の第2端82aから第2凹部84bまでの前後方向の距離D2よりも短い。
図5に示すように、第4側壁78には、第4側壁78の外側(図5では右方)に延伸する第3延伸部86及び第4延伸部88が設けられている。第3延伸部86、第4延伸部88は、それぞれ、第3側壁76に設けられている第1延伸部80、第2延伸部82と同様の構造を有する。即ち、第3延伸部86には第1凹部84aが設けられており、第4延伸部88には第2凹部84bが設けられている。また、第1延伸部80の前後方向の位置は第3延伸部86の前後方向の位置と一致し、第2延伸部82の前後方向の位置は第4延伸部88の前後方向の位置と一致する。
図2、図3(a)に示すように、第1載置状態では、上段容器42の第1延伸部80の第1凹部84a内及び第3延伸部86の第1凹部84a内に下段容器40の凸部66が配置されている。この状態において、引出扉32が前方側に引出されると、上段容器42の第1側壁72の前後方向の位置が、下段容器40の分割壁60の前後方向の位置と略一致している状態で、下段容器40及び上段容器42が引出される。一方、図4、図5に示すように、第2載置状態では、上段容器42の第2延伸部82の第2凹部84b内及び第4延伸部88の第2凹部84b内に下段容器40の凸部66が配置されている。この状態において、引出扉32が前方側に引出されると、上段容器42の第2側壁74の前後方向の位置が、下段容器40の前壁52と略一致している状態で、下段容器40及び上段容器42が引出される。これは、第1延伸部80の第1端80aから第1凹部84aまでの距離D1が、第2延伸部82の第2端82aから第2凹部84bまでの前後方向の距離D2よりも短いためである。以下では、第1載置状態において引出扉32が前方側に引出された場合の上段容器42の位置、第2載置状態において引出扉32が前方側に引出された場合の上段容器42の位置を、それぞれ、「第1引出位置」、「第2引出位置」と記載する。
図2に示すように、野菜室22の後部には、野菜室22に冷気を供給する冷気吹出口90が設けられている。冷気吹出口90は、冷気ダクト92に接続されており、野菜室22内に冷気を送り込む。また、野菜室22の後部には、野菜室22の後壁94から前方に延びるリブ96が設けられている。リブ96は、冷気ダクト92よりも右側に設けられている。リブ96の下端は、下段容器40の後壁56の上端よりも上方に位置している。また、リブ96の下端は、上段容器42の第2側壁74の第2開口74cの下端よりもわずかに上方に位置している。図4に示すように、リブ96は、第2載置状態であり、かつ、下段容器40及び上段容器42が野菜室22内に収容されている状態において、上段容器42の第1側壁72(詳細には、第1外側部72b)に当接するように設けられている。なお、図示省略しているが、野菜室22の後部において、中心軸Aを挟んで左右対称の位置にリブ96と同様の構造を有するリブが設けられている。
上述のように、本実施例に係る冷蔵庫10では、図3(a)に示すように、上段容器42が第1状態で下段容器40に載置されている第1載置状態において、下段容器40が本体12から前方側に引き出される場合に、上段容器42は、第1引出位置まで引き出される。一方、図5に示すように、上段容器42が第2状態で下段容器40に載置されている第2載置状態において、下段容器40が本体12から前方側に引き出される場合に、上段容器42は、第1引出位置よりも前方側の第2引出位置まで引き出されるように構成されている。即ち、下段容器40上に載置されている上段容器42の状態を変更することで、上段容器42の引出位置が変更される。従って、下段容器40を本体12から前方側に引出したときの上段容器42の引出位置を調整できる。特に本実施例では、下段容器40に対する上段容器42の配置を前後及び左右に反転させることで、下段容器40を本体12から前方側に引出したときの上段容器42の引出位置を調整できる。
また、図3(a)に示すように、下段容器40には凸部66が設けられており、上段容器42には、第1凹部84aと第2凹部84bが設けられている。第1載置状態において、第2凹部84bは第1凹部84aよりも後方側に配置される。そして、第1載置状態では、上段容器42の第1凹部84a内に下段容器40の凸部66が配置され、第2載置状態では、上段容器42の第2凹部84b内に下段容器40の凸部66が配置される。このような構成によると、下段容器40を本体12から前方側に引出したときの上段容器42の引出位置を容易に調整できる。
