JP2009249035A - 容器蓋のキャップオープナー - Google Patents
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Abstract
【課題】ペットボトル等のキャップを弱い力でも容易に開栓できるキャップオープナーとプルトップオープナーを併せ持つ開栓器具を提供することでなる。
【解決手段】キャップ栓を把持する開口部(12)を持つ第1の本体と可動部材(3)で連結されたキャップ栓押え部(21)を持つ第2の本体(2)をそれぞれより延出する双方の握部(11)と(22)を握り合わせることによりキャップ栓を確実に把持し開栓するキャップオープナーが提供される、また、第2の本体(2)の下部にはプルトップオープナーの爪部を形成しているので、プルタブの引き起こしを容易にしている。
【選択図】図1
【解決手段】キャップ栓を把持する開口部(12)を持つ第1の本体と可動部材(3)で連結されたキャップ栓押え部(21)を持つ第2の本体(2)をそれぞれより延出する双方の握部(11)と(22)を握り合わせることによりキャップ栓を確実に把持し開栓するキャップオープナーが提供される、また、第2の本体(2)の下部にはプルトップオープナーの爪部を形成しているので、プルタブの引き起こしを容易にしている。
【選択図】図1
Description
本発明は、ペットポトル等の容器の飲み口に装着されたキャップを開栓するキャップオープナーに関し、該キャップの開栓を力の弱い老人や子供でも容易にできる「容器蓋のキャップオープナー」に関するものである。
飲料水、調味料、酒類、保存食品等の容器、」例えばペットポトル、缶等のフタとして開けるキャップ栓や引き起こして開けるプルトップ式等のフタが採用されており、キャップ栓は手で回すことにより、プルトップ式等は指をプルタブに入れて引き起こすことにより開栓が可能になっている。
この種のキャップオープナーとして、キャップ押入口が半円弧状の開口部を形成し、この開口部の内周の一端に突出部が設けられており、開栓しようとするキヤップの径と実質的に同一になるように形成されたものが提案されている。
特開2006−273367(正面図参照)。
前記キャップオープナーは、半円弧状の開口部に突出部を形成したものであり、ある所定の外径のキャップに適用できるものの、多種の外径のキャップに対して適用することはできない。
また、前記キャップオープナーは、単にキャップオープナー押入用の開口部を形成したものであり、老人あるいは子供にとっては、確実に把持して開栓することは必ずしも容易ではない。
特に近年、緑茶や紅茶などの飲料水以外にも調味料などもペットポトル化されてきてキャップの外径も多様になってきており、老人あるいは子供にとっては、これらに適用できるキャップオープナーがのぞまれるようになってきている。
また、上述したキャップ栓は、注ぎ口の関係で直径が小さくなっており、手で掴み難いので、ギャップを回す力が入らずフタが開けずらいという問題があった。特に近年では、ギャップを回す際、これに部分的に連結されている下部側リングを分離するようにしてフタ開ける構造になっているものが多く、ギャップ栓を開けるには、比較的大きな力が必要となる。
また、プルトップ式の引き起こしブタでは、指を入れるリング状のプルタブが缶の上面にぴったりと張り付いているために指をプルタブの下側に潜り込ませることが困難である。従って、指の爪等をプリタブの下側に入れて、これを引き起こしており、この場合指の爪が傷ついたり引っ張れない等の不都合があった。
そこで、本発明は、弱い力で容易に開栓でき、また多種の外径のキャップに対応でき、さらにギャップを確実に把持することができ、またプルトップ式のプルタブも開栓が容易となるキャップオープナーを提供することを目的としている。
請求項1の発明は、容器の飲み口に装着されたギャップの側部を把持固定に前記ギャップを回転させることにより、開栓させるギャップオープナーであり、前記ギャップの側部が当接する側壁部及び前記ギャップの先端部が当接する押え部を有して、前記ギャップの全部を受け入れる開口部と前記開口部から延出する第1の握部を備えた第1の本体と前記ギャップの側部を前記開口部の側壁部に当接させるギャップ押え部と前記ギャップ押え部から延出する第2の握部を備えた第2の本体とを有し、第1の握部及び第2の握部を握り合わせることにより、前記ギャップの側部を前記ギャップ押え部と前記開口部の側壁部との間に把持固定して前記ギャップを回転させるように構成したギャップオープナーを特徴としている。
また、前記第2本体の下部には、プルトップ式のプルタブを引き起こすための半円形状の切り込みを入れた爪部が形成された請求項第1記載のギャップオープナーを特徴としている。
また、前記第2本体の下部には、プルトップ式のプルタブを引き起こすための半円形状の切り込みを入れた爪部が形成された請求項第1記載のギャップオープナーを特徴としている。
このように構成された請求項1の発明は、側壁部を有してキャップを受け入れる開口部とキャップの側部を側壁部に当接させるノコギリ状に形成されたキャップ押え部が設けられているので、異なる外径のキャップを確実に把持固定することができ、しかも第1握り部と第2握り部とを握り合わせることにより、キャップの側部を把持固定するものであり、また握り部が長くしてあるので梃子(てこ)の作用が働き大きな力がキャップに加わり回転させる力を入れ易く弱い力でもキャップを回転させることができる。
また、第2の本体の下部に半円形状の切り込みを入れた爪部を形成し、一方を鋭利形状にすることにより、プルタブを起こし易くしたプルタブオープナーを併せ持ったキャップオープナーとすることができる。
以下、本発明の最良の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は、本実施例のキャップオーブナーの平面図である。
図2は、各構成要素の正面図である。
図3は,本発明に係る実施例の立体図である。
図4は、本発明に係る実施例のプルトップに適用した図である。
図2は、各構成要素の正面図である。
図3は,本発明に係る実施例の立体図である。
図4は、本発明に係る実施例のプルトップに適用した図である。
実施例図1のキャップオープナーは、開口部側壁部(121)をもつ第1の本体(1)と、可動する第2の本体(2)、可動部材(3)とからなっており、本体は成形加工の観点から、プラスチック材料を用いて成形することが好ましく第2の本体(2)はプラスティクス又は金属材を用いて形成することが好ましい。
第1の本体(1)の開口部(12)にはキャップ(X)が当接する開口部側壁部(121)と、キャップ(X)の先端部が当接するキャップ押え部(21)と、前記開口部(12)から延出する第1の握り部(11)を備えており、該開口部側壁部(121)には把持固定力を高めるため凹凸を設けてもよい。
