JP4697453B2 - カートリッジの着脱装置、記録装置及び液体噴射装置 - Google Patents
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Description
ところが、インクカートリッジの大容量化、多色化によって、インクカートリッジが大型化し、重量も増加した。従って、インクカートリッジを排出する際の負荷が増大した。そこで、インクカートリッジの排出を補助するために、着脱装置本体側にばねの付勢力によってインクカートリッジを排出方向へ常時付勢する排出レバーが設けられていた。
また、着脱装置本体側の各部材のクリープ変形する虞をも防止あるいは低減することができる。
また、上記構成では、カートリッジの移動距離および前記排出レバーの回動距離と、前記排出レバーの回動方向に作用する力とは正比例しない。即ち、前記排出レバーの回動方向に作用する力をF、前記直線と、前記基体部における前記付勢ばねとの係合箇所と前記排出レバーの腕部における前記付勢ばねとの係合箇所とが成す直線、即ち、前記付勢ばねの付勢方向とが成す角度であるベクトル角をθ、前記付勢ばねの付勢力をAとすると、
F = A sinθ の関係が成立する。
従って、カートリッジの装着が完了する際、前記排出レバーの回動方向に作用する力を急激に減少させるように構成することが可能である。即ち、排出する際に、排出レバーの回動方向に作用する付勢力を所定以上に確保しつつ、装着完了時の排出レバーの回動方向に作用する付勢力を限りなく無に近づけることが可能である。また、sinθの変化によって、前記付勢ばねが前記排出レバーの回動方向へ付勢する力と、前記排出レバーの回動支点を基準とした放射方向へ付勢する力との割合を変化させることができる。即ち、前記付勢ばねの付勢力が強力であっても、前記排出レバーの回動方向に作用する力を低減あるいは無にすることができる。
ここで、「無くす」とは、完全に無の状態のみならず、殆ど作用しない無の状態をもいう。
本発明の第6の態様によれば、記録装置において、上記第1から第5のいずれか一の態様と同様の作用効果を得ることができる。
本発明の第7の態様によれば、液体噴射装置において、上記第1から第5のいずれか一の態様と同様の作用効果を得ることができる。
図1に示すのは、前提となる記録装置の概略を示す全体斜視図である。また、図2に示すのは、前提となる記録装置の概略を示す全体平面図である。
図3に示す如く、インクカートリッジの着脱装置201には、インクカートリッジ211を挿入する挿入開口部271が設けられている。この挿入開口部271は、図1および図2に示す記録装置100の背面側に設けられている。インクカートリッジの着脱装置201は、ユーザが操作するレバーアーム363と、レバーアーム363の動力をインクカートリッジ211の装填に必要な第2の所定ストロークS2(図11参照)の動きに変換する動力伝達変換機構230と、挿入開口部271に第1の所定ストロークS1(図8参照)挿入されたインクカートリッジ211を保持するカートリッジ保持手段210と、排出時にインクカートリッジ211がカートリッジ保持手段210に保持された状態を解除するカートリッジロック解除手段220とを備えている。以下、これらの構造および動作について順に説明する。
また、フレーム部材190と、その上方に配置される他の構造体との締結を、側面から外すことができ、フレーム部材190およびフレーム部材の下方に配置される着脱装置201を単独で外せるように設けられている。即ち、記録装置全体から着脱装置201のみを容易に取り外すことができる。
図4〜図7に示す如く、インクカートリッジ211の着脱装置201は、動力伝達変換機構230と、カートリッジ保持手段210と、カートリッジロック解除手段220とを備えている。
ここで、スライダ部240の移動方向は、スライダ部240に移動方向に沿って設けられた2つのガイドスリット241a、241bに、軸262a、262bが挿通されることによって規制されている。
尚、本明細書において、「第1の係合手段の係合」とは、スライダ係合部245とラッチプレート係合部254とが面接触している状態をいう。
