JPH0126124Y2 - - Google Patents

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JPH0126124Y2
JPH0126124Y2 JP7523682U JP7523682U JPH0126124Y2 JP H0126124 Y2 JPH0126124 Y2 JP H0126124Y2 JP 7523682 U JP7523682 U JP 7523682U JP 7523682 U JP7523682 U JP 7523682U JP H0126124 Y2 JPH0126124 Y2 JP H0126124Y2
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JP
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protrusion
casing
side wall
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JP7523682U
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JPS58177979U (ja
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  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は筐体の構造に関し、もつと詳しくは、
筐体内部に基板が内装される筐体の構造に関す
る。
第1図は、先行技術の筐体1を示す縦断面図で
ある。筐体1は、本体2と蓋3とから成る。筐体
1は、図示しないねじなどによつて第1図の上下
方向から締められ、本体2と蓋3とが一体化され
る。このとき、本体2および蓋3の成形時に生じ
た膨らみやくぼみなどの反りによつて、第2図に
示すように、本体2と蓋3とが互いに密着するこ
とが妨げられる。したがつて、このような筐体1
は、破壊され易く、寸法安定性に劣り、製品価値
が下がるなどの欠点がある。
本考案の目的は、このような先行技術の問題点
を解決し、筐体の成形時に生じた反りなどを矯正
する筐体の構造を提供することである。
以下、図面によつて本考案の実施例を説明す
る。第3図は本考案の一実施例の筐体11の本体
12を示す正面図であり、第4図は第3図の底面
図であり、第5図は第3図の左側面図であり、第
6図は第3図の背面図である。本体12は、長方
形の底板13、ならびに底板13の四端辺から直
角に第4図の上方に延びる長側壁14,15、お
よび長側壁14,15に連設される短側壁がフエ
ノールなどの合成樹脂材料から一体的に成形され
て成る。長側壁14,15の中央部には、長側壁
14,15と後述の蓋18とが当接する開放端1
9から間隔Dをあけて、矩形の爪孔20,21が
形成される。長側壁14,15の中央部には、長
側壁14,15の外周面からくぼんで爪孔20,
21から底板13に向けて延びる溝22,23が
形成され、これによつて長側壁14,15の内周
面14a,15aから突出した爪受け座22a,
23aが形成される。さらに、長側壁14,15
の中央部の内周側には、前記爪受け座22a,2
3aの両側(第3図の左右両側)に前記溝22,
23に連設された爪案内片24a,24b,24
c,24dが形成される。
本体12の長側壁14,15と短側壁16,1
7との開放端(第4図上端部)には、前記溝2
2,23付近を除いて、長側壁14,15と短側
壁16,17の内周面14a,15a,16a,
17a寄りに後述の蓋18に向けて突出した第1
突部19aが形成され、外周面側より突出され
る。
本体12内の底板13の隅角部には、後述の蓋
18と本体12とを一体化するためのねじが螺着
されるボス25a,25b,25c,25dが形
成される。ボス25a〜25dには、ねじ孔26
a,26b,26c,26dが形成される。ボス
25a〜25dと長側壁14,15、短側壁1
6,17の連設部とは、ボス支持片27a,27
b,27c,27dによつてそれぞれ支持され
る。
本体12の内方には、底板13からわずかに突
出した断面矩形のリブ28が縦横に形成され、こ
れによつて本体12が補強される。短側壁16に
は、筐体11に内装される基板や電子部品と外部
の機器とを接続する配線などを筐体11から導出
する配線溝29が形成されている。長側壁15と
短側壁16,17との連設部の本体12の外方に
は、筐体固定部30,31が突設して形成され
る。本体12の底板13の外面には、わずかにく
ぼんだ矩形の表示部32が設けられている。
なお、前述の爪孔20に近接して、長側壁14
の開放端19から断面円弧状の小突起33が突出
される。この小突起33によつて後述の蓋18と
の嵌合位置合わせが容易となる。
第7図は本考案の一実施例の筐体11の蓋18
を示す正面図であり、第8図は第7図の底面図で
あり、第9図は第7図の左側面図であり、第10
図は第7図の背面図である。蓋18は、長方形の
上板34ならびに上板34の四端辺で前述の本体
12の開放端19に当接されるように第8図の上
方にわずかに延びる長接合板35,36および短
接合板37,38がフエノールなどの合成樹脂材
料から一体的に成形されて成る。長接合板35,
36の中央部には、内周面35a,36aからわ
ずかに内方に突出した断面矩形の爪57,58が
上板34から離反する側(第8図上側および第9
図右側)に延びて形成される。爪57,58に
は、爪57,58の遊端(第9図右端)から基端
(第9図左端)側に向けて蓋18の外方(第9図
上下方)に傾斜する突起部39,40がそれぞれ
形成される。この爪57,58の基端から突起部
39,40までの長さは、前記間隔Dに一致する
よう形成される。爪57の幅(第8図の左右幅)
