JPH06122462A - 密閉キャップ - Google Patents
密閉キャップInfo
- Publication number
- JPH06122462A JPH06122462A JP4290898A JP29089892A JPH06122462A JP H06122462 A JPH06122462 A JP H06122462A JP 4290898 A JP4290898 A JP 4290898A JP 29089892 A JP29089892 A JP 29089892A JP H06122462 A JPH06122462 A JP H06122462A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- protrusion
- metal member
- mouth
- closing cap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 合成樹脂製のキャップにおいてバリヤー性に
優れるとともに印刷による装飾も可能な密閉キャップを
提供する。 【構成】 容器口部４１の内側と接する突条部３１と容
器口部４１の外向きの出っ張り４２に嵌合係止する突起
３３ｂが設けられた外周部３２と水平天面部２１を有す
る合成樹脂部材３と、前記水平天面部２１に突条部３１
の内周よりも全周に渡って外径の大きな金属部材２を設
けたことを特徴とする。
優れるとともに印刷による装飾も可能な密閉キャップを
提供する。 【構成】 容器口部４１の内側と接する突条部３１と容
器口部４１の外向きの出っ張り４２に嵌合係止する突起
３３ｂが設けられた外周部３２と水平天面部２１を有す
る合成樹脂部材３と、前記水平天面部２１に突条部３１
の内周よりも全周に渡って外径の大きな金属部材２を設
けたことを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラス等からなる容器
の蓋として使用される密閉キャップに関するものであ
る。
の蓋として使用される密閉キャップに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の密閉キャップとして、ビ
ン容器との係合手段に嵌込み式の形態を採るものがあ
り、材質としては金属製や合成樹脂製のものが一般的に
使用されている。
ン容器との係合手段に嵌込み式の形態を採るものがあ
り、材質としては金属製や合成樹脂製のものが一般的に
使用されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記した嵌込み式の密
閉キャップのうち金属製のものは、バリヤー性に優れる
とともに天面に適宜の印刷を施せる点で意匠性に優れる
という利点はあるものの、開封操作はキャップの一部を
引き裂いて行うことから破断部分で怪我をする恐れがあ
り、また一旦開封してしまうと再び蓋が出来ないといっ
た問題点がある。一方、合成樹脂製のものは、ある程度
の弾性があるので嵌め外しが可能ではあるが、バリヤー
性に乏しく、また意匠性を付与することが容易でないと
いう問題点がある。
閉キャップのうち金属製のものは、バリヤー性に優れる
とともに天面に適宜の印刷を施せる点で意匠性に優れる
という利点はあるものの、開封操作はキャップの一部を
引き裂いて行うことから破断部分で怪我をする恐れがあ
り、また一旦開封してしまうと再び蓋が出来ないといっ
た問題点がある。一方、合成樹脂製のものは、ある程度
の弾性があるので嵌め外しが可能ではあるが、バリヤー
性に乏しく、また意匠性を付与することが容易でないと
いう問題点がある。
【０００４】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、バリヤー
性及び意匠性に優れた密閉キャップを提供することにあ
る。
されたものであり、その目的とするところは、バリヤー
性及び意匠性に優れた密閉キャップを提供することにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の密閉キャップは、容器口部内側と接する突
条部と、該容器口部の外向きの出っ張りに嵌合係止する
突起が設けられた外周部と、水平天面部を有する合成樹
脂製密閉キャップにおいて、前記水平天面部に、前記突
条部の内周よりも全周にわたって外径の大きな金属部材
を設けたことを特徴としている。
めの本発明の密閉キャップは、容器口部内側と接する突
条部と、該容器口部の外向きの出っ張りに嵌合係止する
突起が設けられた外周部と、水平天面部を有する合成樹
脂製密閉キャップにおいて、前記水平天面部に、前記突
条部の内周よりも全周にわたって外径の大きな金属部材
を設けたことを特徴としている。
【０００６】
【作用】上述の構成からなる密閉キャップでは、ビン容
器に蓋をしたときに金属部材がビン容器の口部を覆って
高いバリヤー性を付与する役目を果たす。また、合成樹
脂部材の突起部分がビン容器の口部の両側から嵌合し密
封性を高めるように作用する。
器に蓋をしたときに金属部材がビン容器の口部を覆って
高いバリヤー性を付与する役目を果たす。また、合成樹
脂部材の突起部分がビン容器の口部の両側から嵌合し密
封性を高めるように作用する。
【０００７】