尚、本明細書において、「第2の係合手段の係合」とは、スライダ突部242が、ラッチプレートスリット255の装填方向側の面を押圧して面接触している状態をいう。
このうち、キャンセルアーム260a、260bは、軸262a、262cを支点にキャンセルアームばね261の付勢力に抗して回動可能に設けられている。
尚、前提となる形態において、スライダ部240およびラッチプレート250は、金属板で形成されているため、ラッチプレート250の位置を精度良く、所謂、リジッドに位置決めすることができる。また、高温の条件下で放置された場合であっても、変形する虞がない。
続いて動作について、インクカートリッジ211の挿入、装填、排出のそれぞれの状態に分けて説明する。
先ず、図4に示すインクカートリッジ211が着脱装置201の外部にある状態から、インクカートリッジ211を挿入開口部271に挿入する。このとき、レバーアーム363のアーム本体363bの先端側に形成されたつまみ部363aのレバー突起部363cには案内面363dが設けられており、案内面363dは、ユーザがインクカートリッジ211を挿入開口部271へ挿入する際、インクカートリッジ211を挿入開口部271へ案内するように設けられている。具体的には、挿入開口部271から対向する方向へ延びる進入路Aからはみ出たインクカートリッジ211を、挿入開口部271へ近づくにしたがって徐々に進入路Aへ押し戻すように案内面363dは、インクカートリッジ211の装填方向に対して傾斜して設けられている。
ここで、「装填方向」とは、インクカートリッジ211が挿入開口部271を進入して奥にあるインク供給針411に向かう方向をいう。具体的には、図5において矢印が示す図面下側から上側へ向かう方向である。
ここで、「排出方向」とは、装填方向と逆向きの方向をいう。
図5〜図7に示す状態から、第1の排出レバー385の付勢力に抗してインクカートリッジ211をさらに押し込んで第1の所定ストロークS1分挿入すると、図8〜図10に示すインクカートリッジ211の挿入完了状態となる。
図11に示すのは、インクカートリッジの装填途中の着脱装置を示す平面図であり、図12に示すのは図11の要部側断面図である。
図11に示す如く、図8に示す「リセット位置」からレバーアーム363を、レバー支軸364を支点に反時計方向へ回動させると、前述したように第1ギア231が第2ギア232へ動力を伝達し、第2ギア232と一体に設けられた第3ギア233が第4ギア234へ動力を伝達する。第4ギア234と一体に設けられたカム部235が、第1スライダ開口部246の第1の面246aと当接・押圧してスライダ部240を装填方向へ移動させる。このとき、スライダ部240にはガイドスリット241a、241bが装填方向に沿って直列に2箇所設けられている。そして、基体部387に設けられた軸262a、262bがガイドスリット241a、241bに挿通されることによって、スライダ部240の移動方向が規制されている。
そして、レバーアーム363を反時計方向へ回動させて「セット位置」まで操作するとインクカートリッジ211の装填完了状態となる。
図13〜図16に示す如く、図11および図12の状態からレバーアーム363をさらに回動させて「セット位置」まで操作すると、インクカートリッジ211は、インクカートリッジ211の挿入完了状態(図8〜図10参照)から第2の所定ストロークS2装填方向へ移動してインク供給針411が完全にインクカートリッジ211に突き刺さった状態、即ち、インクカートリッジ211の装填完了状態となる。
尚、コネクタ部412が、インク残量情報端子212と電気的に接続する際、および接続を解除する際、コネクタ部412とインクカートリッジ211との間に摩擦が生じる。
図17に示すのは、インクカートリッジ排出途中の着脱装置を示す平面図であり、図18に示すのは図17の要部側断面図である。
インクカートリッジ211を排出する際は、レバーアーム363を図13に示す「セット位置」から図5および図8に示す「リセット位置」まで時計方向へ回動する。この際、着脱装置201の動作が複雑であるので、段階ごとに分けて以下説明する。
尚、第1の排出レバー385の付勢力はインクカートリッジ211とインク供給針411との摩擦力より小さいため、インクカートリッジ211は移動しない。
