JP7112161B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本開示は、加熱手段と収納庫とを筐体内に有し、キッチン家具に形成された収容部に筐体が収容される加熱調理器に関する。
従来、加熱調理器の筐体をキッチン家具の上面に設けた上面開口からキッチン家具内に嵌め込んで、加熱調理器の筐体上に設けた天板をキッチン家具の上面に露出させるようにして設置される組み込み型の加熱調理器がある。このような加熱調理器として、筐体内に引き出し状の収納庫を設けた加熱調理器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11-276354号公報(第6頁)
特許文献1に記載の加熱調理器は、筐体内に設けた収納庫に、調理道具、食器、及び調味料等の収納物を収納しておくことができるが、特許文献1には、収納庫の引き出し構造の具体的態様が開示されていない。
ここで、加熱調理器の筐体内には、加熱手段を制御する制御回路等の精密電子部品が収容されている。収納物の出し入れのために使用者によって収納庫の扉が開閉されたときに振動が生じると、その振動が精密電子部品に伝わって精密電子部品に動作不良が生じるおそれがあった。また、加熱調理器の筐体内には、精密電子部品を冷却するための冷却風路が形成される場合があるが、収納庫の扉の開閉による振動で精密電子部品の位置ずれが生じると、発熱部品と放熱部品との接触が悪くなる等して熱伝導が低下して、精密電子部品に所望の冷却効果を与えることができないおそれがあった。このように、加熱庫の扉の開閉に伴う振動の影響で、加熱調理器の信頼性を低下させてしまうおそれがあった。
本開示は、上記のような課題を背景としてなされたものであり、加熱調理器の筐体内に設けられた収納庫の扉の開閉に伴う振動による信頼性の低下を抑制することのできる加熱調理器を提供するものである。
本開示に係る加熱調理器は、被加熱物が載置されるトッププレートと、前記トッププレートの上に載置される前記被加熱物を加熱する加熱手段と、前記トッププレートの下に設けられ、前記加熱手段を収容する筐体と、前記筐体内に隔壁によって区画形成された物の収納用の収納庫と、前記筐体に形成され前記収納庫に通じる開口を覆う扉と、前記収納庫を区画形成する前記隔壁に対して前記扉を支持しかつ前記扉を変位させる開閉機構とを備え、前記開閉機構は、前記隔壁に設けられ、前記収納庫の奥行き方向に延びる第1レールと、前記扉に接続され、前記第1レールの下面に沿って移動する第2レールと、を備え、前記第1レールは、前記第1レールの奥行き方向の中心よりも後端側に第1屈曲点を有し、前記第1レールの前記第1屈曲点よりも後ろ側は下方に向かって傾斜しており、前記第2レールは、前記第2レールの奥行き方向の中心よりも前端側に第2屈曲点を有し、前記第2レールの前記第2屈曲点よりも前側は上方に向かって傾斜しており、前記収納庫内を加熱する加熱手段を備えていないものである。
本開示に係る加熱調理器は、被加熱物が載置されるトッププレートと、前記トッププレートの上に載置される前記被加熱物を加熱する加熱手段と、前記トッププレートの下に設けられ、前記加熱手段を収容する筐体と、前記筐体内に隔壁によって区画形成された物の収納用の収納庫と、前記筐体に形成され前記収納庫に通じる開口を覆う扉と、前記収納庫を区画形成する前記隔壁に対して前記扉を支持しかつ前記扉を変位させる開閉機構とを備え、前記開閉機構は、前記隔壁に設けられ、前記収納庫の奥行き方向に延びる第1レールと、前記扉に接続され、前記第1レールに沿って移動する第2レールと、を備え、記第2レールの前端部には、上下方向に延びる平板面を有する前板が設けられ、前記前板の前面側には、平板状の中間部材が設けられ、前記中間部材の前面側に、前記扉が着脱自在に取り付けられており、前記収納庫内を加熱する加熱手段を備えていないものである。
本開示によれば、加熱調理器の筐体内に設けられた収納庫の扉の開閉に伴う振動による信頼性の低下を抑制することができる。
