JP6425205B2 - 映像表示機器取付装置及び映像表示機器取付構造 - Google Patents
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Description
例えば、下記特許文献1には、薄型ディスプレイ装置を保持する取付け枠体と、既存の部屋の壁面に沿って並行して伸び、取付け枠体が固定される2本の柱状体と、を備えた取付け装置が開示されている。
また、下記特許文献2には、表示装置が嵌め込まれる開口部が設けられ、表示装置を保持する板状の保持部材の両側部を、一対の柱状部材に接続し、一対の柱状部材及び保持部材の表裏を覆う下地ボードを設けた壁材が開示されている。
また、上記特許文献2に記載された壁材では、表示装置の壁幅方向に沿う寸法の大型化に伴い、壁下地となる一対の柱状部材間の寸法が一般的な間柱間寸法よりも大きくなることが考えられ、更なる改善が望まれる。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、以下の各実施形態では、設置された映像表示機器取付装置に取り付けられた映像表示機器に対面した状態を基準として、手前側を壁厚方向一方側、その逆側を壁厚方向他方側とし、また、その状態を基準として、上下方向等の方向を説明する。
本実施形態に係る映像表示機器取付装置1は、図1、図2及び図4に示すように、一対の縦桟10,10と、中間縦桟13と、を備えている。中間縦桟13は、壁厚方向一方側において開口するように切欠状の凹所16が長手方向途中部位に形成され、一対の縦桟10,10間に配されて壁厚方向両側に壁下地ボード5,7が固定される構成とされている。また、映像表示機器取付装置1は、一対の縦桟10,10及び中間縦桟13に架け渡されるように固定される連結部材20,21,24を備え、中間縦桟13の凹所16に納められるように映像表示機器9が埋込状に配設される構成とされている。
本実施形態では、映像表示機器取付装置1は、連結部材として、一対の縦桟10,10間に架け渡されるように中間縦桟13の凹所16の上下両側縁17,18にそれぞれ固定される一対の横桟21,24を備えた構成とされている。また、本実施形態では、映像表示機器取付装置1は、これら一対の横桟21,24及び一対の縦桟10,10によって囲まれる受入凹所30に、受入凹所30に受け入れられる映像表示機器9を保持する保持部材32が配される構成とされている。
映像表示機器9は、一般的なテレビジョン受像機や映像再生機器等としてもよく、その他、各種情報機器のディスプレイ(モニター)等としてもよい。また、映像表示機器9としては、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ等の薄型パネル状のディスプレイとしてもよい。このような映像表示機器9としては、画面サイズや外周寸法(縦寸法及び横寸法)が数種類に規格化されたものとしてもよい。
本実施形態では、この保持部材32を、図2に示すように、その下端部が映像表示機器9の下端部よりも下方側に位置するように設置されるものとしている。また、保持部材32を、受入凹所30への固定側となる壁厚方向他方側部位に対して壁厚方向一方側部位が下端側を回動支点として回動自在に連結されたものとし、壁厚方向に映像表示機器9を移動可能に保持する構成としている。このような保持部材32としては、壁厚方向他方側部位に当該保持部材32の固定対象への固定部が設けられ、壁厚方向一方側部位に映像表示機器9の固定部が設けられたものとしてもよい。また、保持部材32としては、適宜のリンク機構等によって壁厚方向一方側部位が、壁厚方向に平行移動するような構成とされたものとしてもよい。
また、本実施形態では、壁厚方向一方側に移動された保持部材32の壁厚方向一方側部位や映像表示機器9が下側の横桟24に干渉しないように、映像表示機器9の下端部と下側の横桟24との間に隙間が形成される構成としている。
