JPH06133513A - 自己始動形永久磁石式同期電動機の回転子 - Google Patents
自己始動形永久磁石式同期電動機の回転子Info
- Publication number
- JPH06133513A JPH06133513A JP4226921A JP22692192A JPH06133513A JP H06133513 A JPH06133513 A JP H06133513A JP 4226921 A JP4226921 A JP 4226921A JP 22692192 A JP22692192 A JP 22692192A JP H06133513 A JPH06133513 A JP H06133513A
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- Japan
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- permanent magnet
- stopper
- rotor
- groove
- protrusion
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- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は自己始動形永久磁石式同期電動機の
回転子において、永久磁石装着時の接着剤や充填材の使
用を不要とすることを目的としたものである。 【構成】 ストッパーで永久磁石を押圧することにより
固定したものである。
回転子において、永久磁石装着時の接着剤や充填材の使
用を不要とすることを目的としたものである。 【構成】 ストッパーで永久磁石を押圧することにより
固定したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般産業用その他に使
用される自己始動形永久磁石式同期電動機の回転子の構
造に関する。
用される自己始動形永久磁石式同期電動機の回転子の構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】自己始動形永久磁石式同期電動機は定速
度運転性および高効率・高力率の観点から従来より広く
使用されており、その回転子についても様々な構造が検
討されてきている。
度運転性および高効率・高力率の観点から従来より広く
使用されており、その回転子についても様々な構造が検
討されてきている。
【0003】従来の回転子の一般的な構成の一事例を図
9を用いて説明する。なお、本図は回転子の軸と直角方
向の縦断面図を示す。
9を用いて説明する。なお、本図は回転子の軸と直角方
向の縦断面図を示す。
【0004】図9において、1は回転子鉄心であり、電
気鉄板を積層して形成されている。2は永久磁石であ
り、3は始動用2次導体であって、回転子鉄心1中のス
ロットバーと両側面の短絡環(図示せず)とがダイカス
トで一体成型されて形成されている。4は永久磁石埋没
溝であり、その外周開口部5にはストッパー溝6を設
け、ストッパー7を挿入して永久磁石2を固定してい
る。また、8は軸穴であり、9は永久磁石3間の磁気短
絡を防止するためのスリットである。
気鉄板を積層して形成されている。2は永久磁石であ
り、3は始動用2次導体であって、回転子鉄心1中のス
ロットバーと両側面の短絡環(図示せず)とがダイカス
トで一体成型されて形成されている。4は永久磁石埋没
溝であり、その外周開口部5にはストッパー溝6を設
け、ストッパー7を挿入して永久磁石2を固定してい
る。また、8は軸穴であり、9は永久磁石3間の磁気短
絡を防止するためのスリットである。
【0005】永久磁石2の埋没は図示するごとく、隣接
する極性どうしが同極になるようにしてあり、このこと
により固定子鉄心1は交互に異極の極性N,Sを持った
磁極を形成する。
する極性どうしが同極になるようにしてあり、このこと
により固定子鉄心1は交互に異極の極性N,Sを持った
磁極を形成する。
【0006】ここで始動用2次導体3のダイカスト成型
は、その際の高熱による永久磁石2の磁性劣化を防ぐた
めに永久磁石2を装着する前に行われることが望まし
い。
は、その際の高熱による永久磁石2の磁性劣化を防ぐた
めに永久磁石2を装着する前に行われることが望まし
い。
【0007】その後、永久磁石2を永久磁石埋没溝4の
外周開口部5から挿入埋没した後、ストッパーをストッ
パー溝6に沿って回転子側面より軸方向に挿入して永久
磁石2を固定している。
外周開口部5から挿入埋没した後、ストッパーをストッ
パー溝6に沿って回転子側面より軸方向に挿入して永久
磁石2を固定している。