図19に示す如く、図17および図18の状態からレバーアーム363をさらに「リセット位置」側へ徐々に回動すると、スライダ部240はさらに排出方向である図面左側へ徐々に移動する。このとき、スライダ部240に設けられたど当て部243が、インクカートリッジ211の先端部と当接・押圧している。従って、インクカートリッジ211とインク供給針411との摩擦力に抗して、ど当て部243が、インクカートリッジ211を排出方向である図面左側へ徐々に移動させる。このとき、ど当て部243は、2つの爪部251、251と対向する位置に設けられている。そして、装填の際に爪部がインクカートリッジ211の姿勢を安定させながら押し込んだことと同様に、排出の際、2つのど当て部243、243は、インクカートリッジ211の姿勢を安定させながら排出方向へインクカートリッジ211を移動させることができる。
図20および図21に示す如く、図19に示す状態からレバーアーム363をさらに「リセット位置」側へ徐々に回動すると、スライダ部240はさらに排出方向へ徐々に移動する。このとき、ラッチプレート250の傾斜部253、253は、キャンセルアーム260a、260bの先端当接部260c、260cに完全に乗り上げる。従って、ラッチプレート250は上方へ揺動の最高点に達し、爪部251、251は、凹部211a、211aから完全に抜け切れて係合が解除された状態となる。
ここで、ラッチプレート250の上方への揺動は、爪部251、251と凹部211a、211aとの間の隙間を必要とするので、ど当て部243、243がインクカートリッジ211を排出方向へ移動させている間に行われるように構成されている。
そして、インクカートリッジ211とインク供給針411との摩擦抵抗が無くなった後は、スライダ部240の設けられた押出レバー401が作用して、インクカートリッジ211をカートリッジ保持手段210であるスライダ部240に対して排出方向へ強制的に移動させる。押出レバー401は、前述したインクカートリッジ211とコネクタ部412との比較的小さい摩擦抵抗に抗して、インクカートリッジ211を移動させるように設けられている。
ここで、「第3の所定ストロークS3」とは、インクカートリッジ211のスライダ部240に対する移動距離であって、爪部251、251と凹部211a、211aとが係合する位置から係合しない位置まで移動距離をいう。
また、本実施形態では、押出レバー401は、インクカートリッジ211とコネクタ部412との比較的小さい摩擦抵抗に抗して作用するように構成されているが、インクカートリッジ211とインク供給針411との比較的大きい摩擦抵抗に抗して作用するように構成してもよいのは勿論である。
図22および図23に示す如く、図20および図21に示す状態からレバーアーム363をさらに「リセット位置」側へ徐々に回動すると、スライダ部240はさらに排出方向へ徐々に移動する。そして、押出レバー401がインクカートリッジ211とコネクタ部412との比較的小さい摩擦抵抗に抗してインクカートリッジ211をスライダ部240に対して移動させた後は、インクカートリッジ211と着脱装置201との間に摩擦抵抗が殆どない状態となる。従って、第1の排出レバー385の付勢力が、まさにインクカートリッジ211を排出方向へ押し出そうとする。
そして、レバーアーム363を完全に「リセット位置」(図4〜図6、図8および図9参照)まで回動しレバー突起部363cを進入路Aの外側へ移動させると、インクカートリッジ211を挿入開口部271から取り出すことができる。
続いて、本願発明の実施形態1に係るインクカートリッジの着脱装置について説明する。
図25に示すのは、実施形態1のインクカートリッジ挿入前の着脱装置を示す平面図である。また、図26に示すのは、実施形態1のインクカートリッジ装填完了時の着脱装置を示す平面図である。またさらに、図27に示すのは、図25における排出方向上流側から見た要部拡大斜視図であり、図28に示すのは、図26における排出方向上流側から見た要部拡大斜視図である。また、図29(A)(B)に示すのは、第2の排出レバーの斜視図である。
