JP5901198B2 - 容器蓋 - Google Patents
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該中栓は円形閉塞壁と該閉塞壁の周縁から垂下する円筒形装着壁とを有し、該装着壁を該口頸部に被嵌せしめて該口頸部に装着されて該閉塞壁が該口頸部の上端面に存在する開口を覆い、
該中栓の該閉塞壁には破断可能薄肉ラインによって囲繞された除去領域が規定されており、該除去領域の上面には被係止手段が配設されており、
該外蓋は該中栓の該装着壁に被嵌される円筒形状の静止部とヒンジ手段を介して該静止部に接続された旋回動部を有し、
該外蓋の該旋回動部は天面壁と該天面壁から垂下するスカート壁とを有し、該天面壁の内面には係止手段が配設されており、
該被係止手段は該閉塞壁から離隔する方向に向かって相互に離隔する方向に傾斜して延びる一対の第一のフラップを含み、該係止手段は該天面壁から離隔する方向に向かって相互に接近する方向に傾斜して延びる一対の第二のフラップを含み、
該被係止手段と該係止手段とを整合せしめて該中栓に対して該外蓋を下降せしめ該中栓の該装着壁に該外蓋の該静止部を被嵌せしめることによって、該中栓に該外蓋が組み合わされ、該外蓋の該旋回動部は該中栓の上面を覆う閉位置と該中栓の上面を露呈せしめる開位置との間を該静止部に対して旋回自在であり、
該外蓋の該旋回動部を該閉位置に位置せしめた状態で該中栓に該外蓋を組み合わせると、該一対の第一のフラップが該閉塞壁に接近する方向に向かって相互に離隔する方向に傾斜して延びる状態に変形せしめられると共に該一対の第二のフラップが該天面壁に接近する方向に向かって相互に接近する方向に傾斜して延びる状態に変形せしめられて、該一対の第一のフラップが該一対の第二のフラップの間を通過し、
或いは該一対の第一のフラップを該閉塞壁に接近する方向に向かって相互に離隔する方向に傾斜して延びる状態に変形せしめると共に該一対の第二のフラップを該天面壁に接近する方向に向かって相互に接近する方向に傾斜して延びる状態に変形せしめた後に、該外蓋の該旋回動部を該閉位置に位置せしめた状態で該中栓に該外蓋を組み合わせると、該一対の第一のフラップが該一対の第二のフラップの間を通過し、
しかる後に該外蓋を該閉位置から該開位置に旋回動せしめられると、相互係止せしめられた該係止手段及び該被係止手段を介して該破断可能薄肉ラインに加えられる力によって該破断可能薄肉ラインが破断され、該除去領域が該閉塞壁から除去されて該外蓋に付随して移動せしめられる、
ことを特徴とする容器蓋が提供される。
本発明の第二の局面によれば、上記主たる技術的課題を解決する容器蓋として、容器の口頸部に固着される中栓及び該中栓とは別個に形成され該中栓に組み合わされる外蓋を具備する容器蓋にして、
該中栓は円形閉塞壁と該閉塞壁の周縁から垂下する円筒形装着壁とを有し、該装着壁を該口頸部に被嵌せしめて該口頸部に装着されて該閉塞壁が該口頸部の上端面に存在する開口を覆い、
該中栓の該閉塞壁には破断可能薄肉ラインによって囲繞された除去領域が規定されており、該除去領域の上面には被係止手段が配設されており、
該外蓋は該中栓の該装着壁に被嵌される円筒形状の静止部とヒンジ手段を介して該静止部に接続された旋回動部を有し、
該外蓋の該旋回動部は天面壁と該天面壁から垂下するスカート壁とを有し、該天面壁の内面には係止手段が配設されており、
該被係止手段は該閉塞壁から離隔する方向に向かって相互に接近する方向に傾斜して延びる一対の第一のフラップを含み、該係止手段は該天面壁から離隔する方向に向かって相互に離隔する方向に傾斜して延びる一対の第二のフラップを含み、
