JP2021055496A - カーテンウォール及び建造物 - Google Patents

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Abstract

【課題】左右方向に並べて設置されるカーテンウォールユニットを備えたカーテンウォールにより、建造物の凹凸形状の壁面を容易に形成する。【解決手段】カーテンウォールユニット2は、左右方向の端部に位置する縦端部2C、2Dに設けられたタイト材20、21を備える。2つのカーテンウォールユニット2の互いの隣接する縦端部2C、2Dにおいて、一方のカーテンウォールユニット2の縦端部2Cは、他方のカーテンウォールユニット2の縦端部2Dの室外側に配置されて、縦端部2Dと室内外方向Sにおいて対向する。タイト材20、21は、縦端部2Cの室内側と縦端部2Dの室外側の一方又は両方に設けられて、縦端部2C、2Dの間をシールする。【選択図】 図5

Description

本発明は、複数のカーテンウォールユニットを備えたカーテンウォール、及び、カーテンウォールを外壁に用いた建造物に関する。
複数のカーテンウォールユニットを備えたカーテンウォールでは、カーテンウォールユニットが建造物の壁部に左右方向に並べて設置されて、カーテンウォールが建造物の外壁に用いられている。また、カーテンウォールの複数のカーテンウォールユニットにより、建造物の壁面を凹凸形状に形成することがある。このようなカーテンウォールの構造として、従来、カーテンウォールの窓ユニットと外装パネルをそれぞれ躯体に沿ってジグザグ状に配設する建物の外壁部構造が知られている(特許文献1参照)。
ところが、特許文献1に記載された従来の建物の外壁部構造では、躯体をジグザグ状に形成する必要があり、凹凸形状の壁面の形成に手間がかかる。また、躯体がフラットな形状であるときには、窓ユニットと外装パネルをジグザグ状に配設できず、凹凸形状の壁面を形成するのが困難である。
特公昭62−27220号公報
本発明は、前記従来の問題に鑑みなされたもので、その目的は、左右方向に並べて設置されるカーテンウォールユニットを備えたカーテンウォールにより、建造物の凹凸形状の壁面を容易に形成することである。
本発明は、建造物の壁部に左右方向に並べて設置されるカーテンウォールユニットを備えたカーテンウォールであって、
前記カーテンウォールユニットは、左右方向の端部に位置する縦端部に設けられたタイト材を備え、
左右方向に隣接する2つの前記カーテンウォールユニットの互いの隣接する前記縦端部において、一方の前記カーテンウォールユニットの前記縦端部は、他方の前記カーテンウォールユニットの前記縦端部の室外側に配置されて、前記他方のカーテンウォールユニットの前記縦端部と室内外方向において対向し、
前記タイト材は、前記一方のカーテンウォールユニットの前記縦端部の室内側と前記他方のカーテンウォールユニットの前記縦端部の室外側の一方又は両方に設けられて、前記一方のカーテンウォールユニットの前記縦端部と前記他方のカーテンウォールユニットの前記縦端部の間をシールするカーテンウォールである。
本発明によれば、左右方向に並べて設置されるカーテンウォールユニットを備えたカーテンウォールにより、建造物の凹凸形状の壁面を容易に形成することができる。
本実施形態のカーテンウォールを示す正面図である。 本実施形態のカーテンウォールを示す縦断面図である。 本実施形態のカーテンウォールを示す横断面図である。 本実施形態のカーテンウォールにおける2つのカーテンウォールユニットが上下方向に隣接する箇所を示す縦断面図である。 本実施形態のカーテンウォールにおける2つのカーテンウォールユニットが左右方向に隣接する箇所を示す横断面図である。
本発明のカーテンウォール及び建造物の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態のカーテンウォールは、複数のカーテンウォールユニットを備えた建造物用のカーテンウォールであり、建造物の外壁に用いられて、建造物の室内(屋内)と室外(屋外)の間に設置される。複数のカーテンウォールユニットは、互いに組み合わされて、建造物の壁面を形成する。
図1は、本実施形態のカーテンウォール1を示す正面図であり、建造物10の壁部11に設置されたカーテンウォール1を室外側からみて示している。図2は、本実施形態のカーテンウォール1を示す縦断面図であり、建造物10の一部とカーテンウォール1を示している。
図示のように、建造物10に設置したカーテンウォール1を正面からみたときに(図1参照)、上下となる方向が上下方向であり、左右となる方向が左右方向である。図1では、上下方向は垂直方向であり、左右方向は水平方向である。室内外方向S(図2参照)は、建造物10に設置したカーテンウォール1における室内外方向(屋内外方向)である。このように、カーテンウォール1に関する方向は、カーテンウォール1を建造物10に設置した状態での方向(上下方向、左右方向、室内外方向S等)で特定する。また、カーテンウォール1に関して室内側、室外側とは、建造物10に設置した状態のカーテンウォール1の室内側、室外側である。
