JP2861839B2 - 配線機能を備えた間仕切装置 - Google Patents

配線機能を備えた間仕切装置

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JP2861839B2
JP2861839B2 JP31173094A JP31173094A JP2861839B2 JP 2861839 B2 JP2861839 B2 JP 2861839B2 JP 31173094 A JP31173094 A JP 31173094A JP 31173094 A JP31173094 A JP 31173094A JP 2861839 B2 JP2861839 B2 JP 2861839B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配線機能を備えた間仕
切装置に係わり、更に詳しくは連結した両間仕切パネル
にわたって電線を配線することが可能な配線機能を備え
た間仕切装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、両側の縦枠と上下の横枠とで形成
した枠体の表裏両側にパネル板を取付けた間仕切パネル
を複数連結し、隣接する両間仕切パネルにわたって電線
を配線してなる配線機能を備えた間仕切装置は各種提供
されている。このような間仕切パネルは、表裏両パネル
板の間に電線を自由に配線できるように空間部を設けた
ものが一般的であり、また隣接する両間仕切パネルにわ
たって電線を配線できるように、縦枠又は間仕切パネル
間に介在させた支柱に、内外に貫通する挿通用開口を形
成し、該開口に電線を挿通して配線するのである。
【0003】しかし、縦枠や支柱に開口を形成した構造
のものは、該開口に電線を通すためには、電線の端部か
ら挿入しなければならず、配線作業に手間がかかるとと
もに、電線の端部にコネクタやプラグが接続されていれ
ば、開口に挿通することができない場合も生じるので、
電線にコネクタやプラグを接続する手順を遵守する必要
があり、必ずしも自由に配線できるものではなかった。
【0004】尚、両縦枠間の上下中間位置に、上方へ開
放した電線受溝を有するチャンネル状部材を渡設するこ
とは常套手段である。また、パネル板を上下に分割し、
着脱自在な上方のパネル板を外して配線を行うことがで
きる構造も各種提供されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、両側の縦枠と上下の
横枠とで形成した枠体の表裏両側に着脱可能にパネル板
を取付けた間仕切パネルを複数連結し、隣接する両間仕
切パネルにわたって電線を配線してなる配線機能を備え
た間仕切装置において、表裏一方のパネル板を枠体から
外した状態で、或いはパネル板を枠体に取付ける前の状
態で、連結した両間仕切パネルにわたって枠体の前面側
から簡単に電線を配線することが可能であるとともに、
間仕切パネルの内部に自由に配線することが可能な配線
機能を備えた間仕切装置を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、両側の縦枠と上下の横枠とで形成した枠体
の表裏両側に着脱可能にパネル板を取付けた間仕切パネ
ルを複数連結し、隣接する両間仕切パネルにわたって電
線を配線してなる配線機能を備えた間仕切装置であっ
て、各間仕切パネルの縦枠の少なくとも表裏一側の同一
高さ位置に、両側に連通した凹部を形成し、該凹部と前
記パネル板とで形成した電線挿通孔が、隣接する間仕切
パネルの電線挿通孔と連通してなる配線機能を備えた間
仕切装置を構成した。
【0007】また、前記凹部より低い位置であって、縦
枠の表裏面間隔よりも横幅が狭く且つ上方へ開放した電
線受溝を有するチャンネル状部材を両縦枠間に渡設し、
該電線受溝と前記電線挿通孔とを空間的に連続させると
ともに、当該チャンネル状部材と前記パネル板間に電線
挿通用の空隙を形成してなることが好ましい実施例であ
る。
【0008】更に、前記両縦枠の下端間に、該縦枠の表
裏面間隔よりも横幅が狭い下横枠を渡設し、該下横枠と
前記パネル板間に電線挿通用の空隙を形成し、両パネル
板間の空間と間仕切パネルの下端表裏に設けた巾木間の
配線空間とを空間的に連続させてなることも好ましい。
