JPH055053Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH055053Y2
JPH055053Y2 JP1986051003U JP5100386U JPH055053Y2 JP H055053 Y2 JPH055053 Y2 JP H055053Y2 JP 1986051003 U JP1986051003 U JP 1986051003U JP 5100386 U JP5100386 U JP 5100386U JP H055053 Y2 JPH055053 Y2 JP H055053Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curtain
locking
rod member
window opening
guide groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986051003U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62162117U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986051003U priority Critical patent/JPH055053Y2/ja
Publication of JPS62162117U publication Critical patent/JPS62162117U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH055053Y2 publication Critical patent/JPH055053Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は自動車のサンシエード装置に関し、
より詳しくはカーテン係止装置に関する (従来の技術) 自動車のサンシエード装置には例えば実開昭57
−17813号公報で示されるものがある。
この構成では、車体に窓開口が形成され、この
窓開口を開閉するカーテンが設けられる。このカ
ーテンはその一端側からカーテンを巻き取るよう
にリトラクタで付勢され、一方、同上カーテンの
他端は出退自在に移動可能とされる。
また、窓開口を閉じる方向にカーテンを進出さ
せたとき、この進出位置でカーテンをその姿勢に
保持できるように、上記カーテンの進出端に係止
孔が形成され、この係止孔と嵌合して上記進出端
を係止するフツクが窓開口の開口縁に設けられ
る。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上記従来構成では、窓開口を閉じる
姿勢にカーテンを保持させようとするときには、
カーテンの進出端をリトラクタの付勢力に抗して
引つ張つた状態で、視認しながら係止孔をフツク
に嵌合させる作業が要求される。しかし、運転操
作など他の操作が必要とされる車両にあつては上
記のような作業は極めて煩雑である。
(考案の目的) この考案は、上記のような事情に着目してなさ
れたもので、窓開口を閉じる姿勢にカーテンを保
持させるための作業が容易にできるようにし、か
つ、このカーテンの保持がより確実になされるよ
うにすることを目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とす
るところは、カーテンの進出位置で、このカーテ
ンの進出端に取り付けられた杆部材の端部に同上
カーテンの後退方向で対向可能な係止面を、案内
レールの案内溝の下面に連なるように形成し、か
つ、上記杆部材の端部を同上案内溝の下面側から
上記係止面側に向わせるようにこの杆部材を付勢
するばね部材を設け、かつ、上記杆部材の端部に
上記カーテンの後退方向に向つて突出する係止突
起を形成し、上記カーテンの進出位置で、上記係
止突起を上記案内溝の下面側から上記係止面側に
向わせるよう付勢する他のばね部材を設けた点に
ある。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第2図において、1は自動車で、その車体2上
部にはルーフ3が形成されると共に、このルーフ
3には前部サンルーフ5と左右一対の後部サンル
ーフ6,6が設けられる。
第3図により上記ルーフ3及び後部サンルーフ
6について説明する。
上記ルーフ3はその上面を構成するアウタパネ
ル8と、このアウタパネル8の車室側に設けられ
るインナパネル9とを有し、これらアウタパネル
8とインナパネル9の端縁が互いに接合して溶着
されている。また、車室には、その上面を覆う成
形天井10が設けられ、この成形天井10は上記
インナパネル9に取り付けられる。
一方、上記後部サンルーフ6はルーフ3に形成
された窓開口12とこれに対応するように成形天
