JP2002030750A - ジョイントパネル - Google Patents
ジョイントパネルInfo
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- JP2002030750A JP2002030750A JP2000218440A JP2000218440A JP2002030750A JP 2002030750 A JP2002030750 A JP 2002030750A JP 2000218440 A JP2000218440 A JP 2000218440A JP 2000218440 A JP2000218440 A JP 2000218440A JP 2002030750 A JP2002030750 A JP 2002030750A
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- Japan
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- panel
- opening groove
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 施工現場で簡単、正確にパネルの連結、配線
施工が行え、パネルの連結部表面に段差を生じないよう
にする。 【解決手段】 パネル枠(1)の両面に面材(2)を張
設してなるパネルにおいて、片面の面材(2)の一側端
縁部を開口して開口溝部(5)を形成すると共に、該開
口溝部(5)に開閉自在に蓋板(6)を装着して成るジ
ョイントパネル(7)である。
施工が行え、パネルの連結部表面に段差を生じないよう
にする。 【解決手段】 パネル枠(1)の両面に面材(2)を張
設してなるパネルにおいて、片面の面材(2)の一側端
縁部を開口して開口溝部(5)を形成すると共に、該開
口溝部(5)に開閉自在に蓋板(6)を装着して成るジ
ョイントパネル(7)である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、ジョイン
トパネルに関するものである。さらに詳しくは、この出
願の発明は、施工現場で簡単、正確にパネルの連結、配
線施工が行え、パネルの連結部表面に段差を生ずるおそ
れもなく、住宅等の間仕切壁パネルとして有用なジョイ
ントパネルに関するものである。
トパネルに関するものである。さらに詳しくは、この出
願の発明は、施工現場で簡単、正確にパネルの連結、配
線施工が行え、パネルの連結部表面に段差を生ずるおそ
れもなく、住宅等の間仕切壁パネルとして有用なジョイ
ントパネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅等の室内を仕切って間仕切壁
を形成する間仕切壁パネルとしては、例えば、図5に例
示したように、パネル枠(1)の両面に面材(2)を張
設してなるパネル(フラッシュパネル)が汎用されてい
た。
を形成する間仕切壁パネルとしては、例えば、図5に例
示したように、パネル枠(1)の両面に面材(2)を張
設してなるパネル(フラッシュパネル)が汎用されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
例示した従来のパネルを住宅等の室内に建て込んで連結
して間仕切壁を形成する場合には、例えば、図5に例示
したように、隣り合うパネルの連結部の片面側から釘、
木ネジ等の止具(3)を斜めに打ち込むと共に反対面側
に連結金具(4)を取り付けて隣り合うパネルを連結、
固着して間仕切壁を形成していた。
例示した従来のパネルを住宅等の室内に建て込んで連結
して間仕切壁を形成する場合には、例えば、図5に例示
したように、隣り合うパネルの連結部の片面側から釘、
木ネジ等の止具(3)を斜めに打ち込むと共に反対面側
に連結金具(4)を取り付けて隣り合うパネルを連結、
固着して間仕切壁を形成していた。
【0004】従って、隣り合うパネルを精度良く連結す
るのに手間がかかり、パネルの連結部表面に段差を生じ
易く、さらに、連結金具(4)も突出して段差を生ずる
という問題があった。
