JP2000103454A5 - - Google Patents
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Description
【0014】
【課題を解決するための手段】
(解決手段1)
上記第1の課題の解決手段1(請求項1)は、飲料充填済みの容器の口部の端面に剥離可能に熱接着したヒートシール用シートと、前記容器口部にネジ係合により取り付けられる下蓋と、該下蓋の上部に嵌着されて上下に摺動可能な上蓋と、該上蓋と下蓋の上部を上から覆うオーバーキャップとを備え、前記下蓋には、その首部に予め決められた範囲内で上蓋を軸方向にスライドさせて蓋の閉鎖状態と開状態とを選択させるスライド領域を設定し、上端部に、周囲の筒部と間隔を隔ててボタン状の液止部を形成し、該液止部と周囲の筒部との間には液体が通過する液通路を形成すると共に該液通路の少なくとも一部に液止部と筒部とを連結する連結部を形成し、前記上蓋には、その内周部にスライド領域に対応するスライド凸部を形成し、外周上部に上蓋を軸方向にスライドさせるための環状凸部を形成し、頂部に前記ボタン状の液止部と閉鎖状態で接触嵌合する開閉穴を形成し、前記上蓋が下端位置にあるときは、開閉穴と液止部とが接触嵌合して前記液通路を閉鎖し、前記上蓋が上端位置にあるときは、開閉穴と液止部との接触を解いて前記液通路を開放する様になっている下蓋と上蓋との組み付け体を、液通路を閉鎖する状態で容器口部に取り付け、取り付けられた上蓋の上方から前記オーバーキャップを被せてその下部を下蓋に係合させた飲料充填容器キャップにおいて、前記下蓋のネジ形成部よりも下方位置に、環状に切断部と連結部とを交互に有する第1弱化部を形成し、該第1弱化部の下方の内面側に内方へ突出する凸部を形成し、一方、前記容器口部の外面側のネジ形成部より下方位置に、前記下蓋の凸部と係合する外方へ突出する凸部を形成し、前記オーバーキャップの下部と接触し係合する下蓋の外面部分と該オーバーキャップの下部内面との、一方には、縦方向に所定長さを有する多数の凸ビードを形成し、他方には、該凸ビード間に嵌入可能な凸ビード又は凸部を円周方向に間隔を隔てて多数形成すると共に、該オーバーキャップの下端部内面には、下蓋の凸ビード又は凸部と係合する環状凸部を形成し、該オーバーキャップの凸ビード又は凸部の上方位置に、環状に切断部と連結部とを交互に有する第2弱化部を形成し、前記オーバーキャップの下部と接触し係合する下蓋の部分を、大径筒部と小径筒部と両筒部を連結する段差部とからなる段差形状とし、前記オーバーキャップの下部内面の凸ビード又は凸部を大径筒部に対応する切り離し固定部に形成し、前記オーバーキャップの第2弱化部を、段差部の位置に設定したことを特徴とする。
【課題を解決するための手段】
(解決手段1)
上記第1の課題の解決手段1(請求項1)は、飲料充填済みの容器の口部の端面に剥離可能に熱接着したヒートシール用シートと、前記容器口部にネジ係合により取り付けられる下蓋と、該下蓋の上部に嵌着されて上下に摺動可能な上蓋と、該上蓋と下蓋の上部を上から覆うオーバーキャップとを備え、前記下蓋には、その首部に予め決められた範囲内で上蓋を軸方向にスライドさせて蓋の閉鎖状態と開状態とを選択させるスライド領域を設定し、上端部に、周囲の筒部と間隔を隔ててボタン状の液止部を形成し、該液止部と周囲の筒部との間には液体が通過する液通路を形成すると共に該液通路の少なくとも一部に液止部と筒部とを連結する連結部を形成し、前記上蓋には、その内周部にスライド領域に対応するスライド凸部を形成し、外周上部に上蓋を軸方向にスライドさせるための環状凸部を形成し、頂部に前記ボタン状の液止部と閉鎖状態で接触嵌合する開閉穴