【0009】そして、前記パネル板を、前記凹部又はチ
ャンネル部材より下方の下パネル板と、上方の配線パネ
ル板とに分割し、それぞれ枠体に着脱可能に取付けてな
るのである。
【0010】
【作用】以上の如き内容からなる本発明の配線機能を備
えた間仕切装置は、表裏一方のパネル板を枠体から外し
た状態で、或いはパネル板を枠体に取付ける前の状態
で、互いに連結した両間仕切パネルの縦枠に形成した凹
部内に、枠体の前面側から電線を配線した後、枠体にパ
ネル板を取付けることによって、凹部とパネル板とで形
成される電線挿通孔に電線が挿通された状態で隣接する
両間仕切パネルにわたって電線を配線することができる
のである。特に、配線作業は、電線の長さ方向の中間部
を前記縦枠の凹部に単に収容するだけであり、従来のよ
うに電線の端部からのみ開口に挿通するものではないの
で、電線の端部にコネクタやプラグが接続されていても
配線が簡単である。
【0011】また、前記凹部より低い位置であって、縦
枠の表裏面間隔よりも横幅が狭く且つ上方へ開放した電
線受溝を有するチャンネル状部材を両縦枠間に渡設し、
該電線受溝と前記電線挿通孔とを空間的に連続させたこ
とにより、前記凹部に配線した電線をチャンネル状部材
の電線受溝内に収容して保持することができ、また当該
チャンネル状部材と前記パネル板間に電線挿通用の空隙
を形成してなることにより、凹部に配線した電線又は電
線受溝に配線した電線を、チャンネル状部材とパネル板
間の空隙を通して表裏両パネル板間の空間に自由に配線
することが可能である。
【0012】更に、前記両縦枠の下端間に、該縦枠の表
裏面間隔よりも横幅が狭い下横枠を渡設し、該下横枠と
前記パネル板間に電線挿通用の空隙を形成し、両パネル
板間の空間と間仕切パネルの下端表裏に設けた巾木間の
配線空間とを空間的に連続させてなることにより、表裏
両パネル板間の空間に配線した電線を、下横枠とパネル
板間の空隙を通して間仕切パネルの下端表裏に設けた巾
木間の配線空間に配線することが可能となり、それによ
り凹部に配線した電線又は電線受溝に配線した電線を巾
木間の配線空間に配線できるようになる。
【0013】そして、前記パネル板を、前記凹部又はチ
ャンネル部材より下方の下パネル板と、上方の配線パネ
ル板とに分割し、それぞれ枠体に着脱可能に取付けたこ
とにより、配線作業の必要な部分に対応する下パネル板
又は配線パネル板のみを外して配線することが可能とな
るとともに、配線後の点検のために配線パネル板のみを
外すといったことも可能である。
【0014】
【実施例】次に添付図面に示した実施例に基づき更に本
発明の詳細を説明する。図1は本発明の配線機能を備え
た間仕切装置の代表的実施例を示す分解斜視図、図2及
び図3は実際に配線した例を示し、図中Aは間仕切パネ
ル、1は枠体、2はパネル板、3は電線をそれぞれ示し
ている。
【0015】本発明は、両側の縦枠4,4と上下の横枠
5,6とで形成した枠体1の表裏両側に着脱可能にパネ
ル板2,2を取付けた間仕切パネルA,…を複数連結
し、隣接する両間仕切パネルA,Aにわたって電線3を
配線してなる配線機能を備えた間仕切装置であって、各
間仕切パネルAの縦枠4の少なくとも表裏一側の同一高
さ位置に、両側に連通した凹部7を形成し、該凹部7と
前記パネル板2とで形成した電線挿通孔8が、隣接する
間仕切パネルAの電線挿通孔8と連通してなることを要
旨としている。
【0016】本実施例では、前記凹部7は、縦枠4の同
じ高さ位置の表裏両側に形成し、その形状は側面視略台
形である。そして、前記凹部7より低い位置であって、
縦枠4の表裏面間隔よりも横幅が狭く且つ上方へ開放し
た電線受溝9を有するチャンネル状部材10を両縦枠
4,4間に渡設し、該電線受溝9と前記電線挿通孔8と
を空間的に連続させるとともに、前記パネル板2,2を
枠体1の表裏両側に取付けた際に、当該チャンネル状部
材10と前記パネル板2間に電線挿通用の空隙11を形
成している。
【0017】また、前記両縦枠4,4の下端間には、該
縦枠4の表裏面間隔よりも横幅が狭い下横枠6を渡設
し、該下横枠6と前記パネル板2間に電線挿通用の空隙
12を形成し、両パネル板2,2間の空間と間仕切パネ
ルAの下端表裏に設けた巾木13,13間の配線空間1