るのに手間がかかり、パネルの連結部表面に段差を生じ
易く、さらに、連結金具(4)も突出して段差を生ずる
という問題があった。
【0005】また、かかる問題を解決するために、例え
ば、図6に例示したように、パネル枠(1)の片面にの
み面材(2)を張設してなるパネル(片面フラッシュパ
ネル)を室内に建て込み、面材(2)を張設していない
開口面側から隣り合うパネルの連結部に止具(3)を打
ち込んで連結、固着した後、開口面側に面材(2)を取
り付けて間仕切壁を形成したり、図7に例示したよう
に、パネル枠(1)および面材(2)をバラバラのまま
施工現場に持ち込み、パネル枠(1)を室内に建て込ん
で止具にて連結、固着した後、パネル枠(1)の両面に
面材(2)を取り付けて間仕切壁を形成したりすること
も行われていた。
ば、図6に例示したように、パネル枠(1)の片面にの
み面材(2)を張設してなるパネル(片面フラッシュパ
ネル)を室内に建て込み、面材(2)を張設していない
開口面側から隣り合うパネルの連結部に止具(3)を打
ち込んで連結、固着した後、開口面側に面材(2)を取
り付けて間仕切壁を形成したり、図7に例示したよう
に、パネル枠(1)および面材(2)をバラバラのまま
施工現場に持ち込み、パネル枠(1)を室内に建て込ん
で止具にて連結、固着した後、パネル枠(1)の両面に
面材(2)を取り付けて間仕切壁を形成したりすること
も行われていた。
【0006】しかしながら、図6および図7に例示した
方法においては、パネル全体が工場生産できないため、
工場生産化率が低く、施工現場で面材(2)を取り付け
る手間がかかり、かつ、取付精度も劣るという問題があ
った。
方法においては、パネル全体が工場生産できないため、
工場生産化率が低く、施工現場で面材(2)を取り付け
る手間がかかり、かつ、取付精度も劣るという問題があ
った。
【0007】さらに、図5〜図7に例示した従来のパネ
ルにおいては、電気配線等の配線を行う場合に配線施工
に手間がかかるという問題があり、また、配線スペース
を形成して配線施工したとしてもパネル枠(1)の両面
に面材(2)を取り付けて間仕切壁等を形成した後に、
配線を変更したり、増設したりする場合に、配線施工が
し難いという問題があった。
ルにおいては、電気配線等の配線を行う場合に配線施工
に手間がかかるという問題があり、また、配線スペース
を形成して配線施工したとしてもパネル枠(1)の両面
に面材(2)を取り付けて間仕切壁等を形成した後に、
配線を変更したり、増設したりする場合に、配線施工が
し難いという問題があった。
【0008】この出願の発明は、以上の通りの事情に鑑
みてなされたものであり、上記の問題点を解消し、施工
現場で簡単、正確にパネルの連結、配線施工が行え、パ
ネルの連結部表面に段差を生ずるおそれもないジョイン
トパネルを提供することを目的としている。
みてなされたものであり、上記の問題点を解消し、施工
現場で簡単、正確にパネルの連結、配線施工が行え、パ
ネルの連結部表面に段差を生ずるおそれもないジョイン
トパネルを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この出願の発明は、上記
の課題を解決するためになされたものであって、第1の
発明は、パネル枠の両面に面材を張設してなるパネルに
おいて、片面の面材の一側端縁部を開口して開口溝部を
形成すると共に、該開口溝部に開閉自在に蓋板を装着し
て成ることを特徴とするジョイントパネルを提供する。
の課題を解決するためになされたものであって、第1の
発明は、パネル枠の両面に面材を張設してなるパネルに
おいて、片面の面材の一側端縁部を開口して開口溝部を
形成すると共に、該開口溝部に開閉自在に蓋板を装着し
て成ることを特徴とするジョイントパネルを提供する。
【0010】また、第2の発明は、蝶番を介して蓋板を
装着して成る前記のジョイントパネルを、第3の発明
は、蓋板の両側端面部に嵌合溝を形成すると共に、開口
溝部の両側内面上縁部に嵌合突条を形成し、該蓋板の嵌
合溝を開口溝部の嵌合突条に弾性嵌合させて蓋板を装着
して成る前記のジョイントパネルを、第4の発明は、蓋
