JP4599052B2 - 食品容器及び容器用キャップ - Google Patents

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Description

本発明は、液体またはその他の流動性を有する内容物を収容する容器、特に流動性を有する食品を収容する袋状の食品容器、及び該容器に収容された内容物を外部へ注ぎ出すためのスパウトの口部を封止する容器用キャップに関するものである。
従来より、流動性を有する食品を収容する袋状の食品容器(以下、「パウチ」と称する。)は種々提案されており、特開2001−180699号公報(特許文献1)には、例えば、アルミホイルの芯材の表裏に合成樹脂フィルムを重ねた可撓性シートで袋状の容器本体(収容部分)を形成し、この容器本体の開口を閉塞するようにスパウトを固着したパウチが開示されている。この種のパウチは、合成樹脂を材料として射出成形などによりスパウト全体を一体成形した後、袋状の容器本体の可撓性シートの被封着部分にスパウトを挟持させ、融着等により被封着部分を密封してスパウトの両端が容器本体の内外で開口するよう封着部分にスパウトを固定したものであり、スパウト口部がストローや注出口として機能し、また、軽量で開封性が良く、使用後に小さく折り畳むことによって廃棄が容易であり、製造コストが安いことなどの利点から、近年、普及してきている。
また、このようなパウチは、例えば特開平11−152152号公報(特許文献2)に開示されているように、加熱殺菌処理容器としても用いられることが多く、内容物を沸点に近い温度に加熱した状態で容器に高温充填し、キャップ締めしてから110℃以上の温度で加熱殺菌処理(レトルト殺菌処理)を行っている。
ところが、この加熱殺菌処理を行うと、熱膨張及び収縮の影響により、スパウト口部とこれを封止しているキャップとの間に隙間が生じ、キャップの締め付けトルクを加減しても内容物が漏れ出すことがあり、この現象を防止するために、インナーシール部材が用いられている。すなわち、容器に内容物を高温充填した後、インナーシール部材を内側に装填したキャップを用いてスパウト口部をキャップ締めして口部上端面とキャップ内面との間にインナーシール部材を介在させ、電磁誘導発熱(インダクション)等を作用させてインナーシール部材を発熱させて口部上端面とインナーシール部材との間をヒートシールし、その後に加熱殺菌処理を行うと、スパウト口部がインナーシール部材で密閉されるので、スパウト口部やキャップが熱膨張及び収縮しても漏れが生じないというものである。
しかしながら、高温充填時には、沸点近くまで加熱された内容物を容器に充填するので、内容物がスパウト口部から吹き零れて口部上端面に付着し易く、口部上端面が内容物で汚染されると、口部上端面とインナーシール部材との間のシール強度が低下してしまい、その上、インナーシール部材には開封時のイージーピール性が要求されるので、シール強度を弱めに抑えたシーラント層が設けられている。
かかる不具合を解決すべく、上記特許文献2では、スパウト口部の上端面、もしくは該上端面に対向するキャップの内面から突出し、該口部またはキャップの周方向に延在する突条を設けることが開示されている。この様に構成することにより、例えば、突条をスパウト口部の周方向に延在させて設けておくと、充填の際に内容物が口部上端面に―時的に付着しても流れ落ちてしまって汚れを防止でき、また、突条の部分にエアーを当てて付着物を取り去ることもでき、さらに突条に荷重が集中するのでインナーシール部材との接着強度が増す効果がある。一方、キャップ内部の周方向に延在させて突条を設けた場合には、該突条がインナーシールをスパウトの口部上端に圧着するので、シール効果が向上するという効果が期待できる。
特開2001−180699号公報 特開平11−152152号公報
