JPH0431130Y2 - - Google Patents

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JPH0431130Y2
JPH0431130Y2 JP1985157425U JP15742585U JPH0431130Y2 JP H0431130 Y2 JPH0431130 Y2 JP H0431130Y2 JP 1985157425 U JP1985157425 U JP 1985157425U JP 15742585 U JP15742585 U JP 15742585U JP H0431130 Y2 JPH0431130 Y2 JP H0431130Y2
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sunshade
opening
light
ceiling
shielding lip
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は遮光が確実になされ、かつ、外観上
の体裁が良好となるようにした自動車用サンルー
フのサンシエード装置に関する。
(従来の技術) 自動車には、車室への採光を良くするためにサ
ンルーフが設けられる場合がある。このサンルー
フには実開昭59−19421号公報に示されるように
構成されたものがある。
即ち、この構成によれば、車体ルーフに窓開口
が形成され、この窓開口に対応して車体ルーフ下
面を覆う天井部材に天井開口が形成される。そし
て、同上窓開口を車外から覆う窓ガラスが設けら
れる。また、上記窓開口からの光を遮光可能とす
る剛性のサンシエードが上記窓ガラスの下面に着
脱自在に取り付けられる。
上記構成において、外観体裁上の点で、窓ガラ
スに取り付けられたサンシエードは天井開口内に
納められ、天井面が平坦となるようにされてい
る。このため、窓ガラスに対しサンシエードを着
脱しようとする場合にはこのサンシエードの外縁
部と天井開口の開口縁とが干渉しようとするが、
この干渉を回避するために、これら両者間にはわ
ずかの間隙が形成されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上記従来構成では、窓ガラスにサン
シエードを取り付けた場合、このサンシエードの
外縁部と、天井開口との間には間隙が形成される
ことになるため、この間隙を通して車室に光が侵
入することとなる。従つて、上記従来構成ではサ
ンシエードを取り付けた場合でも、確実な遮光を
得ることができないという不都合がある。
そこで、上記サンシエードの外縁部にこの外縁
部から外側方に向つて突出する弾性の遮光リツプ
を設け、この遮光リツプで上記間隙を覆うことが
考えられる。しかしながら単にこのように構成す
ると、サンシエードが剛性体であり、遮光リツプ
が弾性体であることから、両者の間に外観上の違
和感が生じてこれが天井面の外観を低下させるお
それがある。
(考案の目的) この考案は、上記のように事情に注目にてなさ
れたもので、窓ガラスの下面の着脱自在に取り付
けたサンシエードの外縁部と天井開口の開口縁と
の間から車室に光が侵入しないようにしてより確
実な遮光が得られるようにすると共に、窓ガラス
に対するサンシエードの着脱操作が容易にできる
ようにし、かつ、車室天井面の体裁を良好に保つ
ようにすることを目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とす
るところは、天井開口の開口縁とサンシエードの
外縁部との間の間隙を覆うように上記サンシエー
ドの外縁部にこの外縁部から外側方に向つて突出
する弾性の遮光リツプを設け、かつ、これらサン
シエードと遮光リツプの各車室側の面に跨つてこ
れらの両面を覆う表皮材を設け、この表皮材を上
記両面にそれぞれ貼り付けた点にある。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
1は自動車の車体で、この車体1の前部にはフ
ロントウインド2が形成され、同上車体1の側面
にはフロントドア3やリヤドア4が設けられ、こ
の車体1内に車室5が形成されている。また、6
はルーフで、このルーフ6は車体1上面を形成す
るアウタパネル6aと、このアウタパネル6aの
内側に接合されるインナパネル6bとで構成され
る。
上記ルーフ6の下面を覆う天井部材である樹脂
製の成形天井7が設けられる。この成形天井7は
その車室5側の面を覆う表皮材7aを有してい
る。そして、この成形天井7はブラケツト9によ
りルーフ6のインナパネル6bに取り付けられて
いる。
上記ルーフ6には前部サンルーフ11と、左右
一対の後部サンルーフ12,12とが設けられて
いる。
上記前部サンルーフ11について説明すると、
ルーフ6の前部に窓開口14が形成され、これに
対応するように成形天井7に天井開口15が形成
されている。上記窓開口14の開口縁にはゴム等
弾性のウエザストリツプ16が設けられており、
また、天井開口15の開口縁にもゴム等弾性のオ
ープニングトリム17が設けられている。そし
て、上記ウエザストリツプ16に圧接するように
して窓開口14をこの窓開口14の上方から開閉
自在に閉じる窓ガラス18が設けられる。この窓
ガラス18の前縁側18aは図示しないヒンジに
よつて窓開口14の前縁側に上下回動自在(第3
図中矢印A)に枢支される。
また、上記構成において、窓開口14と天井開
