JPH02929Y2 - - Google Patents

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JPH02929Y2
JPH02929Y2 JP1982075237U JP7523782U JPH02929Y2 JP H02929 Y2 JPH02929 Y2 JP H02929Y2 JP 1982075237 U JP1982075237 U JP 1982075237U JP 7523782 U JP7523782 U JP 7523782U JP H02929 Y2 JPH02929 Y2 JP H02929Y2
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protrusion
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JP1982075237U
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JPS58177980U (ja
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  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、筐体の構造に関し、もつと詳しく
は、基板が内装される筐体の構造に関する。
第1図は、先行技術の筐体1の固定構造を示す
斜視図である。筐体1は、本体2と蓋3とから成
り、筐体1には、基板が内装されている。本体2
と蓋3とは、6本のねじ4によつて固定される。
このような長手の筐体1では、6本のねじによつ
て筐体1が固定されるので、ねじ締め工数がかか
るとともに、内装される基板は、中央部のねじ4
a,4bが障害となりねじ4a,4bの存在領域
をさけて製造する必要がある。このため基板に電
子部品が実装される有効面積が減少する。
本考案の目的は、このような先行技術の問題点
を解決して、ねじ締め工数が減少され、作業性が
向上し、かつ基板の電子部品が実装される領域を
拡大し、さらに本体と蓋とを簡単な構造で確実に
所定の方向でのみ接合可能とした筐体の構造を提
供することである。
本考案は、一端部が開放された矩形の側壁を有
し、前記一端部寄りで基板が側壁と直角に内装さ
れる本体の開放端に蓋が固定されて成り、前記本
体の側壁および該側壁に当接する前記蓋の接合板
の開放端にはそれぞれ側壁または接合板の内周側
から延設された第1突部および外周側から延設さ
れた第2突部を有し、前記接合板の少なくとも対
向する一対には先端が前記内周面から外方に突出
した突起部を有した爪が形成され、前記側壁には
前記爪の突起部に対応する位置に爪孔が形成され
た筐体の構造において、 前記爪の少なくとも1つは他の爪と幅が異なつ
ており、前記第1突部の欠落部分の少なくとも一
部に小突起を形成し、該小突起の側方に対応する
位置の前記第2突部には内方に突出した係合突起
を形成したことを特徴とする筐体の構造である。
以下、図面によつて本考案の実施例を説明す
る。第2図は本考案の一実施例の長手の筐体11
の本体12を示す正面図であり、第3図は第2図
の底面図であり、第4図は第2図の左側面図であ
り、第5図は第2図の背面図である。本体12
は、長方形の底板13、ならびに底板13の四端
辺から直角に第3図の上方に延びる長側壁14,
15、および長側壁14,15に連設される短側
壁がフエノールなどの合成樹脂材料から一体的に
成形されて成る。長側壁14,15の中央部に
は、長側壁14,15と後述の蓋18とが当接す
る開放端19から間隔Dをあけて、矩形の爪孔2
0,21が形成される。長側壁14,15の中央
部には、長側壁14,15の外周面からくぼんで
爪孔20,21から底板13に向けて延びる溝2
2,23が形成され、これによつて長側壁14,
15の内周面14a,15aから突出した爪受け
座22a,23aが形成される。まらに、長側壁
14,15の中央部の内周側には、前記爪受け座
22a,23aの両側(第2図の左右両側)に前
記溝22,23に連設された爪案内片24a,2
4b,24c,24dが形成される。
本体12の長側壁14,15と短側壁16,1
7との開放端(第3図上端部)には、前記溝2
2,23付近を除いて、長側壁14,15と短側
壁16,17の内周面14a,15a,16a,
17a寄りに後述の蓋18に向けて突出した第1
突部19aが形成され、外周面側より突出され
る。
本体12内の底板13の隅角部には、後述の蓋
18と本体12とを一体化するためのねじが螺着
されるボス25a,25b,25c,25dが形
成される。ボス25a〜25dには、ねじ孔26
a,26b,26c,26dが形成される。ボス