【0008】この際、永久磁石2とストッパー7との
間、およびストッパー溝6とストッパー7との間には、
幾分かの隙間が生じることは避けえないので、これら隙
間によるガタツキやストッパー7の抜け落ちを防ぐため
接着剤あるいは充填材(図示せず)を使用して固定して
いる。
間、およびストッパー溝6とストッパー7との間には、
幾分かの隙間が生じることは避けえないので、これら隙
間によるガタツキやストッパー7の抜け落ちを防ぐため
接着剤あるいは充填材(図示せず)を使用して固定して
いる。
【0009】以上のように構成された回転子を有する自
己始動形永久磁石式同期電動機の作動について説明す
る。
己始動形永久磁石式同期電動機の作動について説明す
る。
【0010】固定子の電機子巻線(図示せず)に交流電
源が印加されると回転磁界が発生し、この磁束が回転子
の始動用2次導体3に鎖交することにより導体内に誘導
電流が流れ、前記回転磁界と作用してトルクを生じて回
転し始める。すなわち、本電動機は誘導電動機として始
動する。
源が印加されると回転磁界が発生し、この磁束が回転子
の始動用2次導体3に鎖交することにより導体内に誘導
電流が流れ、前記回転磁界と作用してトルクを生じて回
転し始める。すなわち、本電動機は誘導電動機として始
動する。
【0011】続いて、回転数が同期速度近くに達すると
回転子は永久磁石2の作る磁極によって同期速度に引き
込まれ、以後は電源周波数に同期した同期運転を行うこ
ととなる。
回転子は永久磁石2の作る磁極によって同期速度に引き
込まれ、以後は電源周波数に同期した同期運転を行うこ
ととなる。
【0012】このことにより電動機は永久磁石2の発生
する磁束があるために励磁電力は不要となって、高い効
率と力率が得られるとともに、負荷変動があっても回転
数は常に電源周波数に同期した定速度運転ができるなど
の秀れた利点を有する。
する磁束があるために励磁電力は不要となって、高い効
率と力率が得られるとともに、負荷変動があっても回転
数は常に電源周波数に同期した定速度運転ができるなど
の秀れた利点を有する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
構成ではストッパー7と永久磁石2間、およびストッパ
ー7とストッパー溝6間の隙間に接着剤や充填材を使用
して固定しているため、その塗布,硬化などに手間がか
かり作業性が悪いという問題を有していた。
構成ではストッパー7と永久磁石2間、およびストッパ
ー7とストッパー溝6間の隙間に接着剤や充填材を使用
して固定しているため、その塗布,硬化などに手間がか
かり作業性が悪いという問題を有していた。
【0014】本発明は上記に鑑み、ストッパーの形状な
どを工夫して、接着剤や充填材を使用せずに永久磁石を
固定しようとするものである。
どを工夫して、接着剤や充填材を使用せずに永久磁石を
固定しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の回転子は、回転子鉄心複数個の永久磁石と
始動用2次導体を配設してなるものであって、永久磁石
埋没溝の外周開口部付近に設けたストッパー溝に、バネ
性材料のストッパーを内側に向けて彎曲状に押圧変形さ
せて嵌み込むことにより、前記彎曲状の底部で永久磁石
を押圧して固定するものである。
に、本発明の回転子は、回転子鉄心複数個の永久磁石と
始動用2次導体を配設してなるものであって、永久磁石
埋没溝の外周開口部付近に設けたストッパー溝に、バネ
性材料のストッパーを内側に向けて彎曲状に押圧変形さ
せて嵌み込むことにより、前記彎曲状の底部で永久磁石
を押圧して固定するものである。
【0016】また、突部を設けたストッパーをストッパ
ー溝に圧入嵌合することにより、前記突部で永久磁石を
押圧して固定することもできる。
ー溝に圧入嵌合することにより、前記突部で永久磁石を
押圧して固定することもできる。
【0017】また、この際ストッパーに非磁性材料を使
用することにより、磁極間の磁気短絡を防ぐことができ
る。
用することにより、磁極間の磁気短絡を防ぐことができ
る。
【0018】さらに永久磁石を固定する方法として、ス
トッパー溝を屈折した形状とし、突部を設けたストッパ
ーを押圧することによりストッパー溝に沿って屈折変形
させて嵌合係止させ、前記突部で永久磁石を押圧して固
定することも可能である。
トッパー溝を屈折した形状とし、突部を設けたストッパ
ーを押圧することによりストッパー溝に沿って屈折変形
させて嵌合係止させ、前記突部で永久磁石を押圧して固
定することも可能である。
【0019】また、回転子鉄心の永久磁石埋没溝の開口
部に突起部を設け、前記突起部を内側に折り曲げること
により、永久磁石を押圧して固定することができる。