実施の形態1に係る加熱調理器が設置されたキッチン家具の斜視図である。 実施の形態1に係る加熱調理器の斜視図である。 実施の形態1に係る加熱調理器の分解斜視図である。 実施の形態1に係る加熱調理器の、収納庫を通る左右断面図である。 実施の形態1に係る加熱調理器の開閉機構を説明する要部拡大図である。 実施の形態1に係る加熱調理器の開閉機構を説明する図である。 実施の形態2に係る加熱調理器の分解斜視図である。 実施の形態2に係る収納庫扉及びこれに接続される部品の分解斜視図である。 実施の形態2に係る加熱調理器の開閉機構を説明する図である。
以下、本開示に係る加熱調理器及び加熱調理器を備えたキッチン家具の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、以下に示す図面の形態によって本開示が限定されるものではない。また、以下の説明において、理解を容易にするために方向を表す用語(例えば「上」、「下」、「右」、「左」、「前」、「後」など)を適宜用いるが、これは説明のためのものであって、これらの用語は本開示を限定するものではない。また、各図において、同一の符号を付したものは、同一の又はこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。なお、各図面では、各構成部材の相対的な寸法関係又は形状等が実際のものとは異なる場合がある。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る加熱調理器が設置されたキッチン家具の斜視図である。図1に示すように、キッチン家具200には、加熱調理器100が組み込まれている。キッチン家具200の内部には加熱調理器100の筐体1(図2参照)が嵌め込まれる収容部(図示せず)が形成され、キッチン家具200の天面には作業台として使用される平板状の天板201が設けられている。加熱調理器100がキッチン家具200に組み込まれた状態において、天板201の上に加熱調理器100のトッププレート2が露出している。トッププレート2には、一又は複数の加熱口が設けられており、図1では説明のために、トッププレート2の上で加熱される調理容器70を併せて図示している。
キッチン家具200の内部には、調理器具や調味料などの収納物が収納されるキッチン収納庫202が設けられている。キッチン家具200の前面には、キッチン収納庫202の前面に形成された開口を開閉する第1扉であるキッチン収納庫扉203が設けられている。キッチン収納庫扉203には、キッチン収納庫扉203が開閉されるときに取っ手として使用される手掛部204が設けられている。使用者が手掛部204を手前側に引くと、手掛部204が設けられたキッチン収納庫扉203が開く。キッチン収納庫扉203は、奥行き方向にスライド移動する構成としてもよいし、キッチン収納庫扉203の側方、下方又は上方に取り付けられたヒンジを介して開閉される構成であってもよい。なお、本明細書において加熱調理器100の「前面」、キッチン家具200の「前面」というときには、加熱調理器100又はキッチン家具200の使用者と対向する面をいうものとする。
加熱調理器100の前面には、加熱調理器100内に形成された収納庫20(図3参照)の前面の開口を開閉する第2扉である収納庫扉3が設けられている。収納庫扉3は、キッチン家具200の前面に露出している。
図2は、実施の形態1に係る加熱調理器の斜視図である。加熱調理器100は、内部に部品を収納する金属で構成された筐体1を有し、この筐体1の上には被加熱物である調理容器が載置されるトッププレート2が設けられている。トッププレート2は、例えば耐熱性ガラスやセラミック等の非金属材料で構成され、本実施の形態では周囲を金属製の枠で囲まれている。トッププレート2の表面又は裏面には、被加熱物が載置される位置の目印となる表示が施されている。
図3は、実施の形態1に係る加熱調理器の分解斜視図である。加熱調理器100の筐体1は、上面を開口した概ね箱型の形状を有する。加熱調理器100の筐体1の内部には、トッププレート2の上に載置される被加熱物の加熱手段として、2つの加熱コイル5a及び加熱コイル5bと、ラジエントヒーター5cとが設けられている。なお、図示した加熱コイル5a、5b及びラジエントヒーター5cの数及び配置は一例であり、加熱手段の具体的構成及び配置によって本開示は限定されない。
