JPH0312963Y2 - - Google Patents

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JPH0312963Y2
JPH0312963Y2 JP8150986U JP8150986U JPH0312963Y2 JP H0312963 Y2 JPH0312963 Y2 JP H0312963Y2 JP 8150986 U JP8150986 U JP 8150986U JP 8150986 U JP8150986 U JP 8150986U JP H0312963 Y2 JPH0312963 Y2 JP H0312963Y2
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JP
Japan
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bracket
housing
base
case
fitting
Prior art date
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JP8150986U
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JPS62194206U (ja
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  • Closures For Containers (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はハウジングのブラケツト固定機構、
詳しくは例えば車載用電装品等の収納に好適に用
いることができるハウジングのブラケツト固定機
構に関するものである。
〔従来の技術〕
電子応用部品は、自動車をはじめ各種機器の制
御用等に多く用いられており、これらを主に収納
するハウジングも各種提案されている。この電子
応用部品等を収納する為にハウジングは収納すべ
き電子応用部品等の収納物の多様化、大型化によ
り、次第に大きなものが求められる様になつて来
ている。
小型のハウジングは第4図に示す様に、ハウジ
ング本体3′を金型により一体成型し、そのハウ
ジング本体3′外壁面にブラケツト差し込み条
8′を設け、ブラケツトの挿着部10′をこの差し
込み条8′に差し込んで、ブラケツト9′の他端を
自動車等各種機器の所望箇所に固定する様になつ
ている。又、比較的大型の電装品等の収納物を収
納するハウジングは金型製作の困難さ、コスト等
を考慮して一体成形をあきらめ、ケースとベース
の2部分に分割して成形し、これを結合して一つ
のハウジングにすることが行われている。
又、ハウジングとブラケツトとを固定する機構
としては実開昭55−77895、実開昭60−85880等が
既に提示されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、ハウジングをベースとケースと
の2部分に分割して成形した場合、強度的な連続
性が保持できぬ為、一体成形のものに比して著し
く強度が小さくなり、こわれやすく、又、ブラケ
ツトの差し込み部も作りにくく、ここからクラツ
クが入つて破壊されることもあり、耐久性、工作
性において劣るという問題があつた。特に、車載
用のものなど振動の多い状況において用いられる
ハウジングについては、この強度上の問題が多く
指摘されていた。
又、ブラケツトの取り付けも簡単に行える様に
する要求が強く出されていた。
この考案は、電装品等を収納するハウジングに
関する上記従来の問題点を解決することを目的と
するものであり、ベースとケースとの2部分に分
割して成形されたハウジングの強度を向上させ、
簡単、確実に固定されることができる自動車用等
に用いて最適なハウジングの固定機構を提案せん
とするものである。
〔問題点を解決する為の手段〕
この考案は、ハウジング本体をケースとベース
との2部分に分割して成形し、ブラケツトが差し
込まれる側の側壁に、ベースとケースとの係合部
を軸として嵌合突起部をこのベースとケースにそ
れぞれ対称でかつ当接される様に設けると共に、
前記ブラケツトのハウジングに差し込まれる挿着
部に前記嵌合突起部に対応する嵌合孔を設け、ブ
ラケツトをハウジング本体に差し込んだ際、嵌合
突起部が嵌合孔に嵌合し、前記嵌合突起部を合せ
込む様にすることにより、上記問題点を解決せん
とするものである。
〔作用〕
2部分に分割して成形されたベースとケースと
を接合してハウジング本体を組み立て、ブラケツ
トが差し込まれる側壁の接合部に、それぞれ分割
して形成された嵌合突起部を突き合せ、ブラケツ
トの挿着部をハウジング側壁に設けられたブラケ
ツト差し込み溝に差し込む。前記ハウジング本体
の嵌合突起部はブラケツトの嵌合孔に嵌合し、こ
れによつて合せ込まれてベースとケースとはブラ
ケツトにより強固に結合される。従つて、ハウジ
ング本体はこのブラケツトによつて補強された状
態となり、十分な実用的強度が付与され、大型の
電子応用部品でも安定して確実に収納することが
できる様になる。
又、ハウジングのブラケツト差し込み部分の構
造も簡単であり、製作及び組み立ても容易で、ブ
ラケツトの挿着もワンタツチで行うことができ
る。
〔実施例〕
第1図乃至第3図に基づいて、この考案に係る
ハウジングのブラケツト固定機構の一実施例につ
いて説明する。
図中1は一方が開口した箱形をしたベース、2
は同じく一方が開口した箱形をし、ほぼ前記ベー
スと同型としたケースであり、このベース1、ケ
ース2は共に合成樹脂により射出成形されたもの
であり、それぞれの開口部を突き合せることによ
り箱形をした中空のハウジング本体3を構成する
様になつている。4はケース2の同壁から開口側
に垂設された係止片であり、この先端には外側に
向つて係合用ラツチ5が一体的に形成されてい
る。この係止片4は適当な間隔で複数個、ケース
2から垂設されている。
一方、ベース1の周壁には係合孔6が前記係止
片4に対応して設けられている。この係合孔6は
前記係止片4の係合用ラツチ5が係合する様にベ
ース1の周壁に設けられているものであり、前記
係止片4の係合用ラツチ5がこの係合孔6に係合
することによりベース1とケース2とをワンタツ
チで組み立て、ハウジング本体3を構成すること
ができる様になつている。なお、上述の実施例は
ケース2に係止片4を、ベース1に係合孔6を、
設けているが、これとは反対に、ケース2に係合
孔6を、ベース1に係止片4を、それぞれ設ける
様にしても良いことはもちろんである。
更に、ベース1とケース2のそれぞれ同じ側の
