JP4617046B2 - 電気機械 - Google Patents
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Description
背景技術
本発明は、請求項1に発明の上位概念として規定したように、円周に沿って軸方向に方位づけられていると共に周方向で交互に極性を変化する電磁的に励磁される磁極の形態をとってステータ又はロータ内に設けられた、電気的に励磁される多数の単独磁極から成る界磁系と、漂遊磁束を減少させるために互い違いに磁性の変化する磁極間の間隙内に挿入された永久磁石とを備えた形式の電気機械、特に自動車用のジェネレータに関する。
【0002】
前記形式の電気機械、特にクロー磁極形ジェネレータは一般に公知である。米国特許第57 47 913号明細書に基づいて、複数の永久磁石を有するクロー磁極形構造のロータを装備した形式の、ジェネレータとしての電気機械が公知になっている。当該特許明細書に開示されている永久磁石は、隣り合った2つの逆極性のクロー形磁極間の間隙に取付けられている。前記永久磁石は、クロー形磁極が軸方向で見て、張出し部をもった実質的にT形断面形状を有するように取付けられている。組立状態では前記永久磁石は、磁極のT形横断面の張出し部の下位に位置しているので、ロータの回転時に永久磁石に起因した遠心荷重が磁極の張出し部に作用し、かつ該張出し部によって吸収される。
【0003】
当該特許明細書に開示されている永久磁石の取付け方式の欠点は、2つの順次に続く2つの逆極性の磁極間の間隔が、T形横断面の張出し部によって減少され、こうして隣接した2つの逆極性の張出し部間の漂遊磁束が増大されていることである。漂遊磁束の増加は、漂遊磁束に対抗して作用すべき永久磁石の使用に矛盾することになる。
【0004】
発明の利点
請求項1の特徴部に記載した構成手段を備えた本発明の電気機械、特にジェネレータ、もしくは自動車用のクロー磁極形ジェネレータの場合には、従来技術とは異なって、2つの逆極性の磁極間の間隔を減少させることなしに、隣り合った2つの逆極性の磁極間の間隙内に永久磁石を挿入することが可能である。これを達成するために、特に励磁不能の1つの保持エレメントによってそれぞれ保持された永久磁石が、互い違いの磁極間の間隙内に挿嵌されている。前記保持エレメント自体は両側を溝内に保持されており、しかも一方の溝の縦辺が1つのN磁極内に切削成形され、かつ他方の溝の縦辺が隣接した1つのS磁極内に切削成形されている。
【0005】
独立請求項に記載した構成手段の有利な実施形態及び改良は、従属請求項に記載した手段によって得られる。
【0006】
容易に変形できる比較的肉薄の保持エレメントを使用することによって、回転負荷下における永久磁石と保持エレメントとの間の面圧は僅かになる。そればかりでなく保持エレメントは、永久磁石をロータ内におけるその半径方向位置並びに軸方向位置に確保する。
【0007】
各保持エレメントに対して永久磁石を軸方向で確保する手段は、保持エレメントのベース域から、軸方向運動を制限するストラップが屈曲されている点にある。その場合、屈曲されたストラップが、挿入された永久磁石の軸方向端面に対して緊締力を及ぼすことが可能である。屈曲されたストラップを延長して該屈曲ストラップから終端域を屈曲させて、永久磁石を少なくとも部分的に囲むようにすることによって、永久磁石を軸方向で前記ストラップによって緊締する一方、ベース域と両終端域との間に緊締することも可能である。
【0008】
別の構成手段は、保持エレメントの、実質的に扁平であるにすぎないベース域に沿って接着剤によって永久磁石を固着する点にある。この手段によっても、永久磁石の軸方向位置並びに半径方向位置の固定的な確保が得られる。
【0009】
保持エレメントのベース域が、少なくとも一方の軸方向端部で先細りにされている場合には、ベース域を永久磁石と共に磁極溝内へ挿入することが簡便になる。永久磁石と共に保持エレメントの軸方向位置をロータ内に簡単に固定する手段は、保持エレメントと永久磁石とから成る各構成群の各軸方向端部で少なくとも一方の磁極溝の横断面を、かしめによって狭めることによって得ることができる。各クロー形磁極の両フランクは、磁極溝が、正確に規定された位置を占めるように加工されねばならない。
【0010】
夫々1つの磁極車円盤を起点として延びるN極性とS極性のクロー形磁極のN極及びS極の磁極フランクの加工を単純にするために、ステータ又はロータは磁極車円盤の軸方向外向きの両端面に、等しい角度間隔をとって隔てられた複数の基準エレメントを有している。該基準エレメントは、工具、例えば溝切り工具、に対する磁極の方位整合を可能にする。
【0011】
実施例の説明
次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。
