JP2006064303A - 電算機室用空調及びシステム排気誘導装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 床下に内部空間を有する通路4を挟んで両側に設置され、前面から給気して上面3a又は背面3cから熱を帯びた空気を排気する機器収容用ラック3群と、空気調和装置6を備え、前記空気調和装置6から吹き出された冷却用空気が、内部空間を流動するとともに、前記通路4の床面に設けられた孔から前記通路4の床上に排気され、この冷却用空気が前記ラック3に収容された機器を冷却した後、前記ラック3の上方の空間を流動して前記空気調和装置6に再び吸引される電算機室用空調システムにおいて、前記ラック3から排出された空気を空気調和装置6へと誘導するガイド部1を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
この図は建物の室内で、床1、不図示の壁及び天井で囲まれている。床1から上方に離間して二重床2が設けられ、その二重床2に複数台のラック3、3、…が設置されている。
これらラック3群に挟まれて通路4が位置している。二重床2の下には空間(以下、二重床2の内部空間と称する)5が確保され、そこに各ラック3の電気配線(図示しない)などが収容される。また、通路4の外側において、二重床2上に空気調和装置6が設置されている。この空気調和装置6は、室内の空気を吸込口6aから吸い込んで冷却し、その冷却後の空気を冷却用空気として底面に設けられた吹出口6bから送出する。尚、空気調和装置6の電気配線についても二重床2の内部空間5に収容される。二重床2の一部は通路4に位置して孔あきパネル7が設けられており、空気調和装置6から送り出される冷却用空気が孔あきパネル7を通して二重床2上に給気されるようになっている。各ラック3は、筐体3aの前面(給気面3b)全体から冷却用空気を取り込み、上部又は背面に設けられたファン3cから上方又は背面方向に排気するようになっている。
すなわち本発明は、床下に内部空間を有する通路を挟んで両側に設置され、前面から給気して上面又は背面から熱を帯びた空気を排気する機器収容用ラック群と、空気調和装置を備え、前記空気調和機から吹き出された冷却用空気が、内部空間を流動するとともに、前記通路の床面に設けられた孔から前記通路の床上に排気され、この冷却用空気が前記ラックに収容された機器を冷却した後、前記ラックの上方の空間を流動して前記空気調和装置に再び吸引される電算機室用空調システムにおいて、前記ラックから排出された空気を空気調和装置へと誘導するガイド部を備えたことを特徴とする。
このように構成することにより、ラック群から排出された空気は前面側へ流出することなく、おのずと空気調和装置へと誘導されることになる。
このように構成することにより、通路の開放端、特に空気調和装置から遠い位置から、各ラックの給気側へと熱を帯びた空気が流出するのを抑制することができる。
このように構成することによって、ラック群から排気された空気は外部に漏れ出すことなく、ガイド部内を流動して確実に空気調和装置へと導入されることになる。
このように構成することによって、ラックから排出された空気を滞留或いはラック内に逆流させることなく、ファンによって順次空気調和装置へと強制的に送り出すことができる。
このように構成することにより、ラック群の配置場所及び列数に関わらず、ラック群毎にコンパクトなガイド部を設けることができる。また、ラック群の前面側及び背面側を上方から完全に覆ってしまうことがない。
このように構成することにより、対向配置されたラック群の排気口を一度に覆うことができ、さらに互いの排気側を繋ぐような空間が形成される。
このように構成することにより、ガイド空間の形成に天井面を用いることができる。
このように構成することにより、対向するラック群の高さに関わらずガイド部を構成することが可能となる。さらに、形状や寸法の異なる斜傾板及びその固定具を予め形成しておく必要がなくなる。
このように構成することにより、対向して設置されたラック或いはラック群の一方又は双方の斜傾板を他方に向けて伸長させ両斜傾板を互いに斜交させることにより、対向するラック群の高さに関わらずガイド部を構成することが可能となる。さらに、形状や寸法の異なる斜傾板及びその固定具を予め形成しておく必要がなくなる。