カーテンウォール1は、建造物10の壁部11に並べて設置される複数のカーテンウォールユニット2を備えている。カーテンウォールユニット2は、カーテンウォール1を構成するパネルユニットであり、壁部11への設置前に、予めユニットとして組み立てられる。複数のカーテンウォールユニット2は、上下方向と左右方向に並べて配置されて、隣り合うカーテンウォールユニット2と互いに組み合わされている。また、カーテンウォールユニット2は、窓部2A(ビジョン部)と、腰部2B(スパンドレル部)と、2つのパネル体3A、3Bと、パネル体3A、3Bを囲む枠体4を備えている。
窓部2Aは、カーテンウォールユニット2の下側部分であり、腰部2Bは、カーテンウォールユニット2の上側部分である。窓部2Aと腰部2Bは、上下に並べて形成されている。パネル体3A、3Bは、方形状のパネル状部材であり、枠体4の内側(開口部)に配置されて、枠体4に連結されている。ここでは、パネル体3A、3Bは、ガラスパネル体(例えば、板ガラス、複層ガラス、又は、合わせガラス)である。パネル体3Aは、窓部2Aに設けられ、パネル体3Bは、腰部2Bに設けられている。
枠体4は、開口部を形成する方形状の開口枠であり、互いに組み合わされた4つの枠5〜8(一対の横枠5、6、一対の縦枠7、8)と無目9を有している。枠5〜8と無目9は、例えば、押出成形により形成された形材からなる。一方(上方)の横枠(第1横枠5)は、上枠であり、他方(下方)の横枠(第2横枠6)は、下枠である。一対の横枠5、6は、枠体4の上部と下部で左右方向(横方向)に沿って延び、一対の縦枠7、8(第1縦枠7、第2縦枠8)は、枠体4の左右の側部で上下方向(縦方向)に沿って延びる。上下の横枠5、6と左右の縦枠7、8が枠組みされて、枠5〜8の端部同士が接続されている。
無目9は、上下の横枠5、6の間で左右方向に沿って延び、左右の縦枠7、8に架け渡されて、左右の縦枠7、8に取り付けられている。また、無目9は、窓部2Aと腰部2Bの間に位置し、枠体4の内側の開口部を上下に区画している。窓部2Aのパネル体3Aは、第2横枠6、左右の縦枠7、8、及び、無目9に連結されている。腰部2Bのパネル体3Bは、第1横枠5、左右の縦枠7、8、及び、無目9に連結されている。ブラケット4A(図2参照)が枠体4に固定され、ファスナー13が建造物10の躯体14に固定されている。ブラケット4Aがファスナー13に取り付けられて、ブラケット4Aとファスナー13により、枠体4及びカーテンウォールユニット2が建造物10の躯体14に取り付けられている。
図3は、本実施形態のカーテンウォール1を示す横断面図であり、窓部2Aの箇所で左右方向Rに切断したカーテンウォールユニット2を示している。
図示のように、複数のカーテンウォールユニット2は、建造物10の壁部11に左右方向Rに並べて設置されている。また、複数のカーテンウォールユニット2は、左右方向Rに対して互いに同じ方向に向けて傾斜して配置されて、左右方向Rに順に設置されている。そのため、建造物10の壁面は、複数のカーテンウォールユニット2により、左右方向Rの断面において、凹凸形状(例えば、ジグザグ形状、鋸刃形状、雁行形状)に形成されている。建造物10の壁面は、カーテンウォール1の室外側の壁面(外壁面)であり、ここでは、左右方向Rにジグザグ形状に形成されている。
カーテンウォールユニット2は、左右方向Rの両側の端部に位置する左右の縦端部2C、2D(第1縦端部2C、第2縦端部2D)を備えている。縦端部2C、2Dは、カーテンウォールユニット2の側縁部であり、上下方向(縦方向)に沿って延びる。ここでは、縦端部2C、2Dは、枠体4の左右の縦枠7、8である。第1縦端部2Cは、第1縦枠7であり、第2縦端部2Dは、第2縦枠8である。カーテンウォールユニット2の左右の縦端部2C、2D(縦枠7、8)は、室内外方向Sに互いに位置をずらして配置されている。
左右方向Rに隣接するカーテンウォールユニット2では、縦端部2C、2D(縦枠7、8)が互いに隣接して配置されている。複数のカーテンウォールユニット2は、互いの縦端部2C、2Dを室内外方向Sに対向させて、左右方向Rに順に配置されている。カーテンウォールユニット2の左右方向Rに対する傾斜に対応して、枠体4の上下の横枠5、6は、左右方向Rに対して傾斜して配置され、横枠5、6の長手方向の両側の端部は、室内外方向Sに互いに位置をずらして配置されている。2つのカーテンウォールユニット2が左右方向Rに隣接する箇所で、一方のカーテンウォールユニット2の横枠5、6と他方のカーテンウォールユニット2の横枠5、6は、室内外方向Sに位置をずらして配置されている。