しかし、特許文献2のように、インナーシール部材を用いてシールする構造は、シール性を確保する一方で、内容物を取り出す際にはインナーシール部材を容易に剥離できる易剥離性が求められる。その結果、インナーシール部材の接着強度を微妙にコントロールする必要があり、キャップやスパウトの寸法精度や押し付け圧力等のばらつき要因の管理が難しいなど、製造上不都合な点があった。また、易剥離性をもたせているため、内容物の温めに際してパウチを熱湯に入れて再加熱すると、温度と熱水の影響でインナーシール部材が剥がれてしまうという問題もあった。さらには、インナーシール部材を剥がした後のスパウト口部の端面は接着が剥がされたことにより表面が粗れていて、スパウト口部をストローの代わりにして内容物を飲食する際に、口触りが悪いという問題もあった。
また、このようなパウチに食品を収容して出荷する際には、通常、100℃で5分間の殺菌処理が必要であるが、130℃まで加熱温度を上昇させることができれば、殺菌時間を5秒間にまで短縮でき、生産性の向上を図ることができる。しかし、インナーシール部材で密閉性を確保する構造では、130℃の環境にパウチを置いた場合、接着強度が低下してシール性が不十分となる。
さらに、一旦開封したパウチを熱湯の中で再加熱しようとすると、スパウト口部をキャップで封止しただけでは該口部とキャップとのシール性が不十分であり、内容物が流出してしまう。そこで、一旦開封したパウチを誤って再加熱しないように、開封したことが外観上明瞭であることが求められる。しかし、従来のキャップでは、一旦開封するとキャップ下端部に設けた切り離し部が切り取られて開封したことが分かるような構造を有するものもあるが、切り離しがされてもその前後の外観上の差異が非常に小さく、見落とし易いという問題もあった。
本発明は、上記の課題に鑑みて創案されたものであり、その目的は、スパウトの口部とキャップとの密閉性を確保すると共に、加熱の際にシール性が低下して内容物が流出することがなく、加熱温度の上昇が可能で生産性の向上を図ることができ、且つ開封後であることを外観上容易に認識しうる食品容器、及び容器用キャップを提供することにある。
上記の目的を達成すべく、請求項1に記載のものは、内容物を収容する収容部分と、
該収容部分内の内容物を外部へ注ぎ出すためのスパウトと、
該スパウトの口部を覆って内容物の流出を抑えるキャップと、により構成され、スパウトとキャップとがねじ部で螺合される食品容器において、
スパウト口部を閉塞する封止部を、スパウト口部との間に薄肉部を介してスパウトと一体に形成し、
該封止部とキャップとの対向部分に一方向係止機構を設け、
前記封止部は、スパウト口部の内側に接続するフランジ部から上方に延出されて天井面が閉塞した筒部を有し、
前記一方向係止機構は、
前記筒部の外周部に環状に形成した凹部と、
前記キャップの内周部に、上方に向かって反り返った状態で形成され、その先端部分が前記凹部内に入り込んだ返し部と、
を備え、
前記キャップは、前記スパウト口部を開閉するキャップ本体と、該キャップ本体を嵌合穴内に嵌合して開閉操作を受けるキャップ操作部材と、に分割形成され、
キャップ本体とキャップ操作部材との嵌合部分に、少なくとも2つの一方向クラッチ機構を、許容回転方向を異ならせて設け、
最初の開封操作時には、所定の角度だけ開封操作方向に空転し、その後は開閉何れの操作方向に回転させてもキャップ本体とキャップ操作部材とが共回りするように両一方向クラッチ機構の係合位置を設定し、
開封操作によってスパウト口部の軸方向に移動するキャップの移動を上記一方向係止機構を介して封止部に伝達し、上記薄肉部が破断して封止部がスパウト口部から切り離されるとともに、切り離された封止部がキャップの内側に保持されるようにしたことを特徴とする食品容器である。
請求項に記載のものは、口部を開閉するキャップ本体と、
該キャップ本体の周囲に嵌合して開閉操作を受けるキャップ操作部材と、の少なくとも二つの部材からなる容器用キャップであって、
上記キャップ本体とキャップ操作部材との嵌合部分に、少なくとも2つの一方向クラッチ機構を、許容回転方向を異ならせて設け、
最初の開封操作時には、所定の角度だけ開封操作方向に空転し、その後は開閉何れの操作方向に回転させてもキャップ本体とキャップ操作部材とが共回りするように両一方向クラッチ機構の係合位置を設定したことを特徴とする容器用キャップである。
