JP4156751B2 - パネルの連結部におけるキャップ取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、間仕切やディスプレイに用いられるパネルの連結部の上端開口面を覆うキャップの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に複数のパネルを連結部材を介して、平面視がL字状、T字状、十字状または直線状等に連結する場合、連結部の露出した側面を化粧カバーで覆うとともに、その上端開口面をキャップで覆って、外観を良好にしている。
【0003】
従来、このキャップは、連結部の上記各種のレイアウトに応じて、それぞれ固有のキャップが用いられている。このため、各種のキャップの品揃えを必要とし、またキャップの種類によって、その取付構造が異なり、キャップを取付ける際の作業能率が悪いという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の現状に鑑み、各種レイアウトの連結部に汎用的に用いることができるとともに、取付構造が簡単であって能率的に取付けることができ、しかも充分な取付強度を有し、かつキャップの上下方向の位置安定性が良好であり、取付作業時のキャップの位置合わせも簡単にしたパネルの連結部におけるキャップの取付構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記の課題は、次のようにして解決される。
(1) 複数枚のパネルを、その側端面同士を突き合わせて連結部材を介して連結するに際し、各パネルの側端面と、この側端面と協働して側面開口を閉塞する化粧カバーとにより囲われた、上下方向をなす筒状の空間部の上端開口面を、化粧カバーの上端に内向取付 片を連設して、この内向取付片の上面に、キャップにおけるキャップ本体を載置することにより、キャップをもって覆い、かつキャップ本体から垂下された脚片の外側面に設けた係止段部を、前記空間部内面に設けた係合部に係止させる。
【0006】
() 上記( )項において、キャップの脚片の係止段部を、化粧カバーの内向取付片の下面に係止させる。
【0007】
() 上記( ) 項または ( )項において、キャップ本体の下面に係止ピンを垂設し、この係止ピンを、化粧カバーの内向取付片に穿設した受孔に嵌入する。
【0008】
() 上記(1)〜()項のいずれかにおいて、キャップの脚片の遊端部近傍の外側面に係止段部を設け、この遊端部を、パネルの側端面に穿設した係合孔に嵌入するとともに、前記係止段部を、前記係合孔に係止させる。
【0009】
() 上記(1)〜()項のいずれかにおいて、キャップの脚片を、その遊端部が筒状の空間部内面に押圧されるように、外向きに弾性的に付勢させる。
【0010】
【発明の実施の形態】
添付の各図面は、本発明の実施形態を示す。
【0011】
図5に示すように、一般に間仕切(1)は、方形の複数のパネル(2)を、連結部材により連結して形成され、連結部材の露出する外表面は、化粧カバー(3)により覆われている。
【0012】
図1は、図5において符号Xで示す円内を、キャップ(4)を取りはずした状態で上方から見た部分拡大斜視図である。
【0013】
図2は、図1において筒状の空間部の上端開口面(6)をキャップ(4)で覆った状態のA〜A矢視縦断面図である、
【0014】
図3は、キャップ(4)の側面図、図4は、キャップ(4)の底面図である。
【0015】
これらの図面に示すように、2枚のパネル(2)(2)を直交させて配設し、それぞれのパネルの側端面(2a)(2a)を、ボルト(7)を用いて連結部材(5)に固着し、両パネル(2)(2)が連結される。
また連結部材(5)が露出する側面開口部分は、化粧カバー(3)(3)で覆い外観を良好にしている。
【0016】
2枚のパネル(2)(2)の側端面(2a)(2a)と、2枚の化粧カバー(3)(3)で囲われて形成された上下方向をなす筒状の空間部(6)の上端開口面には、キャップ(4)が被せられる。