本実施形態では、この隙間を覆うように配される幕板状部材26を映像表示機器取付装置1に設けた構成としている。このような構成とすれば、保持部材32に映像表示機器9を保持させた状態で映像表示機器9への配線等が容易に可能で保持部材32を下側の横桟24上に安定的に設置可能でありながらも、映像表示機器9の下方側を見栄え良く納めることができる。
また、本実施形態では、映像表示機器取付装置1は、図4に示すように、一対の外側縦桟10,10とによって四周枠を構成する一対の外側横桟20,20を備えている。本実施形態では、これら一対の外側横桟20,20を、一対の外側縦桟10,10及び中間縦桟13に架け渡されるように固定される連結部材としている。
また、これら一対の外側縦桟10,10及び一対の外側横桟20,20によって形成される四周枠内に、中間縦桟13及び一対の横桟としての中間横桟21,24が配される構成とされている。本実施形態では、これら一対の中間横桟21,24を、一対の外側縦桟10,10及び中間縦桟13に架け渡されるように固定される連結部材としている。
また、本実施形態では、これら外側縦桟10,10は、壁厚方向一方側面11,11に、受入凹所30を囲むように配される壁厚方向一方側の壁下地ボード(一方側壁下地ボード)7が固定される構成とされ、壁厚方向一方側の間仕切壁下地を構成する(図1参照)。また、図例では、これら外側縦桟10,10の壁厚方向に沿う寸法を、壁厚方向両側の壁下地ボード5,7間の壁厚方向に沿う寸法よりも小さい寸法としている。なお、このような態様に代えて、これら外側縦桟10,10の壁厚方向に沿う寸法を、これら外側縦桟10,10が壁厚方向両側の間仕切壁下地を構成するように、壁厚方向両側の壁下地ボード5,7間の壁厚方向に沿う寸法に応じた寸法としてもよい。
また、本実施形態では、これら外側横桟20,20は、壁厚方向一方側面に一方側壁下地ボード7が固定される構成とされ、壁厚方向一方側の間仕切壁下地を構成する(図2(a)参照)。また、図例では、これら外側横桟20,20の壁厚方向に沿う寸法を、壁厚方向両側の壁下地ボード5,7間の壁厚方向に沿う寸法よりも小さい寸法としている。なお、このような態様に代えて、これら外側横桟20,20の壁厚方向に沿う寸法を、これら外側横桟20,20が壁厚方向両側の間仕切壁下地を構成するように、壁厚方向両側の壁下地ボード5,7間の壁厚方向に沿う寸法に応じた寸法としてもよい。
なお、外側縦桟10,10の長さ寸法は、外側横桟20,20との接合態様や、当該映像表示機器取付装置1の設置箇所の上下寸法等に応じて、適宜、設定するようにしてもよく、間仕切壁の上下寸法に概ね応じた寸法としてもよい。
また、外側横桟20,20の長さ寸法は、外側縦桟10,10との接合態様や、映像表示機器9の壁幅方向に沿う寸法、映像表示機器9の納め態様等に応じて、適宜、設定するようにしてもよく、映像表示機器9の壁幅方向に沿う寸法に概ね応じた寸法としてもよい。
この中間縦桟13は、上下両端部が上下両側に配される外側横桟20,20にそれぞれ固定可能なように、一対の外側横桟20,20間の寸法に応じた長さ寸法とされている。また、この中間縦桟13は、凹所16が設けられた部位を除いた部位の壁厚方向両側面14,15に壁厚方向両側の壁下地ボード5,7がそれぞれに固定される構成とされ、壁厚方向両側の間仕切壁下地を構成する(図1(a)及び図2参照)。つまり、この中間縦桟13の凹所16が設けられた部位を除いた部位の壁厚方向に沿う寸法は、壁厚方向両側の壁下地ボード5,7間の壁厚方向に沿う寸法に応じた寸法とされている。
この凹所16は、受入凹所30に受け入れられた映像表示機器9が見易い高さ位置となるように、中間縦桟13の適宜の上下位置に設けるようにしてもよい。