該被係止手段と該係止手段とを整合せしめて該中栓に対して該外蓋を下降せしめ該中栓の該装着壁に該外蓋の該静止部を被嵌せしめることによって、該中栓に該外蓋が組み合わされ、該外蓋の該旋回動部は該中栓の上面を覆う閉位置と該中栓の上面を露呈せしめる開位置との間を該静止部に対して旋回自在であり、
該外蓋の該旋回動部を該閉位置に位置せしめた状態で該中栓に該外蓋を組み合わせると、
該一対の第一のフラップが該閉塞壁に接近する方向に向かって相互に接近する方向に傾斜して延びる状態に変形せしめられると共に該一対の第二のフラップが該天面壁に接近する方向に向かって相互に離隔する方向に傾斜して延びる状態に変形せしめられて、該一対の第二のフラップが該一対の第一のフラップの間を通過し、
或いは該一対の第一のフラップを該閉塞壁に接近する方向に向かって相互に接近する方向に傾斜して延びる状態に変形せしめると共に該一対の第二のフラップを該天面壁に接近する方向に向かって相互に離隔する方向に傾斜して延びる状態に変形せしめた後に、該外蓋の該旋回動部を該閉位置に位置せしめた状態で該中栓に該外蓋を組み合わせると、該一対の第二のフラップが該一対の第一のフラップの間を通過し、
しかる後に該外蓋を該閉位置から該開位置に旋回動せしめられると、相互係止せしめられた該係止手段及び該被係止手段を介して該破断可能薄肉ラインに加えられる力によって該破断可能薄肉ラインが破断され、該除去領域が該閉塞壁から除去されて該外蓋に付随して移動せしめられる、
ことを特徴とする容器蓋が提供される。
該中栓は円形閉塞壁と該閉塞壁の周縁から垂下する円筒形装着壁とを有し、該装着壁を該口頸部に被嵌せしめて該口頸部に装着されて該閉塞壁が該口頸部の上端面に存在する開口を覆い、
該中栓の該閉塞壁には破断可能薄肉ラインによって囲繞された除去領域が規定されており、該除去領域の上面には被係止手段が配設されており、
該外蓋は天面壁と該天面壁から垂下するスカート壁とを有し、該天面壁の内面には係止手段が配設されており、
該被係止手段は該閉塞壁から離隔する方向に向かって相互に離隔する方向に傾斜して延びる一対の第一のフラップを含み、該係止手段は該天面壁から離隔する方向に向かって相互に接近する方向に傾斜して延びる一対の第二のフラップを含み、
該外蓋を該開位置から該閉位置に一旦旋回動せしめると、該一対の第一のフラップが該閉塞壁に接近する方向に向かって相互に離隔する方向に傾斜して延びる状態に変形せしめられると共に該一対の第二のフラップが該天面壁に接近する方向に向かって相互に接近する方向に傾斜して延びる状態に変形せしめられて、該一対の第一のフラップが該一対の第二のフラップの間を通過し、
或いは該一対の第一のフラップを該閉塞壁に接近する方向に向かって相互に離隔する方向に傾斜して延びる状態に変形せしめると共に該一対の第二のフラップを該天面壁に接近する方向に向かって相互に接近する方向に傾斜して延びる状態に変形せしめた後に、該外蓋を該開位置から該閉位置に旋回動せしめると、該一対の第一のフラップが該一対の第二のフラップの間を通過し、
しかる後に該外蓋を該閉位置から該開位置に旋回動せしめられると、相互係止せしめられた該係止手段及び該被係止手段を介して該破断可能薄肉ラインに加えられる力によって該破断可能薄肉ラインが破断され、該除去領域が該閉塞壁から除去されて該外蓋に付随して移動せしめられる、
ことを特徴とする容器蓋が提供される。
本発明の第四の局面によれば、上記主たる技術的課題を達成する容器蓋として、容器の口頸部に固着される中栓及びヒンジ手段を介して該中栓と一体に形成されている外蓋を具備し、該外蓋は該中栓上面を覆う閉位置と該中栓の上面を露呈せしめる開位置との間を旋回動自在な外蓋を具備する容器蓋にして、
該中栓は円形閉塞壁と該閉塞壁の周縁から垂下する円筒形装着壁とを有し、該装着壁を該口頸部に被嵌せしめて該口頸部に装着されて該閉塞壁が該口頸部の上端面に存在する開口を覆い、