筐体1の内部には、加熱コイル5a、5bに高周波電流を供給するインバータ、ラジエントヒーター5cを駆動する駆動回路及び制御回路が実装された回路基板7が収容されている。加熱調理器100の制御回路は、使用者からの操作入力に基づいて加熱手段を制御して、トッププレート2の上に載置される被加熱物を加熱する。また、加熱調理器100は、予め定められた制御シーケンスにしたがった加熱制御が行われる調理メニューを備えていてもよい。
筐体1の内部であって、加熱コイル5aの後方には、送風機6が設けられている。送風機6は、筐体1内に冷却風を送出し、回路基板7に実装された発熱部品及び加熱コイル5a及び加熱コイル5bを冷却する。
筐体1の内部には、概ね直方体の収納庫20が区画形成されている。収納庫20を区画形成する隔壁のうち、右側の壁を右壁21、左側の壁を左壁22(図4参照)、下面を構成する壁を底板23、天面を構成する壁を上板24(図4参照)と称する。収納庫20の前面には開口部が設けられており、この開口部を介して、収納物が出し入れ自在に収納庫20に収納される。収納庫20の前面の開口部を覆う収納庫扉3には、本実施の形態では、上面を開口した箱状の収納ケース4が一体に設けられている。収納庫扉3の開閉に伴い、収納ケース4が収納庫20に出し入れされる。
収納庫20を形成する隔壁に対して収納庫扉3を変位可能に支持する開閉機構として、本実施の形態では、右壁21及び左壁22(図4参照)に設けられた左右一対の第1レール31と、収納庫扉3に接続された左右一対の第2レール32とを備える。第2レール32は、本実施の形態では、収納ケース4の左右の側面下部に取り付けられている。第2レール32は第1レール31に摺動可能に係合し、収納庫扉3の開閉に伴って第2レール32は第1レール31に案内されて奥行き方向に移動する。
なお、これ以降の説明において、キッチン収納庫扉203及び収納庫扉3が閉じられるときの移動方向を「閉方向」といい、キッチン収納庫扉203及び収納庫扉3が開かれるときの移動方向「開方向」という。
第1レール31及び第2レール32は、収納庫扉3の通常の開閉操作では互いの係合状態が解除されないようにするロック機構を備えているが、ロックを解除する操作を使用者が行うことで、第1レール31と第2レール32とが分離可能な構成である。このように第1レール31に対して第2レール32を取り外し可能な構成とすることで、収納庫扉3及び収納ケース4を、収納庫20から分離させることができる。収納ケース4には、例えば加熱調理器100での加熱に利用される調理容器70が収容されるほか、調味料などが収容されることが想定される。このため、収納ケース4には衛生性が要求される一方で、加熱調理器100の周囲は調理作業に伴って飛散する食材、油煙、及び水蒸気等で汚れやすい。本実施の形態のように収納ケース4を収納庫20に対して着脱可能な構成とすることで、使用者は収納ケース4の清掃を行いやすい。なお、加熱調理器100が上述の調理メニューを備えている場合には、その調理メニューでの加熱調理に使用される調理容器が収容できるように、収納ケース4の容積を定めるとよい。このように専用の調理容器を収納ケース4に収納できるようにすることで、調理の作業性を高めることができるとともに、キッチン家具200の周囲のスペースが有効活用できる。
図4は、実施の形態1に係る加熱調理器の、収納庫を通る左右断面図である。収納庫20を区画形成する隔壁の一つである上板24の外側(図4の紙面上側)には、対向壁25が設けられており、上板24と対向壁25との間には隙間26が設けられている。上板24及び対向壁25は、互いの平板面が対向するようにして配置されている。加熱コイル5bと収納庫20の上板24との間に、対向壁25と隙間26とが挟まれている。また、収納庫20を区画形成する隔壁の一つである右壁21の外側(図4の紙面右側)には、対向壁27が設けられており、右壁21と対向壁27との間には隙間28が設けられている。右壁21及び対向壁27は、互いの平板面が対向するようにして配置されている。
隙間26及び隙間28は、空気層とすることができるほか、隙間26及び隙間28に断熱材を設けることもでき、さらに空気層と断熱材の両方を設けることもできる。断熱材としては、例えば、合成樹脂材料、独立気泡を有するゴム系又はウレタン系のフォーム材、グラス繊維、セラミック繊維等を採用することができる。
なお、本実施の形態では、収納庫20を区画形成する隔壁のうち右壁21及び上板24の外側にそれぞれ設けられた隙間26及び隙間28に着目して説明するが、他の隔壁の外側に同様の隙間を設けてもよい。
