JP4693849B2 - 壁材及び建築物 - Google Patents

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Description

本発明は、AV機器一体型の壁材及び該壁材を用いてなる建築物に関する。
近年、高画質のデジタル放送を大画面の薄型表示装置で視聴するケースが増大してきた。表示装置が薄型化されているとはいえ、一般家庭の室内に大画面の表示装置を設置した場合、場所が取られ室内が狭くなるという問題が生ずる。この問題を解決する方策の一つとして、壁面に薄型テレビを取り付けることが行われている(例えば、特許文献1、2)。
特開2005−36609号公報 特開平10−207385号公報
しかしながら、表示装置を壁面に取り付ける場合、大型の表示装置である程、地震による転倒、壁面からの落下に配慮する必要があるところ、特許文献1、2には、表示装置の転倒、落下を防止する構成は全く開示されていない。
また、特許文献2によれば、壁面に形成した凹部に表示装置を嵌め込んで取り付ける構成が開示されているが、凹部に表示装置を嵌め込んだ場合、表示装置の背面側で空気が滞留し、表示装置を効果的に冷却することができないという問題があった。
本願発明者は、壁面に表示装置を取り付けるのでは無く、壁材そのものを表示装置として構成し、空冷用の通気路を壁内に形成することによって、AV機器の配置場所、転倒、落下及び放熱の問題を一挙に解決することができる点に着眼した。
なお、特許文献1、2には、表示装置一体型の壁材を構成するという技術的思想乃至その具体的手段は全く開示されていない。
本発明は斯かる思想に基づくものであり、AV機器の配置場所、転倒、落下、放熱の問題を一挙に解決することができる壁材及び該壁材を備えた建築物を提供することを目的とする。
本発明に係る壁材は、内部にAV機器を保持する壁躯体と、該壁躯体の内部に形成され、該壁躯体内のAV機器に連通する通気路と、該通気路と連通する複数の開口と、通気に使用する開口を選択する弁と、前記壁躯体に保持されたAV機器とを備え、前記AV機器は、液晶表示パネル、該液晶表示パネルを後側から照明するバックライト部、及びバックライト部の背面側に配された電源回路を有する液晶表示モジュールと、該液晶表示モジュールの周縁部を被覆する前キャビネットを有し、前記電源回路に対応する部分が背面側に開口しているキャビネットと、前記電源回路に接触し、かつ前記通気路に対して露出しており、前記AV機器で発生した熱を放射する放熱部材とを備えることを特徴とする。
本発明に係る壁材は、壁外の温度を検出する温度センサと、該温度センサの検出結果に基づいて、前記弁の選択動作を制御する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る壁材は、AV機器の電源の入切を検出する検出手段と、該検出手段の検出結果に基づいて、前記弁の動作を制御する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る壁材は、前記開口に設けられたファンを備えることを特徴とする。
本発明に係る壁材は、壁内の温度を検出する温度センサを備え、該温度センサの検出結果に応じて、前記ファンの動作を制御する手段を備えることを特徴とする。
本発明に係る壁材は、AV機器の電源の入切を検出する検出手段と、AV機器の電源が入状態である場合、前記ファンを駆動させ、AV機器の電源が切状態である場合、前記ファンを停止させる手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る壁材は、前記AV機器は後側を覆うキャビネットを備え、該キャビネットは上部及び下部夫々に空冷孔を備えることを特徴とする。
本発明に係る壁材は、前記AV機器は後面部、上面部及び下面部を有するキャビネットを備え、該キャビネットは上面部及び下面部夫々に空冷孔を備えることを特徴とする。
本発明に係る壁材は、前記AV機器は、後側を覆うキャビネットと、該キャビネットにて覆われた電気回路とを備え、前記キャビネットは前記電気回路の上部及び下部夫々に空冷孔を備えることを特徴とする。
本発明に係る壁材は、前記AV機器は、後側を覆うキャビネットと、該キャビネットにて覆われた電気回路部とを備え、前記キャビネットは、前記電気回路に対応する部分から後側に突出した凸部を備え、該凸部は上面部及び下面部夫々に空冷孔を備えることを特徴とする。
本発明に係る壁材は、前記通気路を通流する空気を前記空冷孔に案内する案内部材を備えることを特徴とする。
本発明に係る壁材は、前記通気路を上部の空冷孔側及び下部の空冷孔側に仕切る仕切部材を備えることを特徴とする。
本発明に係る壁材は、前記通気路を通流する空気を前記放熱部材に案内する案内部材を備えることを特徴とする。
本発明に係る建築物は、上述のいずれか一項に記載の壁材を備えることを特徴とする。
本発明に係る建築物は、部屋の換気を行う換気装置と、該換気装置及び壁材の開口を接続するダクトとを備えることを特徴とする。
本発明に係る建築物は、前記換気装置は、建築物外部に連通するダクトを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、壁躯体の内部にAV機器が保持されているため、AV機器の配置場所、転倒、落下の問題を一挙に解決することが可能になる。
壁躯体は、AV機器に空気を通流させる通気路と、通気路に連通する開口とを備えている。従って、開口から吸気された空気は、通気路を通流してAV機器を空冷することができる。
なお、本発明には、未だAV機器が壁内に保持されていない壁材も含まれる。また、本発明に係る壁材は、必ずしも建築用に限定されるものではなく、オフィス、展示会場等で使用されるパーティションのような壁材も含まれる。
また、本発明にあっては、開口を複数備え、吸気に使用する開口を弁にて選択することができるため、より温度が低い空気を選択的に吸気することが可能になる。
更に、本発明にあっては、AV機器は後側覆板側に露出した放熱部材を備えているため、通気路を通流する空気によって直接的に空冷される。従って、より効果的にAV機器を空冷することが可能になる。
本発明にあっては、温度センサが壁外の温度を検出し、温度センサの検出結果に基づいて弁の動作が制御される。従って、壁外の温度に応じて、吸気又は排気する場所を選択することが可能になる。
本発明にあっては、検出手段がAV機器の電源の入切を検出し、検出手段の検出結果に基づいて弁の動作が制御される。従って、AV機器の入切に応じて、吸気又は排気する場所を選択することが可能になる。
本発明にあっては、開口にファンが設けられているため、より効果的に吸排気を行うことができ、AV機器を空冷することができる。
本発明にあっては、温度センサが壁内の温度を検出し、温度センサの検出結果に基づいてファンの動作が制御される。従って、壁内の温度に応じて、ファンを停止及び駆動、ファンの回転数等を選択することが可能になる。
本発明にあっては、検出手段がAV機器の電源の入切を検出し、AV機器の電源が入状態で高発熱状態にある場合、ファンは駆動し、AV機器の電源が切状態で低発熱状態にある場合、ファンは停止する。従って、AV機器の空冷の要否に応じて、ファンを入切することができる。
本発明にあっては、AV機器の後側を覆うキャビネットの下部の空冷孔から空気が流入し、AV機器内部を通流した空気は上部の空冷孔から流出する。従って、壁内に保持されたAV機器をより効果的に空冷することが可能になる。
本発明にあっては、AV機器の後側を覆うキャビネットの下面部の空冷孔から空気が流入し、AV機器内部を通流した空気は上面部の空冷孔から流出する。従って、キャビネットの後方に開口した空冷孔を備えたAV機器に比べて、AV機器内部を空気が通流し易く、壁内に保持されたAV機器をより効果的に空冷することが可能になる。
本発明にあっては、AV機器を構成する電気回路と共に該AV機器の後側を覆うキャビネットは、電気回路の下部及び上部に空冷孔を備えている。このため、下部の空冷孔から流入した空気は発熱源である電気回路を集中的に空冷し、AV機器内部を通流した空気は上部の空冷孔から流出する。従って、壁内に保持されたAV機器をより効果的に空冷することが可能になる。