口15とを通しての採光量を調整するためのサン
シエード装置20が設けられる。以下、このサン
シエード装置20について説明する。
上記窓開口14を開閉自在とするサンシエード
21が設けられる。このサンシエード21は窓ガ
ラス18の下面に取り付けられる樹脂製のサンシ
エード本体22を有している。
上記サンシエード本体22はプレス成形されて
剛性を有し、板状で両側が下方に湾曲した形状と
され、その中央部には透光開口23が形成され
る。そして、この透光開口23を開閉する遮光用
のカーテン24と、これを巻き取るリトラクタ2
5とが設けられる。28は案内レールで、この案
内レール28はリトラクタ25とは反対側のカー
テン24の移動端を所定移動方向に案内する。そ
して、この移動端の移動で透光開口23が開閉さ
れる。
上記サンシエード本体22についてより詳しく
説明すると、このサンシエード本体22の前部に
は前部フランジ31が形成される。そして、上記
前部フランジ31が前記ウエザストリツプ16と
オープンニングトリム17との間に嵌脱自在に嵌
入され、サンシエード本体22はこの前部フラン
ジ31の上記嵌入位置を中心に上下回動自在とさ
れる(第3図中矢印B)。
上記の場合、サンシエード本体22はその車幅
方向の外幅寸法がこれに対応する天井開口15の
同方向内幅寸法よりも狭くなるように形成されて
おり、サンシエード本体22の外縁部22aと上
記天井開口15の開口縁との間には車幅方向にお
いて間隙l,lが形成される。従つて、上記のよ
うにサンシエード本体22を上下回動する場合に
このサンシエード本体22と天井開口15の開口
縁とが干渉することは防止される。
一方、上記サンシエード本体22の後端はその
上方回動姿勢で窓ガラス18の後端縁18bに取
り付けられたブラケツト18cに対しクリツプ1
8dにより着脱自在に取り付けられている。
上記構成において、サンシエード本体22の車
幅方向各外縁部22a,22aにゴム製等弾性の
遮光リツプ33が嵌合され、かつ、接着される。
この遮光リツプ33はサンシエード本体22の外
縁部22aから外側方に向つて突出しており、サ
ンシエード21を窓ガラス18下面に取り付けた
状態ではこの遮光リツプ33の突出端は前記ウエ
ザストリツプ16とオープニングトリム17の間
に嵌入されている。そして、この遮光リツプ33
によつて前記間隙lが閉じられる。
上記サンシエード本体22と遮光リツプ33の
接合部における車室5側の面は面一に成形されて
いる。そして、上記サンシエード本体22と遮光
リツプ33の各車室5側の面に跨つてこれら両面
を全体的に覆う表皮材35が設けられ、この表皮
材35は上記両面にそれぞれ接着剤により貼り付
けられている。
上記表皮剤35によつて、上記サンシエード本
体22と遮光リツプ33、およびこれら両者2
2,33の接合部が車室5側から外観されること
は防止される。また、サンシエード本体22と遮
光リツプ33の接合部は面一に成形されているた
め、この接合部に貼り付けられた表皮材35の車
室5側の面は平滑であり、車室5天井面の外観上
の体裁を良好に保持できる。
また、上記表皮材35の材質や色彩を選択して
この表皮材35を前記成形天井7の表皮材7aと
調和させることで車室5上部の外観上の体裁をよ
り向上させることができる。
次に、窓ガラス18に対しサンシエード21を
取り付ける操作について第1図と第3図にもとづ
いて説明する。
まず、サンシエード本体22の前部フランジ3
1がウエザストリツプ16とオープニングトリム
17との間に嵌入される。次に、この前部フラン
ジ31の嵌入位置を中心にサンシエード本体22
の後端を上方へ回動させる。すると、これに伴つ
て、天井開口15の開口縁下方に位置する自由状
態の遮光リツプ33(第1図中一点鎖線図示)が
上方側(同第1図中矢印C)へ移動し、遮光リツ
プ33の突出端が天井開口15の開口縁に押接し
て下方に撓むように弾性変形させられる(同第1
図中二点鎖線図示)。このとき、遮光リツプ33
は天井開口15の開口縁から負荷を受け、この外
力は遮光リツプ33をサンシエード本体22から
剥がれさせるように作用するが、サンシエード本
体22に対する遮光リツプ33の接着力と、これ
ら両者22,33に貼り付けられた表皮材35と
により遮光リツプ33がサンシエード本体22か
ら剥がれることは防止される。
更に、上記遮光リツプ33の弾性力に抗してサ
ンシエード本体22の後端を上方へ回動させる
と、遮光リツプ33がさらに上方側(同第1図中
矢印D)へ移動させられる(同第1図中実線図
示)。そして、上記上方回動姿勢のサンシエード
本体22の後端を前記ブラケツト18cに対しク
リツプ18dにより取り付ける。これによつて、
窓ガラス18に対するサンシエード21の取り付
けが完了する。
一方、窓ガラス18に取り付けた状態のサンシ
エード21を取り外す操作は、上記と逆の手順で
達成される。
なお、上記実施例ではサンシエード本体22の
車幅方向各外縁部22a,22aに遮光リツプ3
3を設けることとしたが、この遮光リツプ33を
上記外縁部22a,22aのうちいずれか一方側
にのみ設けてもよい。この場合には、同上外縁部
22a,22aのうち他方側をウエザストリツプ
16とオープニングトリム17間の空間に嵌脱自
在に嵌入させ、この嵌入位置を中心としてサンシ
エード21を回動させることにより、窓ガラス1
8に対するサンシエード21の取り付け、取り外
し操作がなされる。
また、サンシエード21を伴つて窓ガラス18