部に突起部を設け、前記突起部を内側に折り曲げること
により、永久磁石を押圧して固定することができる。
【0020】
【作用】本発明は上記した構成により、接着剤や充填材
を使用せずに永久磁石を固定することができるため、永
久磁石装着の作業性を大幅に向上させることができる。
を使用せずに永久磁石を固定することができるため、永
久磁石装着の作業性を大幅に向上させることができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の第一の実施例の回転子につい
て、図1,2を用いて説明する。
て、図1,2を用いて説明する。
【0022】図1は本発明の回転子の軸と直角方向の縦
断面図であり、図2は図1の永久磁石埋没部分の拡大図
である。
断面図であり、図2は図1の永久磁石埋没部分の拡大図
である。
【0023】前述した従来例と基本的な構成および作動
は同様であり、従来例を示す図9と同一部品には同一の
番号をつけてあり、重複する部分の説明は省略する。
は同様であり、従来例を示す図9と同一部品には同一の
番号をつけてあり、重複する部分の説明は省略する。
【0024】図2において、永久磁石2を永久磁石埋没
溝4に埋設した後、バネ性材料のストッパー7を治具を
使用して外周開口部5から彎曲状に変形させながら押し
込み、ストッパー7の両端をストッパー溝6に嵌め込
む。
溝4に埋設した後、バネ性材料のストッパー7を治具を
使用して外周開口部5から彎曲状に変形させながら押し
込み、ストッパー7の両端をストッパー溝6に嵌め込
む。
【0025】ここでストッパー7の材質および寸法は、
ストッパー溝6に嵌み込んだ後、永久磁石2の外側端面
をスプリングバックで所定の強さで押し付けることがで
きるとともに、永久磁石2の遠心力に充分耐えられる強
度を持たすように設計されている。
ストッパー溝6に嵌み込んだ後、永久磁石2の外側端面
をスプリングバックで所定の強さで押し付けることがで
きるとともに、永久磁石2の遠心力に充分耐えられる強
度を持たすように設計されている。
【0026】以上の構成をとることにより、永久磁石2
およびストッパー7はスプリングバックによる押し付け
力によって固定することができるため、従来例のごとき
接着剤や充填材は不要となり、永久磁石2装着の作業性
を大幅に向上させることができる。
およびストッパー7はスプリングバックによる押し付け
力によって固定することができるため、従来例のごとき
接着剤や充填材は不要となり、永久磁石2装着の作業性
を大幅に向上させることができる。
【0027】次に、図3,4は本発明の第2の実施例を
示す部分断面図である。図3に示すようにストッパー7
は内側に突部7aを設けてあり、回転子鉄心1の外周開
口部5の両側に設けたストッパー溝6に圧入嵌合されて
固定される。このとき、ストッパー7の突部7aの高さ
Aを、永久磁石2の外側端面と回転子鉄心1の外周開口
部端面との距離Bよりも大きな寸法に設定しておく。そ
こでストッパー7を回転子鉄心1の開口部端面に当接す
るまで圧入嵌合させれば、突部7aは外側に押し戻され
た形になり、そのスプリングバックで永久磁石2を押圧
して固定することとなる。なお、ここでストッパー7の
圧入強度は永久磁石2の遠心力に充分耐えられるように
設計されていることは当然である。
示す部分断面図である。図3に示すようにストッパー7
は内側に突部7aを設けてあり、回転子鉄心1の外周開
口部5の両側に設けたストッパー溝6に圧入嵌合されて
固定される。このとき、ストッパー7の突部7aの高さ
Aを、永久磁石2の外側端面と回転子鉄心1の外周開口
部端面との距離Bよりも大きな寸法に設定しておく。そ
こでストッパー7を回転子鉄心1の開口部端面に当接す
るまで圧入嵌合させれば、突部7aは外側に押し戻され
た形になり、そのスプリングバックで永久磁石2を押圧
して固定することとなる。なお、ここでストッパー7の
圧入強度は永久磁石2の遠心力に充分耐えられるように
設計されていることは当然である。
【0028】第3の実施例は、前記第2の実施例と同構
造であり図示は省略するが、ストッパー7の材料を非磁
性としたものである。これは第2の実施例ではストッパ
ー7が回転子鉄心1と接する面が多いため、磁性材料の
場合は隣接する異極の回転子鉄心1磁極どうしの間で幾
分かの磁気短絡を生じて、電動機特性を低下させる懸念
があることに鑑み、ストッパー7に非磁性材料を使用す
ることにより磁気短絡を防止しようとするものである。
造であり図示は省略するが、ストッパー7の材料を非磁
性としたものである。これは第2の実施例ではストッパ
ー7が回転子鉄心1と接する面が多いため、磁性材料の
場合は隣接する異極の回転子鉄心1磁極どうしの間で幾