請求項2に記載の発明によれば、通路の一端或いは両端が開放されたままではなく、壁体により遮断されているため、ラックから排気された空気が開放端から回り込んで給気側に流入することが抑制される。したがって、ラックを十分に冷却することができる。
請求項4に記載の発明によれば、ガイド部内の内圧が上昇するのを抑制し、排出された空気がラックへと逆流することを防止することができるので、ラック内の温度上昇を防止することができる。
請求項6に記載の発明によれば、ラックから排気された空気を空気調和装置へと案内するガイド空間を広く形成することができるので、ラック内の圧力上昇が抑制されて、ラックから排気された空気がラック内に逆流することを防止することができる。また、対向設置されたラック群の排気側を一度に覆うことができるので、取り付け作業に掛かる時間の短縮を図ることができる。
請求項8、9記載の発明によれば、あらゆる高さのラックに対応してガイド部を構成することができるので、設備費の削減に繋がる。また、形状や寸法の異なる斜傾板及びその固定具を予め形成しておく必要もなくなる。
前記ガイド部1は、図1に示すように、一端に固定部材11を備えて垂直に立設された一対の側板10と、これら側板10の上端に固定され水平に延びるガイド板(以下、天板と称する。)8とを備えて断面コ字状に形成されている。そして、このガイド部1は、前記上面3aにおいて排気口3Aより給気面3b側に位置する側縁部に固定用ボルト(不図示)によって固定されている。前記側板10の上下方向の寸法(高さ)は、上面3aと天板8との間に所定の間隔(空間)を確保することのできる長さとなっている。
したがって、各ラック3から排出された排熱がラック3の給気面3b側へと流出することを効果的に抑制し、排熱が空気調和装置6に至る間に再びラック3に取り込まれることが防止されるので、ラック3の上部に収容された機器であっても十分に冷却することができる。また、熱を帯びた空気が空気調和装置6に吸い込まれ易くなるため、空調効果を向上させることができる。
したがって、排熱がラック3の給気面3bから吸引されるのを防ぐことができるので、ラック3内の温度上昇を防止することができる。
このように構成することによって、空気調和装置6から遠い通路4の一端側からの排気の流出を抑制することができる。
また、遮蔽手段を扉にすることによって、通路4を遮蔽するとともに通路4内への出入りが可能となるので、メンテナンス作業を行うこともできる。
このように構成することによって、ガイド空間2は、ガイド用ダクト14を介して直接空気調和装置6の吸込口6aへと繋がれることになる。したがって、排熱の流出は完全に防止されるので、排熱を効率よく冷却させることができる。さらに、ラック3から排気される熱を帯びた空気は、全て空気調和装置6によって冷却されることになるので、十分に冷却された空気を常に供給することが可能となるので、省エネルギーにも貢献することができる。
したがって、例えば空気調和装置6側の一端側に設けられるファン16、16’の吸引力が作用しないほど遠くに位置するラック3から排気された空気においても、ラック3の給気側3bへ流出させることなく空気調和装置6側へと送り出すことができるので、ラック3内の温度上昇を防止することが可能となる。
尚、上記した実施形態において、開閉可能な遮蔽扉12と遮蔽壁13とを一体にして設けてもよい。
以下、上記第1実施形態と同一構成要素には同一符号を付してその説明を省略し、相違点を中心に説明する。
第2実施形態の電算機室用空調システムは、図7に示すように、通路4を挟んだ両側に複数のラック3’群が設けられている。このラック3’は、前面(給気面)3b’から給気して背面3c’から排気するタイプであって、互いに背面(排気面)3c’を対向させて通路4の両側に設置されている。そして、対向するラック3’の上面3a’間に架け渡されたガイド部20が備えられている。
また、熱を帯びた空気は通路4側に排出されることになるので、ラック3’の上方にガイド空間2’を広く形成する必要はなくなる。そのため、ガイド部20は、第1の実施の形態のように側板10’にあえて長さを持たせる必要はなく、ラック3群の背面3c側にガイド空間2’を形成しうるものであれば良い。或いは、天板8’を直接ラック3’に設けてもよい。
