JP3054399U - シャーシおよび筐体 - Google Patents

シャーシおよび筐体

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JP3054399U
JP3054399U JP1998003657U JP365798U JP3054399U JP 3054399 U JP3054399 U JP 3054399U JP 1998003657 U JP1998003657 U JP 1998003657U JP 365798 U JP365798 U JP 365798U JP 3054399 U JP3054399 U JP 3054399U
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JP
Japan
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chassis
top plate
side wall
fitted
convex rib
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JP1998003657U
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伸一 斎藤
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1種類のシャーシで、鉄板製天板と合成樹脂
製天板のいずれであっても嵌合被覆することができ、シ
ャーシの設計と制作に用いる金型が1種類でよく、設計
と金型による制作の無駄を少なくすることができ、しか
も、シャーシの天板に対する嵌合部の形状を簡単化する
ことができ、且つコストダウンを図ることができるシャ
ーシおよび筐体を提供する。 【解決手段】 シャーシ1の左右両側壁3、4の上端
に、鉄板製天板10と、合成樹脂製天板20のいずれで
あっても嵌合可能なように複数の凸リブ7を形成し、鉄
板製天板10の左右両側壁11、12の下縁部に設けら
た水平片13には、シャーシ1の凸リブ7にそれぞれ嵌
合するスリット穴14が形成され、合成樹脂製天板20
の左右両側壁21、22の下縁に設けられた、垂直片2
3には、シャーシ1の凸リブ7を跨いだ状態で係合する
U字切欠部24が形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、シャーシに鉄板製天板及び合成樹脂製天板のいずれでも嵌合被覆す ることが可能なシャーシと、このシャーシと天板との組合せで構成される筐体に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、シャーシに、トップケースを構成する鉄板製天板と合成樹脂製天板とを 被覆するには、鉄板製天板と合成樹脂製鉄板のシャーシに対する嵌合構造が異な るために、天板に対する嵌合部の形状が異なる2種類のシャーシを用いて、それ ぞれのシャーシに鉄板製天板と合成樹脂製鉄板とを別々に被覆するようにしてい た。 上記したように、シャーシとして、鉄板製天板を嵌合被覆するものと、合成樹 脂製鉄板を嵌合被覆するものとの別々の異なる嵌合形状のシャーシを必要として いたために、シャーシを2種類設計して異なる金型で制作しなくてはならず、そ の分無駄が多く、且つコスト高になるという問題があった。
【0003】 また、天板を被覆する構造として、例えば、特開平9─209523号に公報 に記載された樋受具がある。 この従来の樋金具は、図3に示すように、取付け部材101、内側樋耳係止部 材102、外側樋耳係止部材103を連結ピン104により連結一体化してなり 、上記取付け部材101の連結部107に3箇所のピン穴108を設け、上記内 側樋耳係止部材102の連結穴117に上記連結部107と外側樋耳係止部材1 03の板状部124とを挿入し、内側樋耳係止部材102の天板部109のピン 穴118、119と上記板状部124の長穴126と、前記3箇所のうちのいず れか1つのピン穴108とに前記の連結ピン104を挿通して連結した構成とし ている。 ところが、この従来の樋金具は、部品点数が多く、構造が複雑であり、コスト 高になるといった問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、1種類のシャーシで、鉄板製天板と合成樹脂製天板のいずれであっ ても嵌合被覆することができ、シャーシの設計と制作に用いる金型が1種類でよ く、設計と金型による制作の無駄を少なくすることができ、しかも、シャーシの 天板に対する嵌合部の形状を簡単化することができ、且つコストダウンを図るこ とができるシャーシおよび筐体を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載のシャーシは、側壁の上端に、鉄 板製天板と、合成樹脂製天板のいずれであっても嵌合可能なように所定間隔で所 定数の凸リブを形成したことを特徴としている。 請求項2に記載の筐体は、鉄板製天板の両側壁の下縁部には、水平片が設けら れ、この水平片には、請求項1記載のシャーシの前記凸リブにそれぞれ嵌合する スリット穴が形成されてこの鉄板製天板と請求項1記載のシャーシとが凸リブと スリット穴の嵌合で組合わされてなるものとした。
