JPH05449Y2 - - Google Patents

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JPH05449Y2
JPH05449Y2 JP11066787U JP11066787U JPH05449Y2 JP H05449 Y2 JPH05449 Y2 JP H05449Y2 JP 11066787 U JP11066787 U JP 11066787U JP 11066787 U JP11066787 U JP 11066787U JP H05449 Y2 JPH05449 Y2 JP H05449Y2
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JP
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clip
molded ceiling
sunroof
protruding piece
ceiling
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JP11066787U
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はサンルーフ用成形天井の端部取付構
造に関する。
(従来の技術) 近年、乗用車では、第2図に示したようにルー
フパネル1に矩形状の開口部3を形成し、この開
口部3を覆うシエード5をスライドさせることに
よつて室内への風の巻き込みや、あるいは室内へ
の入射光を調節するいわゆるサンルーフ付のもの
が多く提供されている。
第3図は従来のサンルーフ付乗用車の一部を示
したもので、第2図のA−A線断面を概略的に示
している(類似のものとして実開昭56−127012号
公報)。ルーフパネル1に形成された開口部3の
周囲には、この開口部3の周縁を補強するサンル
ーフフレーム7が配設されている。そして、この
サンルーフフレーム7の開口縁部と成形天井9の
開口縁部とは、共に上記開口部3に臨んで配置さ
れている。なお、成形天井9は、基材11と表皮
材13とを積層し、ルーフに沿つて配置したもの
である。
このような成形天井9の上記開口部3に臨む縁
部は、サンルーフフレーム7の縁部下面に配置さ
れ、ウエルト15を差し込むことによつてサンル
ーフフレーム7に保持される。なお、第3図にお
いて、符号17は開口部3の蓋体として用いられ
るシエードを示し、符号19は、シエード13の
端部を図示しないスライド部材を介して案内する
スライドレールを示したものである。(特開昭53
−136222参照)。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このようにウエルト15を成形
天井9の開口縁部とサンルーフフレーム7の開口
縁部との間に差し込んでこれらの端末処理を行う
場合には、ウエルト15と成形天井9との間に形
成されるパーテイングや、ウエルト15と成形天
井9との材質の違いによつて、端末の見栄が悪
く、しかもウエルト15を差し込むという作業が
煩雑であつた。また、特に成形天井9の表皮材1
3が布である場合には、ウエルト15を植毛仕様
とすることによつて端末の美感を向上させうる
が、ウエルトが高価になるという問題があつた。
そこで、この考案は、美感が損われることがな
く、取付作業性も良好で、しかも安価なサンルー
フ用成形天井の取付構造の提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) この考案では、成形天井の開口縁部に突出片を
一体成型し、一方端部に凸部を有し他方端部に凹
部を有するクリツプを前記開口縁部と突出片との
間に取付け、サンルーフフレームの縁部に孔を形
成している。
(作用) 上記構成では、突出片を折り返すことによつて
クリツプの一方端部の凸部が、サンルーフフレー
ムの孔を介して他方端部の凹部内に嵌合され、も
つて突出片がサンルーフフレームの上面に保持さ
れ、成形天井の開口縁部の取付けが行われる。
(実施例) 以下、図面に示した一実施例を参照しながら説
明する。
第1図は本考案に係るサンルーフ用成形天井の
取付構造を示したものである。
成形天井21は、表皮材23と基材25とから
なり、その端部はルーフパネル(図示せず)の開
口部27に臨むように配置されている。この開口
部27に臨む成形天井21の一端部すなわち開口
縁部29には、表皮材23によつて突出片31が
一体成型されている。
一方、この突出片31と、成形天井21の基材
25との間には、折曲自在なる樹脂性のクリツプ
33が貼着されている。
上記クリツプ33の一方端部、すなわち突出片
