JPH06227403A - コラムカバー - Google Patents

コラムカバー

Info

Publication number
JPH06227403A
JPH06227403A JP3467793A JP3467793A JPH06227403A JP H06227403 A JPH06227403 A JP H06227403A JP 3467793 A JP3467793 A JP 3467793A JP 3467793 A JP3467793 A JP 3467793A JP H06227403 A JPH06227403 A JP H06227403A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
column cover
recess
parts
component
edge area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3467793A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Takeda
英幸 竹田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP3467793A priority Critical patent/JPH06227403A/ja
Publication of JPH06227403A publication Critical patent/JPH06227403A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 外形寸法の短縮化を図ることができるコラム
カバーを提供する。 【構成】 ロア部品4の縁部6にアッパ部品5側に開口
する凹部22を形成すると共に、アッパ部品5の縁部14に
内方に突出させずに凹部22に嵌合する突起部23を設け
た。ロア部品4及びアッパ部品5の一体化を内部にデッ
ドスペースを形成せずに達成できる。このため、アッパ
部品5とロア部品4とを締結する上で、内器とのクリア
ランス確保が容易になって外形寸法の増加を抑えること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のコンビネーシ
ョンスイッチ及びステアリングロックを収納するための
コラムカバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコラムカバーの一例として、図5
ないし図7に示すものがある。これらの図において、ス
テアリングコラム1のステアリングホイール2の連結部
分には、内部にコンビネーションスイッチ及びステアリ
ングロック(図示省略)を収納するコラムカバー3が設
けられている。コラムカバー3は、ロア部品4とアッパ
部品5とからなっている。
【0003】ロア部品4及びアッパ部品5は、凹形状に
屈曲した板状のロア部品側、アッパ部品側本体部6,7
と、ロア部品側、アッパ部品側本体部6,7のそれぞれ
に設けられた円弧状を成すロア部品側、アッパ部品側底
板部8,9とを有している。ロア部品側、アッパ部品側
本体部6,7の内側には、有底のロア部品側筒10及び内
側に雌ねじ11を形成したアッパ部品側筒12が互いに対向
可能に設けられている。
【0004】このコラムカバー3は、ロア部品側、アッ
パ部品側本体部6,7のそれぞれの縁部13,14及びロア
部品側、アッパ部品側底板部8,9のそれぞれの縁部1
5,16を重ね合わせ、ロア部品側筒10に挿入したスクリ
ュー17をアッパ部品側筒12の雌ねじ11に螺合させて、ロ
ア部品4及びアッパ部品5を一体的に組み付けるように
してある。従来は、このようにスクリュー17を用いてロ
ア部品4及びアッパ部品5を締結するタイプのコラムカ
バー3が主流であった。
【0005】このタイプのコラムカバーは、内部にロア
部品側、アッパ部品側筒10,12を設けており、内部収納
部材(以下、内器という。)の収納スペースが狭いもの
になっていた。
【0006】近年、この問題点の改善を図る等のために
前記コラムカバー3に代えて、ロア部品4及びアッパ部
品5を爪を用いて締結するタイプのコラムカバーが用い
られるようになってきている。
【0007】このタイプのコラムカバーの一例として、
図8及び図9に示すものがある。図において、アッパ部
品側本体部7には、内方に突出する爪18が設けられてい
ると共に、ロア部品4の縁部には前記爪18を係止するリ
ブ19が内方に突起して設けられている(このタイプのコ
ラムカバーの一例として、実公昭62-15095号公報参
照)。
【0008】また、爪18を用いて締結するタイプのコラ
ムカバーのさらに他の例として、図11に示すものがあ
る。図において、アッパ部品側本体部7及びアッパ部品
側底板部9の縁部16には爪18が内方に突起して設けられ
ていると共に、ロア部品4にはこの爪18に嵌合する孔20
が形成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図8及び図
9に示すコラムカバー3では、爪18またはリブ19が図9
及び図10に示すように例えば寸法Aの長さ分、コラムカ
バー3の内方に突出しており、内器21とのクリアランス
を確保するために外形が大きなものになっている。ま
た、図11に示すコラムカバー3も内方に突出する形状の
爪18を有しているので、上述したのと同様に、外形を大
きくする必要があった。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、外形寸法の短縮化を図ることができるコラムカバー
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ロア部品4及びアッパ部品5の縁部を重
ね合わせて構成するコラムカバー3において、ロア部品
4及びアッパ部品5のうち一方の縁部に他方側に開口す
る凹部を形成すると共に、他方の縁部に前記凹部に嵌合
する突起部を設けたことを特徴とする。
【0012】
【作用】このような構成とすれば、突起部を凹部に嵌合
することにより突起部が内方に突出せずにロア部品及び
アッパ部品の締結を果たすことができるので、内部にデ
