JPH062808Y2 - 車室内カーテンの取付装置 - Google Patents
車室内カーテンの取付装置Info
- Publication number
- JPH062808Y2 JPH062808Y2 JP1988073347U JP7334788U JPH062808Y2 JP H062808 Y2 JPH062808 Y2 JP H062808Y2 JP 1988073347 U JP1988073347 U JP 1988073347U JP 7334788 U JP7334788 U JP 7334788U JP H062808 Y2 JPH062808 Y2 JP H062808Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- curtain
- vehicle
- vehicle interior
- rails
- mounting device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は車室内カーテンの取付装置に関する。
従来技術 自動車の窓ガラスを通して車室内に射し込む直射日光を
遮断する目的で、カーテンレールに掛けられた陽よけ用
のカーテンを車室内に設けることは従来より周知であ
る。ところが従来はカーテンを案内するカーテンレール
が車室内に露出していたため、車室内の見ばえが低下す
る欠点を免れなかった。
遮断する目的で、カーテンレールに掛けられた陽よけ用
のカーテンを車室内に設けることは従来より周知であ
る。ところが従来はカーテンを案内するカーテンレール
が車室内に露出していたため、車室内の見ばえが低下す
る欠点を免れなかった。
そこで、上述の欠点を除去するため、窓に沿って設けら
れたオープニングトリムに溝を形成し、この溝にカーテ
ン案内用のカーテンレールを収容した車室内カーテンの
取付装置が提案されている(実願昭61−32918
号)。この取付装置によれば、カーテンレールをオープ
ニングトリムによって隠蔽できるため、レールが車室内
に露出せず、車室内の美観を高めることができる。
れたオープニングトリムに溝を形成し、この溝にカーテ
ン案内用のカーテンレールを収容した車室内カーテンの
取付装置が提案されている(実願昭61−32918
号)。この取付装置によれば、カーテンレールをオープ
ニングトリムによって隠蔽できるため、レールが車室内
に露出せず、車室内の美観を高めることができる。
ところがこの提案に係る構成は、窓に沿つてオープニン
グトリムが設けられている場合にのみ適用できるもので
あり、一般の自動車のサイドウィンドやリヤウィンド等
のようにオープニングトリムが設けられていない窓に適
用することは難しい。カーテンレールを収容する目的だ
けでオープニングトリムを設ければ、その分コストが上
昇する欠点を免れない。
グトリムが設けられている場合にのみ適用できるもので
あり、一般の自動車のサイドウィンドやリヤウィンド等
のようにオープニングトリムが設けられていない窓に適
用することは難しい。カーテンレールを収容する目的だ
けでオープニングトリムを設ければ、その分コストが上
昇する欠点を免れない。
目的 本考案の目的は、上記従来の欠点を一挙に解決した車室
内カーテンの取付装置を提供することにある。
内カーテンの取付装置を提供することにある。
構成 本考案は、上記目的を達成するため、窓ガラスを車体に
固定するウェザストリップの上辺部と下辺部の車内側の
部分にその長手方向に沿って延びる溝をそれぞれ形成
し、これらの溝に上部のカーテンレールと下部のカーテ
ンレールをそれぞれその全長に亘って嵌着すると共に、
カーテンの上縁部と下縁部に取付けられた複数個ずつの
スライダを前記上部のカーテンレールと下部のカーテン
レールにそれぞれ摺動自在に嵌合し、前記上部のカーテ
ンレールよりも車内側と車外側のウェザストリップ部分
に、前記カーテンの上縁部を覆い隠す突部をそれぞれ形
成し、前記下部のカーテンレールよりも車内側と車外側
のウェザストリップ部分に、前記カーテンの下縁部を覆
い隠す突部をそれぞれ形成した車室内カーテンの取付装
置を提案する。
固定するウェザストリップの上辺部と下辺部の車内側の
部分にその長手方向に沿って延びる溝をそれぞれ形成
し、これらの溝に上部のカーテンレールと下部のカーテ