上記実施形態においては、前記ガイド部20は天井までの高さをそれほど必要としないため、第1実施形態のガイド部1より小型化することが可能となる。
尚、対向するラック3’の上面3a’間に天板8’を直接設けるようにしてもよい。これにより、部品点数を削減することができるのでコスト削減を図ることが可能となる。
これにより、排熱がラック3’の給気面3b’側へ流出することを防ぐことができる。したがってラック3’を十分に冷却することができ、高い冷却効果を得ることができる。
尚、前記遮蔽扉17は通路4とガイド部20とを一度に覆うことのできる壁体であってもよい。
このように、通路4の両端が閉鎖されることにより、通路4からガイド空間2’内の排気が流出することを防止することができる。
通路4を遮蔽するとともに通路4内への出入りが可能となり、メンテナンス作業を行うこともできる。
このようにガイド空間2’をガイド用ダクト14を介して空気調和装置6へと直接繋ぐことによって、排熱の流出は完全に防止される。これにより、熱を帯びた空気のみを冷却することができるので、ラック3’の冷却効率を向上させることができる。
或いは、図14に示すように、ガイド部用ダクト18’の上面にガイド用ダクト14’を垂直に備えて天井面80に直結させ、ラック3’の排気を天井裏に排出するようにしてもよい。このとき、空気調和装置側のダクト15’も同様に天井面80に直結させて備えておく。このように構成することによって、ラック3’から排出された空気は天井裏を流動して空気調和装置側のダクト15’から空気調和装置6へと吸引されることになる。
また、これら通路4の端部に遮蔽扉12及び遮蔽壁13、或いはファン16を設けてもよい。その場合、ファン16はガイド部用ダクト18又は18’側に向けるようにする。さらに、ダクト内にファンを備えることとしてもよい。
以下、上記第1実施形態と同一構成要素には同一符号を付してその説明を省略し、相違点を中心に説明する。
第3実施形態の電算機室用空調システムでは、図15に示すように、開口パネル7を挟んだ両側にガイド部30を備えた複数のラック3群が設けられている。前記ラック3は、前面(給気面)3bから給気して上面3aから排気するタイプであって、互いに給気面(前面)3bを対向させて開口パネル7の両側に設置されている。そして、ラック3毎にガイド部30が個別に設けられ、ラック3の上面3aの排気口3Aを覆うように設置される。
したがって、排熱が空気調和装置6へと誘導されることになるので、空気調和装置6に至る間に再びラック3に取り込まれることを防止することができる。また、ガイド部30はラック3毎に設置されるので、対向するラック3との関わりを考慮する必要はなくなり、ラック3の室内での配置場所や列数に関わらずガイド部30を設けることが可能となる。また、ラック3の増設及び減設する場合の対応も容易となる。さらに、ラック3群の給気面3b側又は背面3c側を上方から完全に覆ってしまうことがないので、ラック3の給気面3b及び背面3cともに室内照明の死角となり難い。
このように構成することによって、ガイド部30内の排気をファン16’によって強制的に排出することができる。したがって、ガイド部30内の内圧が上昇するのを抑制し、排出された空気がラック3へと逆流することを防ぐことができるので、ラック3内の温度上昇を防止することができる。
このとき、ガイド部30に備えられるファン16’は、ラック3の排気口3Aに設けられているラックファンの風量の総計より大きくなければならない。
このようにすることによって、排気された排熱は直接空気調和装置6へと誘導されることになる。したがって、ラック3の給気面3b側への流出は完全に防止され、さらに熱を帯びた空気のみを冷却することができるので、ラック3を冷却する冷却効率を向上させることができる。
以下、上記第1実施形態と同一構成要素には同一符号を付してその説明を省略し、相違点を中心に説明する。
第4実施形態の電算機室用空調システムは、図19に示すように、開口パネル7を挟んだ両側にガイド部40を備えた複数のラック3群が設けられている。前記ラック3は、給気面から給気して上面から排気するタイプであって、互いに給気面3bを対向させて開口パネル7の両側に設置されている。そして、ラック3毎にガイド部40が個別に設けられ、ラック3の上面3aの排気口3Aを覆うように設置される。
