JPH067938Y2 - 車両のルーフ構造 - Google Patents

車両のルーフ構造

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JPH067938Y2
JPH067938Y2 JP1988036750U JP3675088U JPH067938Y2 JP H067938 Y2 JPH067938 Y2 JP H067938Y2 JP 1988036750 U JP1988036750 U JP 1988036750U JP 3675088 U JP3675088 U JP 3675088U JP H067938 Y2 JPH067938 Y2 JP H067938Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
opening
roof panel
sunshade
guide rail
top ceiling
Prior art date
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Application number
JP1988036750U
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English (en)
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JPH01138808U (ja
Inventor
謙治 松本
元喜 ▲吉▼田
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ルーフパネルに形成されたサンルーフ用開口
部を覆うように透光性パネルが設置されるとともに、そ
の下方にサンシェードが設置されてなる車両のルーフ構
造に関するものである。
[従来の技術] 従来、例えば実開昭59−19421号公報に示される
ように、サンルーフを構成するガラスパネルの下面に日
除け用のサンシェードを着脱自在に装着することによ
り、乗員に直射日光が照射されるのを防止するととも
に、その必要がない場合には上記サンシェードをガラス
パネルから取外して所定の位置に収納するようにしたも
のが知られている。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来のサンルーフ構造においては、サンシェードを
開放する際にサンシェードをガラスパネルの下面から引
き剥がすようにして取外す必要があり、作業が煩雑であ
るとともに、取外したサンシェードを邪魔にならない位
置に収納する必要があるという問題がある。
また、サンシェードの開閉操作を容易化するためにルー
フパネルの下面にガイドレールを設置し、このガイドレ
ールにサンシェードを着脱自在に支持させることも行な
われているが、この場合には車体の天井部においてガイ
ドレールを設置した後、このガイドレールにサンシェー
ドを支持させるとともに、サンシェードにより閉止され
る開口部が形成されたトップシーリングを設置するとい
う煩雑な組付作業を行なわなればならず、しかも上記ガ
イドレールの設置時およびサンシェードの組付時に生じ
る組付誤差と、トップシーリングの取付時の誤差とが累
積することにより、トップシーリングの開口位置と、サ
ンシェードの閉止位置とがずれて外観が損なわれ易いと
いう問題があった。
本考案は、車両の天井部にサンシェードを摺動自在に設
置する際の組付作業を簡略化し、かつトップシーリング
の開口位置と、サンシェードの閉止位置とがずれるのを
防止することができるとともに、上記サンシェードを安
定して支持することができる車両のルーフ構造を提供す
ることを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本考案は、ルーフパネルに形成されたサンルーフ用開口
部を覆うように透光性パネルが設置されてなる車両のル
ーフ構造において、上記サンルーフ用開口部に対応した
位置に開口部が形成されるとともに、この開口部の側辺
部に沿って前後方向に伸びるガイドレールが設置された
トップシーリングをルーフパネルの下面に取付け、上記
ガイドレールに、トップシーリングの開口部を覆うサン
シェードを摺動自在に支持させ、かつ上記ルーフパネル
に形成されたサンルーフ用開口部の側辺部に下方に凹入
する凹部を形成するとともに、上記ガイドレールを支持
するフィキシングプレートを上記ルーフパネルの凹部に
対応する位置に設けたものである。
[作用] 上記構成のルーフ構造は、サンシェードをトップシーリ
ングの開口部に対応させて正確に位置決めした状態で設
置した後、上記トップシーリングをルーフパネルの下面
に取付けるとともに、トップシーリングに設置されたガ
イドレールを、ルーフパネルに設けたフィキシングプレ
ートに支持させことにより、上記ルーフパネルの下方に
おいてサンシェードが安定状態で摺動自在に設置される
ことになる。
[実施例] 第1図は、ルーフパネル1に形成されたサンルーフ用開
口部2に、ガラス材もしくはポリカーボネート樹脂等の
透光性を有する合成樹脂材等からなる透光性パネル3が
設置された車両の外観図を示している。上記透光性パネ
ル3には、第2図に示すように、周縁部にウェーザスト
リップ4が取付けられるとともに、下面の前縁部および
後端部に係合片5およびロックレバー6がそれぞれ取付
けられている。そして、上記係合片5をサンルーフ用開
口部2の前縁部に設けられた保持部材7の係合溝内に嵌
入するとともに、ロックレバー6を上記サンルーフ用開
口部2の後縁部に設けられた係止部材8に係合すること
により、透光性パネル3がサンルーフ用開口部2を覆う
ように着脱自在に装着されている。
また、上記ルーフパネル1の下面には、フェノール樹脂
を含侵させたガラス繊維等の剛性部材からなる基材9
と、表面がビニールシート材等で覆われたウレタンフォ
ーム材等の軟質部材からなる表皮材10とにより構成さ
れたトップシーリング11が取付けられている。このト
ップシーリング11には、第3図および第4図に示すよ
うに、上記ルーフパネル1のサンルーフ用開口部2に対
応した位置に開口部13が形成されるとともに、この開
口部13の左右両側辺部に沿って前後方向に伸びる断面
コ字形のガイドレール14が締着具15によって取付け
られている。そして、このガイドレール14には、光を
遮断する合成樹脂材等からなるサンシェード16が摺動
自在に支持され、このサンシェード16によって上記開
口部13の上面を覆うように構成されている。
また、上記トップシーリング11は、第5図に示すよう
に、周縁部が取付け用クリップ17によってルーフパネ
ル1の下面周縁部に取付けられ、かつ上記ガイドレール
14の上辺部が取付け用クリップ18によってサンルー
フ用開口部2の側辺部に設置されたフィキシングプレー
ト19に取付けられることにより、ルーフパネル1の下