【0017】
キャップ(4)は、化粧カバー(3)と等幅の正方形の箱蓋状をなすキャップ本体(4a)と、その各側片の中央部のやや内側から垂下された脚片(4b)、およびこの脚片(4b)の両側に垂設された係止ピン(4c)とより形成されている。脚片(4b)の外側面には、上下2段の係止段部(4d)(4e)が設けられている。
【0018】
一方、化粧カバー(3)(3)の上端には、内向取付片(3a)(3a)が連設され、その内側縁の中央部には、キャップ(4)の脚片(4b)の前記上側係止段部(4d)が係止しうる凹入切欠(3b)が形成され、かつその両側には、前記係止ピン(4c)(4c)が嵌入しうる受孔(3c)(3c)が穿設されている。
【0019】
また、パネル(2)(2)の側端面(2a)(2a)には、キャップ(4)の脚片(4b)の遊端部(4f)近傍外側面に設けられた、前記下側係止段部(4e)が係止しうる係合孔(2b)が穿設されている。
【0020】
キャップ(4)を被せるには、遊端部(4f)が筒状の空間部(6)の内面に押圧されるように、外向きに弾性的に付勢された脚片(4b)の遊端部(4f)を内側に押しながら、該脚片(4b)を化粧カバー(3)の内向取付片(3a)の中央部に設けられた凹入切欠(3b)の位置に合わせて、下方にずらすとともに、キャップ(4)の係止ピン(4c)(4c)を、上記の内向取付片(3a)に穿設された受孔(3c)に嵌入し、さらに下方にずらすと、脚片(4b)の上側係止段部(4d)が、内向取付片(3a)の凹入切欠(3b)の端縁下面に係止され、さらに、脚片(4b)の遊端部(4f)が、パネル(2)の係合孔(2b)に嵌入されると同時に下側係止段部(4e)が係合孔(2b)の上側端縁に係止される。
【0021】
また、キャップ本体(4a)は、化粧カバー(3)(3)の内向取付片(3a)(3a)上に当接して載置され、筒状の空間部(6)の上端開口面が完全に覆われる。
【0022】
なお、本実施形態では、キャップ(4)の脚片(4b)の外側面に上下2段の係止段部(4d)(4e)を設け、筒状の空間部(6)の内面に、化粧カバー(3)の内向取付片(3a)に設けた凹入切欠(3b)と、パネル(2)の側端面(2a)に穿設した係合孔(2b)の2つの係合部を設けて、それぞれを係止させたが、これらのいずれか一方の係止段部と係合部を係止させることによって、キャップ(4)を取りつけてもよい。
【0023】
さらに、本発明は、上記のようにパネル(2)(2)を平面視L字状に連結する場合のほか、平面視T字状、十字状あるいは直線状に連結する場合にも良好に適用される。
【0024】
T字状に連結する場合は、3枚のパネルの側端面を突き合わせて、縦方向の適宜の複数箇所で連結部材を介して、これらパネルを相互に連結し、連結部材が露出する1側面開口部分を化粧カバーで閉塞して、3枚のパネルの側端面と、1枚の化粧カバーで形成された上下方向をなす筒状の空間部の上端開口面をキャップで被覆する。
【0025】
この場合、キャップ本体の3周辺に位置する脚片の下側係止段部が、それぞれ3枚のパネルの係合孔に係止し、残りの1周辺に位置する脚片の上側段部、係止ピンが、それぞれ化粧カバーの凹入切欠、受孔に係止ないし嵌入してキャップが固定される。
【0026】
同様にして、十字状に連結する場合は、4枚のパネルの側端面を突き合わせて、連結部材を介してこれらのパネルを連結し、また直線状に連結する場合は、2枚のパネルの側端面を突き合わせて連結部材を介して連結し、次いで連結部材が露出する2側面開口部分を化粧カバーで覆うことによって形成された上下方向の筒状空間部の上端開口面を、キャップ本体の4周辺のうち、パネルの側端面上端に位置する周辺の脚片は、その下側段部をパネルの係合孔に係止させ、化粧カバーの上端に位置する周辺の脚片は、その上側段部を化粧カバーの内向取付片に設けた凹入切欠の縁端下面に係止させるとともに、その脚片の両側の係止ピンを上記内向取付片の受孔に嵌入して、キャップを固定し、前記筒状空間部の上端開口面を覆えばよい。