井10に形成された天井開口13と、上記窓開口
12を開閉する窓ガラス14とを有している。上
記窓開口12の開口縁12aはアウタパネル8と
インナパネル9とを接合した部分により構成さ
れ、この開口縁12aにはウエザストリツプ16
が嵌め合わされている。そして、上記窓開口12
を窓ガラス14で閉じた時、この窓ガラス14は
ウエザストリツプ16に圧接され、これにより車
室への雨水等の侵入が防止される。一方、上記天
井開口13の開口縁13aにはオープニングトリ
ム17が嵌め合わされ、その下部開口縁13aは
上記インナパネル9に支持される。
また、上記窓開口12と天井開口13とを通し
ての採光量を調整するためにサンシエード装置1
9が設けられる。
第3図及び第4図により上記サンシエード装置
19について説明する。
上記サンシエード装置19は遮光用カーテン2
0を有し、このカーテン20は上記ルーフ3と成
形天井10とで挟まれた空間内に設けられる。ま
た、上記カーテン20の車幅方向内端がリトラク
タ21に連結され、このリトラクタ21により同
上カーテン20は内端側から巻き取るように付勢
される(図中矢印Tにより巻取方向を示す)。一
方、同上カーテン20の車幅方向外端は上記窓開
口12の車幅方向外端側の開口縁12aに向つて
出退自在とされ、これによつて窓開口12はカー
テン20により開閉される。
また、上記リトラクタ21を収納するリトラク
タケース22が設けられる。このリトラクタケー
ス22は前記インナパネル9に支持され、同上リ
トラクタケース22の車幅方向外端は前記天井開
口13の上部開口縁13aとオープニングトリム
17との間に嵌め込まれている。
一方、上記カーテン20の車幅方向外端にこの
端縁に沿つて延びる杆部材24が取り付けられ、
この杆部材24を案内する案内レール25が前記
ウエザストリツプ16とオープニングトリム17
との間の空間内に設けられる。
上記杆部材24はその両端部にねじ止めされる
摺動部材26を有し、この摺動部材26が上記案
内レール25の案内溝25aに摺動自在に嵌入さ
れる。また、上記杆部材24にはこの軸方向に沿
つて延びる取手27がねじ止めされる。
そして、乗員により取手27の車幅方向外方へ
の押動操作で、リトラクタ21の付勢力に抗しな
がらカーテン20を繰り出し、このカーテン20
を車幅方向外方へ移動させる。すると、上記カー
テン20により窓開口12と天井開口13とが閉
じられ、これによつて採光量が減少する(第3図
中実線図示)。
また、リトラクタ21の付勢力によるカーテン
20の巻き取り動作に伴つて取手27を車幅方向
内方へ移動させる。すると、窓開口12と天井開
口13とが開放され、採光量が増大する(第3図
中二点鎖線図示)。
上記構成において、カーテン20が窓開口12
を全閉とするとき、カーテン20をその姿勢に保
持するカーテン係止装置29が設けられる。
主に第1図、第5図及び第6図により上記カー
テン係止装置29について説明する。
上記案内レール25の車幅方向外端には窓開口
12を全閉としたときの摺動部材26に当接し
て、この摺動部材26のそれ以上の進出を阻止す
るストツパ面30が形成される。また、上記摺動
部材26の進出位置で、この摺動部材26にカー
テン20の後退方向で対向する係止面31が前記
案内溝25aの下面に連なるように形成される。
一方、上記摺動部材26には、カーテン20の後
退方向に向つて突出する係止突起33が形成され
る。
一方、上記案内レール25の車幅方向外端部で
この案内レール25を構成する上面板25bに
は、この案内レール25の内外を連通する一対の
貫通孔39,39′が形成される。そして、上記
貫通孔39,39′にばね部材34の基部端37
が挿通されてこのばね部材34が上面板25bに
支持される。上記ばね部材34は上記基部端37
から車幅方向外方に向つて延びるばね本体35を
有している。また、同上基部端37から同上外方
に向つて一体的に延びる他のばね部材36が設け
られている。
上記の場合、ばね本体35の方が他のばね部材
36よりも上記外方に長く延びている。
上記カーテン20と共に上記摺動部材26が進
出したとき、その進出位置で、この摺動部材26
は、上記ばね本体35により上記案内溝25aの
下面側から上記係止面31側に付勢されると共
に、他のばね部材36によつて、前記係止突起3
3が同上案内溝25aの下面側から同上係止面3
1側に付勢されるようになつている。
そして、リトラクタ21の付勢力に抗する取手
27の押動操作により案内溝25aに沿つて摺動
部材26を摺動させてカーテン20を進出させ
(第1図中一点鎖線図示)、この状態から更に上記
摺動部材26を摺動させてカーテン20により窓
開口12を全閉とする。すると、上記摺動部材2
6はストツパ面30に当接してこの摺動部材26
のそれ以上の移動が阻止される(第1図中符号S