本発明によれば、次のような優れた効果を奏するものである。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、スパウト口部をスパウトと一体に設けた封止部で封止するので、容器の密閉性が確保でき、加熱の際にシール性が低下して内容物が流出することがなく、且つ製造時の加熱温度が上昇できるので、加熱時間を短縮することができ、生産性の向上を図ることができる。さらに、キャップを開封する操作によって、薄肉部が破断して封止部がスパウト口部から切り離されるとともに、切り離された封止部がキャップの内側に保持されるようにしたので、開封時に封止部を簡単に除去することができ、また、切り離された封止部の後処理も不要である。
また、キャップは、スパウト口部を開閉するキャップ本体と、該キャップ本体の周囲を覆って開閉操作を受けるキャップ操作部材と、に分割形成されると共に、キャップ本体とキャップ操作部材との嵌合部分に、少なくとも2つの一方向クラッチ機構を、許容回転方向を異ならせて設け、最初の開封操作時には、キャップ操作部材のみが所定の角度だけ開封操作方向に空転し、その後は、開閉何れの操作方向に回転させても、キャップ本体とキャップ操作部材とが一体として共回りするようにでき、このため、一旦開封すると、キャップのキャップ操作部材の姿勢が所定の角度だけ明瞭に変化することになり、開封した状態にあることを外観を見ただけで容易に認識でき、開封後に誤って加熱して中身を流失するような事態を未然に防止することができる。
さらに、請求項に記載の発明によれば、容器用キャップが、口部を開閉するキャップ本体と、該キャップ本体の周囲を覆って開閉操作を受けるキャップ操作部材と、の少なくとも二つの部材からなり、キャップ本体とキャップ操作部材との嵌合部分に、少なくとも2つの一方向クラッチ機構を、許容回転方向を異ならせて設け、最初の開封操作時には、キャップ操作部材のみが所定の角度だけ開封操作方向に空転し、その後は、開閉何れの操作方向に回転させても、キャップ本体とキャップ操作部材とが一体として共回りするようにでき、このため、一旦開封すると、キャップのキャップ操作部材の姿勢が所定の角度だけ明瞭に変化することになり、開封した状態にあることを外観を見ただけで容易に認識できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の食品容器における第1の実施形態を示す拡大断面図であり、この図においては、スパウト1とキャップ2の部分のみを図示し、他の部分は省略図示している。
図1において、本実施形態の食品容器は、例えば、ゼリー飲料など流動性を有する食品等の内容物を収容する袋状の収容部分(パウチ)3(図5参照)と、この収容部分3に収容された内容物を外部へ注ぎ出すためのスパウト1と、このスパウト1の口部100を覆って内容物の流出を抑えるキャップ2とから主に構成されており、上記スパウト1は、内容物の導出部として機能する脚部を収容部分3の内部に挿入した状態で上部を収容部分3の上端縁から外側(上側)へと延出され、該収容部分3の開口部を閉塞するように一体的に装着されている。
このスパウト1の口部100の上端内側には、口部100の内周面に近接させて環状に形成した薄肉部101を介して、封止部10が上記スパウト1の一部として一体成形されており、上記薄肉部101は、後述するように、封止部10の切り離し部分として機能する。
この封止部10は、スパウト口部100の上端から僅かに下がった内側の位置にフランジ部を有し、このフランジ部から上方へと筒部が延出されて該筒部の天井面を閉塞した断面略ハット形を呈しており、その上端近傍の外周部には、一方向係止機構の主要部として、断面形状が略コ字状の凹部102が環状に形成されている。さらに、この封止部10において、上記凹部102の下部には、ラチェット爪部材103が形成されている。ラチェット爪部材103は、一方向クラッチ機構の主要部であり、本実施形態では、封止部10の筒部の外周面から斜め外方に向けて突設され、封止部10と一体に成形されており、等間隔で複数箇所形成されている。