本発明にあっては、AV機器を構成する電気回路と共に該AV機器の後側を覆うキャビネットを備えている。キャビネットは電気回路に対応する部分から背面側に突出した凸部を備え、該凸部は上面部及び下面部夫々に空冷孔を備えている。このため、電気回路の後方に開口した空冷孔を備えたAV機器に比べて、AV機器内部を空気が通流し易く、壁内に保持されたAV機器をより効果的に空冷することが可能になる。
本発明にあっては、案内部材が通気路を通流する空気を空冷孔に案内する。従って、壁内に保持されたAV機器をより効果的に空冷することが可能になる。
本発明にあっては、仕切部材が通気路を上部の空冷孔側及び下部の空冷孔側に仕切っているため、上部の空冷孔から流出した暖かい空気が再び下部の空冷孔に流入することを防止することができ、より効果的にAV機器を空冷することが可能になる。
本発明にあっては、案内部材が通気路を通流する空気を放熱部材に案内する。従って、壁内に保持されたAV機器をより効果的に空冷することが可能になる。
本発明にあっては、壁材の開口はダクトによって換気装置に接続されている。従って、換気装置にて壁内に空気を吸気し、通気路を通流した空気を外部に排気することができる。
本発明にあっては、換気装置と建築物外部とはダクトによって連通している。従って、壁材の通気路を通流した空気を建築物外に排気することができる。
本発明によれば、AV機器の配置場所、転倒、落下、放熱の問題を一挙に解決することができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係る建築用壁材1を模式的に示す斜視図、図2は、建築用壁材1の6面図、図3は、建築用壁材1の分解斜視図である。本発明の実施の形態に係る建築用壁材1は、壁下地構造2と、壁下地構造2の前側を開閉可能に覆う前側下地ボード3(覆板、前側覆板)と、壁下地構造2の後側を覆う後側下地ボード4(覆板、後側覆板)と、壁内に保持された表示装置6とを備えている。なお、前側は、表示装置6の表示面61が露出する方向を意味する。
図4は、壁下地構造2の6面図である。壁下地構造2は、長手方向を略平行にして配した1対の柱状部材21と、柱状部材21間に掛け渡されており、表示面61が前方を向く姿勢で表示装置6を保持する保持部材22とを備えている。
柱状部材21は略角柱状であり、大型の表示装置6を支持できる部材、例えば鉄鋼、木材等で形成されている。一の柱状部材21の前面上部及び前面下部には、前側下地ボード3接続用の蝶番5をねじ止めするためのねじ穴21aが形成されている(図5参照)。他の柱状部材21の前面上部及び前面下部には、柱状部材21に前側下地ボード3を磁力で固定するための磁石26が埋没されている。
保持部材22は、横方向両側部が柱状部材21に接続され、柱状部材21の上下方向両端に亘る板状部材23を備えている。板状部材23は、大型の表示装置6を支持できる部材、例えば鉄鋼で形成されている。また、板状部材23は、横方向略中央部、上下方向適宜箇所に表示装置6が嵌め込まれるべき横長矩形状の開口部23aを有している。開口部23aの上辺部分及び下辺部分には、開口部23aに嵌め込まれた表示装置6を上下方向から挾持する挾持部材24、25が設けられている。また、挾持部材24、25は、開口部23aの上辺部分及び下辺部分夫々から前後方向に、板状部材23に対して略垂直に一体形成された平板状をなしている。挾持部材24、25は、表示装置6を締結するために横方向に並び設けられた3個のねじ孔24a,25aを前側に有し、表示装置6を空冷するための通気孔24c,25cが後側に形成されている。更に、板状部材23は、前側下地ボード3に形成された後述の吸気口35から吸気された空気を板状部材23の背面側に引き込む角筒状の吸気管27を、吸気口35に対向する部分に備えている。
図5は、前側下地ボード3を開いた建築用壁材1を模式的に示す斜視図である。前側下地ボード3は、柱状部材21及び保持部材22を前方から覆う縦長略矩形板状の部材である。前側下地ボード3は、例えば、木質系ボード、セメント系ボード、石膏ボード又は鉄板である。また、前側下地ボード3は、保持部材22に保持されるべき表示装置6の前方に横長矩形状の窓部31を有している。窓部31は、例えば透明の樹脂で形成されている。更に、前側下地ボード3は、蝶番5にて一の柱状部材21に開閉可能に接続されている。具体的には、裏面の一側辺に設けられたねじ穴部34に蝶番5の金属片が裏側からねじ止めされ、蝶番5の他の金属片が一の柱状部材21にねじ止めされている。更にまた、前側下地ボード3は、前側下地ボード3を他の前記柱状部材21に磁力で固定するために、裏面の側辺上部及び側辺下部に磁石33を備えている。更にまた、前側下地ボード3は、表示装置6を遠隔操作するための遠隔操作信号、例えば赤外線を通過させる遠隔操作信号通過部32を、窓部31の下側に備えている。遠隔操作信号通過部32は赤外線を透過する樹脂、シリコンなどで形成されている。なお、遠隔操作信号通過部32は単なる開口であっても良い。更にまた、前側下地ボード3は、更に横方向一端側の下方に吸気口35を備えている。
後側下地ボード4は、柱状部材21及び保持部材22を後方から覆う縦長矩形状の部材である。後側下地ボード4は、例えば、木質系ボード、セメント系ボード、石膏ボード又は鉄板である。
なお、離隔した板状部材23及び後側下地ボード4並びに柱状部材21で囲まれてなる空間は、表示装置6の下方から上方へ空気を通流させる通気路29を構成している(図9参照)。また、板状部材23、後側下地ボード4及び柱状部材21の上端部分で囲まれてなる開口は、通気路29を通流した空気を排気する排気口28を構成している。
表示装置6は、例えば液晶表示装置、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ等である。特に液晶表示装置は、映像を表示する表示面61を前側に有する略直方体の液晶表示モジュールと、液晶表示モジュールの周縁部及び背面側を被覆するキャビネット62を備えている。
液晶表示モジュールは、液晶表示パネルと、液晶表示パネルを後側から照明するエリアライト方式のバックライト部と、バックライト部の背面側に配された電源回路と、バックライト部及び液晶表示パネル間に介装された光学シートとを備えている。
キャビネット62は、液晶表示モジュールの周縁部を被覆する前キャビネット63と、液晶表示モジュールの背面側を被覆する後キャビネット64とから構成されている。前キャビネット63の下部の適宜箇所には、遠隔操作信号を受信する遠隔操作信号受信部65が設けられている。後キャビネット64は、挾持部材24、25に面接触する平面状の上面部及び下面部を備え、上面部及び下面部には、表示面61が前側下地ボード3よりも後方に位置するように表示装置6を挾持部材24、25に締結するための3個のねじ穴64aが横方向に並び設けられている。
図6は、表示装置6の空冷構造の細部を説明するための模式図である。図6(a)は、建築用壁材1の側面図、図6(b)は、表示装置6の背面図、図6(c)は、表示装置6側から見た後側下地ボード4の正面図である。図6(b)及び(c)に示すように、後キャビネット64は、背面部の上部及び下部夫々に横長矩形の空冷孔64a,64bが形成されている。建築用壁材1の下方から上昇した空気は、下部の空冷孔64aに流入して表示装置6内部を通流し、上部の空冷孔64bから流出することで、表示装置6を空冷する。
次に、本発明に係る建築用壁材1の使用方法を説明する。
図7は、表示装置6を壁内に保持させる前後の建築用壁材1を模式的に示す斜視図である。図7(a)は、壁内に表示装置6を保持させる前の建築用壁材1を示しており、前側下地ボード3には窓部31が形成されていない。図7(b)は、壁内に表示装置6を保持させた後の建築用壁材1を示している。使用者又は施工業者は、建築用壁材1の前側下地ボード3を開き、表示装置6を挾持部材24、25間に挾持させ、ねじ24b,25bで表示装置6を挾持部材24、25に締結し、前側下地ボード3を閉じることによって、表示装置6を壁内に保持させることができる。
図8は、本発明に係る建築用壁材1を備えた建築物の一例を示す模式図、図9は、建築用壁材1を備えた建築物の一例を模式的に示す側断面図である。本発明に係る建築物は、部屋の換気を行う換気装置81と、換気装置81及び建築用壁材1の排気口28を接続するダクト82と、換気装置81及び建築物外部とを連通するダクト84とを備えている。