を形成し、前記上蓋が下端位置にあるときは、開閉穴と液止部とが接触嵌合して前記液通路を閉鎖し、前記上蓋が上端位置にあるときは、開閉穴と液止部との接触を解いて前記液通路を開放する様になっている下蓋と上蓋との組み付け体を、液通路を閉鎖する状態で容器口部に取り付け、取り付けられた上蓋の上方から前記オーバーキャップを被せてその下部を下蓋に係合させた飲料充填容器キャップにおいて、前記下蓋のネジ形成部よりも下方位置に、環状に切断部と連結部とを交互に有する第1弱化部を形成し、該第1弱化部の下方の内面側に内方へ突出する凸部を形成し、一方、前記容器口部の外面側のネジ形成部より下方位置に、前記下蓋の凸部と係合する外方へ突出する凸部を形成し、前記オーバーキャップの下部と接触し係合する下蓋の外面部分と該オーバーキャップの下部内面との、一方には、縦方向に所定長さを有する多数の凸ビードを形成し、他方には、該凸ビード間に嵌入可能な凸ビード又は凸部を円周方向に間隔を隔てて多数形成すると共に、該オーバーキャップの下端部内面には、下蓋の凸ビード又は凸部と係合する環状凸部を形成し、該オーバーキャップの凸ビード又は凸部の上方位置に、環状に切断部と連結部とを交互に有する第2弱化部を形成し、前記オーバーキャップの下部と接触し係合する下蓋の部分を、大径筒部と小径筒部と両筒部を連結する段差部とからなる段差形状とし、前記オーバーキャップの下部内面の凸ビード又は凸部を大径筒部に対応する切り離し固定部に形成し、前記オーバーキャップの第2弱化部を、段差部の位置に設定したことを特徴とする。
【0015】
作用を説明すると、容器口部とネジ係合する下蓋の下部に第1弱化部によるタンパーエビデンス機構(一旦取り外されたなら、その事実が外見から消費者に容易に分かるようになっているいたずら証明機構)を採用すると共に、上蓋と下蓋の上部を覆い、下蓋と係合するオーバーキャップにも第2弱化部によるタンパーエビデンス機構を採用することで、オーバーキャップ及び下蓋をシュリンクフィルムで覆う場合に比べて低コストにてタンパーエビデンス機能が発揮される。
加えて、オーバーキャップを第2弱化部から切り離しての飲用時、下蓋に取りつけられた状態で残る第2弱化部の切り端が口に触れることがない。
作用を説明すると、容器口部とネジ係合する下蓋の下部に第1弱化部によるタンパーエビデンス機構(一旦取り外されたなら、その事実が外見から消費者に容易に分かるようになっているいたずら証明機構)を採用すると共に、上蓋と下蓋の上部を覆い、下蓋と係合するオーバーキャップにも第2弱化部によるタンパーエビデンス機構を採用することで、オーバーキャップ及び下蓋をシュリンクフィルムで覆う場合に比べて低コストにてタンパーエビデンス機能が発揮される。
加えて、オーバーキャップを第2弱化部から切り離しての飲用時、下蓋に取りつけられた状態で残る第2弱化部の切り端が口に触れることがない。
【0016】
(解決手段2)
上記第2の課題の解決手段2(請求項2)は、請求項1記載の飲料充填容器キャップにおいて、前記オーバーキャップを、可撓性合成樹脂により製造すると共に、オーバーキャップを下蓋に冠着した際に、上蓋外周部の環状凸部の位置よりも下方となるオーバーキャップ内面側の位置に、内方へ突出する環状の凸部又は同一円周方向に断続的に設けられた凸部を形成し、しかも、該環状凸部の内径又は該断続的な凸部と凸部とを結ぶ仮想円の径を、上蓋外周部の環状凸部の外径よりも僅かに小径としたことを特徴とする。
(解決手段2)
