JP3909972B2 - 間仕切パネルの連結構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、正面視矩形に形成したフレームの表裏両側にパネル板を着脱自在に装着するタイプの間仕切パネルに延長用パネルを積み上げて連結する連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
間仕切パネルの上端に延長用パネルを積み上げ連結する構成として、例えば、特開平8−165726号公報では、次のような構成のものが開示されている。
即ち、間仕切パネルにおける縦枠体を、四角パイプ状の主縦枠とその外周に固定する副縦枠とにより構成し、副縦枠は前記主縦枠の側端面に接合し、側方へ開放した断面コ字状の溝部と該溝部から延長し、主縦枠の表裏両面を覆う断面略四角形状の拡幅部とにより構成する。そして、断面下向きコ字状の基部の両側から延設した一対の挿入片と、前記基部に回動自在に設けた偏心カム付きのハンドルとからなり、前記挿入片の先端部に下向き鉤状のフックが形成されている連結具は、複数の間仕切パネルを平面視直線状に連結する場合に、対面させる主縦枠体に穿設された一対の挿入孔に、前記一方の縦枠体側から前記連結具の一対の挿入片を挿入して他方の縦枠体の挿入孔に前記各フックを係止し、ハンドルを下向きに回動させると、偏心カムで前記一方の縦枠体の側面を押圧して前記フックにより他方の縦枠体を引き寄せて連結するものである。
【0003】
そして、延長用パネルにおける追加フレームの左右両側の縦枠から断面コ字状の連結杆を下向きに突出させ、この連結杆を、前記一方の間仕切パネルにおける縦枠体の主縦枠の内径部に差し込み、前記一方の間仕切パネルと他方の間仕切パネルとを連結するのと同時に前記連結杆を上方に抜け不能に装着するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記先行技術では、前記連結具の構成から、二つの隣接する間仕切パネルを平面視で一直線状に連結する箇所にのみ、その一方の間仕切パネルに、延長用パネルを積み上げ連結することができるだけであり、1つだけの間仕切パネルの上に延長パネルを継ぎ足すときや、隣接する間仕切パネルの無い側の主縦枠の箇所では、別種の連結具を準備しなければならないという問題があった。
【0005】
本発明は、この問題を解消した間仕切パネルの連結構造を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、請求項1に記載の本発明の間仕切パネルの連結構造は、間仕切パネルの正面視略矩形状の主フレーム上に延長パネルにおける追加フレームを継ぎ足し連結する間仕切パネルの連結構造であって、前記主フレームの左右両側部における上下方向に延びる縦枠体を、中空四角形状で且つ上端開放の芯材と、該芯材の少なくとも左右両側に被嵌した中空略矩形状の外側枠材とにより構成し、前記外側枠材には間仕切パネルの厚さ方向の中央部に縦長の凹溝を形成し、前記凹溝の外側に配置する抱持ブロック体は、前記複数の間仕切パネル同士を平面視直線状に連結することができるものであって、隣接する主フレームにおける外側枠材の凹溝を互いに対面させた空間に嵌まり、且つ凹溝内に穿設された挿入孔から芯材を厚さ方向にずれ不能に抱持する平面視略H字状に形成され、且つ該抱持ブロック体の基部には、連結ボルトに螺合する雌ねじ部を備え、前記追加フレームの左右両側部位から下方向に突出する継ぎ足片を、前記芯材の上端部の内径側に挿入する一方、前記主フレームの芯材の内側から貫通する前記連結ボルトにて前記継ぎ足片と、前記抱持ブロック体とを外れ不能に係止したものである。
【0008】
【発明の奏する効果】
請求項1のように構成すると、1本の連結ボルトと1つの抱持ブロック体とで、追加フレームにおける片方の縦枠体5の箇所に継ぎ足片を抜け不能に連結でき、構造が極めて簡単となり、連結及び解除の作業も迅速にできると言う効果を奏する。