このように構成された建築用壁材1及び建築物にあっては、図9に示すように、換気装置81が駆動した場合、吸気口35及び吸気管27を通じて通気路29に空気が吸気されて、壁内の通気路29を下方から上方へ上昇する。そして、表示装置6の背面側を空気が通流することで表示装置6を空冷する。表示装置6の背面側を通流した空気は排気口28から排気される。排気口28から排出された空気は換気装置81を通じて屋外に排出される。
図10は、建築用壁材1を備えた建築物の他の例を模式的に示す側断面図である。図10に示す建築物は、熱交換機を有する換気装置83を屋根に設置しており、ダクト82にて建築用壁材1と、換気装置83とを接続してある。またダクト85にて換気装置83と、建築物外部とを連通するように構成されている。
このように構成された建築物にあっては、表示装置6の空冷によって暖められた空気の熱を用いた換気を行うことができる。例えば、表示装置6の空冷によって得られた熱を用いて、外気を暖め、各部屋に供給することもできる。
このように構成された建築用壁材1にあっては、表示装置6一体型の建築用壁材1を構成し、AV機器の配置場所、転倒、落下、及び放熱の問題を一挙に解決することができる。
また、換気システムと連携させて、表示装置6を効果的に空冷することができる。
更に、保持部材22は、柱状部材21の上下端部に亘る板材部材に形成された開口部23aに表示装置6が嵌め込まれた状態で該表示装置6を保持しているため、表示装置6の荷重は、建築用壁材1の下方の土台、梁等に加わる。従って、大型の表示装置6を保持することができる。
更にまた、表示装置6の上面及び下面を平板状の挾持部材24、25で挾持した上、ねじ24b、25bで表示装置6を挾持部材24、25に締結されているため、表示装置6が保持部材22から落下、転倒することを効果的に防止することができる。
更にまた、保持部材22は、柱状部材21の上下端部に亘る板状をなし、その両側は各柱状部材21に接続されているため、表示装置6と共に保持部材22が転倒することを効果的に防止することができる。
更にまた、前側下地ボード3は、蝶番5にて開閉可能に柱状部材21に接続されているため、使用者は必要に応じて前側下地ボード3を扉体のように開き、表示装置6の保守点検を行うことができる。また、表示装置6を取り替えることもできる。更に、表示装置6が取り付けられていない建築用壁材1に後から表示装置6を取り付けることもできる。
更にまた、前側下地ボード3と柱状部材21とを磁力にて固定することができ、極めて簡単な構成でロック機構を構成することができる。
更にまた、表示装置6を保持部材22に締結しているねじ24b、25bは、建築用壁材1の前方に設けられているため、使用者は前側下地ボード3が開く前方側から表示装置6の取り付け、保守点検などを行うことができる。
更にまた、前側下地ボード3及び後側下地ボード4は、一般的な石膏ボードで構成されているため、壁面を低コストで構成することができる。
なお、前側下地ボードを開閉可能に構成してあるが、単純に前側下地ボードを着脱できるように構成しても良い。例えば、前側下地ボードの両側裏側に磁石を設け、両柱状部材の前面に磁石を設けるように構成しても良い。
(変形例1)
図11は、変形例1に係る建築用壁材101を模式的に示す斜視図、図12は、表示装置6を取り外した変形例1に係る建築用壁材101を模式的に示す斜視図、図13は、変形例1に係る建築用壁材101の側断面図である。変形例1に係る建築用壁材101は、表示装置6を保持する縦断面矩形状の収容凹部102dを前面102aに有する壁躯体102を備えている。
壁躯体102の収容凹部102dより下側部分には吸気口127が形成されており、壁躯体102は、吸気口127から吸気された空気を収容凹部102dの後方下部から収容凹部102d内に通流させる吸気側通気路102bを備えている。
また、壁躯体102の収容凹部102dより上側部分には排気口128が形成されており、壁躯体102は、収容凹部102dの後方上部から収容凹部102d内の空気を排気口128に通流させる排気側通気路102cを備えている。
変形例1にあっても、AV機器の配置場所、転倒、落下及び放熱の問題を一挙に解決することができる。
(変形例2)
図14は、前側下地ボード3を開いた変形例2に係る建築用壁材201を模式的に示す斜視図、図15は、変形例2に係る建築用壁材201の6面図、図16は、変形例2に係る建築用壁材201を模式的に示す分解斜視図である。変形例2に係る建築用壁材201は、既存の室内設置用の表示装置206を壁内に保持することができるように構成されている。
変形例2に係る壁下地構造202の保持部材222は、横方向両側部が柱状部材21に接続され、柱状部材21の上下両端に亘る板状部材223を備えている。横方向略中央部、上下方向の適宜箇所に表示装置206が嵌め込まれるべき矩形状の開口部23aを有している。開口部23aの上辺部分及び下辺部分夫々には横方向に3個のねじ孔223b,223cが並び設けられ、上辺部分及び下辺部分には挾持部材224、225が前側からねじ224f,225fでねじ止めされている。
図17は、変形例2に係る挾持部材224を模式的に示す斜視図、図18は、変形例2に係る挾持部材224の6面図である。尚、背面図は正面図と同様であるため、背面図は省略してある。挾持部材224は、表示装置206の上部を覆うことができる寸法の横長矩形板224aと、該横長矩形板224aの周縁から下方に設けられた側壁板224bとを備え、表示装置206の上部に被せられる底浅平皿状をなしている。横長矩形板224aは、横方向寸法が開口部23a及び表示装置206の横方向寸法と略同一である。横長矩形板224aの外側には略垂直に被固定片224cが形成されている。被固定片224cは、横長矩形板224aの前後方向略中央部、横方向両端に亘る。また、被固定片224cは横方向に並び設けられた3個のねじ孔224dが形成され、被固定片224cは板状部材223に前面側からねじ止めされている。また、横長矩形板224aの後側に表示装置206を空冷するための通気孔224eが形成されている。
挾持部材225の構成は、挾持部材224の構成と同様であり、横長矩形板225aと、側壁板225bと、被固定片225cと、ねじ孔225dと、通気孔225eとを備え、板状部材223に前面側からねじ止めされている。
変形例2に係る建築用壁材201にあっては、表示装置206の形状に拘わらず表示装置206を壁内の保持部材222に保持させることができる。
(変形例3)
図19は、変形例3に係る建築用壁材301を備えた建築物を模式的に示す側断面図である。変形例3に係る建築用壁材301を構成する前側下地ボード303は、表示装置6より下方に吸気口335を備え、表示装置6より上方に排気口36を備えている。
変形例3に係る保持部材322を構成する板状部材323は、吸気口335から吸気された空気を板状部材323の背面側に引き込む角筒状の吸気管327を、吸気口335に対向する部分に備えている。また、板状部材323は、通気路29を通流した空気を排気口36に導く排気管328を、排気口36に対向する部分に備えている。
変形例3にあっては、表示装置6が駆動している場合、空気が吸気口335及び吸気管327を通じて通気路29に吸気される。吸気された空気は、通気路29を下方から上方に向かって表示装置6の背面側を通流し、表示装置6を空冷する。表示装置6の背面側を通流した空気は、排気管328及び排気口36から再び室内に排出される。
従って、換気装置が設置されていない建築物であっても、建築用壁内に空気を通流させることができ、表示装置6を空冷することができる。
(変形例4)
図20は、変形例4に係る建築用壁材401を備えた建築物を模式的に示す側断面図である。変形例4に係る建築用壁材401を構成する前側下地ボード403は、表示装置6より下方に吸気口335を備え、表示装置6より上方に排気口36を備えている。後側下地ボード404は、前側下地ボード403の吸気口335に対向する箇所に吸気口45を備え、前側下地ボード403の排気口36に対向する箇所に排気口46を備えている。
変形例4に係る保持部材422を構成する板状部材423は、前側下地ボード403の吸気口335から吸気された空気を板状部材423の背面側に引き込む角筒状の吸気管427を、吸気口335に対向する部分に備えている。また、板状部材423は、通気路29を通流した空気を排気口36に導く排気管428を、前側下地ボード403の排気口36に対向する部分に備えている。