尚、その他の部材については、前述した前提となる形態と同じであるので、同じ符号を使用すると共に、その説明は省略する。
図25および図27に示すレバーアーム363のリセット状態から、インクカートリッジ211を装填方向へ第1の所定ストロークS1押し込む。このとき、インクカートリッジ211の装填方向先端側(排出方向上流側)の面が、第2の排出レバー685のレバー当接部689と当接する。そして、ねじりコイルばね561が第2の排出レバー685の回動方向へ付勢する付勢力に抗して、第2の排出レバー685を時計方向へ回動させながら、インクカートリッジ211を第1の所定ストロークS1押し込む。このとき、レバー当接部689は、レバー挿通開口部590に沿って回動するように設けられている。
ここで、ラッチプレート250等の動作については、前述した前提となる形態と同じと同じである。従って、その説明は省略する。
即ち、インクカートリッジ211を押し込む量に従って、小さい力で押し込むことができる。
インクカートリッジ211がカートリッジ保持手段210によって保持された後、レバーアーム363を「リセット位置」から「セット位置」へ回動する。レバーアーム363の回動と共にスライダ部540、ラッチプレート250、およびインクカートリッジ211が、装填方向へ第2の所定ストロークS2だけ移動する。この間もインクカートリッジ211は、第2の排出レバー685のレバー当接部689と当接し、第2の排出レバー685を付勢力に抗して時計方向へ回動させる。即ち、インクカートリッジ211を第2の所定ストロークS2だけ装填方向へ移動させる際においても、第1の所定ストロークS1だけ移動させる際と同様に、ねじりコイルばね561が第2の排出レバー685を回動方向へ付勢する付勢力は、徐々に減少する。
その結果、インクカートリッジ211の装填が完了した状態で長時間放置された場合であっても、各部材に第2の排出レバー685の排出力によるクリープ変形が生じる虞がない。
F = A sinθ
の関係が成立する。即ち、第2の排出レバー685の回動方向に作用する力Fは、インクカートリッジ211の装填が完了する直前に急激に減少してゼロになる。また、sinθの変化によって、ねじりコイルばね561が第2の排出レバー685の回動方向へ付勢する力Fと、放射方向へ付勢する力との割合が変化する。
また、インクカートリッジ211の装填が完了した状態において、基体ばね係合穴589である力の作用点を、レバーばね係合穴688とレバー支軸591との間に設けたが、レバーばね係合穴688より先端側であってもよい。係る場合、前記θを90°とすることが可能であり、ねじりコイルばね561の付勢力Aを損失なく第2の排出レバー685の回動方向に作用する力Fとすることができる。そして、第2の排出レバー685が回動する範囲において、前記θが90°となるように設けると排出する際の効率が非常によい。
インクカートリッジ211を排出する際、レバーアーム363を図26(前述した前提となる形態では図14)に示す「セット位置」から図25(前述した前提となる形態では図4および図8)に示す「リセット位置」まで回動させる。このとき、前述したように、レバーアーム363の回動運動が動力伝達変換機構230を介して、スライダ部540が排出方向へ第2の所定ストロークS2だけ移動する運動へ変換される。
ここで、前述したように、
F(回動方向に作用する力)=A(ねじりコイルばね561の付勢力)sinθ(直線Lとねじりコイルばね561の付勢方向とが成す角度)
の関係が成立する。
ここで、F(回動方向に作用する力)の方向は、第2の排出レバー685の回動と共に変化するが、Fの値が最大値となるときに、Fの方向が排出方向と平行な程、排出力の効率がよい。
またさらに、第2の排出レバー685の回動ストロークの排出方向下流端は、レバー挿通開口部590の排出方向下流端がレバー当接部689と当接・規制することによって決められるように構成されている。このとき、ねじりコイルばね561の付勢力Aが減少してソフトに当接・規制されるのが望ましい。