【実施例】以下、実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００８】図１は本発明に係わる密閉キャップを取り
付けたビン容器を示す半断面図、図２は密閉キャップの
上面図、図３は図１の一部拡大断面図であり、これらの
図からわかるように、密閉キャップ１は、金属部材２と
この金属部材２と一体成型された合成樹脂部材３とで構
成されている。
付けたビン容器を示す半断面図、図２は密閉キャップの
上面図、図３は図１の一部拡大断面図であり、これらの
図からわかるように、密閉キャップ１は、金属部材２と
この金属部材２と一体成型された合成樹脂部材３とで構
成されている。
【０００９】金属部材２は、例えば厚さ０．１〜０．５
ｍｍのアルミ板を所定の形状に打ち抜いて形成されるも
ので、その外周は全周にわたって突条部３１の内周より
大きく施されている。又金属部材２としては０．１ｍｍ
以下のアルミ箔を用いてもよい。なお、材質としてはア
ルミ以外の金属、例えば鉄等を使用してもよい。また、
金属製であることから天面に予め適宜の印刷を施してお
くことが出来る。
ｍｍのアルミ板を所定の形状に打ち抜いて形成されるも
ので、その外周は全周にわたって突条部３１の内周より
大きく施されている。又金属部材２としては０．１ｍｍ
以下のアルミ箔を用いてもよい。なお、材質としてはア
ルミ以外の金属、例えば鉄等を使用してもよい。また、
金属製であることから天面に予め適宜の印刷を施してお
くことが出来る。
【００１０】合成樹脂部材３は、金属部材２と一体的に
取り付けられており、ビン容器４と接する側に突起３３
ａをもつ突条部３１と、内側にビン容器４に於ける口部
４１の外向きの出っ張り４２に嵌合係止する突起３３ｂ
及び開封用の突片３４を下端の外側に有した形状をして
いる。
取り付けられており、ビン容器４と接する側に突起３３
ａをもつ突条部３１と、内側にビン容器４に於ける口部
４１の外向きの出っ張り４２に嵌合係止する突起３３ｂ
及び開封用の突片３４を下端の外側に有した形状をして
いる。
【００１１】この合成樹脂部材３は、金属部材２を金型
内にセットし、インサート成型により合成樹脂を金属部
材２の周囲に一体成型する事で金属部材２に一体的に取
り付けられる。なお取り付け方法としては接着剤を用い
て貼付けてもよい。ここで、合成樹脂部材３の材質とし
ては、ポリエチレン、ポリプロピレン等の軟質な樹脂を
使用する。
内にセットし、インサート成型により合成樹脂を金属部
材２の周囲に一体成型する事で金属部材２に一体的に取
り付けられる。なお取り付け方法としては接着剤を用い
て貼付けてもよい。ここで、合成樹脂部材３の材質とし
ては、ポリエチレン、ポリプロピレン等の軟質な樹脂を
使用する。
【００１２】上記の密閉キャップ１は、ビン容器４内に
液体等の内容物を充填したあとでビン容器４の口部４１
に嵌合固定される。この場合、キャップ１を押し込むこ
とにより外周部３２の突起３３ｂがビン容器４における
口部４１の外向きの出っ張り４２を乗り越えて係合し、
突条部３１の突起３３ａとでビン口部４１を挟む形にな
る。その時突起３３ａがビン容器４の内側を押圧するこ
とになり、突起３３ａ部分にて密着した状態となってビ
ン容器４がキャップ１により密閉される。そして、キャ
ップ１の外側をシュリンク包装で密封して販売形態とす
る。開封するに際しては、このシュリンク包装を剥がし
たあと、合成樹脂部材３の突片３４を押し上げて突起３
３ｂとビン容器４の出っ張り４２と突条部３１の係合を
解くようにする。また、開封後は脱着可能なキャップと
して使用できる。
液体等の内容物を充填したあとでビン容器４の口部４１
に嵌合固定される。この場合、キャップ１を押し込むこ
とにより外周部３２の突起３３ｂがビン容器４における
口部４１の外向きの出っ張り４２を乗り越えて係合し、
突条部３１の突起３３ａとでビン口部４１を挟む形にな
る。その時突起３３ａがビン容器４の内側を押圧するこ
とになり、突起３３ａ部分にて密着した状態となってビ
ン容器４がキャップ１により密閉される。そして、キャ
ップ１の外側をシュリンク包装で密封して販売形態とす
る。開封するに際しては、このシュリンク包装を剥がし
たあと、合成樹脂部材３の突片３４を押し上げて突起３
３ｂとビン容器４の出っ張り４２と突条部３１の係合を
解くようにする。また、開封後は脱着可能なキャップと
して使用できる。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように容器口部内側と接す
る突条部と、該容器口部の外向きの出っ張りに嵌合係止
する突起が設けられた外周部と、水平天面部を有する合
成樹脂製密閉キャップにおいて、前記水平天面部に、前
記突条部の内周よりも全周にわたって外径の大きな金属
部材を設けるように構成されているので、開封操作時に
金属端面で怪我をすることがなく、しかも再封可能であ
りながら、この密閉キャップによりビン容器に蓋をした
ときに金属部材が口部を覆って優れたバリヤー性を得る
ことが出来る上に、金属部材の天面に印刷を施すことに
より意匠性を有することが出来るという効果を奏する。
る突条部と、該容器口部の外向きの出っ張りに嵌合係止
する突起が設けられた外周部と、水平天面部を有する合