図5は、実施の形態1に係る加熱調理器の開閉機構を説明する要部拡大図である。図5では、収納庫20の左側に設けられた第1レール31及び第2レール32近傍の断面を示している。本実施の形態の開閉機構は、第1レール31及び第2レール32に加え、第1レール31と第2レール32との間に配置されたキャリッジ部33と、キャリッジ部33の上下に保持されたベアリング球34とを有する。第1レール31は、断面が概ねC字状であり、第2レール32もまた、断面が概ねC字状である。第2レール32は、自身のC字状の凹部が第1レール31のC字状の凹部と向かい合うようにして、第1レール31の内側に配置されている。また、第1レール31のC字状の凹部には、同じく断面が概ねC字状のキャリッジ部33が嵌め込まれている。ベアリング球34は、転動可能な状態で、キャリッジ部33に保持されている。ベアリング球34は、第1レール31と第2レール32の上部同士、及び下部同士の間に介在しており、第2レール32の移動に伴ってベアリング球34が転動することで、より小さい操作力で第2レール32を動かすことができる。
図6は、実施の形態1に係る加熱調理器の開閉機構を説明する図である。図6は、加熱調理器100の、収納庫20の左側に設けられた第1レール31及び第2レール32を通る前後断面図を示している。キャリッジ部33には、第1レール31及び第2レール32の長手方向に沿って複数のベアリング球34が設けられている。
また、本実施の形態では、開閉機構の一部として、減衰機構35、付勢機構36、及びプッシュオープン機構37が設けられている。減衰機構35は、閉動作中の収納庫扉3の移動速度を減衰させる。具体的には、減衰機構35は、収納庫扉3が閉まる方向に第2レール32が移動する際の速度を減衰させる構成を備えている。より好ましくは、減衰機構35は、収納庫扉3が完全に閉じられた状態である閉状態に近づくほど移動速度が遅くなるように移動速度を減衰させる。減衰機構35としては、オイルダンパーや空気ダンパーなどを用いることができる。このように減衰機構35を設けることで、収納庫扉3が閉じられるときに、収納庫扉3が筐体1の前面に加える衝撃を緩和することができる。したがって、衝撃による収納庫20の収納物の劣化及び損傷を抑制することができる。また、本実施の形態のように、収納庫扉3に収納ケース4が一体に取り付けられている構成では、収納庫扉3の閉動作中の移動速度が大きいと、収納庫扉3が閉じられたときに慣性により収納ケース4内の収納物が倒れたり収納物同士が衝突したりしうる。しかしながら、減衰機構35を設けることで、収納ケース4内の収納物の転倒や衝突による損傷を抑制することができる。
付勢機構36は、収納庫扉3を閉方向に付勢する。具体的には、付勢機構36は、収納庫扉3が閉まる方向に、第2レール32を引き込む力を発生させる。付勢機構36は、例えばマグネットの引き合う作用を利用する構造や、重力で下に落ちる作用を利用する構造などを用いることができる。他の例としては、ゼンマイやバネを付勢機構36に設け、収納庫扉3が引き出されて開方向に移動するときの力をためて、収納庫扉3を引き込む力として利用する構造を用いることもできる。このように付勢機構36を設けることで、閉動作の途中で収納庫扉3が移動を停止しにくくなる。したがって、収納庫扉3が意図せず開け放し状態となるのを抑制でき、使用者の加熱調理器100の操作性を向上させることができる。
プッシュオープン機構37は、閉状態の収納庫扉3が収納庫20の奥行き方向に押し込まれることによって、収納庫扉3を開状態にする。ここで、収納庫扉3の開状態とは、収納庫扉3が収納庫20の前面の開口部から離れて開口部が開かれた状態をいう。プッシュオープン機構37としては、例えば、収納庫扉3が閉状態のときには収納庫扉3及び第2レール32の位置を保持するようロックし、収納庫扉3が押し込まれるとロックを解除するとともに付勢手段によって第2レール32及び収納庫扉3を前方に押し出す構造を用いることができる。このようにプッシュオープン機構37を設けることで、使用者は容易な操作で収納庫扉3を開けることができる。なお、プッシュオープン機構37を設けた場合、収納庫扉3を開閉するための取っ手を収納庫扉3に設けない構成とすることができる。このようにすることで、収納庫扉3の製造コストを低減できるとともに、収納庫扉3の意匠性を向上させることができる。