板の裏面両側端縁部に係合脚片を突設すると共に、開口
溝部の両側内面上縁部に係合受片を形成し、該蓋板の係
合脚片を開口溝部の係合受片に弾性係合させて蓋板を装
着して成る前記のジョイントパネルを、第5の発明は、
蓋板表面に配線器具を装着して成る前記いずれかのジョ
イントパネルを提供する。
装着して成る前記のジョイントパネルを、第3の発明
は、蓋板の両側端面部に嵌合溝を形成すると共に、開口
溝部の両側内面上縁部に嵌合突条を形成し、該蓋板の嵌
合溝を開口溝部の嵌合突条に弾性嵌合させて蓋板を装着
して成る前記のジョイントパネルを、第4の発明は、蓋
板の裏面両側端縁部に係合脚片を突設すると共に、開口
溝部の両側内面上縁部に係合受片を形成し、該蓋板の係
合脚片を開口溝部の係合受片に弾性係合させて蓋板を装
着して成る前記のジョイントパネルを、第5の発明は、
蓋板表面に配線器具を装着して成る前記いずれかのジョ
イントパネルを提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】この出願の発明は、上記の通りの
特徴をもつものであるが、以下、その実施の形態につい
て説明する。
特徴をもつものであるが、以下、その実施の形態につい
て説明する。
【0012】図1は、この出願の第1の発明の一実施形
態を例示した要部分解斜視図である。この出願の第1の
発明は、例えば、図1に例示したように、木枠、金属
枠、合成樹脂枠等よりなるパネル枠(1)の両面に、木
質板、金属板、合成樹脂板等よりなる面材(2)を被着
し、釘止め、ビス止め、接着等にて固着して張設してな
るパネルにおいて、片面の面材(2)の一側端縁部を開
口して開口溝部(5)を形成すると共に、該開口溝部
(5)に開閉自在に、木質板、金属板、合成樹脂板等よ
りなる蓋板(6)を装着して開口溝部(5)の上面開口
部を覆蓋して成ることを特徴とするジョイントパネル
(7)に関するものである。
態を例示した要部分解斜視図である。この出願の第1の
発明は、例えば、図1に例示したように、木枠、金属
枠、合成樹脂枠等よりなるパネル枠(1)の両面に、木
質板、金属板、合成樹脂板等よりなる面材(2)を被着
し、釘止め、ビス止め、接着等にて固着して張設してな
るパネルにおいて、片面の面材(2)の一側端縁部を開
口して開口溝部(5)を形成すると共に、該開口溝部
(5)に開閉自在に、木質板、金属板、合成樹脂板等よ
りなる蓋板(6)を装着して開口溝部(5)の上面開口
部を覆蓋して成ることを特徴とするジョイントパネル
(7)に関するものである。
【0013】なお、図1に例示した実施形態において
は、片面の面材(2)の一側端縁部を開口して開口溝部
(5)を形成するに際して、片面の面材(2)の一側端
縁部を切欠して開口すると共に、パネル枠(1)を構成
する外枠(101)および中桟(102)、ならびに他
面の面材(2)によって開口溝部(5)を形成した実施
例を例示している。
は、片面の面材(2)の一側端縁部を開口して開口溝部
(5)を形成するに際して、片面の面材(2)の一側端
縁部を切欠して開口すると共に、パネル枠(1)を構成
する外枠(101)および中桟(102)、ならびに他
面の面材(2)によって開口溝部(5)を形成した実施
例を例示している。
【0014】また、開口溝部(5)に開閉自在に蓋板
(6)を装着する場合には、例えば、図1に例示したよ
うに、開口溝部(5)の上面開口部に着脱自在に蓋板
(6)を嵌合して装着したり、磁石を介して着脱自在に
蓋板(6)を装着したり、後述するように、蝶番を介し
て蓋板(6)を装着したり、弾性嵌合または弾性係合さ
せて蓋板(6)を装着したりすれば良い。
(6)を装着する場合には、例えば、図1に例示したよ
うに、開口溝部(5)の上面開口部に着脱自在に蓋板
(6)を嵌合して装着したり、磁石を介して着脱自在に
蓋板(6)を装着したり、後述するように、蝶番を介し
て蓋板(6)を装着したり、弾性嵌合または弾性係合さ
せて蓋板(6)を装着したりすれば良い。
【0015】以上の通り、この出願の第1の発明におい
ては、図1に例示したように、蓋板(6)を開いて開口
溝部(5)を露出させ、該開口溝部(5)側から隣り合
うパネルの連結部〔パネル枠(1)〕に止具(3)を打