なお、ラチェット爪部材103は、封止部10と一体成形した合成樹脂製なので、十分な弾性と強度を備えており、開操作時に回動されるキャップ側と係合し、キャップ2が反対方向に回動されると傾斜した面が押されて封止部10側に撓んでキャップ2の回動を許容する方向に延出している。
一方、キャップ2の内周部には、封止部10に形成された凹部102に対向する位置に、該凹部102内に先端部分が入り込んで上方へ向かって反り返った鍔状の返し部201が一方向係止機構の主要部として形成されている。また、封止部10に形成されたラチェット爪部材103に対向する位置(高さ)に、該ラチェット爪部材103の先端部分を係合して収容可能な窪み状のラチェット受け部202が一方向クラッチ機構の主要部として周方向に数箇所形成されている。すなわち、上記凹部102の天井面はキャップ2の返し部201と係合し、また上記ラチェット爪部材103はキャップ2のラチェット受け部202の側壁と係合して、キャップ2の開操作の動きをスパウト1の封止部10に伝えることになる。
また、スパウト口部100の基端側(下側)には、キャップ2を装着するための雄ねじ部104が形成されており、キャップ2の内周部の上記雄ねじ部104に対向する位置には、該雄ねじ部104と螺合する雌ねじ部203が形成されている。したがって、キャップ2をスパウト口部100に装着するには、通常のキャップの装着動作と同様に締め付け方向(例えば、右方向)にキャップ2を回転させるだけでよい。キャップ2は、その内周部に形成された雌ねじ部203がスパウト口部100の外周部に形成された雄ねじ部104に螺合して回転に応じて下降してゆき、このとき、キャップ2内の返し部201は弾性変形すると共に、ラチェット爪部材103が撓んでラチェット受け部202の通過を許容する。したがって、キャップ2の回転を許容することとなり、これによりキャップ2を装着する時の障害とはならない。
キャップ2がスパウト口部100に十分に締め付けられると、弾性変形していたキャップ2の返し部201は元の姿勢に復元して、封止部10の凹部102にその先端部が入り込んで先端が上昇すると凹部102の天井面に係止する状態となる。また、ラチェット爪部材103の先端部分がラチェット受け部202内に入り込んで側壁に係合する。
この状態でキャップ2の開封操作(取り外し操作も同様の左方向に回転)を行うと、キャップ2に与えられた回転力がラチェット受け部202及びラチェット爪部材103を介して封止部10に伝達されると共に、キャップ2の開操作方向(左方向)の回転に伴って上昇する力(スパウト口部の軸方向に移動する力)が返し部201及び凹部102を介して封止部10に伝達される。すなわち、この開封操作により、封止部10には、回転力と引き上げ力とが同時に作用することになる。この封止部10とスパウト口部100との連結部には、薄肉部101が全周にわたって形成されているため、この薄肉部101に回転力及び引き上げ力が集中して作用し、これにより該薄肉部101において破断される。そして、切り離された封止部10は、上記凹部102が上記返し部201と係合すると共に、上記ラチェット爪部材103が上記ラチェット受け部202と係合しているので、キャップ1内側にそのまま保持されることになる。
このように本実施形態の食品容器は、キャップ2の装着及び開封操作に関しては従来の食品容器と何ら相違はない。しかし、キャップ2の開封前は、封止部10がスパウト1の一部としてスパウト口部100を完全に密閉しているため、加熱殺菌時にシール性が不十分となって内容物が流出する虞れはない。
なお、図1に示すように、スパウト口部100と封止部10とを連結する薄肉部101をスパウト口部100の内側上端よりも若干離れた位置(下方の位置)に形成すれば、内容物をスパウト1から直接摂取するためにスパウト口部100を咥えた場合にも、切り離し断片が唇や舌先に触れることがなく、感触が良いという効果も得られる。
さらに、図1に示すように、キャップ2の内部から下方に延出させて、封止部10の基端部(フランジ部)に当接して押さえる押え部204を設けることにより、加熱殺菌時に内容物の熱膨張により容器の内部圧力が上昇し、その圧力で封止部10が押し上げられて薄肉部101が破断するのを回避することも可能である。