図示)。この場合、更に、取手27を押動操作す
ると、摺動部材26がその軸心26a回りに回動
し、これに伴つて係止突起33は下方回動させら
れる(第1図中矢印D図示)。
そして、上記の状態から取手27に対する操作
を解除すると、リトラクタ21の付勢力で係止面
31に係止突起33の回動端が当接して係止され
る。この時、上記摺動部材26がばね部材34の
ばね本体35により下方へ向つて弾性的に付勢さ
れると共に、上記係止突起33が他のばね部材3
6により下方へ向つて弾性的に付勢される。
このため、上記カーテン20をその進出位置に
保持させる場合に、上記したように杆部材24の
端部たる摺動部材26がばね部材34により係止
面31側に付勢されることに加えて、上記摺動部
材26に突設された係止突起33も他のばね部材
36により同上係止面31側に付勢されて、同上
係止面31に係止されることから、上記係止がよ
り確実になされることとなる。
しかも、この場合、杆部材24の摺動部材26
と、これから突出した係止突起33とが両ばね部
材34,36により付勢され、つまり、カーテン
20の出退方向の二つの点で付勢されて上記係止
が行われるため、上記杆部材24の摺動部材26
と係止突起33とが一体的に上記案内溝25aの
下面側に向つて係止面31を転動しようとするこ
とが防止される。このようにして、同上摺動部材
26のリトラクタ21側への移動は規制される
(第1図中実線図示)。これによつて、カーテン2
0は窓開口12を全閉とする状態に保持される。
また、上記全閉状態からばね部材34の付勢力
に抗して取手27を巻取方向Tに押動操作する。
すると、摺動部材26がその軸心26a回りに回
動し、これに伴う係止突起33の上方回動(第1
図中矢印U図示)により係止面31に対する係止
突起33の係合が解除される。すると、摺動部材
26はリトラクタ21の巻取方向Tへ摺動し、こ
れによつて、カーテン20は窓開口12を開放す
る。
なお、上記図示の例ではカーテン20が窓開口
12を全閉としたときにカーテン20を係止する
カーテン係止装置29を設けたが、このカーテン
係止装置29を案内レール25の中途部に設けて
も良い。また、この考案は後部サンルーフ6用の
サンシエード装置19に適用したが、前部サンル
ーフ5に設けても良く、更に、リヤウインド等の
ウインド部に設けても良い。
(考案の効果) この考案によれば、窓開口を閉じるように付勢
力に抗してカーテンを進出させたとき、この進出
位置におけるカーテン進出端の杆部材の端部にカ
ーテンの後退方向で対向する係止面を案内レール
に形成し、上記杆部材の端部をこの係止面に向わ
せるようにこの杆部材の端部を付勢するばね部材
を設けたため、窓開口を閉じようとして杆部材を
操作しこのカーテンを進出させると、この進出位
置で杆部材がばね部材により係止面に向つて付勢
される。そして、ここで上記杆部材に対する操作
力を弱めると、上記ばね部材の付勢力により杆部
材の端部が係止面に向つて自動的に移動させられ
ると共に、カーテンを巻き取る方向への付勢力に
より杆部材の端部が自動的に上記係止面に係止さ
せられる。これによつて、カーテンが保持され、
窓開口を閉じる操作が完了する。
従つて、従来のように、窓開口を閉じる際にカ
ーテンの進出端を視認しながら窓開口の開口縁側
に係止させるというような煩雑な作業は不要とな
り、よつて、窓開口を閉じる姿勢にカーテンを保
持させるための作業は容易になされる。また、上
記杆部材の端部に上記カーテンの後退方向に向つ
て突出する係止突起を形成し、上記カーテンの進
出位置で、上記係止突起を上記案内溝の下面側か
ら上記係止面側に向わせるよう付勢する他のばね
部材を設けたため、カーテンをその進出位置に保
持させる場合に、上記したように杆部材の端部が
じね部材により係止面側に付勢されることに加え
て、上記端部に突設された係止突起も他のばね部
材により同上係止面側に付勢されて同上係止面に
係止されることから、上記係止がより確実とな
る。
しかも、この場合、杆部材の端部とこれから突
出した係止突起とが両ばね部材により付勢され、
つまり、カーテンの出退方向の二つの点で付勢さ
れて上記係止が行われるため、上記杆部材の端部
と係止突起とが一体的に上記案内溝の下面側に向
つて係止面を転動しようとすることが防止され
る。
上記の結果、上記係止が不意に解除されるとい
うことが確実に防止されて、窓開口を閉じるカー
テンの保持がより確実になされることとなる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図はカーテ
ン係止装置の断面を示す説明図、第2図はルーフ
の斜視図、第3図は第2図の−線矢視断面
図、第4図は第3図の−線矢視図、第5図は
案内レールの端部を示す斜視図、第6図はばね部
材の斜視図である。 1……自動車、2……車体、12……窓開口、