【0006】 請求項3に記載の筐体は、合成樹脂製天板の両側壁の下縁には、垂直片が設け られ、この垂直片には、請求項1記載のシャーシの前記凸リブを跨いだ状態で係 合する略逆U字切欠部が形成されてこの樹脂製天板と請求項1記載のシャーシと が凸リブとU字切欠部との係合で組合わされてなるものとした。 請求項4に記載の筐体は、前記シャーシには、前記凸リブが形成された側壁以 外の側壁の上端に凹所が設けられ、この凹所の略中央部には、上向きに突出した 凸リブがそれぞれ設けられており、前記鉄板製天板の側壁には、前記凹所に嵌入 される係合片が形成されて、この係合片に設けられた水平片部には前記凸リブに 嵌合するスリット穴が形成されていることを特徴としている。
【0007】 請求項5に記載の筐体は、前記シャーシには、前記凸リブが形成された側壁以 外の側壁の上端に凹所が設けられ、この凹所の略中央部には、上向きに突出した 凸リブがそれぞれ設けられており、前記樹脂製天板の側壁に設けられた突出片に は垂直片部が形成され、この垂直片部には前記凸リブを跨いだ状態で係合するU 字切欠部が形成されていることを特徴としている。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係るシャーシおよび筐体の実施の形態について、図を参照しつ つ説明する。 図1(a)は本発明に係るシャーシを備えた筐体におけるシャーシと天板の嵌 合被覆前の状態を示す分解斜視図、(b)はシャーシの左右両側壁に合成樹脂製 天板の左右両側壁を嵌合被覆するときの要部の部分斜視図、(c)はシャーシの 左右両側壁に鉄板製天板の左右両側壁を嵌合被覆するときの要部の部分斜視図で あり、図2(a)はシャーシの後側壁に合成樹脂製天板の後側壁を嵌合被覆する ときの要部の部分斜視図、(c)はシャーシの後側壁に鉄板製天板の後壁部を嵌 合被覆するときの要部の部分斜視図である。
【0009】 本実施形態のシャーシ1は、図1(a)に示すように、底板部2と左右両側壁 3、4と前面中央部が開放された前側壁5と後側壁6とで構成されている。 左右両側壁3、4には、その上端に、所定間隔で上向きに突出した凸リブ7が 形成されている。 また、後側壁6には、その上端の2箇所に凹所8が設けられ、この凹所8の略 中央部には、上向きに突出した凸リブ9がそれぞれ形成されている。
【0010】 このシャーシ1には、トップケースを構成する鉄板製天板10と合成樹脂製天 板20とが被覆されて筐体30を構成するようになっており、合成樹脂製天板2 0には、図1(b)に示すように、その左右両側壁21、22の下縁におけるシ ャーシ1の凸リブ7に対応した位置に、内向きに突出した垂直片23がそれぞれ 設けられ、これら垂直片23には、シャーシ1の凸リブ7を跨いだ状態で係合す るU字切欠部24が形成されている。
【0011】 また、鉄板製天板10には、図1(c)に示すように、その左右両側壁11、 12の下縁におけるシャーシ1の凸リブ7に対応した位置に、水平片13がそれ ぞれ設けられ、これら水平片13には、シャーシ1の凸リブ7にそれぞれ嵌合す る角穴からなるスリット穴14が形成されている。 更に、合成樹脂製天板20の後側壁25には、図2(a)に示すように、シャ ーシ1の後側壁6の凹所8に対応した箇所に突出片26がそれぞれ設けられ、こ れら突出片26の内側には垂直片部27が形成され、この垂直片部27には、シ ャーシ1の後側壁6の凹所8の凸リブ9を跨いだ状態で係合するU字切欠部28 が形成されている。
【0012】 また、鉄板製天板10の後側壁15には、図2(b)に示すように、シャーシ 1の後側壁6の凹所8に嵌入される係合片16が設けられ、この係合片16の下 縁に設けられた水平片部17には、シャーシ1の後側壁6の凹所8の凸リブ9に 嵌合する角穴からなるスリット穴18が形成されている。
【0013】 上記のように構成されたシャーシ1に合成樹脂製天板20を被覆するときには 、合成樹脂製天板20の左右側壁21、22の下縁の垂直片23のU字切欠部2 4を、シャーシ1の左右両側壁3、4の凸リブ7に跨いだ状態で係合するととも に、合成樹脂製天板20の後側壁25の突出片26の垂直片部27に形成された U字切欠部28を、シャーシ1の後側壁6の凹所8の凸リブ9に跨いだ状態で係 合して、シャーシ1に合成樹脂製天板20を嵌合被覆して筐体30を構成する。
【0014】 また、シャーシ1に鉄板製天板10を被覆するには、鉄板製天板10の左右両 側壁11、12の下縁の水平片13に形成されたスリット穴14を、シャーシ1 の左右両側壁3、4の凸リブ7に嵌合するとともに、鉄板製天板10の後側壁1 5の係合片16の水平片部17に形成されたスリット穴18を、シャーシ1の後 側壁6の凹所8の凸リブ9に嵌合して、シャーシ1に鉄板製天板10を嵌合被覆 して筐体30を構成する。 このように、本実施形態のシャーシ1および筐体30によれば、1種類のシャ ーシ1に合成樹脂製天板20と鉄板製天板10のいずれの天板でも嵌合被覆する ことができる。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1に記載のシャーシによれば、シャーシの側壁の 上端に形成した凸リブに、鉄板製天板と合成樹脂製天板のいずれであっても嵌合 可能であるので、1種類のシャーシで、鉄板製天板と合成樹脂製天板のいずれで あっても嵌合被覆することができ、シャーシの設計と制作に用いる金型が1種類 でよく、設計と金型による制作の無駄を少なくすることができる。しかも、シャ ーシの天板に対する嵌合部の形状を簡単化することができ、且つコストダウンを 図ることができる。
