JPH0329211Y2 - - Google Patents

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JPH0329211Y2
JPH0329211Y2 JP15742685U JP15742685U JPH0329211Y2 JP H0329211 Y2 JPH0329211 Y2 JP H0329211Y2 JP 15742685 U JP15742685 U JP 15742685U JP 15742685 U JP15742685 U JP 15742685U JP H0329211 Y2 JPH0329211 Y2 JP H0329211Y2
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JP
Japan
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curtain
retractor
sunshade
opening
light
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は自動車のサンシエードに関し、より
詳しくはサンシエードにおけるカーテン用リトラ
クタ支持構造に関する。
(従来の技術) 自動車の窓開口に設けられるサンシエードに
は、車体に形成された窓開口を開閉するカーテン
と、このカーテンを巻き取り可能とするリトラク
タとで構成されたものがある。(例えば、実開昭
52−41813号公報)。
上記構成において、リトラクタがこのリトラク
タ専用の支持手段により車体側に支持されたもの
がある。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記のように専用の支持手段を
設けると、この支持手段の構成は複雑であり、ま
た、その成形手数も煩雑となる。
(考案の目的) この考案は、上記のような事情に注目してなさ
れたもので、リトラクタの支持手段を簡単な構成
にすると共に、その成形が容易にできるようにす
ることを目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とす
るところは、カーテンを所定移動方向へ案内する
ためにリブとレールを設けたものにおいて、カー
テン用リトラクタの被支持部を係止させる係止溝
をリブに形成し、この係止溝の開放端をレールの
一部で閉止した点にある。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
1は自動車の車体で、この車体1の前部にはフ
ロントウインド2が形成され、同上車体1の側面
にはフロントドア3やリヤドア4が設けられ、こ
の車体1内に車室5が形成されている。また、6
はルーフで、このルーフ6は車体1上面を形成す
るアウタパネル6aと、このアウタパネル6aの
内側に接合されるインナパネル6bとで構成され
る。
上記ルーフ6の下面を覆う天井部材である樹脂
製の成形天井7が設けられ、この成形天井7はブ
ラケツト9によりルーフ6のインナパネル6bに
取り付けられている。
上記ルーフ6には前部サンルーフ11と、左右
一対の後部サンルーフ12,12とが設けられて
いる。
上記前部サンルーフ11について説明すると、
ルーフ6の前部に窓開口14が形成され、これに
対応するように成形天井7に天井開口15が形成
されている。上記窓開口14の開口縁にはゴム等
弾性のウエザストリツプ16が設けられおり、ま
た、天井開口15の開口縁にもゴム等弾性のオー
プニングトリム17が設けられている。そして、
上記ウエザストリツプ16に圧接するようにして
窓開口14をこの窓開口14の上方から開閉自在
に閉じる窓ガラス18が設けられる。この窓ガラ
ス18の前縁側18aは図示しないヒンジによつ
て窓開口14の前縁側に上下回動自在(第3図中
矢印A)に枢支される。
また、上記構成において、窓開口14と天井開
口15とを通しての採光量を調整するためのサン
シエード装置20が設けられる。以下、このサン
シエード装置20について説明する。
上記窓開口14を開閉自在とするサンシエード
21が設けられ、このサンシエード21は窓ガラ
ス18に取り付けられる樹脂製のサンシエード本
体22を有している。
上記サンシエード本体22はプレス成形される
もので、全体として板状で両側が下方に湾曲した
形状とされ、その中央部には透光開口23が形成
される。そして、この透光開口23の後部開口縁
23b側には遮光用のカーテン24と、これを巻
き取るリトラクタ25とが設けられる。即ち、上
記カーテン24の後端はリトラクタ25に連結さ
れ、上記カーテン24はこのリトラクタ25に弾
性力で巻取可能とされている。一方、同上カーテ
ン24の前端は上記透光開口23の前部開口縁2
3aに向かつて出退自在に移動可能とされ、この
カーテン24の前端が移動端とされている。
上記カーテン24の移動端にはこの端縁に沿つ
て延びる断面視で円形状の摺動杆27が取り付け
られ、この摺動杆27を車体の前後方向へ案内す
る案内手段28がサンシエード本体22に設けら
れる。
そして、上記サンシエード本体22が窓開口1
4を覆うと、この窓開口14を通しての採光量が
減少させられる。また、上記摺動杆27の押動操
作によつてリトラクタ25の弾性力に抗しながら
カーテン24を繰り出して前方へ移動させると、
透光開口23が閉じられ、この透光開口23を通
しての採光量が減少させられる。
一方、リトラクタ25によるカーテン24の巻
き取り動作を伴つて摺動杆27を後方へ移動させ
ると、透光開口23が開放され、この透光開口2
3を通しての採光量が増大させられる。
上記サンシエード本体22についてより詳しく
説明すると、このサンシエード本体22の前部に
は前部フランジ31が形成される。そして、この
前部フランジ31が前記ウエザストリツプ16と
オープニングトリム17との間に嵌脱自在に嵌入
され、サンシエード本体22はこの前部フランジ
31の上記嵌入位置を中心に上下回動自在とされ
る。一方、このサンシエード本体22の後端は窓
ガラス18の後端縁18bに取り付けられたブラ
ケツト18cに対しクリツプ18dにより着脱自
在に取り付けられている。