19……サンシエード装置、20……カーテン、
21……リトラクタ、24……杆部材、25……
案内レール、25a……案内溝、26……摺動部
材(端部)、29……カーテン係止装置、31…
…係止面、33……係止突起、34……ばね部
材、35……ばね本体、36……他のばね部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体に形成された窓開口にカーテンを設け、こ
    のカーテンをその一端側から巻き取るように付勢
    する一方、同上カーテンの他端の出退移動で上記
    窓開口を開閉可能とし、上記カーテンの他端にそ
    の端縁に沿つて延びる杆部材を取り付けると共
    に、上記カーテンの出退方向に沿つて延びる案内
    レールを設け、上記杆部材の端部を上記案内レー
    ルの案内溝に摺動自在に嵌合した自動車用サンシ
    エード装置において、上記カーテンの進出位置
    で、上記杆部材の端部に同上カーテンの後退方向
    で対向可能な係止面を上記案内溝の下面に連なる
    ように形成し、かつ、上記杆部材の端部を同上案
    内溝の下面側から上記係止面側に向わせるように
    この杆部材を付勢するばね部材を設け、かつ、上
    記杆部材の端部に上記カーテンの後退方向に向つ
    て突出する係止突起を形成し、上記カーテンの進
    出位置で、上記係止突起を上記案内溝の下面側か
    ら上記係止面側に向わせるよう付勢する他のばね
    部材を設けたことを特徴とする自動車用のカーテ
    ン係止装置。
JP1986051003U 1986-04-04 1986-04-04 Expired - Lifetime JPH055053Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986051003U JPH055053Y2 (ja) 1986-04-04 1986-04-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986051003U JPH055053Y2 (ja) 1986-04-04 1986-04-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62162117U JPS62162117U (ja) 1987-10-15
JPH055053Y2 true JPH055053Y2 (ja) 1993-02-09

Family

ID=30874875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986051003U Expired - Lifetime JPH055053Y2 (ja) 1986-04-04 1986-04-04

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH055053Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0356095Y2 (ja) * 1985-10-14 1991-12-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62162117U (ja) 1987-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100414457B1 (ko) 자동차도어윈도우패널밀봉용틈마개밀봉시스템
JP2017030731A (ja) サンルーフ装置
JPH055053Y2 (ja)
JPH0329209Y2 (ja)
JPH0156002B2 (ja)
JPS62198517A (ja) 自動車の開閉式屋根構造
US4664440A (en) Roof door structure for vehicles
JPH0237618Y2 (ja)
US6428088B1 (en) Locking sunshade system
KR20230001351A (ko) 차량용 도어 힌지 장치
JPH0523965B2 (ja)
JPH0356095Y2 (ja)
JPH0356096Y2 (ja)
JPS6251019U (ja)
JPH0329211Y2 (ja)
JPH0349923Y2 (ja)
JPH0417375Y2 (ja)
CN108891240B (zh) 一种汽车遮阳设备
JP2586982Y2 (ja) 自動車のルーフ構造
JPH039455Y2 (ja)
JPH0622580Y2 (ja) 自動車用アウタスライドル−フ装置
JPH0440973Y2 (ja)
JPH035130Y2 (ja)
JP2973007B2 (ja) スライディングルーフ装置
JPH0137288Y2 (ja)