JPH09175550A - 部品収納ケース構造 - Google Patents

部品収納ケース構造

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JPH09175550A
JPH09175550A JP7333579A JP33357995A JPH09175550A JP H09175550 A JPH09175550 A JP H09175550A JP 7333579 A JP7333579 A JP 7333579A JP 33357995 A JP33357995 A JP 33357995A JP H09175550 A JPH09175550 A JP H09175550A
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JP
Japan
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case
bracket
component storage
parts
storage case
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Pending
Application number
JP7333579A
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English (en)
Inventor
Kyohei Takeuchi
京平 竹内
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DENSHI GIKEN KK
Original Assignee
DENSHI GIKEN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 箱体を2分割してなるロアケース2及び
アッパケース3と、これらロアケース2及びアッパケー
ス3の接合部付近におのおの突設した下部凸部2b及び
上部凸部3bと、これら下部・上部凸部2b,3bに嵌
合するとともに、ロアケース2及びアッパケース3を車
体から浮いた状態で保持するブラケット4とからなる。 【効果】 アッパケースとロアケースとの結合を各ケー
スへブラケットを取付けることで行うことができ、各ケ
ース間の結合部材が不要となるため、各ケース形状を簡
素化でき、各ケースの型製作が容易になって、コストが
下げられ、また、組付け性が向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は部品収納ケース構造
を簡素化する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の部品収納ケース構造の分解
斜視図であり、部品収納ケース構造100は、つめ10
1…(…は複数個を示す。以下同様。)を有するリッド
102と、つめ係止部103…を上縁に備えたケース本
体104と、このケース本体104の側面105,10
5(奥は省略)に取付けるブラケット106,106と
からなる。ケース本体104の側面105,105に、
それぞれ凸部107及びL形係止部108,109を備
え、ブラケット106に係止穴111及び取付け穴11
2を有する。ケース本体104にブラケット106,1
06を取付けるには、L形係止部108,109にブラ
ケット106を差込み、係止穴111に凸部107を嵌
合する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記部品収納ケース構
造では、ケース本体にリッドを取付けるためのつめ1
01及びつめ係止部103からなる結合部と、ケース本
体にブラケットを取付けるための係止部の両方が必要で
あり、結合部の形状が複雑となり、ケース本体とリ
ッドとの形状が異なり、製作するための金型が2種類必
要である、という不都合がある。本発明の目的は、ケー
ス本体とリッドとを同一形状とし、ケース本体とリッド
との結合部形状を簡素化し、この結合部とブラケット取
付け用係止部とを共用化した部品収納ケース構造を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1は、箱体を2分割してなるロアケー
ス及びアッパケースと、これらロアケース及びアッパケ
ースの接合部付近におのおの突設した下部凸部及び上部
凸部と、これら下部・上部凸部に嵌合するとともに、ロ
アケース及びアッパケースを車体から浮いた状態で保持
するブラケットとからなる。アッパケースとロアケース
との結合をブラケットで行うことができ、従来のケース
間の結合部材が不要となるため、各ケース形状を簡素化
でき、各ケースの型製作が容易になる。また、組付け性
の向上が図れる。
【0005】請求項2は、請求項1の上部・下部凸部
を、正円を上下に2分割した形状としたものである。ア
ッパケース及びロアケースを同一形状にでき、ケースを
成形するための型を1種類にできて、型費用を低減する
ことができる。また、上部・下部凸部は簡単な形状なの
で、型の形状を簡素化でき、型製作が容易になる。
【0006】請求項3は、請求項1の上部・下部凸部
を、縦長長円を上下に2分割した形状としたものであ
