JPH021149Y2 - - Google Patents

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JPH021149Y2
JPH021149Y2 JP14924484U JP14924484U JPH021149Y2 JP H021149 Y2 JPH021149 Y2 JP H021149Y2 JP 14924484 U JP14924484 U JP 14924484U JP 14924484 U JP14924484 U JP 14924484U JP H021149 Y2 JPH021149 Y2 JP H021149Y2
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partition
grooves
claws
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inner case
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JP14924484U
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  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は自動車等の車両内において茶、コー
ヒー、清涼飲料、果実等を冷蔵するために使用す
るクールボツクスに係り、特に、クールボツクス
に対する中仕切の取付構造に関するものである。
(従来の技術) この種の車両用クールボツクスでは、茶、コー
ヒー、清涼飲料、果実等の内容物を区分けして収
納したり、そのおどりを防止したりするために、
中仕切が取付けられるようになつている。従来
は、その取付構造として中仕切を板状に形成する
とともに、内部ケースの両内側面に中仕切の厚さ
分の間隔をおいて複数のリブを設け、これらのリ
ブの間に中仕切の両端部を嵌め込む程度のものし
かなかつた。
(考案が解決しようとする問題点) 従つて、リブに中仕切の端部全体を摺動させて
嵌合させるため、嵌め込みが非常にかたくなると
か、リブと中仕切の間に少しでもガタがあると、
中仕切が振動によつてがたつくとかという問題が
あつた。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決するために、内部ケ
ース9の両内側壁に溝11〜13を設けるととも
に、中仕切14の両側端に溝11〜13の内底面
を弾性力で押圧する爪34,41と、溝11〜1
3の内側面を弾性力で押圧する爪37,39とを
設け、該溝11〜13に中仕切14の両側端部を
嵌合させることによつて、クールボツクス内に中
仕切14を着脱可能に取付けるという手段をとつ
た。
(作用) 溝11〜13に中仕切14の両側端部を嵌合さ
せると、爪34,41が溝11〜13の内底面を
押圧するので、中仕切14は内部ケース9の幅方
向に挾着されるようにして支持され、本体1が振
動しても同方向にがたつかない。同時に、爪3
7,39が溝11〜13の内側面を押圧するの
で、中仕切14は溝幅方向に挾着されるようにし
て支持され、同方向にもがたつかない。
また、中仕切14は爪34,37,39,41
の小面積で溝11〜13に接触するだけなので、
軽い脱着力で簡単に脱着させることができる。さ
らに、内部ケース9には凹部である溝11〜13
が形成されているので、内容物を入れた場合で
も、同溝11〜13は何等邪魔にならない。
(実施例) 以下、この考案を自動車用クールボツクスに具
体化した一実施例を、図面に従つて説明する。
本体1は後部ほど高さの増加する側面台形状を
呈した四角容器として形成されている。本体1の
外郭には合成樹脂よりなる外部ケース2が配設さ
れており、その裏面には4つの脚3が一体的に突
設されている。
第2図に示すように、外部ケース2後面下部の
左右端部には2つの長孔4が設けられており、両
長孔4は外部ケース2の内部で連通する連通孔1
0に連続している。同連通孔10には塩化ビニル
樹脂等の合成樹脂よりなる帯状の延出部材5が通
されている。この延出部材5の両後端部は長孔4
から引き出されて後方に延びた後、環状部6が形
成されるようワンターンされてリベツト7で固定
されている。
環状部6内には塊状の係着体8が締着されてい
る。本実施例において、この係着体8は発泡ポリ
エチレン製の弾性体により、直径30mm、長さ90mm
の円柱形状に形成されている。
また、延出部材5によつて外部ケース2の後面
から係着体8までの距離は50mmに設定されてい
る。
第4図に示すように、本体1の内側には外部ケ
ース2と所定の間隔をおいて合成樹脂よりなる内
部ケース9が装着されており、この外部ケース2
と内部ケース9との間には断熱材(図示しない)
が介装されている。内部ケース9の両内側壁には
前から後にかけて順に、第一溝11、第二溝1
2、第三溝13の3組の溝が夫々対向するように
ほぼ垂直に設けられている。いずれかの組の溝1
1〜13には、薄型に形成された水筒15の両側
に設けられた突片16の嵌合によつて、同水筒等
15が着脱可能に挿着されている。
また、いずれかの組の溝11〜13には合成樹
脂よりなる中仕切14が着脱可能に挿着され、ほ
ぼ垂立している。すなわち、第4,6図に示すよ
うに、中仕切14は全体が四角板状に形成されて
おり、その前面にはカセツトテープケースを支持
するための複数の突板30が所定間隔をおいて一
体的に形成されている。
第6,7図に示すように、中仕切14の両側端
面には上部凹所31、中部凹所32及び下部凹所
33が設けられている。上部凹所31の下面には
爪34が一体的に突設され、爪34の先端には中
仕切14の側端面より側方に突出する突起35が
形成されている。中部凹所32の中央部には支持
突部36が突設されている。支持突部36の上面
には同じく爪37及び中仕切14の前面より前方
に突出する突起38が形成され、支持突部36の
下面には同じく爪39及び中仕切14の後面より
後方に突出する突起40が形成されている。下部
凹所33の上面には同じく爪41及び中仕切14
の側端面より側方に突出する突起42が形成され
ている。
中仕切14が溝11,12に嵌合されていると
き、上記上部及び下部の凹所31,33の爪3
4,41は内側に弾性的に撓んで、その突起3
5,42を溝11,12の内底面に弾性力で押圧
させている。同時に、中部凹所32の爪37,3