上記第2の課題の解決手段2(請求項2)は、請求項1記載の飲料充填容器キャップにおいて、前記オーバーキャップを、可撓性合成樹脂により製造すると共に、オーバーキャップを下蓋に冠着した際に、上蓋外周部の環状凸部の位置よりも下方となるオーバーキャップ内面側の位置に、内方へ突出する環状の凸部又は同一円周方向に断続的に設けられた凸部を形成し、しかも、該環状凸部の内径又は該断続的な凸部と凸部とを結ぶ仮想円の径を、上蓋外周部の環状凸部の外径よりも僅かに小径としたことを特徴とする。
【0017】
よって、解決手段1の作用に加え、オーバーキャップを取り外す操作を行なうと、同時に、上蓋の環状凸部とオ−バ−キャップの環状又は継続的な凸部との間の凸部係合により液通路を開放する上蓋のプル操作が行なわれ、また、オーバーキャップを冠着する操作を行なうと、同時に、上記凸部係合により液通路を閉鎖する上蓋のプッシュ操作が行なわれる。
(解決手段3)
上記第2の課題の解決手段3(請求項3)は、飲料充填済みの容器の口部の端面に剥離可能に熱接着したヒートシール用シートと、前記容器口部にネジ係合により取り付けられる下蓋と、該下蓋の上部に嵌着されて上下に摺動可能な上蓋と、該上蓋と下蓋の上部を上から覆うオーバーキャップとを備え、前記下蓋の首部には、予め決められた範囲内で上蓋を軸方向にスライドさせて蓋の閉鎖状態と開状態とを選択させるスライド領域を設定し、前記下蓋の上端部には、周囲の筒部と間隔を隔ててボタン状の液止部を形成し、該液止部と周囲の筒部との間には液体が通過する液通路を形成すると共に該液通路の少なくとも一部に液止部と筒部とを連結する連結部を形成し、前記上蓋の外周部には、上蓋を軸方向にスライドさせるための環状凸部を形成し、前記上蓋の頂部には、前記ボタン状の液止部と閉鎖状態で接触嵌合する開閉穴を形成し、前記上蓋が下端位置にあるときは、開閉穴と液止部とが接触嵌合して前記液通路を閉鎖し、前記上蓋が上端位置にあるときは、開閉穴と液止部との接触を解いて前記液通路を開放する様になっている下蓋と上蓋との組み付け体を、液通路を閉鎖する状態で容器口部に取り付け、取り付けられた上蓋の上方から前記オーバーキャップを被せてその下部を下蓋に係合させた飲料充填容器キャップにおいて、前記オーバーキャップを、可撓性合成樹脂により製造すると共に、オーバーキャップを下蓋に冠着した際に、上蓋外周部の環状凸部の位置よりも下方となるオーバーキャップ内面側の位置に、内方へ突出する環状の凸部又は同一円周方向に断続的に設けられた凸部を形成し、しかも、該環状凸部の内径又は該断続的な凸部と凸部とを結ぶ仮想円の径を、上蓋外周部の環状凸部の外径よりも僅かに小径としたことを特徴とする。
よって、解決手段1の作用に加え、オーバーキャップを取り外す操作を行なうと、同時に、上蓋の環状凸部とオ−バ−キャップの環状又は継続的な凸部との間の凸部係合により液通路を開放する上蓋のプル操作が行なわれ、また、オーバーキャップを冠着する操作を行なうと、同時に、上記凸部係合により液通路を閉鎖する上蓋のプッシュ操作が行なわれる。
(解決手段3)
上記第2の課題の解決手段3(請求項3)は、飲料充填済みの容器の口部の端面に剥離可能に熱接着したヒートシール用シートと、前記容器口部にネジ係合により取り付けられる下蓋と、該下蓋の上部に嵌着されて上下に摺動可能な上蓋と、該上蓋と下蓋の上部を上から覆うオーバーキャップとを備え、前記下蓋の首部には、予め決められた範囲内で上蓋を軸方向にスライドさせて蓋の閉鎖状態と開状態とを選択させるスライド領域を設定し、前記下蓋の上端部には、周囲の筒部と間隔を隔ててボタン状の液止部を形成し、該液止部と周囲の筒部との間には液体が通過する液通路を形成すると共に該液通路の少なくとも一部に液止部と筒部とを連結する連結部を形成し、前記上蓋の外周部には、上蓋を軸方向にスライドさせるための環状凸部を形成し、前記上蓋の頂部には、前記ボタン状の液止部と閉鎖状態で接触嵌合する開閉穴を形成し、前記上蓋が下端