【0009】
そして、請求項1に記載の発明によれば、縦枠体の外側枠体に穿設された挿入孔を介して抱持ブロック体を芯材に抱持させるので、挿入孔に抱持ブロック体を挿入しているかぎり、抱持ブロック体が脱落せず、また、抱持ブロック体にて連結すべき芯材が主フレームひいては間仕切パネルの厚さ方向にずれず、1本の連結ボルトで片方の縦枠体と必ず連結でき、隣接する2つの間仕切パネルを連結するときには、もう1本の連結ボルトを用意すれば良いのであり、1つの抱持ブロック体は、間仕切パネルの横方向の連結と延長パネルの継ぎ足し連結とに併用できるから、準備すべき部品点数も少なく済み、製造コストの低減と連結作業の簡素化とを同時に達成することができるという効果を奏する。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明を間仕切に適用した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は間仕切パネル1に延長パネル30を連結した状態の正面図、図2は間仕切パネル1及び延長パネル30の部品分解斜視図、図3は連結装置としての抱持ブロック体等の部品の斜視図、図5は主フレーム2同士の連結箇所の断面図、図7は延長パネル30を連結箇所の分解斜視図、図8は主フレーム2に対する追加フレーム31の連結箇所の一部切欠き側断面図である。
【0011】
間仕切パネル1は、鋼板の型材等からなる側面視矩形枠状の主フレーム2の左右両側(表裏両面)にパネル3、3を着脱自在に装着でき、延長パネル30を装着しない場合の主フレーム2の上端には笠木(天カバー)24を備え、パネル板3の下端と床面との間は巾木4にて塞いでいる。主フレーム2は、一対の縦枠体5,5とその上下両端に固着した上下一対の横枠体6,6とで矩形に形成されている。なお、上下横枠体6,6の間に補強用の横桟を設けても良いし、逆に、一対の縦枠体5,5の間に補強用の縦桟を設けても良い。
【0012】
実施形態においては、隣合った主フレーム2の縦枠体5,5同士を互いに密接させた状態で平面視一直線状に連結するものであり、そのため、縦枠体5は、断面中空角状の芯材7と、該芯材7の左右両側と主フレーム2の外側における間仕切パネル1の厚さ方向の側面とに被嵌してスポット溶接等にて固着した中空略矩形状の外側枠材8とにより構成されている。
【0013】
主フレーム2の外側において、当該間仕切パネル1(ひいては主フレーム2)の端面(厚さ方向の面)の略中央部には、前記外側枠材8に上下に連通する縦溝状の凹溝9が凹み形成されている。そして、この縦溝状の凹溝9は、一対の側部9a,9aと底部9bとからなるように形成されている。隣合った主フレーム2,2の縦枠体5,5同士を互いに密接させ、平面視で一直線状に連結するときには、前記2つの凹溝9にて平面視略矩形状の空間が形成されることになり、この空間内に、後述する抱持ブロック体10が配置され、2本の連結ボルト18,18と抱持ブロック体10とにより連結し得る。
【0014】
なお、前記外側枠材8の両方の端面を含む角部には、それぞれ縦枠体5の上下長手方向に沿って一定間隔にてほぼ矩形状の縦長係合孔20を穿設し、この各縦長係合孔20には、棚板を支持するための棚用ブラケット21の基部に設けた図示しない係合爪を係止させるものである。
また、主フレーム2を平面視直線状に密接させるべき箇所の外側枠材8には、上下複数の箇所に、抱持ブロック体10が芯材7に向けて挿入可能な略矩形状の挿入孔11を形成する。この実施形態における挿入孔11は、前記凹溝9における底部9bにのみ矩形状に穿設されている(図3参照)。
【0015】