ンレールをそれぞれその全長に亘って嵌着すると共に、
カーテンの上縁部と下縁部に取付けられた複数個ずつの
スライダを前記上部のカーテンレールと下部のカーテン
レールにそれぞれ摺動自在に嵌合し、前記上部のカーテ
ンレールよりも車内側と車外側のウェザストリップ部分
に、前記カーテンの上縁部を覆い隠す突部をそれぞれ形
成し、前記下部のカーテンレールよりも車内側と車外側
のウェザストリップ部分に、前記カーテンの下縁部を覆
い隠す突部をそれぞれ形成した車室内カーテンの取付装
置を提案する。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に従って説明する。
第1図は窓ガラスの一例である自動車の車室後部に設け
られたリヤウインドガラス1を車室内から見た斜視図で
あり、第2図は第1図のV−V線拡大断面図である。
られたリヤウインドガラス1を車室内から見た斜視図で
あり、第2図は第1図のV−V線拡大断面図である。
リヤウインドガラス1は、車体を構成するアウタパネル
2とインナパネル3によって区画された窓開口に取付け
られている。その際、両パネル2,3の合せフランジ部
4に、例えばゴム又は合成樹脂等から成るウェザストリ
ップ5が窓開口の全周に亘って嵌着され、これにガラス
1の周縁が嵌着固定されている。このようにウェザスト
リップ5はガラス1を車体に対して固定し、しかも車外
の雨水や風が車室内に侵入することを阻止する働きをな
す。
2とインナパネル3によって区画された窓開口に取付け
られている。その際、両パネル2,3の合せフランジ部
4に、例えばゴム又は合成樹脂等から成るウェザストリ
ップ5が窓開口の全周に亘って嵌着され、これにガラス
1の周縁が嵌着固定されている。このようにウェザスト
リップ5はガラス1を車体に対して固定し、しかも車外
の雨水や風が車室内に侵入することを阻止する働きをな
す。
尚、インナパネル3の車室内面には通常内装材が設けら
れるが、図には内装材は示していない。
れるが、図には内装材は示していない。
リヤウィンドガラス1を通して直射日光が車室内に射し
込むことを防止できるように、本考案に係る取付装置に
よって該ガラス1の車室内側にカーテン6が取付けられ
ている。カーテン6を開くことにより窓を開放し、カー
テン6を閉じることによりガラス1からの直射日光の射
し込みを防止することができる。
込むことを防止できるように、本考案に係る取付装置に
よって該ガラス1の車室内側にカーテン6が取付けられ
ている。カーテン6を開くことにより窓を開放し、カー
テン6を閉じることによりガラス1からの直射日光の射
し込みを防止することができる。
図に一例として示した車室内カーテンの取付装置は以下
の如く構成されている。
の如く構成されている。
前述のウェザストリップ5の上辺部8と下辺部8aの車
内側の部分には、第2図に明示する如くその長手方向に
沿つて延びる溝9.9aがそれぞれ形成され、これらの
溝に上部カーテンレール10と下部のカーテンレール1
0aがそれぞれその全長に亘って埋め込まれた状態で嵌
着されている。レール10,10aは、例えば金属又は
硬質合成樹脂より成り、ほぼU字形の横断面形状を有し
ている。(第3図参照) 一方、カーテン6の上縁部と下縁部には適当な間隔をあ
けて複数のカーテンフック11,11aが縫い付けられ
ている。接着剤等によってフック11,11aをカーテ
ン6に固定してもよい。カーテンフック11,11a
は、例えば合成樹脂よりなり、その先端には第3図にも
示すように膨隆部12,12aが形成され、そのそれぞ
れがスライダ13,13aに形成された凹部に嵌着固定
されている。
内側の部分には、第2図に明示する如くその長手方向に
沿つて延びる溝9.9aがそれぞれ形成され、これらの
溝に上部カーテンレール10と下部のカーテンレール1
0aがそれぞれその全長に亘って埋め込まれた状態で嵌
着されている。レール10,10aは、例えば金属又は
硬質合成樹脂より成り、ほぼU字形の横断面形状を有し
ている。(第3図参照) 一方、カーテン6の上縁部と下縁部には適当な間隔をあ
けて複数のカーテンフック11,11aが縫い付けられ
ている。接着剤等によってフック11,11aをカーテ
ン6に固定してもよい。カーテンフック11,11a
は、例えば合成樹脂よりなり、その先端には第3図にも
示すように膨隆部12,12aが形成され、そのそれぞ