ち込んでパネルを連結、固着すると共に、該開口溝部
(5)を配線スペースとして利用して電気配線等の配線
を行うことができ、かつ、パネルの連結、固着および配
線作業が完了した後、蓋板(6)を閉じて開口溝部
(5)を覆蓋すれば表面が平滑な間仕切壁等を形成する
ことができ、さらに、間仕切壁等を形成した後に配線を
変更したり、増設したりする場合にも、蓋板(6)を開
いて配線を行うことができるので、施工現場で簡単、正
確にパネルの連結、配線施工が行え、パネルの連結部表
面に段差を生ずるおそれもない。
ては、図1に例示したように、蓋板(6)を開いて開口
溝部(5)を露出させ、該開口溝部(5)側から隣り合
うパネルの連結部〔パネル枠(1)〕に止具(3)を打
ち込んでパネルを連結、固着すると共に、該開口溝部
(5)を配線スペースとして利用して電気配線等の配線
を行うことができ、かつ、パネルの連結、固着および配
線作業が完了した後、蓋板(6)を閉じて開口溝部
(5)を覆蓋すれば表面が平滑な間仕切壁等を形成する
ことができ、さらに、間仕切壁等を形成した後に配線を
変更したり、増設したりする場合にも、蓋板(6)を開
いて配線を行うことができるので、施工現場で簡単、正
確にパネルの連結、配線施工が行え、パネルの連結部表
面に段差を生ずるおそれもない。
【0016】図2は、この出願の第2の発明の一実施形
態を例示した要部分解斜視図である。なお、図2におい
て、図1に例示した第1の発明と同一の部分には、同一
の符号を付して説明を省略した。
態を例示した要部分解斜視図である。なお、図2におい
て、図1に例示した第1の発明と同一の部分には、同一
の符号を付して説明を省略した。
【0017】この出願の第2の発明は、例えば、図2に
例示したように、上記第1の発明において、蓋板(6)
を装着するに際して、蝶番(8)を介して蓋板(6)を
装着して開口溝部(5)の上面開口部を覆蓋して成るジ
ョイントパネル(7)に関するものである。
例示したように、上記第1の発明において、蓋板(6)
を装着するに際して、蝶番(8)を介して蓋板(6)を
装着して開口溝部(5)の上面開口部を覆蓋して成るジ
ョイントパネル(7)に関するものである。
【0018】以上の通り、この出願の第2の発明におい
ては、蝶番(8)を介して蓋板(6)を装着しているの
で、蓋板(6)の開閉に際して、蓋板(6)が開口溝部
(5)から離脱することなく、円滑、確実に開閉でき
る。
ては、蝶番(8)を介して蓋板(6)を装着しているの
で、蓋板(6)の開閉に際して、蓋板(6)が開口溝部
(5)から離脱することなく、円滑、確実に開閉でき
る。
【0019】図3は、この出願の第3の発明の一実施形
態を例示した要部分解斜視図である。なお、図3におい
て、図1に例示した第1の発明と同一の部分には、同一
の符号を付して説明を省略した。
態を例示した要部分解斜視図である。なお、図3におい
て、図1に例示した第1の発明と同一の部分には、同一
の符号を付して説明を省略した。
【0020】この出願の第3の発明は、例えば、図3に
例示したように、上記第1の発明において、蓋板(6)
を装着するに際して、蓋板(6)の両側端面部に嵌合溝
(9)を形成すると共に、開口溝部(5)の両側内面上
縁部に嵌合突条(10)を形成し、該蓋板(6)の嵌合
溝(9)を開口溝部(5)の嵌合突条(10)に弾性嵌
合させて蓋板(6)を装着して開口溝部(5)の上面開
口部を覆蓋して成るジョイントパネル(7)に関するも
のである。
例示したように、上記第1の発明において、蓋板(6)
を装着するに際して、蓋板(6)の両側端面部に嵌合溝
(9)を形成すると共に、開口溝部(5)の両側内面上
縁部に嵌合突条(10)を形成し、該蓋板(6)の嵌合
溝(9)を開口溝部(5)の嵌合突条(10)に弾性嵌
合させて蓋板(6)を装着して開口溝部(5)の上面開
口部を覆蓋して成るジョイントパネル(7)に関するも
のである。
【0021】なお、蓋板(6)の両側端面部に嵌合溝
(9)を形成すると共に、開口溝部(5)の両側内面上
縁部に嵌合突条(10)を形成する場合には、例えば、
図3に例示したように、蓋板(6)の両側端面部全長に