位置にあるときは、開閉穴と液止部とが接触嵌合して前記液通路を閉鎖し、前記上蓋が上端位置にあるときは、開閉穴と液止部との接触を解いて前記液通路を開放する様になっている下蓋と上蓋との組み付け体を、液通路を閉鎖する状態で容器口部に取り付け、取り付けられた上蓋の上方から前記オーバーキャップを被せてその下部を下蓋に係合させた飲料充填容器キャップにおいて、前記オーバーキャップを、可撓性合成樹脂により製造すると共に、オーバーキャップを下蓋に冠着した際に、上蓋外周部の環状凸部の位置よりも下方となるオーバーキャップ内面側の位置に、内方へ突出する環状の凸部又は同一円周方向に断続的に設けられた凸部を形成し、しかも、該環状凸部の内径又は該断続的な凸部と凸部とを結ぶ仮想円の径を、上蓋外周部の環状凸部の外径よりも僅かに小径としたことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
実施の形態1は請求項1〜3に記載の発明に対応する飲料充填容器キャップである。
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
実施の形態1は請求項1〜3に記載の発明に対応する飲料充填容器キャップである。
【0041】
さらに、請求項1記載の発明では、前記オーバーキャップの下部と接触し係合する下蓋の部分を、大径筒部と小径筒部と両筒部を連結する段差部とからなる段差形状とし、前記オーバーキャップの下部内面の凸ビード又は凸部を大径筒部に対応する切り離し固定部に形成し、前記オーバーキャップの第2弱化部を、段差部の位置に設定したため、オーバーキャップの切り離し固定部が飲用の際に邪魔にならないという効果を得ることができる。
さらに、請求項1記載の発明では、前記オーバーキャップの下部と接触し係合する下蓋の部分を、大径筒部と小径筒部と両筒部を連結する段差部とからなる段差形状とし、前記オーバーキャップの下部内面の凸ビード又は凸部を大径筒部に対応する切り離し固定部に形成し、前記オーバーキャップの第2弱化部を、段差部の位置に設定したため、オーバーキャップの切り離し固定部が飲用の際に邪魔にならないという効果を得ることができる。
【0042】
請求項2記載の発明にあっては、請求項1記載の飲料充填容器キャップにおいて、オーバーキャップを、可撓性合成樹脂により製造すると共に、オーバーキャップを下蓋に冠着した際に、上蓋外周部の環状凸部の位置よりも下方となるオーバーキャップ内面側の位置に、内方へ突出する環状の凸部又は同一円周方向に断続的に設けられた凸部を形成し、しかも、該環状凸部の内径又は該断続的な凸部と凸部とを結ぶ仮想円の径を、上蓋外周部の環状凸部の外径よりも僅かに小径としたため、請求項1記載の発明の効果に加え、オーバーキャップの取り外し操作と冠着操作により上蓋のプルプッシュ操作が行えるため、容器内の飲料を飲む際に口の中に入れる上蓋等に直接手を触れることなく、キャップの注出口の開放・閉鎖が行えて、飲用の際に衛生上好ましいという効果を得ることができる。
請求項2記載の発明にあっては、請求項1記載の飲料充填容器キャップにおいて、オーバーキャップを、可撓性合成樹脂により製造すると共に、オーバーキャップを下蓋に冠着した際に、上蓋外周部の環状凸部の位置よりも下方となるオーバーキャップ内面側の位置に、内方へ突出する環状の凸部又は同一円周方向に断続的に設けられた凸部を形成し、しかも、該環状凸部の内径又は該断続的な凸部と凸部とを結ぶ仮想円の径を、上蓋外周部の環状凸部の外径よりも僅かに小径としたため、請求項1記載の発明の効果に加え、オーバーキャップの取り外し操作と冠着操作により上蓋のプルプッシュ操作が行えるため、容器内の飲料を飲む際に口の中に入れる上蓋等に直接手を触れることなく、キャップの注出口の開放・閉鎖が行えて、飲用の際に衛生上好ましいという効果を得ることができる。