25a〜25dと長側壁14,15、短側壁1
6,17の連設部とは、ボス支持片27a,27
b,27c,27dによつてそれぞれ支持され
る。
本体12の内方には、底板13からわずかに突
出した断面矩形のリブ28が縦横に形成され、こ
れによつて本体12が補強される。短側壁16に
は、筐体11に内装される基板や電子部品と外部
の機器とを接続する配線などを筐体11から導出
する配線溝29が形成されている。長側壁15と
短側壁16,17との連設部の本体12の外方に
は、筐体固定部30,31が突設して形成され
る。本体12の底板13の外面には、わずかにく
ぼんだ矩形の表示部32が設けられている。
なお、前述の爪孔20に近接して、長側壁14
の開放端19から断面円弧状の小突起33が突出
される。この小突起33によつて後述の蓋18と
の嵌合位置合わせが容易となる。
第6図は本考案の一実施例の筐体11の蓋18
を示す正面図であり、第7図は第6図の底面図で
あり、第8図は第6図の左側面図であり、第9図
は第6図の背面図である。蓋18は、長方形の上
板34ならびに上板34の四端辺で前述の本体1
2の開放端19に当接されるように第7図の上方
にわずかに延びる長接合板35,36および短接
合板37,38がフエノールなどの合成樹脂材料
から一体的に成形されて成る。長接合板35,3
6の中央部には、内周面35a,36aからわず
かに内方に突出した断面矩形の爪57,58が上
板34から離反する側(第7図上側および第8図
右側)に延びて形成される。爪57,58には、
爪57,58の遊端(第8図右端)から基端(第
8図左端)側に向けて蓋18の外方(第8図上下
方)に傾斜する突起部39,40がそれぞれ形成
される。この爪57,58の基端から突起部3
9,40までの長さは、前記間隔Dに一致するよ
う形成される。爪57の幅(第7図の左右幅)W
1は、爪58の幅W2より小さく形成されてい
る。
蓋18の長接合板35,36と短接合板37,
38との遊端部(第7図上端部)には、前記爪5
7,58付近を除いて、前記本体12の第1突部
19aに対応して外周面35b,36b,37
b,38b寄りに本体12に向けて突出され前記
側壁14〜17の開放端19に当接する第2突部
41が形成される。この第2突部41は、前記側
壁14〜17の外周面と面一に形成される。
蓋18内の上板34の隅角部には、前述の本体
12とを一体化するためのねじが螺着されるボス
42a,42b,42c,42dが形成される。
このボス42a〜42dは、長接合板35,36
と短接合板37,38との連設部に対向する部分
に近接して円弧状の切欠部43a,43b,43
c,43dが形成された大略円柱状に形成され
る。ボス42a〜42dには、ねじ孔44a,4
4b,44c,44dが形成される。これらのボ
ス42a〜42dと前記本体12のボス25a〜
25dとの間には、基板が介在しうる間隔を有し
ている。
蓋18の内方には、上板34からわずかに突出
した断面矩形のリブ45が縦横に形成され、これ
によつて蓋18が補強される。蓋18の長接合板
35,36の爪57,58の両側(第6図の左右
側)には、内装される基板を支持する断面矩形の
支持部46,47,48,49が上板34から上
板34の離反する方向に長接合板35,36の内
周面35a,36aに連設して延び、前記第2突
部41よりわずかにくぼんで形成される。
長接合板36の遊端部には、前記爪58から間
隔をあけて、すなわち前述の長側壁14の小突起
33に係合される断面矩形の係合突起50が、前
記小突起33に対応する位置の爪58から離反す
る隣接位置に形成される。
蓋18の外方の上板34には、短接合板37,
38から突出して、筐体11を固定するための筐
体固定部51,52が突設される。
第10図は基板53が内装された筐体11の爪
57付近の簡略化した断面図である。筐体11を
組立てるときには、本体12に基板53を固定
し、蓋18に設けられた爪57,58を本体12
に設けられた爪案内片24a,24b,24c,
24dに沿つてそれぞれ挿入し、爪受け座22
a,23aにそれぞれ当接し、さらに蓋18を本
体12方向に押圧することによつて爪57,58
の突起部39,40を爪孔20,21に嵌合す
る。これによつて筐体11の本体12と蓋18と
の大略的な位置合わせが完了し、蓋18の隅角部
に設けられたねじ孔44a〜44dにねじが螺着
され、筐体11が一体化される。このように筐体
11の組立て作業は、従来のねじ締めだけによつ
ていた筐体1に比べて、極めて容易である。
第11図は、本考案に従う筐体11に内装され
る基板53に電子部品が実装できる領域を説明す
るための正面図である。図中斜線で示す領域54
は、基板53に電子部品を実装できない。従来の
筐体1では、この領域54に加えて、仮想線で示
す領域55も、基板53に電子部品を実装できな