図29(A)(B)に示す如く、第2の排出レバー685には、着脱装置501の基体部587に設けられたレバー支軸591に回動自在に係合するレバー支点穴686が設けられている。また、第2の排出レバー685には、前述したレバー腕部687が平面視「L」字型に設けられている。またさらに、第2の排出レバー685は、前述したレバーばね係合穴688と、前述したレバー当接部689とを備えている。
またさらに、実施形態1において、第2の排出レバー685は、インクカートリッジ211の排出方向に対する幅方向において、インクカートリッジ211の中央部と当接・押圧するように設けることが望ましい。ここで、「中央部」とは、端部から離間した中央近傍であって、幅方向における中心線から幅のある範囲をいう。
また、排出時に基体部におけるねじりコイルばねとの係合箇所である基体ばね係合穴と、第2の排出レバーのレバー腕部におけるねじりコイルばねとの係合箇所であるレバーばね係合穴とが成すラインが、インクカートリッジの排出方向に平行な程、ねじりコイルばねのばね力が損失無く排出力となる。
またさらに、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
104 給送用モータ、105 プラテン、106 記録ヘッド、107 キャリッジ、
110 インク供給チューブ、143 記録部、144 給送部、
190 フレーム部材、200 インク吸引装置、201 着脱装置、
210 カートリッジ保持手段、211 インクカートリッジ、211a 凹部、
212 インク残量情報端子、213 キャップ部、
220 カートリッジロック解除手段、230 動力伝達変換機構、
231 第1ギア、232 第2ギア、233 第3ギア、234 第4ギア、
235 カム部、240 スライダ部、241a ガイドスリット、
241b ガイドスリット、241c スリット、242 スライダ突部、
243 ど当て部、245 スライダ係合部、246 第1スライダ開口部、
246a 第1の面、246b 第2の面、247 第2スライダ開口部、
250 ラッチプレート、251 爪部、252 肩部、253 傾斜部、
254 ラッチプレート係合部、255 ラッチプレートスリット、
256 ラッチプレートばね、260a キャンセルアーム、
260b キャンセルアーム、260c 先端当接部、261 キャンセルアームばね、
262a 軸、262b 軸、262c 軸、271 挿入開口部、
363 レバーアーム、363a つまみ部、363b アーム本体、
363c レバー突起部、363d 案内面、364 レバー支軸、
366 レバー回動規制部、369 レバー回動規制突起、385 第1の排出レバー、
386 排出レバー軸、387 基体部、387a 基体開口部、401 押出レバー、
401a 当接部、401b 押出部、402 押出レバーばね、
411 インク供給針、412 コネクタ部、413 コネクタばね、
501 (実施形態1の)着脱装置、540 スライダ部、541 スライダ当接部、
550 付勢力増減手段、560 付勢手段、561 ねじりコイルばね、
587 基体部、588 基体ばね係合片、589 基体ばね係合穴、
590 レバー挿通開口部、591 レバー支軸、685 第2の排出レバー、
686 レバー支点穴、687 レバー腕部、688 レバーばね係合穴、
689 レバー当接部、L 直線、S1 第1の所定ストローク、
S2 第2の所定ストローク、S3 第3の所定ストローク
Claims (7)
- インクカートリッジまたは液体カートリッジをスライドさせて記録装置本体または液体噴射装置本体に対して着脱するためのカートリッジの着脱装置であって、
基体部と、
腕部と、前記腕部の一方の端側に設けられた回動支点と、前記腕部の他方の端側に設けられ前記カートリッジと当接する当接部と、を有する排出レバーと、
前記カートリッジが前記装置本体に装着される際、および前記カートリッジを前記装置本体から排出する際、前記カートリッジを排出する方向へ前記排出レバーを付勢する付勢ばねと、
を備え、
前記付勢ばねの一端は前記基体部と係合し、他端は前記排出レバーの腕部と係合するように設けられ、
前記排出レバー及び前記付勢ばねは、
前記カートリッジが前記装置本体に装着される際、前記カートリッジによって前記当接部が押圧されることで前記付勢ばねの付勢力に抗して前記排出レバーが第1の方向へ回動し、