図4は、本実施形態のカーテンウォール1における2つのカーテンウォールユニット2が上下方向に隣接する箇所を示す縦断面図であり、上下方向に隣接する2つのカーテンウォールユニット2の横枠5、6側の部分を示している。
図示のように、上下方向に隣接する2つのカーテンウォールユニット2において、上側のカーテンウォールユニット2の第2横枠6(下枠)と下側のカーテンウォールユニット2の第1横枠5(上枠)は、上下方向において互いに対向して配置されて隣接している。カーテンウォールユニット2の横枠5、6は、カーテンウォールユニット2の上下方向の両側の端部に位置する上下の横端部(上縁部、下縁部)であり、左右方向Rに対して傾斜して延びる。
カーテンウォールユニット2は、枠体4に設けられたタイト材20、21(第1タイト材20、第2タイト材21)を備えている。タイト材20、21は、弾性変形可能なシール材であり、それぞれ枠体4の外周部に沿って環状に配置されている。第1タイト材20は、ヒレ状のレインバリアであり、第2タイト材21は、中空状のウインドバリアである。2列のタイト材20、21が、互いに間隔をあけて並列している。また、タイト材20、21は、上下の横枠5、6に設けられて、横枠5、6の長手方向に沿って延びる。横枠5、6の第1タイト材20は、横枠5、6の第2タイト材21の室外側に位置し、横枠5、6の2列のタイト材20、21は、室内外方向Sに互いに間隔をあけて配置されている。
横枠5、6は、パネル体3A、3Bを保持する保持部5A、6Aと、板状の外周部5B、6Bと、外周部5B、6Bに形成された2列の溝状の装着部5C、5D、6C、6D(第1装着部5C、6C、第2装着部5D、6D)を有している。保持部5A、6Aは、横枠5、6の本体部であり、枠体4の開口部を形成する。パネル体3A、3Bの横縁部は、保持部5A、6Aに配置されて、保持部5A、6A及び横枠5、6に保持されている。
第1横枠5の外周部5Bは、枠体4の外周部の一部(上部)であり、保持部5Aの上側に位置している。第2横枠6の外周部6Bは、枠体4の外周部の一部(下部)であり、保持部6Aの下側に位置している。また、横枠5、6の外周部5B、6Bは、隣接する他の横枠5、6の外周部5B、6Bと対向する対向部である。2つのカーテンウォールユニット2が上下方向に隣接する箇所で、上側の第2横枠6の外周部6Bと下側の第1横枠5の外周部5Bは、上下方向において互いに対向して配置され、上下方向に間隔をあけて隣接している。装着部5C、5Dは、第1横枠5の外周部5Bの上側に形成され、第1横枠5の長手方向に沿って延びる。装着部6C、6Dは、第2横枠6の外周部6Bの下側に形成され、第2横枠6の長手方向に沿って延びる。
第1装着部5C、6Cは、第2装着部5D、6Dの室外側に位置している。2列の装着部5C、5D、6C、6Dは、室内外方向Sに互いに間隔をあけて、並列して形成されている。第1タイト材20は、第1装着部5C、6Cに装着されて、横枠5、6の外周部5B、6Bに取り付けられている。第2タイト材21は、第2装着部5D、6Dに装着されて、横枠5、6の外周部5B、6Bに取り付けられている。これにより、2列のタイト材20、21が、横枠5、6のそれぞれに並列して設けられる。第1横枠5のタイト材20、21は、第1横枠5の外周部5Bから上側に突出し、第2横枠6のタイト材20、21は、第2横枠6の外周部6Bから下側に突出している。
2つのカーテンウォールユニット2の横枠5、6が上下方向に互いに隣接する箇所で、上側の第2横枠6のタイト材20、21と下側の第1横枠5のタイト材20、21は、2つの横枠5、6の間で、上下方向において互いに対向する位置に設けられて互いに当接する。タイト材20、21のそれぞれにより、2つの横枠5、6の間の箇所がシールされる。また、第1横枠5の2列のタイト材20、21は、それぞれ対向する位置に設けられた第2横枠6のタイト材20、21と上下方向において当接する。タイト材20、21が第1横枠5と第2横枠6の間に配置されて、互いに当接する2列のタイト材20、21により、互いに隣接する横枠5、6の間に等圧空間22が形成される。等圧空間22は、外気圧と等圧となる空間である。横枠5、6の間の等圧空間22は、横枠5、6とタイト材20、21により区画されて、2列のタイト材20、21の間に形成される。
図5は、本実施形態のカーテンウォール1における2つのカーテンウォールユニット2が左右方向に隣接する箇所を示す横断面図であり、左右方向Rに隣接する2つのカーテンウォールユニット2の縦端部2C、2D側の部分を示している。また、図5は、横枠5、6のタイト材20、21を模式的に鎖線で示している。
