JPH0124307Y2 - - Google Patents

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JPH0124307Y2
JPH0124307Y2 JP15369584U JP15369584U JPH0124307Y2 JP H0124307 Y2 JPH0124307 Y2 JP H0124307Y2 JP 15369584 U JP15369584 U JP 15369584U JP 15369584 U JP15369584 U JP 15369584U JP H0124307 Y2 JPH0124307 Y2 JP H0124307Y2
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JP
Japan
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heat insulating
opening frame
insulating panel
piece
center piece
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  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、断熱性や遮音性、気密性等に優れた
断熱材充填型の断熱パネルにより壁や天井、床な
どを構成し、ここに設けられた開口部分において
断熱パネルの切り口端面に開口枠を取り付けるた
めの構造に関する。
【従来の技術とその問題点】
断熱パネル3は、第11図に示すように表面に
合成樹脂を被覆された鋼板や亜鉛鉄板、ステンレ
ス板、アルミニウム板等の素材で形成された一対
の金属外皮材1間に硬質ポリウレタンフオームそ
の他の断熱材2を充填させたものであり、断熱材
2はその発泡成形時に金属外皮材1内面に自己接
着している。この断熱パネル3の一側には幅狭に
絞られた嵌合部9が設けられており、他側には嵌
合部9の納まる嵌合溝10が設けられており、第
11図に示すように嵌合溝10内にパツキン11
を介して嵌合部9を嵌入することにより断熱パネ
ル3を接続し、第13図に示すように壁、天井あ
るいは床が構成されるものである。例えば、この
断熱パネル3はその断熱性、気密性、遮音性等の
特性を生かして湿気、ほこり等を嫌うクリーンル
ームなどの設備用に用いられている。 しかして、この断熱パネル3により構成された
壁などに第12図のように開口を設け、例えば窓
などを作る必要のある場合があるが、そのために
は断熱パネル3の端面に開口枠4を取り付ける必
要がある。 その場合、従来にあつては第14図に示すよう
に断熱パネル3の端面に開口枠4を被嵌し、開口
枠4の側面から断熱パネル3の金属外皮材1へね
じ14を打つて開口枠4を断熱パネル3に固定す
ることも考えられているが、このような方法では
外面にねじ14が露出するので外観を損ねるとい
う欠点があり、そのため第15図に示すような方
法が実施されている。 即ち、断熱パネル3端面の断熱材2を削つて断
熱パネル3端面に凹所12を形成し、凹所12内
に木材13を挿入して金属外皮材1内面等に接着
させ、その上に開口枠4を被嵌して開口枠4を木
材13にねじ14で取着していた。しかしなが
ら、このような方法は断熱材2の除去が困難であ
り、しかも断熱材2の除去が不完全であつたり、
木材13の厚みの精度が悪かつたりすると断熱材
2と金属外皮材1との間に剥離を生じ、断熱パネ
ル3の厚み変動を引き起こし、開口枠4の取り付
けが不可能になつたり、断熱パネル3の強度が低
下を起こしたりするという問題があつた。
【考案の目的】
本考案は叙上の従来例の欠点に鑑みて為された
ものであり、外観を損ねることなく開口枠を断熱
パネルの切り口端面に取り付けることができ、し
かも断熱材を除去したり除去後木材を埋め込んだ
りする必要がなくて簡単に作業でき、断熱材の剥
離という問題も生じないようにすることにある。
【問題点を解決するための手段】
本考案断熱パネルへの開口枠の取付け構造は、
一対の略平行な金属外皮材1間に断熱材2を充填
させた断熱パネル3の切り口端面に開口枠4を取
り付けるための構造であつて、取付け金具5の中
央片6を断熱材2の端面に面接させ、中央片6の
両側より中央片6と略垂直に延出された差込み片
7を金属外皮材1と断熱材2との間に差し込んで
金属外皮材1の端部を差込み片7にかしめ付け、
中央片6の両側より中央片6と略垂直に延出され
た抱き込み片8で断熱パネル3端部を挟持させ、
断熱パネル3の切り口端面に被嵌した開口枠4を
取付け金具5の中央片6にねじ止めして成ること
を特徴とするものである。
【作用】
断熱パネル3内の断熱材2を除去することなく
取付け金具5の差込み片7を断熱材2と金属外皮
材1との間に差し込むと共に抱き込み片8を断熱
パネル3の切り口端面に跨がらせ、金属外皮材1
を差込み片7にかしめるだけで取付け金具5を断
熱パネル3の切り口端面に簡単に取り付けること
ができ、この断熱パネル3の切り口端面に開口枠
4を被嵌させることにより取付け金具5は隠さ
れ、開口枠4を取付け金具5の中央片6に取り付
けているねじも開口枠4の内周面にガラスを嵌め
たり、レールを取り付けたりすることにより隠さ
れて露出しないのである。
【実施例】
第4図〜第6図に示してあるものは取付け金具
5の一例であり、金属板を折り曲げ加工したもの
である。これは、中央片6の両端に中央片6より
も若干幅狭のやや傾斜した幅狭片15を設け、幅
狭片15の中央部両側から垂直に剣状の差込み片
7を延出し、中央片6の両側から垂直に抱き込み
片8を延出したものである。又、第7図に示すも
のは取付け金具5の他例であり、中央片6の両端
に傾斜した傾斜片16を設け、傾斜片16の端に
水平な幅狭片15を設け、幅狭片15の両側から
差込み片7を垂直に延出させ、中央片6の中央部
両側から抱き込み片8を延出させたものである。
更に第8図に示すものは取付け金具5の更に他例
であり、中央片6の中央にV形部17を設けてV
形部17の前後で中央片6の両側から都合4片の
抱き込み片8を垂直に延出させ、中央片6両端の