前記カートリッジが前記装置本体から排出される際、前記付勢ばねの付勢力を受けて前記排出レバーが前記第1の方向とは逆の第2の方向へ回動し、
前記付勢ばねの付勢力を、前記付勢ばねが前記排出レバーを前記第2の方向へ付勢する力Fと、前記付勢ばねが前記排出レバーを前記排出レバーの回動支点を基準とした放射方向へ付勢する力とに分解したとき、
前記排出レバーの回動に伴って、前記排出レバーの回動支点と前記排出レバーの腕部における前記付勢ばねとの係合箇所とが成す直線が、前記基体部における前記付勢ばねとの係合箇所に対して接離することで、
前記排出レバーが前記第1の方向へ回動するに従って、前記力Fの割合が減少し、
前記排出レバーが前記第2の方向へ回動するに従って、前記力Fの割合が増加する
ように構成されていることを特徴とするカートリッジの着脱装置。 - 請求項1に記載のカートリッジの着脱装置において、前記排出レバー及び前記付勢ばねは、前記カートリッジの前記装置本体への装着が完了した状態において、前記力Fを無くすように構成されていることを特徴とするカートリッジの着脱装置。
- 請求項2に記載のカートリッジの着脱装置において、カートリッジの前記装置本体への装着が完了した状態では、
前記基体部における前記付勢ばねとの係合箇所と、
前記排出レバーの回動支点と、
前記排出レバーの腕部における前記付勢ばねとの係合箇所と、が一直線上になるように構成されていることを特徴とするカートリッジの着脱装置。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載のカートリッジの着脱装置において、
前記カートリッジが前記装置本体へ装着される際、前記カートリッジが第1の所定ストローク挿入されたときに前記カートリッジを保持するカートリッジ保持手段と、
回動可能なレバーアームと、
前記レバーアームの回動の力を、てこの原理を利用して前記カートリッジの装填に必要な押し込み力に変換すると共に、前記レバーアームの回動を、前記カートリッジ保持手段に保持された前記カートリッジをその装填方向及び排出方向へ第2の所定ストローク移動させる動きに変換して、前記カートリッジ及び前記カートリッジ保持手段に伝達する動力伝達変換機構と、を備え、
前記カートリッジ保持手段は、前記カートリッジが前記装着本体から排出される際の前記レバーアームの回動に伴って前記第2の所定ストローク移動する際、前記排出レバーと当接して前記排出レバーを前記排出方向へ回動させると共に、前記力Fを増加させるように構成されていることを特徴とするカートリッジの着脱装置。 - 請求項4に記載のカートリッジの着脱装置において、
前記カートリッジが前記装置本体から排出される際に、前記カートリッジが前記カートリッジ保持手段に保持された状態を解除するカートリッジロック解除手段を備え、
前記カートリッジを排出する際、前記カートリッジロック解除手段によって、前記カートリッジが前記保持手段に保持された状態が解除された後に、
前記カートリッジ保持手段が、前記排出レバーを回動させるように構成されていることを特徴とするカートリッジの着脱装置。 - インクカートリッジをスライドさせて記録装置本体に対して着脱するためのインクカートリッジの着脱装置と、
被記録媒体にインクを吐出して記録を実行する記録部と、を備える記録装置であって、
前記インクカートリッジの着脱装置は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のカートリッジの着脱装置であることを特徴とする記録装置。 - 液体カートリッジをスライドさせて液体噴射装置本体に対して着脱するための液体カートリッジの着脱装置と、
液体噴射媒体に液体を噴射して液体噴射を実行する液体噴射部と、を備える液体噴射装置であって、
前記液体カートリッジの着脱装置は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のカートリッジの着脱装置であることを特徴とする液体噴射装置。
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