を上下回動させ、これによつて窓開口14を開閉
させる場合、遮光リツプ33は上記オープニング
トリム17と接触する場合と同じようにウエザス
トリツプ16に接触して弾性変形し、これによつ
て、窓開口14に対するサンシエード21の通過
が許容される。
また、以上は前部サンルーフ11に設けられた
サンシエード装置20について説明したが、前記
後部サンルーフ12,12にもこのサンシエード
装置20の同構成のサンシエード装置がそれぞれ
設けられる。
(考案の効果) この考案によれば、サンシエードの外縁部にこ
の外縁部から外側方に向つて突出する弾性の遮光
リツプを設けたため、サンシエードを窓ガラスに
取り付けた場合、このサンシエードの外縁部とこ
れに対応する天井開口の開口縁との間に形成され
る間隙が遮光リツプで閉じられる。従つて、窓ガ
ラスにサンシエードを取り付けた場合に、上記間
隙から車室に光の侵入することが防止され確実な
遮光が得られる。
また、上記のような確実な遮光は、単に遮光リ
ツプの弾性力に抗してサンシエードを窓開口内に
嵌入させ、これを窓ガラスに取り付けることによ
つて自動的に得られるため、上記遮光のための操
作は容易である。
しかも、サンシエードと遮光リツプの各車室側
の面に跨つてこれら両面を覆う表皮材を設けたた
め、サンシエードと遮光リツプとはこの構造上異
種の部材であつて違和感を生じさせるものではあ
るが、これらが表皮材で覆われることから、車室
天井面の体裁が良好に保たれる。
また、この場合、表皮材は、サンシエードと遮
光リツプの各車室側の面に跨つて設けられると共
にこれら両面にそれぞれ貼り付けられたため、上
記表皮材によつて、サンシエードと遮光リツプの
固着が強固になされることとなる。
よつて、窓ガラスに対しサンシエードを着脱操
作する場合に、遮光リツプが天井開口の開口縁に
接触し、これから外力を受けても、サンシエード
に対する遮光リツプの固着は確実に保たれる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図は第4図
の部分拡大断面図、第2図は車体ルーフの斜視
図、第3図は第2図の−線矢視断面図、第4
図は同第2図の−線矢視断面図、第5図はサ
ンシエードの一部展開斜視図である。 1……車体、6……ルーフ、7……成形天井
(天井部材)、11……前部サンルーフ、14……
窓開口、15……天井開口、18……窓ガラス、
20……サンシエード装置、21……サンシエー
ド、33……遮光リツプ、35……表皮材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体ルーフの下面を覆う天井部材を設け、同上
    車体ルーフに窓開口を形成すると共にこの窓開口
    に対応して同上天井部材に天井開口を形成し、上
    記窓開口を覆う窓ガラスを設け、この窓ガラスの
    下面のサンシエードを着脱自在に取り付けた自動
    車用サンルーフのサンシエード装置において、上
    記サンシエードの外縁部にこの外縁部から外側方
    に向つて突出する弾性の遮光リツプを設け、か
    つ、これらサンシエードと遮光リツプの各車室側
    の面に跨つてこれら両面を覆う表皮材を設け、こ
    の表皮材を上記両面にそれぞれ貼り付けたことを
    特徴とする自動車用サンルーフのサンシエード装
    置。
JP1985157425U 1985-10-14 1985-10-14 Expired JPH0431130Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985157425U JPH0431130Y2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985157425U JPH0431130Y2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14

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Publication Number Publication Date
JPS6264628U JPS6264628U (ja) 1987-04-22
JPH0431130Y2 true JPH0431130Y2 (ja) 1992-07-27

Family

ID=31079959

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985157425U Expired JPH0431130Y2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14

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Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6045122B2 (ja) * 1979-08-03 1985-10-08 ソシエテ・ユ−ロピアンヌ・デ・プロデユイ・レフラクテ−ル β’−サイアロンの製法

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JPS6264628U (ja) 1987-04-22

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