また、建築用壁材401は、吸気に使用する吸気口335,45を選択する吸気切替弁72と、排気に使用する排気口36,46を選択する排気切替弁73と、前側下地ボード403の外側の温度(以下、前側温度という)を検出する前側温度センサ74と、後側下地ボード404の外側の温度(以下、後側温度という)を検出する後側温度センサ75と、吸気切替弁72及び排気切替弁73の動作を制御する制御装置71とを備えている。
図21は、制御装置71の構成を示すブロック図である。制御装置71は、吸気切替弁72及び排気切替弁73の制御に関する演算処理を実行するCPU71aを備えている。CPU71aにはバス71gを介して、CPU71aの動作に必要なプログラムを記憶するROM71b、一時記憶用のRAM71c、表示装置6の電源の入切を検出する検出部71d、入力インタフェース(入力IF)71f、及び出力インタフェース(出力IF)71eが接続されている。入力インタフェース71fには、前側温度センサ74及び後側温度センサ75が接続され、出力インタフェース71eには、吸気切替弁72及び排気切替弁73が接続されている。
図22は、CPU71aの処理手順を示すフローチャートである。CPU71aは、検出部71dにて表示装置6の電源が入状態であるか否かを判定する(ステップS11)。切り状態であると判定した場合(ステップS11:NO)、CPU71aは、処理を終える。入状態であると判定した場合(ステップS11:YES)、CPU71aは、前側温度センサ74にて前側温度を検出し(ステップS12)、後側温度センサ75にて後側温度を検出する(ステップS13)。
次いで、CPU71aは、前側温度が後側温度より高いか否かを判定する(ステップS14)。前側温度が後側温度より高いと判定した場合(ステップS14:YES)、吸気切替弁72にて、後側下地ボード404の吸気口45を開放する(ステップS15)。そして、CPU71aは、前側温度が所定温度未満であるか否かを判定する(ステップS16)。前側温度が所定温度未満であると判定した場合(ステップS16:YES)、CPU71aは、排気切替弁73にて、前側下地ボード403の排気口36を開放し(ステップS17)、処理を終える。前側温度が所定温度以上であると判定した場合(ステップS16:NO)、CPU71aは、後側下地ボード404の排気口46を開放し(ステップS18)、処理を終える。
ステップS14で、前側温度が後側温度以下であると判定した場合(ステップS14:NO)、吸気切替弁72にて、前側下地ボード403の吸気弁が開放する(ステップS19)。そして、CPU71aは、後側温度が所定温度未満であるか否かを判定する(ステップS20)。後側温度が所定温度未満であると判定した場合(ステップS20:YES)、CPU71aは、排気切替弁73にて、後側下地ボード404の排気口46を開放し(ステップS21)、処理を終える。後側温度が所定温度以上と判定した場合(ステップS20:NO)、CPU71aは、前側下地ボード403の排気口36を開放し(ステップS22)、処理を終える。
変形例4にあっては、建築用壁材401の前方及び後方の温度に応じて、吸気に使用する吸気口335、45と、排気に使用する排気口36,46を選択することができる。具体的には、温度が低い部屋から吸気し、温度が高い部屋に排気することによって、表示装置6を効果的に空冷することができる。ただし、排気側の部屋の温度が所定温度より高い場合、温度が低い部屋から吸排気することによって、室温が高くなりすぎないようにすることができる。
また、表示装置6の電源が入状態である場合、吸気切替弁72及び排気切替弁73の動作を制御し、切状態である場合、無駄な制御動作を停止させることができる。
(変形例5)
図23は、変形例5に係る建築用壁材501を備えた建築物を模式的に示す側断面図である。変形例5に係る建築用壁材501を構成する前側下地ボード303は、表示装置6より下方に吸気口335を備え、表示装置6より上方に排気口36を備えている。
変形例5に係る保持部材322を構成する板状部材323は、前側下地ボード303の吸気口335から吸気された空気を板状部材323の背面側に引き込む角筒状の吸気管327を、吸気口335に対向する部分に備えている。また、板状部材323は、通気路29を通流した空気を排気口36に導く排気管328を、前側下地ボード303の排気口28に対向する部分に備えている。
また、建築用壁材501は、吸気ファン77を、吸気口335及び吸気管327の吸気経路上に備えている。また、建築用壁材501は、排気口36及び排気管328の排気経路上に排気ファン78を備えている。更に、建築用壁材501は、通気路29内の温度を検出する温度センサ76、吸気ファン77及び排気ファン78の動作を制御する制御装置71を備えている。
図24は、制御装置71の構成を示すブロック図である。制御装置71は、変形例4と同様のCPU71a、ROM71b、RAM71c、検出部71d、入力インタフェース71f及び出力インタフェース71eを備えている。入力インタフェース71fには、温度センサ76が接続され、出力インタフェース71eには排気ファン78及び吸気ファン77が接続されている。
図25は、CPU71aの処理手順を示すフローチャートである。CPU71aは、検出部71dにて表示装置6の電源が入状態であるか否かを判定する(ステップS31)。入状態であると判定した場合(ステップS31:YES)、CPU71aは、温度センサ76にて温度を検出する(ステップS32)。
次いで、CPU71aは、温度センサ76にて検出した温度が所定温度以上であるか否かを判定する(ステップS33)。所定温度以上であると判定した場合(ステップS33:YES)、CPU71aは、内部温度が検出した温度に応じた回転速度で吸気ファン77を駆動し(ステップS34)、排気ファン78を駆動し(ステップS35)、処理を終える。
ステップS31で表示装置6が切状態であると判定した場合(ステップS31:NO)、ステップS33で所定温度未満であると判定した場合(ステップS33:NO)、CPU71aは、吸気ファン77を停止し(ステップS36)、排気ファン78を停止し(ステップS37)、処理を終える。
変形例5にあっては、吸気ファン77及び排気ファン78が設けられているため、より効果的に吸排気を行うことができ、表示装置6を空冷することができる。
または、温度センサ76が壁内の温度を検出し、温度センサ76の検出結果に基づいてファンの動作が制御される。従って、壁内の温度に応じて、吸気ファン77及び排気ファン78を停止及び駆動、吸気ファン77及び排気ファン78の回転数等を選択し、効果的に表示装置6を空冷することができる。
更に、制御装置71が表示装置6の電源の入切を検出し、表示装置6の電源が入状態で高発熱状態にある場合、吸気ファン77及び排気ファン78を駆動し、表示装置6の電源が切状態で低発熱状態にある場合、吸気ファン77及び排気ファン78を停止させる。従って、表示装置6の空冷の要否に応じて、吸気ファン77及び排気ファン78を入切することができる。
(変形例6)
図26は、変形例6に係る建築用壁材の空冷細部構造を説明するための模式図である。図26(a)は、建築用壁材の側断面図、図26(b)は、表示装置6の背面図、図26(c)は、表示装置6側から見た後側下地ボード4の正面図である。図26(b)及び(c)に示すように、表示装置6の後キャビネット64には、後面部の上部及び下部夫々に横長矩形の空冷孔64a,64bが形成されている。なお、図26(c)に示された破線は、その前側(紙面の手前側)に表示装置6の空冷孔64a,64bが位置していることを示している。また、建築用壁材は、通気路を下方から上方へ通流する空気を空冷孔64aに案内する案内部材609を、後側下地ボード4の裏面に備えている。案内部材609は、建築用壁材の通気路を塞ぐように形成された板状をなし、保持部材22側の表示装置6に対応する箇所に該表示装置6と略同形の凹部を有し、該凹部の上部及び下部夫々に通気部が設けられている。
変形例6にあっては、通気路の下方から上昇した空気を、案内部材609によって表示装置6の背面側に案内し、表示装置6を効果的に空冷することができる。
(変形例7)
図27は、変形例7に係る建築用壁材の空冷細部構造を説明するための模式図である。なお、図27は、表示装置6側から見た後側下地ボード4の正面図である。変形例7に係る建築用壁材は、通気路を下方から上方へ通流する空気を空冷孔64aに案内する案内部材709を、後側下地ボード4の裏面に備えている。案内部材709は、表示装置6の両側夫々の通気路を各別に塞ぐように形成された板状をなしている。