かつた。このように筐体11では、筐体11の長
側壁14,15と蓋18の長接合板35,36と
の中央付近に爪孔20,21と爪57,58を設
けたので、従来の筐体1に比べて電子部品の数に
してたとえば7素子多く実装することが可能とな
る。
上述の実施例では、本体12の長側壁14,1
5と短側壁16,17とに第1突部19a、蓋1
8の長接合板35,36と短接合板37,38と
に第2突部41が設けられたけれども、設けられ
なくてもよい。
以上のように本考案によれば、ねじ締め工数が
減少され、筐体の組立て作業の作業性が向上し、
かつ筐体に内装される基板の電子部品が実装され
る領域を拡大した長手の筐体を得ることができ、
さらに簡単な構造により、本体と蓋とは確実に所
定の方向でのみ接合可能となり、誤つた方向での
誤組立てが防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は先行技術の斜視図、第2図は本考案の
一実施例の筐体11の本体12を示す正面図、第
3図は第2図の底面図、第4図は第2図の左側面
図、第5図は第2図の背面図、第6図は本考案の
一実施例の筐体11の蓋18を示す正面図、第7
図は第6図の底面図、第8図は第6図の左側面
図、第9図は第6図の背面図、第10図は基板5
3が内装された筐体11の爪57付近の簡略化し
た断面図、第11図は基板53に電子部品を実装
できる領域を説明するための正面図である。 11……筐体、12……本体、18……蓋、1
9……開放端、20,21……爪孔、35a〜3
7a……蓋の内周面、57,58……爪、39,
40……突起部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一端部が開放された矩形の側壁を有し、前記一
    端部寄りで基板が側壁と直角に内装される本体の
    開放端に蓋が固定されて成り、前記本体の側壁お
    よび該側壁に当接する前記蓋の接合板の開放端に
    はそれぞれ側壁または接合板の内周側から延設さ
    れた第1突部および外周側から延設された第2突
    部を有し、前記接合板の少なくとも対向する一対
    には先端が前記内周面から外方に突出した突起部
    を有した爪が形成され、前記側壁には前記爪の突
    起部に対応する位置に爪孔が形成された筐体の構
    造において、 前記爪の少なくとも1つは他の爪と幅が異なつ
    ており、前記第1突部の欠落部分の少なくとも一
    部に小突起を形成し、該小突起の側方に対応する
    位置の前記第2突部には内方に突出した係合突起
    を形成したことを特徴とする筐体の構造。
JP7523782U 1982-05-21 1982-05-21 筐体の構造 Granted JPS58177980U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7523782U JPS58177980U (ja) 1982-05-21 1982-05-21 筐体の構造

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JP7523782U JPS58177980U (ja) 1982-05-21 1982-05-21 筐体の構造

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Publication Number Publication Date
JPS58177980U JPS58177980U (ja) 1983-11-28
JPH02929Y2 true JPH02929Y2 (ja) 1990-01-10

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ID=30084606

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JP7523782U Granted JPS58177980U (ja) 1982-05-21 1982-05-21 筐体の構造

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5159526U (ja) * 1974-11-05 1976-05-11
JPS52124466U (ja) * 1976-03-19 1977-09-21

Also Published As

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JPS58177980U (ja) 1983-11-28

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