前記ガイド部40は、図20に示すように、給気面3bから給気して上面3aから排気するタイプのラック3に用いられ、前記ラック3の上面3aにおいて給気面3b側及び背面3c側の側縁部に、互いに対向させて設けられている。前記ガイド部40は、上下に伸縮可能に支持された伸縮板44を垂直に備えてなる。この伸縮板44の使用時(遮蔽時)には上方に向かって引き伸ばし、天井面(不図示)まで届くようにする。
また、前記ガイド部40は、対向するラック3の上面3aにそれぞれ備えてもよく、上記第1、第2実施形態のガイド部1、20における前記天板8、8’の代わりに天井面を利用してガイド空間41を形成することができるので、対向するラック3群との距離が遠い場合にも有用となる。
このとき、図21に示すように空気調和装置6側の一端にファン16’を備えてもよい。
また、ガイド用ダクト14により空気調和装置6へと直結してもよい(図22)。
さらに、空気調和装置6から遠い側の一端にもガイド部40を設けることにより、両側のガイド部40が連結され、上記第3の実施の形態と同様の作用を得ることができる。
以下、上記第1実施形態と同一構成要素には同一符号を付してその説明を省略し、相違点を中心に説明する。
第5実施形態の電算機室用空調システムは、図23に示すように、ガイド部50はラック3の給気面3b側及び背面3c側に向かって傾斜させてなり、空気調和装置6から遠い側の一端は遮蔽板51により閉塞されている。
尚、これらガイド部50’の上端は天井面に届くようにしても良いし、天板を設けることとしても良い。また、空気調和装置6側の開放端にファンを設けてもよい。さらに、ダクトで空気調和装置6に直結することもできる。
以下、上記第1実施形態と同一構成要素には同一符号を付してその説明を省略し、相違点を中心に説明する。
第6実施形態の電算機室用空調システムは、図25に示すように、ガイド部60はL字状に曲折させて形成されてなり、短部側を固定部60aとしてラック3上方の天井面に固定し、長部側の先端がラック3の給気面3b側及び背面3c側の側縁部に位置するように、ラック3の上方の天井面にそれぞれ対向させて設けられている。これら一対のガイド部60と天井面とによってラック3の上方に独立したガイド空間61が形成される。前記長部側の先端は、ラック3の上面3aに届くようにしてもよいし、後述する図26のように、上面3aから適宜間隔を空けるようにしても良い。
このように構成することによって、各ガイド部60の形成に天井面を用いるので、天板の寸法が異なるガイド部を予め形成しておく必要はなく、ラック3の幅寸法及びラックファンの形状又は設置位置に合わせたガイド部の形成を行うことができる。したがって、任意の範囲にガイド空間61を形成することができる。
このように構成することによって、ラック3郡毎にガイド空間61が形成され、空気調和装置6への流路となる。この流路によって、排気された空気は空気調和装置6へと誘導される。よって、熱を帯びた空気を効率よく冷却することができる。
これにより、上記第1実施形態と同様の作用が得られるとともに、天板を用いることなくガイド空間61を形成することができるので、第1実施形態に比べて部品点数を削減することができる。
以下、上記第1実施形態と同一構成要素には同一符号を付してその説明を省略し、相違点を中心に説明する。
第7実施形態の電算機室用空調システムは、図29に示すように、ラック3側と開口パネル7の上方空間との間で斜交可能な斜傾具(排気誘導装置)71を備えたガイド部70を備えてなっている。前記ラック3は、前面3bから給気して上面3aから排気するタイプのラック3であって、開口パネル7の両側に、互いの給気面(前面)3b側を対向させて設置されている。前記ガイド部70は、ラック3の上面3aにおいて、前面(給気面)3b側にそれぞれ対向状態で備えられるものである。このとき斜傾板(以下、スライド板と称する。)71aを開口パネル7側に向けて設置し、互いのスライド板71aが斜交するようにスライドさせて調節する。そして、互いに斜交させて所定の位置で固定することにより、その内側にガイド空間75が形成される。
