JPH058173Y2 - - Google Patents

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JPH058173Y2
JPH058173Y2 JP1986084602U JP8460286U JPH058173Y2 JP H058173 Y2 JPH058173 Y2 JP H058173Y2 JP 1986084602 U JP1986084602 U JP 1986084602U JP 8460286 U JP8460286 U JP 8460286U JP H058173 Y2 JPH058173 Y2 JP H058173Y2
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JP
Japan
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molding
holder
front pillar
locking protrusion
partition wall
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JP1986084602U
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JPS62195515U (ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は自動車のモール取付構造に関する。
(従来の技術とその問題点) 第5図に従来の自動車のモール取付構造(特開
昭59−164222号公報)の斜視図を示す。
この従来例は自動車のウインドシールドモール
1の取付構造に関するものであつて、ウインドシ
ールドモール1の裏面にはその長手方向に延びる
係止突条2が一体形成されている。一方、ボデイ
パネル3側には外向きに開放された長溝4を有す
るホルダ5が固着され、このホルダ5の長溝4に
上記ウインドシールドモール1の係止突条2を圧
入して係合させることによつて、ウインドシール
ドガラス6の端縁からボデイパネル3に亘る部分
を覆うようにウインドシールドモール1が位置決
めされる。そして、ウインドシールドモール1の
係止突条2の先端部に形成された楔形の張出部2
aが、ホルダ5の溝4の内壁面に形成された突起
4aに係止することにより、ウインドシールドガ
ラス6に対して垂直方向にウインドシールドモー
ル1が外れない構成とされている。
ところが、上記取付構造では、ホルダ5の長溝
4はホルダ5の長手方向の全長に亘つて単調に形
成されているだけにすぎないため、この長溝4に
係止突条2の係合するウインドシールドモール1
はその長手方向への位置ずれが生じやすく、所定
位置に精度よくウインドシールドモール1を取り
付けられないという問題を有する。
(考案の目的) この考案は上記問題を解決するためになされた
もので、簡単な構成によりモールをその長手方向
への位置ずれすることなく所定位置に精度よく取
り付けることのできる自動車のモール取付構造を
提供することを目的とする。
(目的を達成するための手段) この考案は、モールの裏面にその長手方向に向
けて形成された係止突条を、ボデイ側に設けられ
たホルダの溝に係合させた自動車のモール取付構
造であつて、前記ホルダの溝の途中に仕切壁を形
成するとともに、該仕切壁位置に対応する前記モ
ールの係止突条の途中には上記仕切壁を避ける切
欠部を形成して、上記仕切壁と切欠部との係合に
よりモールの長手方向への位置ずれを阻止するよ
うに構成している。
(実施例) 第1図はこの考案を適用した自動車の部分側面
図を示し、第2図は第1図における−矢視断
面図を示す。
この実施例は、第1図に符号Aで示す自動車の
フロントピラー部分のモール取付構造を示し、第
2図に示すようにフロントピラー7の外側面には
ゴムや熱可塑性合成樹脂などの弾性素材からなる
ホルダ8が固着されている。このホルダ8は第3
図に斜視図で示すように概形が縦長な直方体で、
その片面側には断面コ字状の長溝9が形成される
一方、この長溝9の裏面側には複数(この実施例
では2個)の係合突起10が一体形成されてい
る。上記長溝9の両側面にはホルダ8の長手方向
に向けて延びる係合片9aがそれぞれ上下2段に
分けて形成されており、長溝9はその途中に形成
された仕切壁11によつて分断されている。そし
て、上記係合突起10をフロントピラー7側に形
成された穴12に弾性嵌合させることにより、ホ
ルダ8はその長溝9が縦方向に向くようにフロン
トピラー7の外側面へ固着される。上記穴12へ
の係合突起10の弾性嵌合を容易にするため、係
合突起10にはその中心を通る割り溝10aが形
成されている。
一方、ウインドシールドガラス13の側縁から
フロントピラー7の外側面の前記ホルダ8取付部
を含む部分を覆うフロントピラーモール14は、
熱可塑性合成樹脂あるいはゴムなどの弾性素材か
らなり、その裏面側にはフロントピラーモール1
4の長手方向に延びる係止突条15が一体形成さ
れている。この係止突条15の両側面には第3図
に斜視図で示すように、その長手方向に向けて延
びる前後数段(この実施例では3段)の係合片1
5aがそれぞれ形成される一方、前記ホルダ8の
仕切壁11に対応する係止突条15の途中には、
この仕切壁11を避ける切欠部16が形成されて
いる。そして、上記係止突条15をホルダ8の長
