JPH04123739U - 樹脂部品の結合構造 - Google Patents

樹脂部品の結合構造

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JPH04123739U
JPH04123739U JP3603691U JP3603691U JPH04123739U JP H04123739 U JPH04123739 U JP H04123739U JP 3603691 U JP3603691 U JP 3603691U JP 3603691 U JP3603691 U JP 3603691U JP H04123739 U JPH04123739 U JP H04123739U
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JP
Japan
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resin
ribs
parts
lid
fitting
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Withdrawn
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JP3603691U
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Inventor
和夫 松田
Original Assignee
西川化成株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は少ない部品点数で樹脂部品同士を強固
に結合できる樹脂部品の結合構造を提供することを目的
とする。 【構成】第1の樹脂部品12に、対向する内面の少なく
とも一方に係合突起26が形成されるとともに所定間隔
をもって立設された一対のリブ20,22と、該リブの
先端部を互いに一体的に連結する連結部24とからなる
嵌合部16,18を一体的に設ける。第2の樹脂部品1
4に、嵌合部16,18の係合突起26に係合するよう
に適合した係合突起32を有する挿入リブ28,30を
一体的に設ける。そして、嵌合部16,18に挿入リブ
28,30をそれぞれ挿入し、係合突起26,32同士
を互いに係合させて、第1及び第2の樹脂部品12,1
4を互いに結合する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のコンソールボックス、グローブボックス等に用いられる箱 状蓋体に使用するのに適した樹脂部品の結合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のコンソールボックス等の蓋体は、従来、蓋体への緩衝性付与又は装飾 性付与等の観点から、蓋本体と底蓋とからなる二重構造の蓋体が主に用いられて いる。
【0003】 蓋本体は合成樹脂から形成され、内部が凹状になって底部の開口した形状から なり、内面に結合用のボスが立設されている。一方、底蓋は前記ボスと対応する 位置にねじ穴の設けられた合成樹脂製板状体からなり、ねじ穴に挿入されるタッ プねじにより、蓋本体のボスに固着されて蓋本体の開口部を塞ぐようになってい る。
【0004】 しかしこの構造では、成形の際にボス内面に引けを生じやすく、その結果底蓋 を蓋本体のボスにねじ止めする際に、タップねじが空回りするという問題があっ た。
【0005】 またこの結合構造であると、タップねじを締め付ける際にボスが割れて確実に 底蓋を蓋本体に固着できない恐れがあるとともに、一旦は確実に底蓋をねじ止め した場合でも、自動車の振動等によりタップねじが弛んで底蓋が分離する恐れも ある。
【0006】 そこで、タップねじを使用しないで蓋本体と底蓋とを結合するよにうした箱状 蓋体の結合構造が実開平2−132540号に記載されている。この公開公報に 記載された箱状蓋体の結合構造では、タップねじの代わりに蓋本体及び底蓋に設 けた係合突起と筒状体を使用することにより、底蓋を蓋本体に強固に固定してい る。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述した公開公報に記載された箱状蓋体の結合構造では、蓋本体と底 蓋とを結合するために筒状体を使用しているため、部品点数が多くなりその分コ スト高になるという問題がある。
【0008】 本考案はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは 、少ない部品点数で樹脂部品同士を強固に結合できる樹脂部品の結合構造を提供 することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
第1の樹脂部品と第2の樹脂部品とを結合する構造において、第1の樹脂部品 に、対向する内面の少なくとも一方に係合突起が形成されるとともに所定間隔を もって立設された一対のリブと、該リブの先端部を互いに一体的に連結する連結 部とからなる嵌合部を一体的に設ける。そして、第2の樹脂部品に、前記嵌合部 の係合突起に係合するように適合した係合突起を有する挿入リブを一体的に設け て構成する。
【0010】
【作用】
第1樹脂部品の嵌合部に第2樹脂部品の挿入リブを挿入すると、両樹脂部品に 設けられた係合突起同士が互いに係合し、第1及び第2の樹脂部品を強固に結合 することができる。
【0011】 本考案によると、従来技術で必要とあったタップねじ、筒状体等の部品を使う ことなく樹脂部品同士を結合できるので、部品点数が少ない分だけ安価となり、 また組付が非常に容易となる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