第2の本体(2)は、キャップ(X)を開口部側壁部(121)に当接するキャップ押え部(21)と該キャップ押え部(21)から延出する第2の握り部(22)を備えており、キャップ(X)を回転させる際の把持固定力を高めるためキャップ押え部(21)はノリギリ状に形成されている。
第1の本体(1)と第2の本体(2)は、双方の支持穴(4)にネジ止めまたはカシメ等により形成された可動部材(3)で回転自在に連結され、該可動部材(3)を支点とした梃子の作用によりキャップ(X)の側部を把持固定する。
本実施例図1の作用について説明する。
本実施例図1の作用について説明する。
このように構成された本実施例のキャップオープナーでは、キャップ(X)を上方から開口部(12)を被せ、キャップ(X)の先端部が開口部側壁部(121)に当接した状態で第1の本体握部(11)と第2の握部(22)を握り合わせるとキャップ(X)の側部はキャップ押え部(21)と開口部側壁部(121)との間に把持固定され、この状態でキャップオープナーを回転させることによりキャップ(X)が回転し、キャップ(X)が取り外されて開栓される。
本実施例のキャップオープナーでは、開口部側壁部(121)およびキャップ押え部(21)を有し、キャップ(X)を受け入れる開口部(12)とを有しているので、異なる外径のキャップを確実に位置合わせして、把持固定することができ、しかも、第1の本体握部(11)と第2の握部(22)を握り合わせることにより、キャップ(X)の側部を把持固定するものであるので弱い力でもキャップ(X)を容易に回転させることができる。
本実施例2は、図4に示すように第2の本体(2)の下部に半円形状の切り込み形状し、爪部を鋭利形状にしてプルトップオープナーの爪部(221)を形成したものである。
実施例2によればプルトップオープナーを併せ持ったキャップオープナーを得ることができる。
このように形状されたプルトップオープナーではプルタブの下側に第2本体の(2)の下部のプルトップオープナーの爪部(221)を差し込み梃子(テコ)の作用でプルタブを引き起こして開栓することができる。
以上、図面を参照して本発明の最良の実施の形態を詳述してきたが具体的な構成はこの実施の形態に限らず本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は本発明に含まれる。
1 ・・・・・・・・第1の本体
11 ・・・・・・・・第1の握部
12 ・・・・・・・・開口部
121 ・・・・・・・・開口部側壁部
2 ・・・・・・・・第2の本体
21 ・・・・・・・・キャップ押え部
22 ・・・・・・・・第2の握部
221 ・・・・・・・・プルトップオープナーの爪部
3 ・・・・・・・・可動部材
(以下支点とする)
4 ・・・・・・・・支持穴
X ・・・・・・・・キャップ
11 ・・・・・・・・第1の握部
12 ・・・・・・・・開口部
121 ・・・・・・・・開口部側壁部
2 ・・・・・・・・第2の本体
21 ・・・・・・・・キャップ押え部
22 ・・・・・・・・第2の握部
221 ・・・・・・・・プルトップオープナーの爪部
3 ・・・・・・・・可動部材
(以下支点とする)
4 ・・・・・・・・支持穴
X ・・・・・・・・キャップ
Claims (1)
- 第1の本体1と第2の本体2とが可動部材3で支持されているキャップオープナーであって、第1の本体1は頭部に開口部12があり中央部に支持穴3があり下部に握部11を持っている、第2の本体2は頭部の片側にノコギリ状のキャップ押え部21があり、中央部に支持穴3があり下部に握り部22を持っている、可動部材3は第1の本体1と第2の本体2を支持穴4に押し入れる軸によって構成されている。第2の本体2の下部には、プルトップ式のプルタブを引起すための爪部221を有している。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008116253A JP2009249035A (ja) | 2008-04-01 | 2008-04-01 | 容器蓋のキャップオープナー |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008116253A JP2009249035A (ja) | 2008-04-01 | 2008-04-01 | 容器蓋のキャップオープナー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009249035A true JP2009249035A (ja) | 2009-10-29 |
Family
ID=41310109
Family Applications (1)
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JP2008116253A Pending JP2009249035A (ja) | 2008-04-01 | 2008-04-01 | 容器蓋のキャップオープナー |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2009249035A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012009779A1 (en) * | 2010-07-23 | 2012-01-26 | Waldir Munhoz Galvao | Construction disposition applied to lid opener closed through thread |
JP5686919B1 (ja) * | 2014-06-26 | 2015-03-18 | 長野産業株式会社 | 回動補助具 |
WO2021007637A1 (pt) * | 2019-07-16 | 2021-01-21 | Silva Fabio | Dispositivo para abertura e fechamento de garrafas |
-
2008
- 2008-04-01 JP JP2008116253A patent/JP2009249035A/ja active Pending
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JP5686919B1 (ja) * | 2014-06-26 | 2015-03-18 | 長野産業株式会社 | 回動補助具 |
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