【0043】
請求項3記載の発明にあっては、容器口部にネジ係合されているキャップの一部分をプルプッシュ操作することによりキャップの注出口を開放・閉鎖することができるワンタッチキャップを備えた飲料充填容器キャップにおいて、オーバーキャップを、可撓性合成樹脂により製造すると共に、オーバーキャップを下蓋に冠着した際に、上蓋外周部の環状凸部の位置よりも下方となるオーバーキャップ内面側の位置に、内方へ突出する環状の凸部又は同一円周方向に断続的に設けられた凸部を形成し、しかも、該環状凸部の内径又は該断続的な凸部と凸部とを結ぶ仮想円の径を、上蓋外周部の環状凸部の外径よりも僅かに小径としたため、オーバーキャップの取り外し操作と冠着操作により上蓋のプルプッシュ操作が行えるため、容器内の飲料を飲む際に口の中に入れる上蓋等に直接手を触れることなく、キャップの注出口の開放・閉鎖が行えて、飲用の際に衛生上好ましいという効果を得ることができる。
請求項3記載の発明にあっては、容器口部にネジ係合されているキャップの一部分をプルプッシュ操作することによりキャップの注出口を開放・閉鎖することができるワンタッチキャップを備えた飲料充填容器キャップにおいて、オーバーキャップを、可撓性合成樹脂により製造すると共に、オーバーキャップを下蓋に冠着した際に、上蓋外周部の環状凸部の位置よりも下方となるオーバーキャップ内面側の位置に、内方へ突出する環状の凸部又は同一円周方向に断続的に設けられた凸部を形成し、しかも、該環状凸部の内径又は該断続的な凸部と凸部とを結ぶ仮想円の径を、上蓋外周部の環状凸部の外径よりも僅かに小径としたため、オーバーキャップの取り外し操作と冠着操作により上蓋のプルプッシュ操作が行えるため、容器内の飲料を飲む際に口の中に入れる上蓋等に直接手を触れることなく、キャップの注出口の開放・閉鎖が行えて、飲用の際に衛生上好ましいという効果を得ることができる。
Claims (3)
- 飲料充填済みの容器の口部の端面に剥離可能に熱接着したヒートシール用シートと、前記容器口部にネジ係合により取り付けられる下蓋と、該下蓋の上部に嵌着されて上下に摺動可能な上蓋と、該上蓋と下蓋の上部を上から覆うオーバーキャップとを備え、
前記下蓋には、その首部に予め決められた範囲内で上蓋を軸方向にスライドさせて蓋の閉鎖状態と開放状態とを選択させるスライド領域を設定し、上端部に、周囲の筒部と間隔を隔ててボタン状の液止部を形成し、該液止部と周囲の筒部との間には液体が通過する液通路を形成すると共に該液通路の少なくとも一部に液止部と筒部とを連結する連結部を形成し、
前記上蓋には、その内周部にスライド領域に対応するスライド凸部を形成し、外周上部に上蓋を軸方向にスライドさせるための環状凸部を形成し、頂部に前記ボタン状の液止部と閉鎖状態で接触嵌合する開閉穴を形成し、
前記上蓋が下端位置にあるときは、開閉穴と液止部とが接触嵌合して前記液通路を閉鎖し、前記上蓋が上端位置にあるときは、開閉穴と液止部との接触を解いて前記液通路を開放する様になっている下蓋と上蓋との組み付け体を、液通路を閉鎖する状態で容器口部に取り付け、取り付けられた上蓋の上方から前記オーバーキャップを被せてその下部を下蓋に係合させた飲料充填容器キャップにおいて、
前記下蓋のネジ形成部よりも下方位置に、環状に切断部と連結部とを交互に有する第1弱化部を形成し、該第1弱化部の下方の内面側に内方へ突出する凸部を形成し、
一方、前記容器口部の外面側のネジ形成部より下方位置に、前記下蓋の凸部と係合する外方へ突出する凸部を形成し、
