JP3616210B2 - 内容液注出容器のキャップ - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内容液注出容器の打栓式キャップ、とくに容器口部に打栓により嵌着されるキャップ基体と該キャップ基体に蝶番によって開閉自在に取着された開閉蓋とからなる耐熱キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
容器口部上端に嵌合部を設けた容器と、容器口部に嵌着されるキャップ基体と該キャップ基体に蝶番によって開閉自在に取着された開閉蓋とからなる耐熱キャップとを備えた内容液注出容器は、従来より種々のものがあるが、その一つとして図8に示すような内容液注出容器のキャップが提案されている。
図において、A1は容器口部70に嵌合部71を設けた容器、B1は容器口部70内周に係合する嵌合筒72を具備した中栓である。
【0003】
Cdはキャップで、キャップ基体C1と該キャップ基体C1に蝶番73によって開閉自在に取着された開閉蓋C2とからなっている。
キャップ基体C1は、容器口部70の嵌合部71に嵌着される嵌着筒74と前記中栓B1の嵌合筒72に係合する嵌挿筒75と上壁76とを具え、上壁76の上面には、注出筒77と、上端外周に膨出部78を設けた嵌合リング79が立設されている。
【0004】
開閉蓋C2は、封鎖時にその側筒壁80内周が前記膨出部78と係合してキャップ基体C1に嵌着されるようになっている。
そして、キャップCと容器口部70との嵌着を強固にし、さらに中栓B1のシール性を高めるために、中栓B1の嵌合筒72と容器口部70内周との間の締め代、およびキャップCの嵌着筒74と容器口部70の嵌合部71との間の締め代を大きくとるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のキャップにおいて、中栓の嵌合筒72と容器口部70内周との間の締め代が大きくなると、キャップの容器への打栓時に、容器口部70により中栓B1の嵌合筒72とともにキャップ基体C1の嵌挿筒75が内側に偏寄させられ、それに応じてキャップ基体C1の上壁76と嵌合リング79も内側に偏寄させられることになり、また、嵌挿筒75下端が内側に傾斜し、嵌着筒74上の上壁76の上面外周縁が下がることもある。
また、熱充填後の打栓にあたっては、開閉蓋C2にかかる打栓力により、開閉蓋C2の側筒壁80が外方に傾斜して広がるという問題も避けることはできない。
【0006】
上記のことから、キャップ基体C1の上壁76に立設された嵌合リング79と開閉蓋C2の側筒壁80内周との間に弛みが生じ、開閉蓋C2の嵌着が弱まるとともに、上壁76と側筒壁80下面との間の接着圧が減少し、間隙ができるという問題点が生じてきた。
また、内容液を加熱充填した場合には、打栓後に冷却水をかけて冷却するが、その冷却工程においてキャップ内部が負圧となり、キャップ基体C1の嵌着筒74の周縁上面と開閉蓋C2の側筒壁80下端面との間隙から冷却水がキャップ内に侵入するという問題が生じてきた。
【0007】
本発明は、上記の問題点を考慮して、容器口部に打栓により嵌着されるキャップ基体と該キャップ基体に蝶番によって開閉自在に取着された開閉蓋とからなるキャップを嵌着した容器において、打栓にあたって、開閉蓋が外方に偏奇することを防ぎ、キャップ基体と開閉蓋との嵌着をゆるまないようにすること、および加熱充填後の冷却工程において、キャップ内に冷却水が侵入することを防止することを技術的課題として、改良された内容液注出容器のキャップを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の技術的課題を解決するため内容液注出容器のキャップとして、容器口部上端に嵌合部を設けた容器と、容器口部に嵌着されるキャップ基体と該キャップ基体に蝶番によって開閉自在に取着された開閉蓋とからなるキャップとを備えた内容液注出容器において、前記キャップ基体の上壁上面に、上端外周縁を膨出部とし、内側を係合面とした嵌合リングを立設し、前記開閉蓋の側筒壁内周中間部に前記嵌合リングの係合面に係合する傾斜面を有する傾斜突出リングを突設するとともに、側筒壁内周下端部に嵌合リングの膨出部に係合する膨出突条を突設したことを特徴とする構成を採用する。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の第1実施形態について、図1〜4を参照して説明する。
図1において、Aは、ガラスまたはPETその他の硬質の合成樹脂により成形された容器であって、容器胴部1と容器口部2とからなっている。