該中栓の該閉塞壁には破断可能薄肉ラインによって囲繞された除去領域が規定されており、該除去領域の上面には被係止手段が配設されており、
該外蓋は天面壁と該天面壁から垂下するスカート壁とを有し、該天面壁の内面には係止手段が配設されており、
該被係止手段は該閉塞壁から離隔する方向に向かって相互に接近する方向に傾斜して延びる一対の第一のフラップを含み、該係止手段は該天面壁から離隔する方向に向かって相互に離隔する方向に傾斜して延びる一対の第二のフラップを含み、
該外蓋を該開位置から該閉位置に一旦旋回動せしめると、該一対の第一のフラップが該閉塞壁に接近する方向に向かって相互に接近する方向に傾斜して延びる状態に変形せしめられると共に該一対の第二のフラップが該天面壁に接近する方向に向かって相互に離隔する方向に傾斜して延びる状態に変形せしめられて、該一対の第二のフラップが該一対の第一のフラップの間を通過し、
或いは該一対の第一のフラップを該閉塞壁に接近する方向に向かって相互に接近する方向に傾斜して延びる状態に変形せしめると共に該一対の第二のフラップを該天面壁に接近する方向に向かって相互に離隔する方向に傾斜して延びる状態に変形せしめた後に、該外蓋を該開位置から該閉位置に旋回動せしめると、該一対の第二のフラップが該一対の第一のフラップの間を通過し、
しかる後に該外蓋を該閉位置から該開位置に旋回動せしめられると、相互係止せしめられた該係止手段及び該被係止手段を介して該破断可能薄肉ラインに加えられる力によって該破断可能薄肉ラインが破断され、該除去領域が該閉塞壁から除去されて該外蓋に付随して移動せしめられる、
ことを特徴とする容器蓋が提供される。
本発明の第二の局面において提供される容器蓋及び本発明の第四の局面において提供される発明においては、該被係止手段は該除去領域の上面から延出する矩形筒片を含み、該一対の第一のフラップは該矩形筒片の両側壁の先端から延出し、該係止手段は該天面壁の内面から延出する矩形板状延出片を含み、該一対の第二のフラップは該延出片の先端から延出するのが好適である。
そして、本発明の第一の局面において提供される発明及び本発明の第二の局面において提供される発明においては、該外蓋の該旋回動部が該閉位置に位置せしめられている状態において、該一対の第一のフラップは該第二の一対のフラップに対して間隔をおいて上方に位置するのが好適である。該一対の第一のフラップ及び該一対の第二のフラップの基端縁は該外蓋の該旋回動部の旋回中心軸線に対して垂直に延びるのが好都合である。該外蓋の該旋回動部が該閉位置に位置する状態において、該一対の第一のフラップ及び該一対の第二のフラップの基端縁は該外蓋の該旋回中心軸線から離隔する方向に向かって下方に傾斜して延びるようにせしめることもできる。好適実施形態においては、該除去領域の下面周縁には下方に向かって半径方向外方に延出する環状シールが形成されており、該外蓋の該旋回動部を該閉位置から該開位置に旋回動せしめて該破断可能薄肉ラインを破断せしめ該除去領域を該閉塞壁から除去した後に、該外蓋を該閉位置に旋回動せしめると該環状シールが破断された該破断可能薄肉ラインよりも半径方向外側において該閉塞壁の上面に密接せしめられる。特定実施形態においては、該外蓋は該中栓とは別個に形成されており、該中栓の該装着壁に被嵌される円筒形状の静止部とヒンジ手段を介して該静止部に接続された旋回動部とを有し、該天面壁及び該スカート壁を含む該旋回動部が該閉位置と該開位置との間を旋回動せしめられる。他の実施形態においては、該外蓋はヒンジ手段を介して該中栓と一体に成形されており、該外蓋の全体が該閉位置と該開位置との間を旋回動せしめられる。