容器の内部圧力により薄肉部101が破断するのを防止するためには、上記の構造の他、封止部10の上端とキャップ2の内側頂部との間の空間を無くすことでも実現しうるが、製品のばらつき等を考慮すると、図2に示すように、キャップ2の天井面206の中央に点状の突起部210を設けるか、あるいは封止部10の頂部105の外面中央に点状の突起部を設けることが好ましい。このような構造を採用することにより、スパウト1やキャップ2の製造上のばらつきにより、仮に両者の距離が小さくなって突起部210が強く当接することになっても、キャップ2の天井面206及び封止部10の頂部105が撓んでこれを吸収してくれる。なお、上記した天井面206上の突起部210、あるいは頂部105上の突起部は、図2に示すような点状に限らず、例えばリング状であってもよい。
一旦開封した後は封止部10がスパウト1から切り離されてしまうため、封止部10によるシール性は得られない。そこで、図1に示すように、キャップ2の内部から下方に延出させて、スパウト口部100の上端部に当接するリング状突起部207、208を設け、これら突起部207、208をスパウト口部100に当接させることで、若干のシール性を得ることができる。すなわち、キャップ2がスパウト口部100に締め付けられると、外周側のリング状突起部208はスパウト口部100の上端面に押し付けられて密着して、シール性を発揮する。一方、内周側のリング状突起部207はスパウト口部100の上端内側に押し付けられて密着すると共に、容器内部の圧力が上昇した際にはその圧力により更にスパウト口部100に内側から密着することにより、シール性を発揮する。しかし、ここで得られるシール効果は通常の持ち運びや保管時に洩れない程度のシール性であり、加熱殺菌時における内部圧力の上昇に耐えられる程度の高いシール性を有するものではない。
そこで、開封した状態にあることを外観上容易に認識しうるように、図3に示すように、キャップ2を改良した構造を採用する。図3は、本発明の食品容器における第2の実施形態を示す拡大断面図であり、図1と同様に、スパウト1とキャップ2の部分のみを図示し、他の部分は省略図示している。
図3に示すように、第2の実施形態では、スパウト口部100に装着するキャップ2が、上記スパウト口部100を開閉するキャップ本体50と、開閉操作を受けるキャップ操作部材60との少なくとも二つの部材に分割して構成され、キャップ操作部材60はキャップ本体50の周囲を覆っており、キャップ本体50とキャップ操作部材60の嵌合穴との嵌合部分に、2組の一方向クラッチ機構を、許容回転方向を異ならせて設け、一旦開封された後はキャップ操作部材60とキャップ本体50との相対的位置関係が初期状態に戻らないようにして、開封前後でキャップ2の外観が大きく異なるようにしている。
なお、キャップ本体50の内部構造、キャップ本体50が装着されるスパウト口部100及び封止部10の構造は、第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
キャップ本体50の外周部500には、後述するキャップ操作部材60の返し部601が引っ掛かる凹部501と、一方向クラッチ機構の主要部とであるラチェット爪部材511、512が向きを異ならせて斜めに突設されている。一方、キャップ操作部材60の内周部600には、上記凹部501に対向する位置に、該凹部501内に入り込んで上方へ突き出した返し部601と、上記ラチェット爪部材511、512に対向する位置に、該ラチェット爪部材511、512が突き当たるラチェット受け部611、612が一方向クラッチ機構の主要部として設けられている。キャップ本体50の凹部501とキャップ操作部材60の返し部601との係止関係は、第1の実施形態において説明した封止部10の凹部102とキャップ2の返し部201との関係と同様である。これに対して、ラチェット関係は大きく異なる。