【0013】 10は二重構造の箱状蓋体であり、外蓋12と内蓋14とを結合して構成され ている。外蓋12はABS樹脂、強化プラスチック等の合成樹脂から形成され、 内部が凹状に形成されている。外蓋12には内蓋14を一体的に係止する一対の 嵌合部16,18が一体的に形成されている。
【0014】 嵌合部16,18の構成は同一であるので、図2を参照して嵌合部16の詳細 構造について説明し、嵌合部18の詳細構造については省略する。嵌合部16は モールド成形時に外蓋12と一体成形され、所定間隔をもって立設された一対の リブ20,22と、これらのリブの先端部を一体的に連結する連結部24とから 構成される。リブ20の内面には係合突起26が一体的に形成されている。
【0015】 内蓋14は外蓋12の内側の美観向上、又は外蓋12の強度を増大させるため 、又は箱状蓋体10をコンソールボックス等に開閉可能に取り付けるためのもの であり、ポリプロピレン等の硬質プラスチックから形成される。
【0016】 内蓋14の外蓋12の嵌合部16,18に対応する位置には嵌合部16,18 にそれぞれ挿入される挿入リブ28,30が一体的に形成されており、各々の挿 入リブ28,30の先端には外蓋12の係合突起26に係合する係合突起32が 一体的に形成されている。
【0017】 図3(A)に示されるように、挿入リブ28の係合突起32の高さhは嵌合部 16のリブ22内面とリブ20に形成された係合突起26との間の幅dよりも高 く形成され、嵌合部16のリブ20,22の内面の幅よりも僅かばかり低くなる ように形成されている。
【0018】 次に図1及び図3を参照して、上述のように構成した箱状蓋体10の組立て方 について説明する。
【0019】 内蓋14を外蓋12に一体的に結合するには、まず図3(A)に示すように内 蓋14の挿入リブ28を外蓋12の嵌合部16に接近させ、挿入リブ28を嵌合 部16中に挿入すると、挿入リブ28の係合突起32が図3(B)に示すように 外蓋12に形成された嵌合部16の係合突起26を押して、リブ20,22の先 端部が連結部24により連結されているためリブ20を図示の如く撓ませる。
【0020】 挿入リブ28をなお押すと、挿入リブ28の係合突起32がリブ20の係合突 起26を乗り越え、係合突起26,32同士が互いに係合し、外蓋12と内蓋1 4が強固に結合されることになる。
【0021】 外蓋12の嵌合部18と内蓋14の挿入リブ30との係合も嵌合部16と挿入 リブ28の係合と同様にほぼ同時に達成される。
【0022】 本実施例においては、挿入リブ28の係合突起32の高さhが嵌合部16のリ ブ22の内面と係合突起26との間の幅よりも高く形成されているので、一旦内 蓋14の挿入リブ28,30が外蓋12の嵌合部16,18に挿入され、係合突 起26,32同士が係合すると、振動等に起因してこの係合が外れることはない 。
【0023】 図4は本考案の他の実施例を示しており、本実施例においては外蓋12に一体 的に形成された嵌合部36は、その内面に係合突起46が一体的に形成された一 対のリブ40,42と、これらのリブの先端を連結する一対の連結部44とから 構成される。
【0024】 内蓋14に一体的に形成された挿入リブ48には、その先端に嵌合部36の一 対の係合突起46,46に係合可能なように両側に突出した係合突起50が一体 的に形成されている。係合突起50の幅は、係合突起46,46間の幅よりも広 く、リブ40,42の内面の幅よりも僅かばかり狭くなるように形成されている 。
【0025】 上述した各実施例では、本考案に係る樹脂部品の結合構造を箱状蓋体を例にし て説明したが、本考案はこれに限定されるものではなく、第1の樹脂部品と第2 の樹脂部品を一体的に結合する他の結合構造にも勿論適合可能である。
【0026】
【考案の効果】
本考案は以上詳述したように構成したので、特別な結合部品を設けることなく 、少ない部品点数で組付が容易で結合強度の高い樹脂部品の結合構造を提供でき るという効果を奏する。
【0027】 また、立設された一対のリブの先端が連結部により連結され補強されているた め、リブの肉厚を薄く形成できるので、成形時に樹脂部品に引けをつくりにくい という効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の断面図である。
【図2】実施例の一部破断分解斜視図である。
【図3】実施例の組立て動作を説明する断面図である。
【図4】他の実施例の断面図である。
【符号の説明】
10 箱状蓋体 12 外蓋 14 内蓋 16,18 嵌合部 20,22 リブ 24 連結部 26,32 係合突起 28,30 挿入リブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の樹脂部品と第2の樹脂部品とを結
    合する構造であって、第1の樹脂部品に、対向する内面
    の少なくとも一方に係合突起が形成されるとともに所定
    間隔をもって立設された一対のリブと、該リブの先端部
    を互いに一体的に連結する連結部とから成る嵌合部を一
    体的に設け、第2の樹脂部品に、前記嵌合部の係合突起
    に係合するように適合した係合突起を有する挿入リブを
    一体的に設け、前記嵌合部に挿入リブを挿入し、前記係
    合突起同士を互いに係合させて、第1及び第2の樹脂部
    品を結合する樹脂部品の結合構造。
JP3603691U 1991-04-22 1991-04-22 樹脂部品の結合構造 Withdrawn JPH04123739U (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003053789A2 (en) * 2001-12-12 2003-07-03 Myoung Moon L.C Co., Ltd. An airtight container shut tight by a change of pressure
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