また、本発明の第三の局面において提供される発明及び本発明の第四の局面において提供される発明においては、該外蓋の該旋回動部が該閉位置に位置せしめられている状態において、該一対の第一のフラップは該第二の一対のフラップに対して間隔をおいて上方に位置するのが好適である。該一対の第一のフラップ及び該一対の第二のフラップの基端縁は該外蓋の旋回中心軸線に対して垂直に延びるのが好都合である。該外蓋が該閉位置に位置する状態において、該一対の第一のフラップ及び該一対の第二のフラップの基端縁は該外蓋の該旋回中心軸線から離隔する方向に向かって下方に傾斜して延びるようにせしめることもできる。好適実施形態においては、該除去領域の下面周縁には下方に向かって半径方向外方に延出する環状シールが形成されており、該外蓋を該閉位置から該開位置に旋回動せしめて該破断可能薄肉ラインを破断せしめ該除去領域を該閉塞壁から除去した後に、該外蓋を該閉位置に旋回動せしめると該環状シールが破断された該破断可能薄肉ラインよりも半径方向外側において該閉塞壁の上面に密接せしめられる。特定実施形態においては、該外蓋は該中栓とは別個に形成されており、該中栓の該装着壁に被嵌される円筒形状の静止部とヒンジ手段を介して該静止部に接続された旋回動部とを有し、該天面壁及び該スカート壁を含む該旋回動部が該閉位置と該開位置との間を旋回動せしめられる。他の実施形態においては、該外蓋はヒンジ手段を介して該中栓と一体に成形されており、該外蓋の全体が該閉位置と該開位置との間を旋回動せしめられる。
4:外蓋
6:閉塞壁
8:装着壁
16:破断可能薄肉ライン
18:除去領域
24:被係止手段
25:延出片
26:一対のフラップ(一対の第一のフラップ)
28:環状シール
30:静止部
32:ヒンジ手段
34:旋回動部
36:接続部
44:天面壁
46:スカート壁
56:係止手段
58:矩形筒片
60:一対のフラップ(一対の第二のフラップ)
102:中栓
104:外蓋
106:閉塞壁
124:被係止手段
125:矩形筒片
126:一対のフラップ(一対の第一のフラップ)
156:係止手段
158:延出片
160:一対のフラップ(一対の第二のフラップ)
202:中栓
204:外蓋
226:一対のフラップ(一対の第一のフラップ)
260:一対のフラップ(一対の第二のフラップ)
Claims (16)
- 容器の口頸部に固着される中栓及び該中栓とは別個に形成され該中栓に組み合わされる外蓋を具備する容器蓋にして、
該中栓は円形閉塞壁と該閉塞壁の周縁から垂下する円筒形装着壁とを有し、該装着壁を該口頸部に被嵌せしめて該口頸部に装着されて該閉塞壁が該口頸部の上端面に存在する開口を覆い、
該中栓の該閉塞壁には破断可能薄肉ラインによって囲繞された除去領域が規定されており、該除去領域の上面には被係止手段が配設されており、
該外蓋は該中栓の該装着壁に被嵌される円筒形状の静止部とヒンジ手段を介して該静止部に接続された旋回動部を有し、
該外蓋の該旋回動部は天面壁と該天面壁から垂下するスカート壁とを有し、該天面壁の内面には係止手段が配設されており、
該被係止手段は該閉塞壁から離隔する方向に向かって相互に離隔する方向に傾斜して延びる一対の第一のフラップを含み、該係止手段は該天面壁から離隔する方向に向かって相互に接近する方向に傾斜して延びる一対の第二のフラップを含み、
該被係止手段と該係止手段とを整合せしめて該中栓に対して該外蓋を下降せしめ該中栓の該装着壁に該外蓋の該静止部を被嵌せしめることによって、該中栓に該外蓋が組み合わされ、該外蓋の該旋回動部は該中栓の上面を覆う閉位置と該中栓の上面を露呈せしめる開位置との間を該静止部に対して旋回自在であり、