【0012】
なお図面中、同一構成要素もしくは同等に作用する構成要素には同一の符号を付して示した。
【0013】
本発明の理解を助けるために、図12には、公知のクロー磁極形ジェネレータの概括的な構造が図示されているが、その場合の説明は主要構成要素の説明に限られる。クロー磁極形ジェネレータ20はケーシング22を有し、該ケーシング内に駆動軸24が軸支されている。前記ケーシング22の外部に位置している駆動軸24の端部には、ベルト車26が装着されており、該ベルト車を介して、例えばVベルトによって駆動軸24が磁極コア28と共に駆動される。ケーシング22の内部では、駆動軸24には界磁巻線30が捩れ不能に固着されており、かつ、同じく駆動軸24に装着されたスリップリング32を介して、比較的小さな励磁電流を給電される。界磁巻線30は両側方で、駆動側の磁極車半部34とブラシ側の磁極車半部35とによって包囲されている。駆動側の磁極車半部34は、駆動軸24に対して垂直に延びる磁極車円盤36と、駆動軸24の長手方向に延びるクロー形磁極37とから構成されている。ブラシ側の磁極車半部35は、やはり駆動軸24に対して垂直に延びる磁極車円盤36と、駆動軸24の長手方向に延びるクロー形磁極38とから構成されている。各磁極車半部34,35は、周方向で均等な相互間隔をおいて配置された多数の磁極37,38を有しており、その場合、磁極の個数はジェネレータの使用目的に関連している。
【0014】
駆動軸24は、両磁極車半部34,35、磁極コア28及び界磁巻線30と相俟って1つのロータ39を形成している。
【0015】
図12から容易に推考できるように、互いに対置する両磁極車半部34,35の磁極37,38は相互に噛合っているので、界磁巻線30の付勢時には磁極車の周方向で見てS磁極とN磁極が交互に形成される。
【0016】
両磁極車半部34,35の磁極37,38に対して半径方向に間隔をおいて定置のステータ40が配置されており、該ステータは例えば三相ステータ巻線41を有している。ステータ40は、複数の相互に絶縁された溝付き薄板から成り、該溝付き薄板は、互いに圧搾されて1つの固定的な成層薄板を形成している。図12では部分的に図示したにすぎないステータ巻線41のワインディングが溝内に埋込まれている。運転中に磁束が生じ、該磁束は、界磁巻線30のコア、いわゆる磁極コア28から、磁極車円盤36及び一方の磁極車半部34の磁極38を経てステータ40へ流れ、其処から他方の磁極車半部35の隣接した磁極37へ流れ、かつ磁極車円盤36を経て磁極コア28へ流れ、これによって磁気回路が再び閉じられる。従来慣用のジェネレータではその場合、2つの隣接した磁極37,38間の間隙42(図1参照)内に著しい漂遊磁束が発生する。
【0017】
この漂遊磁束を回避もしくは減少させるために、この間隙内に、漂遊磁束に対抗して作用する永久磁石43を挿入することが企図された。
【0018】
図1には、クロー磁極形ジェネレータ20における両磁極車半部34,35相互の組付け位置が図示されている。本図面から判るように、本例では全部で6個の磁極37,38を夫々備えた両磁極車円盤36が同軸に対向配置されている。一方の磁極車半部34の磁極37は、他方の磁極車半部35の2つの磁極38の空隙内に位置している。
【0019】
その場合に磁極車半部34の1つの磁極37と磁極車半部35の1つの磁極38との間にそれぞれ生じる間隙42内に永久磁石43が、励磁不能の保持エレメント44を介して配置される(図10も参照)。保持エレメント44はその場合、円周に沿って対置する磁極溝46,47内に押込まれる。前記の磁極溝46,47はその場合、図1から良く判るように、磁極37,38のフランク48から切削成形されている。
【0020】
各磁極車半部34,35の全ての左側フランク48相互及び全ての右側フランク48相互が、工具によるフランク48の加工後に等しい角度間隔を有するようにするために、電気機械のステータ40、つまり図1に示すように、各磁極車半部34,35が、軸方向外向きの端面に、等しい角度間隔で隔たった基準エレメント50を有しているのが有利である。殊に有利には切欠部から成る該基準エレメント50を基準として、磁極車半部34,35、ひいてはクロー形の磁極37,38が、フランク加工工具に対して方位づけられる。基準エレメント50の間隔は、角度360゜と、各磁極車半部34,35の端面当りの磁極37,38の個数との商に等しいのが有利である。前記基準エレメント50は例えば、いわゆる長穴であってもよい。
【0021】