図示のように、タイト材20、21は、カーテンウォールユニット2の左右方向Rの端部に位置する左右の縦端部2C、2Dに設けられている。ここでは、タイト材20、21は、左右の縦枠7、8に設けられて、縦端部2C、2D(縦枠7、8)の長手方向に沿って延びる。縦端部2C、2Dのそれぞれで、第1タイト材20と第2タイト材21は、左右方向Rに並べて配置され、2列のタイト材20、21は、左右方向Rに互いに間隔をあけて配置されている。
左右方向Rに隣接する2つのカーテンウォールユニット2の互いに隣接する縦端部2C、2D(縦枠7、8)において、縦端部2C、2D同士(縦枠7、8同士)は、左右方向Rの同じ箇所に配置されて、室内外方向Sにおいて重なり合う。また、一方のカーテンウォールユニット2の縦端部(ここでは、第1縦枠7である第1縦端部2C)は、他方のカーテンウォールユニット2の縦端部(ここでは、第2縦枠8である第2縦端部2D)の室外側に配置されて、他方のカーテンウォールユニット2の第2縦端部2Dと対向する。他方のカーテンウォールユニット2の第2縦端部2Dは、一方のカーテンウォールユニット2の第1縦端部2Cの室内側に配置され、第1縦端部2Cと第2縦端部2Dは、室内外方向Sにおいて互いに対向して配置される。
縦枠7、8は、パネル体3A、3Bを保持する保持部7A、8Aと、タイト材20、21が設けられる板状の傾斜部7B、8Bと、傾斜部7B、8Bに形成された2列の溝状の装着部7C、7D、8C、8D(第1装着部7C、8C、第2装着部7D、8D)と、2つのカバー部7E、7F、8E、8F(第1カバー部7E、8E、第2カバー部7F、8F)を有している。保持部7A、8Aは、縦枠7、8の本体部であり、枠体4の開口部を形成する。傾斜部7B、8Bは、保持部7A、8Aの一部(側面部)を構成している。パネル体3A、3Bの縦縁部は、保持部7A、8Aに配置されて、保持部7A、8A及び縦枠7、8に保持されている。
縦枠7、8の傾斜部7B、8Bは、縦枠7、8(縦端部2C、2D)の傾斜した外周部であり、カーテンウォールユニット2の左右方向Rの断面において、室内外方向Sに対して傾斜して形成されている。また、縦枠7、8の傾斜部7B、8Bは、枠体4の外周部の一部(側部)であるとともに、隣接する他の縦枠7、8の傾斜部7B、8Bと対向する対向部である。2つのカーテンウォールユニット2の縦枠7、8同士が隣接する箇所で、一方の第1縦枠7の傾斜部7Bと他方の第2縦枠8の傾斜部8Bは、室内外方向Sにおいて互いに対向して配置され、室内外方向Sに間隔をあけて隣接している。第1縦枠7の傾斜部7Bと第2縦枠8の傾斜部8Bは、室内外方向Sに対して互いに同じ方向に向けて傾斜している。
第1縦枠7の傾斜部7Bは、室内側から室外側に向かってみたときに、室内外方向Sに対してカーテンウォールユニット2の側方に向かって傾斜して、室内側に向けて配置されている。第2縦枠8の傾斜部8Bは、室外側から室内側に向かってみたときに、室内外方向Sに対してカーテンウォールユニット2の側方に向かって傾斜して、室外側に向けて配置されている。2つのカーテンウォールユニット2が左右方向Rに隣接する箇所で、第1縦枠7の傾斜部7Bは、第2縦枠8の傾斜部8Bの室外側に配置され、2つの傾斜部7B、8Bは、左右方向Rの同じ箇所に配置される。
横枠5、6は、縦枠7、8の傾斜部7B、8Bに接続する接続部5E、5F、6E、6F(第1接続部5E、6E、第2接続部5F、6F)を有している。横枠5、6の接続部5E、5F、6E、6Fは、横枠5、6の長手方向の両側の端部であり、それぞれ接続する傾斜部7B、8Bに対応して、室内外方向Sに対して傾斜して形成されている。横枠5、6の第1接続部5E、6Eは、第1縦枠7の傾斜部7Bの横枠5、6側の部分に当接し、傾斜部7B及び第1縦枠7に接続する。横枠5、6の第2接続部5F、6Fは、第2縦枠8の傾斜部8Bの横枠5、6側の部分に当接し、傾斜部8B及び第2縦枠8に接続する。
装着部7C、7D、8C、8Dは、縦枠7、8の傾斜部7B、8Bに形成されて、縦枠7、8の長手方向に沿って延びる。また、装着部7C、7Dは、第1縦枠7の傾斜部7Bの室内側に形成され、装着部8C、8Dは、第2縦枠8の傾斜部8Bの室外側に形成されている。2列の装着部7C、7D、8C、8Dは、左右方向Rに互いに間隔をあけて、並列して形成されている。傾斜部7B、8B同士が対向する箇所で、傾斜部7Bの第1装着部7Cと傾斜部8Bの第1装着部8Cが互いに対向し、傾斜部7Bの第2装着部7Dと傾斜部8Bの第2装着部8Dが互いに対向する。
カーテンウォールユニット2は、縦枠7、8に着脱可能に取り付けられるアタッチメント30、31(第1アタッチメント30、第2アタッチメント31)を備えている。アタッチメント30、31は、タイト材20、21が装着される装着部材であり、縦枠7、8の長手方向に沿って延びる。また、アタッチメント30、31は、溝状の装着部32、33と、装着部32、33から室内外方向Sに突出する係合部34、35を有している。タイト材20、21は、アタッチメント30、31の装着部32、33に着脱可能に装着される。アタッチメント30、31の係合部34、35は、縦枠7、8の装着部7C、7D、8C、8Dに着脱可能に係合する。