わたってU溝、V溝等の、任意の形状の嵌合溝(9)を
形成すると共に、開口溝部(5)を形成する角溝状の開
口溝体(11)の両側内面上縁部全長にわたって、上記
嵌合溝(9)と嵌合する形状の嵌合突条(10)を形成
したり、互いに嵌合する嵌合溝および嵌合突条を断続的
に形成したり(図示せず)すれば良い。
(9)を形成すると共に、開口溝部(5)の両側内面上
縁部に嵌合突条(10)を形成する場合には、例えば、
図3に例示したように、蓋板(6)の両側端面部全長に
わたってU溝、V溝等の、任意の形状の嵌合溝(9)を
形成すると共に、開口溝部(5)を形成する角溝状の開
口溝体(11)の両側内面上縁部全長にわたって、上記
嵌合溝(9)と嵌合する形状の嵌合突条(10)を形成
したり、互いに嵌合する嵌合溝および嵌合突条を断続的
に形成したり(図示せず)すれば良い。
【0022】また、図3に例示した実施形態において
は、片面の面材(2)の一側端縁部を開口して開口溝部
(5)を形成するに際して、片面の面材(2)の一側端
縁部を切欠して開口すると共にパネル枠(1)を構成す
る外枠(101)(図示せず)を除去して上記開口溝体
(11)を嵌合、固着し、該開口溝体(11)によって
開口溝部(5)を形成した実施例を例示している。
は、片面の面材(2)の一側端縁部を開口して開口溝部
(5)を形成するに際して、片面の面材(2)の一側端
縁部を切欠して開口すると共にパネル枠(1)を構成す
る外枠(101)(図示せず)を除去して上記開口溝体
(11)を嵌合、固着し、該開口溝体(11)によって
開口溝部(5)を形成した実施例を例示している。
【0023】また、図3において、(12)は、開口溝
体(11)を止具(3)を介してパネル枠(1)に打ち
付けるための止具打込み孔である。以上の通り、この出
願の第3の発明においては、蓋板(6)に形成した嵌合
溝(9)を開口溝部(5)に形成した嵌合突条(10)
に弾性嵌合させて蓋板(6)を装着しているので、蓋板
(6)の開閉に際して、蓋板(6)を開口溝部(5)に
簡単、確実に嵌合させて装着することができる。
体(11)を止具(3)を介してパネル枠(1)に打ち
付けるための止具打込み孔である。以上の通り、この出
願の第3の発明においては、蓋板(6)に形成した嵌合
溝(9)を開口溝部(5)に形成した嵌合突条(10)
に弾性嵌合させて蓋板(6)を装着しているので、蓋板
(6)の開閉に際して、蓋板(6)を開口溝部(5)に
簡単、確実に嵌合させて装着することができる。
【0024】図4は、この出願の第4の発明の一実施形
態を例示した要部分解斜視図である。なお、図4におい
ては、図1に例示した第1の発明および図3に例示した
第3の発明と同一(または同等)の部分には、同一の符
号を付して説明を省略した。
態を例示した要部分解斜視図である。なお、図4におい
ては、図1に例示した第1の発明および図3に例示した
第3の発明と同一(または同等)の部分には、同一の符
号を付して説明を省略した。
【0025】この出願の第4の発明は、例えば、図4に
例示したように、上記第1の発明において、蓋板(6)
を装着するに際して、蓋板(6)の裏面両側端縁部に係
合脚片(13)を突設すると共に、開口溝部(5)の両
側内面上縁部に係合受片(14)を形成し、該蓋板
(6)の係合脚片(13)を開口溝部(5)の係合受片
(14)に弾性係合させて蓋板(6)を装着して開口溝
部(5)の上面開口部を覆蓋して成るジョイントパネル
(7)に関するものである。
例示したように、上記第1の発明において、蓋板(6)
を装着するに際して、蓋板(6)の裏面両側端縁部に係
合脚片(13)を突設すると共に、開口溝部(5)の両
側内面上縁部に係合受片(14)を形成し、該蓋板
(6)の係合脚片(13)を開口溝部(5)の係合受片
(14)に弾性係合させて蓋板(6)を装着して開口溝
部(5)の上面開口部を覆蓋して成るジョイントパネル
(7)に関するものである。
【0026】なお、蓋板(6)の裏面両側端縁部に係合
脚片(13)を突設すると共に、開口溝部(5)の両側
内面上縁部に係合受片(14)を形成する場合には、例
えば、図4に例示したように、蓋板(6)の裏面全長に
わたって、両側壁部を係合脚片(13)とする逆角溝体