該外蓋の該旋回動部を該閉位置に位置せしめた状態で該中栓に該外蓋を組み合わせると、該一対の第一のフラップが該閉塞壁に接近する方向に向かって相互に離隔する方向に傾斜して延びる状態に変形せしめられると共に該一対の第二のフラップが該天面壁に接近する方向に向かって相互に接近する方向に傾斜して延びる状態に変形せしめられて、該一対の第一のフラップが該一対の第二のフラップの間を通過し、
或いは該一対の第一のフラップを該閉塞壁に接近する方向に向かって相互に離隔する方向に傾斜して延びる状態に変形せしめると共に該一対の第二のフラップを該天面壁に接近する方向に向かって相互に接近する方向に傾斜して延びる状態に変形せしめた後に、該外蓋の該旋回動部を該閉位置に位置せしめた状態で該中栓に該外蓋を組み合わせると、該一対の第一のフラップが該一対の第二のフラップの間を通過し、
しかる後に該外蓋を該閉位置から該開位置に旋回動せしめられると、相互係止せしめられた該係止手段及び該被係止手段を介して該破断可能薄肉ラインに加えられる力によって該破断可能薄肉ラインが破断され、該除去領域が該閉塞壁から除去されて該外蓋に付随して移動せしめられる、
ことを特徴とする容器蓋。 - 該被係止手段は該除去領域の上面から延出する矩形板状延出片を含み、該一対の第一のフラップは該延出片の先端から延出し、該係止手段は該天面壁の内面から延出する矩形筒片を含み、該一対の第二のフラップは該矩形筒片の両側壁の先端から延出する、請求項1記載の容器蓋。
- 容器の口頸部に固着される中栓及び該中栓とは別個に形成され該中栓に組み合わされる外蓋を具備する容器蓋にして、
該中栓は円形閉塞壁と該閉塞壁の周縁から垂下する円筒形装着壁とを有し、該装着壁を該口頸部に被嵌せしめて該口頸部に装着されて該閉塞壁が該口頸部の上端面に存在する開口を覆い、
該中栓の該閉塞壁には破断可能薄肉ラインによって囲繞された除去領域が規定されており、該除去領域の上面には被係止手段が配設されており、
該外蓋は該中栓の該装着壁に被嵌される円筒形状の静止部とヒンジ手段を介して該静止部に接続された旋回動部を有し、
該外蓋の該旋回動部は天面壁と該天面壁から垂下するスカート壁とを有し、該天面壁の内面には係止手段が配設されており、
該被係止手段は該閉塞壁から離隔する方向に向かって相互に接近する方向に傾斜して延びる一対の第一のフラップを含み、該係止手段は該天面壁から離隔する方向に向かって相互に離隔する方向に傾斜して延びる一対の第二のフラップを含み、
該被係止手段と該係止手段とを整合せしめて該中栓に対して該外蓋を下降せしめ該中栓の該装着壁に該外蓋の該静止部を被嵌せしめることによって、該中栓に該外蓋が組み合わされ、該外蓋の該旋回動部は該中栓の上面を覆う閉位置と該中栓の上面を露呈せしめる開位置との間を該静止部に対して旋回自在であり、
該外蓋の該旋回動部を該閉位置に位置せしめた状態で該中栓に該外蓋を組み合わせると、
該一対の第一のフラップが該閉塞壁に接近する方向に向かって相互に接近する方向に傾斜して延びる状態に変形せしめられると共に該一対の第二のフラップが該天面壁に接近する方向に向かって相互に離隔する方向に傾斜して延びる状態に変形せしめられて、該一対の第二のフラップが該一対の第一のフラップの間を通過し、
或いは該一対の第一のフラップを該閉塞壁に接近する方向に向かって相互に接近する方向に傾斜して延びる状態に変形せしめると共に該一対の第二のフラップを該天面壁に接近する方向に向かって相互に離隔する方向に傾斜して延びる状態に変形せしめた後に、該外蓋の該旋回動部を該閉位置に位置せしめた状態で該中栓に該外蓋を組み合わせると、該一対の第二のフラップが該一対の第一のフラップの間を通過し、
しかる後に該外蓋を該閉位置から該開位置に旋回動せしめられると、相互係止せしめられた該係止手段及び該被係止手段を介して該破断可能薄肉ラインに加えられる力によって該破断可能薄肉ラインが破断され、該除去領域が該閉塞壁から除去されて該外蓋に付随して移動せしめられる、