れがスライダ13,13aに形成された凹部に嵌着固定
されている。
上述のように、カーテン6の上縁部と下縁部にカーテン
フック11,11aを介して取付けられた複数個ずつの
上下のスライダ13,13aは、上部のカーテンレール
10と下部のカーテンレール10aにそれぞれ摺動自在
に嵌合している。このため、カーテン6を手で引けば、
上下のスライダ13,13aが上部と下部のカーテンレ
ール10,10aにそれぞれガイドされながら、該レー
ルに沿って摺動し、リヤウィンドガラス1の設けられた
窓をカーテン6によって閉じ、或いはこれを開放するこ
とができる。
フック11,11aを介して取付けられた複数個ずつの
上下のスライダ13,13aは、上部のカーテンレール
10と下部のカーテンレール10aにそれぞれ摺動自在
に嵌合している。このため、カーテン6を手で引けば、
上下のスライダ13,13aが上部と下部のカーテンレ
ール10,10aにそれぞれガイドされながら、該レー
ルに沿って摺動し、リヤウィンドガラス1の設けられた
窓をカーテン6によって閉じ、或いはこれを開放するこ
とができる。
なお、スライダ13,13aを直にカーテン6に固定
し、カーテンフック11,11aを省略することも可能
である。
し、カーテンフック11,11aを省略することも可能
である。
一方、上部のカーテンレール10よりも車内側と車外側
のウェザストリップ部分には、カーテン6の上縁部を覆
い隠す突部15,16がそれぞれ形成され、また同様
に、下部のカーテンレール10aよりも車内側と車外側
のウェザストリップ部分には、カーテン6の下縁部を覆
い隠す突部15a,16aがそれぞれ形成されている。
のウェザストリップ部分には、カーテン6の上縁部を覆
い隠す突部15,16がそれぞれ形成され、また同様
に、下部のカーテンレール10aよりも車内側と車外側
のウェザストリップ部分には、カーテン6の下縁部を覆
い隠す突部15a,16aがそれぞれ形成されている。
上述のカーテンの取付装置によれば、上部と下部のカー
テンレール10,10aがその全長に亘ってウェザスト
リップ5の溝9,9a内に嵌着され、ここに収容されて
いるため、レール10,10aが車室内に露出すること
はない。しかもウェザストリップ5に形成された突部1
5,16;15a,16aによってカーテン6の見苦し
い上縁部と下縁部を車内からも車外からも隠すことがで
きる。このため車室内の雑然とした感じをなくし、その
美観を高めることができる。
テンレール10,10aがその全長に亘ってウェザスト
リップ5の溝9,9a内に嵌着され、ここに収容されて
いるため、レール10,10aが車室内に露出すること
はない。しかもウェザストリップ5に形成された突部1
5,16;15a,16aによってカーテン6の見苦し
い上縁部と下縁部を車内からも車外からも隠すことがで
きる。このため車室内の雑然とした感じをなくし、その
美観を高めることができる。
また上部と下部のカーテンレール10,10aは、ガラ
ス1を車体に固定するためのウェザストリップ5に嵌着
されるので、窓に沿ってオープニングトリムが設けられ
ていない個所にも支障なくカーテンレール10,10a
を取付けることができる。
ス1を車体に固定するためのウェザストリップ5に嵌着
されるので、窓に沿ってオープニングトリムが設けられ
ていない個所にも支障なくカーテンレール10,10a
を取付けることができる。
以上、リヤウインドガラスよりなる窓ガラスに付設され
るカーテン用の取付装置を示したが、これらのガラス以
外の窓ガラスのカーテン取付装置に対しても本考案を適
用できることは当然である。
るカーテン用の取付装置を示したが、これらのガラス以
外の窓ガラスのカーテン取付装置に対しても本考案を適
用できることは当然である。
効果 本考案によれば、カーテンレールが車室内に露出せず、
車室内の美観を高めることができる。しかもカーテンの
上縁部と下縁部をウェザストリップに形成された突部に
よって覆い隠し、これらの上縁部と下縁部を車内からも
また車外からも隠すことができるので、車室内の見ばえ
を一層高めることができる。また窓ガラスを車体に固定
するためのウェザストリップによって、カーテンの上縁
部と下縁部、並びにカーテンレールを覆い隠すので、こ
れらを隠蔽するための特別な部材を設ける必要はなく、
コストの上昇と構造の複雑化を回避できる。