変形例7にあっては、より少ない材料で変形例6と同様の効果を奏する。
(変形例8)
図28は、変形例8に係る建築用壁材の空冷細部構造を説明するための模式図である。図28(a)は、建築用壁材の側断面図、図28(b)は、表示装置6の背面図、図28(c)は、表示装置6側から見た後側下地ボード4の正面図である。表示装置6の構成は変形例6と同様である。
変形例8に係る建築用壁材は、通気路を上部の空冷孔64b側及び下部の空冷孔64a側に仕切る仕切部材891を後側下地ボードの裏面側に備えている。仕切部材891は、図28(c)に示すように角柱状をなし、表示装置6の上下方向略中央部の背面側に長手方向を横方向にして配されている。また仕切部材891は、各柱状部材21に亘って、通気路を上下に仕切っている。
変形例8にあっては、上部の空冷孔64bから流出した暖かい空気が再び下部の空冷孔64aに流入することを防止することができ、より効果的に表示装置6を空冷することができる。
(変形例9)
図29は、変形例9に係る建築用壁材の空冷細部構造を説明するための模式図である。図29(a)は、建築用壁材の側断面図、図29(b)は、表示装置6の背面図、図29(c)は、表示装置6側から見た後側下地ボード4の正面図である。表示装置6の構成は、変形例6と同様である。
建築用壁材は、通気路を下方から上方へ通流する空気を空冷孔64aに案内する案内部材909を、後側下地ボード4の裏面に備えている。案内部材909は、建築用壁材の通気路を塞ぐように形成された板状をなし、保持部材22側の表示装置6に対応する箇所に該表示装置6と略同形の凹部を有し、該凹部の上部及び下部夫々に通気部が設けられている。また、案内部材909は、通気路を上部の空冷孔64b側及び下部の空冷孔64a側に仕切る板状の仕切部材991を一体的に備えている。
変形例9にあっては、通気路の下方から上昇した空気を、案内部材909によって表示装置6の背面側に案内し、表示装置6を効果的に空冷することができる。
また、上部の空冷孔64bから流出した暖かい空気が再び下部の空冷孔64aに流入することを防止することができ、より効果的に表示装置6を空冷することができる。
(変形例10)
図30は、変形例10に係る建築用壁材の空冷細部構造を説明するための模式図である。なお、図30は、表示装置6側から見た後側下地ボード4の正面図である。変形例10に係る建築用壁材は、通気路を下方から上方へ通流する空気を空冷孔64aに案内する案内部材1009と、通気路を上部の空冷孔64b側及び下部の空冷孔64a側に仕切る仕切部材1091とを後側下地ボード4の裏面側に備えている。
案内部材1009は、表示装置6の両側夫々の通気路を各別に塞ぐように形成された板状をなしている。また、案内部材1009は、通気路を上部の空冷孔64b側及び下部の空冷孔64a側に仕切る板状の仕切部材1091を一体的に備えている。仕切部材1091は、両側の各案内部材1009に亘る横長板状をなし、表示装置6の上下方向略中央部の背面側に長手方向を横方向にして配されている。
変形例10にあっては、より少ない材料で変形例9と同様の効果を奏する。
(変形例11)
図31は、変形例11に係る建築用壁材の空冷細部構造を説明するための模式図である。図31(a)は、建築用壁材の側断面図、図31(b)は、表示装置1106の背面図、図31(c)は、表示装置1106の平面図、図31(d)は表示装置1106の底面図、図31(e)は、表示装置1106側から見た後側下地ボード4の正面図である。表示装置1106は、液晶表示モジュールの周縁部を被覆する前キャビネット63と、液晶表示モジュールの背面側を被覆する後キャビネット1164とを備えている。後キャビネット1164は、横長矩形板状の後面部と、後面部に対して略垂直に形成された上面部1164d、下面部1164c、側辺部とを備え、四角皿状を形成されている。上面部1164d及び下面部1164cには横長矩形の空冷孔1164a,1164bが形成されている。後面部は後側下地ボード4に面接触している。
また、建築用壁材は、通気路を下方から上方へ通流する空気を空冷孔1164aに案内する案内部材1109を、後側下地ボード4の裏面に備えている。案内部材1109は、表示装置1106の両側夫々の通気路を各別に塞ぐように形成された板状をなしている。
変形例11にあっては、通気路の下方から上昇した空気は、案内部材1109によって表示装置1106の下面部1164cに案内された上、下面部1164cの空冷孔1164aに流入し、表示装置1106内部を通流した空気は上面部1164dの空冷孔1164bから流出する。従って、後キャビネット1164の背面側に開口した空冷孔を備えた表示装置に比べて、表示装置1106を効果的に空冷することができる。
(変形例12)
図32は、変形例12に係る建築用壁材の空冷細部構造を説明するための模式図である。図32(a)は、建築用壁材の側断面図、図32(b)は、表示装置1106の背面図、図32(c)は、表示装置1106の平面図、図32(d)は表示装置1106の底面図、図32(e)は、表示装置1106側から見た後側下地ボード4の正面図である。表示装置1106の構成は変形例11と同様である。
建築用壁材は、通気路を下方から上方へ通流する空気を空冷孔1164aに案内する案内部材1209を、後側下地ボード4の裏面に備えている。案内部材1209は、建築用壁材の通気路を塞ぐように形成された板状をなし、保持部材22側の表示装置1106に対応する箇所に該表示装置1106と略同形の凹部を有し、該凹部の上部及び下部夫々に通気部が設けられている。
変形例12にあっては、変形例11と同様、通気路の下方から上昇した空気は、案内部材1209によって表示装置1106の下面部1164cに案内された上、下面部1164cの空冷孔1164aに流入し、表示装置1106内部を通流した空気は上面部1164dの空冷孔1164bから流出する。従って、後キャビネット1164の背面側に開口した空冷孔を備えた表示装置に比べて、表示装置1106を効果的に空冷することができる。
(変形例13)
図33は、変形例13に係る建築用壁材の空冷細部構造を説明するための模式図である。図33(a)は、建築用壁材の側断面図、図33(b)は、表示装置1306の背面図、図33(c)は、表示装置1306側から見た後側下地ボード4の正面図である。
表示装置1306は、液晶表示モジュールを駆動するための電源回路1366を備え、表示装置1306の後キャビネット1364は、電源回路1366の上部及び下部夫々に空冷孔1364a、1364bを備えている。
建築用壁材は、通気路を下方から上方へ通流する空気を電源回路1366の背面側付近の空冷孔1364aに案内する案内部材1309を後側下地ボード4の裏面に備えている。案内部材1309は、建築用壁材の通気路を塞ぐように形成された板状をなし、保持部材22側の電源回路1366に対応する箇所に電源回路1366と略同形の凹部を有し、該凹部の上部及び下部夫々に通気部が設けられている。
変形例13にあっては、発熱源の電源回路1366を集中的に空冷し、壁内に保持された表示装置1306をより効果的に空冷することができる。
(変形例14)
図34は、変形例14に係る建築用壁材の空冷細部構造を説明するための模式図である。表示装置1306の構成は変形例13と同様である。建築用壁材は、通気路を下方から上方へ通流する空気を空冷孔1364aに案内する案内部材1409を、後側下地ボード4の裏面に備えている。案内部材1409は、図34に示すように、表示装置1306及び電源回路1366の両側夫々の通気路を各別に塞ぐように形成された板状をなしている。
変形例14にあっては、変形例13と同様、発熱源の電源回路1366を集中的に空冷し、壁内に保持された表示装置1306をより効果的に空冷することができる。
(変形例15)
図35は、変形例15に係る建築用壁材の空冷細部構造を説明するための模式図である。図35(a)は、建築用壁材の側断面図、図35(b)は、表示装置1306の背面図、図35(c)は、表示装置1306側から見た後側下地ボード4の正面図である。表示装置1306の構成は、変形例13と同様である。