(15)を当接、固着すると共に、開口溝部(5)を形
成する角溝状の開口溝体(11)の両側内面上縁部全長
にわたって、上記係合脚片(13)と係合する形状の係
合受片(14)を形成したり、互いに係合する係合脚片
および係合受片を断続的に形成したり(図示せず)すれ
ば良い。
脚片(13)を突設すると共に、開口溝部(5)の両側
内面上縁部に係合受片(14)を形成する場合には、例
えば、図4に例示したように、蓋板(6)の裏面全長に
わたって、両側壁部を係合脚片(13)とする逆角溝体
(15)を当接、固着すると共に、開口溝部(5)を形
成する角溝状の開口溝体(11)の両側内面上縁部全長
にわたって、上記係合脚片(13)と係合する形状の係
合受片(14)を形成したり、互いに係合する係合脚片
および係合受片を断続的に形成したり(図示せず)すれ
ば良い。
【0027】以上の通り、この出願の第4の発明におい
ては、蓋板(6)裏面に突設した係合脚片(13)を開
口溝部(5)に形成した係合受片(14)に弾性係合さ
せて蓋板(6)を装着しているので、蓋板(6)の開閉
に際して、蓋板(6)を開口溝部(5)に簡単、確実に
係合させて装着することができる。
ては、蓋板(6)裏面に突設した係合脚片(13)を開
口溝部(5)に形成した係合受片(14)に弾性係合さ
せて蓋板(6)を装着しているので、蓋板(6)の開閉
に際して、蓋板(6)を開口溝部(5)に簡単、確実に
係合させて装着することができる。
【0028】この出願の第5の発明は、例えば、図1〜
4に例示したように、上記第1〜4の発明において、蓋
板(6)表面に、コンセント等の配線器具(16)を装
着して成るジョイントパネル(7)に関するものであ
る。
4に例示したように、上記第1〜4の発明において、蓋
板(6)表面に、コンセント等の配線器具(16)を装
着して成るジョイントパネル(7)に関するものであ
る。
【0029】以上の通り、この出願の第5の発明におい
ては、蓋板(6)表面に配線器具(16)が装着されて
いるので、施工現場で開口溝部(11)を利用して配線
器具(16)と電源との配線を行うだけで良く、さらに
簡単、迅速に配線施工を行うことができる。
ては、蓋板(6)表面に配線器具(16)が装着されて
いるので、施工現場で開口溝部(11)を利用して配線
器具(16)と電源との配線を行うだけで良く、さらに
簡単、迅速に配線施工を行うことができる。
【0030】なお、この出願の発明は、以上の実施形態
によって限定されるものではなく、開口溝部の構造や、
嵌合溝、嵌合突条、係合脚片、係合受片等の形状、構
造、材質等の詳細については、様々な態様が可能である
ことはいうまでもない。
によって限定されるものではなく、開口溝部の構造や、
嵌合溝、嵌合突条、係合脚片、係合受片等の形状、構
造、材質等の詳細については、様々な態様が可能である
ことはいうまでもない。
【0031】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この出願の発
明によって、施工現場で簡単、正確にパネルの連結、配
線施工が行え、パネルの連結部表面に段差を生じるおそ
れもない。
明によって、施工現場で簡単、正確にパネルの連結、配
線施工が行え、パネルの連結部表面に段差を生じるおそ
れもない。
【図1】この出願の第1および5の発明の一実施形態を
例示した要部分解斜視図である。
例示した要部分解斜視図である。
【図2】この出願の第2および5の発明の一実施形態を
例示した要部分解斜視図である。
例示した要部分解斜視図である。
【図3】この出願の第3および5の発明の一実施形態を
例示した要部分解斜視図である。
例示した要部分解斜視図である。
【図4】この出願の第4および5の発明の一実施形態を
例示した要部分解斜視図である。
例示した要部分解斜視図である。
【図5】従来例を例示した要部分解断面図である。
【図6】異った従来例を例示した要部分解断面図であ
る。
る。
【図7】さらに異った従来例を例示した要部分解斜視図
である。
である。