また、図2、図4に示すように、野菜室22の後部には、野菜室22の後壁94から前方に延びるリブ96が設けられている。図2に示すように、第1載置状態において、リブ96は、上段容器42の第3側壁76に当接しておらず、第2載置状態において、リブ96は、上段容器42の第1側壁72に当接している。ユーザが、下段容器40を本体12から引出した後において、例えば、下段容器40の後方収容領域R2内に収容される食材を取り出すために、上段容器42のみを後方に移動させることがある。この場合、上段容器42の第2凹部84b内に下段容器40の凸部66が配置されていない状態になる。このような状態において、野菜室22の後部にリブ96が設けられていない場合、下段容器40が本体12内に押し込まれ、その後に、下段容器40が本体12から引き出されると、上段容器42の第2凹部84b内に下段容器40の凸部66が配置されていない状態で、上段容器42が引き出される。即ち、上段容器42は第2引出位置よりも後方に位置したままである。一方、本実施例の場合、上段容器42の第2凹部84b内に下段容器40の凸部66が配置されていない状態で下段容器40が本体12内に押し込まれると、上段容器42の第1側壁72にリブ96が当接する。そして、リブ96によって、上段容器42に後方への移動が規制され、上段容器42の第2凹部84b内に下段容器40の凸部66が配置されるようになる。従って、第2載置状態において、下段容器40が本体12から引出される場合に、下段容器40が確実に第2引出位置に引出されるようにすることができる。
また、図3(a)、図5に示すように、上段容器42の第側壁74には第開口74cが設けられている。そして、図2に示すように、第1載置状態において、リブ96は、第開口74cを通過している。このような構成によると、第1載置状態において、下段容器40が本体12内に押し込まれる際に、上段容器42の後方側への移動がリブ96によって規制されない。即ち、上段容器42の第1凹部84a内に下段容器40の凸部66が配置されている状態が維持される。従って、第1載置状態において、下段容器40が本体12から引出される場合に、下段容器40が確実に第1引出位置に引出されるようにすることができる。
また、図2、図4に示すように、野菜室22内における本体12の後部には、野菜室22内に冷気を供給する冷気吹出口90が設けられており、リブ96は、冷気吹出口90よりも外側に設けられている。冷気吹出口90上にリブ96を設けると、野菜室22内への冷気の供給が阻害される。上記の構成によれば、野菜室22内への冷気の供給を阻害することなく、下段容器40の引出位置を調整させることができる。
(対応関係)
第1側壁72、第2側壁74が、それぞれ、「第1壁部」、「第2壁部」の一例である。リブ96が、「突条部」の一例である。第1開口72cが、「開口部」の一例である。下段容器40の延伸部62の凸部66、上段容器42の延伸部80、86の第1凹部84a、上段容器42の延伸部82、88の第2凹部84bが、それぞれ、「第1位置決め部」、「第2位置決め部」、「第3位置決め部」の一例である。
(第2実施例)
図6を参照して、第1実施例の冷蔵庫10と異なる点について説明する。なお、以下では、実施例間で共通する構成については、同じ符号を付して説明を省略する。本実施例の冷蔵庫10は、上段容器242の構造が、第1実施例の上段容器42と異なる。
図6に示すように、上段容器242の第3側壁76には、第3側壁76の外側(図3(a)では右方)に延伸する第1延伸部280及び第2延伸部282が設けられている。第1載置状態において、第2延伸部282は、第1延伸部280よりも後方に設けられている。第1延伸部280の第1端280a(図6では前端)の前後方向の位置は、第1側壁72と略一致する。また、第1載置状態において、下段容器40の前壁52と上段容器42の第1側壁72との間の前後方向の距離D3は、第1延伸部280の第1端280aと第2延伸部282の第2端282a(図6では前端)との間の距離D4よりもわずかに大きい。
上記の構成によれば、第1載置状態において、下段容器40の凸部66を、上段容器42の第1延伸部280に設けられている第1凹部284a内、又は、第2延伸部282に設けられている第2凹部284b内に配置させることができる。即ち、第2延伸部282に設けられている第2凹部284bを、第1載置状態における位置決め、及び、第2載置状態における位置決めとして利用することができる。従って、ユーザの利便性を向上させることができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
(第1変形例)第1引出位置、第2引出位置は、上記の実施例の位置に限定されない。例えば、第1引出位置は、下段容器40の分割壁60よりも後方又は前方であってもよいし、第2引出位置は、下段容器40の前壁52よりも後方であってもよい。
(第2変形例)野菜室22内における本体12の後部にリブ96が設けられていなくてもよい。
(第3変形例)リブ96は、本体12の後壁から延びる形態に限定されず、例えば、本体12の右壁及び左壁から内側に延びていてもよい。
(第4変形例)リブ96は、冷気吹出口90上に設けられていてもよい。
(第5変形例)下段容器40の延伸部62、64に凹部が設けられており、上段容器42の延伸部80、86に凸部が設けられており、上段容器42の延伸部82、88に凸部が設けられていてもよい。本変形例では、下段容器40の延伸部62、64の凹部、上段容器42の延伸部80、86の凸部、上段容器42の延伸部82、88の凸部が、それぞれ、「第1位置決め部」、「第2位置決め部」、「第3位置決め部」の一例である。