溝9に圧入して係合させることにより、フロント
ピラーモール14はウインドシールドガラス13
の側縁からホルダ8を含むフロントピラー7の外
側面半部を覆う位置に位置決めされる。この取付
状態において、ホルダ8側の長溝9の係合片9a
と、フロントピラーモール14側の係止突条15
の係合片15aとは第2図に示すように係合し合
うため、車体外方へ向けてのフロントピラーモー
ル14のホルダ8からの脱落が阻止される。また
第2図の−矢視断面図を示す第4図のよう
に、上記取付状態において、ホルダ8側の長溝9
の仕切壁11と、フロントピラーモール14側の
係止突条15の切欠部16との係合も行われるた
め、係止突条15の長手方向移動が仕切壁11に
よつて阻止され、ここにフロントピラーモール1
4の長手方向への位置ずれが同時に阻止される。
なお第2図において、フロントピラー7の外側
面に向けて屈曲するフロントピラーモール14の
側辺部14aと、フロントピラー7の外側面の露
出部とで囲まれてできる凹陥段部は、フロントド
ア17の収容空間とされ、フロントドアフレーム
18の側縁に設けられたウエザストリツプ19を
上記フロントピラー7の露出部で受け止めるよう
に構成されている。同図において20はドアガラ
スである。
この実施例は、フロントピラーモール14の取
付けについて説明したが、第1図にウインドシー
ルドモール21にも同様に適用可能なことは勿論
である。第1図において、フロントピラーモール
15と他のモール21との中継部は、別に形成さ
れたコーナ連結部材23によつて補われる。
(考案の効果) 以上のように、この考案の自動車のモール取付
構造によれば、ホルダの溝に仕切壁を形成し、モ
ールの係止突条に切欠部を形成するという極く簡
単な構成によりモールをその長手方向への位置ず
れすることなく所定位置に精度よく取り付けるこ
とができ、またモールを係止するホルダの溝の途
中に設けられた仕切壁が溝幅の開きを規制する補
強部材として働くので、係止突条の溝からの離脱
が有効に防止でき、モールの取付強度が向上する
などの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例であるモール取付
構造の適用された自動車の部分側面図、第2図は
第1図の−矢視断面図、第3図はホルダとフ
ロントピラーモールの分解斜視図、第4図は第2
図の−矢視断面図、第5図は従来例の要部断
面図である。 7……フロントピラー、8……ホルダ、9……
長溝、11……仕切壁、14……フロントピラー
モール、15……係止突条、16……切欠部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モールの裏面にその長手方向に向けて形成され
    た係止突条を、ボデイ側に設けられたホルダの溝
    に係合させた自動車のモール取付構造であつて、
    前記ホルダの溝の途中に仕切壁を形成するととも
    に、該仕切壁位置に対応する前記モールの係止突
    条の途中に前記仕切壁を避ける切欠部を形成した
    ことを特徴とする自動車のモール取付構造。
JP1986084602U 1986-06-02 1986-06-02 Expired - Lifetime JPH058173Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986084602U JPH058173Y2 (ja) 1986-06-02 1986-06-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986084602U JPH058173Y2 (ja) 1986-06-02 1986-06-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62195515U JPS62195515U (ja) 1987-12-12
JPH058173Y2 true JPH058173Y2 (ja) 1993-03-02

Family

ID=30939247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986084602U Expired - Lifetime JPH058173Y2 (ja) 1986-06-02 1986-06-02

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6159421B2 (ja) * 1981-01-31 1986-12-16 Showa Kiki Kogyo Kk

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0222324Y2 (ja) * 1984-09-26 1990-06-15

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6159421B2 (ja) * 1981-01-31 1986-12-16 Showa Kiki Kogyo Kk

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Publication number Publication date
JPS62195515U (ja) 1987-12-12

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