1 パネル枠 101 外枠 102 中桟 2 面材 3 止具 4 連結金具 5 開口溝部 6 蓋板 7 ジョイントパネル 8 螺番 9 嵌合溝 10 嵌合突条 11 開口溝体 12 止具打込み孔 13 係合脚片 14 係合受片 15 逆角溝体 16 配線器具
Claims (5)
- 【請求項1】 パネル枠の両面に面材を張設してなるパ
ネルにおいて、片面の面材の一側端縁部を開口して開口
溝部を形成すると共に、該開口溝部に開閉自在に蓋板を
装着して成ることを特徴とするジョイントパネル。 - 【請求項2】 蝶番を介して蓋板を装着して成る請求項
1記載のジョイントパネル。 - 【請求項3】 蓋板の両側端面部に嵌合溝を形成すると
共に、開口溝部の両側内面上縁部に嵌合突条を形成し、
該蓋板の嵌合溝を開口溝部の嵌合突条に弾性嵌合させて
蓋板を装着して成る請求項1記載のジョイントパネル。 - 【請求項4】 蓋板の裏面両側端縁部に係合脚片を突設
すると共に、開口溝部の両側内面上縁部に係合受片を形
成し、該蓋板の係合脚片を開口溝部の係合受片に弾性係
合させて蓋板を装着して成る請求項1記載のジョイント
パネル。 - 【請求項5】 蓋板表面に配線器具を装着して成る請求
項1ないし4いずれかに記載のジョイントパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000218440A JP2002030750A (ja) | 2000-07-19 | 2000-07-19 | ジョイントパネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000218440A JP2002030750A (ja) | 2000-07-19 | 2000-07-19 | ジョイントパネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002030750A true JP2002030750A (ja) | 2002-01-31 |
Family
ID=18713388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000218440A Pending JP2002030750A (ja) | 2000-07-19 | 2000-07-19 | ジョイントパネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002030750A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008208706A (ja) * | 2007-02-23 | 2008-09-11 | Sharp Corp | 壁材及び建築物 |
US8297001B2 (en) | 2007-02-23 | 2012-10-30 | Sharp Kabushiki Kaisha | Wall assembly, wall assembly with display screen, and architecture |
JP2014114640A (ja) * | 2012-12-11 | 2014-06-26 | Asahi Kasei Homes Co | 壁体の施工方法 |
-
2000
- 2000-07-19 JP JP2000218440A patent/JP2002030750A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008208706A (ja) * | 2007-02-23 | 2008-09-11 | Sharp Corp | 壁材及び建築物 |
JP4597198B2 (ja) * | 2007-02-23 | 2010-12-15 | シャープ株式会社 | 壁材及び建築物 |
US8297001B2 (en) | 2007-02-23 | 2012-10-30 | Sharp Kabushiki Kaisha | Wall assembly, wall assembly with display screen, and architecture |
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