(第6変形例)図1に示す冷蔵庫10は、右扉30aと左扉30bとを備える回動扉を図示しているが、回動扉30が1枚の扉で構成されていてもよい。即ち、回動扉30が片開き式の扉であってもよい。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的な有用性を持つものである。
10:冷蔵庫、12:本体、20:冷蔵室、22:野菜室、24:製氷室、26:上部冷凍室、28:下部冷凍室、30:回動扉、30a:右扉、30b:左扉、32、34、36、38:引出扉、40:下段容器、42:上段容器、50:底壁、52:前壁、54:右壁、56:後壁、58:左壁、60:分割壁、62:延伸部、64:延伸部、66:凸部、70:底壁、72:第1側壁、72a:第1中央部、72b:第1外側部、72c:第1開口、73:第1取っ手部、74:第2側壁、74a:第2中央部、74b:第2外側部、74c:第2開口、75:第2取っ手部、76:第3側壁、78:第4側壁、80:第1延伸部、80a:第1端、82:第2延伸部、82a:第2端、84a:第1凹部、84b:第2凹部、86:第3延伸部、88:第4延伸部、90:冷気吹出口、92:冷気ダクト、94:後壁、96:リブ、242:上段容器、280:第1延伸部、280a:第1端、282:第2延伸部、282a:第2端、284a:第1凹部、284b:第2凹部

Claims (6)

  1. 複数の貯蔵室を備える本体と、
    前記貯蔵室内に収容されており、前記本体に対して前後方向に移動可能な下段容器と、
    前記下段容器とともに前記前後方向に移動可能に前記下段容器上に載置されており、前記前後方向において対向する第1壁部と第2壁部を有する上段容器と、を備え、
    前記上段容器は、前記第1壁部が前記第2壁部よりも前方側に位置している第1状態、及び、前記第2壁部が前記第1壁部よりも前方側に位置している第2状態において、前記下段容器上に載置可能であり、
    前記上段容器が前記第1状態で前記下段容器に載置されている第1載置状態において、前記下段容器が前記本体から前方側に引き出される場合に、前記上段容器は、第1引出位置まで引き出され、
    前記上段容器が前記第2状態で前記下段容器に載置されている第2載置状態において、前記下段容器が前記本体から前方側に引き出される場合に、前記上段容器は、前記第1引出位置よりも前方側の第2引出位置まで引き出されるように構成されている、冷蔵庫。
  2. 前記下段容器は、前記下段容器に対して、前記上段容器を位置決めするための第1位置決め部を備え、
    前記上段容器は、
    前記第1位置決め部に対応する第2位置決め部であって、前記第1状態において、前記第1位置決め部上に配置される前記第2位置決め部と、
    前記第1位置決め部に対応し、前記第2位置決め部とは異なる第3位置決め部であって、前記第2状態において、前記第1位置決め部上に配置される前記第3位置決め部と、を備え、
    前記第1状態において、前記第3位置決め部は、前記第2位置決め部よりも後方側に配置される、請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記第1載置状態における前記下段容器の前壁と前記上段容器の前記第1壁部との間の前記前後方向の距離は、前記第1載置状態における前記第2位置決め部と前記第3位置決め部との間の前記前後方向の距離よりも大きい、請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記貯蔵室内における前記本体の後部には、前方に突出する突条部であって、前記貯蔵室内に収容されている状態における前記上段容器に当接することによって、前記上段容器の後方側への移動を規制するように構成されている前記突条部が設けられており、
    前記第1載置状態であり、かつ、前記上段容器及び前記下段容器が前記収容室内に収容されている状態において、前記突条部は前記第2壁部に当接しておらず、
    前記第2載置状態であり、かつ、前記上段容器及び前記下段容器が前記収容室内に収容されている状態において、前記突条部は前記第1壁部に当接している、請求項1~3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記上段容器の前記第壁部には、開口部が設けられており、
    前記第1載置状態において、前記突条部は、前記開口部を通過する、請求項4に記載の冷蔵庫。
  6. 前記貯蔵室内における前記本体の後部には、前記貯蔵室内に冷気を供給する冷気ダクトが設けられており、
    前記突条部は、前記冷気ダクトよりも外側に設けられている、請求項4又は5に記載の冷蔵庫。
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