周壁にはこれらの接合部7を軸として対称にL字
形断面を有するブラケツト差し込み条8,8が、
ブラケツトの挿着部10の巾に応じて対向して一
対づつ一体的に設けられており、周壁とこのブラ
ケツト差し込み条8との間の空間にブラケツト差
し込み溝11を形成している。更に又、この対向
した一対のブラケツト差し込み条8,8のほぼ中
間位置の周壁には、接合部7を中心に嵌合突起部
12,12がそれぞれベース1とケース2に対称
に設けられている。この嵌合突起部12はこの実
施例においては左右一対の突条12a,12bに
よつて構成されているが、単独の突起によつて構
成しても良い。
又、この嵌合突起部12は接合部7に接してベ
ース1、ケース2のそれぞれ同一の位置に対称に
設けられており、ベース1とケース2とを組み立
てた際、相互に突き当つて外観上連続した嵌合用
突起を構成する様になつている。この嵌合突起部
12の高さaは、ブラケツト差し込み溝11の巾
bより若干小さく形成されており、ブラケツト9
の差し込みが容易に行える様になつている。又、
この嵌合突起部12の外周面は、後記するブラケ
ツト9の嵌合孔15の形状に対応した外形となつ
ている。
一方、ブラケツト9はハウジング本体3に差し
込む為の挿着部10と支持腕14とからなる金属
製のものであり、挿着部10は前記ブラケツト差
し込み溝11の巾bとほぼ同一の厚みを有し、対
向したブラケツト差し込み条8,8の内巾とほぼ
同一の巾となつており、ブラケツト差し込み条
8,8にピツタリと差し込まれる様になつてい
る。更に、挿着部10の中央部には前記嵌合突起
部12に対応する透孔が設けられており、嵌合孔
15となつている。この嵌合孔15はハウジング
本体3の嵌合突起部12を嵌入させる為のもので
あり、嵌合突起部12の外形に対応した形状を有
し、一対の嵌合突起部12,12を合せ込む様に
なつている。
〔考案の効果〕
この考案に係るハウジングのブラケツト固定機
構は、上記の通りの構成を有するものであり、ベ
ース1にケース2をかぶせ、ケース2から垂設さ
れた係止片4の係合用ラツチ5をベース1の対応
する位置に設けられた係合孔6に係合させること
により、ハウジング本体3を組み立て、接合部7
を境にして当接され、連続したブラケツト差し込
み溝11にブラケツト9の挿着部10を差し込ん
でブラケツト9を取り付けるものであるが、この
際、ブラケツト9の挿着部10に設けられた嵌合
孔15に嵌合突起部12が嵌入され、このブラケ
ツト9により一対の嵌合突起部12,12は合せ
込まれる。従つて、強度的に弱い部分であるベー
ス1とケース2との接合部7はこのブラケツト9
により強固に補強され、強度的な連続性が保持さ
れ、十分な強度を持つこととなる。この為、比較
的大型の電子応用部品等を収納する大型のハウジ
ングにも十分な強度を保持させることができ、金
型製作等に多額の費用を要する一体成形のハウジ
ングを必要とせず、低コストで生産できる分割タ
イプでも信頼性の高いハウジングを構成すること
ができる。又、構造も簡単で、組み立て作業も容
易であり、製造コストも低く、例えば自動車への
塔載用等として特に有効なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの考案に係るハウジング
のブラケツト固定機構の一実施例を示すものであ
り、第1図はその分解斜視図、第2図は組み立て
た状態の斜視図、第3図はハウジング本体とブラ
ケツトとの固定部分の断面図である。又、第4図
は従来例を説明する為の斜視図である。 1……ベース、2……ケース、3……ハウジン
グ本体、4……係止片、5……係合用ラツチ、6
……係合孔、7……接合部、8……ブラケツト差
し込み条、9……ブラケツト、10……挿着部、
11……ブラケツト差し込み溝、12……嵌合突
起部、14……支持腕、15……嵌合孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジング本体をケースとベースとの2部分に
    分割して成形し、ブラケツトが差し込まれる側の
    側壁に、ベースとケースとの係合部を軸として嵌
    合突起部をこのベースとケースにそれぞれ対称で
    かつ当接される様に設けると共に、前記ブラケツ
    トのハウジングに差し込まれる挿着部に前記嵌合
    突起部に対応する嵌合孔を設け、ブラケツトをハ
    ウジング本体に差し込んだ際、嵌合突起部が嵌合
    孔に嵌合し、前記嵌合突起部を合せ込む様にした
    ことを特徴とするハウジングのブラケツト固定機
    構。
JP8150986U 1986-05-29 1986-05-29 Expired JPH0312963Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8150986U JPH0312963Y2 (ja) 1986-05-29 1986-05-29

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JP8150986U JPH0312963Y2 (ja) 1986-05-29 1986-05-29

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Publication Number Publication Date
JPS62194206U JPS62194206U (ja) 1987-12-10
JPH0312963Y2 true JPH0312963Y2 (ja) 1991-03-26

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JP8150986U Expired JPH0312963Y2 (ja) 1986-05-29 1986-05-29

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JPH09175550A (ja) * 1995-12-21 1997-07-08 Denshi Giken:Kk 部品収納ケース構造
JP5203333B2 (ja) * 2009-10-30 2013-06-05 ブリヂストンサイクル株式会社 電装品取付構造
JP6397340B2 (ja) * 2015-01-21 2018-09-26 株式会社ファルテック ラジエータグリル

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JPS62194206U (ja) 1987-12-10

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