JP2006111344A - 樹脂等容器及びキャップ - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、手指の不自由な人や手の力の弱い高齢者でも簡単に且つ安全に取り外すことができる樹脂等容器及びキャップを提供することにある。
【解決手段】 樹脂等キャップ内部の調味料等の注ぎ口に形成されている中栓の開封用ツマミとなっていた部分をキャップの上蓋裏面に形成した差込部に差し込み、上蓋と中栓を連結一体化することによって上蓋を開封すると同時に中栓が開封でき、その開封した中栓は不用となることから差込部から引き抜いて廃棄できるようにした。
さらに、樹脂等容器と樹脂等キャップの分別を容易にするためキャップの口栓内側に破断するための溝とその溝の下方の延長線上に三角状のスリットとを形成し、使用済となった容器はキャップを手の平で下方に押し込むことによって口栓が破断され簡単に分別して廃棄できるようになった。
以上のような形状及び機能を具備することによって上記課題を解決するものである。
【選択図】図1
【解決手段】 樹脂等キャップ内部の調味料等の注ぎ口に形成されている中栓の開封用ツマミとなっていた部分をキャップの上蓋裏面に形成した差込部に差し込み、上蓋と中栓を連結一体化することによって上蓋を開封すると同時に中栓が開封でき、その開封した中栓は不用となることから差込部から引き抜いて廃棄できるようにした。
さらに、樹脂等容器と樹脂等キャップの分別を容易にするためキャップの口栓内側に破断するための溝とその溝の下方の延長線上に三角状のスリットとを形成し、使用済となった容器はキャップを手の平で下方に押し込むことによって口栓が破断され簡単に分別して廃棄できるようになった。
以上のような形状及び機能を具備することによって上記課題を解決するものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、樹脂等容器及びキャップの形状及び機能に関する製造方法。
リサイクルのための分別回収が普及してきた今日、調味料等のガラス容器用キャップについては、カッター等を用いることなく簡単に取り外せる方法が考案されている。
しかしながら、調味料等容器の樹脂製のキャップ部分は、開閉式の上蓋と引き抜き式の中栓から形成されており開封には二重の手間がかかっていた。
また、引き抜き式の中栓には予め破断するための溝が形成されているが、開封する時の反動で中の調味料等が飛散するなどして扱い難い欠点があった。
さらに、引き抜き式の中栓のツマミは指を差し込んで開封するため円形状になっているが、手指の不自由な人や手の力の弱い高齢者では指を差し込み難く水に濡れた状態の指では滑って開封し難い欠点があった。
そして、樹脂製キャップの口栓については、分別し易いように口栓周囲に形成してある切れ込みの先端を引き剥がす方法によって破断していたが、先端部分が小さく開封し難い欠点があった。
また、引き抜き式の中栓には予め破断するための溝が形成されているが、開封する時の反動で中の調味料等が飛散するなどして扱い難い欠点があった。
さらに、引き抜き式の中栓のツマミは指を差し込んで開封するため円形状になっているが、手指の不自由な人や手の力の弱い高齢者では指を差し込み難く水に濡れた状態の指では滑って開封し難い欠点があった。
そして、樹脂製キャップの口栓については、分別し易いように口栓周囲に形成してある切れ込みの先端を引き剥がす方法によって破断していたが、先端部分が小さく開封し難い欠点があった。
したがって、本発明は、樹脂等のキャップの上蓋を起こすと同時に中栓を開封できる方法及びキャップを下方に押し込んでキャップの口栓を容易に破断する方法を提供することによって上記課題を解決するものである。
本発明による樹脂等容器及びキャップを使用することによって手指の不自由な人や手の力の弱い高齢者、そしてどのような使用状態でも安全にしかも簡単にキャップを取り外すことができるため、分別も容易となりリサイクルの推進になお一層貢献できるようになった。
請求項1の発明では、樹脂等のキャップの上蓋を起こすだけで調味料の注ぎ口に形成されている中栓を同時に開封できるようにするため、キャップの上蓋裏面と中栓の開封用ツマミとを連結一体化する。その連結一体化した部分は、キャップ上蓋裏面に形成した差込部に先端がコの字型をした中栓のツマミ部分を図3のaとbに示すとおり差し込んで連結一体化し、開封後の中栓は不用となることから差込部分から引き抜いて廃棄する。
また、請求項2の発明は、樹脂等のキャップの口栓を樹脂等容器本体から取り外し易くするため口栓の破断用の溝を口栓内側に形成するが、その溝の位置は図1のdに示すとおり口栓内周に対して直角に複数本形成する。
そして、請求項3の発明については、樹脂等のキャップの口栓が更に破断し易いように口栓の内側に形成した溝の下方の延長線上に図1のeに示すとおり三角状のスリットを形成した。樹脂等容器の形状は図3に示すとおり、樹脂等容器の胴に連接する肩の部分が下方に向かって裾広がりの形状とすることによって、キャップを下方に押し込んだときその肩部分の傾斜によって横方向に引き離す力が働き三角状のスリット部分から口栓が破断される。