W1は、爪58の幅W2より小さく形成されてい
る。
蓋18の長接合板35,36と短接合板37,
38との遊端部(第8図上端部)には、前記爪5
7,58付近を除いて、前記本体12の第1突部
19aに対応して外周面35b,36b,37
b,38b寄りに本体12に向けて突出され前記
側壁14〜17の開放端19に当接する第2突部
41が形成される。この第2突部41は、前記側
壁14〜17の外周面と面一に形成される。
蓋18内の上板34の隅角部には、前述の本体
12とを一体化するためのねじが螺着されるボス
42a,42b,42c,42dが形成される。
このボス42a〜42dは、長接合板35,36
と短接合板37,38との連設部に対向する部分
に近接して円弧状の切欠部43a,43b,43
c,43dが形成された大略円柱状に形成され
る。ボス42a〜42dには、ねじ孔44a,4
4b,44c,44dが形成される。これらのボ
ス42a〜42dと前記本体12のボス25a〜
25dとの間には、基板が介在しうる間隔を有し
ている。
蓋18の内方には、上板34からわずかに突出
した断面矩形のリブ45が縦横に形成され、これ
によつて蓋18が補強される。蓋18の長接合板
35,36の爪57,58の両側(第7図の左右
側)には、内装される基板を支持する断面矩形の
支持部46,47,48,49が上板34から上
板34の離反する方向に長接合板35,36の内
周面35a,36aに連設して延び、前記第2突
部41よりわずかにくぼんで形成される。
長接合板36の遊端部には、前記爪58から間
隔をあけて、すなわち前述の長側壁14の小突起
33に係合される断面矩形の係合突起50が、前
記小突起33に対応する位置の爪58から離反す
る隣接位置に形成される。
蓋18の外方の上板34には、短接合板37,
38から突出して、筐体11を固定するための筐
体固定部51,52が突設される。
第11図は、基板53が内装された筐体11の
簡略化した縦断面図である。本体12の第1突部
19aは、蓋18の第2突部41ならびに基板5
3を支持する支持部46〜49およびボス42a
〜42dの切欠部43a〜44dに嵌合される。
したがつて、本体12の長側壁14,15と短側
壁16,17に生じた膨らみは、このように嵌合
されることによつて矯正される。さらに、本体1
2の内周面14a〜17aに基板53の四端部が
当接されることによつて本体12の長側壁14,
15と短側壁16,17に生じたくぼみが矯正さ
れる。
また、内装される基板53を支持する前記支持
部46〜49の長手方向(第7図左右方向)の長
さを短かくすることによつて、基板53の電子部
品が実装される領域を増加することができる。
上述の実施例では、爪57,58に関連して爪
孔20,21などが設けられたけれども、設けら
れなくてもよい。
以上のように本考案によれば、筐体の成形時に
生じた反りが矯正されるので、筐体の強度が保持
され、しかも寸法精度の向上された筐体を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は先行技術の断面図、第2図は第1図に
示す本体2が膨らんだ状態を説明するための断面
図、第3図は本考案の一実施例の筐体11の本体
12を示す正面図、第4図は第3図の底面図、第
5図は第3図の左側面図、第6図は第3図の背面
図、第7図は本考案の一実施例の筐体11の蓋1
8を示す正面図、第8図は第7図の底面図、第9
図は第7図の左側面図、第10図は第7図の背面
図、第11図は基板53が内装された筐体11の
簡略化した縦断面図である。 11……筐体、12……本体、14〜17……
側壁、18……蓋、19……開放端、19a……
第1突部、25a〜25d,42a〜42d……
ボス、41……第2突部、46〜49……支持
部、53……基板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一端部が開放された短形の側壁を有し、前記一
    端部寄りで基板が側壁と直角に内装される本体の
    開放端に蓋が固定されて成る筐体の構造におい
    て、 前記本体の側壁における一端部の内周面寄りに
    は前記蓋に向けて突出した第1突部が形成され、
    前記蓋の周縁部には第1突部に対応して前記本体
    に向けて突出され前記側壁の一端部に当接する第
    2突部が前記側壁の外周面と面一に形成され、前
    記蓋には前記基板に当接する支持部が第2突部と
    の間に第1突部を嵌入しうる間隙を形成して突出
    され、本体および蓋には、ねじ孔を有するボスが
    祖互間に基板を介在しうる間隔を有して突出され
    ることを特徴とする筐体の構造。
JP7523682U 1982-05-21 1982-05-21 筐体の構造 Granted JPS58177979U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7523682U JPS58177979U (ja) 1982-05-21 1982-05-21 筐体の構造

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JP7523682U JPS58177979U (ja) 1982-05-21 1982-05-21 筐体の構造

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Publication Number Publication Date
JPS58177979U JPS58177979U (ja) 1983-11-28
JPH0126124Y2 true JPH0126124Y2 (ja) 1989-08-04

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