成樹脂製密閉キャップにおいて、前記水平天面部に、前
記突条部の内周よりも全周にわたって外径の大きな金属
部材を設けるように構成されているので、開封操作時に
金属端面で怪我をすることがなく、しかも再封可能であ
りながら、この密閉キャップによりビン容器に蓋をした
ときに金属部材が口部を覆って優れたバリヤー性を得る
ことが出来る上に、金属部材の天面に印刷を施すことに
より意匠性を有することが出来るという効果を奏する。
【図１】本発明に係わる密閉キャップを取り付けたビン
容器を示す半断面図である。
容器を示す半断面図である。
【図２】密閉キャップの上面図である。
【図３】図１の一部拡大断面図である。
１ 密閉キャップ ２ 金属部材 ２１ 天面 ３ 合成樹脂部材 ３１ 突条部 ３２ 外周部 ３３ａ 突条部突起 ３３ｂ 外周部突起 ３４ 突片 ４ ビン容器 ４１ 口部 ４２ 出っ張り
Claims (1)
- 【請求項１】 容器口部内側と接する突条部と、該容器
口部の外向きの出っ張りに嵌合係止する突起が設けられ
た外周部と、水平天面部を有する合成樹脂製密閉キャッ
プにおいて、前記水平天面部に前記突条部の内周よりも
全周にわたって外径の大きな金属部材を設けたことを特
徴とする密閉キャップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4290898A JPH06122462A (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 密閉キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4290898A JPH06122462A (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 密閉キャップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06122462A true JPH06122462A (ja) | 1994-05-06 |
Family
ID=17761939
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4290898A Pending JPH06122462A (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 密閉キャップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06122462A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4837639A (en) * | 1986-07-07 | 1989-06-06 | Pioneer Electronic Corporation | Control signal extraction in a reproducing apparatus |
| US6193485B1 (en) | 1997-07-03 | 2001-02-27 | Daikin Industries, Ltd. | Seal structure for casing |
| KR100861241B1 (ko) * | 2005-08-26 | 2008-10-02 | 문제구 | 편차극복 및 기밀유지수단을 갖는 용기뚜껑 |
| US7575121B2 (en) * | 2004-12-16 | 2009-08-18 | Japan Crown Cork Co., Ltd. | Plastic cap featuring excellent sealing and venting |
-
1992
- 1992-10-06 JP JP4290898A patent/JPH06122462A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4837639A (en) * | 1986-07-07 | 1989-06-06 | Pioneer Electronic Corporation | Control signal extraction in a reproducing apparatus |
| US6193485B1 (en) | 1997-07-03 | 2001-02-27 | Daikin Industries, Ltd. | Seal structure for casing |
| US7575121B2 (en) * | 2004-12-16 | 2009-08-18 | Japan Crown Cork Co., Ltd. | Plastic cap featuring excellent sealing and venting |
| KR100861241B1 (ko) * | 2005-08-26 | 2008-10-02 | 문제구 | 편차극복 및 기밀유지수단을 갖는 용기뚜껑 |
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| JPS6220216Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20001031 |