ッドスペースを生じることがない。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例のコラムカバー3を
図1ないし図4に基づいて説明する。図において、ステ
アリングコラム1のステアリングホイール2の連結部分
には、内部にコンビネーションスイッチ及びステアリン
グロック(図示省略)を収納するコラムカバー3が設け
られている。コラムカバー3は、ロア部品4とアッパ部
品5とからなっている。
【0014】ロア部品4及びアッパ部品5は、凹形状に
屈曲した板状のロア部品側、アッパ部品側本体部6,7
と、ロア部品側、アッパ部品側本体部6,7のそれぞれ
に設けられた円弧状を成すロア部品側、アッパ部品側底
板部8,9とを有している。ロア部品側本体部6の縁部
13の内側にはアッパ部品5側に向けて開口し、かつ上辺
よりも下辺の寸法が長い略台形状の凹部22が複数個形成
されている。アッパ部品側本体部7の縁部14の端部14a
には、前記凹部22に嵌合する複数個の突起部23が設けら
れている。
【0015】このコラムカバー3では、ロア部品側、ア
ッパ部品側本体部6,7のそれぞれの縁部13,14及びロ
ア部品側、アッパ部品側底板部8,9のそれぞれの縁部
15,16を重ね合わせ、かつロア部品4の凹部22にアッパ
部品5の突起部23を嵌合させてロア部品4及びアッパ部
品5を一体的に組み付けるようにしている。
【0016】上述した構成のコラムカバー3では、アッ
パ部品5の突起部23は内方に突出していない。このため
アッパ部品5とロア部品4とを締結する上で、内器21と
のクリアランス確保が容易になって外形寸法の増加を抑
えることができる。
【0017】前記図8及び図9に示すコラムカバー3で
は、ロア部品4またはアッパ部品5を相手側から取り外
す際、爪18とリブ19との係合を解除する必要があるが、
その解除は容易でなく、取り外しに手間取ってしまう虞
があった。これに対し、本実施例のコラムカバー3で
は、ロア部品4とアッパ部品5の重ね合わせ面に沿う方
向にロア部品4及びアッパ部品5の一方を他方に向けて
押圧することによりロア部品4の凹部22とアッパ部品5
の突起部23との嵌合が解除されるので、ロア部品4とア
ッパ部品5との取り外し作業性が良好なものになる。
【0018】図11に示すコラムカバー3では、ロア部品
4に孔20を形成しているので、見栄えのしないものであ
るが、本実施例のコラムカバー3は、ロア部品4とアッ
パ部品5の係合を行なう上でこのような孔20の形成を伴
わなくて済み、見栄えするものとなっている。
【0019】本実施例では、凹部22が上辺よりも下辺の
寸法を長く設定した略台形状を成しており、凹部22に突
起部23を嵌合させた状態では、ロア部品4またはアッパ
部品5に上下方向の力が作用しても両者は容易には離脱
することがなく、抜け止め機能を果たすものになってい
る。
【0020】また、本実施例では、凹部22を形成したこ
とによりロア部品側本体部6には薄肉部24が残されたも
のになっているが、突起部23の凹部22への挿入時にこの
薄肉部24が突起部23に当接するので、位置決めを容易に
行なえることになる。
【0021】なお、上記実施例では、ロア部品4に凹部
22を形成し、アッパ部品5に突起部23を設けた場合を例
にしたが、アッパ部品5に凹部22を形成し、ロア部品4
に突起部23を設けるようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明は、ロア部品及びアッパ部品のう
ち他方の縁部の一方側の端部に、凹部に嵌合する突起部
を設けて突起部を内方に突出させずにロア部品及びアッ
パ部品の一体化を図ることができるので、アッパ部品と
ロア部品とを締結する上で、内器とのクリアランス確保
が容易になって外形寸法の増加を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のコラムカバーの一部を示す
分解斜視図である。
【図2】同コラムカバー及びステアリングコラムを示す
分解斜視図である。
【図3】同コラムカバーを示す分解斜視図である。
【図4】同コラムカバーを模式的に示す断面図である。
【図5】従来のコラムカバーの一例及びステアリングコ
ラムを示す分解斜視図である。
【図6】同コラムカバーを示す分解斜視図である。
【図7】同コラムカバーの部分断面図である。
【図8】コラムカバーの従来の他の例を示す分解斜視図
である。
【図9】同コラムカバーの部分拡大斜視図である。
【図10】同コラムカバーを模式的に示す断面図であ
る。
【図11】コラムカバーの従来のさらに他の例を示す分
解斜視図である。
【符号の説明】
3 コラムカバー 4 ロア部品 5 アッパ部品 6 ロア部品側本体部 7 アッパ部品側本体部 13 ロア部品側本体部の縁部 14 アッパ部品側本体部の縁部 14a アッパ部品側本体部の縁部の端部 22 凹部 23 突起部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロア部品及びアッパ部品の縁部を重ね合
    わせて構成するコラムカバーにおいて、ロア部品及びア
    ッパ部品のうち一方の縁部に他方側に開口する凹部を形
    成すると共に、他方の縁部に前記凹部に嵌合する突起部
    を設けたことを特徴とするコラムカバー。
JP3467793A 1993-01-29 1993-01-29 コラムカバー Pending JPH06227403A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3467793A JPH06227403A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 コラムカバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3467793A JPH06227403A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 コラムカバー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06227403A true JPH06227403A (ja) 1994-08-16