図3〜図6に示すように、この実施形態では、抱持ブロック体10は、連結する箇所の両芯材7,7の間に配置させる基部10aと、該基部10aの左右両端からそれぞれ突出する4つの抱持突起部10bとからなる平面視略H型に形成されており、この基部10aと一対の抱持突起部10b,10bとで両芯材7を主フレーム2の厚さ方向にずれ不能に抱持することができるように構成されている。
【0016】
即ち、図3等に示すごとく、抱持ブロック体10における左右一対の抱持突起部10b,10bの内側間の寸法W1は、前記芯材7における主フレーム2の厚さ方向の外側面間の寸法W1′にほぼ等しくなるように設定され、同じく左右一対の抱持突起部10b,10bの外側間の寸法W2は、前記挿入孔11の左右巾寸法W2′より小さい寸法であって、挿入孔11に出し入れするとき、抱持ブロック体10の左右外面が挿入孔11の左右側縁につかえないような隙間が形成できる程度である。また、抱持ブロック体10の縦方向寸法H1は、前記挿入孔11の縦方向寸法H1′とほぼ同じできっちりと入る程度である。
【0017】
さらに、抱持ブロック体10の基部10aには、前記抱持突起部10bが突出する方向と平行状に、位置規制ボス部12,12が一体的に突設され、この各位置規制ボス部12が芯材7に穿設された位置決め孔13にきっちりと嵌合するように形成されている。そして、前記基部10aには、前記両位置規制ボス部12,12を貫通するように雌ねじ部14が穿設されている。
【0018】
連結する箇所にて抱持ブロック体10と対峙させて芯材7を挟む補強座体としての平面視コ字型の座金体15と、前記芯材7とには、頭部に六角孔付きの連結ボルト18の軸部を挿通させるための挿通孔16,17がそれぞれ穿設されている。なお、縦枠体5の内側には、前記芯材7の側面と外側枠材8との連設部に前記座金体15の左右両側片15b,15bが嵌まる係止孔19,19が穿設されている。
【0019】
なお、図1に示すように、横枠体6の厚さ方向寸法より、外側枠体8の厚さ方向寸法が大きいことにより、主フレーム2の両面に装着したパネル3,3の内面と横枠体6との間に上下方向に配線用コードの挿通のための隙間が形成でき、また、外側枠体8の上下方向中途部を適当な寸法だけ切欠いた切欠き部23を介して隣接する主フレーム2に配線用コード引き出すことができる。
【0020】
次に、間仕切パネル1,1を直線状に連結する作業について説明すると、図1に示すように、隣接する2つの主フレーム2,2のうち連結すべき箇所の縦枠体5,5の挿入孔11,11に前記抱持ブロック体10を挿入して、両芯材7,7の側面を抱持ブロック体10における左右一対の抱持突起部10b,10bにて主フレーム2の厚さ方向にずれないように抱持させる。次いで、主フレーム2の内径側より、それぞれ芯材7,7を抱えるように座金体15,15を嵌め入れ、この各座金体15側から連結ボルト18の軸部を芯材7を貫通させて抱持ブロック体10の雌ねじ部14に締着するのである。これにより、各連結ボルト18は抱持ブロック体10と芯材7と座金体15との三者を締着するのであり、しかも、1つの抱持ブロック体10とその両側の2つの芯材7,7とを両側の連結ボルト18,18にて締着するので、連結強度も強固になる。そして、抱持ブロック体10における左右一対の抱持突起部10b,10bにて芯材7を主フレーム2の厚さ方向にずれ動くのを阻止できるから、隣接する間仕切パネル1,1を一直線状に配置することが簡単になる。さらに、抱持ブロック体10の基部10aから突出する位置規制ボス部12が芯材7の位置決め孔13に嵌合することにより、両芯材7,7の一層位置ずれをなくすることができる。
【0021】
なお、抱持ブロック体10には前記位置規制ボス部12を省略することができ、また、前記座金体15を省略して、連結ボルト18の頭部を芯材7の内面に直接当接するように芯材7に貫通挿入して抱持ブロック体10と螺着させても良い。
次に、図1、図2、図7及び図8を参照しながら、間仕切パネル1の上端に延長パネル30を継ぎ足す実施形態について説明する。