4とを空間的に連続させている。
【0018】更に、前記パネル板2は、前記凹部7又は
チャンネル状部材10より下方の下パネル板2aと、上
方の配線パネル板2bとに分割し、それぞれ枠体1に着
脱可能に取付けることができるようにしてあり、更に前
記配線パネル板2bの下縁にゴム製等の目地部材15を
取付け、下パネル板2aの上縁との間の隙間を閉塞する
とともに、該目地部材15を変形させて電線3をパネル
板2の表面側に引き出せるようにしている。
【0019】更に詳しくは、図1〜図5に示すように、
前記縦枠4は、四角パイプ状の主枠杆16と、該主枠杆
16に外装した副枠杆17とからなり、主枠杆16は前
記上横枠5と下横枠6及びチャンネル状部材10の横幅
と同一であり、これらの部材が溶接されている。また、
副枠杆17は、主枠杆16の側端面に接合し、側方へ開
放した断面コ字形の溝部18と、該溝部18から延設し
主枠杆16の表裏両面を覆う断面略四角形状の拡幅部1
9,19とからなる。そして、前記パネル板2は、図示
しない係止手段にて該副枠杆17の拡幅部19,19に
接合状態で着脱可能に取付けられている。
【0020】また、前記凹部7は、本実施例では前記副
枠杆17の拡幅部19の一部を切り欠き、この部分にカ
バー板20を溶接して形成しているが、この凹部7を形
成するための構造は任意である。
【0021】また、本実施例では、図2及び図3に示す
ように、前記チャンネル状部材10の電線受溝9を利用
してコンセントボックス21を取付けたり、更に配線パ
ネル板2bにコンセントボックス21を取付け、その差
込口22を配線パネル板2bの表面に露出させて間仕切
パネルAの前面から電気機器のプラグを接続できるよう
にしている。
【0022】更に、本実施例では、図1及び図4に示す
ように、前述の間仕切パネルAの上部にその上端に設け
た笠木23を外した状態で、延長パネル体Bを連結でき
るようにしている。該延長パネル体Bの枠体24は、前
記枠体1と上下寸法が小さい以外は同様な構造の縦枠2
5,25の上下端間に前記同様な上下横枠26,27を
渡設して形成したものであり、該枠体24の表裏両側に
は上パネル板28,28が着脱可能に取付けられてい
る。そして、前記縦枠25の溝部29内に固着し、下端
を枠体24より下方に延長した連結杆30を、前記間仕
切パネルAの枠体1の縦枠4の溝部18に嵌入して連結
するのである。ここで、前記連結杆30を溝部18内に
嵌入した状態で、適宜な抜止め手段を講ずることができ
る。
【0023】一方、隣接する両間仕切パネルA,Aを連
結する構造は、図4〜図6に示すように、連結具31を
用いて接合状態の縦枠4,4同士を引き付けて連結する
のである。即ち、前記連結具31は、下方開放した断面
コ字形の基部32の両側から挿入片33,33を延設
し、該挿入片33,33の先端部に下向きフック34,
34を形成し、前記基部32にはハンドル杆35を上下
回動可能に連結し、該ハンドル杆35の上部であって挿
入片33側に回転中心に対して偏心したカム部36を形
成したものである。そして、前記縦枠4を構成する副枠
杆17の両拡幅部19,19であって、内側面には主枠
杆16と近接する位置に前記挿入片33,33を挿通す
る挿入孔37,37を形成するとともに、外側面には前
記下向きフック34,34を係止する係合孔38,38
を形成し、前記挿入孔37と係合孔38の上縁は高さを
一致させ、下縁は挿入孔37の方を低く設定している。
【0024】こうして、両間仕切パネルA,Aの縦枠
4,4同士を接合した後、一方の枠体1の内方から、ハ
ンドル杆35を略水平に起こした状態で前記連結具31
の両挿入片33,33を、挿入孔37,37に挿通する
とともに、互いに接合した両拡幅部19,19の外側面
に形成した重合状態の係合孔38,38に前記下向きフ
ック34を係合した後、前記ハンドル杆35を下方へ回
動させることによってカム部36,36を主枠杆16の
内側面に圧接し、もって下向きフック34,34で両縦
枠4,4同士を引き付けて連結するのである。前記連結
具31の両挿入片33,33の間隔は、基部32の幅よ
りも広く設定しているので、ハンドル杆35を回動させ
て引き付けた際に、両挿入片33,33が主枠杆16を
挟み込むように変形して主枠杆16に密着するので、横