分かの磁気短絡を生じて、電動機特性を低下させる懸念
があることに鑑み、ストッパー7に非磁性材料を使用す
ることにより磁気短絡を防止しようとするものである。
【0029】さらに図5,6は本発明の第4の実施例を
示す部分断面図である。ストッパー7は第2の実施例と
同様に内側に突部7aを設けてあるが、両側の挿入部の
長さは相当分長くしてある。回転子鉄心1のストッパー
溝6は図示するように屈折した形状に設けてあり、かつ
屈折点より奥の溝はストッパー7と軽微な圧入になるよ
うに設定されている。そこでストッパー7をストッパー
溝6に押し込んでいくと、ストッパー溝6の屈折した形
状に沿って変形しながら嵌合されていき、ストッパー溝
6の屈折部分と奥の圧入部とで係止される。
示す部分断面図である。ストッパー7は第2の実施例と
同様に内側に突部7aを設けてあるが、両側の挿入部の
長さは相当分長くしてある。回転子鉄心1のストッパー
溝6は図示するように屈折した形状に設けてあり、かつ
屈折点より奥の溝はストッパー7と軽微な圧入になるよ
うに設定されている。そこでストッパー7をストッパー
溝6に押し込んでいくと、ストッパー溝6の屈折した形
状に沿って変形しながら嵌合されていき、ストッパー溝
6の屈折部分と奥の圧入部とで係止される。
【0030】ストッパー7の突部7aで永久磁石2を押
圧固定する方法については前記第2の実施例と同様であ
り説明は省略する。
圧固定する方法については前記第2の実施例と同様であ
り説明は省略する。
【0031】本実施例は第2の実施例に比べ、ストッパ
ー7が回転子鉄心1への係止部を持つことで、その抜け
に対する安全性の点ではより有利な設計ができる。
ー7が回転子鉄心1への係止部を持つことで、その抜け
に対する安全性の点ではより有利な設計ができる。
【0032】また、本実施例においてもストッパー7を
非磁性材料とすれば、磁気短絡防止の効果があることは
言うまでもない。
非磁性材料とすれば、磁気短絡防止の効果があることは
言うまでもない。
【0033】次に図7,8は本発明の第5の実施例を示
す部分断面図である。図7に示すごとく、回転子鉄心1
の外周開口部5の両側に突起部1aを設けておく。永久
磁石2を埋没後、前記突起部1aを内側の矢印方向にP
なる力で押圧して折り曲げることにより、図8のごとく
永久磁石2を押圧固定するものである。ここで突起部1
aは折り曲げしやすいように、その根元に適切な切欠き
を設けておくとともに、折り曲げ後充分な押圧強度を持
たしめるような設計がなされている。なお、本実施例に
おいては突起部1aがストッパーとなっており、前記し
た実施例のごとき別体のストッパー7は不要である。
す部分断面図である。図7に示すごとく、回転子鉄心1
の外周開口部5の両側に突起部1aを設けておく。永久
磁石2を埋没後、前記突起部1aを内側の矢印方向にP
なる力で押圧して折り曲げることにより、図8のごとく
永久磁石2を押圧固定するものである。ここで突起部1
aは折り曲げしやすいように、その根元に適切な切欠き
を設けておくとともに、折り曲げ後充分な押圧強度を持
たしめるような設計がなされている。なお、本実施例に
おいては突起部1aがストッパーとなっており、前記し
た実施例のごとき別体のストッパー7は不要である。
【0034】以上述べてきたごとく本発明の諸実施例に
おいては、従来例のごとき接着剤や充填材の使用は不要
となり、永久磁石2装着の作業性は大幅に向上できるこ
ととなる。
おいては、従来例のごとき接着剤や充填材の使用は不要
となり、永久磁石2装着の作業性は大幅に向上できるこ
ととなる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明は、回転子鉄心に複
数個の永久磁石と始動用2次導体を配設してなるもので
あって、永久磁石をストッパーで押圧固定する構成とす
ることにより、接着剤や充填材の使用が不要となり、永
久磁石装着の作業性を大幅に向上させることができる。
数個の永久磁石と始動用2次導体を配設してなるもので
あって、永久磁石をストッパーで押圧固定する構成とす
ることにより、接着剤や充填材の使用が不要となり、永
久磁石装着の作業性を大幅に向上させることができる。
【図1】本発明の第1の実施例を示す回転子の軸と直角
方向の縦断面図
方向の縦断面図
【図2】図1の永久磁石埋没部分の拡大図
【図3】本発明の第2の実施例を示すストッパーの断面
図
図
【図4】図3を用いたロータの要部断面図
【図5】本発明の第3の実施例を示すストッパーの断面
図
図
【図6】図5を用いたロータの要部断面図
【図7】本発明の第5の実施例を示すロータの折曲前の
部分断面図
部分断面図
【図8】図7のロータを折曲した状態を示す部分断面図