また、この凹所16の上下寸法(上下両側縁17,18間寸法)は、一対の中間横桟21,24間に映像表示機器9が概ね納まるように、適宜、設定するようにしてもよい。また、この凹所16の上下寸法を、中間横桟21,24の上下寸法や、幕板状部材26の有無、映像表示機器9の上下寸法、映像表示機器9の納め態様、保持部材32の態様等に応じて、適宜、設定するようにしてもよい。
また、この凹所16の壁厚方向に沿う寸法(深さ寸法)は、映像表示機器9の概ね全体を間仕切壁内に受け入れ可能となるように、映像表示機器9や保持部材32の壁厚方向に沿う寸法等に応じて、適宜、設定するようにしてもよい。
これら中間縦桟13,13,13の本数は、一般的な間柱間の間隔と同程度の間隔(または間柱間の間隔よりも小さい間隔)を空けてこれらを他の間柱等と並列状に配設可能なように、映像表示機器9の壁幅方向に沿う寸法等に応じて、適宜の本数としてもよい。換言すれば、当該映像表示機器取付装置1を設置するために省略や除去等される間柱等の間仕切壁下地の本数に応じた本数の中間縦桟13を設けるようにしてもよい。
図例では、映像表示機器取付装置1の壁幅方向略中央に中間縦桟13を設け、これの両側に等間隔を空けて中間縦桟13,13を設けた構成としている。
なお、中間縦桟13は、その長手方向両端部が各外側横桟20,20に適宜のねじ等の止具によって固定されるものとしてもよい。
これら中間横桟21,24は、長手方向両端部が左右両側に配される外側縦桟10,10にそれぞれ固定可能なように、一対の外側縦桟10,10間の寸法に応じた長さ寸法とされている。
また、本実施形態では、これら中間横桟21,24は、それぞれの壁厚方向一方側面22,25に一方側壁下地ボード7が固定される構成とされ、壁厚方向一方側の間仕切壁下地を構成する(図2参照)。また、本実施形態では、これら中間横桟21,24の壁厚方向に沿う寸法を、中間縦桟13の凹所16の深さ寸法と同寸法としている。このような構成とすれば、これら中間横桟21,24を、それぞれの壁厚方向他方側面を中間縦桟13の凹所16の底面19に当接させ、中間縦桟13に安定的に固定することができる。
これら上下の中間横桟21,24によって受入凹所30の上下両側が区画され、一対の外側縦桟10,10によって受入凹所30の壁幅方向両側が区画され、中間縦桟13の凹所16の底面19によって受入凹所30の奥側(壁厚方向他方側)が区画される。また、受入凹所30の奥側は、その一部のみが中間縦桟13の凹所16の底面19によって区画されるため、受入凹所30と壁厚方向他方側空間とは互いに壁厚方向に空気の流通が可能とされている。また、上下の中間横桟21,24は、間仕切壁内の壁厚方向一方側部位のみに設けられることとなるため、受入凹所30よりも壁厚方向他方側の空間は、その上下両側に空気の流通が可能とされ、後記するように空気流通空間35を構成する(図2参照)。
なお、各横桟20,20,21,24の上下寸法(幅寸法)や各縦桟10,10,13の壁幅方向に沿う寸法(幅寸法)は、壁下地ボード7(,5)を適宜の止具によって固定可能なように、一般的な間柱等の間仕切壁下地の幅寸法と同程度の寸法等としてもよい。
この幕板状部材26は、長手方向両端部が左右両側に配される外側縦桟10,10にそれぞれ固定可能なように、一対の外側縦桟10,10間の寸法に応じた長さ寸法とされている。
また、本実施形態では、幕板状部材26は、壁厚方向一方側面27に一方側壁下地ボード7が固定される構成とされ、壁厚方向一方側の間仕切壁下地を構成する(図2参照)。なお、このような構成とした場合には、下側の中間横桟24は、壁厚方向一方側の間仕切壁下地を構成しないものとしてもよい。つまりは、受入凹所30の壁厚方向一方側の開口周縁の全周に亘って、一方側壁下地ボード7が固定される桟状部材10,10,21,26(24)を備えた構成としてもよい。