る。上部・下部凸部の断面積が大きくなり、凸部の剪断
強度が増すので、収納ケースにより重い部品を収納する
ことができる。
【0007】請求項4は、長円の分割位置を中心より上
方にオフセットさせた。下部凸部の断面積が大きくな
り、凸部の剪断強度が増すので、ロアケースにより重い
部品を収納することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る部品収納ケース構造の
斜視図であり、ケースの奥側部分についてはケース手前
側部分と同一構成であり、説明を省略する。部品収納ケ
ース1は、箱体を2分割してなるロアケース2及びアッ
パケース3と、これらロアケース2及びアッパケース3
の側面2a,3aの接合部付近におのおの突設した半円
形の下部凸部2b及び上部凸部3bと、同じくこれらロ
アケース2及びアッパケース3の側面2a,3aにおの
おの対に突設した断面視L字形のL字形係止部2c,2
d及び3c,3dと、下部・上部凸部2b,3bに嵌合
する係止穴4aを有するとともに、ロアケース2及びア
ッパケース3を図示せぬ車体から浮いた状態で保持する
ブラケット4,4とからなる。なお、4bはブラケット
4を車体に取付けるための取付け穴、4cは垂直部、4
dは水平部である。ロアケース2及びアッパケース3の
材質は樹脂、ブラケット4の材質は炭素鋼板、ステンレ
ス鋼板、アルミニウム板が好適である。
【0009】図2は本発明に係る部品収納ケース構造の
分解斜視図であり、部品収納ケース1のロアケース2と
アッパケース3とは同一形状である。また、上部凸部3
b及び下部凸部2bはそれぞれ半円形であり、ロアケー
ス2及びアッパケース3を接合することで正円形状とな
り、ブラケット4の円形の係止穴4aと嵌合できる。従
って、ロアーケース2とアッパケース3とは、単純な構
成を用いて強固に一体化できる。また、ブラケット4
は、ロアーケース2及びアッパケース3の結合を行うと
共に車体への取付けを行うことができる。
【0010】図3は図1の3−3線断面図であり、ロア
ケース2及びアッパケース3にブラケット4を取付けた
状態で、側面2a,3aとL字形係止部2c,3cとの
隙間fはブラケット4の板厚tと同一となり、この時、
上部凸部3b及び下部凸部2bの突出量eはブラケット
4の着脱を容易にするため、隙間fよりも小さい。ま
た、ブラケット4を取付けない時には、隙間fは板厚t
より小さい。即ち、ブラケット4の板厚tよりも小さい
隙間fに挿入するため、L字形係止部2c,3cは外側
へたわみ、これによって発生する力Fでブラケット4は
挟持され、がたはなくなる。
【0011】以上に述べた部品収納ケース構造の組立て
順を次に説明する。 図2において、部品を収納したロアケース2にアッパ
ケース3を上部凸部3b、下部凸部2bが一致するよう
に載せる。 一方のブラケット4の垂直部4cをロアケース2の下
方からL字形係止部2c,2dとロアケース側面2aと
の間に挿入する。この時、図3に示したように、L字形
係止部2c,2d(2dは省略)と側面2aとの隙間f
はブラケット4の板厚tよりも小さいので、L字形係止
部2c,2dは外側にたわむ。 更にブラケット4を挿入し、ブラケット4の先端4e
が下部凸部2bを乗越えるようにし、ブラケット4の係
止穴4aにロアケース2の下部凸部2bが入るようにす
る。
【0012】図2において、ブラケット4の垂直部4
cをアッパケース3の下方からL字形係止部3c,3d
とアッパケース側面3aとの間に挿入し、ブラケット4
の係止穴4aにアッパケース3の上部凸部3bが入るよ
うにする。 他方のブラケット4も同様にして取付け、図1のよう
にロアケース2及びアッパケース3の結合及びブラケッ
ト4の取付けが同時に完了する。 ブラケット4の取付け穴4bに図示せぬビスを挿通
し、車体に部品収納ケース1を取付ける。
【0013】このように、アッパケース3とロアケース
2との結合をブラケット4を取付けることで行うことが
でき、ロアケース2及びアッパケース3間の結合部材が
不要となるため、ロアケース2及びアッパケース3の形
状を簡素化でき、且つロアケース2及びアッパケース3
の形状を同一にしたので、型の製作が容易となり、製作
時間が短縮でき、しかも型が1種類になるので、型費用
が低減できる。更にロアケース2及びアッパケース3の
結合とブラケット4との取付けを同時に行えることによ
り、組付け性を向上できる。
【0014】図4は本発明に係る部品収納ケース構造の
変形例を示す側面図であり、前述の実施例と同一構成に
ついては同一符号を付し、説明は省略する。部品収納ケ
ース10は、ロアケース12及びアッパケース13の側
面12a,13aにおのおの突設した半長円形の上部凸
部13b及び下部凸部12bと、これらの上部・下部凸
部13b,12bに嵌合する長円形の係止穴14aを有
するとともに、ロアケース12及びアッパケース13を
図示せぬ車体から浮いた状態で保持するブラケット1
4,14(奥は不図示)とを備える。上部・下部凸部1
3b,12bとも半長円形であるため、断面積が大きく
なり、図の上下左右方向の剪断強度が増す。
【0015】図5は本発明に係る部品収納ケース構造の
別の変形例を示す側面図であり、前述の実施例と同一構
成については同一符号を付し、説明は省略する。部品収