【0016】 請求項2に記載の筐体によれば、鉄板製天板の両側壁の下縁部に設けた水平片 のスリット穴とシャーシの両側壁の凸リブの嵌合で組み合わせて筐体を構成でき るので、全体の構造が簡単であり、シャーシと鉄板製天板とを組み合わせて、簡 単に筐体を構成でき、更に、鉄板製天板をシャーシに対して両側方にずれること なく確実に嵌合被覆できる。 請求項3に記載の筐体によれば、合成樹脂製天板の両側壁の下縁の垂直片に形 成されたU字切欠部を、シャーシの両側壁の上端の凸リブを跨いだ状態て係合す るだけで筐体を構成できるので、全体の構造が簡単であり、シャーシと合成樹脂 製天板とを組み合わせて、簡単に筐体を構成でき、更に、合成樹脂製天板をシャ ーシに対して両側方にずれることなく確実に被覆できる。
【0017】 請求項4に記載の筐体によれば、鉄板製天板の側壁の係合片に形成されたスリ ット穴を、シャーシの側壁の凹所の略中央部の凸リブに嵌合するだけで、鉄板製 天板をシャーシに嵌合被覆することができるので、この組み付け作業が簡単であ り、且つ全体の構造が簡単であり、シャーシに対する鉄板製天板のずれを防ぐこ とができる。 請求項5に記載の筐体によれば、合成樹脂製天板の側壁の突出片の係合片に形 成されたU字切欠部を、シャーシの側壁の凹所の略中央部の凸リブに嵌合するだ けで、合成樹脂製天板をシャーシに嵌合被覆することができるので、この組み付 け作業が簡単であり、且つ全体の構造が簡単であり、シャーシに対する合成樹脂 製天板のずれを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係るシャーシを備えた筐体に
おけるシャーシと天板の嵌合被覆前の状態を示す分解斜
視図、(b)はシャーシの左右両側壁に合成樹脂製天板
の左右両側壁を嵌合被覆するときの要部の部分斜視図、
(c)はシャーシの左右両側壁に鉄板製天板の左右両側
壁を嵌合被覆するときの要部の部分斜視図である。
【図2】(a)はシャーシの後側壁に合成樹脂製天板の
後側壁を嵌合被覆するときの要部の部分斜視図、(c)
はシャーシの後側壁に鉄板製天板の後壁部を嵌合被覆す
るときの要部の部分斜視図である。
【図3】従来の天板を用いた樋金具の断面図である。
【符号の説明】
1 シャーシ 3 左側壁 4 右側壁 6 後側壁 7 凸リブ 8 凹所 9 凸リブ 10 鉄板製天板 11 左側壁 12 右側壁 13 水平片 14 スリット穴 15 後側壁 16 係合片 17 水平片部 18 スリット穴 20 合成樹脂製天板 21 左側壁 22 右側壁 23 垂直片 24 U字切欠部 25 後側壁 26 突出片 27 垂直片部 28 U字切欠部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側壁の上端に、鉄板製天板と、合成樹脂
    製天板のいずれであっても嵌合可能なように所定間隔で
    所定数の凸リブを形成したことを特徴とするシャーシ。
  2. 【請求項2】 鉄板製天板の両側壁の下縁部には、水平
    片が設けられ、この水平片には、請求項1記載のシャー
    シの前記凸リブにそれぞれ嵌合するスリット穴が形成さ
    れてこの鉄板製天板と請求項1記載のシャーシとが凸リ
    ブとスリット穴の嵌合で組合わされてなる筐体。
  3. 【請求項3】 合成樹脂製天板の両側壁の下縁には、垂
    直片が設けられ、この垂直片には、請求項1記載のシャ
    ーシの前記凸リブを跨いだ状態で係合するU字切欠部が
    形成されてこの樹脂製天板と請求項1記載のシャーシと
    が凸リブとU字切欠部との係合で組合わされてなる筐
    体。
  4. 【請求項4】 前記シャーシには、前記凸リブが形成さ
    れた側壁以外の側壁の上端に凹所が設けられ、この凹所
    の略中央部には、上向きに突出した凸リブがそれぞれ設
    けられており、前記鉄板製天板の側壁には、前記凹所に
    嵌入される係合片が形成されて、この係合片に設けられ
    た水平片部には前記凸リブに嵌合するスリット穴が形成
    されていることを特徴とする請求項2に記載の筐体。
  5. 【請求項5】 前記シャーシには、前記凸リブが形成さ
    れた側壁以外の側壁の上端に凹所が設けられ、この凹所
    の略中央部には、上向きに突出した凸リブがそれぞれ設
    けられており、前記樹脂製天板の側壁に設けられた突出
    片には、垂直片部が形成され、この垂直片部には前記凸
    リブを跨いだ状態で係合するU字切欠部が形成されてい
    ることを特徴とする請求項3に記載の筐体。
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