この幕板状部材26の壁厚方向に沿う寸法は、この幕板状部材26の奥側に配される保持部材32との干渉を抑制する観点等から適宜の寸法としてもよい。
また、この幕板状部材26の上下寸法は、映像表示機器9の下端部と下側の中間横桟24との隙間の上下寸法に応じた寸法としてもよい。
これら段部12,12,23,28の壁厚方向一方側に向く段底面12a,12a,23a,28aに、映像表示機器9の四周端部の背面が近接して対向される構成とされている。また、これら段部12,12,23,28の受入凹所30の開口中心側に向く段壁面に、映像表示機器9の四周端面が近接して対向され、これら段壁面が、受入凹所30の開口側内周縁31を構成する。
また、一対の外側縦桟10,10の段部12,12は、映像表示機器9の上下寸法に対応させて各外側縦桟10,10の長手方向途中部位のみに設けられたものとしてもよい。または、一対の外側縦桟10,10の段部12,12を、各外側縦桟10,10の全長に亘って設けるようにしてもよい。この場合は、これら外側縦桟10,10の段部12,12と上側の中間横桟21及び幕板状部材26の長手方向両端面とによって形成される隙間に、適宜、スペーサー材やパテ等の隙間充填材を充填し、隙間を埋めるようにしてもよい。
また、本実施形態では、枠部29を、受入凹所30の開口側内周縁31を構成する一対の外側縦桟10,10、上側の中間横桟21及び幕板状部材26(または下側の中間横桟24)とは別体とされた枠部材29としている。
この枠部材29は、一対の外側縦桟10,10、上側の中間横桟21及び幕板状部材26に対して、適宜、ねじ等の止具や接着剤等によって固定されるものとしてもよい。
また、この枠部材29は、四角枠状に一連状に形成されたものとしてもよく、または、角柱状部材が連結されて枠組みされたものとしてもよい。
また、上記した各桟10,13,20,21,24や幕板状部材26、枠部材29は、映像表示機器9の外周寸法等に応じて、予め寸法調整がなされているものとしてもよく、または、適宜、施工現場等において長さ調整等がなされるものとしてもよい。
まず、図3に示すように、映像表示機器取付装置1を取付対象に固定する。この際、一対の外側縦桟10,10、中間縦桟13、一対の外側横桟20,20及び一対の中間横桟21,24からなる組み付けられた状態の桟ユニットを、取付対象に固定するようにしてもよい。
そして、図3(b)に示すように、桟ユニットに保持部材32を固定し、保持部材32に映像表示機器9を固定するようにしてもよい。この際、保持部材32に保持された映像表示機器9を壁厚方向一方側に移動させて映像表示機器9への配線等を行うようにしてもよい。また、図例では、映像表示機器9の壁厚方向一方側面が間仕切壁の壁厚方向一方側壁面と略同一平面状となるように、映像表示機器9を取り付けた構造としている(図1及び図2参照)。
また、図4及び図5(a)に示すように、幕板状部材26を下側の中間横桟24上に固定するようにしてもよい。
また、これら枠部材29及び一方側壁下地ボード7の表面29a,7aに表面化粧材8を貼着した構造としている。この表面化粧材8としては、壁クロス(壁紙)や合成樹脂化粧シート等としてもよい。
また、壁厚方向他方側の他方側壁下地ボード5を、桟ユニットの中間縦桟13の壁厚方向他方側面15や他の間仕切壁下地に固定し、この他方側壁下地ボード5の表面5aに、上記同様の表面化粧材6を貼着するようにしてもよい。
なお、上記施工手順は一例に過ぎず、各部材の機能を阻害しない限りにおいて別手順で行うようにしてもよい。
つまり、壁厚方向一方側において開口するように切欠状の凹所16が長手方向途中部位に形成された中間縦桟13の凹所16に納められるように映像表示機器9が埋込状に配設される構成としている。従って、間仕切壁に埋込状に映像表示機器9を配設することができる。
図6は、第2実施形態に係る映像表示機器取付装置及び映像表示機器取付構造を模式的に示す図である。