建築用壁材は、通気路を下方から上方へ通流する空気を空冷孔1364aに案内する案内部材1509を備えている。案内部材1509は、建築用壁材の通気路を塞ぐように形成された板状をなしている。また、案内部材1509は、通気路を上部の空冷孔1364b側及び下部の空冷孔1364a側に仕切る板状の仕切部材1591を一体的に備えている。
変形例15にあっては、発熱源の電源回路1366を集中的に空冷し、壁内に保持された表示装置1306をより効果的に空冷することができる。
また、上部の空冷孔1364bから流出した暖かい空気が再び下部の空冷孔1364aに流入することを防止することができ、より効果的に表示装置1306を空冷することができる。
(変形例16)
図36は、変形例16に係る建築用壁材の空冷細部構造を説明するための模式図である。なお、図36は、表示装置1306側から見た後側下地ボード4の正面図である。変形例16に係る建築用壁材は、通気路を下方から上方へ通流する空気を空冷孔1364aに案内する案内部材1609を備えている。案内部材1609は、表示装置1306及び電源回路1366の両側夫々の通気路を各別に塞ぐように形成された板状をなしている。また、案内部材1609は、通気路を上部の空冷孔1364b側及び下部の空冷孔1364a側に仕切る板状の仕切部材1691を一体的に備えている。
変形例16にあっては、変形例15と同様の効果を奏する。
(変形例17)
図37は、変形例17に係る建築用壁材の空冷細部構造を説明するための模式図である。図37(a)は、建築用壁材の側断面図、図37(b)は、表示装置1706の背面図、図37(c)は、表示装置1706の平面図、図37(d)は表示装置1706の底面図、図37(e)は、表示装置1706側から見た後側下地ボード4の正面図である。図37(b)及び(c)に示すように、表示装置1706は、液晶表示モジュールを駆動するための電源回路1766と、後キャビネット1764とを備えている。後キャビネットは、電源回路1766に対応する部分から後側に突出した中空略直方体の凸部1764eを備えている。凸部1764eは、矩形板状の後面部と、後面部に対して略垂直に形成された上面部1764g、下面部1764f、側辺部とを備えている。上面部1764g及び下面部1764fには横長矩形の空冷孔1764a,1764bが形成されている。後面部は後側下地ボード4に面接触している。
また、建築用壁材は、通気路を下方から上方へ通流する空気を空冷孔1764aに案内する案内部材1709を、後側下地ボード4の裏面に備えている。案内部材1709は、後キャビネット1764及び凸部1764eの両側夫々の通気路を各別に塞ぐように形成された板状をなしている。
変形例17にあっては、通気路の下方から上昇した空気は、案内部材1709によって凸部1764eの下面部1764fに案内された上、下面部1764fの空冷孔1764aに流入し、表示装置1706内部を通流した空気は上面部1764gの空冷孔1764bから流出する。従って、後キャビネット1764の背面側に開口した空冷孔を備えた表示装置に比べて、表示装置1706の電源回路1766を集中的に空冷し、壁内に保持された表示装置1706をより効果的に空冷することができる。
また、上部の空冷孔1764bから流出した暖かい空気が再び下部の空冷孔1764aに流入することを防止することができ、より効果的に表示装置1706を空冷することができる。
(変形例18)
図38は、変形例18に係る建築用壁材の空冷細部構造を説明するための模式図である。図38(a)は、建築用壁材の側断面図、図38(b)は、表示装置1706の背面図、図38(c)は、表示装置1706の平面図、図38(d)は表示装置1706の底面図、図38(e)は、表示装置1706側から見た後側下地ボード4の正面図である。表示装置1706の構成は変形例17と同様である。
建築用壁材は、通気路を下方から上方へ通流する空気を空冷孔1764aに案内する案内部材1809を、後側下地ボード4の裏面に備えている。案内部材1809は、建築用壁材の通気路を塞ぐように形成された板状をなし、保持部材22側の凸部1764eに対応する箇所に凸部1764eと略同形の凹部を有し、該凹部の上部及び下部夫々に通気部が設けられている。
変形例18にあっては、変形例17と同様の効果を奏する。
(変形例19)
図39は、変形例19に係る建築用壁材の空冷細部構造を説明するための模式図である。図39(a)は、建築用壁材の側断面図、図39(b)は、表示装置1906の背面図、図39(c)は、表示装置1906側から見た後側下地ボード4の正面図である。変形例19に係る表示装置1906は、後面側にキャビネットを備えておらず、後側下地ボード4側に露出し、装置で発生した熱を放射する放熱板1966を後面側に備えている。放熱板1966は、表示装置の縦横寸法と略同一寸法の矩形状をなしている。
変形例19にあっては、後キャビネットを備えず、後側下地ボード4側に放熱板1966が露出しているため、表示装置1906は通気路を通流する空気によって直接的に空冷される。従って、より効果的に表示装置1906を空冷することができる。
(変形例20)
図40は、変形例20に係る建築用壁材の空冷細部構造を説明するための模式図である。図40(a)は、建築用壁材の側断面図、図40(b)は、表示装置1906の背面図、図40(c)は、表示装置1906側から見た後側下地ボード4の正面図である。表示装置1906の構成は変形例19と同様である。
建築用壁材は、通気路を下方から上方へ通流する空気を放熱板1966に案内する案内部材2009を、後側下地ボード4の裏面に備えている。案内部材2009は、建築用壁材の通気路を塞ぐように形成された板状をなし、保持部材側の放熱板1966に対応する箇所に放熱板1966と略同形の凹部を有し、該凹部の上部及び下部夫々に通気部が設けられている。
変形例20にあっては、通気路の下方から上昇した空気を、案内部材2009によって放熱板1966の背面側に案内し、表示装置1906を効果的に空冷することができる。
(変形例21)
図41は、変形例21に係る建築用壁材の空冷細部構造を説明するための模式図である。図41(a)は、建築用壁材の側断面図、図41(b)は、表示装置2106の背面図、図41(c)は、表示装置2106側から見た後側下地ボード4の正面図である。変形例21に係る表示装置2106は、後面側にキャビネットを備えておらず、液晶表示モジュールを駆動するための電源回路2167と、該電源回路2167に接触しており、後側下地ボード4側に露出して熱を放射する放熱板2166を後面側に備えている。放熱板2166は、電源回路2167の縦横寸法と略同一寸法の矩形状をなしている。
また、建築用壁材は、通気路を下方から上方へ通流する空気を放熱板2166に案内する案内部材2109を、後側下地ボード4の裏面に備えている。案内部材2109は、建築用壁材の通気路を塞ぐように形成された板状をなし、保持部材側の放熱板2166に対応する箇所に放熱板2166と略同形の凹部を有し、該凹部の上部及び下部夫々に通気部が設けられている。
変形例21にあっては、後キャビネットを備えず、後側下地ボード4側に放熱板2166が露出しているため、表示装置2106の電源回路2167は通気路を通流する空気によって直接的に空冷される。従って、より効果的に表示装置2106を空冷することができる。
また、通気路の下方から上昇した空気を、案内部材2109によって放熱板2166の背面側に案内し、表示装置2106を効果的に空冷することができる。
(変形例22)
図42は、変形例22に係る建築用壁材の水冷細部構造を説明するための模式図である。図42(a)は、建築用壁材の側断面図、図42(b)は、表示装置1906の背面図、図42(c)は、表示装置1906側から見た後側下地ボード4の正面図である。表示装置1906の構成は変形例19と同様である。建築用壁材は、表示装置1906を水冷する水冷管91を裏面に備えている。水冷管91は、放熱板1966に接触しており、放熱板1966の縦横寸法内に収まるように配されている。
変形例22にあっては、表示装置1906を効果的に水冷することができる。
(変形例23)
図43は、変形例23に係る建築用壁材の水冷細部構造を説明するための模式図である。図43(a)は、建築用壁材の側断面図、図43(b)は、表示装置1906の背面図、図43(c)は、表示装置1906側から見た後側下地ボード4の正面図である。表示装置1906の構成は変形例19と同様である。建築用壁材は、表示装置1906を水冷する水冷管92を裏面に備えている。水冷管92は、放熱板1966に接触しており、放熱板1966の領域よりも広範囲に亘って広がり、配されている。