【0027】
【発明の効果】
本発明によると、次のような効果を奏することができる。
請求項1に記載の発明によれば、間仕切やディスプレイなどに用いられるパネルを、平面視L字状、T字状、十字状あるいは直線状などにレイアウトして連結する場合、従来のように各レイアウト毎にキャップを品揃えすることなく、同一のキャップを汎用的に用いて連結部の上端開口面を覆うことができる。
しかも、キャップの取付作業も簡単に能率的に行うことができ、かつ充分な取付強度を有し、キャップの抜け外れを効果的に防止することができる。
また、キャップの上下方向の位置安定性が良好であり、取付作業時のキャップの位置合わせも簡単である。
【0028】
請求項に記載の発明によれば、キャップ本体の4周辺のうち、化粧カバーの上端に位置する周辺側の固定を良好にすることができる。
【0029】
請求項に記載の発明によれば、取付後のキャップの側方移動を有効に防止することができる。
【0030】
請求項に記載の発明によれば、キャップ本体の4周辺のうち、パネルの側端面上端に位置する周辺側の固定を良好にすることができる。
【0031】
請求項に記載の発明によれば、キャップの脚片の係止段部と筒状空間部内面に設けた係合部との係止の外れを効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態を示し、図5において符号Xで示す円内を、キャップを取りはずした状態で上方から見た部分拡大斜視図である。
【図2】 図1において、筒状の空間部の上端開口面をキャップで覆った状態のA〜A矢視縦断面図である。
【図3】 本発明の実施形態に示すキャップの側面図である。
【図4】 本発明の実施形態に示すキャップの底面図である。
【図5】 直角に連結された複数のパネルを示す上方斜視図である。
【符号の説明】
(1)間仕切
(2)パネル
(2a)側端面
(2b)係合孔
(3)化粧カバー
(3a)内向取付片
(3b)凹入切欠
(3c)受孔
(4)キャップ
(4a)キャップ本体
(4b)脚片
(4c)係止ピン
(4d)上側係止段部
(4e)下側係止段部
(4f)遊端部
(5)連結部材
(6)筒状の空間部
(7)ボルト

Claims (5)

  1. 複数枚のパネルを、その側端面同士を突き合わせて連結部材を介して連結するに際し、各パネルの側端面と、この側端面と協働して側面開口を閉塞する化粧カバーとにより囲われた、上下方向をなす筒状の空間部の上端開口面を、化粧カバーの上端に内向取付片を連設して、この内向取付片の上面に、キャップにおけるキャップ本体を載置することにより、キャップをもって覆い、かつキャップ本体から垂下された脚片の外側面に設けた係止段部を、前記空間部内面に設けた係合部に係止させたことを特徴とするパネルの連結部におけるキャップ取付構造。
  2. キャップの脚片の係止段部を、化粧カバーの内向取付片の下面に係止させたことを特徴とする請求項に記載のパネルの連結部におけるキャップ取付構造。
  3. キャップ本体の下面に係止ピンを垂設し、この係止ピンを、化粧カバーの内向取付片に穿設した受孔に嵌入したことを特徴とする請求項1または2に記載のパネルの連結部におけるキャップ取付構造。
  4. キャップの脚片の遊端部近傍の外側面に係止段部を設け、この遊端部を、パネルの側端面に穿設した係合孔に嵌入するとともに、前記係止段部を、前記係合孔に係止させたことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のパネルの連結部におけるキャップ取付構造。
  5. キャップの脚片を、その遊端部が筒状の空間部内面に押圧されるように、外向きに弾性的に付勢させたことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のパネルの連結部におけるキャップ取付構造。
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