なお、上記した第1実施形態との相違点について主に説明し、同様の構成については、同一符号を付し、その説明を省略または簡略に説明する。
つまり、本実施形態では、一対の外側縦桟10A,10A間の寸法を、映像表示機器9の壁幅方向に沿う寸法よりも大きい寸法とし、図示省略の上側の中間横桟と幕板状部材26Aとの間の寸法を、映像表示機器9の上下寸法よりも大きい寸法としている。
また、図例では、映像表示機器9の壁厚方向一方側に透明パネル36を配設可能なように、保持部材32の壁厚方向に沿う寸法を、上記第1実施形態に比べて小さい寸法とした例を示している。なお、このような態様に代えて、中間縦桟13の凹所16の深さ寸法を、上記第1実施形態に比べて大きい寸法としてもよい。
また、本実施形態に係る映像表示機器取付装置1Aを用いた映像表示機器取付構造も上記第1実施形態と概ね同様、一方側壁下地ボード7及び枠部材29の表面7a,29aに一連状に壁クロス等の表面化粧材8を貼着している。また、受入凹所30Aの開口側内周縁31Aを構成する枠部材29の内周側面にも表面化粧材8を貼着している。また、受入凹所30Aの壁厚方向一方側の開口側部位に形成され、透明パネル36の四周端部の背面が対向配置される段底面にも表面化粧材8を貼着している。
なお、図例では、枠部材29を、その外周側面が一対の外側縦桟10A,10Aの反受入凹所側面と同一平面状となるように配したような構成としているが、このような態様に限られない。一方側壁下地ボード7の受入凹所30A側の端部を一対の外側縦桟10A,10Aに固定可能なように、枠部材29を、一対の外側縦桟10A,10Aの壁幅方向途中部位に配するようにしてもよい。
図7及び図8は、第3実施形態に係る映像表示機器取付装置及び映像表示機器取付構造を模式的に示す図である。
なお、上記した第1実施形態との相違点について主に説明し、同様の構成については、同一符号を付し、その説明を省略または簡略に説明する。
また、本実施形態に係る映像表示機器取付装置1Bを用いた映像表示機器取付構造も上記第1実施形態と概ね同様、一方側壁下地ボード7及び枠部材29の表面7a,29aに一連状に壁クロス等の表面化粧材8を貼着している。また、受入凹所30Bの開口側内周縁31Bを構成する枠部材29の内周側面にも表面化粧材8を貼着している。
本実施形態に係る映像表示機器取付装置1B及び映像表示機器取付構造においても、上記第1実施形態と概ね同様の効果を奏する。また、本実施形態では、一対の中間横桟21,24や幕板状部材26、映像表示機器9の四周端部を受け入れる段部を設けていないので、構造の簡略化を図ることができる。
また、上記した保持部材32は、一例に過ぎず、種々の構成とされた保持部材32の採用が可能である。例えば、保持部材32を、受入凹所30,30A,30Bに対して映像表示機器9を壁厚方向に出し入れ自在に保持し、かつ映像表示機器9の画面の向き調整(角度調整)可能な構成とされたものとしてもよい。また、保持部材32の態様等によっては、上記第1及び第2実施形態において説明したような幕板状部材26,26Aを設けないようにしてもよい。この場合は、下側の中間横桟24が受入凹所30,30Aの開口側内周縁31,31Aを構成するものとしてもよい。さらには、このように映像表示機器9の背面側に設けられるものに限られず、映像表示機器9の端部を保持したり、表面側を係止するように保持したりするような保持部材32としてもよく、その他、種々の構成とされた保持部材32の採用が可能である。
また、上記各実施形態では、枠部29を、表面29aが受入凹所30,30A,30Bを囲むように配される壁下地ボード7の表面7aと同一平面状となるように配されるものとした例を示しているが、このような態様に限られない。受入凹所30,30A,30Bを囲むように配される壁下地ボード7の表面7aよりも壁厚方向一方側に突出するように配される枠部を設けた構成としてもよい。この場合は、枠部の外周側面に突き合わせるように表面化粧材8を貼着した態様としてもよい。さらには、このような枠部を設けないようにしてもよい。この場合は、受入凹所30,30A,30Bを囲むように配される壁下地ボード7の端面7bが受入凹所30,30A,30Bの開口側内周縁31,31A,31Bを構成するものとしてもよい。