前記容器口部2の上端には、容器口部2外周より拡径された嵌合部3が形成されており、下端には、容器を挟持するための保持突条4が形成されている。
【0010】
Bは、射出成形により成型された中栓であり、覆壁5と容器口部2に係合被嵌される嵌合筒6とを具えている。
素材樹脂として、ポリエチレンその他軟質の合成樹脂が用いられる。
Cは、射出成形によって成型されたキャップで、筒状のキャップ基体7と、該キャップ基体7に蝶番8で連結された開閉蓋9とからなっている。
素材樹脂として、軟化温度の高いポリプロピレンその他の硬質の合成樹脂が用いられる。
【0011】
図2に示すように、中栓Bの覆壁5の下面には、内容液の流出口となる除去部10を形成するため、一定形状の切断溝11が設けられており、除去部10の上面には、連結片12を介して指かけリング13が設けられている。
該指かけリング13に指をかけ上方に引張り上げると切断溝11が切断され、除去部10が切り取られて内容液の流出口が形成されるようになっている。
【0012】
前記覆壁5の下方には、その周縁部から下垂する内筒14が形成されており、該内筒14の下端は外方に延長され、嵌合筒6に連結されて連結部15となっている。
嵌合筒6と内筒14と連結部15とによって、挿入溝16が形成されている。
前記嵌合筒6の上端には、フランジ状に外方に突出する覆板17が形成され、容器口部2の上端を覆うようになっている。
挿入溝16の底部には位置決め用突起18が設けられており、位置決め用突起18に対応する連結部15の下面には位置決め用突起18の位置が外からも容易に確認し、位置調整できるように凸片19が設けられている。
【0013】
図3に示すように、キャップ基体7は、中栓Bを被嵌して容器口部2に嵌合するため嵌着筒20と嵌挿筒21と上壁22とを有している。
嵌着筒20の内周には、嵌合面23が形成され、数個所に突条24が形成されており、嵌合面23の下方には嵌合突条25が形成されている。
嵌挿筒21の下端には、蝶番8に対応する位置に位置決め用凹溝26が設けられている。
前記嵌挿筒21は、その位置決め用凹溝26に中栓Bの位置決め用突起18が係合するよう位置合わせされて、中栓Bの挿入溝16に嵌挿され、打栓時に中栓Bの嵌合筒6を容器口部2内周に押圧し、締着させるようになっている。
【0014】
前記上壁22の上面には、内側周面を係合面27とし、上端外周縁に膨出部28を設けた嵌合リング29が立設されており、上壁22の内周縁は、嵌挿筒21の内方まで突出し、突出縁30が形成されており、該突出縁30の上面には注出筒31が立設されている。
該注出筒31の上端周縁は、外方に拡開されて注出口唇部32が形成されている。
【0015】
蝶番8は、キャップ基体7、開閉蓋9とともに一体成形され、蝶番8の両側には、バネ33が設けられており、開閉蓋9を開閉操作したときに、閉鎖位置と開放位置に偏寄させるようにしている。
【0016】
開閉蓋9は、頂壁34と側筒壁35とからなり、頂壁34の下面中央部には、前記注出筒31内面に嵌合し、その注出口唇部31を密封する密封リング36が設けられている。
密封リング36の蝶番側には、3個の突起37が設けられ、開閉蓋9を閉鎖したときに密封リング36が注出口唇部32に係合するよう案内し位置合わせするようにしている。
開閉蓋9の側筒壁35内周中間部に前記嵌合リング29の係合面27に係合する傾斜面38を下方に有する傾斜突出リング39が形成されており、側筒壁35下部内周には、嵌合リング29の膨出部28に係合する膨出突条40が形成されている。
蝶番8の反対側の下端外周には、つまみ41が形成されている。
【0017】
容器口部2の嵌合部3,中栓Bの嵌合筒6,キャップ基体7の嵌着筒20,嵌合リング29と開閉蓋9の側筒壁35との間の相互の関係は、図4に示すように、中栓Bの嵌合筒6の外周と容器口部2内周との間には、締め代d1 が形成されており、キャップ基体7の嵌着筒20内周に設けられた嵌合面23と容器口部2の嵌合部3の外周面との間には、締め代d2 が形成されている。
また、キャップ基体7の嵌合リング29の膨出部28の外径と開閉蓋9の内径ととの間には締め代d3 が形成され、開閉蓋9の膨出突条40の内径は、嵌合リング29の膨出部28の外径より小さく嵌合リング29下部外径との間に締め代を残して等しくされている。
開閉蓋Bの側筒壁35の傾斜突出リング39は、その傾斜面38が嵌合リング29内周の係合面27に係合するよう配設されている。
上記傾斜突出リング39は側筒壁35内周の全周にわたって配設しても、一定間隔を置いて配設するようにしてもよい。
【0018】
次に、上記構成による作用効果について説明すると、本実施形態の容器は、内容液の充填後にキャップCが打栓されるが、打栓にあたっては、まず、中栓BとキャップCが結合される。