変形例23にあっては、表示装置1906をより効果的に水冷することができる。
(変形例24)
図44は、変形例24に係る建築用壁材の水冷細部構造を説明するための模式図である。図44(a)は、建築用壁材の側断面図、図44(b)は、表示装置2106の背面図、図44(c)は、表示装置2106側から見た後側下地ボード4の正面図である。表示装置2106の構成は変形例19と同様である。建築用壁材は、表示装置2106を水冷する水冷管93を裏面に備えている。水冷管93は、放熱板2166に接触しており、放熱板2166の縦横寸法内に収まるように配されている。
変形例24にあっては、電源回路2167部分を水冷することで、表示装置2106をより効果的に冷却することができる。
(付記1)
内部にAV機器を保持する壁躯体と、
該壁躯体の内部に形成され、該壁躯体内のAV機器に連通する通気路と、
該通気路と連通する開口と
を備えることを特徴とする壁材。
(付記2)
少なくとも2本の柱状部材と、
該柱状部材間に掛け渡されており、AV機器を保持する保持部材と、
前記柱状部材間を覆う覆板と、
前記保持部材及び前記覆板を離隔し、又は前記保持部材に形成してなる通気路と、
該通気路と連通する開口と
を備えることを特徴とする壁材。
(付記3)
少なくとも2本の柱状部材と、
該柱状部材間に掛け渡されており、AV機器を保持する保持部材と、
前記柱状部材間を前記AV機器の前方から覆う前側覆板と、
前記柱状部材間を前記AV機器の後方から覆う後側覆板と、
前記保持部材及び前記後側覆板を離隔し、又は前記保持部材に形成してなる通気路と、
該通気路と連通する開口と
を備え、
前記前側覆板は、
前記保持部材に保持されるべきAV機器を露出する窓部を有する
ことを特徴とする壁材。
(付記4)
前記保持部材は、
横方向両側部が前記柱状部材に接続され、前記柱状部材の上下両端部に亘る板状部材と、
該板状部材に形成されており、AV機器が嵌め込まれるべき矩形状の開口部と、
該開口部の下辺部分及び上辺部分に設けられており、上下方向からAV機器を挾持する挾持部材と
を備えることを特徴とする付記3に記載の壁材。
(付記5)
前記挾持部材は、
下方から上方へ又は横方向に空気を通流させるための通流孔を前記後側覆板側に備える
ことを特徴とする付記4に記載の壁材。
(付記6)
前記開口は、
前記覆板に形成されている
ことを特徴とする付記2に記載の壁材。
(付記7)
前記開口は、
前記前側覆板又は前記後側覆板に形成されている
ことを特徴とする付記3から付記5までのいずれか一つに記載の壁材。
(付記8)
前記開口は複数であり、
通気に使用する開口を選択する弁を備える
ことを特徴とする付記1から付記7までのいずれか一つに記載の壁材。
(付記9)
壁外の温度を検出する温度センサと、
該温度センサの検出結果に基づいて、前記弁の選択動作を制御する手段と
を備えることを特徴とする付記8に記載の壁材。
(付記10)
AV機器の電源の入切を検出する検出手段と、
該検出手段の検出結果に基づいて、前記弁の動作を制御する手段と
を備えることを特徴とする付記8又は付記9に記載の壁材。
(付記11)
前記開口に設けられたファンを備える
ことを特徴とする付記1から付記10までのいずれか一つに記載の壁材。
(付記12)
壁内の温度を検出する温度センサを備え、
該温度センサの検出結果に応じて、前記ファンの動作を制御する手段を備える
ことを特徴とする付記11に記載の壁材。
(付記13)
AV機器の電源の入切を検出する検出手段と、
AV機器の電源が入状態である場合、前記ファンを駆動させ、AV機器の電源が切状態である場合、前記ファンを停止させる手段と
を備えることを特徴とする付記11又は付記12に記載の壁材。
(付記14)
前記覆板は、
木質系ボード、セメント系ボード、石膏ボード又は鉄板のうち少なくとも1つを含む
ことを特徴とする付記2に記載の壁材。
(付記15)
前記前側覆板及び後側覆板は、
木質系ボード、セメント系ボード、石膏ボード又は鉄板のうち少なくとも1つを含む
ことを特徴とする付記3から付記13までのいずれか一つに記載の壁材。
(付記16)
保持されたAV機器を備える
ことを特徴とする付記1から付記15までのいずれか一つに記載の壁材。
(付記17)
前記AV機器は後側を覆うキャビネットを備え、
該キャビネットは上部及び下部夫々に空冷孔を備える
ことを特徴とする付記16に記載の壁材。
(付記18)
前記AV機器は後面部、上面部及び下面部を有するキャビネットを備え、
該キャビネットは上面部及び下面部夫々に空冷孔を備える
ことを特徴とする付記16に記載の壁材。
(付記19)
前記AV機器は、
後側を覆うキャビネットと、
該キャビネットにて覆われた電気回路と
を備え、
前記キャビネットは前記電気回路の上部及び下部夫々に空冷孔を備える
ことを特徴とする付記16に記載の壁材。
(付記20)
前記AV機器は、
後側を覆うキャビネットと、
該キャビネットにて覆われた電気回路部と
を備え、
前記キャビネットは、
前記電気回路に対応する部分から後側に突出した凸部を備え、
該凸部は上面部及び下面部夫々に空冷孔を備える
ことを特徴とする付記16に記載の壁材。
(付記21)
前記通気路を通流する空気を前記空冷孔に案内する案内部材を備える
ことを特徴とする付記17から付記20のいずれか一つに記載の壁材。
(付記22)
前記通気路を上部の空冷孔側及び下部の空冷孔側に仕切る仕切部材を備える
ことを特徴とする付記17から付記21のいずれか一つに記載の壁材。
(付記23)
前記AV機器は、
前記後側覆板側に露出し、該AV機器で発生した熱を放射する放熱部材を備える
ことを特徴とする付記16に記載の壁材。
(付記24)
前記通気路を通流する空気を前記放熱部材に案内する案内部材を備える
ことを特徴とする付記23に記載の壁材。
(付記25)
付記1から付記24までのいずれか一つに記載の壁材を備えることを特徴とする建築物。
(付記26)
部屋の換気を行う換気装置と、
該換気装置及び壁材の開口を接続するダクトと
を備えることを特徴とする付記25に記載の建築物。
(付記27)
前記換気装置は、建築物外部に連通するダクトを備える
ことを特徴とする付記26に記載の建築物。
本発明にあっては、少なくとも2本の柱状部材間に掛け渡された保持部材によってAV機器が壁内に保持されており、覆板が壁面をなして柱状部材間を覆っている。従って、AV機器は壁材として一体的に構成され、AV機器の配置場所、転倒、落下の問題を一挙に解決することが可能になる。
また、開口から吸気された空気は、壁内の通気路を通流してAV機器を空冷することができる。
本発明にあっては、少なくとも2本の柱状部材間に掛け渡された保持部材によって表示装置等のAV機器が壁内に保持されており、覆板が壁面をなして柱状部材間を覆っている。従って、AV機器は壁材として一体的に構成され、AV機器の配置場所、転倒、落下の問題を一挙に解決することが可能になる。
また、開口から吸気された空気は、壁内の通気路を通流してAV機器を空冷することができる。
更に、前側覆板は保持部材に保持されるべきAV機器の前方に窓部を有している。従って、AV機器の表示面が窓部から壁外に露出し、使用者は壁外から表示面を視認することが可能になる。
本発明にあっては、AV機器は、柱状部材に接続された板状部材に形成された開口部に嵌め込まれ、開口部の上下に設けられた挾持部材によって上下から挾持される。従って、大型のAV機器であっても壁内に強固に保持することが可能になる。
本発明にあっては、挾持部材は後側覆板側に通流孔を備えているため、挾持部材に挾持されたAV機器の背面側を空冷することができる。
本発明にあっては、覆板の表側から空気を吸気し、AV機器を空冷することができる。
本発明にあっては、前側覆板に開口が形成されている場合、壁材の前側の空間から空気を吸気し、AV機器を空冷することができる。また、後側覆板に開口が形成されている場合、壁材の後側の空間から吸気を吸気し、AV機器を空冷することができる。例えば、壁材を間仕切りとして用いた場合、隣の部屋から空気を吸気することができる。また壁材の後側を外壁として用いた場合、屋外から空気を吸気することができる。
本発明にあっては、木質系ボード、セメント系ボード、石膏ボード又は鉄板のような一般的な部材で覆板が構成されている。従って、壁材を低コストで構成することができる。