変移やガタつきなく連結できるのである。尚、前記延長
パネル体B,B同士も同様に連結具31を用いて引き付
け連結する。
【0025】隣接する両間仕切パネルA,Aを連結した
状態では、両縦枠4,4の溝部18,18によって筒部
が形成され、前記延長パネル体B,Bの連結杆30,3
0はこの筒部内に密嵌状態で挿入し、保持されるのであ
る。
【0026】また、図7に示したものは、前述の連結構
造の変形例を示し、前記連結具31の下向きフック34
の下端部に基部32側へ突設した突起39を形成し、前
記係合孔38の下方に該突起39を係合する嵌合孔40
を形成し、連結具31を用いて両縦枠4,4を引き付け
連結した状態で、突起39が両縦枠4,4の嵌合孔4
0,40に同時に嵌入し、両縦枠4,4の上下の変移を
強制的に規制したものである。
【0027】最後に、図8及び図9に示したものは、両
間仕切パネルA,Aを連結具31を用いて連結すると同
時に、延長パネル体B,Bの連結杆30,30を抜止め
する連結構造の他の実施例を示している。この場合、前
記間仕切パネルAの枠体1と、延長パネル体Bの枠体2
4は前記同様なものを採用するが、延長パネル体Bの連
結杆30を枠体24の主枠杆41の内部に固着し、該連
結杆30を間仕切パネルAの枠体1の主枠杆16に嵌入
する構造にしている。そして、前記連結具31として、
両挿入片33,33の間隔が前述のものよりも狭く設定
し、前記主枠杆16の内面側に挿入片33,33を挿通
する挿入孔42,42を形成し、外面側に係合孔43,
43を形成するとともに、該係合孔43と同じ位置の副
枠杆17の溝部18に係合孔44を形成している。ま
た、前記連結杆30は、挿入孔42や係合孔43よりも
下方まで主枠杆16内に嵌入できる長さに設定し、前記
挿入孔42に対応する位置に切欠部45を形成するとと
もに、前記係合孔43に対応する位置に係合孔46を形
成している。
【0028】そして、両間仕切パネルA,Aの上部にそ
れぞれ延長パネル体B,Bを継ぎ足した状態で、両間仕
切パネルA,Aの縦枠4,4の上部同士を連結具31で
連結するのであるが、連結具31の挿入片33を一方の
枠体1の内方から挿入孔42及び切欠部45に挿通する
とともに、係合孔46、43及び44に順次挿通した
後、溝部18,18を通過させて隣接する枠体1の縦枠
4に形成した係合孔44及び43と連結杆30の係合孔
46に下向きフック34を同時に係止した状態で、ハン
ドル杆35を下方へ回動させて反対側の連結杆30とと
もに縦枠4,4同士を引き付け連結するのである。この
連結状態では、両連結杆30,30の係合孔46,46
を挿入片33が貫通しているので、上方に抜けることが
ないのである。
【0029】
【発明の効果】以上にしてなる本発明の配線機能を備え
た間仕切装置は、表裏一方のパネル板を枠体から外した
状態で、或いはパネル板を枠体に取付ける前の状態で、
互いに連結した両間仕切パネルの縦枠に形成した凹部内
に、枠体の前面側から電線を配線した後、枠体にパネル
板を取付けることによって、凹部とパネル板とで形成さ
れる電線挿通孔に電線が挿通された状態で隣接する両間
仕切パネルにわたって電線を配線することができ、その
配線作業は、電線の長さ方向の中間部を前記縦枠の凹部
に単に収容するだけであり、従来のように電線の端部か
らのみ開口に挿通するものではないので、電線の端部に
コネクタやプラグが接続されていても配線が極めて簡単
である。
【0030】また、前記凹部より低い位置であって、縦
枠の表裏面間隔よりも横幅が狭く且つ上方へ開放した電
線受溝を有するチャンネル状部材を両縦枠間に渡設し、
該電線受溝と前記電線挿通孔とを空間的に連続させたこ
とにより、前記凹部に配線した電線をチャンネル状部材
の電線受溝内に収容して保持することができ、また当該
チャンネル状部材と前記パネル板間に電線挿通用の空隙
を形成してなることにより、凹部に配線した電線又は電
線受溝に配線した電線を、チャンネル状部材とパネル板
間の空隙を通して表裏両パネル板間の空間に自由に配線
することができる。
【0031】更に、前記両縦枠の下端間に、該縦枠の表
裏面間隔よりも横幅が狭い下横枠を渡設し、該下横枠と
前記パネル板間に電線挿通用の空隙を形成し、両パネル
板間の空間と間仕切パネルの下端表裏に設けた巾木間の