車室内の美観を高めることができる。しかもカーテンの
上縁部と下縁部をウェザストリップに形成された突部に
よって覆い隠し、これらの上縁部と下縁部を車内からも
また車外からも隠すことができるので、車室内の見ばえ
を一層高めることができる。また窓ガラスを車体に固定
するためのウェザストリップによって、カーテンの上縁
部と下縁部、並びにカーテンレールを覆い隠すので、こ
れらを隠蔽するための特別な部材を設ける必要はなく、
コストの上昇と構造の複雑化を回避できる。
第1図はリヤウィンドガラスとそのカーテンを車室内か
ら見た斜視図、第2図は第1図のV−V線拡大断面図、
第3図はカーテンフック、スライダ、及びカーテンレー
ルの分解斜視図である。 1…ガラス、5…ウェザストリップ、6…カーテン、8
…上縁部、8a…下縁部、9,9a…溝、10…上部の
カーテンレール、10a…下部のカーテンレール、1
3,13a…スライダ、15,15a,16,16a…
突部
ら見た斜視図、第2図は第1図のV−V線拡大断面図、
第3図はカーテンフック、スライダ、及びカーテンレー
ルの分解斜視図である。 1…ガラス、5…ウェザストリップ、6…カーテン、8
…上縁部、8a…下縁部、9,9a…溝、10…上部の
カーテンレール、10a…下部のカーテンレール、1
3,13a…スライダ、15,15a,16,16a…
突部
Claims (1)
- 【請求項1】窓ガラスを車体に固定するウェザストリッ
プの上辺部と下辺部の車内側の部分にその長手方向に沿
って延びる溝をそれぞれ形成し、これらの溝に上部のカ
ーテンレールと下部のカーテンレールをそれぞれその全
長に亘って嵌着すると共に、カーテンの上縁部と下縁部
に取付けられた複数個ずつのスライダを前記上部のカー
テンレールと下部のカーテンレールにそれぞれ摺動自在
に嵌合し、前記上部のカーテンレールよりも車内側と車
外側のウェザストリップ部分に、前記カーテンの上縁部
を覆い隠す突部をそれぞれ形成し、前記下部のカーテン
レールよりも車内側と車外側のウェザストリップ部分
に、前記カーテンの下縁部を覆い隠す突部をそれぞれ形
成したことを特徴とする車室内カーテンの取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988073347U JPH062808Y2 (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | 車室内カーテンの取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988073347U JPH062808Y2 (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | 車室内カーテンの取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01176518U JPH01176518U (ja) | 1989-12-15 |
JPH062808Y2 true JPH062808Y2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=31298493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988073347U Expired - Lifetime JPH062808Y2 (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | 車室内カーテンの取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH062808Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0511056Y2 (ja) * | 1986-02-28 | 1993-03-18 |
-
1988
- 1988-06-03 JP JP1988073347U patent/JPH062808Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01176518U (ja) | 1989-12-15 |
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