Family

ID=12421060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3467793A Pending JPH06227403A (ja) 1993-01-29 1993-01-29 コラムカバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06227403A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1207094A1 (fr) * 2000-11-17 2002-05-22 Renault Coquille d'habillage pour haut de colonne de direction
CN102673631A (zh) * 2011-03-09 2012-09-19 北汽福田汽车股份有限公司 方向盘装置及方向盘系统
WO2012137720A1 (ja) * 2011-04-04 2012-10-11 日本精工株式会社 ステアリング装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1207094A1 (fr) * 2000-11-17 2002-05-22 Renault Coquille d'habillage pour haut de colonne de direction
FR2816901A1 (fr) * 2000-11-17 2002-05-24 Renault Coquille d'habillage pour haut de colonne de direction
CN102673631A (zh) * 2011-03-09 2012-09-19 北汽福田汽车股份有限公司 方向盘装置及方向盘系统
WO2012137720A1 (ja) * 2011-04-04 2012-10-11 日本精工株式会社 ステアリング装置
US8657339B2 (en) 2011-04-04 2014-02-25 Nsk Ltd. Steering apparatus
JP5626342B2 (ja) * 2011-04-04 2014-11-19 日本精工株式会社 ステアリング装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2503322B2 (ja) 防水コネクタ
JP2524946Y2 (ja) 防水雌型コネクタハウジングの構造
JPH08251761A (ja) 電気接続箱
JPH06227403A (ja) コラムカバー
JPH09103018A (ja) 電気接続箱の車体取付構造
JPH11330717A (ja) 箱型電装部品の取付構造
JP2981132B2 (ja) プロテクタ
JP2593669Y2 (ja) ハーネスカバー
JPH0731573Y2 (ja) 電気機器収納箱
JPH0738005Y2 (ja) 自動車のグローブボックスリッドの構造
JP2001233126A (ja) 車両用ミラーベースへのガスケット取付構造
JP2524518Y2 (ja) フェンダライナの取付け構造
KR100228065B1 (ko) 자동차의 콘솔박스 리드 록킹용 마그네틱 하우징
JPH0434096Y2 (ja)
JP2002127802A (ja) 自動車用アシストグリップ
JPS6217605Y2 (ja)
JP3014587B2 (ja) スイッチパネルのインストルメントパネルへの取付構造
JP2002283929A (ja) ホールプラグ
KR0112385Y1 (ko) 자동차용 스티어링 및 이그니션 잠금장치의 도난방지 구조
JPH0421715Y2 (ja)
JP4244418B2 (ja) ライセンスプレートの取付構造
JP2563505Y2 (ja) フロントバンパにおけるランプ取付構造
JPH0429779Y2 (ja)
JPH0291860U (ja)
JP2548615Y2 (ja) 車両用灯具のレンズの取付構造