また、上記した例では、各実施形態に係る映像表示機器取付装置1,1A,1Bを用いた映像表示機器取付構造について説明したが、このような態様に限られない。例えば、上記した映像表示機器取付装置1,1A,1Bを構成する各部材のうちのいずれかまたは全てを適宜、施工現場等において加工等が施されて手配されたものとし、これを用いた映像表示機器取付構造としてもよい。
10,10A 外側縦桟(縦桟)
13 中間縦桟
16 凹所
17 上側縁
18 下側縁
20 外側横桟(連結部材)
21 上側の中間横桟(横桟、連結部材)
24 下側の中間横桟(横桟、連結部材)
29 枠部材(枠部)
29a 表面
30,30A,30B 受入凹所
32 保持部材
33 下側の通気口(通気口)
34 上側の通気口(通気口)
5 他方側壁下地ボード(壁下地ボード)
7 一方側壁下地ボード(壁下地ボード)
7a 表面
7b 端面
8 表面化粧材
9 映像表示機器
Claims (8)
- 一対の縦桟と、壁厚方向一方側において開口するように切欠状の凹所が長手方向途中部位に形成され、前記一対の縦桟間に配されて壁厚方向両側に壁下地ボードが固定される中間縦桟と、前記一対の縦桟及び前記中間縦桟に架け渡されるように固定される連結部材と、を備え、前記中間縦桟の凹所に納められるように映像表示機器が埋込状に配設される構成とされていることを特徴とする映像表示機器取付装置。
- 請求項1において、
前記連結部材は、前記中間縦桟の凹所の上下両側縁にそれぞれ固定される一対の横桟とされ、これら一対の横桟及び前記一対の縦桟によって囲まれる受入凹所に、該受入凹所に受け入れられる前記映像表示機器を保持する保持部材が配される構成とされていることを特徴とする映像表示機器取付装置。 - 請求項2において、
前記受入凹所を囲むように配される壁下地ボードの端面が対向される枠部を備えていることを特徴とする映像表示機器取付装置。 - 請求項3において、
前記枠部は、その表面が前記受入凹所を囲むように配される壁下地ボードの表面と同一平面状となるように配される構成とされていることを特徴とする映像表示機器取付装置。 - 壁厚方向一方側において開口するように切欠状の凹所が長手方向途中部位に形成され、壁厚方向両側に壁下地ボードが固定される中間縦桟を一対の縦桟間に設け、前記一対の縦桟及び前記中間縦桟に架け渡すように連結部材を固定し、かつ、前記中間縦桟の凹所に納めるように映像表示機器を埋込状に配設した構造とされていることを特徴とする映像表示機器取付構造。
- 請求項5において、
前記連結部材を、前記中間縦桟の凹所の上下両側縁にそれぞれ固定された一対の横桟とし、これら一対の横桟及び前記一対の縦桟によって囲まれる受入凹所に、該受入凹所に受け入れられる前記映像表示機器を保持する保持部材を設けた構造とされていることを特徴とする映像表示機器取付構造。 - 請求項6において、
前記受入凹所を囲むように配される壁下地ボードの表面と同一平面状となるように枠部を設け、この枠部に突き合わせるように前記壁下地ボードを配し、これら枠部及び壁下地ボードの表面に表面化粧材を貼着していることを特徴とする映像表示機器取付構造。 - 請求項7において、
前記受入凹所の上方側部位及び下方側部位のそれぞれに、壁厚方向一方側の壁面において開口し、前記一対の縦桟間の空間に連通する通気口を設けていることを特徴とする映像表示機器取付構造。
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