図4は、第2の実施形態におけるラチェット関係、すなわち2組の一方向クラッチ機構の作用を示しており、(a)はキャップ2のキャップ本体50とキャップ操作部材60とを組み立てた直後の状態の水平断面図であり、(b)はキャップ2のキャップ操作部材60を空転させた状態の水平断面図である。図4(a)において、キャップ本体50の外周部500には、開封操作方向(図4(a)中、矢印Fで示す回転方向と逆方向)へ先端を斜めに向けて突設された封止方向ラチェット爪部材511と、封止操作方向(図4(a)中、矢印Fで示す回転方向)へ先端を斜めに向けて突設された開封方向ラチェット爪部材512とが位相を180°変えた位置に設けられている。
―方、キャップ操作部材60の内周部600には、封止方向ラチェット受け部611、開封方向ラチェット受け部612、及び戻り防止ラチェット受け部613が一方向クラッチ機構の主要部として設けられており、本実施形態では、空転角度(所定角度)を90°に設定しているため、封止方向ラチェット受け部611と戻り防止ラチェット受け部613との位置関係はキャップ2の回転中心から90°の角度を成すように、すなわち位相を90°異ならせて設けられている。また、開封方向ラチェット爪部材512と開封方向ラチェット受け部612とは、キャップ操作部材60を開封操作方向へ90°回転させたときに互いに当接する位置に設定する。また、戻り防止ラチェット受け部613の開封操作方向後部側の内周部分は、キャップ操作部材60が開封操作方向に回転する際に、封止方向ラチェット爪部材511が円滑に通過するための緩斜面部616を形成している。
なお、図4では、図示の便宜のために、各ラチェット爪部材511、512の爪を180°位相を変えて一つずつ設けたが、キャップ本体50とキャップ操作部材60との間に加わる力を考慮して、各ラチェット爪部材511、512の爪を異なる位相で複数設けてもよい。
さて、図4(a)に示したように、キャップ2は、キャップ本体50の封止方向ラチェット爪部材511がキャップ操作部材60の封止方向ラチェット受け部611に当接した状態で組み立てられる。したがって、キャップ操作部材60を封止操作方向(図4(a)中、矢印Fで示す回転方向)に回転させる場合は、キャップ操作部材60とキャップ本体50とは一体となった共回りする。よって、キャップ2をスパウト口部100に装着する際には、通常のキャップと何ら変わらぬ操作で装着作業を行うことができる。
一方、キャップ2をスパウト口部100に装着した後にキャップ操作部材60を開封操作方向(図4(a)中、矢印Fで示す回転方向と逆方向)に回転させたときは、キャップ操作部材60の開封方向ラチェット受け部612がキャップ本体50の開封方向ラチェット爪部材512に当接するまでの間はキャップ操作部材60のみが空転することになる。すなわち、キャップ操作部材60を回転させると、キャップ本体50には、キャップ2とスパウト口部100とのねじの抵抗に加えて、封止部10の薄肉部101を引きちぎる負荷が回転の抵抗として加わるため、これより負荷抵抗の小さいキャップ本体50とキャップ操作部材60との間に滑り回転が生じる。この様にして、キャップ操作部材60の開封方向ラチェット受け部612がキャップ本体50の開封方向ラチェット爪部材512に当接するまで(90°)空転すると、図4(b)に示すように、封止方向ラチェット爪部材511がキャップ操作部材60の緩斜面部616を通過して戻り防止ラチェット受け部613と係合する。したがって、この状態になるまでキャップ操作部材60を開封操作方向に回転すると、キャップ本体50及びキャップ操作部材60が開閉何れの方向の回転に対しても一体として共回りするようになる。すなわち、キャップ操作部材60が開封操作方向に90°空転した後は、キャップ本体50及びキャップ操作部材60は一体的に一つのキャップ2として機能することになる。
ただし、最初の開封操作で空転が生じる前後で、キャップ本体50とキャップ操作部材60との相対的位置は90°のずれを生じるため、図4に示すように、例えばキャップ操作部材60を径方向外方に延出させて腕615を形成しておけば、キャップ2を装着して十分に閉め込んでスパウト口部100を閉じた状態での腕615の位置が開封前とは異なることで、すでに開封した状態(1度は開けた状態)にあることを容易に判別することができる。
