JPH085897Y2 - コラムカバー - Google Patents

コラムカバー

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Publication number
JPH085897Y2
JPH085897Y2 JP1991075592U JP7559291U JPH085897Y2 JP H085897 Y2 JPH085897 Y2 JP H085897Y2 JP 1991075592 U JP1991075592 U JP 1991075592U JP 7559291 U JP7559291 U JP 7559291U JP H085897 Y2 JPH085897 Y2 JP H085897Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
column
cover
hollow boss
locking claw
bracket
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991075592U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0623869U (ja
Inventor
知洋 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nihon Plast Co Ltd filed Critical Nihon Plast Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は車両用コラムカバーに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】車両用コラムカバーを組付ける際に、従
来より実公昭60−31962号公報のようにロアカバ
ー1より突設したホルダー2をコラムシャフト3に嵌合
してロアカバー1を仮止めする技術が知られている。
(図5参照)
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記技術によれば、狭
い車室内での組付け作業性が良くなるので多くの車種に
採用されているが、ハーネスをコラムシャフト3の直下
に配設することができず不便であった。
【0004】本考案は、このような点に鑑みなされたも
ので、コラムシャフトの直下にハーネス配設用スペース
を形成し、ロアカバーの仮止めのできるコラムカバーを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この考案にかかるコラムカバーは、下部中空ボス
その上方に突出する係止爪を一体に設けると共に、該係
止爪の直下に位置する切欠孔を前記中空ボスの上面に形
成し、且つ該係止爪の直下に対向位置するようにコラム
シャフトにブラケットを固定し、該ブラケットに前記係
止爪が係合する係止孔を設けて、前記コラムシャフトに
対してロアカバーを仮止め可能とした構成にしてある。
【0006】
【作用】下部中空ボスより上方に突出する係止爪は、コ
ラムに水平に固定したブラケットの係止孔に係止させる
ことによりロアカバーの仮止めがなされる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図1ないし図4に基
づいて具体的に説明する。図1はロアカバーの斜視図、
図2は図1のA−A断面図、図3は図のB部の拡大図、
図4は型抜き構造図である。
【0008】本考案のコラムカバーは、上下に2分割さ
れたアッパーカバー11と、ロアカバー12とからな
り、コラムシャフト13の両側において、上部中空ボス
14を突設し、これに対向して、ロアカバー12より下
部中空ボス15を突設し、上記上部中空ボス14の先端
開口部に、上記下部中空ボス15の先端環状突部15a
を嵌合することにより、上下の中空ボス14、15は接
合状態となる。
【0009】16はコラムシャフト13の下面に水平に
溶接された鉄板ブラケットで、上記上部中空ボス14と
下部中空ボス15の中間に介在し、固定用ビス17によ
り下方より共締めされる。下部中空ボス15は図1に示
すように断面長方形をなし、コラムシャフト13に近い
一側より係止爪18を上方に突出させている。この係止
爪18は上記鉄板ブラケット16の係止孔16aに係止
仮止めされる。上記係止爪18の直下には切欠孔18a
があり、図4に示す如く、スライドを用いることなく、
キャビ型19とコア型20のみで係止爪18を成形出来
るのも特色の一つである。
【0010】コラムカバーを組付ける際は、ロアカバー
12を下方より当てがい、係止爪18を係止孔16aに
係止する。次にアッパーカバー11を被せ、上記中空ボ
ス14を下部中空ボス15の先端環状突部15aに嵌合
せしめ、固定用ビス17によって下方より共締めする。
【0011】
【考案の効果】以上の説明から明らかな如く、本考案に
係るコラムカバーは、下部中空ボスにその上方に突出す
る係止爪を一体に設けると共に、該係止爪の直下に位置
する切欠孔を前記中空ボスの上面に形成し、且つ該係止
爪の直下に対向位置するようにコラムシャフトにブラケ
ットを固定し、該ブラケットに前記係止爪が係合する係
止孔を設けて、前記コラムシャフトに対してロアカバー
を仮止め可能としたので、従来の如く大型のホルダーを
中央より設ける必要が無く、このためコラムシャフトの
直下にハーネス配設用の有効スペースを確保することが
でき、係止爪は下部中空ボスより上方に突設させると共
に下部中空ボスの上面に、係止爪の直下に位置する切欠
孔を設けたので、スライド金型を用いなくとも、キャビ
型19およびコア型20のみで、係止爪を成形できるこ
ととなり、射出成形金型製作上も有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のコラムカバーの実施例を示す斜視図で
ある。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図2のB部の拡大図である。
【図4】型抜き構造図である。
【図5】従来技術を示す斜視図である。
【符号の説明】
11 アッパーカバー 12 ロアカバー 13 コラムシャフト 14 上部中空ボス 15 下部中空ボス 16 ブラケット 16a 係止孔 17 ビス 18 係止爪

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下に2分割されたコラムカバーのアッパ
    ーカバーより、コラムの両側において下方に突設した上
    部中空ボスに対向して、ロアカバーより上方に下部中空
    ボスを突設し、対向する両ボスの先端を接合し、下方よ
    りビスを用いて共締めするようにしたコラムカバーにお
    いて、前記下部中空ボスは、その上方に突出する係止
    爪を一体に設けると共に、該係止爪の直下に位置する切
    欠孔を前記中空ボスの上面に形成し、且つ前記係止爪に
    対向位置するようにコラムシャフトにブラケットを固定
    し、該ブラケットに前記係止爪が係合する係止孔を設け
    て、前記コラムシャフトに対してロアカバーを仮止め可
    能としたことを特徴とするコラムカバー。
JP1991075592U 1991-08-28 1991-08-28 コラムカバー Expired - Lifetime JPH085897Y2 (ja)

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JP1991075592U JPH085897Y2 (ja) 1991-08-28 1991-08-28 コラムカバー

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JP1991075592U JPH085897Y2 (ja) 1991-08-28 1991-08-28 コラムカバー

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Publication Number Publication Date
JPH0623869U JPH0623869U (ja) 1994-03-29
JPH085897Y2 true JPH085897Y2 (ja) 1996-02-21

Family

ID=13580628

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