図2には、保持エレメント44の第1実施例が図示されている。該保持エレメント44は、各軸方向端部にストラップ54を有するベース域52から形成される。各ストラップ54はベース域52から屈曲もしくは湾曲されている。ベース域52から離反した方の、ストラップ54の各端部には、同じく屈曲もしくは湾曲された終端域56が位置している。ストラップ54の終端域56はこの場合、ベース域52に対面した面を有している。図2に図示した保持エレメント44は、両軸方向端部で先細りにされたベース域52を有している。この先細りは、磁極37,38の磁極溝46,47内への保持エレメント44の押込みを容易にする。保持エレメント44のベース域52は、少なくとも一方の軸方向端部で先細りにされているのが有利である。
【0022】
図3には、図2に示した保持エレメント44によって受容可能な直方体状の永久磁石43が図示されている。
【0023】
図4には、第1実施例による保持エレメント44と永久磁石43とを予め組立てて成る構成群58が図示されている。この前以て組立てられた構成群58では永久磁石43は、前記のベース域52と、2つのストラップ54と、同じく2つの終端域56とによって大部分を包囲されている。永久磁石43はその場合、両ストラップ54によって軸方向で緊締されている一方、ベース域52と両終端域56との間でも永久磁石43は緊締されている。
【0024】
図5には、図4に基づいて既に説明した保持エレメント44と永久磁石43とから成る構成群58の原理的な組立状態が図示されている。ベース域52は、両軸方向端部に先細りを有してはいるが、該先細りは、図4の場合とは異なって、ベース域52の、対角線方向で対置する2つの角隅に斜め面取りを行うことによって形成されている。
【0025】
図6には、1つの保持エレメント44と1つの永久磁石43とから成る構成群58の側面図が図示されている。すでに述べた構成群とは相異して本実施例の重要な点は、ストラップ54とベース域52との間に夫々鋭角が形成されていることである。ベース域52とストラップ54との成す角度で作用するモーメントは永久磁石43を少なくとも緊締せねばならない。構成群58が組付け状態で遠心加速度arotを受けると、永久磁石43は両終端域56によって、ベース域52に対して付加的に緊締される。
【0026】
図7には、1つの保持エレメント44と1つの永久磁石43とから成る構成群58の第2実施例が図示されている。この場合永久磁石43は接着剤60によって、保持エレメント44のベース域52に接着されている。
【0027】
図8には、構成群58の第3実施例が図示されている。すでに第1実施例に基づいて既知になっているように、ベース域52を起点として屈曲されたストラップ54は、永久磁石43の両端で該永久磁石に対して軸方向クランプ力を生じる。この軸方向クランプ力と、永久磁石43と両ストラップ54との間で作用する摩擦作用とによって、ベース域52に対する永久磁石43の位置が保持される。
【0028】
図9に基づいて、保持エレメント44と永久磁石43とから成る1つの構成群58を、互い違いの磁極37,38間の間隙42内へどのように押込むかが判る。その場合ベース域52の、軸方向に方位づけられた条片状に張出すサイドエッジ61が、磁極溝46,47内へ挿入され、しかも該磁極溝に対して平行に整合されている。
【0029】
図10には、保持エレメント44と永久磁石43とから成る構成群58が、組付け位置で2つの磁極37,38間の間隙42内に位置する状態が図示されている。保持エレメント44のベース域52は、その条片状のサイドエッジ61によって、向かい合って対置する磁極溝46,47内へ押込まれる。運転中に前記構成群58が、相互に対して固定的に配置された磁極車半部34,35から解離することがあり得ないようにするために、N磁極とS磁極との間の間隙42内における構成群58の軸方向位置は、構成群58の各軸方向端部で少なくとも一方の磁極溝46,47の横断面を、それぞれ1つの狭窄部62により狭めることによって確保されている。永久磁石43はその場合、半径方向で見てステータ40寄りで1つのベース域52によって被覆されている。
【0030】
最後に図11には、ロータ39内に組付けたのち構成群58が2つの磁極37,38間にどのように位置するかが横断面図で図示されている。永久磁石43に起因した遠心力負荷はその場合容易に判るように、永久磁石43をカバーする保持エレメント44のベース域52へ伝達される。保持エレメント44と永久磁石43とに起因した遠心力は、やはりベース域52の条片状のサイドエッジ61を介して磁極溝46へ伝達され、ひいては磁極車半部34,35の磁極37,38へ伝達される。
【0031】
当業者ならば容易に判るように、保持エレメント44を介して永久磁石43をこのように固定することは、図示のようにロータ39の場合に可能であるばかりでなく、電磁的に励磁される複数の磁極が円周に沿って軸方向に方位づけられておりかつ極性が周方向で交互に変化する構造形式を有するステータ40の場合にも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 クロー磁極形ジェネレータのロータの斜視図である。