面に支持されるように構成されている。上記フィキシン
グプレート19は、サンルーフ用開口部2の側辺部に沿
ってルーフパネル1に形成された下方に凹入する凹部2
0の下面を覆うように設置され、その底部に上記取付け
用クリップ17が装着される透孔が形成されている。
このようにトップシーリング11に形成された開口部1
3の左右両側辺部に沿ってガイドレール14を設置し、
このガイドレール14にサンシェード16を摺動自在に
支持させるようにしたため、上記トップシーリング11
をルーフパネル1に取付ける前後に、サンシェード16
をトップシーリング11の開口部13に対して正確に位
置決めした状態で組付けることができる。そして上記サ
ンシェード16が組付けられたトップシーリング11お
よびガイドレール14をルーフパネル1の下面に取付け
ることにより、このルーフパネル1の下方においてサン
シェード16を摺動自在に設置することができるため、
ルーフパネル1にサンシェード16を直接支持させるよ
うに構成した場合に比べて、車室内における作業工数を
減少させて組付作業を容易化することができるという利
点がある。
また、上記トップシーリング11をルーフパネル1に組
付ける際に、このルーフパネル1に設けたフィキシング
プレート19に上記ガイドレール14を支持させるよう
に構成したため、上記サンシェード16の摺動時に作用
する荷重をルーフパネル1によって支持することがで
き、これによって上記トップシーリング11に付与され
る荷重を効果的に軽減することができる。しかも、上記
フィキシングプレート19は、ルーフパネル1のサンル
ーフ用開口部2の側辺部に沿って形成された凹部20に
対応する位置において剛性の高い部分に設けられている
ため、簡単な構成で上記荷重を安定して実施例すること
ができる。また、上記フィキシングプレート19および
ガイドレール14がサンルーフ用開口部2の側方部に設
置されることになるため、上記ガイドレール14等によ
ってサンルーフ用開口部2の有効開口面積が狭められる
ことを防止することができる。
なお、上記サンシェード16を摺動させる電動駆動装置
を設け、スイッチ操作に応じてサンシェード16を開放
位置と閉止位置とに自動的に摺動させるように構成して
もよい。
[考案の効果] 以上説明したように本考案は、ルーフパネルの下方に取
付けられるトップシーリングに、ルーフパネルのサンル
ーフ用開口部に対応した開口部を形成するとともに、こ
の開口部に沿ってガイドレールを設置し、このガイドレ
ールにサンシェードを摺動自在に支持させるようにした
ため、上記トップシーリングをルーフパネルに取付ける
前にサンシェードをトップシーリングに組付けることが
できる。したがって、上記トップシーリングの開口部位
置と、サンシェードの閉止位置とがずれることのないよ
うに、上記開口部に対して正確に位置決めした状態でサ
ンシェードを設置することができるとともに、車室内に
おける組付工数を減少させて作業を簡略化できるという
利点がある。
また、ルーフパネルに設けたフィキシングプレートによ
ってガイドレールを支持させるように構成したため、上
記サンシェードの摺動時に作用する荷重をルーフパネル
によって安定して支持し、上記トップシーリングに付与
される荷重を効果的に軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るルーフ構造を備えた自動
車の斜視図、第2図は第1図のII−II線断面図、第3図
は上記ルーフ構造の要部を示す斜視図、第4図は第1図
のIV−IV線断面図、第5図は第4図のV−V線断面図で
ある。 1…ルーフパネル、2…サンルーフ用開口部、3…透光
性パネル、11…トップシーリング、13…開口部、1
4…ガイドレール、16…サンシェード、19…フィキ
シングプレート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ルーフパネルに形成されたサンルーフ用開
    口部を覆うように透光性パネルが設置されてなる車両の
    ルーフ構造において、上記サンルーフ用開口部に対応し
    た位置に開口部が形成されるとともに、この開口部の側
    辺部に沿って前後方向に伸びるガイドレールが設置され
    たトップシーリングをルーフパネルの下面に取付け、上
    記ガイドレールに、トップシーリングの開口部を覆うサ
    ンシェードを摺動自在に支持させ、かつ上記ルーフパネ
    ルに形成されたサンルーフ用開口部の側辺部に下方に凹
    入する凹部を形成するとともに、上記ガイドレールを支
    持するフィキシングプレートを上記ルーフパネルの凹部
    に対応する位置に設けたことを特徴とする車両のルーフ
    構造。
JP1988036750U 1988-03-18 1988-03-18 車両のルーフ構造 Expired - Lifetime JPH067938Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988036750U JPH067938Y2 (ja) 1988-03-18 1988-03-18 車両のルーフ構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP1988036750U JPH067938Y2 (ja) 1988-03-18 1988-03-18 車両のルーフ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01138808U JPH01138808U (ja) 1989-09-21
JPH067938Y2 true JPH067938Y2 (ja) 1994-03-02

Family

ID=31263340

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JP1988036750U Expired - Lifetime JPH067938Y2 (ja) 1988-03-18 1988-03-18 車両のルーフ構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2383131A1 (de) * 2010-04-28 2011-11-02 Saint-Gobain Glass France Fahrzeugdach mit integriertem Rollo-Schiebedach

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5536057U (ja) * 1978-08-31 1980-03-07

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JPH01138808U (ja) 1989-09-21

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