係合部34、35の係合により、アタッチメント30、31は、縦枠7、8の装着部7C、7D、8C、8Dに着脱可能に装着されて、縦枠7、8に取り付けられる。その状態で、アタッチメント30、31は、縦枠7、8の装着部7C、7D、8C、8Dから、それぞれ対向する縦枠7、8の装着部7C、7D、8C、8Dに向かって突出する。アタッチメント30、31は、縦枠7、8のそれぞれで、第1装着部7C、8Cと第2装着部7D、8Dのいずれか一方又は両方に装着される。ここでは、第1アタッチメント30は、第1縦枠7の第1装着部7Cに装着されて、第1装着部7Cから第2縦枠8の第1装着部8Cに向かって突出する。第2アタッチメント31は、第2縦枠8の第2装着部8Dに装着されて、第2装着部8Dから第1縦枠7の第2装着部7Dに向かって突出する。
タイト材20、21は、縦枠7、8の装着部7C、7D、8C、8D、又は、アタッチメント30、31の装着部32、33に装着されて、縦枠7、8の傾斜部7B、8B及び縦端部2C、2Dに取り付けられる。タイト材20、21が縦枠7、8の装着部7C、7D、8C、8Dに装着されるときには、タイト材20、21は、縦枠7、8及び縦端部2C、2Dに直接に取り付けられる。タイト材20、21がアタッチメント30、31の装着部32、33に装着されるときには、タイト材20、21は、アタッチメント30、31を介して、縦枠7、8及び縦端部2C、2Dに取り付けられる。
第1縦枠7では、第1タイト材20は、第1アタッチメント30の装着部32に装着され、第2タイト材21は、第1縦枠7の第2装着部7Dに装着される。第2縦枠8では、第1タイト材20は、第2縦枠8の第1装着部8Cに装着され、第2タイト材21は、第2アタッチメント31の装着部33に装着される。これにより、2列のタイト材20、21が、カーテンウォールユニット2の縦枠7、8(縦端部2C、2D)のそれぞれに並列して設けられる。第1縦枠7(第1縦端部2C)のタイト材20、21は、第1縦枠7から室内側に突出し、第2縦枠8(第2縦端部2D)のタイト材20、21は、第2縦枠8から室外側に突出する。
2つのカーテンウォールユニット2の縦枠7、8(縦端部2C、2D)が互いに隣接する箇所で、タイト材20、21は、一方のカーテンウォールユニット2の第1縦枠7(第1縦端部2C)の室内側と、他方のカーテンウォールユニット2の第2縦枠8(第2縦端部2D)の室外側のそれぞれに設けられている。また、一方のカーテンウォールユニット2の第1縦枠7(第1縦端部2C)のタイト材20、21と他方のカーテンウォールユニット2の第2縦枠8(第2縦端部2D)のタイト材20、21は、2つの縦枠7、8(縦端部2C、2D)の間で、室内外方向Sにおいて互いに対向する位置に設けられて互いに当接する。タイト材20、21のそれぞれにより、2つの縦枠7、8(縦端部2C、2D)の間の箇所がシールされる。
第1縦枠7(第1縦端部2C)の2列のタイト材20、21は、それぞれ対向する位置に設けられた第2縦枠8(第2縦端部2D)のタイト材20、21と室内外方向Sにおいて当接する。タイト材20、21が第1縦枠7と第2縦枠8の間に配置されて、互いに当接する2列のタイト材20、21により、互いに隣接する縦枠7、8(縦端部2C、2D)の間に等圧空間22が形成される。縦枠7、8の間の等圧空間22は、縦枠7、8、タイト材20、21、及び、アタッチメント30、31により区画されて、2列のタイト材20、21の間に形成される。
横枠5、6のタイト材20、21は、横枠5、6が縦枠7、8に接続する箇所(接続部5E、5F、6E、6F)で、縦枠7、8のタイト材20、21に向かって屈曲して、縦枠7、8のタイト材20、21まで延長される。また、横枠5、6のタイト材20、21は、室内外方向Sに向かって屈曲して、縦枠7、8のタイト材20、21に連続する。横枠5、6の第1接続部5E、6Eでは、横枠5、6のタイト材20、21が室内側に向かって屈曲し、横枠5、6の第2接続部5F、6Fでは、横枠5、6のタイト材20、21が室外側に向かって屈曲する。横枠5、6の第1タイト材20は、縦枠7、8の第1タイト材20の上下の端部に連続し、横枠5、6の第2タイト材21は、縦枠7、8の第2タイト材21の上下の端部に連続する。