その際に、キャップ基体7の嵌挿筒21は、その位置決め用凹溝26に中栓Bの位置決め用突起18が係合するよう位置合わせされ、中栓Bの挿入溝16に嵌挿され、嵌着筒20の内周に形成された突条24によって中栓Bの覆板17が係止される。
【0019】
次いで、中栓Bが結合されたキャップCを、内容液を充填した容器の容器口部2に打栓する。
打栓時には、まずキャップ基体7の嵌着筒20の嵌合突条25の下面が容器口部2の嵌合部3の上端に衝接する。
次いで嵌合突条25の内周面が嵌合部3の外周面に弾接されるとともに、嵌合筒6の外周が容器口部2内周に弾接されながら下降する。
最後に上壁22が容器口部2上端に衝接し、嵌合突条25が嵌合部3の下面に係合して打栓が完了する。
【0020】
打栓にあたっては、中栓Bの嵌合筒6と容器口部2の締め代d1 が大きくとってあるので、嵌合筒6を介してキャップ基体7の嵌挿筒21は、内方に偏寄させられることになる。
その際、キャップ基体7の嵌合リング29の内側係合面27が開閉蓋9の傾斜突出リング39に係合し、開閉蓋9の側筒壁35を内方に押圧すると同時に、打栓力に抗して上方に押上げるように作用する。
そのことによって、打栓力は、開閉蓋9の側筒壁35を通じて効果的に作用するとともに、開閉蓋9の側筒壁35は内方に移動させれることになるので、側筒壁35とキャップ基体7の嵌合リング29との位置関係が変わらず、側筒壁35内周と嵌合リング29の膨出部28との嵌着を強固な状態に保つことができる。
【0021】
打栓の完了時には、中栓Bの嵌合筒6と容器口部2との締め代d1 を大きくとってあるので、中栓Bは容器口部2内周に強く締着され、内容液は確実に密封される。
また、容器口部2の嵌合部3外周面とキャップ基体7の嵌着筒20の嵌合面23との間に締め代d2 を大きくとり、嵌合突条25が容器口部2の嵌合部3の下面に嵌着されているので、キャップ基体7の嵌着が強化されている。
【0022】
内容液を加熱殺菌する場合には、加熱殺菌した内容液が充填され、打栓密封した後に容器を廻動倒立して容器内の空気を殺菌し、つづいて容器を元の状態に戻して上方から冷却水のシャワーをかけて冷却した後に製品として搬出される。
熱充填にあたって、締め代d1 ,d2 を大きくとっているので、素材樹脂が高温になってもキャップCが外れるというようなトラブルはなく、シール性も充分に保たれる。
【0023】
殺菌処理の終了後に、熱充填容器は再び元の状態に戻され、上方から冷却水のシャワーがかけられるが、冷却時にキャップC内部が負圧になっても、側筒壁35内周と嵌合リング29との締め代d3 が大きくとられ、接合密着が保たれているので、その間から冷却水が吸引されることが阻止される。
【0024】
製品容器の開封にあたっては、つまみ41を持って開閉蓋9を開き、指かけリング13を引き上げると、切断溝11が切断されて除去部10を容易に取り去ることができ、流出口が形成される。
開封後に、開閉蓋9を閉じると、密封リング36が注出筒31内周に嵌合され、内容液の流出が阻止されるとともに、側筒壁35の膨出突条40が嵌合リング29の膨出部28を乗り越えてその下面に係合し、開閉蓋9は確実に嵌着される。
【0025】
次に、中栓B,キャップCの構成の一部を変更した第2実施形態について説明する。
前記実施形態では、中栓Bを採用し、中栓に注出筒を形成しているが、第2実施形態は中栓Bを使用しないで、キャップ基体の上壁に注出筒を立設し、除去部を形成するようにしたものである。
図5、6を参照して第1実施形態との相違点を中心に説明する。
図において、Caはキャップで、キャップ基体7aと、該キャップ基体7aに蝶番8aによって開閉自在に取着された開閉蓋9aとからなっている。
【0026】
キャップ基体7aは、容器口部2に嵌着するよう嵌着筒20aと上壁22aと容器口部2内周に嵌挿される嵌合筒50とを具備している。
上壁22aの内側には、嵌合筒50の内方に延びる覆壁51が形成されており、該覆壁51の上面には、嵌合筒50内周に沿って注出筒52が形成されている。
該注出筒52の上端周縁は、外方に拡開されて注出口唇部53が形成されている。
注出筒52に沿って覆壁51下面には切断溝54が刻設され、除去部55が形成されるようになっており、除去部55の上面には連結片56を介して指かけリング57が設けられている。
前記上壁22aの上面には、内側周面を係合面27aとし、上端外周縁に膨出部28aを設けた嵌合リング29aが立設されている。
開閉蓋9aの側筒壁35a内周中間部には、前記嵌合リング29aの係合面27aに係合する傾斜面38aを下方に有する傾斜突出リング39aが形成されている。
【0027】