すなわち、図5に示すように、開封前は収容部分(パウチ)3の幅方向と同方向を向いていた腕615(―点鎖線で表示)は、開封した後は実線で示す位置に停止することになるので、一見しただけで開封した状態にあることを判別することができる。
なお、キャップ2の回転位置を外観上明瞭に認識できる形状であれば、図5に示したキャップ操作部材6の外観形状に限るものではなく、一本の腕部を持つものでも、或いは図6のように腕を全く持たないものでも良い。図6に示した実施形態では、開封前はキャップ本体50とキャップ操作部材60の上面に刻印した矢印マーク509、609が直線上に位置している(図6(a)参照)が、一旦開封した後は、キャップ本体50の上面のマーク509とキャップ操作部材60の上面のマーク609とが一致しなくなるため(図6(b)参照)、開封した状態にあることが認識可能となる。
このように上記実施形態の食品容器によれば、スパウト口部1をスパウト1と一体形成した封止部10で閉塞しているので、容器の密閉性を十分に確保することができ、加熱殺菌処理の際にシール性が低下して内容物が流出することがない。したがって、製造時の加熱温度を上昇することができるので、加熱時間を大幅に短縮することができ、生産性の向上を図ることができる。具体的には、通常、100℃で5分間の殺菌処理が必要であるが、例えば、130℃まで加熱温度を上昇させると、殺菌時間を5秒間にまで短縮できる。さらに、キャップ2を開封する操作によって、該キャップ2と係合する封止部10が回転力及び引き上げ力を受け、これらの力が薄肉部101に集中して作用し、薄肉部101が破断して封止部10がスパウト口部100から切り離されるので、開封時に封止部10を簡単に除去することができる。
また、キャップ2は、スパウト口部100を開閉するキャップ本体50と、該キャップ本体50の周囲を覆って開閉操作を受けるキャップ操作部材60と、に分割形成されると共に、これらキャップ本体50とキャップ操作部材60とを所定位置で係合させる手段(少なくとも2組の一方向クラッチ機構)を有しているので、最初の開封操作時には、上記一方向クラッチ機構の爪部材とその受け部が係合されるまで、キャップ操作部材60のみが90°の角度だけ開封操作方向に空転し、係合後は、開閉何れの操作方向に回転させても、キャップ本体50とキャップ操作部材60とが一体として共回りするので、一旦開封すると、キャップ2のキャップ操作部材60の姿勢が90°の角度だけ明瞭に変化することになり、開封した状態にあることを外観を見ただけで容易に認識でき、開封後に誤って加熱して中身を流失するような事態を未然に防止することができるものである。
なお、前記した実施形態では、キャップと封止部との対向部分に設けた一方向係止機構に関して、封止部10側に凹部102を、キャップ2側に返し部201を設けたが、これらは逆の位置に設けても良い。この場合、キャップ2を外す方向(例えば、上昇)に移動したときに封止部10にもその移動を伝達することが必要なので、封止部10に設ける返し部201は下向きに形成し、キャップ2に形成した凹部102の床面に返し部201の先端が係止するように形成する。また、この一方向係止機構を構成する部材は、鍔あるいは片状の返し部と凹部との組み合わせに限定されるものではなく、一方向への移動は許容するが反対の他方向への移動で係止する構成であればどのような構成でもよい。要するに、片方に移動する時にのみ引っ掛かる構成であればよい。
また、封止部とキャップとの対向部分、キャップ本体とキャップ操作部材との嵌合部分に設けた一方向クラッチ機構に関してもラチェット爪部とラチェット受部との位置関係を逆にしてもよい。そして、この一方向クラッチ機構を構成する部材は、ラチェット爪部とラチェット受部との組み合わせに限定されるものではなく、一方向への回転は許容するが反対の他方向への回転で係合して回転力を伝える構成であれば良い。
なお、一方向クラッチ機構を備えた前記容器用キャップは、パウチに限らず他の容器にも使用することができ、例えば紙製牛乳パックなどにも使用できる。
本発明では、封止部10がスパウト1の口部100と一体形成されているため、収納部分(パウチ)3の底部或いは側面から内容物を充填しなければならなくなるが、本発明を適用したスパウト口部100を別体として組み立て、収納部分(パウチ)3に内容物を充填した後に、当該口部100を溶着等によりスパウト1に取り付ける製造方法を採ることも可能である。