配線空間とを空間的に連続させてなることにより、表裏
両パネル板間の空間に配線した電線を、下横枠とパネル
板間の空隙を通して間仕切パネルの下端表裏に設けた巾
木間の配線空間に配線することができ、それにより凹部
に配線した電線又は電線受溝に配線した電線を巾木間の
配線空間に配線できるようになる。
【0032】そして、前記パネル板を、前記凹部又はチ
ャンネル部材より下方の下パネル板と、上方の配線パネ
ル板とに分割し、それぞれ枠体に着脱可能に取付けたこ
とにより、配線作業の必要な部分に対応する下パネル板
又は配線パネル板のみを外して配線することができると
ともに、配線後の点検のために配線パネル板のみを外す
といったこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配線機能を備えた間仕切装置の要部分
解斜視図である。
【図2】同じくパネル板の一部を破断して示した正面図
である。
【図3】配線パネル板を開放した状態の間仕切パネルの
側面図である。
【図4】本発明の要部を示す部分拡大斜視図である。
【図5】隣接する間仕切パネル同士を連結した状態の部
分横断面図である。
【図6】同じく部分縦断面図である。
【図7】連結構造の変形例を示す部分縦断面図である。
【図8】連結構造の他の実施例を示す部分横断面図であ
る。
【図9】同じく部分縦断面図である。
【符号の説明】
A 間仕切パネル B 延長パネル体 1 枠体 2 パネル板 2a 下パネル板 2b 配線パネル板 3 電線 4 縦枠 5 上横枠 6 下横枠 7 凹部 8 電線挿通孔 9 電線受溝 10 チャンネル状部材 11 空隙 12 空隙 13 巾木 14 配線空間 15 目地部材 16 主枠杆 17 副枠杆 18 溝部 19 拡幅部 20 カバー板 21 コンセントボックス 22 差込口 23 笠木 24 枠体 25 縦枠 26 上横枠 27 下横枠 28 上パネル板 29 溝部 30 連結杆 31 連結具 32 基部 33 挿入片 34 下向きフック 35 ハンドル杆 36 カム部 37 挿入孔 38 係合孔 39 突起 40 嵌合孔 41 主枠杆 42 挿入孔 43 係合孔 44 係合孔 45 切欠部 46 係合孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04B 2/74 541 E04B 2/74 501

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側の縦枠と上下の横枠とで形成した枠
    体の表裏両側に着脱可能にパネル板を取付けた間仕切パ
    ネルを複数連結し、隣接する両間仕切パネルにわたって
    電線を配線してなる配線機能を備えた間仕切装置であっ
    て、各間仕切パネルの縦枠の少なくとも表裏一側の同一
    高さ位置に、両側に連通した凹部を形成し、該凹部と前
    記パネル板とで形成した電線挿通孔が、隣接する間仕切
    パネルの電線挿通孔と連通してなることを特徴とする配
    線機能を備えた間仕切装置。
  2. 【請求項2】 前記凹部より低い位置であって、縦枠の
    表裏面間隔よりも横幅が狭く且つ上方へ開放した電線受
    溝を有するチャンネル状部材を両縦枠間に渡設し、該電
    線受溝と前記電線挿通孔とを空間的に連続させるととも
    に、当該チャンネル状部材と前記パネル板間に電線挿通
    用の空隙を形成してなる請求項1記載の配線機能を備え
    た間仕切装置。
  3. 【請求項3】 前記両縦枠の下端間に、該縦枠の表裏面
    間隔よりも横幅が狭い下横枠を渡設し、該下横枠と前記
    パネル板間に電線挿通用の空隙を形成し、両パネル板間
    の空間と間仕切パネルの下端表裏に設けた巾木間の配線
    空間とを空間的に連続させてなる請求項1又は2記載の
    配線機能を備えた間仕切装置。
  4. 【請求項4】 前記パネル板を、前記凹部又はチャンネ
    ル部材より下方の下パネル板と、上方の配線パネル板と
    に分割し、それぞれ枠体に着脱可能に取付けてなる請求
    項1、2又は3記載の配線機能を備えた間仕切装置。
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