本発明にあっては、木質系ボード、セメント系ボード、石膏ボード又は鉄板のような一般的な部材で前側覆板及び後側覆板が構成されている。従って、壁材を低コストで構成することができる。
本発明の実施の形態に係る建築用壁材を模式的に示す斜視図である。 建築用壁材の6面図である。 建築用壁材の分解斜視図である。 壁下地構造の6面図である。 前側下地ボードを開いた建築用壁材を模式的に示す斜視図である。 表示装置の空冷構造の細部を説明するための模式図である。 表示装置を壁内に保持させる前後の建築用壁材を模式的に示す斜視図である。 本発明に係る建築用壁材を備えた建築物の一例を示す模式図である。 建築用壁材を備えた建築物の一例を模式的に示す側断面図である。 建築用壁材を備えた建築物の他の例を模式的に示す側断面図である。 変形例1に係る建築用壁材を模式的に示す斜視図である。 表示装置を取り外した変形例1に係る建築用壁材を模式的に示す斜視図である。 変形例1に係る建築用壁材の側断面図である。 前側下地ボードを開いた変形例2に係る建築用壁材を模式的に示す斜視図である。 変形例2に係る建築用壁材の6面図である。 変形例2に係る建築用壁材を模式的に示す分解斜視図である。 変形例2に係る挾持部材を模式的に示す斜視図である。 変形例2に係る挾持部材の6面図である。 変形例3に係る建築用壁材を備えた建築物を模式的に示す側断面図である。 変形例4に係る建築用壁材を備えた建築物を模式的に示す側断面図である。 制御装置の構成を示すブロック図である。 CPUの処理手順を示すフローチャートである。 変形例5に係る建築用壁材を備えた建築物を模式的に示す側断面図である。 制御装置の構成を示すブロック図である。 CPUの処理手順を示すフローチャートである。 変形例6に係る建築用壁材の空冷細部構造を説明するための模式図である。 変形例7に係る建築用壁材の空冷細部構造を説明するための模式図である。 変形例8に係る建築用壁材の空冷細部構造を説明するための模式図である。 変形例9に係る建築用壁材の空冷細部構造を説明するための模式図である。 変形例10に係る建築用壁材の空冷細部構造を説明するための模式図である。 変形例11に係る建築用壁材の空冷細部構造を説明するための模式図である。 変形例12に係る建築用壁材の空冷細部構造を説明するための模式図である。 変形例13に係る建築用壁材の空冷細部構造を説明するための模式図である。 変形例14に係る建築用壁材の空冷細部構造を説明するための模式図である。 変形例15に係る建築用壁材の空冷細部構造を説明するための模式図である。 変形例16に係る建築用壁材の空冷細部構造を説明するための模式図である。 変形例17に係る建築用壁材の空冷細部構造を説明するための模式図である。 変形例18に係る建築用壁材の空冷細部構造を説明するための模式図である。 変形例19に係る建築用壁材の空冷細部構造を説明するための模式図である。 変形例20に係る建築用壁材の空冷細部構造を説明するための模式図である。 変形例21に係る建築用壁材の空冷細部構造を説明するための模式図である。 変形例22に係る建築用壁材の水冷細部構造を説明するための模式図である。 変形例23に係る建築用壁材の水冷細部構造を説明するための模式図である。 変形例24に係る建築用壁材の水冷細部構造を説明するための模式図である。
符号の説明
1 建築用壁材
2 壁下地構造
3 前側下地ボード
4 後側下地ボード
5 蝶番
6 表示装置
21 柱状部材
22 保持部材
23 板状部材
23a 開口部
24、25 挾持部材
27 吸気管
28 排気口
31 窓部
62 キャビネット
63 前キャビネット
64 後キャビネット
71 制御装置
72 吸気切替弁
73 排気切替弁
74 前側温度センサ
75 後側温度センサ
76 温度センサ
77 吸気ファン
78 排気ファン
102 壁躯体
102b 吸気側通気路
102c 排気側通気路
102d 収容凹部

Claims (16)

  1. 内部にAV機器を保持する壁躯体と、
    該壁躯体の内部に形成され、該壁躯体内のAV機器に連通する通気路と、
    該通気路と連通する複数の開口と、
    通気に使用する開口を選択する弁と、
    前記壁躯体に保持されたAV機器と
    を備え、
    前記AV機器は、
    液晶表示パネル、該液晶表示パネルを後側から照明するバックライト部、及びバックライト部の背面側に配された電源回路を有する液晶表示モジュールと、
    該液晶表示モジュールの周縁部を被覆する前キャビネットを有し、前記電源回路に対応する部分が背面側に開口しているキャビネットと、
    前記電源回路に接触し、かつ前記通気路に対して露出しており、前記AV機器で発生した熱を放射する放熱部材と
    を備えることを特徴とする壁材。
  2. 壁外の温度を検出する温度センサと、
    該温度センサの検出結果に基づいて、前記弁の選択動作を制御する手段と
    を備えることを特徴とする請求項に記載の壁材。
  3. AV機器の電源の入切を検出する検出手段と、
    該検出手段の検出結果に基づいて、前記弁の動作を制御する手段と
    を備えることを特徴とする請求項又は請求項に記載の壁材。
  4. 前記開口に設けられたファンを備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項までのいずれか一項に記載の壁材。
  5. 壁内の温度を検出する温度センサを備え、
    該温度センサの検出結果に応じて、前記ファンの動作を制御する手段を備える
    ことを特徴とする請求項に記載の壁材。
  6. AV機器の電源の入切を検出する検出手段と、
    AV機器の電源が入状態である場合、前記ファンを駆動させ、AV機器の電源が切状態である場合、前記ファンを停止させる手段と
    を備えることを特徴とする請求項又は請求項に記載の壁材。
  7. 前記AV機器は後側を覆うキャビネットを備え、
    該キャビネットは上部及び下部夫々に空冷孔を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の壁材。
  8. 前記AV機器は後面部、上面部及び下面部を有するキャビネットを備え、
    該キャビネットは上面部及び下面部夫々に空冷孔を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の壁材。
  9. 前記AV機器は、
    後側を覆うキャビネットと、
    該キャビネットにて覆われた電気回路と
    を備え、
    前記キャビネットは前記電気回路の上部及び下部夫々に空冷孔を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の壁材。
  10. 前記AV機器は、
    後側を覆うキャビネットと、
    該キャビネットにて覆われた電気回路部と
    を備え、
    前記キャビネットは、
    前記電気回路に対応する部分から後側に突出した凸部を備え、
    該凸部は上面部及び下面部夫々に空冷孔を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の壁材。
  11. 前記通気路を通流する空気を前記空冷孔に案内する案内部材を備える
    ことを特徴とする請求項7から請求項10のいずれか一に記載の壁材。
  12. 前記通気路を上部の空冷孔側及び下部の空冷孔側に仕切る仕切部材を備える
    ことを特徴とする請求項7から請求項10のいずれか一に記載の壁材。
  13. 前記通気路を通流する空気を前記放熱部材に案内する案内部材を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項12までのいずれか一項に記載の壁材。
  14. 請求項1から請求項13までのいずれか一項に記載の壁材を備えることを特徴とする建築物。
  15. 部屋の換気を行う換気装置と、
    該換気装置及び壁材の開口を接続するダクトと
    を備えることを特徴とする請求項14に記載の建築物。
  16. 前記換気装置は、建築物外部に連通するダクトを備える
    ことを特徴とする請求項15に記載の建築物。
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