なお、減衰機構35、付勢機構36、及びプッシュオープン機構37は、上述した機能を発揮できるものであれば、具体的構成は本実施の形態で例示したものに限定されない。また、開閉機構を構成する第1レール31、第2レール32、減衰機構35、付勢機構36及びプッシュオープン機構37は汎用の部品を組み合わせることもでき、そのようにすることで加熱調理器100の製造コストを低減できる。また、減衰機構35、付勢機構36及びプッシュオープン機構37のうち、いずれか一つ又は二つのみを設けてもよい。
以上のように本実施の形態の加熱調理器100によれば、筐体1内に隔壁によって区画形成された収納庫20を備えた。そして、収納庫20に通じる開口を覆う収納庫扉3を、収納庫20の隔壁に対して変位可能に支持する開閉機構として、収納庫20の奥行き方向に延びる第1レール31と、収納庫扉3に接続され第1レール31に沿って移動する第2レール32とを備えた。このため、収納庫扉3の開閉動作に伴う収納庫20の隔壁の振動が軽減される。したがって、筐体1内に設けられた回路基板7やその他の部品に収納庫20からの振動が作用することによる、部品の動作不良及び位置ずれが抑制され、加熱調理器100の信頼性の低下を抑制することができる。また、収納庫20の収納物への振動も抑制され、振動による収納物の劣化及び損傷を抑えることができる。また、仮に本実施の形態のような開閉機構を設けず、収納庫扉3が接続された収納ケース4が収納庫20を形成する隔壁に直接接触して摺動する構成とした場合、筐体1内の熱により収納庫20の隔壁に寸法変化が生じると、収納ケース4及び収納庫扉3が円滑に移動しにくくなり、筐体1内が高温化している状態、特に加熱中には、収納ケース4の出し入れが行いにくくなるおそれがあった。しかし、本実施の形態で示したような第1レール31及び第2レール32を備えた開閉機構を設けることにより、収納庫20を形成する隔壁に寸法変化が生じたとしても、第1レール31及び第2レール32によるスライド性能を維持することができるので、加熱中でも収納ケース4及び収納庫扉3を円滑に出し入れすることができる。
また、本実施の形態では、収納庫20を区画形成する右壁21の外側に、右壁21との間に隙間28を設けて配置された対向壁25、27を備えた。このように収納庫20の少なくとも一部は、二重壁構造によって形成されている。このため、収納庫扉3の開閉動作に伴って開閉機構が取り付けられた右壁21に振動が生じても、その振動は隙間26、28に吸収され、対向壁25、27の外側に配置される加熱コイル5a、5b、回路基板7やその他の部品に振動が伝わり難い。したがって、筐体1内に設けられた回路基板7やその他の部品に収納庫20からの振動が作用することによる、部品の動作不良及び位置ずれがさらに抑制され、加熱調理器100の信頼性の低下をさらに抑制することができる。
実施の形態2.
本実施の形態2は、収納庫扉3の開閉機構の具体的構成が、実施の形態1と異なる。以下、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図7は、実施の形態2に係る加熱調理器の分解斜視図である。本実施の形態の加熱調理器100Aでは、収納庫扉3の開閉機構として、第1レール31Aと、第2レール32Aと、第1ローラ38と、第2ローラ39とを備える。第1レール31Aは、収納庫20を区画形成する右壁21の内側に、収納庫20の奥行き方向に沿って設けられている。第1ローラ38は、右壁21に軸支されており、収納庫扉3の開閉方向すなわち収納庫20の奥行き方向に回動する。図7では示されていないが、収納庫20の左壁22(図4参照)の内側にも、右壁21に設けられたものと同様の第1レール31A及び第1ローラ38が設けられている。
図8は、実施の形態2に係る収納庫扉及びこれに接続される部品の分解斜視図である。左右一対の第2レール32Aは、前端部において第1連結部40によって連結され、後端部において第2連結部41によって連結されている。第1連結部40及び第2連結部41は、概ね平板状の部材であり、第1連結部40及び第2連結部41の平板面の上に収納ケース4が着脱自在に載置される。第2レール32Aの前端部には、上下方向に延びる平板面を有する前板42が設けられている。前板42もまた、左右一対の第2レール32Aを連結する機能を有する。
