JP2557899Y2 - 押縁の固定装置 - Google Patents

押縁の固定装置

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JP2557899Y2
JP2557899Y2 JP6363592U JP6363592U JP2557899Y2 JP 2557899 Y2 JP2557899 Y2 JP 2557899Y2 JP 6363592 U JP6363592 U JP 6363592U JP 6363592 U JP6363592 U JP 6363592U JP 2557899 Y2 JP2557899 Y2 JP 2557899Y2
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JP
Japan
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frame
ridge
glass plate
hook
fixing
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JP6363592U
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JPH0620868U (ja
Inventor
弘悦 中川
Original Assignee
ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、嵌殺し窓の窓枠あるい
は窓枠に納める障子枠などの枠体にガラス板を室外側か
ら固定する押縁であって、しかもその押縁を構成する縦
横材が45度接合して枠状に組み込まれる形態のもの
で、この押縁を枠体に取付けるための固定装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ガラス板を押さえる従来の押縁は、一般
にその基本的な断面形状はL字形をなし、端を直角に切
断したものであり、窓の枠体にその双方に突設してある
爪を互いに係合して取り付けるもので、その取り付ける
操作は、押縁を傾斜して枠体内に嵌めると共に双方の爪
が合うように対向し、そのまま押縁を起立するように回
転し、更に室外側へ押し付けることにより取り付けられ
るものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、窓の意匠を
向上する一つの手段として、窓枠あるいは障子枠の縦横
枠を45度接合したものがあり、その縦横に納める押縁
も45度接合することが提案されたが、端を45度に切
断した押縁を前記従来のものと同様の操作で取り付けよ
うとしても、先に取り付けた端面とこじり合い、簡単に
嵌め込むことができず、無理に嵌め込むと端面に傷を付
けたり45度の接合面に隙間が生じるなどの問題があっ
た。
【0004】本考案は以上の問題を解決することにあ
り、簡単な操作で取り付けることができ、しかも縦横の
端面が互いに面一に且つ隙間なく接合される押縁の固定
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の解決手段は、枠
体内に納めたガラス板を室外側から固定する押縁であっ
て、該押縁はガラス板と平行する起立壁とガラス板に向
かって突出する水平片を備える縦横材を45度接合して
枠状に組むもので、その水平片に側縁より起立壁側に向
かって切り込まれ屈折して長手方向に沿う鉤形孔を設
け、枠体に前記鉤形孔に挿通する固定具を枠体の長手方
向に摺動自在に設けていることを特徴とする。
【0006】
【作用】押縁を枠体に取り付けるには、押縁の水平片を
枠体内にガラス板に向かって水平に差し込み、同時に鉤
形孔に固定具を挿入し、押縁を完全に挿入してから、固
定具を横方向へ摺動することによって確実に取り付けら
れるものである。
【0007】
【実施例】本考案を具体的に説明すると、図3に示して
いるように、障子の枠体1の縦枠2と横枠3が45度接
合して組み合わしてあると共に、これに嵌めた押縁4の
縦横材も45度接合するもので、その押縁4を図1と図
2に示しているように、枠体1に嵌めた際にガラス板5
と平行する起立壁6と水平片7とで断面L字形に形成し
たもので、その水平片7に側縁より起立壁6に向かって
切り込み、連続して横へ切り込んだ複数の鉤形孔8を長
手方向に間隔をあけて設けている。
【0008】一方、枠体1の縦横枠2,3のガラス係止
部9のガラス板5の端面と対向する面に、リップ溝10
を長手方向の全長に亘って設け、該リップ溝10に前記
鉤形孔8と同数の固定具11を摺動自在に係合してい
る。尚、固定具11は一対の円盤を平行して軸で一体に
連結したものである。
【0009】以上の押縁4は従来と同様にガラス板5を
枠体1のガラス係止部9に納めた後に取り付けるが、そ
の操作は、押縁4の水平片7をリップ溝10を有する面
に平行して室外側より差し込むと共に、各固定具11を
それぞれ鉤形孔8に対向するように配し、そのまま水平
片7を更に深く差し込むことによって、固定具11が鉤
形孔8に係合する。そこで固定具11を鉤形孔8の屈折
した横部へ摺動することによって、押縁4が枠体1内に
固定されるものである。
【0010】
【考案の効果】本考案による押縁の固定装置であれば、
押縁を枠体内に納めた時の状態と同様の状態を保って、
すなわち起立壁を直立したままで水平片を枠体内に差し
込み、その際水平片に設けた鉤形孔に枠体に摺動自在に
設けた固定具を嵌め込み、その固定具を摺動して鉤形孔
の屈折している横部に嵌め込むことによって、押縁を枠
体内に取り付けることができるものであり、押縁を枠体
内に以上のように差し込むものであるから、45度に切
断した端面が先に取り付けた押縁の端面に対してこじる
ことがなく、円滑に且つ隙間なく正確に取り付けること
ができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による押縁の固定装置を示す斜視図であ
る。
【図2】同じく断面図である。
【図3】本考案による押縁の固定装置を備えた障子を室
外側から見た正面図である。
【符号の説明】
1 枠体 4 押縁 5 ガラス板 6 起立壁 7 水平片 8 鉤形孔 10 リップ溝 11 固定具

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体(1)内に納めたガラス板(5)を
    室外側から固定する押縁(4)であって、該押縁(4)
    はガラス板(5)と平行する起立壁(6)とガラス板
    (5)に向かって突出する水平片(7)を備える縦横材
    を45度接合して枠状に組むもので、その水平片(7)
    に側縁より起立壁(6)側に向かって切り込まれ屈折し
    て長手方向に沿う鉤形孔(8)を設け、枠体(1)に前
    記鉤形孔(8)に挿通する固定具(11)を枠体(1)
    の長手方向に摺動自在に設けていることを特徴とする押
    縁の固定装置。
JP6363592U 1992-08-18 1992-08-18 押縁の固定装置 Expired - Lifetime JP2557899Y2 (ja)

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JPH0620868U JPH0620868U (ja) 1994-03-18
JP2557899Y2 true JP2557899Y2 (ja) 1997-12-17

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