第1縦枠7の第1カバー部7Eは、第1縦枠7の室外側を覆う化粧材であり、室内側に向かって突出する突片7Gを有している。第1縦枠7の第2カバー部7Fは、室内側に向かって突出する。第2縦枠8の第1カバー部8Eは、室外側に向かって突出する。第2縦枠8の第2カバー部8Fは、第2縦枠8の室内側を覆う化粧材である。2つのカーテンウォールユニット2の縦枠7、8が互いに隣接する箇所で、第1縦枠7の第1カバー部7Eは、第2縦枠8の第1カバー部8Eの室外側に配置され、第2縦枠8の第2カバー部8Fは、第1縦枠7の第2カバー部7Fの室内側に配置される。
縦枠7、8の間の箇所、タイト材20、21、及び、アタッチメント30、31は、カーテンウォール1の室外側の空間に対して、2つの第1カバー部7E、8Eにより覆われ、カーテンウォール1の室内側の空間に対して、2つの第2カバー部7F、8Fにより覆われる。このように、縦枠7、8の間の箇所、タイト材20、21、及び、アタッチメント30、31は、カバー部7E、7F、8E、8Fにより覆われて、カーテンウォール1の外側の空間から遮蔽される。
以上説明したカーテンウォール1では、左右方向Rに並べて設置されるカーテンウォールユニット2により、建造物10の凹凸形状の壁面を容易に形成することができる。これにより、建造物10の壁面の意匠性を向上することができる。また、互いに当接するタイト材20、21により、左右方向に並ぶ2つのカーテンウォールユニット2の間における止水性を向上することができる。
横枠5、6を左右方向Rに対して傾斜して配置しており、横枠5、6の長手方向の端部において、2つのカーテンウォールユニット2の縦枠7、8(縦端部2C、2D)を室内外方向Sに互いに対向する位置に容易に配置することができる。そのため、凹凸形状の壁面を簡単に形成することができる。縦枠7、8の傾斜部7B、8Bに横枠5、6の接続部5E、5F、6E、6Fを接続することで、横枠5、6を縦枠7、8に対して容易に取り付けることができる。
アタッチメント30、31を用いることで、様々なタイト材20、21に対応して、各タイト材20、21を縦枠7、8に取り付けることができる。室内外方向Sのサイズの異なるアタッチメント30、31に交換することで、アタッチメント30、31の室内外方向Sのサイズを変えて、タイト材20、21の室内外方向Sの位置を変更することができる。これにより、タイト材20、21の室内外方向Sの位置を調整することができる。
アタッチメント30、31を縦枠7、8に取り付けていない状態で、縦枠7、8と横枠5、6を枠組みすることで、縦枠7、8と横枠5、6を容易に枠組みすることができる。また、縦枠7、8を横枠5、6にネジで固定する場合には、アタッチメント30、31の取り付け前に、ネジにより、縦枠7、8を横枠5、6に容易に固定することができる。例えば、アタッチメント30、31を縦枠7、8の装着部7C、8Dに装着した状態で、横枠5、6の接続部5E、5F、6E、6Fを縦枠7、8の傾斜部7B、8Bにネジで接続するときには、アタッチメント30、31により、ネジを縦枠7、8の挿通孔に挿通するのが阻害されることがある。これに対し、アタッチメント30、31の装着前では、ネジを左右方向Rに沿って縦枠7、8の挿通孔に容易に挿通することができる。
タイト材20、21は、横枠5、6の長手方向に沿って延び、縦枠7、8のタイト材20、21に向かって屈曲して、縦枠7、8のタイト材20、21に連続する。横枠5、6から縦枠7、8まで連続するタイト材20、21により、枠体4のコーナー部における止水性を向上することができる。また、2列のタイト材20、21により、縦枠7、8(縦端部2C、2D)の間に等圧空間22を形成して、左右方向Rに並ぶ2つのカーテンウォールユニット2の間における止水性を向上することができる。
なお、アタッチメント30、31を用いずに、タイト材20、21を縦枠7、8に直接に取り付けてもよく、縦枠7、8の全ての装着部7C、7D、8C、8Dにアタッチメント30、31を装着してもよい。横枠5、6と縦枠7、8には、1つのタイト材を設けてもよく、複数のタイト材を設けるようにしてもよい。カーテンウォールユニット2は、ガラスパネル体を有する窓ユニットであってもよく、ガラスパネル体以外のパネル体を有するパネルユニットであってもよい。枠体4には、複数の無目9を設けてもよく、無目9を設けないようにしてもよい。また、枠体4に縦中間材を設けて、枠体4の内側の開口部を横方向に区画してもよい。
カーテンウォールユニット2は、枠体を有しないユニット(例えば、壁ユニット)であってもよく、パネル体を有しないユニットであってもよい。カーテンウォールユニット2は、建造物10の壁部11に左右方向Rにのみ並べて設置してもよい。カーテンウォールユニット2を左右方向Rに対して傾斜させずに、室内外方向Sにおいて室外側に位置するカーテンウォールユニット2と室内側に位置するカーテンウォールユニット2を左右方向Rに並べて設置して、凹凸形状の壁面を形成してもよい。