前板42の前面側には、概ね平板状の中間部材43が取り付けられ、中間部材43の前面側に、ネジ46を介して収納庫扉3が着脱自在に取り付けられる。このように本実施の形態の収納庫扉3は、中間部材43及び前板42を介して、第2レール32Aに接続される。前板42の下側には、収納庫扉3が開閉されるときに取っ手として機能する手掛部44が、ネジ45を介して着脱自在に取り付けられている。
図8に示す部材が組み立てられた状態では、左右一対の第2レール32Aに連結された第1連結部40及び第2連結部41が下方から収納ケース4を支持し、収納庫扉3の開閉に伴って第2レール32Aと収納ケース4とが一体となって移動する。収納ケース4は、第2レール32、第1連結部40及び第2連結部41から取り外し可能な構造であるので、収納ケース4を単独で水洗い可能となり、収納ケース4の清掃性及び衛生性を高めることができる。
第2レール32Aの先端側、すなわち第2レール32Aよりも収納庫扉3から離れた位置に、第2ローラ39が設けられている。本実施の形態では、第2ローラ39は、第2レール32Aの先端に連なる薄板状の部位に軸支されている。第2ローラ39は、収納庫扉3の開閉方向、すなわち第2レール32Aの長さ方向に回動する。
図9は、実施の形態2に係る加熱調理器の開閉機構を説明する図である。図9は、加熱調理器100Aの、収納庫20の右側に設けられた第1レール31A及び第2レール32Aを通る前後断面図であって、収納庫扉3が開かれている状態を示している。本実施の形態の開閉機構は、第1レール31Aの下側に第2ローラ39が位置し、収納庫扉3の開閉に伴って第2ローラ39が第1レール31Aの下面に接触して回転しながら移動する。また、第1ローラ38の上側に第2レール32Aが位置し、収納庫扉3の開閉に伴って第2レール32Aが第1ローラ38の上を移動すると、第1ローラ38が回転する。このように、右壁21に設けられた第1レール31Aに沿って移動する第2ローラ39を介して、第2レール32Aも第1レール31Aに沿って移動する。
図9に示すように、第1レール31Aは、全体的には概ね収納庫20の奥行き方向に沿った直線的な形状であるが、後端寄りの第1屈曲点51よりも後側は下方に向かって傾斜している。第2レール32Aもまた、全体的にはおおむね収納庫20の奥行き方向に沿った直線的な形状であるが、前端寄りの第2屈曲点52よりも前側は上方に向かって傾斜している。このように第1レール31Aの後端部分が下降し、かつ第2レール32Aの前端部分が上昇する傾斜を有しているので、収納庫扉3が閉じられるときには重力によって収納庫扉3が閉じる方向に付勢される。つまり本実施の形態では、第1屈曲点51で下方に屈曲する第1レール31Aの構造及び第2屈曲点52で上方に屈曲する第2レール32Aの構造が、収納庫扉3を閉方向に付勢する付勢機構として機能する。このように付勢機構を設けることで、閉動作の途中で収納庫扉3が移動を停止しにくくなる。したがって、収納庫扉3が意図せず開け放し状態となるのを抑制でき、使用者の加熱調理器100の操作性を向上させることができる。なお、付勢機構の具体的構成は、図9で示したもののほか、同様の機能を発揮する他の構成を採用することもできる。
また、本実施の形態の収納庫扉3の開閉機構に、実施の形態1で説明したものと同様の機能を発揮する減衰機構及びプッシュオープン機構を設けてもよい。
以上のように本実施の形態の加熱調理器100Aによれば、筐体1内に隔壁によって区画形成された収納庫20を備えた。そして、収納庫20に通じる開口を覆う収納庫扉3を、収納庫20の隔壁に対して変位可能に支持する開閉機構として、収納庫20の奥行き方向に延びる第1レール31Aと、収納庫扉3に接続され、第1レール31Aに沿って移動する第2レール32Aとを備えた。このため、収納庫扉3の開閉動作に伴う収納庫20の隔壁の振動が軽減される。したがって、筐体1内に設けられた回路基板7やその他の部品に収納庫20からの振動が作用することによる、部品の動作不良及び位置ずれが抑制され、加熱調理器100の信頼性の低下を抑制することができる。また、収納庫20の収納物への振動も抑制され、振動による収納物の劣化及び損傷を抑えることができる。
実施の形態3.