ことを特徴とする容器蓋。 - 該被係止手段は該除去領域の上面から延出する矩形筒片を含み、該一対の第一のフラップは該矩形筒片の両側壁の先端から延出し、該係止手段は該天面壁の内面から延出する矩形板状延出片を含み、該一対の第二のフラップは該延出片の先端から延出する、請求項3記載の容器蓋。
- 該外蓋の該旋回動部が該閉位置に位置せしめられている状態において、該一対の第一のフラップは該一対の第二のフラップに対して間隔をおいて上方に位置する、請求項1から4までのいずれかに記載の容器蓋。
- 該一対の第一のフラップ及び該一対の第二のフラップの基端縁は該外蓋の該旋回動部の旋回中心軸線に対して垂直に延びる、請求項1から5までのいずれかに記載の容器蓋。
- 該外蓋の該旋回動部が該閉位置に位置する状態において、該一対の第一のフラップ及び該一対の第二のフラップの基端縁は該外蓋の該旋回中心軸線から離隔する方向に向かって下方に傾斜して延びる、請求項6記載の容器蓋。
- 該除去領域の下面周縁には下方に向かって半径方向外方に延出する環状シールが形成されており、該外蓋の該旋回動部を該閉位置から該開位置に旋回動せしめて該破断可能薄肉ラインを破断せしめ該除去領域を該閉塞壁から除去した後に、該外蓋の該旋回動部を該閉位置に旋回動せしめると該環状シールが破断された該破断可能薄肉ラインよりも半径方向外側において該閉塞壁の上面に密接せしめられる、請求項1から7までのいずれかに記載の容器蓋。
- 容器の口頸部に固着される中栓及びヒンジ手段を介して該中栓と一体に形成されている外蓋を具備し、該外蓋は該中栓上面を覆う閉位置と該中栓の上面を露呈せしめる開位置との間を旋回動自在な外蓋を具備する容器蓋にして、
該中栓は円形閉塞壁と該閉塞壁の周縁から垂下する円筒形装着壁とを有し、該装着壁を該口頸部に被嵌せしめて該口頸部に装着されて該閉塞壁が該口頸部の上端面に存在する開口を覆い、
該中栓の該閉塞壁には破断可能薄肉ラインによって囲繞された除去領域が規定されており、該除去領域の上面には被係止手段が配設されており、
該外蓋は天面壁と該天面壁から垂下するスカート壁とを有し、該天面壁の内面には係止手段が配設されており、
該被係止手段は該閉塞壁から離隔する方向に向かって相互に離隔する方向に傾斜して延びる一対の第一のフラップを含み、該係止手段は該天面壁から離隔する方向に向かって相互に接近する方向に傾斜して延びる一対の第二のフラップを含み、
該外蓋を該開位置から該閉位置に一旦旋回動せしめると、該一対の第一のフラップが該閉塞壁に接近する方向に向かって相互に離隔する方向に傾斜して延びる状態に変形せしめられると共に該一対の第二のフラップが該天面壁に接近する方向に向かって相互に接近する方向に傾斜して延びる状態に変形せしめられて、該一対の第一のフラップが該一対の第二のフラップの間を通過し、
或いは該一対の第一のフラップを該閉塞壁に接近する方向に向かって相互に離隔する方向に傾斜して延びる状態に変形せしめると共に該一対の第二のフラップを該天面壁に接近する方向に向かって相互に接近する方向に傾斜して延びる状態に変形せしめた後に、該外蓋を該開位置から該閉位置に旋回動せしめると、該一対の第一のフラップが該一対の第二のフラップの間を通過し、
しかる後に該外蓋を該閉位置から該開位置に旋回動せしめられると、相互係止せしめられた該係止手段及び該被係止手段を介して該破断可能薄肉ラインに加えられる力によって該破断可能薄肉ラインが破断され、該除去領域が該閉塞壁から除去されて該外蓋に付随して移動せしめられる、