このような構成によれば、ラック高さの相違ΔH等に関わらず、ガイド部70を構成することができるので、設備費の削減に繋がる。また、形状の異なる固定具9’及び遮蔽板71aを予め形成しておく必要がなくなるので、作業の手間を省くことができる。
このときスライド板71aは、背面3c、3c’側に向けて備えられ、対向するガイド部70のスライド板71aと、ラック3、3’の上面3a、3a’と通路4の上方空間との間で斜交させてガイド空間76が形成される。詳しくは、スライド板71aの下面71A側が排気口3A、3A’の上方に位置するようにし、一方のスライド板71aの先端が、他方のスライド板71aの下面71A側に到達するように、一方のスライド板71aをスライド(図34の矢印で示す。)させて調節する。
尚、斜傾具71は、斜傾角度を変化可能としてもよい。
また、この発明は上記各実施の形態の構成を組み合わせてもよい。
3、3’ ラック
3a、3a’ 上面
3c、3c’ 背面(排気面)
4 通路
5 内部空間
6 空気調和装置
12、13、17、17’ 遮蔽壁
14、14’ ガイド用ダクト(ダクト)
15、15’ 空気調和装置側のダクト(ダクト)
18、18’ ガイド部用ダクト(ダクト)
16、16’ ファン
3A、3A’ 排気口
2、2’、2”、61、75、76 ガイド空間
8、8’、8” 天板(ガイド板)
71a スライド板(斜傾板)
71 斜傾具(排気誘導装置)
Claims (9)
- 床下に内部空間を有する通路を挟んで両側に設置され、前面から給気して上面又は背面から熱を帯びた空気を排気する機器収容用ラック群と、空気調和装置を備え、前記空気調和機から吹き出された冷却用空気が、内部空間を流動するとともに、前記通路の床面に設けられた孔から前記通路の床上に排気され、この冷却用空気が前記ラックに収容された機器を冷却した後、前記ラックの上方の空間を流動して前記空気調和装置に再び吸引される電算機室用空調システムにおいて、
前記ラックから排出された空気を空気調和装置へと誘導するガイド部を備えたことを特徴とする電算機室用空調システム。 - 前記通路の前記空気調和装置から遠い側の一端、或いは前記通路の両端に遮蔽壁を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電算機室用空調システム。
- 前記ガイド部と前記空気調和装置の吸気側とがダクトを介して直結されていることを特徴とする請求項1又は2記載の電算機室用空調システム。
- 前記ガイド部或いは前記通路の一端にファンを設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電算機室用空調システム。
- 前記ガイド部は、前記ラック或いはラック群毎に個別に設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の電算機室用空調システム。
- 前記ガイド部は、対向して設置された前記ラック群の各排気口を内包するように前記通路を跨いで設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の電算機室用空調システム。
- 前記ラック群の上面或いは電算機室内の天井面に一端を支持される複数のガイド板を備え、
前記ガイド部は、前記天井面と一対のガイド板とによって、前記ラック群の排気口が開口する側にガイド空間を形成するように構成されていることを特徴とする電算機室用空調システム。 - 前記ガイド部は、対向して設置されたラック或いはラック群にそれぞれ設けられた斜傾板を互いに斜交させてなることを特徴とする請求項1から4、6のいずれかに記載の電算機室用空調システム。
- 床下に内部空間を有する通路を挟んで両側に設置され、前面から給気して上面又は背面から熱を帯びた空気を排気する機器収容用ラック或いは機器収容用ラック群に備えられる排気誘導装置であって、
前記ラック或いはラック群から排気された空気を所定の方向へ誘導する斜傾板を排気側に向けて伸縮可能に延長させてなることを特徴とする排気誘導装置。
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