本発明の食品容器における第1の実施形態を示す拡大断面図である。 第1の実施形態において、キャップの頂部及び封止部の頂部を示す拡大断面図である。 本発明の食品容器における第2の実施形態を示す拡大断面図である。 第2の実施形態におけるラチェット関係を示しており、(a)はキャップのキャップ本体とキャップ操作部材とを組み立てた直後の状態の水平断面図であり、(b)はキャップのキャップ操作部材を空転させた状態の水平断面図である。 第2の実施形態におけるキャップ操作部材及びキャップ本体の外観を示す斜視図である。 第2の実施形態におけるキャップ操作部材及びキャップ本体の外観の変形例を示す斜視図である。
符号の説明
1 スパウト
2 キャップ
3 収容部分(パウチ)
10 封止部
50 キャップ本体
60 キャップ操作部材
100 スパウト口部
101 薄肉部
102 凹部
103 ラチェット爪部材
104 雄ねじ部
105 封止部の頂部
201 返し部
202 ラチェット受け部
203 雌ねじ部
204 押え部
206 天井面
207、208、210 リング状突起部
210 突起部
500 キャップ本体の外周部
501 凹部
509 キャップ本体のマーク
511 封止方向ラチェット爪部材
512 開封方向ラチェット爪部材
600 キャップ操作部材の内周部
601 返し部
611 封止方向ラチェット受け部
612 開封方向ラチェット受け部
613 戻り防止ラチェット受け部
615 腕
616 緩斜面部
609 キャップ操作部材のマーク

Claims (2)

  1. 内容物を収容する収容部分と、
    該収容部分内の内容物を外部へ注ぎ出すためのスパウトと、
    該スパウトの口部を覆って内容物の流出を抑えるキャップと、により構成され、スパウトとキャップとがねじ部で螺合される食品容器において、
    スパウト口部を閉塞する封止部を、スパウト口部との間に薄肉部を介してスパウトと一体に形成し、
    該封止部とキャップとの対向部分に一方向係止機構を設け、
    前記封止部は、スパウト口部の内側に接続するフランジ部から上方に延出されて天井面が閉塞した筒部を有し、
    前記一方向係止機構は、
    前記筒部の外周部に環状に形成した凹部と、
    前記キャップの内周部に、上方に向かって反り返った状態で形成され、その先端部分が前記凹部内に入り込んだ返し部と、
    を備え、
    前記キャップは、前記スパウト口部を開閉するキャップ本体と、該キャップ本体を嵌合穴内に嵌合して開閉操作を受けるキャップ操作部材と、に分割形成され、
    キャップ本体とキャップ操作部材との嵌合部分に、少なくとも2つの一方向クラッチ機構を、許容回転方向を異ならせて設け、
    最初の開封操作時には、所定の角度だけ開封操作方向に空転し、その後は開閉何れの操作方向に回転させてもキャップ本体とキャップ操作部材とが共回りするように両一方向クラッチ機構の係合位置を設定し、
    開封操作によってスパウト口部の軸方向に移動するキャップの移動を上記一方向係止機構を介して封止部に伝達し、上記薄肉部が破断して封止部がスパウト口部から切り離されるとともに、切り離された封止部がキャップの内側に保持されるようにしたことを特徴とする食品容器。
  2. 口部を開閉するキャップ本体と、
    該キャップ本体の周囲に嵌合して開閉操作を受けるキャップ操作部材と、の少なくとも二つの部材からなる容器用キャップであって、
    上記キャップ本体とキャップ操作部材との嵌合部分に、少なくとも2つの一方向クラッチ機構を、許容回転方向を異ならせて設け、
    最初の開封操作時には、所定の角度だけ開封操作方向に空転し、その後は開閉何れの操作方向に回転させてもキャップ本体とキャップ操作部材とが共回りするように両一方向クラッチ機構の係合位置を設定したことを特徴とする容器用キャップ。
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