ことを特徴とする容器蓋。 - 該被係止手段は該除去領域の上面から延出する矩形板状延出片を含み、該一対の第一のフラップは該延出片の先端から延出し、該係止手段は該天面壁の内面から延出する矩形筒片を含み、該一対の第二のフラップは該矩形筒片の両側壁の先端から延出する、請求項9記載の容器蓋。
- 容器の口頸部に固着される中栓及びヒンジ手段を介して該中栓と一体に形成されている外蓋を具備し、該外蓋は該中栓上面を覆う閉位置と該中栓の上面を露呈せしめる開位置との間を旋回動自在な外蓋を具備する容器蓋にして、
該中栓は円形閉塞壁と該閉塞壁の周縁から垂下する円筒形装着壁とを有し、該装着壁を該口頸部に被嵌せしめて該口頸部に装着されて該閉塞壁が該口頸部の上端面に存在する開口を覆い、
該中栓の該閉塞壁には破断可能薄肉ラインによって囲繞された除去領域が規定されており、該除去領域の上面には被係止手段が配設されており、
該外蓋は天面壁と該天面壁から垂下するスカート壁とを有し、該天面壁の内面には係止手段が配設されており、
該被係止手段は該閉塞壁から離隔する方向に向かって相互に接近する方向に傾斜して延びる一対の第一のフラップを含み、該係止手段は該天面壁から離隔する方向に向かって相互に離隔する方向に傾斜して延びる一対の第二のフラップを含み、
該外蓋を該開位置から該閉位置に一旦旋回動せしめると、該一対の第一のフラップが該閉塞壁に接近する方向に向かって相互に接近する方向に傾斜して延びる状態に変形せしめられると共に該一対の第二のフラップが該天面壁に接近する方向に向かって相互に離隔する方向に傾斜して延びる状態に変形せしめられて、該一対の第二のフラップが該一対の第一のフラップの間を通過し、
或いは該一対の第一のフラップを該閉塞壁に接近する方向に向かって相互に接近する方向に傾斜して延びる状態に変形せしめると共に該一対の第二のフラップを該天面壁に接近する方向に向かって相互に離隔する方向に傾斜して延びる状態に変形せしめた後に、該外蓋を該開位置から該閉位置に旋回動せしめると、該一対の第二のフラップが該一対の第一のフラップの間を通過し、
しかる後に該外蓋を該閉位置から該開位置に旋回動せしめられると、相互係止せしめられた該係止手段及び該被係止手段を介して該破断可能薄肉ラインに加えられる力によって該破断可能薄肉ラインが破断され、該除去領域が該閉塞壁から除去されて該外蓋に付随して移動せしめられる、
ことを特徴とする容器蓋。 - 該被係止手段は該除去領域の上面から延出する矩形筒片を含み、該一対の第一のフラップは該矩形筒片の両側壁の先端から延出し、該係止手段は該天面壁の内面から延出する矩形板状延出片を含み、該一対の第二のフラップは該延出片の先端から延出する、請求項11記載の容器蓋。
- 該外蓋が該閉位置に位置せしめられている状態において、該一対の第一のフラップは該一対の第二のフラップに対して間隔をおいて上方に位置する、請求項9から12までのいずれかに記載の容器蓋。
- 該一対の第一のフラップ及び該一対の第二のフラップの基端縁は該外蓋の旋回中心軸線に対して垂直に延びる、請求項9から13までのいずれかに記載の容器蓋。
- 該外蓋が該閉位置に位置する状態において、該一対の第一のフラップ及び該一対の第二のフラップの基端縁は該外蓋の該旋回中心軸線から離隔する方向に向かって下方に傾斜して延びる、請求項14記載の容器蓋。
- 該除去領域の下面周縁には下方に向かって半径方向外方に延出する環状シールが形成されており、該外蓋を該閉位置から該開位置に旋回動せしめて該破断可能薄肉ラインを破断せしめ該除去領域を該閉塞壁から除去した後に、該外蓋を該閉位置に旋回動せしめると該環状シールが破断された該破断可能薄肉ラインよりも半径方向外側において該閉塞壁の上面に密接せしめられる、請求項9から15までのいずれかに記載の容器蓋。
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