【0022】
延長パネル30における追加フレーム31は、図2に示すように、前記主フレーム2とほぼ同様に左右一対の縦枠体32,32と、該左右両側の縦枠体32,32の上端間をつなぐ四角パイプ状の横枠体33とからなり、この左右両側の縦枠体32,32における外側枠材35の内側に位置する中空四角形状の各芯材34の下端に断面コ字状の継ぎ足片36をビス37等にて固定し、各継ぎ足片36の先端(下端)部位を芯材34の下端から下向きに突出させると共にやや先細く形成して、主フレーム2における開放された芯材7の内径部にてガタつかないようにきっちりと、且つ円滑に嵌合できるように構成する。
【0023】
また、前記主フレーム2,2を平面視一直線状に連結する場合の縦枠体5,5の最上部位での前記抱持ブロック体10の配置箇所まで前記各継ぎ足片36,36が延びているものとする。この高さ箇所で、追加フレーム31を継ぎ足すべき主フレーム2の縦枠体5における前記凹溝9側に抱持ブロック体10を配置し、芯材7の内側の挿入孔17より連結ボルト18を挿入し、継ぎ足片36に穿設した孔38を貫通して抱持ブロック体10の雌ねじ部14に螺合させるのである。なお、延長パネル30においても追加フレーム31の表裏面にパネル板39,39を着脱自在に装着できることはいうまでもない。
このような抱持ブロック体10を利用すると、単独の間仕切パネル1の上端に延長パネル30を積み上げるように連結する場合も、図2及び図8に示すように、隣接する2つの間仕切パネル1,1同士を平面視一直線状に連結するときに、その一方もしくは両方の間仕切パネル1の上端にそれぞれ延長パネル30を継ぎ足し連結する場合も、各継ぎ足片36毎に一つの抱持ブロック体10を使用すれば良い。換言すると、同じ種類の抱持ブロック体10を利用して、間仕切パネル同士を連結することと、延長パネル30を継ぎ足し連結することとに併用できるという効果を奏する。
【0024】
図1、図9〜図11は、上述のように高さの異なる間仕切パネル(同じ高さの複数の間仕切パネル1の一方にのみ延長パネル30を継ぎ足した場合について図示しているが、最初から高さの異なる主フレーム2の場合であっても良い)を連結したときの、フレームの縦方向の端面を覆うための縦カバー体40の取り付け構造を示す。
【0025】
合成樹脂製の縦カバー体40は、縦長の偏平筒状の長カバー41と、該長カバー41の上下端に嵌合させて固定した上下端カバー42,43とからなり、長カバー41の断面形状は、前記笠木24の断面とほぼ同じである。長カバー41の裏面のうち上部側には、縦枠体32(縦枠体5でも可能)の外側枠材35(8)の凹溝9の底部等に穿設された取り付け孔(図示せず)に落とし込み係止できる下向き鉤状のフック金具44が固定されている。そして、下端カバー43には前記長カバー41の中空内に係合する突起部43aと、低い位置の笠木24の端面に係合する下向きフック部43b等を一体的に備えている。また、下端カバー43の下面形状は、笠木24の上面にきっちりと嵌合するように、実施形態では下向き凹湾曲している。
【0026】
この構成により、高い位置の間仕切パネルもしくは延長パネル30の縦枠体32の縦端面に縦カバー体40を沿わせて上部のフック金具44を落とし込み係止させると、その下端カバー43の部分は、低い間仕切パネル1の上端に取り付けられた笠木24の端部に対して接近する。そして、縦カバー体40の下端カバー43の下向きフック部43bが笠木24の端面に当接し、且つ湾曲した下面が前記笠木24の上面に載るのである。但し、笠木24は、図12に示すように、足部24aの突起24bがフレーム2における縦枠体5の切欠き部もしくはパネル3の内面等に対して係合して容易には抜けない構成である。なお、笠木24における足部24aの端部を傘部24cの端部より縦枠体5の幅寸法H4だけ切欠いて段部24dを設けることにより(図9参照)、笠木24は横枠体6の長手方向にずれ移動しないように構成している。