実施の形態3では、キッチン家具200のキッチン収納庫扉203の開閉機構について説明する。本実施の形態では、実施の形態1で説明した加熱調理器100又は実施の形態2で説明した加熱調理器100Aを適宜参照して、説明する。
キッチン収納庫202に対してキッチン収納庫扉203を変位可能に支持する開閉機構として、実施の形態1で説明した加熱調理器100の収納庫扉3の開閉機構と同様の基本構造を有する開閉機構、あるいは、実施の形態2で説明した加熱調理器100Aの収納庫扉3の開閉機構と同様の基本構造を有する開閉機構を設けてもよい。そして、閉状態で停止中の扉を開方向に移動させるのに必要とされる力の大きさと、開状態で停止中の扉を閉方向に移動させるのに必要とされる力の大きさとを、収納庫扉3とキッチン収納庫扉203とで同じになるように、キッチン収納庫扉203及び収納庫扉3の開閉機構を構成する。このようにすることで、加熱調理器100の収納庫扉3とキッチン収納庫扉203とで、操作感が統一され、使用者は違和感なく両方の扉の開閉を快適に行うことができる。なお、ここで、力の大きさが「収納庫扉3とキッチン収納庫扉203とで同じ」というときには、厳密に同じであることを必ずしも要求するものではなく、使用者に異なる操作感を与えない程度の差は許容されるものとする。このことは、これ以降の説明においても同様である。また、より好ましくは、収納庫扉3の開閉機構とキッチン収納庫扉203の開閉機構とで、同じ部品を用いることで、操作の統一感を高めることができ、また、加熱調理器を含むキッチン家具200の製造コストの増加を抑制できる。
また、キッチン収納庫扉203の開閉機構に、キッチン収納庫扉203の閉動作中の移動速度を減衰させる減衰機構を設けてもよい。この場合、収納庫20の収納庫扉3に設けられた減衰機構35と、キッチン収納庫扉203の減衰機構とで、減衰後の移動速度が同じになるように構成するのが好ましい。このようにすることで、収納庫20の収納庫扉3とキッチン収納庫扉203とで、操作感が統一され、使用者は違和感なく両方の扉の開閉を快適に行うことができる。より好ましくは、収納庫扉3の減衰機構とキッチン収納庫扉203の減衰機構とで、同じ部品を用いることで、操作の統一感を高めることができ、また、加熱調理器を含むキッチン家具200の製造コストの増加を抑制できる。
また、キッチン収納庫扉203の開閉機構に、キッチン収納庫扉203を閉方向に付勢する付勢機構を設けてもよい。この場合、収納庫20の収納庫扉3に設けられた付勢機構と、キッチン収納庫扉203に設けられた付勢機構とで、付勢開始位置及び付勢力が同じになるように構成する。このようにすることで、収納庫20の収納庫扉3とキッチン収納庫扉203とで、操作感が統一され、使用者は違和感なく両方の扉の開閉を快適に行うことができる。より好ましくは、収納庫扉3の付勢機構とキッチン収納庫扉203の付勢機構とで、同じ部品を用いることで、操作の統一感を高めることができ、加熱調理器を含むキッチン家具200の製造コストの増加を抑制できる。
また、キッチン収納庫扉203の開閉機構に、閉状態のキッチン収納庫扉203がキッチン収納庫202の奥行き方向に押し込まれることによって、キッチン収納庫扉203を開状態にするプッシュオープン機構を設けてもよい。この場合、収納庫20の収納庫扉3に設けられたプッシュオープン機構と、キッチン収納庫扉203に設けられたプッシュオープン機構とで、押し込み荷重及び押し込み量が同じになるように構成する。このようにすることで、収納庫20の収納庫扉3とキッチン収納庫扉203とで、操作感が統一され、使用者は違和感なく両方の扉の開閉を快適に行うことができる。より好ましくは、収納庫扉3のプッシュオープン機構とキッチン収納庫扉203のプッシュオープン機構とで、同じ部品を用いることで、操作の統一感を高めることができ、加熱調理器を含むキッチン家具200の製造コストの増加を抑制できる。
なお、本実施の形態では、キッチン収納庫扉203の開閉機構が本開示の第1開閉機構に相当し、収納庫扉3の開閉機構が本開示の第2開閉機構に相当する。また、キッチン収納庫扉203の減衰機構、付勢機構及びプッシュオープン機構が、本開示の第1減衰機構、第1付勢機構及び第1プッシュオープン機構にそれぞれ相当し、収納庫扉3の減衰機構、付勢機構及びプッシュオープン機構が、本開示の第2減衰機構、第2付勢機構及び第2プッシュオープン機構にそれぞれ相当する。