【図9】従来の回転子の軸と直角方向の軸と直角方向の
縦断面図
縦断面図
1 回転子鉄心 1a 突起部 2 永久磁石 3 始動用2次導体 4 永久磁石埋没溝 5 外周開口部 6 ストッパー溝 7 ストッパー 7a 突部
Claims (5)
- 【請求項1】 回転子鉄心に複数個の永久磁石と始動用
2次導体を配設してなるものであって、永久磁石埋没溝
の外周開口部付近に設けたストッパー溝に、バネ性材料
のストッパーを内側に向けて彎曲状に押圧変形させて嵌
み込み、前記彎曲状の底部で永久磁石を押圧して固定し
たことを特徴とする自己始動形永久磁石式同期電動機の
回転子。 - 【請求項2】 突部を設けたストッパーをストッパー溝
に圧入嵌合することにより、前記突部で永久磁石を押圧
して固定したことを特徴とする請求項1記載の自己始動
形永久磁石式同期電動機の回転子。 - 【請求項3】 ストッパーに非磁性材料を使用したこと
を特徴とする請求項2記載の自己始動形永久磁石式同期
電動機の回転子。 - 【請求項4】 ストッパー溝を屈折した形状とし、突部
を設けたストッパーを押圧することにより、前記ストッ
パー溝に沿って屈折変形させて嵌合係止させ、前記突部
で永久磁石を押圧して固定したことを特徴とする請求項
1記載の自己始動形永久磁石式同期電動機の回転子。 - 【請求項5】 回転子鉄心の永久磁石埋没溝の開口部に
突起部を設け、前記突起部を内側に折り曲げることによ
り、永久磁石を押圧して固定したことを特徴とする請求
項1記載の自己始動形永久磁石式同期電動機の回転子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4226921A JPH06133513A (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 自己始動形永久磁石式同期電動機の回転子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4226921A JPH06133513A (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 自己始動形永久磁石式同期電動機の回転子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06133513A true JPH06133513A (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=16852692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4226921A Pending JPH06133513A (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 自己始動形永久磁石式同期電動機の回転子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06133513A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2004236366A (ja) * | 2003-01-28 | 2004-08-19 | Yaskawa Electric Corp | 永久磁石形モータ |
KR100653654B1 (ko) * | 2004-04-02 | 2006-12-05 | 치오 성 창 | 모우터용 로우터 |
JP2007202254A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-09 | Hitachi Ltd | 永久磁石同期電動機およびそれを用いた圧縮機 |
FR2977090A1 (fr) * | 2011-06-24 | 2012-12-28 | Faurecia Bloc Avant | Rotor de moteur electrique |
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US9013083B2 (en) | 2009-05-21 | 2015-04-21 | Mitsubishi Electic Corporation | Permanent magnet type rotary electric machine |
-
1992
- 1992-08-26 JP JP4226921A patent/JPH06133513A/ja active Pending
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