次に、上記案内手段28について説明すると、
この案内手段28は前記摺動杆27の車幅方向両
端をそれぞれ摺動自在に内嵌させてカーテン24
の移動端を案内する長孔状の案内孔34を有して
いる。
即ち、カーテン24の移動端の移動方向に沿つ
て透光開口23の各側開口縁23cにリブ36が
一体的に突設される。このリブ36はサンシエー
ド本体22のプレス成形時に同時に成形される。
また、このリブ36は上記側部開口縁23cに沿
つて延びる突条部39と、この突条部39の前後
部に一体的に突設される円柱状の支持部38,3
8とを有している。
また、上記リブ36に沿つてこのリブ36上方
にレール37が設けられる。このレール37は板
金製で断面視がU字状に形成され、その前後端の
底板がねじ40,40によつて上記支持部38,
38にねじ止めされる。
そして、上記リブ36とレール37の間の間隙
によつて前記案内孔34が形成される。この案内
孔34に前記摺動杆27の車幅方向各端部が嵌入
される。また、この摺動杆27の各端部が下方に
向けて折り曲げられ、これによつてカーテン24
前端は案内手段28に対する幅方向の移動が規制
されている。
前記リトラクタ25はその軸心上に被支持部で
ある巻取軸25aを有しており、この巻取軸25
aの各端部が支持手段41によりサンシエード本
体22に取り付けられる。
上記支持手段41は次のように構成される。即
ち、リトラクタ25の巻取軸25aを嵌脱自在に
嵌入させる側面視U字状の係止溝43が突条部3
9の後端上面に形成される。そして、上記支持部
38,38に支持されたレール37の後端が上記
係止溝43の開放端を閉止している。従つて、こ
のレール37の後端が係止溝43からの巻取軸2
5aの抜出を阻止し、これによつて、巻取軸25
aが係止溝43に嵌入された状態が保持される。
なお、以上は前部サンルーフ11に設けられた
サンシエード装置20について説明したが、前記
後部サンルーフ12,12にもこのサンシエード
装置20と同構成のサンシエード装置がそれぞれ
設けられる。ただし、この装置ではカーテンの移
動端は車幅方向に向つて出退自在とされる。
(考案の効果) この考案によれば、リトラクタの被支持部を係
止させる係止溝をリブに形成し、この係止溝の開
放端をレールの一部で閉止したため、係止溝に嵌
入された被支持部がこの係止溝から抜け出すこと
はレールにより阻止され、これによつて、リトラ
クタが支持される。従つて、カーテン案内用のリ
ブとレールとを利用してリトラクタが支持される
のであり、このリトラクタを支持するための支持
手段は簡単な構成とされる。
また、上記係止溝は樹脂製のサンシエード本体
に一体成形されたリブに形成したため、サンシエ
ード本体の成形時にリブと共にこの係止溝を同時
に成形することができる。よつて、リトラクタの
支持手段の成形は容易となる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図はリトラ
クタ用支持手段の展開斜視図、第2図は車体ルー
フの斜視図、第3図は第2図の−線矢視断面
図、第4図はサンシエードの一部展開斜視図、第
5図は第4図の部分拡大図である。 1……車体、6……ルーフ、11……前部サン
ルーフ、14……窓開口、20……サンシエード
装置、21……サンシエード、22……サンシエ
ード本体、23……透光開口、24……カーテ
ン、25……リトラクタ、25a……巻取軸、3
6……リブ、37……レール、43……係止溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 窓開口に設けられるサンシエードを樹脂製のサ
    ンシエード本体と、このサンシエード本体に形成
    される透光開口と、一端側の移動でこの透光開口
    を開閉するカーテンと、このカーテンの他端側か
    らこのカーテンを巻き取り可能とするリトラクタ
    とで構成し、上記カーテンの一端側の移動方向に
    沿つて透光開口の開口縁に一体的にリブを突設す
    ると共に、このリブに沿つて延びるレールを設
    け、これらリブとレールとの間に形成された案内
    孔に上記カーテンの一端側の一部を摺動自在に内
    嵌した自動車のサンシエードにおいて、上記リト
    ラクタの被支持部を係止させる係止溝をリブに形
    成し、この係止溝の開放端をレールの一部で閉止
    したことを特徴とする自動車のカーテン用リトラ
    クタ支持構造。
JP15742685U 1985-10-14 1985-10-14 Expired JPH0329211Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15742685U JPH0329211Y2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15742685U JPH0329211Y2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14

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Publication Number Publication Date
JPS6264619U JPS6264619U (ja) 1987-04-22
JPH0329211Y2 true JPH0329211Y2 (ja) 1991-06-21

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JP15742685U Expired JPH0329211Y2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2571784Y2 (ja) * 1993-07-13 1998-05-18 三光発条株式会社 窓用カーテン装置

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JPS6264619U (ja) 1987-04-22

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