幅狭片15の両側から垂直に剣状の差込み片7を
延出させたものである。 しかして、断熱パネル3の切り口端面に開口枠
4を取付け施工するにあたつては、上記のいずれ
の取付け金具5もその差込み片7を断熱材2と金
属外皮材1との間に叩き込まれ、同時に金属外皮
材1の端が抱き込み片8と差込み片7との間に嵌
入されて断熱パネル3の端部が抱き込み片8間に
挟持され、この後第3図に図示のように金属外皮
材1の端を差込み片7にかしめて(かしめ箇所を
第3図にイで示す)取付け金具5が再び断熱パネ
ル3から外れないように保持されるのである。し
かも、金属外皮材1の端に差込み片7と抱き込み
片8とが跨がつているので、取付け金具5が断熱
材2内へ沈み込むこともないのである。開口枠4
は外周面側が略コ字形に形成されていて溝部18
を形成されており、取付け金具5を固着された断
熱パネル3端面を溝部18内に差し込んで開口枠
4を断熱パネル3端面に被嵌させると取付け金具
5は溝部18内に納まつて隠れる。この状態で第
2図のように開口枠4の内周面から取付け金具5
の中央片6にねじ19を打つて開口枠4は断熱パ
ネル3に取り付けられるものである。そして開口
枠4の内周面に嵌め殺しのガラス板20を保持す
る窓枠21等が取り付けられることによりねじ1
9も隠されることになる。尚、図示例では嵌め殺
しの窓を示したが、開閉可能な障子窓の場合には
開口枠4の内周に建具を走行させるためのレール
等を取り付けるようにしてもよく、あるいは開口
枠4にレール部分が一体に設けられていてもよ
い。 又、第1図に示すように、開口枠4は四辺の内
一片だけ(第1図では下枠)を前後に分割してお
くことにより、最後の開口枠4を容易に取り付け
られるようにしてある。 第9図及び第10図に示すものは本考案の他例
であり、下辺だけでなく開口枠4を全周にわたつ
て表面側と裏面側に分割し、第10図に示すよう
に表裏半分づつとなつた四角一体の開口枠4aを
表裏から断熱パネル3に取り付けるようにしてあ
る。
【考案の効果】
本考案は叙述のごとく構成されているから、取
付け金具の差込み片を断熱材と金属外皮材との間
に差し込んで金属外皮材を差し込み片にかしめ、
抱き込み片で断熱パネルの端部を挟持させること
により断熱材を除去したりすることなく簡単に取
付け金具を断熱パネルの切り口端面に固着させる
ことがてき、この断熱パネルの切り口端面に開口
枠を被嵌させることにより取付け金具を隠すこと
ができ、開口枠を取付け金具の中央片にねじで取
り付けることによつて開口部にガラス等を嵌める
ことによりねじも隠され、ねじ等が露出しないよ
うに外観よく開口枠を取り付けることができると
いう利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部破断した
斜視図、第2図は第1図のX−X断面図、第3図
は第1図のY−Y断面図、第4図は取付け金具の
一例を示す斜視図、第5図及び第6図は同上の取
付け金具の正面図及び下面図、第7図は取付け金
具の他例を示す正面図、第8図は取付け金具の更
に他例を示す正面図、第9図は開口枠の他例を示
す断面図、第10図は同上の開口枠の斜視図、第
11図は断熱パネルの断面図、第12図は断熱パ
ネルに設けられた開口部を示す正面図、第13図
は同上の断面図、第14図は従来例の断面図、第
15図は他の従来例の断面図であつて、1は金属
外皮材、2は断熱材、3は断熱パネル、4は開口
枠、5は取付け金具、6は中央片、7は差込み
片、8は抱き込み片である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の略平行な金属外皮材間に断熱材を充填さ
    せた断熱パネルの切り口端面に開口枠を取り付け
    るための構造であつて、取付け金具の中央片を断
    熱材の端面に面接させ、中央片の両側より中央片
    と略垂直に延出された差込み片を金属外皮材と断
    熱材との間に差し込んで金属外皮材の端部を差込
    み片にかしめ付け、中央片の両側より中央片と略
    垂直に延出された抱き込み片で断熱パネル端部を
    挟持させ、断熱パネルの切り口端面に被嵌した開
    口枠を取付け金具の中央片にねじ止めして成る断
    熱パネルへの開口枠の取付け構造。
JP15369584U 1984-10-11 1984-10-11 Expired JPH0124307Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15369584U JPH0124307Y2 (ja) 1984-10-11 1984-10-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15369584U JPH0124307Y2 (ja) 1984-10-11 1984-10-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6169386U JPS6169386U (ja) 1986-05-12
JPH0124307Y2 true JPH0124307Y2 (ja) 1989-07-24

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ID=30711707

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JP15369584U Expired JPH0124307Y2 (ja) 1984-10-11 1984-10-11

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5672711B2 (ja) * 2010-02-17 2015-02-18 株式会社大林組 採光窓構造及び採光窓用ガスケット

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Publication number Publication date
JPS6169386U (ja) 1986-05-12

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