JPH0445936Y2 - - Google Patents

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JPH0445936Y2
JPH0445936Y2 JP1984123273U JP12327384U JPH0445936Y2 JP H0445936 Y2 JPH0445936 Y2 JP H0445936Y2 JP 1984123273 U JP1984123273 U JP 1984123273U JP 12327384 U JP12327384 U JP 12327384U JP H0445936 Y2 JPH0445936 Y2 JP H0445936Y2
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JP
Japan
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visor
visor body
lip
coating layer
protector
Prior art date
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JP1984123273U
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JPS6137014U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車の窓の上枠に沿つて付設され
て日除け、雨除けとして作用する自動車用サイド
バイザーに関する。
(従来の技術) 従来この種の装置としては、実開昭57−31214
号のものが知られている。このものでは、第2図
に図示したように、バイザー本体1の先端に塩化
ビニル製のプロテクタ2が係止されてサイドバイ
ザーは形成されている。このプロテクタ2はバイ
ザー本体1の先端の鋭利な形状を避けるために設
けられている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、プロテクタ2は、バイザー本体
1の先端を折曲して形成した係止部1aに係止さ
れているに過ぎないので、プロテクタ2に脱落が
生じ易いという問題があつた。
しかも、自動車では、窓の上枠と車体の屋根と
の間に充分な間〓が得られない。このため、ドア
開閉時窓ガラス3とサイドバイザーとの干渉を避
けるには、間〓Aを要すると共に、サイドバイザ
ーを略水平形状にしなければならない。よつて、
サイドバイザーによる日除け、雨除けの効果を充
分なものとなし得ないという問題点があつた。
そこで、本考案は、上記問題点を解決すること
を課題とする。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) そこで、本考案では次の手段を講じた。即ち、
被覆層に、バイザー本体の端部に被覆するプロテ
クタ及びドア上縁より下方に位置し前記バイザー
本体に対して単独で自由に屈曲可能な弾性を有し
たリツプとを形成したことにある。
(作用) 被覆層をバイザー本体に一体成形したから、被
覆層はバイザー本体に充分強く接着される。よつ
て、被覆層に形成したプロテクタのバイザー本体
からの脱落が確実に防止される。
(実施例) 以下図面に従つて本考案による実施例を説明す
る。
第1図に図示したように、車体の両側に付設さ
れるサイドバイザー10は、板厚0.5mm程度のス
テンレス板製のバイザー本体11と、このバイザ
ー本体11を被覆する軟質塩化ビニール製の被覆
層12とから成る。そして、長尺のサイドバイザ
ー10は、冷間ロール成形により車体の長手方向
に沿うように所定の形状に成形されたバイザー本
体11に、被覆層12を押し出し成形することに
より形成される。従つて、被覆層12はバイザー
本体11に強く接着されている。
押し出し成形時、被覆層12にプロテクタ12
aとリツプ12bを同時成形により形成してい
る。プロテクタ12aは、バイザー本体11の端
部をその長手方向に沿つて被覆し、鋭利な端部が
露出することを防止している。しかも、被覆層1
2がバイザー本体11に強く接着されているか
ら、プロテクタ12aはバイザー本体11に確実
に取付けられている。
又、リツプ12は、バイザー本体11の下面に
配されると共にバイザー本体11の長手方向に沿
つて形成されている。そして、リツプ12bによ
り、日光、雨が車体側(第1図左側部分)に侵入
することを確実に防止している。しかも、リツプ
12bは軟質塩化ビニール製であるから、弾性を
有している。従つて、車体両側の窓上枠に沿つて
サイドバイザー10が配されたために、リツプ1
2bが、ドア開閉に伴つて窓ガラスとたとえ干渉
したとしても何らドア開閉に支障をきたさない。
よつて、リツプ12bを可及的に下方に長く形成
でき、リツプ12bによる日除け、雨除け効果を
向上させられる。
被覆層12はバイザー本体11の下面全面を被
覆すると共に、サイドバイザー10のルーフモー
ル(図示せず)への係止用凹所13の内面全面も
被覆している。よつて、ステンレス製のバイザー
本体11の下面よりの反射光により、車室内の乗
員が眩惑されることを防止できる。しかも、係止
用凹所13の内面を被覆させたから、ルーフモー
ルを傷付けることも防止できる。
バイザー本体11の上面には長手方向に沿つて
2箇所バイザー本体11の露出部分11a,11
bが設けられ、意匠性を向上させている。
第3図に図示した第1変形実施例のサイドバイ
ザー10aでは、バイザー本体11の上面の1箇
所に露出部分11bが設けられている。又、第4
図に図示した第2変形実施例のサイドバイザー1
0bでは、バイザー本体11の全面が被覆されて
いる。よつて、防水性に富むから、バイザー本体
11を形成するステンレスは安価で済むこととな
る。
〔効果〕
本考案の手段によれば、軟質塩化ビニール製被
覆層にドア上縁より下方に位置しバイザー本体に
対して単独で自由に屈曲可能な弾性を有したリツ
プを形成したから、サイドバイザーと窓ガラスと
の間の間〓を可及的に狭くできる。即ち、リツプ
は弾性を有しているから、たとえドア開閉時窓ガ
ラスとリツプが干渉したとしてもドア開閉に何ら
支障がないからである。よつて、リツプが十分に
長いことによりサイドバイザーの日除け、雨除け
効果が一段と向上されることとなる。
又、リツプの存在によりバイザー本体を伝わる
雨の水切り効果も発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるサイドバイザーを示す断
面図、第2図は従来技術を示す断面図、及び第3
図、第4図は夫々本考案によるサイドバイザーの
変形実施例を示す断面図である。 10……サイドバイザー、11……バイザー本
体、12……被覆層、12a……プロテクタ、1
2b……リツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バイザー本体と、該バイザー本体上に一体成形
    された軟質合成樹脂性の被覆層とを有し、前記バ
    イザー本体の先端がドア上縁より上部に位置する
    ように車体に固定される自動車用サイドバイザー
    において、前記被覆層に、前記バイザー本体の端
    部を被覆するプロテクタ及び前記ドア上縁より下
    方に位置し前記バイザー本体に対して単独で自由
    に屈曲可能な弾性を有したリツプとを形成した自
    動車用サイドバイザー。
JP12327384U 1984-08-11 1984-08-11 自動車用サイドバイザ− Granted JPS6137014U (ja)

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JP12327384U JPS6137014U (ja) 1984-08-11 1984-08-11 自動車用サイドバイザ−

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JP12327384U JPS6137014U (ja) 1984-08-11 1984-08-11 自動車用サイドバイザ−

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Publication Number Publication Date
JPS6137014U JPS6137014U (ja) 1986-03-07
JPH0445936Y2 true JPH0445936Y2 (ja) 1992-10-28

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ID=30682025

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JP12327384U Granted JPS6137014U (ja) 1984-08-11 1984-08-11 自動車用サイドバイザ−

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5759112B2 (ja) * 1976-09-18 1982-12-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5759112U (ja) * 1980-09-25 1982-04-07
JPS59156815U (ja) * 1983-04-07 1984-10-22 技研株式会社 自動車用サイドバイザ−

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5759112B2 (ja) * 1976-09-18 1982-12-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd

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Publication number Publication date
JPS6137014U (ja) 1986-03-07

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