容器口部2内周と嵌合筒50との間の締め代、容器口部2と嵌着筒20aとの間の締め代、および側筒壁35a内周と嵌合リング29aとの間の締め代は、いずれも第1実施形態と同様に大きくとっている(いずれの締め代も図示しない)。
キャップのその他の構成は、第1実施形態と同一であり、上記構成に基づく作用効果は、第1実施形態のそれと同一である。
【0028】
次に第3実施形態について図7を参照して説明する。
本実施形態は第2実施形態における注出筒の形状を変更したものである。
図において、Cbはキャップで、キャップ基体7bと、該キャップ基体7bに蝶番8bによって開閉自在に取着された開閉蓋9bとからなっている。
キャップ基体7bは、容器口部2に嵌着するよう嵌着筒20bと上壁22bと容器口部2内周に嵌挿される嵌合筒60とを具備している。
嵌合筒60の下端は内方に屈曲され連結部61を形成しており、該連結部61の内端は上方に屈曲され注出筒62を形成している。
該注出筒62の上端周縁は、外方に拡開されて注出口唇部63が形成されている。
【0029】
注出筒62の中間、上壁に一致する位置に覆壁64が形成され、覆壁64下面には、注出筒62に沿って切断溝65が刻設され、除去部66が形成されるようになっており、除去部66の上面には連結片67を介して指かけリング68が設けられている。
第2実施形態と同様に、前記上壁22bの上面には、内側周面を係合面27bとし、上端外周縁に膨出部28bを設けた嵌合リング29bが立設されており、開閉蓋9bの側筒壁35b内周中間部には、係合面27bに係合する傾斜面38bを下方に有する傾斜突出リング39bが形成されている。
キャップのその他の構成は前記第2実施形態と同一であり、上記構成に基づく作用効果も、第2実施形態のそれと同一である。
【0030】
【発明の効果】
本発明は、上記のように構成されているから、次の効果を奏する。
キャップ基体の上壁上面に、係合面を内側に有する嵌合リングを設け、その係合面を開閉蓋の側筒壁の傾斜突出リングに設けた傾斜面に接合させるようにしているから、打栓時に、キャップ基体の嵌合リングが開閉蓋の側筒壁を内方に押圧し、キャップ基体の嵌合リングの膨出部と開閉蓋の側筒壁内周との嵌着をゆるまないようにし、両者の結合状態を確実にして保つことができる。
【0031】
そのことによって、加熱充填後の冷却工程において、キャップ内に冷却水が侵入することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すもので、容器と中栓、キャップの結合状態を示す縦断正面図である。
【図2】中栓を示す図面で、(a)は平面図、(b)は縦断正面図、(c)は底面図である。
【図3】開放状態のキャップを示す図面で、(a)は平面図、(b)は縦断正面図、(c)は底面図である。
【図4】容器、中栓、キャップの結合状態を示す要部の拡大断面図である。
【図5】本発明の第2実施形態を示すもので、容器、キャップの結合状態を示す縦断正面図である。
【図6】第2実施形態の開放状態のキャップを示す図面で、(a)は平面図、(b)は縦断正面図、(c)は底面図である。
【図7】第3実施形態の開放状態のキャップを示す図面で、(a)は平面図、(b)は縦断正面図、(c)は底面図である。
【図8】従来の注出容器を示す説明図である。
【符号の説明】
A,A1 容器
B,B1 中栓
C,Ca,Cb,Cd キャップ
2,70 容器口部
3,71 嵌合部
5,51,64 覆壁
6 嵌合筒
7,7a,7b,C1 キャップ基体
8,8a,8b,73 蝶番
9,9a,9b,C2 開閉蓋
20,20a,20b,74 嵌着筒
21,75 嵌挿筒
22,22a,22b,76 上壁
27,27a,27b 係合面
28,28a,28b,78 膨出部
29,29a,29b,79 嵌合リング
35,35a,35b,80 側筒壁
38,38a,38b 傾斜面
39,39a,39b 傾斜突出リング
40 膨出突条
50,60,72 嵌合筒

Claims (1)

  1. 容器口部上端に嵌合部を設けた容器と、容器口部に嵌着されるキャップ基体と該キャップ基体に蝶番によって開閉自在に取着された開閉蓋とからなるキャップとを備えた内容液注出容器において、
    前記キャップ基体の上壁上面に、上端外周縁を膨出部とし、内側を係合面とした嵌合リングを立設し、前記開閉蓋の側筒壁内周中間部に前記嵌合リングの係合面に係合する傾斜面を有する傾斜突出リングを突設するとともに、側筒壁内周下端部に嵌合リングの膨出部に係合する膨出突条を突設したことを特徴とする内容液注出容器のキャップ。
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