2つのカーテンウォールユニット2の縦端部2C、2D(縦枠7、8)が互いに隣接する箇所で、タイト材20、21は、一方のカーテンウォールユニット2の第1縦端部2C(第1縦枠7)の室内側と、他方のカーテンウォールユニット2の第2縦端部2D(第2縦枠8)の室外側のいずれか一方に設けられていてもよい。この場合には、タイト材20、21は、2つの縦端部2C、2Dの間で、一方の縦端部2C、2Dから他方の縦端部2C、2Dまで配置されて、他方の縦端部2C、2Dに当接する。タイト材20、21により、2つの縦端部2C、2Dの間の箇所がシールされる。このように、タイト材20、21は、一方のカーテンウォールユニット2の第1縦端部2Cの室内側と他方のカーテンウォールユニット2の第2縦端部2Dの室外側の一方又は両方に設けられて、第1縦端部2Cと第2縦端部2Dの間をシールする。
以上のとおり、カーテンウォールは、
建造物の壁部に左右方向に並べて設置されるカーテンウォールユニットを備えたカーテンウォールであって、
前記カーテンウォールユニットは、左右方向の端部に位置する縦端部に設けられたタイト材を備え、
左右方向に隣接する2つの前記カーテンウォールユニットの互いの隣接する前記縦端部において、一方の前記カーテンウォールユニットの前記縦端部は、他方の前記カーテンウォールユニットの前記縦端部の室外側に配置されて、前記他方のカーテンウォールユニットの前記縦端部と室内外方向において対向し、
前記タイト材は、前記一方のカーテンウォールユニットの前記縦端部の室内側と前記他方のカーテンウォールユニットの前記縦端部の室外側の一方又は両方に設けられて、前記一方のカーテンウォールユニットの前記縦端部と前記他方のカーテンウォールユニットの前記縦端部の間をシールするカーテンウォールである。
左右方向に並べて設置されるカーテンウォールユニットを備えたカーテンウォールにより、建造物の凹凸形状の壁面を容易に形成することができる。
前記タイト材は、前記一方のカーテンウォールユニットの前記縦端部の室内側と前記他方のカーテンウォールユニットの前記縦端部の室外側のそれぞれに設けられ、
前記一方のカーテンウォールユニットの前記縦端部の前記タイト材と前記他方のカーテンウォールユニットの前記縦端部の前記タイト材は、互いに対向する位置に設けられて当接する。
互いに当接するタイト材により、左右方向に並ぶ2つのカーテンウォールユニットの間における止水性を向上することができる。
前記カーテンウォールユニットは、左右の縦枠と上下の横枠が枠組みされた枠体を備え、
前記カーテンウォールユニットの前記縦端部は、前記縦枠であり、
前記タイト材は、前記縦枠に設けられる。
枠体を備えたカーテンウォールユニットにより、建造物の凹凸形状の壁面を容易に形成することができる。
前記カーテンウォールユニットは、前記縦枠に取り付けられたアタッチメントを備え、
前記タイト材は、前記アタッチメントに装着される。
アタッチメントを用いることで、様々なタイト材に対応して、各タイト材を縦枠に取り付けることができる。室内外方向のサイズの異なるアタッチメントに交換することで、アタッチメントの室内外方向のサイズを変えて、タイト材の室内外方向の位置を変更することができる。これにより、タイト材の室内外方向の位置を調整することができる。アタッチメントを縦枠に取り付けていない状態で、縦枠と横枠を枠組みすることで、縦枠と横枠を容易に枠組みすることができる。
前記カーテンウォールユニットは、前記横枠に設けられたタイト材を備え、
前記横枠のタイト材は、前記横枠が前記縦枠に接続する箇所で屈曲して前記縦枠のタイト材まで延長され、前記縦枠のタイト材に連続する。
横枠から縦枠まで連続するタイト材により、枠体のコーナー部における止水性を向上することができる。
前記縦枠は、室内外方向に対して傾斜して、前記タイト材が設けられる傾斜部を有し、
前記横枠は、室内外方向に対して傾斜して、前記傾斜部の前記横枠側の部分に当接し、前記傾斜部に接続する接続部を有する。
縦枠の傾斜部に横枠の接続部を接続することで、横枠を縦枠に対して容易に取り付けることができる。
前記横枠は、左右方向に対して傾斜して配置される。
これにより、2つのカーテンウォールユニットの縦端部を室内外方向に互いに対向する位置に容易に配置でき、凹凸形状の壁面を簡単に形成することができる。
2列の前記タイト材が、前記縦端部に並列して設けられて、それぞれ前記一方のカーテンウォールユニットの前記縦端部と前記他方のカーテンウォールユニットの前記縦端部の間をシールする。
2列のタイト材により、縦端部の間に等圧空間を形成して、左右方向に並ぶ2つのカーテンウォールユニットの間における止水性を向上することができる。
建造物は、カーテンウォールを外壁に用いた建造物である。
左右方向に並べて設置されるカーテンウォールユニットを備えたカーテンウォールにより、建造物の凹凸形状の壁面を容易に形成することができる。