31に貼着された端部には凸部35が配設され、
クリツプ33の他方端部、すなわち基材25に貼
着された端部には凹部37が形成されている。凸
部35と凹部37との形成は逆でもよい。また、
クリツプ33の折曲部には凹部39が形成され、
ヒンジを構成している。このようなクリツプ33
は開口縁部29全体に渡る形状として縁部29の
補強を兼ねるようにすることもできるが、部分的
なものでもよい。全体に設ける場合、凸部35、
凹部37は一定間隔で設けるものとなる。
一方、サンルーフフレーム41の端部には孔4
3が形成されており、この孔43はクリツプ33
の凸部35が挿入し得る大きさに形成されてい
る。
つぎに、成形天井21の開口部27における取
付について説明する。
成形天井21は、その開口縁部29がサンルー
フフレーム41の端部下面に臨むように配置され
る。その際、クリツプ33の凹部37は、サンル
ーフフレーム41の孔43の真下に配置される。
その後、成形天井21の突出片31が折り返さ
れ、第1図に示した状態から矢印B方向に回動さ
れる。クリツプ33の一端部がサンルーフフレー
ム41の上面に達すると、凸部35が孔43内へ
挿入され、凸部35がクリツプ33の凹部37に
嵌合される。なお、凸部35が凹部37に嵌合さ
れると、サンルーフフレーム41の縁部45は、
クリツプ33の凹部39内に配置され、この縁部
45と成形天井21の突出片31との接触が阻止
される。
このように、クリツプ33が折り返されること
により、成形天井21の突出片31はサンルーフ
フレーム41の上面に一体的に保持される。従つ
てサンルーフ開口縁部に従来のようなパーテイン
グラインが現われず、見栄えが向上する。また、
従来のようにウエルトに植毛するようなことが必
要なくなり、コスダウンが図れる。さらに、クリ
ツプ33は凸部35、凹部37の係合によつてサ
ンルーフフレーム41の縁部45に取付けられる
ため、取付強度が高い。
なお、上記実施例では、突出片31は表皮材2
3を延設することによつて構成したが、本考案に
係る突出片は上記実施例に限定されず、基材25
と表皮材23とを延設したものであつても良いこ
とは言うまでもない。
(考案の効果) 以上説明したように本考案に係るサンルーフ用
成形天井の端部取付構造では、成形天井に取付け
たクリツプを折り返し、成形天井の表皮材と同じ
材質の突出片をサンルーフフレームの上面側に引
き回すとともに、クリツプの凸部をクリツプの凹
部内嵌合させることにより、突出片をサンルーフ
フレームに保持させる構造としたため、端末の見
栄えが良く取付作業も簡単で安価である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るサンルーフ用成形天井の
端部取付構造の一実施例を示した断面図、第2図
はサンルーフ付乗用車の斜視図、第3図は従来の
サンルーフ用成形天井の端部取付構造を示した断
面図である。 21……成形天井、29……開口縁部、31…
…突出片、33……クリツプ、35……凸部、3
7……凹部、41……サンルーフフレーム、43
……孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 成形天井の開口縁部に突出片を一体成型し、一
    方端部に凸部を有し他方端部に凹部を有するクリ
    ツプを前記形成天井の開口縁部と突出片との間に
    取付け、サンルーフフレームの縁部に孔を形成
    し、前記成形天井の前記突出片を折り返して前記
    クリツプの凸部を前記サンルーフフレームの孔を
    通して前記クリツプの凹部に嵌合させたことを特
    徴とするサンルーフ用成形天井の取付構造。
JP11066787U 1987-07-21 1987-07-21 Expired - Lifetime JPH05449Y2 (ja)

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JP11066787U JPH05449Y2 (ja) 1987-07-21 1987-07-21

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JP11066787U JPH05449Y2 (ja) 1987-07-21 1987-07-21

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JPS6416451U JPS6416451U (ja) 1989-01-26
JPH05449Y2 true JPH05449Y2 (ja) 1993-01-07

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