納ケース20は、ロアケース22及びアッパケース23
の側面22a,23aにおのおの突設した半円形の上部
凸部3b及び半長円形の下部凸部22bと、これらの上
部・下部凸部3b,22bに嵌合する長円形の係止穴2
4aを有するとともに、ロアケース22及びアッパケー
ス23を図示せぬ車体から浮いた状態で保持するブラケ
ット24,24(奥は不図示)とを備える。
【0016】下部凸部22bは反長円形で上下に大きい
長さを有するため、断面積が大きくなり、図の上下左右
方向、特に上下方向の強度が増して、ケース内収納物の
重量が大でも、十分に支えることができる。また、ロア
ケース22のL字形係止部22c,22dを、側面22
aの下部に形成したので、L字形係止部22c,22d
とアッパケース23のL字形係止部3c,3dとのスパ
ンが大きく取れ、ロアケース2及びアッパケース3に図
の表裏方向への外力が作用しても、ブラケット24,2
4(奥は不図示)は傾きにくくなる。
【0017】尚、本発明の部品収納ケースは、電子部品
や機械部品等の収納ケース構造に採用でき、また、車体
に取付けることに限定するものではない。
【0018】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1の部品収納ケース構造は、箱体を2分割
してなるロアケース及びアッパケースと、これらロアケ
ース及びアッパケースの接合部付近におのおの突設した
下部凸部及び上部凸部と、これら下部・上部凸部に嵌合
するとともに、ロアケース及びアッパケースを車体から
浮いた状態で保持するブラケットとから構成したので、
アッパケースとロアケースとの結合を各ケースへブラケ
ットを取付けることで行うことができ、各ケース間の結
合部材が不要となるため、各ケース形状を簡素化でき、
各ケースの型製作が容易になって、コストが下げられ、
また、組付け性が向上できる。
【0019】請求項2の部品収納ケース構造は、上部・
下部凸部を、正円を上下に2分割した形状としたものな
ので、アッパケース及びロアケースを同一形状にするこ
とができ、また、上部・下部凸部は簡単な形状であり、
各ケースを成形するための型を1種類とし、且つ型の形
状を簡素化できて、コストを下げることができる。
【0020】請求項3の部品収納ケース構造は、上部・
下部凸部を、縦長長円を上下に2分割した形状としたも
のなので、上部・下部凸部の断面積が大きくなり、凸部
の剪断強度が増して、収納ケースにより重い部品を収納
することができる。
【0021】請求項4の部品収納ケース構造は、長円の
分割位置を中心より上方にオフセットさせたので、下部
凸部の断面積が大きくなり、凸部の剪断強度が増し、ロ
アケースにより重い部品を収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る部品収納ケース構造の斜視図
【図2】本発明に係る部品収納ケース構造の分解斜視図
【図3】図1の3−3線断面図
【図4】本発明に係る部品収納ケース構造の変形例を示
す側面図
【図5】本発明に係る部品収納ケース構造の別の変形例
を示す側面図
【図6】従来の部品収納ケース構造の分解斜視図
【符号の説明】
1,10,20…部品収納ケース、2,12,22…ロ
アケース、2b,12b,22b…下部凸部、3,1
3,23…アッパケース、3b,13b…上部凸部、
4,14,24…ブラケット。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体を2分割してなるロアケース及びア
    ッパケースと、これらロアケース及びアッパケースの接
    合部付近におのおの突設した下部凸部及び上部凸部と、
    これら下部・上部凸部に嵌合するとともに、ロアケース
    及びアッパケースを車体から浮いた状態で保持するブラ
    ケットとからなることを特徴とする部品収納ケース構
    造。
  2. 【請求項2】 前記上部・下部凸部は、正円を上下に2
    分割した形状のものであることを特徴とする請求項1記
    載の部品収納ケース構造。
  3. 【請求項3】 前記上部・下部凸部は、縦長長円を上下
    に2分割した形状のものであることを特徴とする請求項
    1記載の部品収納ケース構造。
  4. 【請求項4】 前記長円の分割位置を中心より上方にオ
    フセットさせたことを特徴とする請求項3記載の部品収
    納ケース構造。
JP7333579A 1995-12-21 1995-12-21 部品収納ケース構造 Pending JPH09175550A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011093445A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Bridgestone Cycle Co 電装品取付構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62194206U (ja) * 1986-05-29 1987-12-10

Patent Citations (1)

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