1・・・カーテンウォール、2・・・カーテンウォールユニット、2A・・・窓部、2B・・・腰部、2C・・・第1縦端部、2D・・・第2縦端部、3A・・・パネル体、3B・・・パネル体、4・・・枠体、4A・・・ブラケット、5・・・第1横枠、5A・・・保持部、5B・・・外周部、5C・・・第1装着部、5D・・・第2装着部、5E・・・第1接続部、5F・・・第2接続部、6・・・第2横枠、6A・・・保持部、6B・・・外周部、6C・・・第1装着部、6D・・・第2装着部、6E・・・第1接続部、6F・・・第2接続部、7・・・第1縦枠、7A・・・保持部、7B・・・傾斜部、7C・・・第1装着部、7D・・・第2装着部、7E・・・第1カバー部、7F・・・第2カバー部、7G・・・突片、8・・・第2縦枠、8A・・・保持部、8B・・・傾斜部、8C・・・第1装着部、8D・・・第2装着部、8E・・・第1カバー部、8F・・・第2カバー部、9・・・無目、10・・・建造物、11・・・壁部、12・・・開口部、13・・・ファスナー、14・・・躯体、20・・・第1タイト材、21・・・第2タイト材、22・・・等圧空間、30・・・第1アタッチメント、31・・・第2アタッチメント、32・・・装着部、33・・・装着部、34・・・係合部、35・・・係合部、R・・・左右方向、S・・・室内外方向。

Claims (9)

  1. 建造物の壁部に左右方向に並べて設置されるカーテンウォールユニットを備えたカーテンウォールであって、
    前記カーテンウォールユニットは、左右方向の端部に位置する縦端部に設けられたタイト材を備え、
    左右方向に隣接する2つの前記カーテンウォールユニットの互いの隣接する前記縦端部において、一方の前記カーテンウォールユニットの前記縦端部は、他方の前記カーテンウォールユニットの前記縦端部の室外側に配置されて、前記他方のカーテンウォールユニットの前記縦端部と室内外方向において対向し、
    前記タイト材は、前記一方のカーテンウォールユニットの前記縦端部の室内側と前記他方のカーテンウォールユニットの前記縦端部の室外側の一方又は両方に設けられて、前記一方のカーテンウォールユニットの前記縦端部と前記他方のカーテンウォールユニットの前記縦端部の間をシールするカーテンウォール。
  2. 請求項1に記載されたカーテンウォールにおいて、
    前記タイト材は、前記一方のカーテンウォールユニットの前記縦端部の室内側と前記他方のカーテンウォールユニットの前記縦端部の室外側のそれぞれに設けられ、
    前記一方のカーテンウォールユニットの前記縦端部の前記タイト材と前記他方のカーテンウォールユニットの前記縦端部の前記タイト材は、互いに対向する位置に設けられて当接するカーテンウォール。
  3. 請求項1又は2に記載されたカーテンウォールにおいて、
    前記カーテンウォールユニットは、左右の縦枠と上下の横枠が枠組みされた枠体を備え、
    前記カーテンウォールユニットの前記縦端部は、前記縦枠であり、
    前記タイト材は、前記縦枠に設けられたカーテンウォール。
  4. 請求項3に記載されたカーテンウォールにおいて、
    前記カーテンウォールユニットは、前記縦枠に取り付けられたアタッチメントを備え、
    前記タイト材は、前記アタッチメントに装着されるカーテンウォール。
  5. 請求項3又は4に記載されたカーテンウォールにおいて、
    前記カーテンウォールユニットは、前記横枠に設けられたタイト材を備え、
    前記横枠のタイト材は、前記横枠が前記縦枠に接続する箇所で屈曲して前記縦枠のタイト材まで延長され、前記縦枠のタイト材に連続するカーテンウォール。
  6. 請求項3ないし5のいずれかに記載されたカーテンウォールにおいて、
    前記縦枠は、室内外方向に対して傾斜して、前記タイト材が設けられる傾斜部を有し、
    前記横枠は、室内外方向に対して傾斜して、前記傾斜部の前記横枠側の部分に当接し、前記傾斜部に接続する接続部を有するカーテンウォール。
  7. 請求項3ないし6のいずれかに記載されたカーテンウォールにおいて、
    前記横枠は、左右方向に対して傾斜して配置されるカーテンウォール。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載されたカーテンウォールにおいて、
    2列の前記タイト材が、前記縦端部に並列して設けられて、それぞれ前記一方のカーテンウォールユニットの前記縦端部と前記他方のカーテンウォールユニットの前記縦端部の間をシールするカーテンウォール。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載されたカーテンウォールを外壁に用いた建造物。
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