前記オーバーキャップの下部と接触し係合する下蓋の外面部分と該オーバーキャップの下部内面との、一方には、縦方向に所定長さを有する多数の凸ビードを形成し、他方には、該凸ビード間に嵌入可能な凸ビード又は凸部を円周方向に間隔を隔てて多数形成すると共に、
該オーバーキャップの下端部内面には、下蓋の凸ビード又は凸部と係合する環状凸部を形成し、該オーバーキャップの凸ビード又は凸部の上方位置に、環状に切断部と連結部とを交互に有する第2弱化部を形成し、
前記オーバーキャップの下部と接触し係合する下蓋の部分を、大径筒部と小径筒部と両筒部を連結する段差部とからなる段差形状とし、
前記オーバーキャップの下部内面の凸ビード又は凸部を大径筒部に対応する切り離し固定部に形成し、
前記オーバーキャップの第2弱化部を、段差部の位置に設定したことを特徴とする飲料充填容器キャップ。 - 請求項1記載の飲料充填容器キャップにおいて、
前記オーバーキャップを、可撓性合成樹脂により製造すると共に、オーバーキャップを下蓋に冠着した際に、上蓋外周部の環状凸部の位置よりも下方となるオーバーキャップ内面側の位置に、内方へ突出する環状の凸部又は同一円周方向に断続的に設けられた凸部を形成し、しかも、該環状凸部の内径又は該断続的な凸部と凸部とを結ぶ仮想円の径を、上蓋外周部の環状凸部の外径よりも僅かに小径としたことを特徴とする飲料充填容器キャップ。 - 飲料充填済みの容器の口部の端面に剥離可能に熱接着したヒートシール用シートと、前記容器口部にネジ係合により取り付けられる下蓋と、該下蓋の上部に嵌着されて上下に摺動可能な上蓋と、該上蓋と下蓋の上部を上から覆うオーバーキャップとを備え、
前記下蓋の首部には、予め決められた範囲内で上蓋を軸方向にスライドさせて蓋の閉鎖状態と開放状態とを選択させるスライド領域を設定し、
前記下蓋の上端部には、周囲の筒部と間隔を隔ててボタン状の液止部を形成し、該液止部と周囲の筒部との間には液体が通過する液通路を形成すると共に該液通路の少なくとも 一部に液止部と筒部とを連結する連結部を形成し、
前記上蓋の外周部には、上蓋を軸方向にスライドさせるための環状凸部を形成し、前記上蓋の頂部には、前記ボタン状の液止部と閉鎖状態で接触嵌合する開閉穴を形成し、
前記上蓋が下端位置にあるときは、開閉穴と液止部とが接触嵌合して前記液通路を閉鎖し、前記上蓋が上端位置にあるときは、開閉穴と液止部との接触を解いて前記液通路を開放する様になっている下蓋と上蓋との組み付け体を、液通路を閉鎖する状態で容器口部に取り付け、取り付けられた上蓋の上方から前記オーバーキャップを被せてその下部を下蓋に係合させた飲料充填容器キャップにおいて、
前記オーバーキャップを、可撓性合成樹脂により製造すると共に、オーバーキャップを下蓋に冠着した際に、上蓋外周部の環状凸部の位置よりも下方となるオーバーキャップ内面側の位置に、内方へ突出する環状の凸部又は同一円周方向に断続的に設けられた凸部を形成し、しかも、該環状凸部の内径又は該断続的な凸部と凸部とを結ぶ仮想円の径を、上蓋外周部の環状凸部の外径よりも僅かに小径としたことを特徴とする飲料充填容器キャップ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP10274619A JP2000103454A (ja) | 1998-09-29 | 1998-09-29 | 飲料充填容器キャップ |
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Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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