【図2】 本発明による保持エレメントの第1実施例の斜視図である。
【図3】 図2に示した保持エレメントのために設けられているような永久磁石の斜視図である。
【図4】 保持エレメントと永久磁石とから成る前もって組立てられた構成群の斜視図である。
【図5】 図4に示した構成群の僅かな変化態様の斜視図である。
【図6】 図4に示した構成群の側面図である。
【図7】 1つの構成群の第2実施例の斜視図である。
【図8】 構成群の第3実施例の斜視図である。
【図9】 第1実施例による構成群と、磁極溝に対する組立直前の配置状態とを示す斜視図である。
【図10】 組立完了後の状態を示す斜視図である。
【図11】 図10のXI−XI断面線に沿った断面図である。
【図12】 一部断面して示した公知のクロー磁極形ジェネレータの斜視図である。
【符号の説明】
20 クロー磁極形ジェネレータ、22 ケーシング、24 駆動軸、26 ベルト車、28 磁極コア、30 界磁巻線、32 スリップリング、34 駆動側の磁極車半部、35 ブラシ側の磁極車半部、36 磁極車円盤、37,38 クロー形の磁極、39 ロータ、40 ステータ、41 三相ステータ巻線、42 間隙、43 永久磁石、44 保持エレメント、46,47 磁極溝、48 磁極のフランク、50 基準エレメント、52 ベース域、54 ストラップ、56 終端域、58 構成群、60 接着剤、61 条片状のサイドエッジ、62 狭窄部
Claims (6)
- 電気機械、特に自動車用のジェネレータであって、円周に沿って軸方向に方位づけられていると共に周方向で交互に極性を変化する電磁的に励磁される磁極(37,38)の形態をとってステータ(40)又はロータ(39)内に設けられた、電気的に励磁される多数の単独磁極から成る界磁系と、漂遊磁束を減少させるために互い違いに磁性の変化する磁極(37,38)間の間隙(42)内に挿入された永久磁石(43)とが設けられている形式のものにおいて、
永久磁石(43)が、両側を磁極溝(46,47)内に保持される1つの励磁不能の保持エレメント(44)によってそれぞれ保持され、しかも一方の磁極溝(46)の縦辺が一方の磁極(37)内に加工成形されており、かつ他方の磁極溝(47)の縦辺が逆極つまり隣接した磁極(38)内に加工成形されていて、保持エレメント(44)が各永久磁石(43)を、ロータ(39)の場合にはステータ(40)に対して半径方向で、或いはステータ(40)の場合にはロータ(39)に対して半径方向で、前記保持エレメントのベース域(52)で被覆しており、かつ該ベース域(52)の対置した両端部に、屈曲されたストラップ(54)を有しており、該ストラップが、挿入された前記永久磁石(43)の軸方向端面に対して緊締力を及ぼすようになっていることを特徴とする、電気機械。 - 屈曲されたストラップ(54)がその両端部に夫々1つの終端域(56)を有し、各終端域が前記ストラップ(54)から屈曲されて1つの永久磁石(43)を部分的に囲んでおり、しかも該永久磁石(43)が軸方向では前記ストラップ(54)によって緊締されている一方、ベース域(52)と両終端域(56)との間にも緊締されている、請求項1記載の電気機械。
- 永久磁石(43)が、保持エレメント(44)のベース域(52)に沿って接着剤(60)によって接着されている、請求項1記載の電気機械。
- 保持エレメント(44)のベース域(52)が、少なくとも一方の軸方向端部で先細りにされている、請求項1から3までのいずれか1項記載の電気機械。
- 1つの磁極(37)と1つの対極、つまり磁極(38)との間の間隙(42)内における、保持エレメント(44)と永久磁石(43)とから成る各構成群(58)の軸方向位置が、前記構成群(58)の各軸方向端部で少なくとも一方の磁極溝(46,47)の横断面を1つの狭窄部(62)によって狭めることによって確保されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の電気機械。
- ステータ(40)又はロータ(39)が軸方向外向きの両端面に、等しい角度間隔をとって隔てられた殊に切欠部として形成された複数の基準エレメント(50)を、工具に対する磁極(37,38)の方位整合を可能にするために有しており、しかも前記基準エレメント(50)の角度間隔値が殊に、各端面当り角度360゜と磁極(37,38)の個数との商に等しい、請求項1から5までのいずれか1項記載の電気機械。
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