1 筐体、2 トッププレート、3 収納庫扉、4 収納ケース、5a 加熱コイル、5b 加熱コイル、5c ラジエントヒーター、6 送風機、7 回路基板、20 収納庫、21 右壁、22 左壁、23 底板、24 上板、25 対向壁、26 隙間、27 対向壁、28 隙間、31 第1レール、31A 第1レール、32 第2レール、32A 第2レール、33 キャリッジ部、34 ベアリング球、35 減衰機構、36 付勢機構、37 プッシュオープン機構、38 第1ローラ、39 第2ローラ、40 第1連結部、41 第2連結部、42 前板、43 中間部材、44 手掛部、45 ネジ、46 ネジ、51 第1屈曲点、52 第2屈曲点、70 調理容器、100 加熱調理器、100A 加熱調理器、200 キッチン家具、201 天板、202 キッチン収納庫、203 キッチン収納庫扉、204 手掛部。

Claims (9)

  1. 被加熱物が載置されるトッププレートと、
    前記トッププレートの上に載置される前記被加熱物を加熱する加熱手段と、
    前記トッププレートの下に設けられ、前記加熱手段を収容する筐体と、
    前記筐体内に隔壁によって区画形成された物の収納用の収納庫と、
    前記筐体に形成され前記収納庫に通じる開口を覆う扉と、
    前記収納庫を区画形成する前記隔壁に対して前記扉を支持しかつ前記扉を変位させる開閉機構とを備え、
    前記開閉機構は、
    前記隔壁に設けられ、前記収納庫の奥行き方向に延びる第1レールと、
    前記扉に接続され、前記第1レールの下面に沿って移動する第2レールと、を備え、
    前記第1レールは、前記第1レールの奥行き方向の中心よりも後端側に第1屈曲点を有し、前記第1レールの前記第1屈曲点よりも後ろ側は下方に向かって傾斜しており、
    前記第2レールは、前記第2レールの奥行き方向の中心よりも前端側に第2屈曲点を有し、前記第2レールの前記第2屈曲点よりも前側は上方に向かって傾斜しており、
    前記収納庫内を加熱する加熱手段を備えていない
    ことを特徴とする加熱調理器。
  2. 被加熱物が載置されるトッププレートと、
    前記トッププレートの上に載置される前記被加熱物を加熱する加熱手段と、
    前記トッププレートの下に設けられ、前記加熱手段を収容する筐体と、
    前記筐体内に隔壁によって区画形成された物の収納用の収納庫と、
    前記筐体に形成され前記収納庫に通じる開口を覆う扉と、
    前記収納庫を区画形成する前記隔壁に対して前記扉を支持しかつ前記扉を変位させる開閉機構とを備え、
    前記開閉機構は、
    前記隔壁に設けられ、前記収納庫の奥行き方向に延びる第1レールと、
    前記扉に接続され、前記第1レールに沿って移動する第2レールと、を備え、
    記第2レールの前端部には、上下方向に延びる平板面を有する前板が設けられ、
    前記前板の前面側には、平板状の中間部材が設けられ、
    前記中間部材の前面側に、前記扉が着脱自在に取り付けられており、
    前記収納庫内を加熱する加熱手段を備えていない
    ことを特徴とする加熱調理器。
  3. 前記第2レールは、前記第1レールに摺動可能に係合される
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の加熱調理器。
  4. 前記開閉機構は、
    前記隔壁に軸支されて前記扉の開閉方向に回動し、前記第2レールを下方から支持する第1ローラと、
    前記第2レールよりも前記扉から離れた位置に軸支されて前記扉の開閉方向に回動し、前記第1レールを下方から支持する第2ローラと、を備えた
    ことを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の加熱調理器。
  5. 前記開閉機構は、前記扉の閉動作中の移動速度を減衰させる減衰機構を備えた
    ことを特徴とする請求項1~請求項4のいずれか一項に記載の加熱調理器。
  6. 前記開閉機構は、前記扉を閉方向に付勢する付勢機構を備えた
    ことを特徴とする請求項1~請求項5のいずれか一項に記載の加熱調理器。
  7. 前記開閉機構は、閉状態の前記扉が前記収納庫の奥行き方向に押し込まれることによって前記扉を開状態にするプッシュオープン機構を備えた
    ことを特徴とする請求項1~請求項6のいずれか一項に記載の加熱調理器。
  8. 前記収納庫を区画形成する前記隔壁の外側に、前記隔壁の少なくとも一部に対向し、かつ前記隔壁との間に隙間を設けて配置された対向壁を備えた
    ことを特徴とする請求項1~請求項7のいずれか一項に記載の加熱調理器。
  9. 前記加熱手段で加熱される調理容器を備え、前記調理容器は、前記収納庫に収納される
    ことを特徴とする請求項1~請求項8のいずれか一項に記載の加熱調理器。
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