次に、樹脂等容器に樹脂等のキャップを装着する場合は、キャップを押し込んでキャップの口栓を破断する作用を生み出すアソビ部分を設けるため、容器の開口部とキャップの中栓を形成している面部分との間に図3のDに示すとおり空間を形成するように装着し、キャップの固定方法は容器の首の下方の周囲に窪みを形成して固定するが、キャップの押し込みを円滑にするため、窪みの下部は段差を生じさせない形状とする。
さらに、キャップを押し込んで口栓を破断するため、透明な樹脂等でできたカップ型をしたカバーでキャップ全体を覆い搬送時等に起こりうる無用な押し込みを防止し開封後は調味料等の計量カップとして活用する。
A 樹脂等キャップの上蓋
B 樹脂等キャップの口栓
C 押し込み防止カバー
D 樹脂等キャップ装着部のアソビ部分
a 樹脂等キャップの上蓋裏面の中栓開封用ツマミの差込部
b 中栓の開封用ツマミ
c キャップ上蓋及び口栓の蝶番
d キャップ口栓内側に形成した溝
e 三角状のスリット
B 樹脂等キャップの口栓
C 押し込み防止カバー
D 樹脂等キャップ装着部のアソビ部分
a 樹脂等キャップの上蓋裏面の中栓開封用ツマミの差込部
b 中栓の開封用ツマミ
c キャップ上蓋及び口栓の蝶番
d キャップ口栓内側に形成した溝
e 三角状のスリット
Claims (3)
- 樹脂等キャップの上蓋裏面とキャップ内部の中栓を開封するツマミとを連結一体化させたことを特徴とする樹脂等容器及びキャップである。
- 樹脂等キャップの口栓内側に、樹脂等容器の肩の傾斜を利用して破断するための溝を口栓内周に対して直角に複数本形成したことを特徴とする請求項1記載の樹脂等容器及びキャップである。
- 樹脂等キャップの口栓の破断を誘発させるため、口栓内側に形成した溝の下方の延長線上に三角状のスリットを形成したことを特徴とする請求項2記載の樹脂等容器及びキャップである。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004329740A JP2006111344A (ja) | 2004-10-15 | 2004-10-15 | 樹脂等容器及びキャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004329740A JP2006111344A (ja) | 2004-10-15 | 2004-10-15 | 樹脂等容器及びキャップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006111344A true JP2006111344A (ja) | 2006-04-27 |
Family
ID=36380190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004329740A Pending JP2006111344A (ja) | 2004-10-15 | 2004-10-15 | 樹脂等容器及びキャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006111344A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011195165A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Yasuo Kumamoto | 上蓋キャップの構成体 |
JP2013071762A (ja) * | 2011-09-28 | 2013-04-22 | Japan Crown Cork Co Ltd | 容器蓋 |
JP2013180782A (ja) * | 2012-02-29 | 2013-09-12 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 蓋体付き容器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03108660U (ja) * | 1990-02-23 | 1991-11-08 |
-
2004
- 2004-10-15 JP JP2004329740A patent/JP2006111344A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03108660U (ja) * | 1990-02-23 | 1991-11-08 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011195165A (ja) * | 2010-03-19 | 2011-10-06 | Yasuo Kumamoto | 上蓋キャップの構成体 |
JP2013071762A (ja) * | 2011-09-28 | 2013-04-22 | Japan Crown Cork Co Ltd | 容器蓋 |
JP2013180782A (ja) * | 2012-02-29 | 2013-09-12 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 蓋体付き容器 |
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