9は夫々後方または前方に撓んで、その突起3
8,40を溝11,12の内側面に弾性力で押圧
させている。
また、第4,8図に示すように、内部ケース9
内底面のうち前端から第一溝11までの間には、
前記複数の突板30に対応する位置関係で、カセ
ツトテープケースを支持するための複数の支持凹
部43が形成されている。なお、内部ケース9の
内底面は後ろほど下がるように傾斜しているの
で、該支持凹部43は前記中仕切14と直交する
ために、内部ケース9の内底面に対して相対的に
前ほど深くなるよう傾斜している。
支持凹部43の前端と内部ケース9内底面の前
端との間にはある程度のスペースが設けられてい
る。さらに、内部ケース9の内底面には第一溝1
1に連続する凹条44が設けられ、液体の前方へ
の流出を防止するようになつている。
内部ケース9の上端に形成されたフランジ17
の前端部は下方に湾曲し、その前端にやや低い段
部18が形成されている。同段部18の前端には
前記フランジ17に合わせて湾曲形成された合成
樹脂製の前蓋19が、インテグラルヒンジ20に
よつて開閉可能に取付けられている。インテグラ
ルヒンジ20とは、合成樹脂の耐湾曲性を利用し
て前蓋19と一体的に形成された樹脂ヒンジをい
う。フランジ17の後端には後蓋21が同じくイ
ンテグラルヒンジ22によつて開閉可能に取付け
られており、両蓋19,21はフランジ17の中
央部よりやや前方で合うようになつている。ま
た、フランジ17にはマグネツト23が装着され
ており、両蓋19,21に取着された磁性板24
を磁力で吸着している。
以上のように構成された自動車用クールボツク
スにつき、次にシートへの取付方法を説明する。
まず、第1図に示すように自動車のシート25
の上に本体1を置く。シート25は多くの場合後
席であるが、勿論前席でもよい。この際、シート
25の座席26は傾斜して後方がやや下がつてい
るが、前記の通り本体1の高さは後方ほど増加し
ているのでクールボツクスの上面はほぼ水平とな
る。次に、係着体8をシート25の座席26と、
これに圧接している背部27との間に挿入する。
係着体8は座部26と背部27の圧接部分のほぼ
中央部に挟まれて係着する。延出部材5は係着体
8と本体1とを連結しているため、本体1はその
後面を背部27に接触又は近接させて、シート2
5に取付けられる。
上記の通りの簡単な係着作業によつて、シート
25にクールボツクスを短時間で取付けることが
でき、自動車が振動したり、急停車したり、急な
坂道を下降走行したりしても、移動するとか、シ
ート25から落下するとかということがない。
以上の本実施例によれば、上記上部及び下部の
凹所31,33の爪34,41がその突起35,
42を溝11〜13の内底面に押圧させているの
で、中仕切14は内部ケース9の幅方向に挾着さ
れるようにして支持され、本体1が振動しても同
方向にがたつかない。同時に、中部凹所32の爪
37,39がその突起38,40を溝11〜13
の内側面に押圧させているので、中仕切14は溝
幅方向に挾着されるようにして支持され、同方向
にもがたつかない。また、中仕切14は突起3
5,38,40,42の非常に小さい面積で溝1
1〜13に接触するだけなので、軽い脱着力で簡
単に脱着させることができる。
さらに、内部ケース9に複数組の溝11〜13
を設けたので、中仕切14のセツト位置を任意に
変更することができ、内容物のおどりを最小限に
抑制することができる。また、内部ケース9には
凹部である溝11〜13が形成されているので、
内容物を入れた場合でも、同溝11〜13は何等
邪魔にならない。
なお、この考案は前記実施例の構成に限定され
るものではなく、例えば次のようにして具体化す
ることもできる。
(1) 中仕切14の両側端に設ける爪は、溝11〜
13の内底面及び内側面を押圧するものである
限りにおいて、その形状寸法を限定されない。
(2) 内部ケース9に設ける溝は少なくとも一組あ
ればよく、その位置は限定されないが、複数組
を分散して設けるのが望ましい。
考案の効果 以上詳述したように、本考案は本体が振動して
も、中仕切は内部ケースの幅方向にも溝幅方向に
もがたつかないばかりでなく、内部ケースに中仕
切を軽い脱着力で簡単に脱着させることができ、
内容物を入れる際にも支障がないという優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を具体化した一実施例のクール
ボツクスを自動車のシートに取付けた状態を示す
側面図、第2図は同じく後方から見た斜視図、第
3図は同じく部分平面図、第4図は同じく蓋を開
けた状態を前方から見た斜視図、第5図は水筒の
斜視図、第6図は中仕切の正面図、第7図は中仕
切の右側面図、第8図は内部ケースの内底面を示
す部分斜視図である。 1……本体、9……内部ケース、11……第一
溝、12……第二溝、13……第三溝、14……
中仕切、34,37,39,41……爪。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 内部ケース9の両内側壁に溝11〜13を設
    けるとともに、中仕切14の両側端に溝11〜
    13の内底面を弾性力で押圧する爪34,41
    と、溝11〜13の内側面を弾性力で押圧する
    爪37,39とを設け、該溝11〜13に中仕
    切14の両側端部を嵌合させることによつて、
    クールボツクス内に中仕切14を着脱可能に取
    付けたことを特徴とする車両用クールボツクス
    における中仕切の取付構造。 2 爪34,37,39,41は中仕切14とと
    もに合成樹脂にて一体形成されていることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載
    の車両用クールボツクスにおける中仕切の取付
    構造。 3 爪34,37,39,41は、中仕切14の
    両側端に形成された凹所31,32,33内に
    おいて弾性的に撓むよう形成されていることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項また
    は第2項のいずれか一項に記載の車両用クール
    ボツクスにおける中仕切の取付構造。
JP14924484U 1984-10-02 1984-10-02 Expired JPH021149Y2 (ja)

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