【0027】
この状態では、縦カバー体40を上方に持ち上げないかぎり、下端カバー43における下向きフック部43bは、長手方向にずれない笠木24の箇所から外れないのであり、従来のように、低い側の間仕切パネルのフレーム2の上端角部に外れ防止用の別の金具を固定する必要がない。
上述のように、縦枠体5の外側枠体8に穿設された挿入孔11を介して抱持ブロック体10を芯材7に抱持させるので、挿入孔11に抱持ブロック体10を挿入しているかぎり、抱持ブロック体10が脱落せず、また、抱持ブロック体10にて連結すべき芯材7が主フレーム2ひいては間仕切パネル1の厚さ方向にずれず、1本の連結ボルト18で片方の縦枠体5と必ず連結でき、隣接する2つの間仕切パネル1,1を連結するときにはもう1本の連結ボルト18を用意すれば良いのであり、1つの抱持ブロック体10は、間仕切パネルの横方向の連結と延長パネル30の継ぎ足し連結とに併用できるから、準備すべき部品点数も少なく済み、製造コストの低減と連結作業の簡素化とを同時に達成することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】間仕切パネルに延長パネルを継ぎ足した状態の正面図である。
【図2】間仕切パネル及び延長パネルの部品斜視図である。
【図3】連結装置の部品の斜視図である。
【図4】2つの縦枠体の接合部の断面図である。
【図5】連結装置の平断面図である。
【図6】図5のVI−VI線矢視断面図である。
【図7】2つの縦枠体の横連結と追加フレームの継ぎ足し連結との箇所を示す斜視図である。
【図8】追加フレームの継ぎ足し連結部の一部切欠き断面図である。
【図9】縦カバー体の取り付け部の一部切欠き正面図である。
【図10】縦カバー体の部品を示す斜視図である。
【図11】(a)は縦カバー体の下端カバーと低い位置の笠木との係合状態を示す側面図、(b)は図11(a)のXIb −XI線矢視断面図である。
【図12】笠木の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 間仕切パネル
2 主フレーム
3 パネル
5,32 縦枠体
6 横枠体
7,34 芯材
8,35 外側枠材
9 凹溝
10 抱持ブロック体
10a 基部
10b,10b 抱持突起部
11 挿入孔
16,17 挿通孔
18 連結ボルト
24 笠木
30 延長パネル
31 追加フレーム
32 縦枠体
36 継ぎ足片
37 ビス
Claims (1)
- 間仕切パネルの正面視略矩形状の主フレーム上に延長パネルにおける追加フレームを継ぎ足し連結する間仕切パネルの連結構造において、
前記主フレームの左右両側部における上下方向に延びる縦枠体を、中空四角形状で且つ上端開放の芯材と、該芯材の少なくとも左右両側に被嵌した中空略矩形状の外側枠材とにより構成し、前記外側枠材には間仕切パネルの厚さ方向の中央部に縦長の凹溝を形成し、
前記凹溝の外側に配置する抱持ブロック体は、前記複数の間仕切パネル同士を平面視直線状に連結することができるものであって、隣接する主フレームにおける外側枠材の凹溝を互いに対面させた空間に嵌まり、且つ凹溝内に穿設された挿入孔から芯材を厚さ方向にずれ不能に抱持する平面視略H字状に形成され、且つ該抱持ブロック体の基部には、連結ボルトに螺合する雌ねじ部を備え、
前記追加フレームの左右両側部位から下方向に突出する継ぎ足片を、前記芯材の上端部の内径側に挿入する一方、
前記主フレームの芯材の内側から貫通する前記連結ボルトにて前記継ぎ足片と、前記抱持ブロック体とを外れ不能に係止したことを特徴とする間仕切パネルの連結構造。
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